JP5791848B2 - 永久磁石型モータの制御装置 - Google Patents

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    • H02P2207/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the type of motor
    • H02P2207/05Synchronous machines, e.g. with permanent magnets or DC excitation

Description

本発明は、永久磁石型モータの制御装置に関する。
永久磁石型モータを高速運転させたり、モータトルクを大きく発生させたりすると、モータを駆動するために高い電圧が必要となり、アンプから出力可能な電圧を超えてしまうという、いわゆる電圧飽和の状態が発生する。電圧飽和が発生すると、指令通りの速度やトルクが出なくなるだけでなく、速度やモータ電流が振動するなどの制御特性の悪化も引き起こす。
永久磁石型モータの場合、d軸電流(励磁電流)を負に流して、電圧飽和の発生を抑えるという弱め磁束制御と呼ばれる方法が、広く知られている。その一例として、電圧飽和の度合いを示す電圧飽和量を検出して、それに応じたd軸電流を流すという方式が、特許文献1および特許文献2に記載されている。
電圧飽和量は、電圧指令値が電圧リミッタ値に対してオーバーする量に相当する。したがって、電圧飽和量は電圧指令値と電圧リミッタ値の差分演算で求めることができる。なお電圧指令値は、正・負の両方が考えられるため、電圧飽和量は正・負の両方の領域で発生する。電圧飽和量は電圧指令値と電圧リミッタ値の差分で求めることができるが、実際には電圧指令値および電圧リミッタ値の極性を考える必要があるため、単純な減算器だけでは求めることができない。
そこで、電圧指令値の絶対値と電圧リミッタ値(+値だけでよい)を考慮すると、電圧飽和量はどんな場合でも、単純に電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算だけで求めることが可能になる。このように電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算で電圧飽和量を求める方法は、特許文献3に記載されている。
特許第4507493号公報 特開2000−341990号公報 特開平11−27996号公報
近年、資源高騰の影響や国際的な地球温暖化防止の動きを背景に、二酸化炭素の発生源であるエネルギー使用量の抑制に対する意識が高まりつつある。中でも、世界総発電量の約40%を消費する回転電機が注目されており、その効率改善が急務になっている。そこで、リラクタンストルクを積極的に活用し、表面磁石型(SPM(Surface Permanent Magnet))モータよりも効率の良い、埋め込み磁石型(IPM(Interior Permanent Magnet))モータが多く使われ始めている。
永久磁石型モータの運転モードには、「正転・力行」、「正転・回生」、「逆転・力行」、「逆転・回生」の4種類が存在する。表面磁石型モータのようにd軸インダクタンスとq軸インダクタンスに差がない場合、モータの運転モードに対して、d軸電圧とq軸電圧の動作する領域が直交座標(d軸電圧とq軸電圧の直交座標)上で、きれいに分割されており、同じ運転モード内であれば、電圧指令の極性が変わることがない。このため、上述のように、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算で電圧飽和量を求める方法を適用することができる。
一方、埋め込み磁石型(IPM)モータでは、d軸電流を流すことでリラクタンストルクを発生させる。埋め込み磁石型モータでは、同じ運転モード内でも電圧指令の極性が変わる可能性がある。このため、電圧飽和量を電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算により求める方法が使えなくなる。