JP5791755B2 - 光造形装置および光造形方法 - Google Patents
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Description
Zフレームは,Zフレームを最下位位置に移動させて作業者が取っ手部を持って取外し、人力により造形タンクの底に置き、造形タンク毎樹脂を交換していた。また、交換後のZフレームの取り付けについても作業者が取っ手部を持ってネジ止めすることにより取り付けていた。
また、造形終了後に造形物を造形テーブルから取り外す際、造形室内で造形物を造形テーブルから外すとサポート屑などが液体樹脂タンク内に落ちてしまい、樹脂の増粘の影響や次の造形物に対するごみとなる恐れがあるため造形テーブルを取り外して光造形装置の外で造形物を造形テーブルから外している。
例えば、光硬化性の液体樹脂を、高湿度下で使用していると、樹脂中の水分量が上昇し、造形物が柔らかく出来てしまうという問題があった。また、光硬化性の液体樹脂を、高乾燥下で使用していると、樹脂中の水分量が減少し、形物の表面がざらざらになってしまう問題もあった。
そこで、未使用の液体樹脂は紫外線があたらない様に保護するとともに液体樹脂の水分濃度を所定の値に保つための保管庫で保管する必要があった。
また、蛍光管は寿命が短いため、度々交換をしなくてはならず人的工数及び対策費含むコスト面で問題があった。
しかし、作業者が手動により開閉作業を行っていたため。度々シャッターを閉め忘れて作業者が造形室内で作業を始め、ガルバノミラーを汚してしまうというトラブルが発生していた。そのため、ミラーの交換等の無駄な作業時間・費用が生じていた。
また、作業中にシャッターを閉めていたとしても、作業終了後にシャッターを開け忘れて、再造形する際にレーザーが照射されないというような作業ミスも生じていた。さらに、レーザーパワーモニターを造形室内の液面付近に配置していたので、モデルを外す作業などで、パワーモニターに樹脂屑や液体樹脂が付着することが多々発生し、液体樹脂等によりレーザーパワーモニター受光面が汚れレーザーパワーを測定できなくなるという問題もあった。
さらに、本発明によれば、未硬化の光硬化性樹脂の薄層を選択的に光照射し、光照射域に対応する断面硬化層を造形する工程を繰返すことで該断面硬化層が積層された立体的光硬化造形物を造形する光造形方法であって、造形テーブルの一端面に設けられた位置決めのための水平方向に伸びる少なくとも1箇所の第1ピン部を、前記造形テーブルを乗せるための昇降フレームに設けられた第1凹もしくは穴部により受け、前記造形テーブルの前記第1ピン部とは反対側の他端部に設けられた昇降方向下方に伸びる少なくとも1つの第2ピン部と磁石部を、前記昇降フレームに設けられた第2凹もしくは穴部により受ける、ことを特徴とする光造形方法も提供される。
液状光硬化性組成物を一層ずつ露光することにより、順次硬化させ積層して三次元物体を製作する光造形装置において、液状光硬化性組成物を満たした造形容器と、前記造形容器内に設置され上下方向に移動可能な造形テーブルと、前記造形容器内の液状光硬化性組成物を前記造形テーブル上に供給するための供給手段と、前記供給手段によって前記造形テーブル上に供給された液状光硬化性組成物表面を平滑化して液状光硬化性組成物層を形成するための水平方向に移動可能なリコータと、前記液状光硬化性組成物表面を選択的に露光するための露光手段とを具備した光造形装置において、光造型装置の平面状の最背面に該平面に平行に移動するスライド式もしくは最背面側の側面に開閉戸式の電装関連機器装着部を設けた。
光学系機器を配置する光学系配置室内に空気を送り込むための送風機構を設けた。
前記固体発光素子は紫外線を発しない光源であれば使用する事が出来る。
造形テーブルを昇降させるための昇降機のフレームに取り付けられたZフレームを長尺のボルトで固定した。
液体樹脂タンク内にゴミよけ液溜を液面に付け、該ゴミよけ液溜内の液面を測定するように液面センサを配置した。
下部に開口した空間を持つリコータのブレードと平行な液体樹脂溜を有し、該液樹脂溜の上部には該液樹脂溜を液体樹脂に沈めると閉じ込められた内部の空気を排気し、該液樹脂溜を液体樹脂から持ち上げると外気が該液樹脂溜内に入り樹脂が抜けるのを防止するために閉じる逆止弁が設けた。
