JP5789124B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、後輪の上方を覆うフェンダと、車体フレームの側方を覆うリヤサイドカバーと、車体フレームとスイングアームを連結するクッションとを有する鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両には、車体フレームに、後輪の上方を覆うフェンダが取付けられ、このフェンダに、車体フレームの側方を覆うリヤサイドカバーが連結されるものがある。
車体フレームとスイングアームの間にクッションが配置される。このクッションがフェンダ及びリヤサイドカバーを通過することができるように、フェンダ及びリヤサイドカバーに開口部を設けることが必要となる。
フェンダ及びリヤサイドカバーにクッション用の開口部を設けた鞍乗型車両が知られている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4に示すように、フェンダ(22)(括弧付き番号は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ)にフェンダ側切欠きが設けられ、リヤサイドカバー(17A)にカバー側切欠きが設けられている。フェンダ側切欠きとカバー側切欠きで開口部が形成され、この開口部に、車体フレームとスイングアーム(9)を連結するクッションが挿入されている。
しかし、上記従来技術では、開口部がフェンダ側切欠きとカバー側切欠きとで形成されるため、フェンダ(22)にリヤサイドカバー(17A)を組付けたとき、フェンダ側切欠きの中心に対してカバー側切欠きの中心がずれることがある。そのため、フェンダ側切欠きの中心に対してカバー側切欠きの中心がずれても、開口部とクッションの干渉を抑制できるように、開口部の開口寸法を大きくする必要がある。しかしながら、開口寸法を大きくすると、フェンダ(22)の内側に埃・塵等が侵入しやすくなるので、上記開口部の構造では埃・塵等の侵入を抑制するには限度がある。
また、リヤサイドカバー(17A)にカバー側切欠きが設けられている。このようなカバー側切欠きが設けられると、カバー側切欠きの周辺を所望の形状に形成したくとも、形状の自由度が制限されやすくなる。形状の自由度が制限されると、リヤサイドカバー(17A)を所望の形状に形成できないことがあり、好ましくない。
そこで、埃・塵等がフェンダ(22)内側に侵入することを抑制でき、リヤサイドカバー(17A)の形状を自由に設定することができる鞍乗型車両が求められる。
特開2007−290641公報
本発明は、埃・塵等がフェンダ内側に侵入することを抑制でき、リヤサイドカバーの形状を自由に設定することができる鞍乗型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームと、この車体フレームに揺動自在に設けられ自由端にて後輪を回転自在に支持するスイングアームと、前記車体フレームに取付けられ前記スイングアームの上方にて前記後輪の少なくとも一部を上方から覆うフェンダと、このフェンダに連結され前記車体フレームの側方の一部を覆うリヤサイドカバーと、前記車体フレームに上端が連結され下端が前記スイングアームに連結されるクッションと、シートを直接又は間接的に支持するシートレールと、前記シートレールに取付けられる燃料タンクとを有する鞍乗型車両において、前記フェンダは、前記クッションを貫通させる貫通開口部を備え、この貫通開口部よりも車幅方向外側に、前記リヤサイドカバーが配置され、前記貫通開口部は、車両上下方向に延びるリブ壁を円筒状に一体形成してなる円筒部を備え、前記円筒部は、車両側面視にて前記燃料タンクと重なる位置に保護リブを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、車両上下方向に延びる円筒部は、車両後面視で、車幅方向外側より車幅方向内側が下方へ延びていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、フェンダの車幅方向中心に、後輪に対して凹状に形成する凹状部が設けられ、前記フェンダの車幅方向左右両側に、前記凹状部から左右両側へ延ばされると共に少なくとも下面が平面状に形成され、貫通開口部及び円筒部を備える平面部が設けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、リブ壁の一部は、リヤサイドカバーとの境界を構成するフェンダの外縁部になることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、貫通開口部は、フェンダとリヤサイドカバーを車両前後方向前側で結合する前側締結部と、前記フェンダと前記リヤサイドカバーを車両前後方向後側で結合する後側締結部とで挟むように配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、車両側面視にて、フェンダとリヤサイドカバー下縁との境界が露出することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フェンダは、クッションを貫通させる貫通開口部を備え、この貫通開口部よりも車幅方向外側に、リヤサイドカバーが配置される。
