JP5790711B2 - 車両用無線送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナと無線送信部とを同軸ケーブルで接続している車両用無線送信装置に関する。
従来、アンテナと無線送信部との間は同軸ケーブルで接続されることが多い。同軸ケーブルによって信号が伝送される際、損失が生じることが知られている。特許文献1では、この損失を補うため、入力レベルを調整している。
また、無線送信装置は、個体が異なっても、同じ出力で電波を送信する必要がある。しかし、無線送信部は周波数特性等に個体差があることに起因して、出力に個体差がある。そこで、個体による出力差をなくすために、一台ごとに調整され、調整値が所定の記憶部に書き込まれる。
特開2010−258742号公報
無線送信装置が車両に搭載される場合、アンテナや無線送信部の配置は車両モデル毎に異なる。そのため、アンテナと無線送信部を接続する同軸ケーブルも、車両モデルごとに長さ等が異なる。これに起因して、同軸ケーブルにおいて生じる損失は車両モデルごとに異なる。場合によっては、アンテナそのものが車両モデル毎に異なり、その利得が異なることもある。一方、無線送信装置の送信出力は、同軸ケーブルの損失の影響を受ける。そのため、車両モデルごとに、調整値を変更する必要が生じる。
しかし、複数種類の車両モデルに対応して複数種類の無線送信装置を製造することは、大量生産によるコストダウンを困難にする。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、複数種類の車両モデルに搭載されてもアンテナから放射される実効送信出力を所望の出力とすることができる車両用無線送信装置を提供することにある。
その目的を達成するための本発明は、アンテナ(110B)と、信号を変調するとともに出力を調整して出力する無線送信部(220、150)と、前記アンテナと前記無線送信部とを接続する線路の少なくとも一部を構成する同軸ケーブル(20、101B)と、前記アンテナから放射される実効送信出力を所定の値にするために、前記無線送信部の出力を調整する調整値を複数の車両モデル別に決定できる調整値決定テーブルを記憶するテーブル記憶部(212)と、前記調整値に基づいて前記無線送信部の出力を調整する出力調整部(211、161)とを備えて、車両に搭載される車両用無線送信装置であって、前記車両にこの車両用無線送信装置以外に搭載された装置である他装置(46)から車両モデル情報を読み出し、読み出した車両モデル情報、および、前記テーブル記憶部に記憶されている調整値決定テーブルに基づいて、この車両用無線送信装置が搭載された車両の車両モデルに対応する調整値を決定する調整値決定部(211)を備え、前記出力調整部は、前記調整値決定部が決定した調整値に基づいて前記無線送信部の出力を調整することを特徴とする。
本発明によれば、テーブル記憶部に、調整値を複数の車両モデル別に決定できる調整値決定テーブルを記憶している。そして、調整値決定部は、車両にこの車両用無線送信装置以外に搭載されている他装置から車両モデル情報を読み出し、読み出した車両モデル情報および調整値決定テーブルに基づいて、この車両用無線送信装置が搭載された車両の車両モデルに対応する調整値を決定する。これにより、複数種類の車両モデルに搭載されても、アンテナから放射される実効送信出力を所望の出力とすることができる。
そのため、車両モデル別に異なる調整を行った車両モデル別の車両用無線送信装置を用意する必要がない。よって、車両モデル別に車両用無線送信装置を用意する場合よりも、品番数を少なくすることができるので、コストダウンが可能である。
第1実施形態の車両用無線通信装置1の構成図 通信ECU200に対して週出力する信号を説明する図 アンテナモジュール100が車両ルーフ2に搭載された状態における部分断面図 通信ECU200のCPU211が電源ON時に実行する処理 通信ECU200のCPU211が通常時に実行する処理 第2実施形態の車両用無線通信装置1Aの構成図 通信ECU200AのCPU211が電源ON時に実行する処理 アンテナモジュール100AのCPU161が電源ON時に実行する処理 アンテナモジュール100AのCPU161が電源ON時に実行する処理 アンテナモジュール100AのCPU161が通常時に実行する処理 アンテナモジュール100Bと通信ECU200Bとの間をブルートゥース通信回路165、251により接続する例