条件分岐などを使いながら、正確な電圧飽和量を導出することは不可能ではないが、単純な減算器だけではなくなり、計算が複雑になることが想定される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表面磁石型モータ、埋め込み磁石型モータを問わず、単純な減算器だけで電圧飽和量を求めることができる永久磁石型モータの制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、永久磁石型モータに印加する電流を、回転するdq軸座標系における2つの成分であるd軸電流とq軸電流とをそれぞれ比例積分制御するPI電流制御器を備えた永久磁石型モータの制御装置であって、前記d軸電流を制御するために前記PI電流制御器から出力されるd軸電圧指令と、前記q軸電流を制御するために前記PI電流制御器から出力されるq軸電圧指令と、を所定の角度でそれぞれ回転座標変換し、前記回転座標変換の結果をd軸電圧補正指令およびq軸電圧補正指令として出力する電圧指令回転座標変換器と、前記d軸電圧補正指令の絶対値を算出する第1の絶対値演算器と、前記q軸電圧補正指令の絶対値を算出する第2の絶対値演算器と、前記d軸電圧補正指令の絶対値と前記d軸電圧指令を制限するためのd軸電圧リミッタ値を前記所定の角度で回転座標変換した値であるd軸電圧回転リミッタ値とに基づいてd軸電圧飽和量を求める第1の減算器と、前記q軸電圧補正指令の絶対値と前記q軸電圧指令を制限するためのq軸電圧リミッタ値を前記所定の角度で回転座標変換した値であるq軸電圧回転リミッタ値とに基づいてq軸電圧飽和量を求める第2の減算器と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる永久磁石型モータの制御装置は、表面磁石型モータ、埋め込み磁石型モータを問わず、単純な減算器だけで電圧飽和量を求めることができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる永久磁石型モータの制御装置の構成例を示す図である。 図2は、電圧指令値と電圧リミッタ値と電圧飽和量の関係の一例を示す図である。 図3は、電圧指令値の絶対値と電圧リミッタ値による電圧飽和量の算出の一例を示す図である。 図4は、モータ速度ωとトルク電流iqの直交座標上における4種類の運転モードの分布を示す図である。 図5は、d軸電流idとq軸電流iqの直交座標上におけるモータ電圧の等電圧線の一例を示す図である。 図6は、表面磁石型モータにおけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqの直交座標上におけるモータ運転モードを示す図である。 図7は、埋め込み磁石型モータの正転・力行運転におけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqの一例を示す図である。 図8は、表面磁石型モータを用いた場合の電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。 図9は、埋め込み磁石型モータを用いた場合の電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。 図10は、角度βで回転座標変換させた後の電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。
以下に、本発明にかかる永久磁石型モータの制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる永久磁石型モータの制御装置の構成例を示す図である。本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、永久磁石型モータ34に印加する電流を、回転する直交座標系であるdq軸座標系の2つの成分(d軸電流、q軸電流)にわけて比例積分制御(PI(Proportional Integral)制御)する。本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、後述する電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に基づいて永久磁石型モータ34に電力を供給するPWMインバータ32と、永久磁石型モータ34の電流iu、iv、iwを検出する電流検出器33a、33b、33cと、永久磁石型モータ34のモータ速度ωを検出する速度検出器35と、を備える。永久磁石型モータ34は、表面磁石型モータであってもよいし、埋め込み磁石型モータであってもよい。また、本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、速度検出器35が検出した永久磁石型モータ34のモータ速度ω(ωr)に基づいてdq軸座標の回転角速度ωeを演算する係数器37と、回転角速度ωeを積分してdq軸座標の位相角θを出力する積分器38と、dq軸座標の位相角θに基づいて電流検出器33a、33b、33cの電流iu、iv、iwをdq軸座標上のd軸電流idとq軸電流iqとに分解して出力する三相二相座標変換器36と、を備える。
