JP5789683B2 - 多重ダウンリンクキャリア動作に関する制御チャネルフィードバック - Google Patents

多重ダウンリンクキャリア動作に関する制御チャネルフィードバック Download PDF

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Description

本出願は、ワイヤレス通信に関する。
高度なデータ能力およびデータカードをもつ個人向け通信装置により、モバイルコンピュータは、インターネットにワイヤレスに接続することができる。こうした装置により、ワイヤレスサービスプロバイダおよびオペレータに対して、より高いデータレートおよび帯域幅を求める要望が高まっている。こうしたニーズを満たすために、ワイヤレス通信システムは、データの伝送のために多重キャリアを使うことができる。データの伝送に多重キャリアを使うワイヤレス通信システムは、マルチキャリアシステムと呼ばれ得る。多重キャリアの使用は、セルラー式および非セルラー式のワイヤレスシステム両方において拡大しつつある。
マルチキャリアシステムは、どれだけ多くのキャリアが利用可能にされるかに従って、ワイヤレス通信システムにおいて利用可能な帯域幅を増やすことができる。例えば、二重キャリアシステムは、単一キャリアシステムに比較すると、帯域幅を2倍にすることができ、三重キャリアシステムは、単一キャリアシステムに比較すると、帯域幅を3倍にすることができる。このスループット利得に加え、ダイバーシティおよび一括スケジューリング利得(joint scheduling gain)も期待され得る。この結果、エンドユーザ向けのサービス品質(QoS)を向上することができる。さらに、多重キャリアの使用は、多重入出力(MIMO)と組み合わせて用いることができる。
この帯域幅に対する要望の高まりに応えて、ワイヤレス技術は進化し続けている。例えば、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)仕様の一部として、2つのHSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)ダウンリンクキャリアの同時使用が導入されている。このセットアップにおいて、基地局(他の変形またはタイプの通信ネットワークでは、ノードB、アクセスポイント、サイトコントローラなどとも呼ばれ得る)は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)と、2つのダウンリンクキャリアを介して同時に通信する。こうすることにより、WTRUにとって利用可能な帯域幅およびピークデータレートを2倍にすることができるだけでなく、2つのキャリアを介した高速スケジューリングおよび高速チャネルフィードバックを用いてネットワーク効率も増すことができる。このDC−HSDPA(二重キャリアHSDPA)は、MIMOをサポートしないので、これまでは、限られたHSDPA機能性セットを提供しているだけである。
データ使用は急速に増え続けるので、通信システムは、2つより多いダウンリンクキャリアを使ってよい。マルチキャリアアグリゲーションを可能にするためのマルチキャリア動作が提案されている。マルチキャリア動作により、WTRUおよびネットワークは、2つ以上のキャリア上で受信/送信することが可能になる。
二重キャリア用にはHARQ(ハイブリッド自動再送リクエスト)肯定応答コードブックが指定されているが、2つより多いキャリア用のコードブックおよび関連づけられたフィードバック機構が望まれている。
多重ダウンリンクキャリア動作に関する高速制御チャネルフィードバックのための方法および装置を開示する。WTRUが、複数のダウンリンクキャリアを介して信号を受信し、受信された信号に基づいて複数のダウンリンクキャリアそれぞれに関するフィードバックを生成し、複数のアンテナ経由で、複数のダウンリンクキャリアの少なくとも1つに関するフィードバックを第1の物理チャネルを介して、および複数のダウンリンクキャリアのうち別の1つに関するフィードバックを第2の物理チャネルを介して伝送する。
添付図面とともに例として挙げられる以下の説明により詳細に理解できよう。
合成CQI報告を示す図である。 HS−DPCCHフレーム構造を示す図である。 アップリンク伝送が単一キャリアを用いて対処され、ダウンリンク伝送が多重キャリアを使って対処されるワイヤレス通信システム例を示す図である。 アップリンク伝送が多重キャリアを使って対処され、ダウンリンク伝送が多重キャリアを使って対処されるワイヤレス通信システム例を示す図である。 図4のワイヤレス通信システムのWTRUおよびノードBを示す機能ブロック図である。 少なくとも1つの新規物理制御チャネルを使って追加キャリアに関するフィードバック情報を提供するフォーマットおよびチャネル符号化例を示す図である。 2つのHARQ−ACKフィールド(HARQ1およびHARQ2)が時間多重化されるHS−DPCCHフレームフォーマット例を示す図である。 HS−DPCCHの連続する2つのサブフレームのタイムスロット分割された構造例を示す図である。 128の拡散率をもつ、可能なHS−DPCCHフレーム構造の別の例を示す図である。 合成CQIフィードバック報告が、CQI1、CQI2、CQI3、およびCQI4によって表される4つの別々のCQI報告からなる実施形態例を示す図である。 HS−DPCCHの連続する2つのサブフレームからなるタイムスロット構造を示す図である。 3つのCQI報告が連結されている、3つの報告を有する合成CQI報告の実施形態例を示す図である。 HS−DPCCH1をサービング/一次ULキャリア上で伝送することができ、HS−DPCCH2を二次キャリア上で伝送することができる実施形態例を示す図である。 状態簡約機能の例を示す図である。
本明細書において、用語「ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)」は、UE(ユーザ端末)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャー、セルラー電話、PDA(携帯情報端末)、コンピュータ、またはワイヤレス環境において動作可能な他の任意の種類のユーザ装置も含むが、それらに限定されない。また、用語「基地局」は、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、またはワイヤレス環境において動作可能な他の任意の種類のインタフェース装置も含むが、それらに限定されない。
ネットワークは、少なくとも1つのダウンリンク(DL)および/または少なくとも1つのアップリンク(UL)キャリアを、それぞれ、アンカーダウンリンクキャリアおよびアンカーアップリンクキャリアとして割り当てることができる。マルチキャリア動作では、WTRUは、2つ以上のキャリア(または周波数とも呼ばれる)とともに動作するように構成され得る。こうしたキャリアはそれぞれ、相異なる特性、並びにネットワークおよびWTRUとの論理的関連づけを有してよく、動作周波数は、グループ化され、アンカーキャリアまたは一次キャリア、並びに補助キャリアおよび二次キャリアと呼ばれ得る。これ以降、「アンカーキャリア」および「一次キャリア」、並びに「補助キャリア」および「二次キャリア」という用語は、それぞれ入れ替えて使われる。「アンカーキャリア」は、アップリンクにおける「一次アップリンク周波数」およびダウンリンクにおける「一次ダウンリンク周波数」も指し得る。同様に、「補助キャリア」は、アップリンクにおける「二次アップリンク周波数」およびダウンリンクにおける「二次ダウンリンク周波数」も指し得る。2つより多いキャリアが構成される場合、WTRUは、複数の一次キャリアおよび/または複数の二次キャリアを含み得る。本明細書に記載する実施形態は、こうしたシナリオにも適用可能であり、拡張することができる。例えば、アンカーキャリアは、ダウンリンク/アップリンク伝送に関するある特定の制御情報セットを搬送するキャリアとして定義され得る。アンカーキャリアとして割り当てられないどのキャリアも、補助キャリアとなり得る。あるいは、ネットワークは、アンカーキャリアを割り当てない場合があり、優先権、優先順位、またはデフォルトの状況が、どのダウンリンクまたはアップリンクキャリアにも与えられない場合がある。マルチキャリア動作のために、複数の補助キャリアまたは二次キャリアが存在する場合もある。
単一MIMOキャリアを有するMIMO構成のケースでの最大2つのキャリアまたは最大2つのストリームに関するDLフィードバックを実装することができる。DLフィードバックの例は、HS−DPCCH(High Speed Dedicated Physical Control Channel:高速個別物理制御チャネル)を含むが、このチャネルは、各キャリアに関するACK/NACK情報およびチャネル品質インジケータ(CQI)を伝送するのに使われる。ACK/NACK情報は、一括符号化され、1つのHS−DPCCHを介して伝送される。
テーブル1は、二重キャリアが構成されるケースでのHARQ−ACKのチャネル符号化例を示す。伝送されるべき合成HARQ肯定応答メッセージは、テーブル1に示すように、10ビットに符号化され得る。出力は、w0、w1、...、w9と示される。
Figure 0005789683
図1は、合成CQI報告(composite CQI report)を示す。合成CQI報告は、CQI1およびCQI2で表される2つの別々のCQI報告から構築される。CQI1は、サービングHS−DSCH(High Speed Downlink Shared Channel:高速ダウンリンク共有チャネル)セルに関連づけられたCQIに対応し、CQI2は、二次サービングHS−DSCHセルに関連づけられたCQIに対応する。こうした2つの別々のCQI報告は、連結されて、以下の関係による合成チャネル品質指示(indication)を形成する。
(a0123456789)=(cqi10 cqi11 cqi12 cqi13 cqi14 cqi20 cqi21 cqi22 cqi23 cqi24
マルチキャリア通信に加え、MIMOは、空間多重化を用いることによってワイヤレス容量および範囲を向上させる技法である。MIMOは、多重アンテナを使って情報を送る。可能性としては2つのデータストリームに関する2つのACK/NACKおよび複合CQIに加え、MIMOモードで動作するWTRUは、プリコーディング制御情報(PCI)を伝送する必要もある。
図2は、HS−DPCCHフレーム構造を示す。HS−DPCCHは、ダウンリンクHS−DSCH伝送に関連したアップリンクフィードバック情報を搬送することができる。このフィードバック情報は、アップリンクHS−DPCCH上で搬送される。図2に示すように、フィードバック情報は、HARQ−ACKフィールドおよびCQIを含み得る。2msの各サブフレームは、例えば、3つのスロットを含み得る。例えば、HARQ−ACKフィールドは、第1のスロットに含まれ得る。HARQ−ACKフィールドは、ACK/NACK情報を搬送する。CQIフィールドは、チャネル品質指示を搬送し、2つのスロットを使うことができる。例えば、10msの無線フレームは、5つのサブフレームを含み得る。
マルチキャリア動作の導入により、追加フィードバック機構が必要になる。ネットワークが、2つより多いキャリア中で同時に伝送中である場合、WTRUは、全てのキャリアについて肯定応答を行い、構成された全てのキャリアに関するCQIフィードバックを送付することも可能である必要がある。
さらに、現在のHARQ肯定応答コードブックは、WTRUに、最大2つのキャリアに関する、またはMIMOが二重キャリア動作とともに構成されるケースでは合計で最大4つのストリームに関するDLフィードバックを提供させるだけである。
伝送されるべき合成HARQ肯定応答メッセージは、テーブル2に示すように10ビットに符号化され得るが、このテーブルは、二重キャリアダウンリンク動作がMIMOと組み合わされるときのために使われるコードブックテーブルである。ここで、「A」は「ACK」を意味し、「N」は「NACK」を意味し、「D」は「無伝送」(すなわち、不連続伝送(DTX))を意味する。「AA」、「AN」、「NA」および「NN」は、セル内の二重ストリーム伝送に関するフィードバックを指す。例えば、「AN」は、一次ストリームにおけるACKおよび二次ストリームにおけるNACKを意味する。出力は、w0、w1、...w9と示される。
テーブル2は、二重キャリアおよびMIMO両方が構成されるケースでのHARQ−ACKのチャネル符号化を示す。
Figure 0005789683
図3は、アップリンク伝送が単一キャリア160を用いて対処され、ダウンリンク伝送が多重キャリア170を使って対処されるワイヤレス通信システム例100を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数のWTRU110、ノードB120、CRNC(制御側無線ネットワークコントローラ)130、SRNC(サービング無線ネットワークコントローラ)140、およびコアネットワーク150を含む。ノードB120およびCRNC130は、まとめてUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network:UMTS地上無線アクセスネットワーク)と呼ばれ得る。