結果として交換頻度が少なく紫外線対策が不要となり安価な光造形装置が提供できる。
121は制御コンピュータのモニターである。123は制御コンピュータのキーボードである。該モニター121及びキーボード123は一体で上下動と水平方向で回転できる。125は光造形装置の操作スイッチである。
図7は本願発明の光造型装置100の第三実施例の側面図である。図8は本願発明の光造型装置の背面から見たスライド式電装部の装着状態とメンテナンス状態を示す透視図である。図9は第三実施例の光造形装置の配置上面図である。図7,8に示すように、電装部の筐体103が背面の壁面に対して平行にスライドして点線部分に移動させて電装部の筐体103の壁面とは反対側に電装機器が露出するような構造とすることにより、図9に示すように光造型装置100の背面と隔面との間にメンテナンススペース151を設ける必要がない。また、従来はレーザーの電源を安定して固定するため直方体形状のレーザーの電源の最も面積が大きい面を地面に対して平行に配置していた。さらに、モニターを制御コンピュータ本体の上面に配置するため直方体形状の制御コンピュータ本体の最も面積が大きい面を地面に対して平行に配置していた。しかし、本実施例ではスライド式のレーザーの電源やコンピュータの専用の縦長のスペース143及び145を設けることにより、電装部の筐体103の背面に対してレーザーの電源143及び制御コンピュータ本体145の最も面積が大きい面を向かい合わせにして電装部の筐体103内で上下に安定して固定配置でき、電装部の筐体103のスライド方向に垂直な方向の背面方向の長さを短くすることができ、さらに、メンテナンススペースを無くすことが出来る。ここで、図10はパソコン用のモニター121、キーボード123及びマウス125を載せるテーブル127を上面から見た図である。図11はテーブル127が装着された状態のリニアガイド129部のみを図示したものである。図7に示すように筐体103の側面に形成された上下方向へのスライドするためのリニアガイド129及び水平方向で回転するテーブル127上に配置することにより、作業者が作業しやすい位置に該テーブル127を自由に配置することができ、作業性が大幅に向上する。該テーブル127は反対側の筐体103の側面にも配置できる構成とすることにより光造型装置の配置の自由度も上がる。
以上より、光造型装置100自体の奥行きを短くすることができるので設置スペースを従来と比較して大幅に少なくできる。さらに、スライド方向とは反対側の電装部の筐体103に液面調整用のバルーンのポンプ109やサーボモータ等の電装機器を配置し、スライド方向とは反対側の電装部の筐体103の側壁が開閉する扉117とすることにより、ポンプ109やサーボモータ等の前記電装機器を配置した空間を外部に容易に露出することができ、従来のようにA−A部で分断してポンプ109やサーボモータ等の電装機器にアクセスする必要がなくなるので、メンテナンス性がさらに向上する。
以上のように、前記電装部は奥行きの狭いコンパクトな構造となっていると共にメンテナンスの際に光造型装置を分断しないで電装機器に容易にアクセスできるようになっているので、本体と電装部を分離する必要の無い一体の筐体とでき、輸送やメンテナンスなどで従来機のように電装部と本体を切り離す必要性がなくなり、搬出、搬入、メンテナンス時の配線の時間を大幅削減できると共に再配線時の配線ミスを無くすこともできる。
レーザー発振器201から発したレーザー光は、AOM203に入射し、AOM203から所定の強度で出射される。レーザー発振器201とAOM203間にはメカシャッター205が配置されており、メカ的にレーザー光のオンオフができるようになっている。AOM203から出射したレーザー光は光学系配置室が狭いので2つの反射ミラー207で90度ずつ反射されて方向を反転し、ダイナミックフォーカス209に入射する。ダイナミックフォーカス209は液体樹脂液面でのレーザー光の径を制御している。ダイナミックフォーカス209に変えてカルバノスキャナ213の後にFθレンズを付けることもできる。ダイナミックフォーカス209から出射したレーザー光はフォーカスレンズ211により液体樹脂液面での焦点を調整された後にカルバノスキャナ213で制御下に液体樹脂液面に照射され、造形物を積層造形する。これらの光学系は通常は温度変化による変形の少ない石定板や光学機器専用のハニカム材でできた光学定盤231(石定板使用しなくてもよい)の上に配置される。光学系配置の筐体の対抗する壁面には外気を強制的に取り込むためのファン215、217が取り付けられており、該外気は光学系機器を空冷し、光学系配置室と造形室との間のレーザー光を通すための貫通空洞を通って造形室へ流れ込む。