また、本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、後述するd軸電流補正指令id*cmdとd軸電流idとの電流偏差eidを出力する減算器11と、電流偏差eidが0になるようにPI制御してd軸電圧指令Vd*を出力するd軸電流制御器12と、後述するq軸電流補正指令iq*cmdとq軸電流iqとの電流偏差eiqを出力する減算器21と、電流偏差eiqが0になるようにPI制御してq軸電圧指令Vq*を出力するq軸電流制御器22と、dq軸座標の位相角θに基づいてd軸電圧指令Vd*とq軸電圧指令Vq*とを三相交流座標上の電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に変換してPWMインバータ32の電圧指令として出力する二相三相座標変換器31と、を備える。
以上に述べた各部は、電流指令と実電流の偏差を0にするようなPI電流制御器(PWMインバータ32、電流検出器33a、33b、33cと、速度検出器35、係数器37、積分器38、三相二相座標変換器36、減算器11、d軸電流制御器12、減算器21、q軸電流制御器22および二相三相座標変換器31で構成されるPI制御器)を用いた永久磁石型モータ34のベクトル制御の基本動作を行う部分であるため、その詳細な動作説明を省略する。
本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、さらに、d軸電圧指令Vd*とq軸電圧指令Vq*をそれぞれ角度βだけ回転させd軸電圧補正指令Vd*’とq軸電圧補正指令Vq*’を出力する回転座標変換器1(電圧指令回転座標変換器)と、d軸電圧リミッタ値Vd_limitとq軸電圧リミッタ値Vq_limitをそれぞれ角度βだけ回転させd軸電圧補正リミッタ値Vd_limit’とq軸電圧補正リミッタ値Vq_limit’を出力する回転座標変換器2(リミッタ値回転座標変換器)と、を備える。本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、さらに、回転座標変換器1から出力されたd軸電圧補正指令Vd*’の絶対値|Vd*’|を求める絶対値演算器13(第1の絶対値演算器)と、回転座標変換器1から出力されたq軸電圧補正指令Vq*’の絶対値|Vq*’|を求める絶対値演算器23(第2の絶対値演算器)と、回転座標変換器2から出力されたd軸電圧補正リミッタ値Vd_limit’とd軸電圧補正指令Vd*’の差分であるd軸電圧飽和量ΔVdを出力する減算器14(第1の減算器)、回転座標変換器2から出力されたq軸電圧補正リミッタ値Vq_limit’とq軸電圧補正指令Vq*’の差分であるq軸電圧飽和量ΔVqを出力する減算器24(第2の減算器)と、を備える。
本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置は、さらに、d軸電圧飽和量ΔVdから電圧飽和を回避するためのq軸電流指令補正量Δiqを出力するq軸電流指令補正器15と、q軸電圧飽和量ΔVqから電圧飽和を回避するためのd軸電流指令補正量Δidを出力するd軸電流指令補正器25と、d軸電流指令値id*とd軸電流指令補正量Δidの差分であるd軸電流補正指令id*cmdを出力する減算器16と、q軸電流指令値iq*とq軸電流指令補正量Δiqの差分であるq軸電流補正指令iq*cmdを出力する減算器26と、を備える。
本実施の形態の永久磁石型モータの制御装置では、電圧飽和量を検出する。ここで、電圧飽和量について説明する。永久磁石型モータを高速運転させたり、モータトルクを大きく発生させたりすると、モータを駆動するために高い電圧が必要となり、いわゆる電圧飽和の状態が発生する。電圧飽和が発生すると、指令通りの速度やトルクが出なくなるだけでなく、速度やモータ電流が振動するなどの制御特性の悪化も引き起こすため、電圧飽和量を検出して、それに応じたd軸電流を流す等の対策がとられる。
図2は、電圧指令値と電圧リミッタ値と電圧飽和量の関係の一例を示す図である。電圧飽和量は、電圧指令値が電圧リミッタ値に対してオーバーする量に相当する。したがって、電圧飽和量は電圧指令値と電圧リミッタ値の差分演算で求めることができる。電圧指令値は、正・負の両方が考えられるため、図2に示すように電圧飽和量は正・負の両方の領域で発生する。従って、電圧飽和量を求めるには、電圧指令値および電圧リミッタ値の極性を考える必要があるため、単純な減算器だけでは求めることができない。
図3は、電圧指令値の絶対値と電圧リミッタ値(+値だけでよい)による電圧飽和量の算出の一例を示す図である。上記特許文献3では、このように電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算で電圧飽和量を求めることにより電圧飽和量を減算器だけを用いて算出することが記載されている。
