JP5792114B2 - 包装処理方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献2では、袋口を緊張させるだけでなく、袋口を一対の挟着板で挟み、その状態でガス置換ノズルを上昇させ、袋内から抜き出している。
(1)図5(a)に示すように、被包装物1が充填された袋2が左右一対のグリッパー3,3(挟持部3a,3aのみ示す)に保持され、ガス置換ノズル4が下降し、前記袋2の袋口の開口2aから袋内に挿入されている。この図においてガス置換ノズル4は下降途中であるが、下端の吹出口4aからすでに置換ガス5の吹き出しが開始されている。
(2)図5(b)に示すように、ガス置換ノズル4が置換ガスの吹き出しを継続したまま、下降端の定位置に下降して吹出口4aが被包装物1内に位置している。また、グリッパー3,3(挟持部3a,3aのみ示す)が互いに離反し(互いの間隔を広げ)、袋口が緊張してガス置換ノズル4の外周面に袋2の袋口の内面が密着し、袋口の開口2aが狭まっている。
(4)図6(b)に示すように、ガス置換ノズル4が上昇して袋2内から抜け出し、上端の定位置に停止し、置換ガスの吹き出しが止まる。ガス置換ノズル4が袋2内から抜け出し、続いて左右一対のグリッパー3,3(挟持部3a,3aのみ示す)が少し離反して、袋口の開口2aが閉じた状態となっている。ガス置換ノズル4は袋2の袋口の内面を擦りながら上昇するため、袋口(2点鎖線の丸で囲った箇所)に被包装物1の一部1aが付着している。
一方、ガス置換ノズル4が緊張状態の袋口の内面を擦りながら抜け出ることから、ガス置換ノズル4の表面に付着していた被包装物1の一部1aが、前記袋口のシール予定部に付着することが避けられない。このため、ガス置換工程の後工程であるシール工程において、噛み込みシールというシール不良が生じてしまう。
また、上記ガス置換工程において、ガス置換ノズルと保護部材の昇降形態は、例えば次のような形態を取り得る。
(1)ガス置換ノズルと保護部材の下降を同時に開始し、保護部材の下降を先に停止させる。この場合、保護部材は下端が被包装物の上面より高い所定位置に到達したとき停止し、一方、ガス置換ノズルは下降を継続し、ガス吹出口が被包装物の中の所定位置に達したとき停止する。
(2)ガス置換ノズルが上昇して保護部材内に収容された直後に、保護部材を上昇させる。この場合、ガス置換ノズルが先に上昇を開始して保護部材内に入り、その下端が保護部材の下端と同等位置又は同位置より上に到達した時点で、保護部材がガス置換ノズルと共に上昇を開始する。
図1,2に示すロータリー型袋詰め包装機は、間欠回転式のロータリー型袋移送装置11と、同調式ガス置換装置12を含む複数の包装処理装置と、制御装置13及び位置検出センサ14等を備える。
ロータリー型袋移送装置11は、機台15上に設置され、図示しない駆動源により水平面内で一方向(図1において反時計回り)に間欠回転する回転テーブル16と、その周囲に等間隔に配置された10組の左右一対のグリッパー3,3を有する。グリッパー3,3は、回転テーブル16の間欠回転に伴い、水平面内の円形の移動経路上を等角度間隔で間欠移動(間欠回転)し、その間欠移動の間、周知の如く所定のタイミングで挟持部3a,3aが開閉し(閉じたとき袋2の両側縁を挟持)、かつ接離する(互いの間隔が広がり又は狭まる)。
このロータリー型袋詰め包装機では、各ガス置換ノズル28及び保護部材29が、左右一対のグリッパー3,3(特に挟持部3a,3a)の中心位置の直上に位置したとき、ちょうど位置検出センサ14が検出片45を検出するように、位置検出センサ14と検出片45の設置位置が決められている。
位置検出センサ14の検出信号が制御装置13に送られ、、制御装置13は前記検出信号に基づいて第1サーボモータ19の回転を制御し、同調テーブル18に回転テーブル16に同調(同期)した間欠回転を行わせる。これにより、グリッパー3,3と対応するガス吹き込みユニット21のガス置換ノズル28及び保護部材29が、同調(同期)して移動する。
まず、停止位置Aでは、停止したグリッパー対3,3に対しコンベアマガジン式給袋装置36から袋2が供給され、停止位置Bでは、袋2の袋面に印字装置37により印字が行われ、停止位置Cでは、印字検査装置38により袋面の印字検査が行われる。