次に、本願発明の第五の実施例を図13を用いて説明する。
図13において、図12と同じ構成については説明を省略する。本実施例では光学系機器のうち最も発熱量の大きいレーザー発振器201に最も近い位置の筐体壁面に外気を強制的に取り込むためのファン215が取り付けられており、該外気は光学系機器を空冷し、光学系配置室と造形室との間のレーザー光を通すための貫通空洞を通って造形室へ流れ込む。
次に、本願発明の第六の実施例を図14を用いて説明する。
図14において、図12と同じ構成については説明を省略する。本実施例では光学系機器のうち発熱量の大きいレーザー発振器201及びガルバノスキャナ213以外の光学系機器をダクト221で覆い、該ダクト221内にファン215からの外気を流入させてガルバノスキャナ213を通り造形室内に排気される。ダクト221のレーザー光の通り道には穴を開けてある。
次に、本願発明の第四の実施例を図4を用いて説明する。図15において、図12と同じ構成については説明を省略する。本実施例では光学系機器のうち発熱量の大きいレーザー発信機201及びガルバノスキャナ213以外の光学系機器をダクト221で覆い、該ダクト221内にファン215からの外気を流入させてガルバノスキャナ213を通り造形室内に排気される。ダクト221のレーザー光の通り道には穴を開けてある。
また、光源は3次元対形状モデルを作成する浴槽の直上に配置されることが一層望ましい。
図16は本願発明の造形室内の照明を造形室の正面から見た図である(第八実施例)。図17は本願発明の造形室内の照明の配置を示す図16のB−B断面図である(第八実施例)。
造形には光硬化性樹脂を用いて形成するため、樹脂を蓄えるための造形タンクがある。
以上の構成の中で、特に注目すべきものは、造形室内灯の光源である。
以下、この点に関して詳細に説明する。
スライドシャッター401にはレーザーパワーモニター417がねじ419で取り付けられている。
次に、スライドシャッター401の動作について図18のC−C断面にて図示した図19、20、21を用いて説明する。図19は、スライドシャッター401が閉じられた状態を示す。図20は、スライドシャッター401が開いた状態を示す。図21は、レーザーパワーモニター417が所定の測定位置に配置されるようスライドシャッター401を移動した状態を示す。スライドシャッター401は、光造形装置の作業者が作業するために開閉する扉が開状態となった時、自動的にモータ415により駆動されて、図19に示すように貫通空洞407を覆う位置に移動して固定される。これにより、従来のように作業者がスライドシャッター401を閉め忘れて作業を行い、作業中に液体樹脂や造形屑等が飛散し、ガルバノスキャナのミラーを汚すという作業ミスを無くすことができる。
次に、図20に示すようにスライドシャッター401は、光造形装置の作業者が作業するために開閉する扉が閉状態となった時、自動的にモータ415により駆動されて、貫通空洞407と重ならない位置に移動して固定される。これにより、従来のように作業者がスライドシャッター401を開け忘れて造形を開始するという作業ミスを無くすことができ、レーザー光を樹脂液面に照射できずガルバノミラーの位置やコンピュータの初期化等の再調整の無駄な時間を生じない。扉の開閉探知は接触式スイッチ方式や光学式方式等を用いることができる。
