JP5791996B2 - 燃焼器具 - Google Patents
燃焼器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5791996B2 JP5791996B2 JP2011181818A JP2011181818A JP5791996B2 JP 5791996 B2 JP5791996 B2 JP 5791996B2 JP 2011181818 A JP2011181818 A JP 2011181818A JP 2011181818 A JP2011181818 A JP 2011181818A JP 5791996 B2 JP5791996 B2 JP 5791996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- exhaust
- passage
- air
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Description
例えば特許文献1には、バーナの燃焼排気を排出する排気通路の外周に給気通路を形成した二重管構造の給排気筒を形成し、給排気筒を屋外に突出させて、燃焼用空気の取り込みと燃焼排気の排出とを行うようにした発明が開示されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、熱交換器が、バーナの燃焼排気から顕熱を回収する主熱交換器と、その主熱交換器を通過した燃焼排気から潜熱を回収する副熱交換器とからなり、副熱交換器を通過した燃焼排気が排気通路から排出されることを特徴とするものである。
また、燃焼用空気と燃焼排気との流速の調整によって空気導入手段を簡単に形成することができる。
さらに、ベンチュリーによって空気導入手段を簡単に形成することができる。
そして、排気通路と給気通路とが隣接する給排気筒を利用して連通孔及び空気導入手段を簡単に設けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、本来排気温度が低い潜熱回収型の燃焼器具において燃焼排気の温度をさらに低下させることができる。よって、排気通路の材料に合成樹脂を使用することができ、低コストに繋がる。
図1は、燃焼器具の一例である給湯器の概略構成図で、給湯器1は、器具本体2内に、下方に給気ファン4を、上方に排気通路5を夫々備えた燃焼室3を形成して、燃焼室3の内部に、燃料ガスと給気ファン4からの燃焼用空気との混合ガスを燃焼させるバーナ6を備えると共に、バーナ6からの燃焼排気中の顕熱を主に回収するフィンチューブ式の主熱交換器7と、主に潜熱を回収する副熱交換器8とを内設している。ここでは、器具内へ導かれる給水管9を副熱交換器8の伝熱管の入水側に接続して副熱交換器8を主熱交換器7の通水の上流側に配置し、副熱交換器8の伝熱管の出水側を主熱交換器7の伝熱管の入水側に接続して、出湯管10を主熱交換器7の伝熱管の出水側に接続している。
一方、副熱交換器8の下方には、発生したドレンを受けるためのドレン受皿17が設けられる。このドレン受皿17は、底部を前方へ下り傾斜させたもので、集めたドレンを図示しないドレン排出管から器具外へ排出可能となっている。
この給排気筒20は、L字状に折れ曲がって先端を屋外へ突出させるもので、これにより、排気通路5からの燃焼排気の屋外への排出と、給気通路18からの外気(燃焼用空気)の取り込みとが行われるが、ここでは図2に示すように、排気通路5と給気通路18とが完全に分離されず、途中で給気通路18内の外気の一部が排気通路5の燃焼排気に混合されるようになっている。
また、空気導入手段を、排気通路5の連通孔21付近に設けられ、燃焼排気の流れの上流から下流へ行くに従って通路面積が小さくなるベンチュリー22としたことで、空気導入手段を簡単に形成することができる。
加えて、熱交換器が、バーナ6の燃焼排気から顕熱を回収する主熱交換器7と、その主熱交換器7を通過した燃焼排気から潜熱を回収する副熱交換器8とからなり、副熱交換器8を通過した燃焼排気が排気通路5から排出されるため、本来排気温度が低い潜熱回収型の給湯器1において燃焼排気の温度をさらに低下させることができる。よって、排気通路5を含む給排気筒20の材料に合成樹脂を使用することができ、低コストに繋がる。
さらに、ここでは連通孔とベンチュリーとを二重管構造の給排気筒に設けているが、これに限らず、排気通路と給気通路とが隣接する燃焼器具であれば、本発明は採用可能である。
よって、この場合も排気通路5を流れる燃焼排気がベンチュリー31を通過する際に増速し、この燃焼排気の増速により排気通路5の内圧が給気通路18の内圧よりも低くなるため、給気通路18を流れる燃焼用空気の一部が連通孔30から排気通路5内に導入され、そのまま燃焼排気と混合されて下流へ流れる。よって、燃焼排気の温度が低下することになる。
また、本発明の空気導入手段は、連通孔を挟んで流れる燃焼排気と燃焼用空気との分子間力において燃焼用空気を排気通路側へ引き込む力が働けばよい趣旨であるので、上記のような流速の差や内圧の差の設定にとどまらない。例えば給気通路を外側、排気通路を内側に配した二重構造の給排気筒であれば、給気通路内の空気をフィン等で旋回させることで給気通路内の空気を排気通路内に押し入れるように構成したり、給気通路を内側、排気通路を外側に配した二重構造の給排気筒であれば、給気通路内の空気を旋回させ、その遠心力により排気通路内に導くように構成したりすることが考えられる。さらに、隣接する排気通路と給気通路との何れか一方の通路内の流体分子にマイナスイオン発生器等を用いて電荷を印加し、他方の通路に設けた吸着板に通電させることで吸着力を発生させて燃焼用空気の一部を移動させたり、排気通路と給気通路とにコイル等を用いて磁界を発生させ、流体分子を磁化させて燃焼用空気の一部を移動させたりすることも考えられる。
その他、燃焼器具も給湯器に限らず、排気通路と給気通路とが隣接して設けられるものであれば、ガスファンヒータ等の他の器具に対しても本発明は採用可能である。
Claims (2)
- 器具本体内に、バーナと、そのバーナの燃焼排気に加熱される熱交換器と、その熱交換器を通過した燃焼排気を排出する排気通路と、前記バーナへ燃焼用空気を供給する給気ファンと、前記排気通路に隣接して設けられ、前記給気ファンに燃焼用空気を導く給気通路とを備え、前記排気通路の外周に前記給気通路が形成される二重管構造の給排気筒を設けた燃焼器具であって、
前記排気通路に、前記給気通路と連通する連通孔を形成すると共に、前記排気通路と前記給気通路との間に、前記給気通路内の燃焼用空気の一部を前記連通孔から前記排気通路へ移動させる空気導入手段を設けて、