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の車両用無線送信装置の第1実施形態となる車両用無線通信装置1は、図1に示すように、アンテナモジュール100と通信ECU200とを備えており、車車間通信および路車間通信の両方またはいずれかを行なう無線通信装置である。車車間通信および路車間通信の通信周波数には、たとえば700MHz帯や5.9GHz帯が用いられる。
第1実施形態では、アンテナモジュール100は、図3に示すように車両ルーフ2の上面2aに設置される。一方、通信ECU200は、車両内部の所定位置に設置される。よって、アンテナモジュール100とは別の筐体(図示せず)を用いて配置される。通信ECU200が設置される位置は、車両内部であれば特に限定はないが、電子部品を備えているので、できるだけ日光等による温度変化が少ない環境が好ましい。
(アンテナモジュール100の構成)
アンテナモジュール100は、車車間通信および路車間通信用の構成として、2つのアンテナ110A、110B、双方向アンプ(Bi-Directional Amplifier、以下、BDA)120、ローノイズアンプ130を備える。
BDA120は、2つの切り替えスイッチ121A、121B、ローノイズアンプ122、パワーアンプ123を備える。これらのアンプ122、123は固定利得アンプであり、BDA120は、同軸ケーブル20による損失を補償するためのものである。
上記構成以外に、このアンテナモジュール100は、GNSS(Global Navigation Satellite Systems)用アンテナ194、ローノイズアンプ196、携帯電話回線用アンテナ198を備える。GNSS用アンテナ194はローノイズアンプ196に接続され、そのローノイズアンプ196は同軸ケーブル30に接続されている。携帯電話回線用アンテナ198は同軸ケーブル40に接続されている。
車車間通信および路車間通信用のアンテナ110のうちの一方のアンテナ110Aは受信専用であり、ローノイズアンプ130が接続されている。これに対して、他方のアンテナ110Bは、受信および送信の両方に用いられる。切り替えスイッチ121A、121Bにより、受信時には、アンテナ110Bはローノイズアンプ122、同軸ケーブル20を介して通信ECU200に接続される。送信時には、アンテナ110Bはパワーアンプ123、同軸ケーブル20を介して通信ECU200に接続される。
(通信ECU200の構成)
通信ECU200は、演算部210、無線送信部としての機能を有する通信チップ220、切り替えスイッチ230、アンテナ切り替え回路240、GNSS受信部250、セキュリティアクセスモジュール(SAM)260、携帯電話送受信部270、電源280を備える。
GNSS受信部250は、同軸ケーブル30を介してGNSS用アンテナ194と接続されており、GNSS用アンテナ194から供給される信号をろ波、増幅、復調して受信データを演算部210へ供給する。SAM260は、車車間通信または路車間通信により送受信する信号を暗号化、復号化する。携帯電話送受信部270は、同軸ケーブル40を介して携帯電話回線用アンテナ198と接続されており、携帯電話回線へ接続するための送受信機能を持つ。携帯電話回線への送信データは演算部210から入力され、また、携帯電話回線からの受信データは演算部210へ出力される。電源280は、この通信ECU200の内部の種々の構成部品に電力を供給するとともに、アンテナモジュール100の構成部品にも電力を供給する。
演算部210は、CPU211、メモリ212、インターフェース(I/F)部213を備える。CPU211は、詳細処理は後述するが、請求項の出力調整部として機能する。
メモリ212としては、少なくとも、書き換え可能な不揮発性メモリを備える。また、揮発性メモリも備えていてもよい。以下、特に明記しない場合にはメモリ212は書き換え可能な不揮発性メモリを指す。
このメモリ212には、調整値記憶部として機能し、アンテナ110Bから放射される実効送信出力が予め設定された出力となるよう調整した調整値が書き込まれている。調整値が適用されることで送信部223の出力が調整される。
出力調整は車両モデルを特定して行われており、メモリ212には、調整時に特定した車両モデルを示す情報である車両モデル情報も書き込まれている。また、メモリ212はテーブル記憶部としても機能している。すなわち、メモリ212には、調整値を、調整時の車両モデル以外の車両モデルに適合させるための補正値を車両モデル別に備える補正値テーブルも書き込まれている。補正値テーブルが備える各補正値は、予め実験に基づいて設定される。