図3に示すように、WTRU110はノードB120と通信し、ノードB120はCRNC130およびSRNC140と通信する。3つのWTRU110、1つのノードB120、1つのCRNC130、および1つのSRNC140を図3に示してあるが、ワイヤレスおよび有線の装置の任意の組合せがワイヤレス通信システム100に含まれてもよいことに留意されたい。
図4は、アップリンク伝送が多重キャリア260を使って対処され、ダウンリンク伝送が多重キャリア270を使って対処される、ある実施形態例によるワイヤレス通信システム例200を示す。ワイヤレス通信システム200は、複数のWTRU210、ノードB220、CRNC230、SRNC240、およびコアネットワーク250を含む。ノードB220およびCRNC230は、まとめてUTRANと呼ばれ得る。
図4に示すように、WTRU210はノードB220と通信し、ノードB220はCRNC230およびSRNC240と通信する。3つのWTRU210、1つのノードB220、1つのCRNC230、および1つのSRNC240を図4に示してあるが、ワイヤレスおよび有線の装置の任意の組合せがワイヤレス通信システム200に含まれてもよいことに留意されたい。
図5は、図4のワイヤレス通信システム200のWTRU410およびノードB420の機能ブロック図である。図5に示すように、WTRU410はノードB420と通信し、両方とも、WTRU410からのアップリンク伝送内容が、多重アップリンクキャリア460を使ってノードB420に伝送される方法を実施するように構成される。WTRU410は、プロセッサ415、送信機416、受信機417、メモリ418、アンテナ419、および典型的なWTRUに見られ得る他の構成要素(図示せず)を含む。アンテナ419は、複数のアンテナ素子を含んでもよく、複数のアンテナがWTRU410に含まれてもよい。メモリ418は、オペレーティングシステム、アプリケーション、および他の同様の用途を含むソフトウェアを格納するように設けられる。プロセッサ415は、単独で、またはソフトウェアおよび/もしくは構成要素のいずれか1つもしくは複数と共同で、多重アップリンクキャリアでのアップリンク伝送を実施する方法を実施するように設けられる。受信機417および送信機416は、プロセッサ415と通信する。受信機417および送信機416は、1つまたは複数のキャリアを同時に受信し、送信することが可能である。あるいは、複数の受信機および/または複数の送信機がWTRU410に含まれてもよい。アンテナ419は、受信機417および送信機416両方と通信して、ワイヤレスデータの送信および受信を容易にする。
ノードB420は、プロセッサ425、送信機426、受信機427、メモリ428、アンテナ429、および典型的な基地局に見られ得る他の構成要素(図示せず)を含む。アンテナ429は、複数のアンテナ素子を含んでもよく、複数のアンテナがノードB420に含まれてもよい。メモリ428は、オペレーティングシステム、アプリケーション、および他の同様の用途を含むソフトウェアを格納するように設けられる。プロセッサ425は、単独で、またはソフトウェアおよび/もしくは構成要素のいずれか1つもしくは複数と共同で、WTRU410からのアップリンク伝送内容が、これ以降で開示する実施形態に従って多重アップリンクキャリアを使ってノードB420に伝送される方法を実施するように設けられる。受信機427および送信機426は、プロセッサ425と通信する。受信機427および送信機426は、1つまたは複数のキャリアを同時に受信し、送信することが可能である。あるいは、複数の受信機および/または複数の送信機が、ノードB420に含まれてもよい。アンテナ429は、受信機427および送信機426両方と通信して、ワイヤレスデータの送信および受信を容易にする。
本明細書に記載する実施形態は、3GPPリリース4から9に関連したチャネルを参照して記載されるが、こうした実施形態は、3GPP LTE(Long Term Evolution)など、それ以降の3GPPリリース(およびその中で使われるチャネル)並びに他の任意のタイプのワイヤレス通信システム、およびその中で使われるチャネルに適用可能であることにも留意されたい。本明細書に記載する実施形態は、どの順序またはどの組合せでも適用可能であり得ることにも留意されたい。
多重ダウンリンク伝送の受信を許容/可能にし、マルチキャリア動作の効率を増すためのフィードバック機構および方法を、本明細書で開示する。記載する様々な実施形態は、個々に、またはどのように組み合わせても用いられ得る。
一実施形態では、WTRU410がULにおける二重キャリア動作を有して構成されるとき、WTRU410は、一次/アンカーULキャリアおよび補助ULキャリアを有して構成することもできる。アンカー/一次ULキャリアは、アンカーDLキャリアに関連づけられたULキャリアと呼ばれ得る。デュアルセルUL動作に依存して、WTRU410は、予め定義されたサービングHS−DSCHセルと同じチャネルセット(すなわち、F−DPCH(フラクショナル個別チャネル)、E−HICH(E−DCH(拡張個別チャネル)HARQ肯定応答インジケータチャネル)、E−RGCH(E−DCH相対グラントチャネル)、およびE−AGCH(E−DCH絶対グラントチャネル))からなる2つのDLセルを有して構成され得る。WTRU410は、それぞれがULキャリアに関連づけられた、2つのアンカーまたは2つの一次セルを有して構成することができる。こうした2つのアンカーの一方が、より大きいチャネルサブセットを含む場合、このセルは、主アンカーキャリアと呼ぶこともでき、他方のキャリアは、二次アンカーキャリアと呼ぶことができる。
これ以降で記載する方法は、3つのキャリアまたは4つのキャリアのためのマルチキャリアダウンリンク動作を記述する。こうしたキャリアは、同じ帯域内にあっても、異なる帯域内にあってもよいことが理解されよう。さらに、マルチキャリア動作は、4つより多いキャリアにも当てはまり得ることに留意されたい。
ネットワークは、多重キャリア(例えば、キャリア−1からキャリア−n)でWTRU410を構成することができる。各キャリアごとに、それぞれ、関連づけられたフィードバックメッセージ(例えば、HARQ1−nおよびCQI1−n)があり得る。これ以降で記載する場合、キャリアは、1からnでラベルづけされる。ただし、キャリアのラベルづけは、キャリアがその周波数割振りの順序でラベルづけされることを意味するわけではない。セル/周波数は、以下のいずれか1つまたはその組合せに従って、キャリア−1からキャリア−nにマップされ得る。すなわち、各周波数がキャリア番号によって明示的に指示される、ネットワークによる明示的構成(例えば、キャリア−1からキャリア−nは、構成によって与えられた順序に従って番号づけられ得る);キャリア−1からキャリア−nは、周波数値(または、例えば、UARFCN(UTRA(ユニバーサル地上無線アクセス)絶対無線周波数チャネル番号)を使うチャネル番号)に従って昇順または降順で番号づけられ得る;第1のキャリアは常に、アンカーキャリアに対応し得る;最初の2つのキャリアは、2つのアンカーキャリアに対応し得る;奇数番号のキャリアは、複数のアンカーキャリアが構成されるときはアンカーキャリアに対応し得る;あるいは、キャリアは、周波数帯に従って構成され得る。
WTRU410は、二重および単一キャリアアップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)を使うように構成され得る。一実施形態では、WTRU410は、追加アップリンク制御チャネル上で追加DLキャリアに関するフィードバックを提供するように構成される。例えば、WTRU410が、ULにおける二重キャリア動作を有して構成されるとき、WTRU410は、二次アップリンクキャリア上で伝送されるHS−DPCCH2と呼ばれるUL物理制御チャネル上でフィードバックを提供するように構成され得る。別の例では、WTRU410は、HS−DPCCH2と呼ばれるUL物理制御チャネル上でフィードバックを提供するように構成され得るが、このチャネルは、異なるチャネル化符号(channelization code)および異なり得る同相/直交(I/Q)分岐(branch)を使って、従来のHS−DPCCHと同じULキャリア上で伝送することができる。HSDPA動作用に定義されるHS−DPCCHフォーマットおよびチャネル化符号およびI/Q分岐マッピングは、HS−DPCCH1と呼ばれる。
WTRU410は、追加チャネル化符号を使って追加アップリンク制御チャネル(1つまたは複数)(例えば、HS−DPCCH2)を伝送するように構成され、可能性としては異なるI/Q分岐にマップされ得る。一実施形態では、HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2は、同じULキャリア内で伝送される。こうすることにより、マルチキャリア動作は、ULキャリアの数に関わらず、確実に機能するようになる。WTRU410は、複数のアップリンク制御チャネルを、単一の伝送時間間隔(TTI)中に、または連続する複数のTTIに渡って伝送することができる。
別の代替法では、WTRU410は、HS−DPCCH2などの制御チャネルを追加ULスクランブル符号が搬送するように構成され得る。
WTRU410は、最初の2つのキャリアに関するACK/NACKおよびCQIフィードバックをHS−DPCCH1上で伝送する。ただし、1つまたは複数の追加キャリアが構成されると、WTRU410は、追加キャリアに関するACK/NACKおよびCQIフィードバックを、追加アップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH2)上で伝送する。
各追加アップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH2)は、1つまたは2つの追加DLキャリアに関するACK/NACKおよびCQIフィードバックを提供する。2つより多い追加キャリアが存在する場合、WTRU410は、HS−DPCCH3用、および追加アップリンク制御チャネル用の追加チャネル化符号、または任意選択で、別のULスクランブル符号を使うことができる。本実施形態によると、WTRU410は、x個の二重HS−DPCCHを使うことができ、ここでxは、DLキャリアの数を2で除算したもの(次に大きい整数に切り上げられる)と等価である。
図6は、少なくとも1つの新規物理制御チャネルを使って追加キャリアに関するフィードバック情報を提供するフォーマットおよびチャネル符号化を示す。
HS−DPCCH2(またはn>4の場合はHS−DPCCHx)のフォーマットおよびチャネル符号化は、システム内の未処理の追加キャリアの数に依存し得る。より具体的には、1つの追加キャリア(すなわち、合計で3つのキャリアまたはn>4のときは奇数個のキャリア)がある場合、WTRU410は、HS−DPCCH2(またはHS−DPCCHx)上で単一のACK/NACKおよびCQI報告を報告する。HARQ肯定応答メッセージおよびチャネル品質指示は、MIMOが構成されていない場合はHS−DPCCH用の現在の単一キャリアチャネル符号化を使って符号化され得る。2つの追加キャリアが構成される(またはn>4のときは偶数個のキャリア)場合、WTRU410は、二次セルが存在するときはHS−DPCCH用のチャネル符号化(すなわち、現在のデュアルセル動作用のHS−DPCCHチャネル符号化)を使う。さらに、n>4のとき、HS−DPCCH(x−1)は、デュアルセルチャネル符号化で構成され得る。
HS−DPCCH2用のチャネル化符号およびI/Q分岐は、キュービックメトリック(cubic metric)を最小化するように設計され得る。
代替的実施形態では、WTRU410は、複数のULキャリア内で動作するように構成される。従って、HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2は、相異なるULキャリア上で伝送され得る。例えば、HS−DPCCH1は、アンカー/一次ULキャリア上で伝送することができ、HS−DPCCH2は、二次キャリア上で伝送することができる。この例では、HS−DPCCHチャネル化符号およびI/Q分岐は、両方のHS−DPCCHフォーマットに対して同じでよいが、異なる周波数において伝送され得る。
WTRU410は、多重キャリアを使って通信し、次いで、単一キャリアを介した通信に切り換わり得ることが可能である。二次ULキャリアが不能にされ、または不活化され、マルチキャリア動作が継続する場合、WTRU410は、単一キャリア動作にあるときのようなフィードバックの提供に復帰するように構成され得る。従って、WTRU410は、アンカーキャリアでのHS−DPCCH2の伝送を自律的に切り換えることができる。この切換えは、例えば、追加チャネル化符号を使って、異なるスクランブル符号で、または別の単一キャリア手法を使って、例えば、本明細書に記載する実施形態を使って実施することができる。同様に、二次ULキャリアが可能にされ活動化(activate)され、または再度活動化されると、WTRU410は、追加チャネル化符号で、または任意選択により、アンカーキャリアにおいて定義される異なるスクランブル符号で、HS−DPCCH2の伝送を再開することができる。任意選択で、マルチキャリア動作は、WTRU410がULにおける2つのキャリアを介して伝送中のときに構成し、かつ/または実施することができ、このケースにおいて、各DLキャリアグループは、そのグループに属すDLキャリアとペアにされたULキャリア上に、関連づけられたHS−DPCCHをもつ。例えば、n個のDLキャリアの場合、WTRU410は、各DLキャリアペアに関連づけられたx個のHS−DPCCHを伝送するのにx個のULキャリアを要求し得る。
各HS−DPCCHに関連づけられたキャリアペアは、以下のいずれか1つまたはその組合せで、ネットワークによって定義され、または予め構成され得る。すなわち、ネットワークは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使う、HS−DPCCHへのキャリアのマッピングを明示的に構成することができる;ネットワークは、構成において与えられるDL周波数の順序に基づいて、キャリアからHS−DPCCHへの所定のマッピングを行うことができる;キャリア−1およびキャリア−2は常に、一次/アンカーDLキャリアおよび一次キャリアの第1の隣接周波数に対応してよく、キャリア−3およびキャリア−4は、WTRU410の残りの補助周波数に対応してよく、与えられた周波数または与えられた構成の順序で定義され得る;キャリア−1およびキャリア−2は、一次アンカーキャリアおよび補助キャリアに対応してよく、キャリア−3およびキャリア−4は、二次アンカーキャリアおよびその周波数に関連づけられた隣接キャリアに対応してよい;キャリア−1およびキャリア−2は、2つのDLアンカー/一次セルに対応してよく(2つのDLアンカーキャリアが上で定義されたように存在する場合)、キャリア−3およびキャリア−4は、補助キャリアに対応し、そうすることによって、ネットワークに、各一次キャリアに関連づけられた二次キャリアを不能にさせる;キャリア−1およびキャリア−2は、HS−DPCCH1がその中で伝送されているULキャリアに関連づけられたアンカーおよび二次キャリアに対応し、キャリア−3およびキャリア−4は、HS−DPCCH2がその中で伝送されている二次ULキャリアのアンカーおよび二次周波数に対応する;HS−DPCCHは、複数のキャリアが異なる帯域に及ぶときは帯域ごとに1つのHS−DPCCHが使われる(例えば、各帯域に2つのキャリアがある場合、WTRU410は、帯域ごとに1つのHS−DPCCHを使い、1つの帯域に3つのキャリアがある場合、WTRU410は、3つのHS−DPCCHを使う)ように、帯域依存でよいが、2つ以下の伝送が検出された場合、第1のHS−DPCCHは、どのキャリアが伝送中であるかに関わらず、報告を送付することができる;またはHS−DPCCHは、一次セル(すなわち、ULキャリアが伝送される場合は、ULキャリアに関連づけられたセル)の情報を搬送するのに使うことができ、そうすることによって、ネットワークに、各一次キャリアに関連づけられた二次キャリアを不能にさせる。記載した例は、4つのDLキャリア(2つのHS−DPCCHへのマッピング)のケースに関するが、記載した概念は、概して3つ以上のキャリアにも当てはまり得ることを理解されたい。
WTRU410は、キャリアからアップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)への柔軟なマッピング用にさらに構成され得る。マルチキャリアシステムでは、WTRU410は、各キャリアに関するHARQおよびCQIを伝送するように構成され得る。例えば、4キャリアシステムでは、WTRU410は、最大4つのHARQフィードバック(すなわち、HARQ1、HARQ2、HARQ3、HARQ4)および最大4つのCQIフィードバック(すなわち、CQI1、CQI2、CQI3、CQI4)を伝送することができる。WTRU410は、受信されたDL伝送に基づいて、フィードバックの量およびタイプを動的に調整するように構成され得る。例えば、WTRU410は、対応するダウンリンク伝送が受信されるケースでは、特定のアップリンク制御チャネル上でのみ伝送するように構成され得る。WTRU410が追加UL物理制御チャネル(すなわち、HS−DPCCH)上で伝送を行うとき、WTRU410は、最適または好ましいチャネル化符号を判定するように構成される。最適化された、または好ましいチャネル化符号は、ネットワークによってシグナリングされ、または例えば、電力比、電力バックオフの最小化、もしくは電力ヘッドルームの最大化に基づいて、WTRU410によって判定され得る。キャリアからHS−DPCCHへの固定マッピングを使って、キャリアi、jに関するフィードバックがHS−DPCCHx上で搬送されるが、ここでキャリアi、jおよびx向けのマッピングは固定される。つまり、各HS−DPCCHは、最大2つのダウンリンクキャリアに対応する。
テーブル3は、4キャリアシステムにおけるHARQおよびCQIフィードバックの可能な組合せを示す。HARQおよびCQIフィードバックは依存しないので、HARQフィードバックの各組合せごとに、CQIフィードバックの可能な16通りの組合せのうち1つが使われる。テーブル3中の「Y」は、フィードバックが伝送されることを示し、テーブル3中の「N」は、フィードバックが伝送されないことを示す。
Figure 0005789683
テーブル3は、異なる2つのフィードバック組合せ、すなわち組合せAおよび組合せBを示す。組合せAでラベルづけされたセクションでは、WTRU410は、最大2つのキャリアに関するCQIおよびHARQフィードバックを同時に送付する。従って、WTRU410は、フィードバックチャネルが柔軟なキャリア/HS−DPCCHマッピングを有すると仮定すると、単一のフィードバックチャネル(例えば、HS−DPCCH)を使って全てのフィードバックを送付することができる。柔軟なキャリア/HS−DPCCHマッピングHARQフィードバックは、いずれか2つのキャリア(i、j)に関して提供され、CQIフィードバックは、いずれか2つのキャリア(m、n)に関して提供され、ここでキャリア(i、j、m、n)は、同じである必要はない。マッピングは、キャリアi、j(HARQ用)、およびm、n(CQI用)をHS−DPCCHxに関連づける。
組合せBでラベルづけされたセクションでは、WTRU410は、3つのキャリアに関するHARQまたはCQIフィードバックを同時に送付する。3つのキャリアに関するHARQまたはCQIフィードバックの送付には、WTRU410が2つのフィードバックチャネル(例えば、2つのHS−DPCCH)を使うことが要求される。
どのキャリアがフィードバックを送付中であるかの指示をネットワークに与えるために、WTRU410は、可能な組合せのどれがHS−DPCCHに含まれているかをシグナリングすることができる。例えば、2つのキャリアがアクティブであるケースでは、(11)(11)=121個の可能な組合せでよい。指示のシグナリングには、少なくとも7ビットが必要となり得る。一実施形態では、WTRU410は、HS−DPCCHチャネル化符号番号を使うが、チャネル化符号番号は、キュービックメトリック性能向けに最適化されているセットから選択されて、フィードバックを送付するキャリアの索引をシグナリングする。別の実施形態では、フィードバックを送付するキャリアの索引は、CQIおよびHARQフィードバックとともに帯域内で送付される。この送付は、HARQフィードバックの符号語セットを拡張するか、またはCQIフィードバックの符号化を削減することによって実施される。
あるいは、ネットワークは、CQIおよびHARQフィードバックを提供するキャリアおよびチャネル化符号およびI/Q分岐をブラインド検出することができる。CQIフィードバックに対して、ネットワークは、構成されたCQIフィードバック周期および反復因数を利用して、受信されたフィードバックに関連づけられたキャリアを判定することができる。HARQフィードバックに対して、ネットワークは、HARQフィードバックに関する伝送されるダウンリンクおよび厳密なタイミング要件の知識を用いて、受信されたフィードバックに関連づけられたキャリアを判定することができる。
代替的実施形態では、単一のアップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)チャネル化符号を使って、マルチキャリアシステム内でフィードバック情報を搬送することができる。HARQおよびCQIフィードバック用のチャネル符号化を、これ以降でより詳細に記載する。
HARQフィードバック、より具体的にはHARQ ACK/NACK用のチャネル符号化に関して、異なる2つのチャネル符号化実装形態が、3または4キャリア動作用に定義され得る。あるいは、1つのチャネル符号化実装形態が、4キャリア動作用に定義され、3キャリア動作にも用いられ得る。3つまたは4つのキャリアがあり得るので、1つのTTI中に4回の伝送、および二重ストリームMIMO動作が各キャリアごとに構成されるケースでは、可能性としては最大8つのトランスポートブロックがあり得る。その結果、PRE/POSTシグナリングを含む異なる多数の可能フィードバック組合せがある。4つのキャリアのケースでは、異なる可能フィードバック組合せを全て伝送するのに多くの(例えば、7、8、またはそれ以上の)ビットが要求され得る。
一実施形態では、HARQフィードバックは、どのCQIフィードバックも搬送せずにACK/NACKフィードバックを搬送する新規HS−DPCCHフレームフォーマットを使って伝送され得る。本実施形態により、WTRU410は、完全サブフレーム(すなわち、CQIフィードバック用に使われる空間)を使って、3つまたは4つ全てのキャリアに関するACK/NACK情報ビットを搬送することができる。その結果生じるフレームフォーマットの例を図7に示すが、ここで2つのHARQ−ACKフィールド(例えば、HARQ1およびHARQ2)は、単一の新規HS−DPCCHフレームフォーマットに時間多重化されている。
あるいは、CQIフィードバックは、HARQフィードバックと同じHS−DPCCH符号中に多重化される。これを遂行するために、WTRU410は、拡散率(SF)を調整するように構成され得る。例えば、WTRU410は、拡散率を低下させることができ、より多くのシンボルをHS−DPCCH上で利用可能にし、そうすることによって、新規HS−DPCCHフォーマットを実質的に作成する。本実施形態の一例では、WTRU410は、従来の256の拡散率ではなく128の拡散率を使って、フレームフォーマットをもつHS−DPCCHを生成するように構成され得る。3つの無線スロットからなる同じフレーム構造を使って、この新規の、SFが削減されたHS−DPCCH上での伝送用に2倍もの制御情報シンボル(例えば、30個のシンボルとは対照的に60個のシンボル)が利用可能になり得る。従って、従来の2つのHARQ−ACKフィールドおよび従来の2つのCQIフィールドが、新規構造中に多重化され得る。
図8は、HS−DPCCHの連続する2つのサブフレームのタイムスロット分割された構造例を示す。図8に示すように、2msのサブフレームが、4つのタイムスロットに分割される。この例では、HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2のHARQ−ACKフィールドを、新規HS−DPCCHの第1のタイムスロット中に多重化することができ、HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2のCQIフィールドを、新規HS−DPCCHフレームフォーマットの第2および第3のタイムスロット中に多重化することができることが分かるであろう。1つの選択肢において、HARQ−ACKおよびCQIフィールドの従来のエンコードを使うことができる。
図9は、128の拡散率を持つ可能なHS−DPCCHフレーム構造の別の例を示す。この例において、HS−DPCCH1は、HS−DPCCH2と連続して多重化される。
他の時間多重化構造も、本文書に記載する基本概念を変えることなく、検討することができる。
CQIフィードバックに関して、WTRU410は、最大3つ以上のDLキャリアから受信するように構成され得るので、WTRU410は、構成されたDLキャリア全てに関するCQIフィードバックを伝送しなければならない場合がある。
図10は、構成された4つのDLキャリアがあるとき、CQI1、CQI2、CQI3、およびCQI4によって表される4つの別々のCQI報告からなる合成CQIフィードバック報告を示す。図10の各CQIフィードバック報告は、5ビットを搬送するように示してあるが、任意の数のビットをCQIフィードバック報告において使ってよい。さらに、各CQIフィードバック報告用に異なる数のビットを使ってもよい。
あるいは、4つの別々のCQI報告からなる合成CQIフィードバック報告を、HARQフィードバックとともに1つのHS−DPCCH中で伝送してもよい。ただし、こうするには、HS−DPCCHを介して追加情報ビットが送付されることが要求され得る。こうした追加情報ビットは、拡散率の変更または他の同様のシグナリング変更を必要とし得る。
一実施形態では、CQIフィードバック報告は、HARQフィードバックと多重化されるが、CQI報告全てが連結され、一緒に伝送されるわけではない。WTRU410が、1つのTTI中に3つまたは4つのCQI報告を送付することができない場合、WTRU410は、異なるCQI報告の時間多重化を用いればよい。あるいは、本明細書で論じるように、WTRU410は、拡散率をさらに削減するように構成され得る。一部のケースでは、WTRU410は、より低い拡散率のために、伝送電力を調整する必要がある場合がある。
例えば、WTRU410は、1つのキャリアに関する複数のCQI報告を、異なるサブフレームに入れて一度に送付することができる。より具体的には、WTRU410がCQI1をあるフレームの第1のサブフレームに入れて、CQI2を第2のサブフレームで、などのように送付することができるように、サブフレーム番号が、ある特定のCQI報告用に予約され得る。
代替的実施形態では、2つのCQI報告が、あるTTI中にHS−DPCCHを介して送付されるべき合成CQI報告に連結され得る。WTRU410は、時間的に交互に、CQI報告ペアを送付する。例えば、WTRU410は、連結されたCQI1およびCQI2を奇数サブフレームに入れて、CQI3およびCQI4を偶数サブフレームに入れて送付することができる。CQI反復が構成される(すなわち、N_cqi_transmit>1)ケースでは、WTRU410は、連結されたCQI1およびCQI2全ての反復を最初に、次いで、連結されたCQI3およびCQI4の全ての反復を次に伝送することができる。あるいは、WTRU410は、全ての反復が伝送されるまで、連結されたCQI1およびCQI2を、連結されたCQI3およびCQI4と時間的に交互に伝送することができる。本実施形態は、様々なグループ化および時間多重化構成に拡張することができる。
WTRU410はさらに、多重化を用いてCQIフィードバックを削減するように構成され得る。一実施形態では、多重キャリアに関する、WTRU410によるHARQフィードバックの伝送は、各キャリアに関するCQIフィードバックの報告頻度の削減との組合せになる。こうすることにより、多重DLキャリアが構成されたときのフィードバックに起因する過度のピークUL電力要件が防止され得る。
CQIフィードバックオーバーヘッドの削減は、可能ないくつかのやり方で活用することができる。例えば、CQIオーバーヘッドの削減により、単一ULキャリアが使われるときの、連続する2つのサブフレームに渡るフィードバック情報の時間多重化が可能になり得る。
図11は、HS−DPCCHの連続する2つのサブフレームからなるタイムスロット構造を示す。一実施形態では、HARQフィードバック情報もしくはCQIフィードバック情報または両方のタイプのフィードバックは、連続する2つのサブフレームに渡って一括エンコードされ得る。テーブル4は、一括エンコードされ、過去の2つの連続するサブフレームからなるセットに関連したHARQフィードバックを示す。
Figure 0005789683
テーブル4に示すように、連続するサブフレームに渡る、一括エンコードフィードバックのための様々な選択肢がある。選択肢1および選択肢2では、各サブフレームの最初の2つのスロットが、最大4つのダウンリンクキャリアに関するHARQフィードバックを提供するのに使用される。各スロットにおけるHARQフィードバック情報のエンコードは、二重キャリアのケースに使われるのと同じエンコードでよい。3つのキャリアしかない場合、単一キャリア用のスロットの1つをエンコードすることが可能である。各サブフレームの第3のスロットは、CQI情報をエンコードするのに使われ得る。CQI情報は通常、2つのスロットを必要とするので、ビットの半分は第1のサブフレームに入れて、もう半分は第2のサブフレームに入れて伝送されるからである。
各サブフレームペアにおいて1つのキャリア(選択肢1)または2つのキャリア(選択肢2)どちらに関するCQIが伝送されるかに依存して、CQIエンコードは、それぞれ、単一キャリアまたは二重キャリア機構に基づいて実施される。4つ全てのキャリアに関するCQIを、1つのサブフレームペアに渡って報告することが可能でない場合、WTRU410は、各キャリアに関するCQIを、4つのサブフレームペアごとに一度(選択肢1)、または2つのサブフレームペアごとに一度(選択肢2)報告するように構成され得る。3つのキャリアしかないケースでは、WTRU410が、3つのサブフレームペアごとに(選択肢1)または3つのサブフレームペアのうち2つごとに(選択肢2)各キャリアCQIを報告するように構成され得ることを除いて、同様の方法を用いることができる。選択肢3は、6つのスロットに渡って情報が異なるやり方で拡散されることを除いて、選択肢2と同様である。
第2に、CQIオーバーヘッドの削減により、二重ULキャリアが使われるとき、2つのキャリアに渡るフィードバック情報の多重化が可能になり得る。
多重ULキャリアが利用可能なとき、WTRU410は、ULキャリアそれぞれを介してフィードバックを伝送するように構成され得る。ただし、UL伝送電力が限られているときは、タイムスロット中のキャリア全てにおいて、伝送される必要がある最大電力量の合計を削減することが依然として重要である。テーブル5は、HS−PDSCH(高速物理ダウンリンク共有チャネル)フィードバックのピーク電力需要を削減するための選択肢を示し、ここでは2つのアップリンクキャリアが利用可能であり、最大4つのキャリアがダウンリンクにおいて使われる。
Figure 0005789683
テーブル5に示す4つ全ての選択肢において、サブフレームの第3のスロットは、各アップリンクキャリア上のCQI報告に利用可能である。選択肢1および選択肢2において、1つのダウンリンクキャリアに関するCQIは、各サブフレームに入れて報告することができる。CQIは、2つのスロットが異なる2つのULキャリア上にあることを除いて、単一(DL)キャリアのケースと同じやり方でエンコードされる。選択肢3および選択肢4において、2つのダウンリンクキャリアに関するCQIは、各サブフレームに入れて報告することができる。CQIは、2つのスロットが異なる2つのULキャリア上にあることを除いて、二重キャリアのケースと同じやり方でエンコードされる。選択肢1および選択肢3では、HARQフィードバックは、各スロット中の2つのダウンリンクキャリアに対してだが、二重DLキャリアのケース用に定義されているのと同じエンコードを用いて、1つのULキャリアについて報告される。選択肢2および選択肢4では、HARQフィードバックは、やはり各スロット中の2つのダウンリンクキャリアに対してだが、単一DLキャリアのケースに用いられる通常のHARQフィードバックエンコードを用いて、両方のULキャリアについて報告される。
WTRU410はさらに、自律伝送を用いてCQIフィードバックを削減するように構成され得る。WTRU410が、N個より多いDLキャリア(例えば、N>2)で構成されるとき、ネットワークは、こうしたキャリアそれぞれに関するCQIを伝送するべきときを自律的に判定するように、WTRU410を構成してよい。WTRU410に関するCQIの値は、短期間に渡って比較的一定なので、ネットワークは、反復されるCQI値からの追加情報をほとんど、または全く受信しなくてよい。従って、WTRU410は、フィードバック周期および反復因数を判定するように構成され得る。あるいは、ネットワークは、フィードバック周期および反復因数をシグナリングすることができる。
WTRU410は、全てのキャリアの品質を監視し、キャリアのうち1つのキャリアの品質が、所定の閾値または所定のデルタを越えて変わった場合は、最新のCQIを伝送することができる。品質は、帯域中の測定されたチップ当たりのCPICH(共通パイロットチャネル)エネルギー/電力密度(EcNo)、CPICH RSCP(希望波受信電力:Received Signal Code Power)、または算出されたCQIに基づき得る。デルタおよび品質基準値は、ネットワークによって予め構成され、システム情報によりシグナリングされ、またはHS−DSCH構成情報とともに提供され得る。あるいは、こうしたパラメータは、全てのキャリアを通して一定でも、各キャリアに固有でもよい。
WTRU410が、サブフレーム中に複数のキャリアがCQI更新を要求すると判定した場合、WTRU410は、以下のいずれか1つまたはその組合せを実施することを決定してよい。WTRU410は、最大の品質変化(例えば、CPICH EcNo、CPICH RSCP、または算出されたCQI)を経るキャリアに関するCQIを伝送してよい。WTRU410は、期限切れCQIの使用の影響を最も被り得るキャリアに関するCQIを伝送してよい(例えば、キャリア−1が、その最後のCQI伝送において報告されたものより大きいトランスポートブロックをサポートし、キャリア−2が、その最後のCQI伝送において報告されたものより小さいトランスポートブロックをサポートするケースでは、WTRU410は、キャリア−2に関する品質測度が、キャリア−1に関してよりも変化しておらず、キャリア−1上での伝送が、WTRU410によってサポートされるものより低いレートではあるが依然として継続し得る場合でも、キャリア−2に関するCQIを送付すると決定してよい)。WTRU410は、その決定を、WTRUが受信しているトラフィックのタイプに基づかせ得る(例えば、WTRU410がDLトラフィックを受信している場合、WTRU410は、個別制御チャネル(DCCH)を個別トラフィックチャネル(DTCH)より優先させてよい)。または、WTRU410は、単一のHS−DPCCH中で複数のCQIを伝送してよい。
CQI伝送が自律しているので、ネットワークはもはや、報告されるCQIと、報告されるCQIに関連づけられたキャリアとの間のリンクを知らない。報告されたCQIとキャリアとの間のリンクを確立するために、WTRU410は、アップリンク制御チャネルフィードバック(例えば、HS−DPCCH)にキャリア索引情報を含めればよい。例えば、WTRU410は、報告されるCQIとともに、2ビットのキャリア索引を伝送することができる。報告されるCQIは、追加情報に合わせて削減され得る。あるいは、CQIに対する符号化は、追加情報に合わせて削減され得る。さらに、HARQフィードバックが要求されないサブフレーム中では、WTRU410は、HARQ−ACKフィールドを使って、例えば予約された4つの符号語の1つを使うことによって、キャリア索引を指示すればよく、各符号語は、ある特定のキャリア索引に関連づけられる。
本実施形態では、WTRU410は、CQIを反復するように構成され得る。WTRU410が、古いCQIの反復を伝送するよう要求され得るのと同時に(異なるキャリアに関する)新規CQIを伝送するよう要求される場合、WTRU410は、ある伝送を他の伝送より優先するように規則を定義し、適用すればよい。例えば、ある規則によると、WTRU410は、新規CQIを、他のCQIより優先して伝送するように構成され得る(新規CQIの絶対優先権)。別の規則では、WTRU410は、反復されるCQIの第1のインスタンスと、(可能性としては異なるキャリアからの)新規CQIの伝送との間の所定の最短時間間隔が経過している場合にのみ、新規CQIを伝送するように構成され得る。CQIは、WTRU410によって自律的に伝送されるので、反復される伝送の間の間隔は、WTRU410にまかされてよく、各伝送は、キャリアの指示を要求する。あるいは、伝送間隔は、予め構成され、システム情報中で与えられ、またはHS−DSCH情報とともに伝送され得る。
WTRU410はさらに、多重化および自律伝送によりCQIフィードバックを削減するように構成され得る。本実施形態では、WTRU410は、連続する2つのサブフレームに渡るフィードバックの時間多重化を用いるように構成され得る。これ以降で記載する実施形態は、一例として選択肢1を参照して行われるが、実施形態は、選択肢2および選択肢3もカバーするように一般化され得る。WTRU410は、4つのキャリアに関するHARQフィードバックを、全てのサブフレームの最初の2つのスロットに入れて送付し、連続する全ての2つのサブフレーム(例えば、こうしたサブフレームそれぞれの第3のスロット中)に渡って拡散されるCQIフィードバックを送付することができる。こうした2つのサブフレームを介して伝送されるCQIは、WTRU410が自律的に判定した単一キャリアに関するCQIでよい。キャリア指示は、HARQフィードバックを搬送する4つのスロット向けの予約された符号語を使用してネットワークに与えられる。スロットはそれぞれ、2つのDLキャリアに関するHARQフィードバックを搬送する。WTRU410がキャリアKに関するCQIを伝送している場合、特殊または一意の符号語セットが、スロットK(K=1,2,3,4)中で使われ得る。ネットワークは、スロットの1つにおける特殊符号語セットの使用をブラインドに検出し、スロット索引を使って、CQIが属すキャリアを判定する。
代替実装形態では、多重アップリンク制御チャネル符号が、フィードバックを個別に伝送するのに使われる(例えば、HARQフィードバックおよびCQIフィードバック用の2つのHS−DPCCH符号)。2つのHS−DPCCHフォーマットが、2つのHS−DPCCHを介してCQIフィードバックおよびHARQフィードバックを搬送するために定義される。例えば、1つのHS−DPCCHは、4つ全てのキャリアまたは3つ全てのキャリアに関するHARQ−ACKフィールドを、情報を搬送するための完全サブフレームを使って伝送する。HARQフィードバックは、一括符号化されても、個別符号化されてもよい。
あるいは、一括符号化された単独のHARQフィードバックが、HS−DPCCH1上で送付され得る。例えば、HARQ1フィールドは、一括符号化されている、キャリア−1およびキャリア−2に関するHARQフィードバックを含む。HARQ2フィールドは、一括符号化されている、キャリア−3およびキャリア4に関するHARQフィードバックを含む。3つのキャリアのケースでは、HARQ1は、キャリア−1およびキャリア−2に関して一括符号化されてよく、HARQ2は、キャリア−3のHARQフィードバックを個別に含み得る。キャリアの数N>4のケースでは、WTRU410は、ペアで一括符号化されるx個のHARQフィールドを含んでよく、ここでxは、切り上げられたN/2という整数に等しい。
図12は、3つのCQI報告が連結されている実施形態例を示す。第2のHS−DPCCH符号は、最大4つのキャリアのCQI報告を1つの完全サブフレームに入れて送付するのに使われる。CQI合成物は、CQI1、CQI2、CQI3、およびCQI4を連結することによって構築される。
第2のHS−DPCCH用のチャネル化符号およびI/Q分岐は、キュービックメトリックを最小化するように設計され得る。第1のHS−DPCCHチャネル化符号および分岐は、HS−DPCCH用に使われるものでよい。
HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2は、同じULキャリア内で伝送され得る。こうすることにより、マルチキャリア動作は、ULキャリアの数に関わらず、確実に機能するようになり得る。あるいは、HS−DPCCH1およびHS−DPCCH2は、WTRU410が複数のULキャリア内で動作するように構成される場合、異なるULキャリア内で伝送され得る。
図13は、HS−DPCCH1がサービング/一次ULキャリア上で伝送され、HS−DPCCH2が二次キャリア上で伝送される実施形態例を示す。この場合、HS−DPCCHチャネル化符号およびI/Q分岐は、両方のHS−DPCCHフォーマットに対して同じでよいが、異なる周波数において伝送され得る。二次ULキャリアが不能にされ、マルチキャリアDL動作が継続するケースでは、WTRU410は、アンカーキャリア上で定義される追加チャネル化符号でHS−DPCCH2の伝送を始めてよい。WTRU410は、二次アップリンクキャリアを活動化する(または再度活動化する)と、本明細書に記載するように、二次アップリンクキャリア上でHS−DPCCH2を伝送することができる。WTRU410は、従来のチャネル化符号およびI/Q分岐を使うが、ある特定の異なるスクランブル符号を使って、追加HS−DPCCHまたは制御チャネルセットを伝送する。
代替実装形態では、WTRU410は、異なるダウンリンクキャリアに関するフィードバック情報の送付に、第2のULスクランブル符号を使うことができる。ネットワークは、各追加物理アップリンク制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)や必要とされる制御チャネルセット用の異なるスクランブル符号でWTRU410を構成する。
第2のスクランブル符号を使って送付される制御情報のフォーマットは、2セルHARQフィードバックおよび2セルCQI報告を伝送させる、二重セル動作用に定義されるものと同様でよい。あるいは、フォーマットは、本明細書で説明した実施形態のいずれかによるものでよい。
フィードバックチャネルは、ネットワークによって構成されても、DL構成に基づいて暗黙的でもよい。
WTRU410が、MIMOなしの3つまたは4つのダウンリンクキャリアを有して構成され、1つのULキャリアをもつとき、二重キャリア動作用の制御チャネル(例えば、DC−HSDPA用のHS−DPCCH)が、3つまたは4つのキャリアのうち2つに関するフィードバックを提供する。追加制御チャネル(例えば、追加HS−DPCCH)は、(別のチャネル化符号、分岐ペアを使って、かつ/または別のスクランブル符号を使って)残りのキャリアに関して報告することができる。3つのDLキャリアが構成されるケースでは、従来の制御チャネル(例えば、従来のHS−DPCCH)が、残りのチャネルに関するフィードバックを報告するのに使われ得る。4つのDLキャリアが構成されるケースでは、二重キャリア動作用の制御チャネル(例えば、DC−HSDPA用のHS−DPCCH)が、残りの2つのキャリアに関するフィードバックを提供するのに使われ得る。ULキャリアとDLキャリアとの間のマッピングは、暗黙的であっても、ネットワークによってシグナリングされてもよい。各制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)は、異なる伝送電力オフセットで構成され得る。
WTRU410が、MIMOなしの3つまたは4つのダウンリンクキャリアを有して構成され、2つのULキャリアをもつとき、ULアンカーキャリア上のDC−HSDPA用のHS−DPCCHが、3つまたは4つのキャリアのうち2つに関するフィードバックを提供する。追加制御チャネル(例えば、追加HS−DPCCH)が、残りのキャリアに関して報告するために、UL二次キャリア上で使われる。3つのDLキャリアが構成されるケースでは、従来の制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)が、残りのチャネルに関するフィードバックを報告するのに使われ得る。例えば、4つのDLキャリアが構成されるケースでは、二重キャリア通信用に使われる制御チャネル(例えば、DC−HSDPA用のHS−DPCCH)が、残りの2つのキャリアに関するフィードバックを提供するのに使われ得る。ULキャリアとDLキャリアとの間のマッピングは、暗黙的であっても、ネットワークによってシグナリングされてもよい。各制御チャネル(例えば、HS−DPCCH)は、異なる伝送電力オフセットで構成され得る。
WTRU410が、MIMOありの2つのダウンリンクキャリアおよび2つのULキャリアを有して構成されるとき、ULアンカーキャリア上の高速制御チャネル(例えば、MIMO動作用のHS−DPCCH)が、ダウンリンクアンカーキャリアに関するフィードバックを提供し得る。二次ULキャリア用の高速制御チャネル(例えば、UL二次キャリア上でのMIMO動作用のHS−DPCCH)が、ダウンリンク二次キャリアに関するフィードバックの提供に使われ得る。各HS−DPCCHは、異なる伝送電力オフセットで構成され得る。
別の実施形態では、同時多重キャリア高速ダウンリンク動作のコンテキストにおいて、フィードバック制御のためのHARQ肯定応答コードブックを最適化する方法が、以下の通り開示される。
伝送時間間隔(TTI)ごとのHS−DSCHに関する各HARQ伝送に対して、WTRU410受信機は、以下の状態を表し得る。受信機(または等価にはWTRU410)は、HS−SCCHおよびHS−PDSCHに関連づけられたデータパケット両方を正しく受信した場合、ACKを送付すればよい。受信機は、HS−SCCHから制御情報を正しく受信したが、データパケット中にエラーを検出した場合、NACKを送付すればよい。受信機は、現在のWTRU410に割り当てられた識別子(ID)に合致する、現在のTTIでのHS−SCCHを検出するのに失敗した場合、DTXを宣言すればよい。DTX状態に対しては、以下のシナリオが起こり得る。すなわち、ノードB420は、現在のTTIでのどのデータもこのWTRU410には送付せず、またはWTRU410の受信機は、実際にはこのWTRU410にアドレス指定されているHS−SCCHをデコードするのに失敗する。
LTEに関しては、高速パケットアクセス(HSPA)と同様に、伝送時間間隔(TTI)ごとの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関する各HARQ伝送に対して、WTRU410の受信機417は、以下の状態を表し得る。受信機(または等価にはWTRU410)は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)およびPDCCHに関連づけられたデータパケット両方を正しく受信した場合、ACKを生成すればよい。受信機417は、PDCCHから制御情報を正しく受信したが、データパケット中にエラーを検出した場合、NACKを生成すればよい。WTRU410に向けられたPDCCH制御シグナリングが、現在のTTIで検出されない場合、関連づけられた制御情報は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で伝送されない(すなわち、DTX)。有効なPDSCH関連制御シグナリングが検出されないときにPUCCHリソースを占有しないことによって、eNode−B420は、3つの状態の検出、すなわちACK、NACK、またはDTXを指揮することができる。WTRU410が、現在のTTI中で、有効なアップリンクスケジューリンググラントをもつケースでは、HARQ肯定応答は、データと時間多重化され、PUCCHではなく物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で伝送される。
マルチキャリアダウンリンク動作が構成されると、合成肯定応答メッセージは、そのキャリアのHARQ状況を示すための、区切り記号「/」によって区切られるA、N、またはDという文字によって形成されるHARQ−ACK状態によって表され、ここで「A」は「ACK」を意味し、「N」は「NACK」を意味し、「D」は「無伝送」(すなわち、DTX)を意味する。MIMOが構成された場合、そのキャリア内で受ける二重ストリーム伝送に関して、区切り記号の間には2つの文字があり得る。例えば、A/NA/Dは、第2のキャリアがMIMOで構成された、3つのキャリアに関するHARQ肯定応答メッセージを搬送する。キャリアは、等しく取り扱われ、メッセージ中でのその位置によって識別され得ることに留意されたい。例えば、決して、「一次」または「二次」または「補助」キャリアによって区別されるのではない。
同じTTIでの多重キャリア(例えば、3つまたは4つのキャリア)を介した伝送のせいで、可能性としては、MIMO構成の結果として生じ得る各キャリアでの二重ストリーム動作に加え、総データストリーム数が増し得る。総データストリーム数は、HARQ−ACK状態コードブック中の大規模フィードバック組合せセットにつながり得る。例えば、3つ以上のキャリアを使うネットワークでは、状態の数は、8(例えば、HSPA用)またはそれ以上(例えば、LTE/LTE−Advancedにおいて)に増える場合があり、これは、コードブックにおけるHARQ−ACK状態の大規模な異なるフィードバック組合せセットにつながり得る。2つ以上のコンポーネントキャリアが集約されるキャリアアグリゲーションは、より広い伝送帯域幅(例えば、最大100MHz)をサポートするために、LTE−Advancedにおいて実装され得る。LTE−Advancedは、5つより多いダウンリンクコンポーネントキャリアをサポートし得る。従って、ダウンリンクコンポーネントキャリアのトランスポートブロックに対応する多重ACK/NACKは、アップリンクで伝送され得る。例えば、コンポーネントキャリアごとに2つのトランスポートブロックをもつMIMO空間多重化構成を想定すると、アップリンクで伝送されるべきACK/NACKの総数は、10になり得る。
ダウンリンク伝送性能に対する影響を最小限にしながらHARQ−ACKコードブックテーブルのサイズを削減するために、WTRU410は、状態簡約デバイスを有して構成され得る。図14は、WTRU410内で実装され得る状態簡約機能(state reduction function)を示す。状態簡約機能は、実際のHARQ−ACK状態を、より小さいセットの報告HARQ−ACK状態にマップし得る。状態簡約機能の結果、チャネル符号化における符号語の数は小さくなり、その結果、より優れた符号化効率を得ることができる。状態簡約機能は、予め構成され、ネットワークによってシグナリングされ、またはWTRU410による条件に基づいて動的に判定され得る。
状態簡約機能は、以下の実施形態の1つまたは任意の組合せに従って実装され得る。
一実施形態では、WTRU410は、グループ化されたDTX報告方法を実施するように構成され得る。WTRU410は、キャリアセットまたはデータストリームをグループ化する。WTRU410が、キャリアまたはデータストリームのいずれかからDTXを検出した場合、グループ内の他のキャリアまたはデータストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはデータストリーム全てに対して、DTXが宣言される。任意選択で、WTRU410が、キャリアまたはデータストリームのいずれかから、指定された数のDTX状態を検出した場合、WTRU410は、グループ内の他のキャリアまたはデータストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはデータストリーム全てに対してDTXを宣言する。本実施形態は、グループ化DTX報告方法と呼ばれ得る。
別の実施形態では、WTRU410は、ネットワークシグナリング方法を実施するように構成され得る。WTRU410は、ネットワークから受信されるシグナリングを条件として、状態簡約を実施するように構成され得る。WTRU410は、ネットワークから受信されたシグナリングに依存して、例えば、TTI単位で、HARQ肯定応答状態を他の状態に様々にマップすることができる。このようなシグナリングの例は、現在のTTIで、またはTTIグループに対して伝送されるトランスポートブロックの数の指示でよい。
別の実施形態では、ノードB420は、制限つき伝送方法を実施するように構成され得る。キャリアセットは、グループ化することができ、ノードB420の送信機427の所での「無データ伝送」が、TTI単位、またはTTIグループで、セット中の全てのキャリア上で同時に認められる。セット中で、規則は、セット中のキャリア全体の伝送状態の組合せを制限するように設定される。具体的には、全ての伝送、または全ての無伝送の組合せが認められる。部分キャリアにおける無伝送のみの組合せは認められない。例えば、4つのキャリア(例えば、C1、C2、C3、C4)のケースでは、キャリアは、複数のセットにグループ化することができ、ここでセット1はC1/C2を含み、セット2はC3/C4を含む。ノードB420は、キャリアC1およびC2が伝送用の各セットまたは無伝送用の各セットとなり得るように、各セット向けの規則で構成され得る。従って、キャリアC1が伝送用に設定される場合は、キャリアC2が伝送用に設定され、およびその反対であることを含意するので、シグナリングが削減され得る。この例は、4つのキャリアおよび2つのグループに関するものであるが、各グループに任意の数のメンバがある任意の数のキャリアを使ってもよいことを理解されたい。一代替法は、1つのキャリア中に伝送するべきデータがない場合でも、セット中の他のキャリアが伝送している場合、HS−SCCHは、依然として送付されるというものである。従って、伝送するべき可能HARQ−ACK状態の数は、効果的に削減され得る。この方法は、ノードB420からの制限つき伝送方法と呼ばれ得る。
別の実施形態では、WTRU410は、グループ化されたNACK報告を提供するようにも構成され得る。キャリアもしくはデータストリームのセットがグループ化され、また、キャリアもしくはデータストリームのいずれかからNACKが検出された(または指定された数のNACKが検出された)場合、グループ内の他のキャリアまたはデータストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはデータストリーム全てに対してNACKが宣言される。あるいは、キャリアまたはデータストリームのいずれかからNACKが検出された場合、ACK状態が検出されている他のキャリアまたはデータストリーム全てに対してNACKが宣言される。
別の実施形態では、WTRU410は、NACKから変換された条件つきDTX報告を提供するように構成され得る。他のキャリアの状態に依存して、キャリアまたはデータストリーム上でNACKが検出された場合、NACKは報告のためにDTXに変換される。変換条件は、以下の1つまたはどの組合せでもよい。すなわち、キャリアもしくはデータストリーム全ての中のDTX状態の数が、指定された値より大きい場合、キャリアもしくはデータストリーム全ての中のNACK状態の数が、指定された値より大きい場合、および/またはキャリアもしくはデータストリーム全ての中のACK状態の数が、指定され、もしくは構成された値より小さい場合である。条件の設定により、状態の削減によりダウンリンク性能に対する影響を最小限にするために、出現確率が小さい状態が識別される。
別の実施形態では、WTRU410は、ACKから変換された条件つきNACK報告を提供するように構成され得る。他のキャリアの状態に依存して、キャリアまたはデータストリーム上でACKが検出された場合、ACKは、報告のためにNACKに変換される。変換条件は、以下の1つまたはどの組合せでもよい。すなわち、キャリアもしくはデータストリーム全ての中のDTX状態の数が、指定された値より大きい場合、キャリアもしくはデータストリーム全ての中のNACK状態の数が、指定された値より大きい場合、および/またはキャリアもしくはストリーム全ての中のACK状態の数が、指定された値より小さい場合である。
方法論は概して、任意の形のMIMO組合せをもつ任意の数のキャリアに適用可能であり、その結果、HARQ肯定応答用に、列挙していない莫大な数の、最適化されたコードブックの設計が生じ得ることに留意されたい。
テーブル6は、MIMOが構成されていない、4つのキャリアに関するHARQ−ACK状態の可能な組合せを示す。4つのキャリアを介した同時伝送の結果、コードブック中のHARQ−ACK状態の総数は、テーブル6に列挙するように、34−1=80に等しくなる。
Figure 0005789683
以下の例は、4つのキャリア用のコードブックを最適化する作業と合同で、ネットワークから受信されるシグナリングの方法を条件とする、グループ化されたDTXおよび報告状態簡約に当てはまる。C1、C2、C3、C4で示される4つのキャリアは、2つのペア、すなわち(C1/C2)および(C3/C4)にグループ化される。キャリアの順序に優先順位はない。グループは、セットがペア単位で形成される限り、他のどの組合せでもよい。第2に、ネットワークは、各キャリアペアごとに、WTRU410に1つまたは複数のビットを伝送するように構成することができ、データ伝送がキャリア両方に対して、それともペアのうち単一のキャリアに対して実施されるのかを示すと想定され得る。削減マッピングが、各キャリアペアに対して以下の通り指揮される。ペアの中に1つでもDTXがあり、ネットワークシグナリングがペアを介した二重キャリア伝送を指示する場合、キャリア両方に対してDTXを報告する。例えば、(D/A)/(A/N)は、(D/D)/(A/N)になってよく、これは(D)/(A/N)として簡約され得る。ペアの中に1つでもDTXがあり、ネットワークシグナリングがペアを介した単一キャリア伝送を指示する場合、他のキャリアからの真状態(true state)を反復する。例えば、(D/A)/(A/N)は、(A/A)/(A/N)になり得る。両サイドとも、単一キャリア伝送を知ることができる。それ以外の場合、状態は修正されないままである。
1つのHS−SCCHは、MIMOモードにおいて二重データストリームによって共有され得るので、MIMO構成されたWTRU410は、そのHARQ−ACKコードブック設計において、同様の削減機構の使用を含意し得る。従って、上記手法によって導入されるダウンリンク性能損失は、MIMO構成されたシステムと同様の範囲内となり得ると推論することができる。
テーブル7は、単一のペアに対する条件つきマッピングを示し、ここで二重TXは、ネットワークシグナリングが二重キャリア伝送を示すという条件を意味し、単一TXは、データ伝送がペアのうち1つのキャリア上で実施されるという条件を意味する。
Figure 0005789683
全てのキャリアに関する、報告される合成HARQ−ACK状態は、テーブル6に従って、ペアそれぞれにマッピングを個々に適用し、次いで、連結することによって取得される。最適化の結果、コードブックサイズは、テーブル8に示すように、未処理状態が24通りしか残っていないので、80から24に削減される。
Figure 0005789683
マッピング関係は、テーブル9に示すように状態を追加することによって修正され得る。テーブル9は、既存のコードブックの再利用のための、単一のペア用のマッピングテーブルを示す。
Figure 0005789683
従って、ノードB420に報告される、結果コードブック状態は、テーブル10で取得することができる。テーブル10は、テーブル2で指定されるバイナリ符号化方式を用いることができる、報告されるHARQ−ACK状態を示し、この符号化方式は、テーブル10で与えられる状態をエンコードして、HS−SCCHによって搬送される10ビットのHARQ−ACKメッセージを生成するのに使うことができる。
Figure 0005789683
別の実施形態では、ペア単位のグループ化されたDTX報告は、ネットワークシグナリングの補助なしで適用することができ、その結果、テーブル8と同じ報告される状態テーブルとなる。本実施形態では、ペア内の単一キャリア伝送は、グループ化されたDTX報告によってブロックされ得る。このブロッキングを避けるために、伝送の制約を、ノードBからの制限つき伝送方法において提案されるように適用することができるが、この方法では、ペア内の1つのキャリア上でのデータ伝送を許容することはできない。
第3の実施形態では、NACKから変換された条件つきDTX報告が適用されて、いくつかのNACKをDTXに変換することによって、比較的起こりにくい状態を統合する。例えば、1つのキャリアにおいてNACKが検出された場合、また、他のキャリアの間でのNACKの数が2より大きい場合、このキャリアに関してDTXが報告される。それ以外の場合、状態は修正されないままである。作成されるマッピング関係は、テーブル11の通りである。
Figure 0005789683
報告される状態の数は、テーブル12に示すように80から47に削減され、テーブルには、ノードB420が受信する未処理状態を列挙してある。
Figure 0005789683
テーブル2で指定されるバイナリ符号語を、テーブル12で与えられる状態をエンコードするのに使って、HS−SCCHによって搬送される10ビットのHARQ−ACKメッセージを生成することができる。これは、47個の状態から符号語テーブルのエントリへのいずれかのマッピング関係を識別し、次いで、エンコードを実施することによって実施される。
1つのキャリアがMIMOで構成された、3つのキャリアという別の例において、キャリアC1、およびキャリアC2は、MIMOなしの2つのキャリアを示すものとし、キャリアC3は、MIMOありのキャリアを示すものとし、これらは、ペア(C1/C2)としてグループ化される。MIMOありのキャリアは、それ以上処理されないものとして対処され得る。合成HARQ−ACK状態は、(C1,C2)/C3で表される。テーブル13は、1つがMIMOありで構成された3つのキャリアに関するHARQ−ACK状態の可能な組合せを示し、このテーブルは、合計で62個のエントリをもつ。
Figure 0005789683
テーブル14は、1つがMIMOありで構成された3つのキャリアに対する合成削減マッピングテーブルを示す。コードブックテーブルを最適化するために、同じ処理(すなわち、ネットワークシグナリングを条件とする、グループ化されたDTX報告)が、テーブル7に従って(C1/C2)に適用され、その結果、テーブル14に示す合成マッピングが生成される。ネットワークシグナリングの1ビットは、キャリアC1およびキャリアC2両方を介した伝送を指示する二重TX、並びにペアのうちキャリアの一方における伝送を指示する単一TXを含む2つのモードを示すのに使われ得る。
Figure 0005789683
テーブル15は、1つのキャリアがMIMOである3つのキャリアに関する、報告されるHARQ−ACK状態を示す。削減マッピングから残される未処理状態をテーブル15に挙げてあるが、こうした状態は、ノードB420に報告される。
Figure 0005789683
従って、コードブックのサイズは、62から34に削減され得る。既存のエンコード方式から得られる既存のコードブックの使用が望ましい(例えば、3GPP仕様で用いられる方式)場合、(C1/C2)用の削減マッピングを、テーブル9に従って実施してよく、これは、テーブル10と同様の、最終的な報告される状態につながる。最終段階で、48個の状態が、テーブル2で指定されるチャネル符号化テーブルに従って10ビットの符号語を形成するように符号化される。
2つのキャリア上でMIMOが構成された4つのキャリアという第3の例において、4つのうち2つのキャリアが、MIMOモードをもって構成することができ、他の2つのキャリアは、MIMOありでは構成されない。このケースの場合、合計で9*49−1=440通りの可能な組合せがHARQ−ACKテーブルにある。キャリアC1およびキャリアC2は、MIMOなしの2つのキャリアとする。こうしたキャリアは、ペアにグループ化され、このペアに関連したHARQ−ACK状態向けの全ての可能な組合せは、ノードB420シグナリングの入力に基づいて、テーブル4で指定されたのと同じ削減マッピング動作によって取り扱われる。テーブル4には5つの未処理状態があるので、MIMOありまたはなしのキャリアをマージする合成HARQ−ACK状態の総数は、削減作業後は5*49−1=244に削減され得る。従って、コードブックのサイズは、440から244に削減される。
データを伝送しているキャリアの数を知っていることは、グループ化されたDTX報告に起因する損失を最小化するのに有用である。ノードB420は、WTRU410に対してキャリア活動(activity)を指示するが、これについてはこれ以降でより詳細に記載する。WTRU410は、ノードB420からの指示を検出し、対応するHS−SCCH中のHARQ−ACKフィールドに、適切なコードブック圧縮を適用する。
キャリア活動は、例えば、HS−SCCHを使って指示され得る。例えば、新規データインジケータビットを再利用してよい。別の実施形態では、キャリア活動情報は、新規データインジケータビットの代わりに、HS−SCCHタイプ1を介して提供される。あるいは、単一トランスポートブロック用のHS−SCCHタイプ3フォーマットが、HS−DSCH伝送に使われる。MIMOモードは、グループ化されたDTX報告を実施する際には構成することができないので、MIMOに使われるいくつかのシグナリングビットを、キャリア活動の報告に使えばよい。こうしたビットは、例えばXwipb1,Xpwipb2、Xms3、またはXccs7を含み得る。
任意選択で、2つのトランスポートブロック用のHS−SCCHタイプ3フォーマットを使うことができ、この場合、二次トランスポートブロック用の追加情報フィールドが、ペアのうち別のキャリアから複製される構成情報を送付するのに使われ得る。
実施形態
1.ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)に複数のキャリアを割り当てることを含む方法。
2.多重ダウンリンクキャリア動作用のHARQ(ハイブリッド自動再送リクエスト)肯定応答コードブック最適化のための方法。
3.割当ては、明示的構成信号である実施形態1に記載の方法。
4.第1のアップリンク物理制御チャネルおよび第2のアップリンク物理制御チャネル上でフィードバック情報を伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
5.第1および第2のアップリンク物理制御チャネルは、異なる周波数上にある前記実施形態いずれかに記載の方法。
6.第1および第2のアップリンク物理制御チャネルは、異なるスクランブル符号をもつ前記実施形態いずれかに記載の方法。
7.2つのキャリアに関する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)およびチャネル品質インジケータ(CQI)を第1のアップリンク物理制御チャネル上で伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
8.追加キャリアに関するフィードバックを第2のアップリンク物理制御チャネル上で伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
9.複数のアップリンク物理制御チャネルそれぞれに対するアップリンクスクランブル符号を割り当てることをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
10.構成されている各キャリアペアごとに物理アップリンク制御チャネルを割り当てることをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
11.MIMOが構成されていないとき、HS−DPCCH(高速個別物理制御チャネル)用の現在の単一キャリアチャネル符号化を用いて、HARQ(ハイブリッド自動再送リクエスト)ACKメッセージおよびCQIを符号化することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
12.3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)技術仕様(TS)25.212において定義されるように二次キャリアが存在するとき、HS−DPCCH用のチャネル符号化を用いることをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
13.複数のアップリンク物理制御チャネルそれぞれが、二重キャリアチャネル符号化で構成される前記実施形態いずれかに記載の方法。
14.第2のHS−DPCCH用のチャネル化符号および分岐は、キュービックメトリックを最小化するように設計される前記実施形態いずれかに記載の方法。
15.複数のUL物理制御チャネルは、同じキャリア上で伝送される前記実施形態いずれかに記載の方法。
16.第1のアップリンク物理制御チャネルをアンカーキャリア上で、および第2のアップリンク物理制御チャネルを二次キャリア上で伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
17.各アップリンク物理制御チャネルに関連づけられたキャリアペアは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて明示的に構成される前記実施形態いずれかに記載の方法。
18.第1のキャリアおよび第2のキャリアは、アンカーダウンリンクキャリアおよび一次キャリアの第1の隣接周波数に対応し、第3のキャリアおよび第4のキャリアは、WTRUの残りの補助周波数に対応する前記実施形態いずれかに記載の方法。
19.第1のキャリアおよび第2のキャリアは、アンカーダウンリンクキャリアおよび補助キャリアに対応し、第3のキャリアおよび第4のキャリアは、二次キャリアおよび隣接キャリアに対応する前記実施形態いずれかに記載の方法。
20.第1および第2のキャリアは、2つのダウンリンクアンカーキャリアに対応し、第3および第4のキャリアは、補助キャリアに対応する前記実施形態いずれかに記載の方法。
21.第1および第2のキャリアは、第1の物理アップリンク制御チャネルがその中で伝送されているアップリンクキャリアに関連づけられたアンカーキャリアおよび二次キャリアに対応し、第3および第4のキャリアは、第2の物理アップリンク制御チャネルがその中で伝送されているアップリンクキャリアに関連づけられたアンカーキャリアおよび二次キャリアに対応する前記実施形態いずれかに記載の方法。
22.HS−DPCCHは帯域依存である前記実施形態いずれかに記載の方法。
23.帯域ごとに1つのHS−DPCCHが使われる前記実施形態いずれかに記載の方法。
24.WTRUは、4キャリアのマルチキャリアシステムにおいて最大4つのHARQフィードバックおよび4つのCQIフィードバックを伝送し、HARQフィードバックおよびCQIフィードバックはそれぞれ、4つのキャリアの1つによって搬送され得る前記実施形態いずれかに記載の方法。
25.各HARQフィードバック組合せに対して、複数の可能CQIフィードバック組合せがある前記実施形態いずれかに記載の方法。
26.WTRUは、フィードバック組合せに依存して1つまたは2つのHS−DPCCHを使う前記実施形態いずれかに記載の方法。
27.WTRUは、どのキャリアがフィードバックを送付しているかの指示をネットワークにシグナリングする前記実施形態いずれかに記載の方法。
28.WTRUは、HS−DPCCHチャネル化符号番号を使って指示を伝送する前記実施形態いずれかに記載の方法。
29.WTRUは、CQIおよびHARQフィードバックとともに、帯域内で指示を送付する前記実施形態いずれかに記載の方法。
30.ネットワークは、CQIおよびHARQフィードバックを提供するキャリアのテキストにブラインドをかける前記実施形態いずれかに記載の方法。
31.単一のHS−DPCCHチャネル化符号が、フィードバック情報を搬送するのに使われる前記実施形態いずれかに記載の方法。
32.HS−DPCCHフレームフォーマットを使ってHARQフィードバックを伝送することをさらに含み、HS−DPCCHフレームフォーマットは、いかなるCQI報告もなしでACK/NACKフィードバックを搬送するだけである前記実施形態いずれかに記載の方法。
33.CQIフィードバックおよびHARQフィードバックを、同じHS−DPCCH符号に多重化することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
34.複数のダウンリンクキャリアに関する複数のCQI報告を伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
35.複数のCQI報告から合成CQI報告を生成することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
36.合成CQI報告を、HARQフィードバックとともに1つのHS−DPCCH内で伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
37.1つのキャリアに関するCQIを、異なる複数のサブフレームに入れて一度に伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
38.連続する2つのサブフレームに渡るフィードバック情報の時間多重化をさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
39.各キャリアに関するCQIは、4つのサブフレームペアごとに一度報告され得る前記実施形態いずれかに記載の方法。
40.各キャリアに関するCQIは、2つのサブフレームペアごとに一度報告され得る前記実施形態いずれかに記載の方法。
41.2つのキャリアに渡るフィードバック情報の多重化をさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
42.ただ1つのダウンリンクキャリアに関するCQIは、複数のサブフレームそれぞれに入れて報告される前記実施形態いずれかに記載の方法。
43.2つのダウンリンクキャリアが、各サブフレーム中で報告される前記実施形態いずれかに記載の方法。
44.HARQフィードバックは、各スロット中に2つのダウンリンクキャリアに関して報告することもできる前記実施形態いずれかに記載の方法。
45.WTRUは、複数のキャリアそれぞれに関するCQIをいつ伝送するべきかを自律的に判定する前記実施形態いずれかに記載の方法。
46.WTRUは、全てのキャリアの品質を監視し、キャリアのうち1つのキャリアの品質が所定の量を越えて変わった場合は最新のCQIを伝送する前記実施形態いずれかに記載の方法。
47.品質は、算出されたCQIに基づく前記実施形態いずれかに記載の方法。
48.複数のキャリアがCQI更新を要求するとWTRUが判定したとき、WTRUは、最大品質変化を経るキャリアに関するCQIを伝送する前記実施形態いずれかに記載の方法。
49.WTRUは、アップデートされたCQIの使用による反応が最も大きいであろうキャリアに関するCQIを伝送する実施形態44〜46のいずれか1つに記載の方法。
50.WTRUは、HS−DPCCHフィードバック中にキャリア索引情報を含める実施形態43〜48のいずれかに記載の方法。
51.2ビットのキャリア索引が、CQIフィードバックとともに伝送される前記実施形態いずれかに記載の方法。
52.HARQフィードバックが要求されないとき、WTRUは、HARQフィードバック用に予約された符号語を使って、キャリア索引を指示する前記実施形態いずれかに記載の方法。
53.WTRUは、連続する2つのフレームに渡るフィードバックの時間多重化を用いる実施形態43〜51のいずれか1つに記載の方法。
54.HARQフィードバックは、全てのサブフレームの最初の2つのスロットに入れて伝送され、CQIフィードバックは、全ての連続する2つのサブフレームに渡って拡散される前記実施形態いずれかに記載の方法。
55.2つのHS−DPCCH符号が、HARQフィードバックおよびCQIフィードバックを個別に伝送するのに使われる前記実施形態いずれかに記載の方法。
56.一括符号化されたHARQフィードバックを第1のHS−DPCCH上で伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
57.完全サブフレーム中で第2のHS−DPCCHを介して複数のCQIブロックを伝送することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
58.複数のHS−DPCCHそれぞれのための異なるスクランブル符号を構成することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
59.HS−DPCCHを介して、複数のキャリアに関するフィードバックを提供することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
60.合成肯定応答メッセージをさらに含む実施形態2に記載の方法。
61.合成肯定応答メッセージは、そのキャリアのHARQ状況を指示するための、区切り記号「/」で区切られるA、N、またはDいずれかの文字で形成されるHARQ−ACK状態によって表され、「A」は「ACK」を意味し、「N」は「NACK」を意味し、「D」は「無伝送」(DTX)を意味する前記実施形態いずれかに記載の方法。
62.キャリアまたはデータストリームのセットがグループ化され、キャリアまたはデータストリームのいずれかからDTXが検出された場合、グループ内の他のキャリアまたはストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはストリーム全てに対してDTXが宣言される前記実施形態いずれかに記載の方法。
63.キャリアまたはデータストリームのいずれかから、指定された数のDTX状態が検出されるという条件で、グループ内の他のキャリアまたはストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはストリーム全てに対してDTXが宣言される前記実施形態いずれかに記載の方法。
64.いくつかのHARQ状態が、ネットワークから受信されるシグナリングに依存して、他の状態に様々にマップされる前記実施形態いずれかに記載の方法。
65.HARQ状態は、伝送時間間隔(TTI)単位で様々にマップされる前記実施形態いずれかに記載の方法。
66.シグナリングは、現在のTTIで、またはTTIグループに対して伝送されるいくつかのトランスポートブロックの指示である前記実施形態いずれかに記載の方法。
67.キャリアセットがグループ化され、TTI単位で、またはTTIグループでのセット中の全てのキャリアに対する、ノードB送信機でのどのデータ伝送も同時には許容されない前記実施形態いずれかに記載の方法。
68.セット中の他のキャリアが伝送中である場合、HS−SCCHが送付される前記実施形態いずれかに記載の方法。
69.キャリアまたはデータストリームのセットがグループ化され、キャリアまたはデータストリームのいずれかからNACKが検出されるかまたは指定された数のNACKが検出されるという条件で、グループ内の他のキャリアまたはストリーム全体のHARQ−ACK状態に関わらず、他のキャリアまたはストリーム全てに対してNACKが宣言される前記実施形態いずれかに記載の方法。
70.キャリアまたはデータストリームのいずれかからNACKが検出された場合、ACK状態が検出されている他のキャリアまたはストリーム全てに対してNACKが宣言される前記実施形態いずれかに記載の方法。
71.NACKは、キャリアまたはストリーム上で検出されるという条件で、報告用にDTXに変換される前記実施形態いずれかに記載の方法。
72.DTXを変換する条件は、キャリアもしくはストリーム全ての中のいくつかのDTX状態が、指定された値より大きいこと、キャリアもしくはストリーム全ての中のいくつかのNACK状態が、指定された値より大きいこと、および/またはキャリアもしくはストリーム全ての中のいくつかのACK状態が、指定され、もしくは構成された値より小さいことのどの組合せも含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
73.ACKは、キャリアまたはストリーム上で検出されるという条件で、報告用にNACKに変換される前記実施形態いずれかに記載の方法。
74.ペア中に1つでもDTXがあるとともに、ネットワークシグナリングがペアを介した二重キャリア伝送を指示するという条件で、キャリア両方に対してDTXが報告される前記実施形態いずれかに記載の方法。
75.ペア中に1つでもDTXがあるとともに、ネットワークシグナリングがペアを介した単一キャリア伝送を指示するという条件で、他のキャリアから真状態が反復される前記実施形態いずれかに記載の方法。
76.全てのキャリアに関する、報告される合成HARQ−ACK状態は、ペアそれぞれへのマッピングを個々に適用し、キャリアを連結することによって取得される前記実施形態いずれかに記載の方法。
77.ペア単位のDTXグループ報告が、ネットワークシグナリングなしで適用される前記実施形態いずれかに記載の方法。
78.伝送を制限することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
79.比較的起こり得ない状態が統合される前記実施形態いずれかに記載の方法。
80.いくつかのNACKはDTXに変換される前記実施形態いずれかに記載の方法。
81.1つのキャリアにおいてNACKが検出されるという条件で、また、他のキャリアの中でのNACKの数が2より大きい場合、このキャリアに関してDTXが報告される前記実施形態いずれかに記載の方法。
82.キャリア活動を指示することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
83.送付される指示を検出し、対応するHS−SCCH中のHARQ−ACKフィールドに適切なコードブック圧縮を適用することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
84.HS−SCCHタイプ1を介してキャリア活動情報を指示することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
85.新規データインジケータビット中でキャリア活動情報を指示することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
86.キャリア活動を報告するために、MIMO用のシグナリングビットを使うことをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
87.追加情報フィールドを使って、HS−SCCHタイプ3フォーマットでキャリア活動情報を指示することをさらに含む前記実施形態いずれかに記載の方法。
88.受信機は、受信機が、HS−SCCHと、HS−PDSCHおよびACKに関連づけられたデータパケット両方を正しく受信する状態、受信機が、HS−SCCHから制御情報を正しく受信するが、データパケット中のエラーおよびNACKを検出する状態、並びに/または受信機が、現在のワイヤレス送受信ユニット(WTRU)に割り当てられたIDに合致する現在のTTIでのHS−SCCHの検出に失敗し、DTXを宣言する状態のどの組合せも提示する前記実施形態いずれかに記載の方法。
89.前記実施形態いずれかに記載の方法を実施するように構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)。
90.実施形態1〜88のいずれか1つに記載の方法を実施するように構成された集積回路(IC)。
91.実施形態1〜88のいずれか1つに記載の方法を実施するように構成されたノードB。
特徴および要素を、具体的に組み合わせて上記に記載したが、各特徴または要素は、他の特徴および要素なしで単独で、または他の特徴および要素ありでもなしでも様々に組み合わせて用いることができる。本明細書に挙げた方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによる実行用のコンピュータ可読記憶媒体に組み込まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェア中に実装することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例は、ROM、RAM、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ素子、内部ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気メディア、光磁気メディア、並びにCD−ROMディスク、およびDVDなどの光メディアを含む。
適切なプロセッサは、例として、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、DSP(デジタル信号プロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラム可能ゲートアレイ)回路、他の任意の種類のIC(集積回路)、および/または状態マシンを含む。
ソフトウェアと関連したプロセッサは、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)、UE(ユーザ端末)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータ内で使用するための無線周波数トランシーバを実装するのに使うことができる。WTRUは、ハードウェアおよび/またはソフトウェア中に実装されるモジュール、並びにカメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカーフォン、振動装置、スピーカ、マイクロホン、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、ブルートゥースモジュール、FM(周波数変調)無線ユニット、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)もしくは超広帯域(UWB)モジュールなど、他の構成要素とともに使うことができる。

Claims (16)

  1. ワイヤレス送受信ユニットであって、
    プライマリサービングセル上で第1のHS−DSCH信号を、第1のセカンダリサービングセル上で第2のHS−DSCH信号を、第2のセカンダリサービングセル上で第3のHS−DSCH信号を、および第3のセカンダリサービングセル上で第4のHS−DSCH信号を受信し、
    前記第1のHS−DSCH信号および前記第2のHS−DSCH信号に関連する第1のHARQ−ACKフィードバックと、前記第3のHS−DSCH信号および前記第4のHS−DSCH信号に関連する第2のHARQ−ACKフィードバックとを生成し、
    前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを単一のアップリンクキャリアを通じて送信する
    ように構成されるプロセッサ
    を備えワイヤレス送受信ユニット。
  2. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックは、HS−DPCCH組み合わされ、かつ128の拡散率で送信される請求項1ワイヤレス送受信ユニット。
  3. 前記プロセッサは、第1の組のサービングセルに関連する第1のCQIおよび第2の組のサービングセルに関連する第2のCQIを生成するようにさらに構成される請求項1ワイヤレス送受信ユニット。
  4. 前記プロセッサは、前記第1のCQIおよび前記第2のCQIを前記単一のアップリンクキャリアを通じて送信するようにさらに構成される請求項3ワイヤレス送受信ユニット。
  5. 前記第1のCQIおよび前記第2のCQIは、HS−DPCCH組み合わされる請求項4ワイヤレス送受信ユニット。
  6. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックは、HS−DPCCHへ組み合わされ、前記組み合わせることは、前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを時間多重化することを備える請求項1ワイヤレス送受信ユニット。
  7. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックは、HS−DPCCHへ組み合わされ、前記組み合わせることは、前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを連結することを備える請求項1ワイヤレス送受信ユニット。
  8. 前記プロセッサ状態簡約を生成するようにさらに構成され、前記状態簡約は、実際のハイブリッド自動再送要求−肯定応答状態を、より小さいセットの、報告されるハイブリッド自動再送要求−肯定応答状態にマップする請求項1ワイヤレス送受信ユニット。
  9. ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)において実行される方法であって、
    前記方法は、
    プライマリサービングセル上で第1のHS−DSCH信号を、第1のセカンダリサービングセル上で第2のHS−DSCH信号を、第2のセカンダリサービングセル上で第3のHS−DSCH信号を、および第3のセカンダリサービングセル上で第4のHS−DSCH信号を受信することと、
    前記第1のHS−DSCH信号および前記第2のHS−DSCH信号に関連する第1のHARQ−ACKフィードバックと、前記第3のHS−DSCH信号および前記第4のHS−DSCH信号に関連する第2のHARQ−ACKフィードバックとを生成することと、
    前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを単一のアップリンクキャリアを通じて送信すること
    を備える方法
  10. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックは、HS−DPCCH組み合わされ、かつ128の拡散率で送信される請求項9方法。
  11. 第1の組のサービングセルに関連する第1のCQIおよび第2の組のサービングセルに関連する第2のCQIを生成することをさらに備える請求項9方法。
  12. 前記第1のCQIおよび前記第2のCQIを前記単一のアップリンクキャリアを通じて送信することをさらに備える請求項11方法。
  13. 前記第1のCQIおよび前記第2のCQIは、HS−DPCCH組み合わされる請求項12方法。
  14. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックをHS−DPCCHへ組み合わせることをさらに備え、前記組み合わせることは、前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを時間多重化することを備える請求項9方法。
  15. 前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックをHS−DPCCHへ組み合わせることをさらに備え、前記組み合わせることは、前記第1のHARQ−ACKフィードバックおよび前記第2のHARQ−ACKフィードバックを連結することを備える請求項9方法。
  16. 状態簡約を生成することであって、前記状態簡約は、実際のハイブリッド自動再送要求−肯定応答状態を、より小さいセットの、報告されるハイブリッド自動再送要求−肯定応答状態にマップする、ことをさらに備える請求項9方法。
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