次に、図21に示すようにスライドシャッター401は、所定の条件下でレーザー光の強度を測定するため、光学系配置室側に熱型、量子型等のパワーモニター417が取り付けられており、レーザーパワーを測定するための所定の位置へ移動して固定される。例えば、光造形開始前や造形中にレーザー光の強度が変化することがあり、異なる強度のレーザー光で造形物を作成すると、液体樹脂の固まる面積、深さ、硬さ等が変化し、精度の良い造形物ができない。そこで、造形開始前や、各層を造形する前等に所定の間隔でレーザー光の強度を測定し、所定のレーザー光の強度から外れている際にAOM、レーザー電源、スキャナ制御等によりレーザー光を所定の強度に保つことは重要である。
また、Zフレームの中間アーム541の長さを変えることにより、異なる深さの液体樹脂タンクに対応することができる。543は541の長さを変えたものです。図31は本実施例で樹脂タンクが最も深い状態で高さのある増益物を作る際に長いZフレームを用いている概略図である。図32は本実施例の交換式Zフレームで樹脂層をバルーンで浅くして短い交換式Zフレームを用いている概略図である。図33は、本実施例の交換式Zフレームを光造形装置の造形室内で昇降機に取り付けた概略図である。
図34は造形テーブル601を昇降機フレーム603に固定した際の上面図である。図35は図34のA部の拡大図で造形テーブル601を昇降機フレーム603に位置決め精度良く固定するための一端側固定部の拡大図である。図36は図34のB部の拡大図で造形テーブル601を昇降機フレーム603に位置決め精度良く固定するための他端側固定部の拡大図である。図37は図36を側面から見たC方向矢視図である。
図34,35に示すように造形テーブル601は一端側に位置決用の凹部603が2箇所形成されている。昇降機のフレーム603には台座607上に固定され、水平方向に伸びた位置決用ピン605が台座607を介して2本のボルト609で造形テーブル601の凹部603に対応する位置に固定されている。ピン605は先端部及び凹部603はテーパ状に形成され、より精度良く位置決めされるようになっている。作業者は該2つの凹部603に対して605を挿入するだけで、容易に造形テーブル601の一端部の左右・上下及び回転方向の位置決めを精度良く行うことができる。
次に、図34、36,37に示すように造形テーブル601の他端側には位置決用の下向きの凹部611が形成された固定部材613が3本のボルト615で固定されている。前記固定部材613は磁性体でできているかもしくは凹部611の隣に磁性体が固定されている。該固定部材613の凹部611と対抗する昇降機のフレーム603には該凹部611に挿入される凸部材617を固定した第二の固定部材619が3本のボルト621で固定されている。第二の固定部材619の凸部材617の隣にはアルニコ磁石、KS鋼、MK鋼、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石623が固定されており、凹部611と凸部材617とで昇降機のフレーム603と造形テーブル601とを位置決めし、前記永久磁石623に対抗面に位置する固定部材613と前記永久磁石623との吸引力により昇降機のフレーム603と造形テーブル601とが強く固定されて造形中に動かないようにする。該固定部材613は他端側の両端2箇所に配置することにより、バランス良く固定することができる。
このような構成にすることにより、図38に示すように、作業者は造形テーブル601に形成された造形テーブル601取外用穴631にL字状の工具633の一端を挿入し、L字状の工具633の屈曲部635を支点として他端を回転させて、造形テーブル601を磁力に反して容易に昇降機のフレーム603から取外すことができる。また、前記永久磁石623を電磁石とすることにより電流のオンで磁力を発生させ、造形テーブル601を動かないように固定し、電流をオフすることにより磁力を切り、造形テーブル601を容易に取外せるようにすることもできる。
本実施例では昇降機のフレーム603側にピンを形成したが、造形テーブル601側に形成しても良い。また、永久磁石についても昇降機のフレーム603側に固定したが、造形テーブル601側に固定してもよい。
次に、造形テーブル601の取外し方について図38〜図40を用いて説明する。
図38は本願発明の造形テーブル601を取外すための器具である。図39は図38の器具を造形テーブルを取外すために取り付けた概略図である。図40は図38の器具で造形テーブルを取外した状態を示す概略図である。
造形テーブル601の取外しには、まず図39に示すように、2つの器具645の一端部641側を造形テーブル601側の2つの穴643に各々挿入する。次に器具645の取っ手647を持って歯の字状の取っ手647が平行になるまで649を支点に回転させる。これにより器具645の支点から先の一端部641が重力方向に起き上がり、造形テーブル601とフレーム603とを磁力に反して離れる方向に移動させる。このような構成にすることにより、簡単な構成で、容易の造形テーブル601を取外すことができる。
次に図42〜図45を基づいてゴミ除け機構705について説明する。図42はゴミ除け機構705を液体樹脂に漬けている状態を示す図である。図43はゴミ除け機構705を液体樹脂から完全に揚げている状態を示す図である。図44はゴミ除け機構705を液体樹脂に漬けている状態での液面センサの相対位置を透視した図である。図45はゴミ除け機構705を液体樹脂から完全に揚げている状態での液面センサの相対位置を透視した図である。
本実施例のゴミ除け機構705の底面は網状、空洞等の構成にすることによりゴミを取り除いて周面壁で囲まれたゴミ除け内の液面の他の液面と同じ高さとしている。
図42〜図45に示すようにゴミ除け機構705の液体樹脂タンク721との固定面131には固定位置を変えるため固定ねじ707に対して固定ネジ707を外さずにゴミ除け機構705を液面に浸している状態と完全に揚げている状態とを切り替えるための切欠733が形成されている。図42及び図44は切欠733の最上部でゴミ除け機構705が固定されており、液体樹脂に漬けている状態である。この状態から固定ネジ707を緩め、ゴミ除け機構705を上方に移動し、切欠733の最下点に達したところでゴミ除け機構705を少し右側へ移動し、切欠733の凹735に固定ねじ707を嵌めて再度固定することによりゴミ除け機構705は図44及び図45に示すように液体樹脂タンクに固定して液体樹脂から完全に揚げられた状態となる。従って、作業者がゴミ除け機構705の置き場所に困ることを無くし、着脱の煩雑な作業も無くすことができる。
図44、図45に示すように、液面センサは液体樹脂タンクに対して相対的に固定されており、ゴミ除け機構705が動いても固定されたままの状態である。これにより、液面センサ703を再調整する必要は無い。ゴミ除け機構705は、図44に示されているように固定ネジ707によりゴミ除け機構705と光造形装置のフレーム709とを固定している。ゴミ除け機構705は該固定ネジ707を緩めることにより上方右側に動かすことができる。固定ネジ707にはネジ外れ防止機構711があり固定ネジ707の紛失を防止している。
また、ゴミ除け機構705の他の機能としては、該液溜部713を樹脂内に沈めた時に該液溜部713内に液面上に浮遊したゴミや泡などの侵入を防止している。液面センサ703は、造形中など必要に応じて液面センサから液面までの距離を測定する。液面センサ703の具体的な実施例としては、発光素子から発した光がゴミ除け機構705の液溜部の液面で反射し、該反射した光を受光素子で受光するまでに時間で距離を計測する。ゴミ除け機構705を用いることにより、液面上に浮遊したゴミや泡などによって液面センサ703から液面までの距離の誤計測を防止できる。
図46は液面センサ703によりリコータ751の液面との相対的な位置を測定するための装置を示す。リコータ751にリコータの751の刃先753と同じ高さで水平方向に伸びる平板755を有するリコータの水平器757を装着し、該平板755のリコータの751の刃先753と同じ高さの上面を液面センサ703で計測することによりリコータの刃先753と液体樹脂面とが同じ高さになるように調整する。この場合、ゴミ除け機構705は平板755と干渉しないように液面から完全に揚げている状態で固定されている。
図47は液体樹脂タンク内でテーブル昇降機のアームが上下するための光造形には不要な液体樹脂タンク内のデッドスペースに前記アームと干渉しないようにブロック761を固定し、樹脂を節約するための構成の概略図である。これにより、光造形に寄与しない無駄な樹脂を無くすことができる。
図中801はブレードである。該ブレード801は水平方向に伸びていて、断面形状は図51.52に示すように逆コの字状の形状をしている。該ブレード801の内部には下に開口した空間が形成されており、該ブレード801を図51のように液体樹脂に沈めることにより前記。レード801の内部には下に開口した空間に液体樹脂が溜まり、該ブレード801を図52に示すようにリコート位置に戻した際に該空間に溜まった液体樹脂が抜けないようになっており、リコート中に液面に液体樹脂を供給しながら液面を平坦化する。
該ブレード801の駆動は図48,49に示すようにモータ803により駆動される。この際に、ブレード801が上下動してもブレードが水平を保って動くようにリコータの両端部で垂直方向のガイド805がリコータに設けられている。レール805は図50に示すようにブレード801に大きな径を持つ円柱状の部材807が固定されており、それをリコータの筐体809に固定されて中空円筒状のレール部材811に通すことにより水平を維持して上下動することが出来るようになっている。
ブレード801は液体樹脂内に沈めて再度持ち上げる際にブレード801内が液体樹脂で満たされて重くなりモータ803への負担を軽減し持ち上げるための時間を短縮するためにブレードを沈めた際に伸びるばね813がブレード801と筐体809との間に3つ取り付けられている。
また、ブレード801の上面には図51〜図55に示すように逆止弁815が取り付けられている。逆止弁815は図51に示すように第一の弁部821によりリコート位置で閉じられている。第一の弁部821はバネ823のバネ力により弁体825をブレード801内の空間に通じた孔827に形成された弁受829に密着することにより閉弁される。次に図51のリコート位置から図52の液体樹脂に沈められる際に第一の弁部821が開弁状態となり、次いで図51〜図55に示す第二の弁体831が開弁状態となりブレード801内の残留空気が大気中に抜けるようになっている。第二の弁体831の詳細は図53〜55に示すように、ピン833が円筒内に設けられピン833に支持されるように第二の弁体837が挿入され、閉弁時は重力により第二の弁体837が落下し、孔827を塞いだ状態となり、開弁時はブレード801内の圧力が上昇することにより内部の空気により押し上げられて空気が抜ける構成となっている。さらにブレード801を図52の状態から図51のリコート位置にブレード801を戻す際はブレード801内の圧力が負圧となるため、大気圧により弁体837が孔827を塞ぐ力が働きブレード801内の液体樹脂が漏れないようにしている。
ピン833の上端には第二の弁体837が抜けないように抜け防止部材841が取付けられている。
液体樹脂用タンク901内の液体樹脂903内に耐腐食性の容器、例えばガラスの容器内に水もしくは水溶液905を入れ、容器の口907を水のみを通す特殊な膜111で覆う。特殊な膜としては半透膜を用いる。該容器を特殊な膜に常に容器内の水もしくは水溶液905が接するように容器の口907が下向きになるように液体樹脂内に沈める。このようにすることにより、特殊な膜から所定量の水が所定の割合で液体樹脂内に流れ込むので、乾燥状態でも特殊な定湿層を設けずに液体樹脂の水分濃度を所定の水分濃度に維持することができる。さらに、特殊な水溶液を用いることにより乾燥状態だけではなく高湿状態で液体樹脂内の水分濃度が上がっても、樹脂層の水分を除去することができ、液体樹脂の水分濃度を所定の水分濃度に維持することができる。
半透膜としては再生セルロース(セロファン)、アセチルセルロース、ポリアクリロニトリル、テフロン(登録商標),ポリエステル系ポリマーアロイ、ヴィスキング、ミリポアあるいはポリスルホン等の多孔質膜が用いられる。本実施例の特性としては、湿度約20%RHの雰囲気で、200ccのビーカー中に4.5gの純水を入れ、多孔質膜の表面積を0.74cm2としたところ多孔質膜の孔径が大きいほど水分の移動量が大きい傾向が認められた。比較的大きめの孔径としてはφ=0.2μm〜10.0μmを用いた。
また、孔径が約2nm程度の小さい多孔質膜を用いると、水分の流量は減るが、樹脂中の成分が多孔質膜を通過してビーカー内の純粋に入ることはほとんどない。したがって、浸透圧に影響が出ない。従って、膜の表面積で水分の移動量を調整する。