I/F部213はCANバス300に接続されている。演算部210は、I/F部213およびCANバス300を介して車両内の種々の情報を取得し、または車両内の機器へ情報提供できる。
通信チップ220は、2つの受信部221、222、送信部223、ベースバンド処理部224を備える。本実施形態では、IEEE802.11pの通信規格により車車間通信および路車間通信を行なう仕様となっている。
受信部221は、同軸ケーブル10と接続されており、アンテナ110Aが受信した信号が同軸ケーブル10を介して入力される。受信部221は、入力される高周波信号を、ベースバンド帯の信号に復調し、ろ波および増幅を行なってベースバンド処理部224へ送る。もう一つの受信部222も、機能は上述の受信部221と同じである。この受信部222は、切り替えスイッチ230、同軸ケーブル20を介してアンテナ110Bと接続される。
送信部223も切り替えスイッチ230と接続されている。送信部223は、ベースバンド処理部224から送られてくる信号を高周波帯の信号に変調し、所定の出力に増幅したうえで、アンテナモジュール側へ送る。
切り替えスイッチ230は、受信部222と同軸ケーブル20とが接続された状態と、送信部223と同軸ケーブル20とが接続された状態とを切り替える。この切り替えスイッチ230は、アンテナ切り替え回路240により接続状態が切り替えられる。アンテナ切り替え回路240は通信チップ220の通信状態をもとにした送受信の切り替えの機能を持つ。ベースバンド処理部224は、ベースバンド信号の変調、復調を行なう。また、受信時は、受信ダイバーシティ(ここでは最大比合成ダイバーシティ)が行われる。
上記構成の通信チップ220は、演算部210との間で相互に通信が可能となっている。電波受信時、電波送信時とも、通信チップ220と演算部210との相互の通信が行われる。
(演算部210に対して入出力する信号)
図2に示すように、通信ECU200には、バッテリ電源(+B)、アクセサリ信号(ACC)、イグニッション信号(IG)、グランド信号(GND)、方向指示灯の点滅状態を示す信号(Turn signals)、エアバッグの展開状態を示す信号(Airbag signals)が直接入力される。
また、通信ECU200は、CANバス300を介して、HMI要求信号の出力、種々の車両情報(Vehicle Info)の取得を行う。HMI要求信号はHMI装置41に供給される。このHMI装置41はメーターディスプレイなどである。
図2に示すように、CANバス300には、外気温センサ42、その他のセンサ群45、通信ECU200以外の種々のECUである他ECU46、ナビゲーション装置47も接続されている。
通信ECU200は、それらのセンサ42、45、他ECU46から、外気温、車速、加速度、ヨーレート、ブレーキ信号などの車両情報を取得する。他ECU46は他装置に相当し、この他ECU46からは車両モデル情報も取得する。
また、通信ECU200にUSBコネクタ260が設けられ、このUSBコネクタ260を介したUSB接続によって、通信ECU200はナビゲーション装置47と通信可能に構成されてもよい。
(アンテナモジュール100の形状、搭載位置等)
図3に示すように、アンテナモジュール100が備える筐体3は、外観デザイン上の理由等により、車両前方から車両後方にかけて流線形を有する形状(いわゆるシャークフィン形状)に形成されている。
地板4は、略長方形をなす平面形状であり金属板により構成される。アンテナモジュール100が車両ルーフ2の上面2aに搭載された状態では、地板4は車両ルーフ2の上面2aに沿う。地板4の上面部である地板面4aには、樹脂からなる平板形状のプリント配線基板5が地板面4aに対して略垂直に立設されている。
プリント配線基板5の一方の面5aにはアンテナグランド6が導体パターン(導体膜)により形成されている。また、この面5aには、アンテナグランド6と地板4とを電気的に接続する接続部7も導体パターンにより形成されている。この接続部7によりアンテナグランド6は地板4と同電位となっている。また、プリント配線基板5には、アンテナ110A、110Bも固定されている。なお、図3では、BDA120等の回路構成は省略している。
(送信出力の調整値の補正)
個体が異なっても定められた出力の電波がアンテナ110Bから送信できるように、予め、出荷前の調整工程において出力調整が行われ、調整値がメモリ212に書き込まれている。調整値は、同軸ケーブル20による信号損失も考慮して設定されている。
同軸ケーブル20の長さ等が車両モデル毎に異なるため、同軸ケーブルにおける信号損失は車両モデル毎に異なる。そのため、調整値は車両モデルを特定して行う。
本実施形態の車両用無線通信装置1は、以下に説明する処理を実行することで、調整時の車両モデル以外の車両モデルにも適応することができる。
(CPU211の電源ON時の処理)
図4に示すように、通信ECU200のCPU211は、電源がONになると、メモリ212から車両モデル情報を読み出す(ステップS1)。
ステップS2では、他ECU46から車両モデル情報を取得する。車両モデル情報を取得する他ECU46は、たとえばボデーECUである。なお、車両モデル情報を取得する他ECU46を予め特定しておく必要はない。もちろん、車両モデル情報を取得する他ECU46を予め特定しておいてもよい。
ステップS3では、ステップS1で読み出した車両モデル情報、すなわち、自身が記憶する車両モデル情報と、ステップS2で他ECU46から読み出した車両モデル情報とが同じか否かを判断する。
この判断がYESであれば図4の処理を終了する。この場合、出荷前の調整工程で調整された調整値がそのまま使用されることになる。ステップS3の判断がNOであれば、ステップS4へ進む。
ステップS4では、補正値テーブルから、ステップS2で他ECU46から読み出した車両モデル情報に対応する補正値を決定し、その補正値で調整値を補正する。
ステップS5では、補正後の調整値をメモリ212へ書き込む。ステップS6では、ステップS2で他ECU46から読み出した車両モデル情報をメモリ212へ書き込む。
(CPU211の通常時の処理)
CPU211は、図4を実行後の通常時は図5を実行する。通常時とは、電源がONされたとき以外であれば特に制限はない。たとえば図4の処理が終了した後のタイミングが通常時の一例である。
図5に示すように、メモリ212から補正後の調整値を読み込む(ステップS11)。この処理は調整値決定部に相当する処理である。
続いて、送受信処理を行う(ステップS12)。この送受信処理は、たとえば、通信チップ220の制御、送信部223の出力設定、通信チャンネルの設定、送受信切り替え、送信するデータのセット、受信したデータの読み取りなどである。
以上、説明した第1実施形態では、メモリ212に、調整値を、調整時の車両モデル以外の車両モデルに適合させるための補正値テーブルを記憶しており、また、調整時の車両モデルも記憶している。この補正値テーブルを備えることで、調整時の車両モデルとは異なる車両モデルに搭載された場合にも、搭載された車両モデルに対応して調整値を補正することができるようになっている。
そして、電源ON時に、他ECU46から読み出した車両モデル情報と、メモリ212に記憶されている車両モデル情報とが一致していなかった場合(S3:NO)、他ECU46から読み出した車両モデル情報が示す車両モデルに搭載されたと判断する。この判断を行った場合、補正値テーブルから、他ECU46から読み出した車両モデル情報に対応する補正値を参照して調整値を補正する(S4)。
これにより、本実施形態の通信ECU200は、同軸ケーブル20の損失とBDA120のゲインを想定した送信出力とすることができるので、車両用無線通信装置1が複数種類の異なる車両モデルに搭載されても、実効送信出力を所望の値とすることができる。そのため、車両モデル別に異なる調整を行った車両モデル別の車両用無線通信装置を用意する必要がない。よって、車両モデル別に車両用無線通信装置を用意する場合よりも、品番数を少なくすることができるので、コストダウンが可能である。
また、本実施形態では、他ECU46から読み出した車両モデル情報と、メモリ212に記憶されている車両モデル情報とが一致していなかった場合(S3:NO)、調整値を補正するだけでなく、補正後の調整値をメモリ212に書き込んでおき(S5)、且つ、他ECU46から読み出した車両モデル情報もメモリ212に書き込む(S6)。これにより、次回の電源ON時にはステップS3がYESとなるので、調整値を毎回補正する必要がない。
(第2実施形態)
次に第2実施形態を説明する。なお、この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用することができる。
第2実施形態の車両用無線通信装置1Aは、図6に示すように、アンテナモジュール100Aと通信ECU200Aを備える。アンテナモジュール100A、通信ECU200Aは、それぞれ、第1実施形態のアンテナモジュール100、通信ECU200と同じ位置に設置される。
(アンテナモジュール100Aの構成)
アンテナモジュール100Aは、車車間通信および路車間通信用の構成として、2つのアンテナ110A、110B、切り替えスイッチ140、2つのローノイズアンプ130、141、パワーアンプ142、通信チップ150、インターフェースアダプター160、切り替え回路170、電源部180を備える。
以上の構成のうち、アンテナ110を除いた構成が無線通信部190である。なお、無線通信部190は、アンテナ110を介した無線通信を行う機能を備えていればよく、必ずしも図6の構成に限定されない。
アンテナ110Aとローノイズアンプ130との間は同軸ケーブル101Aにより接続されており、アンテナ110Bと切り替えスイッチ140との間は同軸ケーブル101Bにより接続されている。
アンテナモジュール100Aは、それ以外に、GNSS用アンテナ194、ローノイズアンプ196を備える。GNSS用アンテナ194はローノイズアンプ196に接続され、そのローノイズアンプ196は同軸ケーブル30に接続されている。
アンテナ110Bは、切り替えスイッチ140により、受信時にはローノイズアンプ141に接続され、送信時にはパワーアンプ142に接続される。
通信チップ150は、2つの受信部151、152、送信部153、ベースバンド処理部154を備える。一方の受信部151はローノイズアンプ130と接続され、他方の受信部152はローノイズアンプ141と接続されている。受信時には、切り替えスイッチ140により、受信部152と接続されているローノイズアンプ141と、アンテナ110Bが接続される。したがって、受信時は、2つのアンテナ110A、110Bが用いられる。切り替えスイッチ140の切り替えはアンテナ切り替え回路170が行う。
送信部153は、パワーアンプ142と接続されている。送信時には、切り替えスイッチ140が切り替えられて、パワーアンプ142および送信部153と、アンテナ110Bとが接続される。
受信部151、152、送信部153、ベースバンド処理部154の機能は、それぞれ、第1実施形態の受信部221、222、送信部223、ベースバンド処理部224の機能と同じである。
上記構成の通信チップ150は、インターフェースアダプター160との間で相互に通信が可能となっている。インターフェースアダプター160は、CPU161と、メモリ162と、インターフェース部(以下、I/F部)163とを備える。
CPU161は請求項の出力調整部として機能する。メモリ162としては、少なくとも書き換え可能な不揮発性メモリを備える。また、揮発性メモリも備えていてもよい。以下、特に明記しない場合にはメモリ162は書き換え可能な不揮発性メモリを指す。このメモリ162にも車両モデル情報が書き込まれている。また、第1実施形態では通信ECU200のメモリ212に書き込まれていた調整値は、第2実施形態では、アンテナモジュール100Aの構成要素であるこのメモリ162に書き込まれている。
さらに、メモリ162は温度テーブル記憶部としても機能する。すなわち、このメモリ162には、調整値を温度に応じて補正する温度補正テーブルも書き込まれている。温度補正テーブルは、たとえば、測定温度に対する補正値すなわち温度補正値を備えるテーブルである。補正値は、具体的には調整値補正量あるいは調整値補正係数である。このテーブルは、出力調整時の温度を基準としており、温度センサ192が検出した温度が出力調整時の温度と同じであれば調整値を補正する必要がない。そのため、出力調整時の温度に対する調整値補正量は0、出力調整時の温度に対する調整値補正係数は1となっている。
I/F部163は、イーサネット(登録商標)の通信規格で通信を行うためのイーサネットケーブル50に接続されている。CPU161は、イーサネットケーブル50およびI/F部163を介して通信ECU200Aとの間で通信を行う。また、このCPU161は通信チップ150を制御する。
切り替え回路170は、通信チップ150の通信状態をもとにして、切り替えスイッチ140の切り替えを行う。
電源部180は、インターフェース部163に接続されており、イーサネットケーブル50を介して供給される電力を、アンテナモジュール100Aを構成する種々の部品に供給する。温度センサ192は、無線通信部190の温度を検出するために、アンテナモジュール100Aの筐体3(図3参照)の内部において、無線通信部190の近傍に配置される。この温度センサ192は、検出した温度を示す信号をインターフェース部163に出力する。
(通信ECU200Aの構成)
通信ECU200Aはアンテナモジュール100Aとの間で、イーサネットケーブル50を介して相互に通信可能になっている。
この通信ECU200Aは、第1実施形態の通信ECU200と同じ演算部210、GNSS受信部250、SAM260、電源280を備える。また、インターフェース部270も備える。
第2実施形態の車両用無線通信装置1Aは、このような構成であり、第1実施形態と異なり、通信チップ150がアンテナモジュール100Aの要素となっている。
(ECU側CPUの電源ON時の処理)
図7に示すように、通信ECU200AのCPU211(以下、ECU側CPU211)は、電源がONになると、第1実施形態と同様、メモリ212から車両モデル情報を読み出し(ステップS21)、他ECU46から車両モデル情報を取得する(ステップS22)。さらに、ステップS23において、無線通信部190の構成要素であるメモリ162からも車両モデル情報を読み出す。
そして、ステップS24では、ステップS21〜S23で読み出した3つの車両モデル情報が一致するか否かを判断する。この判断がYESであれば、ステップS25へ進み、車両モデル情報変化なし通知を無線通信部190へ送り、図7の処理を終了する。
ステップS21〜S23で読み出した3つの車両モデル情報のいずれか一つでも他の車両モデル情報と異なっていればステップS24はNOとなる。この場合にはステップS26へ進む。
ステップS26では、補正値テーブルから、ステップS22で他ECU46から読み出した車両モデル情報に対応する補正値を決定し、その補正値で調整値を補正する。
ステップS27では、他ECU46から読み出した車両モデル情報を無線通信部190に送る。さらに、ステップS28では、補正後の調整値を無線通信部190へ送る。ステップS29では、他ECU46から読み出した車両モデル情報をメモリ212へ書き込む。
(アンテナモジュール側CPUの電源ON時の処理)
図8に示すように、アンテナモジュール100Aのインターフェースアダプター160が備えるCPU161(以下、アンテナモジュール側CPU161)は、電源がONになると、メモリ162から車両モデル情報を読み出し(ステップS31)、読み出した車両モデル情報をECU側CPU211へ送る(ステップS32)。このステップS32の実行により、ECU側CPU211は、図7のステップS23で車両モデル情報を読み出すことができる。
さらに、アンテナモジュール側CPU161は、ECU側CPU211が図7のステップS25あるいはステップS27を実行すると、図9のステップS41において、通信ECU200Aから車両モデル情報通知を受信する。この車両モデル情報通知とは、車両モデル情報変化なし通知または車両モデル情報を意味する。
ステップS42では、ステップS41で受信した車両モデル情報通知は変化なしを示す情報であるか、すなわち、車両モデル情報変化なし通知であるかを判断する。ステップS41で車両モデル情報変化なし通知を受信していればステップS42がNOとなり、図9の処理を終了する。
一方、ステップS41で車両モデル情報を受信していればステップS42はYESとなり、ステップS43へ進む。ステップS43では、ECU側CPU211から補正後の調整値を受信する。ステップS44では、ステップS41で受信した車両モデル情報をメモリ162に書き込む。さらに、ステップS45で、ステップS43で受信した補正後の調整値をメモリ162に書き込む。
(アンテナモジュール側CPUの通常時の処理)
アンテナモジュール側CPU161は、図9を実行後の通常時は、図10に示すように、まず、メモリ162から補正後の調整値を読み込む(ステップS51)。続いて、温度センサ192からセンサ値を読み込む(ステップS52)。
ステップS53では、ステップS52で読み込んだセンサ値すなわち無線通信部190の温度、および温度補正テーブルを用いて、ステップS51で読み込んだ調整値をさらに補正する。
その後、ステップS54で送受信処理を行う。ステップS54の送受信処理は、図5のステップS12と同じである。
以上、説明した第2実施形態によれば、第1実施形態において奏する効果に加えて次の効果も奏する。
すなわち、第2実施形態では、通信ECU200が備えるメモリ212から車両モデル情報を読み出し(S21)、他ECU46からも車両モデル情報を読み出し(S22)、無線通信部190が備えるメモリ162からも車両モデル情報を読み出す(S23)。そして、3つの車両モデル情報が一致するかどうかを判断する。
そのため、アンテナモジュール100Aと通信ECU200Aに、分かれている車両用無線通信装置1Aにおいて、アンテナモジュール100A(あるいはそのうちの無線通信部190)のみが故障等により交換された場合、および、通信ECU200Aのみが交換された場合にも、その交換を判断することができる。また、それら両方が交換された場合であっても、その交換を判断することができる。