前記空気導入手段を、前記排気通路における前記連通孔より上流側の内面に設けられ、上流から前記連通孔との連通部分へ向かって先細りとなるベンチュリーとすると共に、前記排気通路における前記連通孔より下流側の内面に、前記ベンチュリーの最小径と同じ透孔を中央に穿設した円盤状の導入部を設けたものとして、前記給気通路内の前記燃焼用空気の流速よりも前記排気通路内の前記燃焼排気の流速を速くしたことを特徴とする燃焼器具。 - 前記熱交換器が、前記バーナの燃焼排気から顕熱を回収する主熱交換器と、その主熱交換器を通過した燃焼排気から潜熱を回収する副熱交換器とからなり、前記副熱交換器を通過した燃焼排気が前記排気通路から排出されることを特徴とする請求項1に記載の燃焼器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011181818A JP5791996B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 燃焼器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011181818A JP5791996B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 燃焼器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013044463A JP2013044463A (ja) | 2013-03-04 |
JP5791996B2 true JP5791996B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=48008511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011181818A Active JP5791996B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 燃焼器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5791996B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102059156B1 (ko) * | 2019-08-07 | 2019-12-24 | 이윤복 | 대공간 공기청정 시스템 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496844B1 (ja) * | 1970-11-05 | 1974-02-16 | ||
US3765823A (en) * | 1970-11-05 | 1973-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Forced suction and exhaust type gas burner apparatus |
JPS553180U (ja) * | 1979-02-22 | 1980-01-10 | ||
US4903615A (en) * | 1987-04-16 | 1990-02-27 | Walter Dreizler | Atmospheric gas heating unit with external recycling of exhaust gas to reduce nOx |
JPH0313062U (ja) * | 1989-06-19 | 1991-02-08 | ||
JP2001272026A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Tetsugen Corp | 強制給排気式固体燃料ストーブ |
JP4324245B2 (ja) * | 2004-04-07 | 2009-09-02 | 株式会社ガスター | 燃焼装置 |
-
2011
- 2011-08-23 JP JP2011181818A patent/JP5791996B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013044463A (ja) | 2013-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108344180B (zh) | 一种冷凝式燃气采暖炉 | |
JP2012117736A (ja) | 燃焼器具 | |
JP5791996B2 (ja) | 燃焼器具 | |
CN107420923A (zh) | 一种基于涡流管的放空火炬自动点火装置 | |
JP6534333B2 (ja) | 給湯器 | |
KR200455150Y1 (ko) | 에어벤트 기능을 구비한 보일러의 팽창탱크 | |
CN104913486A (zh) | 平衡式燃气热水装置 | |
JP4895173B2 (ja) | 給湯器 | |
JP4947704B2 (ja) | 中和器及びガス燃焼器具 | |
JP2010266158A (ja) | ボイラ | |
CN205878622U (zh) | 一种壁挂炉内部防冻的装置 | |
JP5583628B2 (ja) | 燃焼器具 | |
JP4710411B2 (ja) | 給湯器 | |
JP4728050B2 (ja) | 温水機器 | |
CN204006082U (zh) | 一种燃气炉用改进型风噪降低系统 | |
JP2002089970A (ja) | 給湯器 | |
JP6247031B2 (ja) | 給湯器 | |
CN102226536B (zh) | 一种型煤热风炉 | |
JP7399463B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2021085640A (ja) | 給湯器 | |
CN202692179U (zh) | 余热回收节能大锅灶 | |
KR101638982B1 (ko) | 배기가스 역류 차단형 보일러의 이중 배기연도 | |
JP7181095B2 (ja) | 給湯機 | |
JP4099140B2 (ja) | 温水機器 | |
JP2006064232A (ja) | 燃焼装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5791996 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |