JP5790263B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
。手早く手差し給紙の給紙作業を行いたいユーザにとって便利である。したがって、手差し給紙の給紙作業に慣れているユーザにとって、手差し給紙の給紙作業の効率が向上できる。
次に本発明の一実施形態を図1から図9を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタを示す要部側断面図である。このレーザプリンタ1は、装置本体として本体ケーシング2を備え、その本体ケーシング2内に用紙3を給紙するための給紙部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。なお、以下の説明においては、図1の右側を前方とし、左側を後方とする。本実施形態のレーザプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一例である。
本体ケーシング2の前面には、フロントカバー7が開閉可能に形成され、後述するプロセスカートリッジ26を着脱するための着脱口6が、フロントカバー7が開けられることによって形成されている。フロントカバー7の下部には、用紙3を手差しにより内部に挿入するための手差し開口部8が形成されている。また、本体ケーシング2の上面には、画像形成後の用紙3が積載される排紙トレイ9が設けられている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられ複数枚の用紙3が積層状に積載される給紙トレイ11と、給紙トレイ11の前端上部に設けられるピックアップローラ12と、ピックアップローラ12の前側上方に設けられる給紙ローラ13と、給紙ローラ13の後側上方に設けられるレジストローラ14A,14Bなどを備えており、給紙トレイ11に積載される用紙3や手差し開口部8から挿入される用紙3を画像形成部5に供給する。
離パッド18との間に向けて送り出される。そして、その用紙3が、給紙ローラ13の回転によって、給紙ローラ13と分離パッド18との間に挟まれたときに、最上位の一枚のみが他から分離されて用紙3の搬送方向下流側へ搬送される。
どの付勢力により再び元の位置に戻る。遮光板23Cも回転軸23Bの回転に合わせて元の位置に戻る。
画像形成部5は、スキャナ部25、プロセスカートリッジ26、定着部27などを備えて構成されている。
スキャナ部25は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源から発光される画像データに基づいたレーザ光を、回転駆動されるポリゴンミラー29や、図示しない複数のレンズ及び反射鏡を介して、感光体ドラム31の表面に照射する。
プロセスカートリッジ26は、スキャナ部25の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ26は、フレーム30内に、像担持体としての感光体ドラム31、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器32、現像カートリッジ33、転写手段としての転写ローラ34等を備えている。
定着部27は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ42と、加熱ローラ42を押圧するように対向配置された加圧ローラ43とを備えている。この定着器27では、トナー像を坦持した用紙3を、加熱ローラ42及び加圧ローラ43によって狭持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙3に定着させる。そして、熱定着
された用紙3は、本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ44へ搬送され、この排紙ローラ44により前述の排紙トレイ9上に排出される。
次に、レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。
次に手差し給紙動作時のソレノイドの動作について説明する。手差し給紙動作は、ユーザによって用紙3が手差し開口部8に挿入されて手差しセンサ21が用紙3を検出することにより開始される。手差しセンサ21が用紙3を検出してオン状態を出力すると、ソレノイド61は後述する回転禁止時間T1だけオン状態になる。この回転禁止時間T1だけメインモータ60からレジストローラ14Aへの動力伝達が遮断される。用紙3がレジストローラ14A,14Bに到達する前にレジストローラ14Aへの動力伝達が遮断されるので、挿入された用紙3がレジストローラ14A,14Bに突き当たる。用紙3がレジストローラ14A,14Bに突き当たることでたわみ、用紙3の挿入方向における斜行が補
正される。回転禁止時間T1は後述する回転禁止時間設定プログラムにより設定される。回転禁止時間T1は用紙3の斜行補正が完了する予測時間であり、その時間が設定される。
次に手差し給紙動作について図3、図9を用いて説明する。図9は、手差し給紙が連続して成功した場合の手差しセンサ、レジ後センサ、メインモータ、及び、ソレノイドの動作を示すタイミングチャートである。ユーザにより用紙3が手差し供給口8より挿入され、用紙3の先端が手差しセンサ21を通過すると、手差しセンサ21が用紙3有りを検出する。手差しセンサ21が用紙3有りを検出すると、レジストローラ14Aへの動力伝達が遮断されるので、挿入された用紙3がレジストローラ14A,14Bに突き当たる。ユーザは用紙3がレジストローラ14Aによって引き込まれるまで突き当てている。用紙3が引き込まれて、用紙3の先端がレジストローラ14A,14Bにより挟持されると、ユーザは用紙3を手差し給紙できる位置に配置したことになる。
次に手差し開口部8から挿入された用紙3を給紙する手差し給紙プログラムについて図3、図5及び図9を用いて説明する。図5は、手差し給紙プログラムの処理を示すフローチャートである。手差し給紙プログラムは、手差し開口部8から挿入された用紙3に画像を形成するために、手差し給紙をするプログラムである。
次に、用紙3の挿入具合に応じて、レジストローラ14Aの回転禁止時間を設定するための回転禁止時間設定プログラムについて説明する。S11では、回転禁止時間設定プログラムに沿って、図6に示す処理が行われる。図6は、レジストローラの回転禁止時間設定プログラムの処理を示すフローチャートである。本処理では、短縮フラグがRAM53に設定されているか否かが判断される(S31)。短縮フラグが設定されていない場合(S31:No)、初期設定の第1禁止時間T1が用いられる(S32)。短縮フラグが設定されている場合(S31:Yes)、第1禁止時間よりも短い第2禁止時間T2が用いられる(S34)。本実施形態の第1禁止時間T1は、本発明の第1禁止時間の一例である。本実施形態の第2禁止時間T2は、本発明の第2禁止時間の一例である。本実施形態の回転禁止時間設定プログラム、及び、S11は、本発明の変更部の一例である。
次に、手差し用紙が連続して適切に給紙された場合に、回転禁止時間を短縮する回転禁止時間短縮プログラムについて説明する。図5に示す手差し給紙プログラムの実行と並列して図7に示す処理が実行される。図7は、回転禁止時間短縮プログラムの処理を示すフローチャートである。また、回転禁止時間短縮プログラムを図7と図9を用いて説明する。CPU51は、待機状態において、手差し開口部8から手差しにより挿入される用紙3の有無を手差しセンサ21により監視している(S10)。用紙3が検出された場合(S10:Yes)、S41に移る。S10で用紙3が検出されてからS50の給紙動作が開始するまでに用紙3が引き抜かれたか否かを手差しセンサ21がオフ状態であるか否かによって判断する(S41)。用紙の引き抜きは、ユーザによって、本体ケーシング2内に引き込まれた用紙3が用紙3の搬送方向の上流側に手差し開口部8から引き抜かれることにより発生する。ユーザは、引き込まれた用紙3に斜行ずれが発生した場合、用紙3を一度引き抜いた後に再度手差し開口部8に用紙3を挿入する。用紙3が引き抜かれたか否かを判断するために、給紙動作が開始されるまでに(S50:Yes)、手差しセンサ21により用紙3無しを検出した場合(S41:Yes)に用紙3が引き抜かれたと判断する。
次に、手差し給紙された用紙3に印刷が正常に行われたか否かを判断する印刷成功判断プログラムについて図8を用いて説明する。図8に示す印刷成功判断プログラムは、図5のS19の実行と同時に実行される。印刷成功判断プログラムが実行されると、用紙3の先端がレジ後センサ22よりも手前の位置で停止している用紙3の再搬送が開始されたか否かが判断される(S60)。再搬送が開始されるまでS60を繰り返す(S60:No)。再搬送が行われたか否かは、図5のS24が行われたか否かにより判断される。つまり、レジストローラ14A,14Bにより給紙動作が開始され、ソレノイド61がオン状態からオフ状態になったか否かにより判断される。ソレノイド61がオン状態からオフ状態になったと判断されると、レジストローラ14A,14Bによって用紙3が搬送される。
ンサ22がオフ状態になったか否かが判断される。レジ後センサ22がオフ状態でないと判断された場合(S65:No)、S65が繰り返される。レジ後センサ22がオフ状態になったと判断された場合(S65:Yes)、保持時間t2[n]がRAM53に記憶される(S66)。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
3…用紙
5…画像形成部
8…手差し開口部
14A,14B…レジストローラ
21…手差しセンサ
22…レジ後センサ
51…CPU
52…ROM
53…RAM
60…メインモータ
61…ソレノイド
Claims (3)
- 用紙に画像を形成する画像形成部と、
手差し開口部から挿入される用紙の有無を検出する第1センサと、
前記用紙の搬送方向において前記第1センサよりも下流側に配置され、前記手差し開口部から挿入される用紙を前記画像形成部に搬送するレジストローラと、
前記第1センサにより用紙有りが検出されてから第1禁止時間が経過した時点で前記レジストローラを回転させるように制御する制御部と、
前記レジストローラにより用紙が適切に搬送されたか否かを判断する判断部と、
前記判断部により第1用紙が適切に搬送されていると判断され、かつ、前記第1用紙の次に搬送される第2用紙が、前記判断部により適切に搬送されていると判断された場合、前記第1禁止時間よりも短い第2禁止時間に変更する変更部とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記判断部は、前記第1禁止時間が経過するまでに前記第1センサにより用紙無しが検出されない場合、前記レジストローラにより用紙が適切に搬送されていると判断することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
前記用紙の搬送方向において前記レジストローラよりも下流側に配置され、用紙の有無を検出する第2センサを備え、
前記判断部は、前記第2センサにより用紙毎に検出される、用紙有りが検出されている時間に所定時間以上の変動がない場合、前記用紙が適切に搬送されていると判断することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2011169005A JP5790263B2 (ja) | 2011-08-02 | 2011-08-02 | 画像形成装置 |
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JP2011169005A JP5790263B2 (ja) | 2011-08-02 | 2011-08-02 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2011169005A Active JP5790263B2 (ja) | 2011-08-02 | 2011-08-02 | 画像形成装置 |
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JPH058470A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Fujitsu Ltd | 自動印字処理装置 |
-
2011
- 2011-08-02 JP JP2011169005A patent/JP5790263B2/ja active Active
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