永久磁石型モータの運転モードには、「正転・力行」、「正転・回生」、「逆転・力行」、「逆転・回生」の4種類が存在する。正転はモータ速度が正(ω>0)、逆転はモータ速度が負(ω<0)の状態である。力行はモータ速度とq軸電流(トルク電流)iqの積が正(ω×iq>0)、回生はモータ速度とq軸電流iqの積が負(ω×iq<0)の状態である。図4は、モータ速度ωとq軸電流iqの直交座標上における4種類の運転モードの分布を示す図である。
永久磁石型モータの定常状態におけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqは、一般的に以下の式(1)および式(2)で与えられる。
Vd=R・id−Pm・ω・Lq・iq …(1)
Vq=R・iq+Pm・ω・(φ+Ld・id) …(2)
ここで、Rは巻線抵抗、Ldはd軸インダクタンス、Lqはq軸インダクタンス、φは永久磁石磁束、Pmは極対数、ωはモータ速度、idはd軸電流、iqはq軸電流である。
上記の式(1)、式(2)に示した電圧方程式は、巻線抵抗による電圧降下分と、巻線インダクタンスによる変圧器起電力と、永久磁石磁束による速度起電力との和から成り立っている。ここで、巻線抵抗による電圧降下分は、一般的に他の2つに比べて小さいため、式(1)および式(2)は、式(3)および式(4)のように近似することができる。
Vd=−Pm・ω・Lq・iq …(3)
Vq= Pm・ω・Lq(φ+Ld・id) …(4)
表面磁石型モータのように、d軸インダクタンスとq軸インダクタンスに差がないモータでは、Ld=Lq=Lとして、式(3)および式(4)は、以下の式(5)および式(6)で表すことができる。
Vd=−Pm・ω・L・iq …(5)
Vq= Pm・ω・(φ+L・id) …(6)
また、モータ電圧Vの二乗は、以下の式(7)に示すように、d軸電圧Vdとq軸電圧Vqの二乗との加算で表すことができる。
2=Vd2+Vq2
=(Pm・ω・L)2・{iq2+(φ/L+id)2} …(7)
上記式(7)を変形すると、以下の式(8)が得られる。
(id+φ/L)2+iq2={V/(Pm・ω・L)}2 …(8)
図5は、d軸電流idとq軸電流iqの直交座標上におけるモータ電圧の等電圧線の一例を示す図である。図5の等電圧線101、102は、式(8)を図示したものであり、等電圧線101はモータ速度ωが大きい場合、等電圧線102は、モータ速度ωが小さい場合のモータ電圧の等電圧線を示している。図5に示すように、モータ速度ωが大きい場合でも小さな場合でも、モータ電圧の等電圧線は、同一の中心点からの円軌跡を描くことがわかる。なお、表面磁石型モータでは、モータトルクはq軸電流iqによってのみ決まるため、モータ電圧の等電圧線において最大のトルクを出力できるポイントは、円軌跡の一番上に存在する。また一般的に、強め磁束制御となるd軸電流を正の値にすることは行わない。以上より、表面磁石型モータでは、実際にd軸電流を流す範囲は、以下の式(9)で与えられる。
−φ/L≦id≦0 …(9)
永久磁石型モータの運転モードごとに、表面磁石型モータの定常状態におけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqがどのような値をとるかを検討してみる。正転・力行運転のときは、モータ速度ω>0、q軸電流iq>0、d軸電流は式(9)の範囲、という条件になる。これらの条件を、式(3)に当てはめるとd軸電圧Vd<0が得られ、式(4)に当てはめるとq軸電圧Vq>0が得られる。同じようにすべての運転モードについて考えると、運転モードごとのモータ電圧は、図6に示すように分布する。図6は、表面磁石型モータにおけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqの直交座標上におけるモータ運転モードを示す図である。図6に示すように、どの運転モードの場合も、軽負荷運転時(トルク電流iqが小さい場合)はq軸電圧Vqが+方向または−方向に大きくなり、重負荷運転時(トルク電流iqが大きい場合)はd軸電圧Vdが+方向または−方向に大きくなる。
表面磁石型モータでは、図6に示すように、永久磁石型モータの運転モードに対して、d軸電圧とq軸電圧の動作する領域が直交座標上で、きれいに分割されており、同じ運転モード内であれば、電圧指令の極性が変わることがない。このため、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算により電圧飽和量を求めることが可能である。
一方、埋め込み磁石型モータでは、d軸電流を流すことでリラクタンストルクが発生する。したがって、図5で説明したモータ電圧の等電圧線において最大のトルクを出力できるポイントは、円軌跡の一番上ではなく、それよりもさらにd軸電流を負に流した部分に存在する。つまり、実際にd軸電流を流す範囲は、上記式(9)よりも負の方向に広がると考えて良い。