そして、アンテナモジュール100A、無線通信部190、通信ECU200Aが交換されたと判断した場合、他ECU46から読み出した車両モデル情報に基づいて定まる補正値で調整値を補正する(S26)。そのため、それらが交換された場合にも、実効送信出力を所望の値とすることができる。
また、第2実施形態では、アンテナモジュール100Aに、パワーアンプ142や通信チップ150が含まれている。この構成により、アンテナ110Bと通信チップ150との間での信号損失が低減できる。反面、アンテナモジュール100Aは車両ルーフ2の上面2aに設置されることから、パワーアンプ142や通信チップ150の温度変化が大きい。
しかし、第2実施形態では、アンテナモジュール100Aは温度センサ192を備え、また、温度補正値を備える温度補正テーブルも記憶している。そして、メモリ162に書き込まれている調整値を、検出した温度と温度補正テーブルとを用いて補正する。そのため、パワーアンプ142や通信チップ150の温度変化が大きくても、精度よく、実効送信出力を所望の出力にすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の第1実施形態では、BDA120を備えていたが、BDA120に代えて2つのアンプを備えてもよい(変形例1)。
また、前述の実施形態では、調整値を、調整時の車両モデル以外の車両モデルに適合させるための補正値を車両モデル別に備える補正値テーブルをメモリ212に記憶していた。これに代えて、その補正値で補正した後の調整値を車両モデル別に備えた調整値決定テーブルをメモリ212に記憶しておいてもよい(変形例2)。
また、前述の第2実施形態では、ステップS51を実行後、温度情報による調整値の補正を行なっていた(ステップS52、S53)。しかし、このステップS52、S53を省略してもよい。
また、前述の実施形態では、アンテナモジュール100、110Aは、車車間通信および路車間通信において受信ダイバーシティを行うために、2つのアンテナ110A、110Bを備えていたが、車車間通信および路車間通信を行うアンテナは1本でもよいし、また、3本以上でもよい(変形例3)。また、車車間通信および路車間通信のいずれか一方のみを行ってもよい(変形例4)。
第2実施形態では、アンテナモジュール100Aと通信ECU200Aとの間で通信するイーサネットケーブル50を備えていたが、その他の種類のケーブルでアンテナモジュール100Aと通信ECU200Aとの間を通信するようにしてもよい(変形例5)。
(変形例6)
アンテナモジュールと通信ECUとの間の通信を無線通信としてもよい。たとえば、図11に示す車両用無線通信装置1Bでは、アンテナモジュール100B、通信ECU200Bが、それぞれブルートゥース送受信回路165、251を備える。そして、アンテナモジュール100Bと通信ECU200Bは、それらが備えるブルートゥース送受信回路165、251により通信を行う。なお、この変形例では、電源280は電源供給用の線を設けてアンテナモジュール100Bへ電源を供給する。また、図11では、同軸ケーブル101A、101Bは省略している。
1、1A、1B 車両用無線通信装置、2 車両ルーフ、20 同軸ケーブル、101B 同軸ケーブル、50 イーサネットケーブル、100、100A、100B アンテナモジュール、101A、101B 同軸ケーブル、110A、110B アンテナ、120 双方向アンプ、123 パワーアンプ、142 パワーアンプ、150 通信チップ、160 インターフェースアダプター、161 CPU、162 メモリ、190 無線通信部、192 温度センサ、200、200A、200B 通信ECU、210 演算部、211 CPU、212 メモリ、220 通信チップ

Claims (6)

  1. アンテナ(110B)と、
    信号を変調するとともに出力を調整して出力する無線送信部(220、150)と、
    前記アンテナと前記無線送信部とを接続する線路の少なくとも一部を構成する同軸ケーブル(20、101B)と、
    前記アンテナから放射される実効送信出力を所定の値にするために、前記無線送信部の出力を調整する調整値を複数の車両モデル別に決定できる調整値決定テーブルを記憶するテーブル記憶部(212)と、
    前記調整値に基づいて前記無線送信部の出力を調整する出力調整部(211、161)とを備えて、車両に搭載される車両用無線送信装置であって、
    前記車両にこの車両用無線送信装置以外に搭載された装置である他装置(46)から車両モデル情報を読み出し、読み出した車両モデル情報、および、前記テーブル記憶部に記憶されている調整値決定テーブルに基づいて、この車両用無線送信装置が搭載された車両の車両モデルに対応する調整値を決定する調整値決定部(211)を備え、
    前記出力調整部は、前記調整値決定部が決定した調整値に基づいて前記無線送信部の出力を調整することを特徴とする車両用無線送信装置。
  2. 請求項1において、
    一つの特定の車両モデルに対する前記調整値を記憶する調整値記憶部(212、162)を備え、
    記調整値決定テーブル、前記調整値を、前記特定の車両モデル以外の車両モデルに適用するための補正値を車両モデル別に備えるテーブルであることを特徴とする車両用無線送信装置。
  3. 請求項2において、
    前記調整値記憶部は、書き換え可能であって、前記車両用無線送信装置が搭載される車両のモデルを示す車両モデル情報も記憶し、
    前記調整値決定部は、
    前記他装置から読み出した車両モデル情報と前記調整値記憶部に記憶された車両モデル情報とが同じであるか否かを判断し、同じであれば、前記調整値記憶部に記憶された調整値を変更しない一方、
    前記他装置から読み出した車両モデル情報と前記調整値記憶部に記憶された車両モデル情報とが同じでない場合には、前記他装置から読み出した車両モデル情報、および、前記調整値決定テーブルに基づいて、この車両用無線送信装置が搭載された車両の車両モデルに対応する調整値を決定し、かつ、その調整値を前記調整値記憶部に記憶し、さらに、前記調整値記憶部に記憶されている車両モデル情報を、前記他装置から読み出した車両モデル情報に書き換えることを特徴とする車両用無線通信装置。
  4. 請求項3において、
    前記アンテナ、前記無線送信部(150)、前記調整値記憶部(162)、前記出力調整部(161)がモジュール化されたアンテナモジュール(100A)が前記車両の所定位置に配置され、
    前記調整値決定部(211)および前記テーブル記憶部を備えたECU(200A)が、前記車両において前記アンテナモジュールとは別の筐体を用いて配置され、且つ、前記テーブル記憶部は、書き換え可能であって、このECUが搭載される車両の車両モデル情報を記憶しており、
    前記調整値決定部は、
    前記他装置から読み出した車両モデル情報と、前記調整値記憶部に記憶された車両モデル情報と、前記テーブル記憶部に記憶された車両モデル情報が、互いに一致するかどうかを判断し、互いに一致すれば、前記調整値記憶部に記憶された調整値を変更しない一方、
    いずれか少なくとも一つの車両モデル情報が他の車両モデル情報と一致しない場合には、前記他装置から読み出した車両モデル情報、および、前記調整値決定テーブルに基づいて、この車両用無線送信装置が搭載された車両の車両モデルに対応する調整値を決定し、かつ、その決定した調整値を前記調整値記憶部に記憶させ、さらに、前記調整値記憶部に記憶されている車両モデル情報および前記テーブル記憶部に記憶されている車両モデル情報を、前記他装置から読み出した車両モデル情報に書き換える
    ことを特徴とする車両用無線通信装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記アンテナおよび前記無線送信部から出力された信号を増幅して前記アンテナに出力するアンプがモジュール化されたアンテナモジュール(100A)が前記車両のボデー外面に設置され、
    前記無線送信部は、前記車両の内部に設置され、前記同軸ケーブルは、前記アンプと前記無線送信部とを接続していることを特徴とする車両用無線送信装置。
  6. 請求項5において、
    前記アンテナモジュールは、前記無線送信部(150)および前記アンテナモジュール内の温度を検出する温度センサ(192)を備え、
    前記車両用無線送信装置は、前記調整値を温度に応じた値に補正するための温度補正値を備える温度補正テーブルを記憶した温度テーブル記憶部(162)を備え、
    前記調整値決定部は、前記調整値決定テーブルに基づいて決定した調整値を、前記温度テーブル記憶部に記憶されている温度補正テーブルと前記温度センサが検出した温度とにより定まる温度補正値で補正することを特徴とする車両用無線通信装置。
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