図57は本願発明の第二実施例である。
951は造形テーブルの昇降機でありアーム953により矢印の上下方向に昇降される。955は水もしくは水溶液の平板状タンク957で注入口959がある。該タンク207の下面にはタンク957の底面として浸透膜961で覆われており、外浸透膜961からタンク内の水が液体樹脂内に浸透もしくは液体樹脂内の水分がタンク内に浸透する。該タンクは造形テーブルの直下に配置されることにより、造形テーブルの昇降動作で液体樹脂内の水分も濃度のむらなく攪拌されるという利点もある。
そして、本発明の光学的立体造形装置は、小型から大型に至る各種の立体造形物の製造に有効に使用することができる。
本発明の光学的立体造形装置による場合は、精密部品、電気・電子部品、家具、建築構造物、自動車用部品、各種容器類、鋳物、金型、母型などのためのモデルや加工用モデル、複雑な熱媒回路の設計用の部品、複雑な構造の熱媒挙動の解析企画用の部品、その他の複雑な形状や構造を有する各種の立体造形物を、高い造形速度および寸法精度で円滑に製造することができる。
12 放射ビーム
12‘ 変調された放射ビーム
14 変調器
16 偏向手段
20、22 ミラー
24、26 モータ
40 液状光硬化性組成物
41 造形テーブル
42 昇降機モータ
43 ドクタ・ナイフ
44 容器
100 光造型装置
103 電装部の筐体
105 本体の筐体
107 壁
109 背面、ポンプ
111 膜
117 扉
121 制御コンピュータのモニター
123 制御コンピュータのキーボード
125 光造形装置の操作スイッチ、マウス
127 テーブル
129 リニアガイド
131 固定面
143 レーザーの電源
145 制御コンピュータ本体
151 メンテナンススペース
201 レーザー発振器
203 AOM
205 メカシャッター
207 反射ミラー
209 ダイナミックフォーカス
211 フォーカスレンズ
213 カルバノスキャナ
215、217 ファン
221 ダクト
Claims (5)
- 未硬化の光硬化性樹脂の薄層を選択的に光照射し、光照射域に対応する断面硬化層を造形する工程を繰返すことで該断面硬化層が積層された立体的光硬化造形物を造形する光造形装置であって、
造形テーブルの一端面に、位置決めのための水平方向に伸びる少なくとも1箇所の第1ピン部を設け、
前記造形テーブルを乗せるための昇降フレームに、前記第1ピン部を受けるための第1凹もしくは穴部を設け、
前記造形テーブルの前記第1ピン部とは反対側の他端部に、昇降方向下方に伸びる少なくとも1つの第2ピン部と磁石部を設け、
前記昇降フレームに、前記第2ピン部を受けるための第2凹もしくは穴部を設けた、
ことを特徴とする光造形装置。 - 前記磁石部は、永久磁石である、
ことを特徴とする請求項1に記載の光造形装置。 - 前記磁石部は、電磁石であり、
前記電磁石の電流をオンして磁力を発生させ、前記昇降フレームに対して前記造形テーブルを固定し、
前記電磁石の電流をオフして磁力を切り、前記昇降フレームから前記造形テーブルを取り外す、
ことを特徴とする請求項1に記載の光造形装置。 - 未硬化の光硬化性樹脂の薄層を選択的に光照射し、光照射域に対応する断面硬化層を造形する工程を繰返すことで該断面硬化層が積層された立体的光硬化造形物を造形する光造形方法であって、
造形テーブルの一端面に設けられた位置決めのための水平方向に伸びる少なくとも1箇所の第1ピン部を、前記造形テーブルを乗せるための昇降フレームに設けられた第1凹もしくは穴部により受け、
前記造形テーブルの前記第1ピン部とは反対側の他端部に設けられた昇降方向下方に伸びる少なくとも1つの第2ピン部と磁石部を、前記昇降フレームに設けられた第2凹もしくは穴部により受ける、
ことを特徴とする光造形方法。 - 前記磁石部を、電磁石で構成し、
前記昇降フレームに対して前記造形テーブルを固定するときは、前記電磁石の電流をオンして磁力を発生させ、
前記昇降フレームから前記造形テーブルを容易に取り外すときは、前記電磁石の電流をオフして磁力を切るようにした、
ことを特徴とする請求項4に記載の光造形方法。
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