埋め込み磁石型モータの定常状態におけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqがどのような値をとるかを検討してみる。正転・力行運転のとき、モータ速度ω>0、q軸電流iq>0、d軸電流は式(9)よりも負の方向に広がる範囲、という条件になる。これらの条件を、上記式(3)に当てはめるとd軸電圧はVd<0だが、式(4)に当てはめるとq軸電圧はVq>0とVq<0の両方の可能性があることが分かる。これを図示したものが、図7である。図7は、埋め込み磁石型モータの正転・力行運転におけるd軸電圧Vdとq軸電圧Vqの一例を示す図である。
図7には記載していないが、他の運転モードについても、同じようなことが言える。このような場合、電圧飽和量を電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算で求める方法が使えなくなる。それは、例えば、図7のAで示した電圧指令値とBで示した電圧指令値は、絶対値を取った段階で同じ値になってしまうため、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算では正確な電圧飽和量を導出できないからである。もちろん、条件分岐などを使いながら、正確な電圧飽和量を導出することは不可能ではないが、単純な減算器だけではなくなり、計算が複雑になることが想定される。
このように、埋め込み磁石型モータでは、同じ運転モード内でも電圧指令の極性が変わる可能性があり、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算により電圧飽和量を求めることができない。このため、複雑な処理が必要となるという問題がある。本実施の形態では、埋め込み磁石型モータを用いる場合でも、減算器のみで、電圧飽和量を求めることができる永久磁石型モータの制御装置について説明する。
以下、本実施の形態の電圧飽和量を検出動作と検出された電圧飽和量に基づいて電流指令を修正する動作について説明する。
本実施の形態では、絶対値演算器13、絶対値演算器23、減算器14および減算器24により、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算を行うことで、電圧飽和量を求める。ただし、この際、埋め込み磁石型モータ等のように、同じ運転モード内でも電圧指令の極性が変わる可能性がある場合には、電圧指令値、電圧リミッタ値をそのまま用いることができないため、本実施の形態では、後述するように電圧ベクトルを回転させた後に、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算を行う。
電圧飽和量を求めた後、q軸電流指令補正器15、d軸電流指令補正器25が、電圧飽和量に基づいて電流指令修正量(q軸電流指令補正量Δiq、d軸電流指令補正量Δid)を求める。電圧飽和量に基づいて電流指令修正量を導出する方法は、様々な方法が考えられ、どのような方法を用いてもよいが、たとえば、前述した特許文献1の方法を用いることができる。減算器16および減算器26は、電流指令(d軸電流指令値id*、q軸電流指令値iq*)と電流指令修正量の差分を算出することにより電流指令を修正し、算出した差分を電流補正指令(d軸電流補正指令id*cmd、q軸電流補正指令iq*cmd)として出力する。そして、電流補正指令を用いてPI制御による永久磁石モータ34のベクトル制御が実施される。
なお、d軸電流指令値id*としては、任意の値を与えてもよいし、上位に磁束制御器を設けて、この磁束制御器の出力値を用いてもよい。またq軸電流指令値iq*は、任意の値を与えてもよいし、上位に速度制御器を設けて、この速度制御器の出力値を用いてもよい。
図8は、電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。この図は、永久磁石型モータ34を表面磁石型モータとし、正転・力行のモードで運転している場合を示している。斜線の部分は、電圧飽和を発生させることなく電圧指令値が動作できる領域を示す。電圧リミッタ値Vd_limitおよびVq_limitは、この斜線の領域内に設定されることになる。
電圧指令値は、モータ速度やq軸電流(トルク電流)によって、その大きさが変わる(式(3)および式(4)参照)。電圧指令値は、負荷トルクが小さい場合は、q軸電圧が+側で、d軸電圧は−側で小さい領域に位置するが、負荷トルクが大きくなるにしたがい、d軸電圧−側の領域に倒れ込み、さらにその大きさも大きくなり、電圧飽和を起こしやすくなる。図2に示すように、表面磁石型モータの場合は、前述したように、同じ運転モード内であれば、モータ速度や負荷トルクの大きさが変わっても、電圧指令値や電圧リミッタ値の極性が変わることがない。このため、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算を行うことで、常に簡単に電圧飽和量を求めることができる。
図9は、埋め込み磁石型モータを用いた場合の電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。この図は、永久磁石型モータ34を埋め込み磁石型モータとし、正転・力行のモードで運転している場合を示している。斜線の部分は、電圧飽和を発生させることなく電圧指令値が動作できる領域を示す。電圧リミッタ値Vd_limitおよびVq_limitは、この斜線の領域内に設定されることになる。
電圧指令値は、モータ速度やq軸電流(トルク電流)によって、その大きさが変わる(式(3)および式(4)参照)。負荷トルクが小さい場合は、電圧指令値は、q軸電圧が+側でd軸電圧は−側で、小さい領域に位置するが、負荷トルクが大きくなるにしたがい、電圧指令値は、d軸電圧−側の領域に倒れ込み、さらにその大きさも大きくなり、電圧飽和を起こしやすくなる。埋め込み磁石型モータの場合は、図9に示すように、同じ運転モード内であっても、電圧指令値や電圧リミッタ値の極性が変わる可能性がある。このため、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算で電圧飽和量を求めることができない場合が出てくる。
そこで、本実施の形態では、電圧飽和量を求める段階で、電圧ベクトルを回転させて考えることにする。図9において、最大トルク点での電圧指令値がq軸電圧の負方向に入り込んでいる角度(最大トルク点での電圧指令値とd軸との成す角度)をβとしたとき、電圧指令値および電圧リミッタ値を角度βで回転座標変換させる。図10は、角度βで回転座標変換させた後の電圧指令値と電圧リミッタ値、およびその両者から求まる電圧飽和量の関係を示す図である。このような回転座標変換を行うことで、重負荷運転時に、電圧指令値や電圧リミッタ値の極性が変わることがなくなるため、電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算を行うことで、簡単に電圧飽和量を求めることができる。
なお、電圧ベクトルを回転させることで、軽負荷運転時の部分がd軸電圧の+方向に入り込んでしまう。しかし、電圧飽和で大きく問題になるのは、重負荷運転時である電圧指令がd軸電圧の−方向付近に発生しているときに、電圧飽和の発生によってモータトルクが十分に発生できなくなることである。特に、電圧指令値が斜線領域の一番下に倒れ込んだところに、モータの最大トルク点が存在するため、本実施の形態の動作により、モータトルクを最大限まで引き出すことが可能になる。したがって、軽負荷運転時の部分がd軸電圧の+方向に入り込んだ軽負荷時の電圧飽和量が、本実施の形態の絶対値の演算により、ある程度の誤差を持ったとしても、実用上大きな問題にはならない。
また、図9と図10を比べるとわかるように、回転座標変換の前後で電圧飽和量ΔVd、ΔVqの値は、厳密には同じにならない。しかし、その後で、電圧飽和量に基づいて電流指令をフィードバックにより修正する制御を行っているため、微小な応答性の違いは出る可能性はあるが、動作そのものに大きな問題は発生せず、電圧飽和の発生を抑えることができる。
図1を用いて、回転座標変換について具体的に説明する。回転座標変換器1は、以下の式(10)に基づいて、d軸電圧指令Vd*とq軸電圧指令Vq*を角度βだけ回転させる。回転座標変換器2は、以下の式(11)に基づいて、d軸電圧リミッタ値Vd_limitとq軸電圧リミッタ値Vq_limitを角度βだけ回転させる。
Figure 0005791848
Figure 0005791848
なお、d軸電圧リミッタ値Vd_limit、q軸電圧リミッタ値Vq_limitは、固定値でも良いし、PWMインバータ32の母線電圧Vdcなどの値から計算された可変値でも構わない。また、回転座標変換の角度βは、最大トルク点における電圧指令値がq軸電圧の負方向に入り込んでいる角度であり、この角度はモータの基本パラメータ(巻線抵抗R、d軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLq、永久磁石磁束φ、極対数Pmなど)によって一意に決定され、事前に計算で求めておくことができる値である。したがって、d軸電圧リミッタ値Vd_limitおよびq軸電圧リミッタ値Vq_limitが固定値の場合は、式(11)の右辺はすべて固定の値になるため、d軸電圧補正リミッタ値Vd_limit’とq軸電圧補正リミッタ値Vq_limit’については、回転座標変換器2による回転座標変換を行わずに、事前に計算で求めて保持しておき、保持している値を用いることも可能である。