停止位置Dでは、袋2の袋口が開口装置の吸盤対39,39により開口される(このときグリッパー対3,3が互いに接近する)。停止位置Eにグリッパー対3,3が停止すると、それまで退避位置(図2に2点鎖線で示すように、袋2の直上かつガス置換ノズル28及び保護部材29の直下位置)にあったホッパー41が下降し、その下端部が袋2の開口した袋口に挿入され、続いて被包装物1がホッパー41に投入され、袋2内に充填される。
(1)グリッパー対3,3とガス置換ノズル28及び保護部材29が、停止位置Eから停止位置Fに向けて移動を開始したとき、第2サーボモータ24が作動し、ガス置換ノズル28と保護部材29が共に下降を開始し、袋2内に挿入される。このとき、ガス置換ノズル28は保護部材29内に収容されている(ガス置換ノズル28の下端が保護部材29の下端と同等又は上の位置にある)。
図3(a)は、保護部材29の下降が停止し、ガス置換ノズル28のみがさらに下降した時点の両者の位置関係を示すものである。この時点ですでにガス置換ノズル28は下端の吹出口28aから袋2内に置換ガス5を吹き出しているが、置換ガス5の吹き出し開始のタイミングは適宜設定すればよい。
(5)図4(b)に示すように、ガス置換ノズル28が所定距離上昇し保護部材29内に収容された時点で、第2スライド部材27の係合部32が第1スライド部材26の係合部31に係止され、保護部材29はガス置換ノズル28と共に上昇し、袋2から抜け出す。このときガス置換ノズル28の外周面には被包装物が付着しているが、該外周面は袋2の袋口の内面に接触することはなく、また、保護部材29の外周面は袋2の袋口の内面を擦りながら上昇するが、該外周面に被包装物の付着はなく、袋2の袋口のシール予定部の内面に被包装物が付着することが防止される。図4(b)では、ガス置換ノズル28が保護部材29内に収容された時点で、ガス置換ノズル28からの置換ガスの吹き出しを停止しているが、その停止のタイミングは、適宜設定すればよい。
しかし、保護部材29を昇降させる駆動源(例えばサーボモータ)を同調テーブル18上に別途設置し、ガス置換ノズル28の昇降と保護部材29の昇降を、互いに独立した駆動源により行うこともできる。あるいは、第1スライド部材26に保護部材29を昇降させる駆動源(例えばエアシリンダ)を設置することにより、ガス置換ノズル28に対し相対的に昇降させることもできる。
2 袋
3 グリッパー
11 ロータリー型袋移送装置
12 同調式ガス置換装置
16 回転テーブル
18 同調テーブル
19 第1サーボモータ
24 第2サーボモータ
26 第1スライド部材
27 第2スライド部材
28 ガス置換ノズル
29 筒状の保護部材
31 第1係合部
32 第2係合部
33 第3係合部
34 ストッパー
Claims (3)
- 水平な移動経路に沿って複数組等間隔に配置され、前記移動経路に沿って移動する間所定のタイミングで接離する左右一対のグリッパーにより、供給された袋の両側縁部を挟持すると共に、前記袋を袋口が上を向く垂直姿勢で吊り下げ状に保持し、前記グリッパーが前記移動経路に沿って移動する間、前記グリッパーに保持された袋の袋口の開口、被包装物の充填、袋内のガス置換、袋口のシール等の所定の包装処理工程を順次施すようにし、前記ガス置換工程では、所定のタイミングで昇降するガス置換ノズルを用い、前記ガス置換ノズルを下降させてガス吹出口が被包装物の中に位置するまで袋内に挿入し、前記ガス置換ノズルが置換ガスを吹き出している間に前記左右一対のグリッパーを互いに離反させて袋口を緊張させ、その後前記ガス置換ノズルを上昇させて袋内から抜き出すようにした包装処理方法において、前記ガス置換ノズルの周囲に所定のタイミングで昇降する筒状の保護部材を配置し、前記ガス置換工程で袋口を緊張させる前に前記保護部材を下降させて下端が被包装物の上面より高い位置となるように袋内に挿入し、袋口を緊張させて前記保護部材の外周面に袋口の内面を接触させ、前記ガス置換ノズルが上昇して前記保護部材内に収容された後、前記保護部材を上昇させて前記ガス置換ノズルと共に袋内から抜き出すことを特徴とする包装処理方法。
- 前記ガス置換ノズルと保護部材の下降が同時に開始され、前記保護部材の下降が先に停止することを特徴とする請求項1に記載された包装処理方法。
- 前記ガス置換ノズルが前記保護部材内に収容された直後に、前記保護部材が上昇することを特徴とする請求項1又は2に記載された包装処理方法。
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