なお、ここまでは正転・力行の運転モードについて説明したが、他の運転モードについても、同様に本実施の形態の電圧飽和量の算出方法を問題なく適用することはできる。ただし、モータ速度に応じて回転座標変換の角度の符号を変える必要はある。具体的には、モータ速度が正(ω>0)の場合に角度βで回転座標変換を行ったら、モータ速度が負(ω<0)の場合は角度−βで回転座標変換を行なう。
また、永久磁石型モータ34を表面磁石型モータとする場合は、β=0とすればよい。βを変更することで、表面磁石型モータにも埋め込み磁石型モータにも対応することができる。また、基本パラメータの異なる埋め込み磁石型モータを用いる場合にはβを変更すればよい。
以上説明したように、d軸電圧指令Vd*とq軸電圧指令Vq*を角度βだけ回転させることおよびd軸電圧リミッタ値Vd_limitとq軸電圧リミッタ値Vq_limitを角度βだけ回転させるようにした。このため、表面磁石型モータ、埋め込み磁石型モータを問わず、電圧飽和量を単純に電圧指令値の絶対値−電圧リミッタ値の減算だけで求められるようになる。
以上のように、本発明にかかる永久磁石型モータの制御装置は、電圧飽和量を検出する永久磁石型モータの制御装置に有用であり、特に、永久磁石型モータとして埋め込み磁石型モータを用いる場合に適している。
1,2 回転座標変換器、11,14,16,21,24,26 減算器、12 d軸電流制御器、13,23 絶対値演算器、15 q軸電流指令補正器、22 q軸電流制御器、25 d軸電流指令補正器、31 二相三相座標変換器、32 PWMインバータ、33a,33b,33c 電流検出器、34 永久磁石型モータ、35 速度検出器、36 三相二相座標変換器、37 係数器、38 積分器。

Claims (5)

  1. 永久磁石型モータに印加する電流を、回転するdq軸座標系における2つの成分であるd軸電流とq軸電流とをそれぞれ比例積分制御するPI電流制御器を備えた永久磁石型モータの制御装置であって、
    前記d軸電流を制御するために前記PI電流制御器から出力されるd軸電圧指令と、前記q軸電流を制御するために前記PI電流制御器から出力されるq軸電圧指令と、を所定の角度でそれぞれ回転座標変換し、前記回転座標変換の結果をd軸電圧補正指令およびq軸電圧補正指令として出力する電圧指令回転座標変換器と、
    前記d軸電圧補正指令の絶対値を算出する第1の絶対値演算器と、
    前記q軸電圧補正指令の絶対値を算出する第2の絶対値演算器と、
    前記d軸電圧補正指令の絶対値と前記d軸電圧指令を制限するためのd軸電圧リミッタ値を前記所定の角度で回転座標変換した値であるd軸電圧回転リミッタ値とに基づいてd軸電圧飽和量を求める第1の減算器と、
    前記q軸電圧補正指令の絶対値と前記q軸電圧指令を制限するためのq軸電圧リミッタ値を前記所定の角度で回転座標変換した値であるq軸電圧回転リミッタ値とに基づいてq軸電圧飽和量を求める第2の減算器と、
    を備えることを特徴とする永久磁石型モータの制御装置。
  2. 前記d軸電圧飽和量に基づいて電圧飽和を回避するためのq軸電流指令補正量を求めるq軸電流指令補正器と、
    前記q軸電圧飽和量に基づいて電圧飽和を回避するためのd軸電流指令補正量を求めるd軸電流指令補正器と、
    を備え、
    前記q軸電流指令補正量に基づいてq軸電流指令を補正し、前記d軸電流指令補正量に基づいてd軸電流指令を補正することを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型モータの制御装置。
  3. 前記d軸電圧回転リミッタ値および前記q軸電圧回転リミッタ値を、あらかじめ算出して保持している値とすることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石型モータの制御装置。
  4. 前記d軸電圧リミッタ値と前記q軸電圧リミッタ値とを前記所定の角度でそれぞれ回転座標変換し、前記回転座標変換の結果を前記d軸電圧回転リミッタ値および前記q軸電圧回転リミッタ値として出力するリミッタ値回転座標変換器、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の永久磁石型モータの制御装置。
  5. 前記所定の角度を、dq座標系において最大トルク点での電圧指令値とd軸との成す角度とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の永久磁石型モータの制御装置。
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