貫通開口部をフェンダにのみ形成するため、貫通開口部の開口寸法を、クッションの機能性を確保した上でクッションの外径に近づけることができる。貫通開口部の開口寸法がクッションの外径に近づくと、貫通開口部とクッションとのクリアランスを可及的に小さくすることができ、埃・塵等がフェンダ内側に侵入することを抑制できる。
加えて、リヤサイドカバーを貫通開口部から離して配置するため、リヤサイドカバーの形状を貫通開口部に関係なく自由に設定することができる。
したがって、埃・塵等がフェンダ内側に侵入することを抑制でき、リヤサイドカバーの形状を自由に設定することができる鞍乗型車両を提供できる。
加えて、請求項に係る発明では、貫通開口部周囲の上面に、車両上下方向に延びるリブ壁を円筒状に形成してなる円筒部が設けられる。
円筒部を貫通開口部周囲の上面に設けるため、円筒部は、埃・塵等がフェンダ内側に侵入するときの障害物となる。円筒部が障害物として機能することにより、埃・塵等がフェンダ内側に侵入しにくくなる。
また、円筒部は、貫通開口部の開口面積分を補強する補強材となるので、貫通開口部周囲の剛性を高めることができる。
したがって、埃・塵等がフェンダ内側に侵入することを更に抑制できると共に、貫通開口部周囲の剛性を高めることができる。
さらに加えて、請求項1に係る発明では、円筒部は、車両側面視にて燃料タンクと重なる位置に保護リブを備えている。クッションの上端は、一般に車幅方向へ延びるボルトにて車体フレームに連結されるが、このボルトと燃料タンクとの間に保護リブを介在させたので、ボルトの先端が燃料タンクに干渉する心配はなくなる。
請求項2に係る発明では、車両上下方向に延びる円筒部は、車両後面視で、車幅方向外側より車幅方向内側が下方へ延びている。
請求項3に係る発明では、フェンダの車幅方向中心に、凹状部が設けられ、フェンダの車幅方向左右両側に、貫通開口部及び円筒部を備える平面部が設けられる。
凹状部は、凹状に形成されるため強度が高い部位である。一方、平面部は、円筒部により補強される。このような凹状部と平面部をフェンダに設けることで、フェンダの剛性を確保することができる。
請求項4に係る発明では、リブ壁の一部は、リヤサイドカバーとの境界を構成するフェンダの外縁部になる。
リブ壁は、円筒部を構成する部材であると共に補強材である。このリブ壁がフェンダの外縁部になるため、フェンダの外縁部の強度を確保することができる。フェンダの外縁部の強度が確保されることにより、外縁部が撓みにくくなり、リヤサイドカバーとフェンダの境界部での組立精度が向上する。
請求項5に係る発明では、貫通開口部は、フェンダとリヤサイドカバーを車両前後方向前側で結合する前側締結部と、フェンダとリヤサイドカバーを車両前後方向後側で結合する後側締結部とで挟むように配置される。
貫通開口部近傍は、円筒部を有するため、剛性を有する。貫通開口部を挟む前側締結部と後側締結部を用いて、フェンダとリヤサイドカバーを一体化するとき、前側締結部と後側締結部の中間が円筒部で補強されるため、フェンダが撓みにくくなる。フェンダが撓みにくくなるので、フェンダとリヤサイドカバーの組立精度を高めることができる。
請求項6に係る発明では、車両側面視にて、フェンダとリヤサイドカバー下縁との境界が露出する。
フェンダにのみ貫通開口部を設けることで、リヤサイドカバーの形状を自由に設定できる。そのため、リヤサイドカバー下縁をフェンダとの境界に露出させることが可能となり、リヤサイドカバー下縁の形状を外観形状に用いることができる。したがって、鞍乗型車両の外観性を高めることができる。
本発明に係る鞍乗型車両の左側面図である。 鞍乗型車両後部の左側面図である。 リヤサイドカバーを取外した状態の鞍乗型車両後部の左側面図である。 フェンダ及びクッションの左側面図である。 貫通開口部の断面図である。 図4の6矢視図である。 図2の7−7線断面図である。 フェンダ下面の構造を説明する鞍乗型車両後部の斜視図である。 フェンダを取外した状態を示す鞍乗型車両後部の斜視図である。 貫通開口部の実施例と比較例の対比図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、鞍乗型車両10は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されるステアリング軸12と、このステアリング軸12に取付けられているハンドル13と、ステアリング軸12の下端に取付けられフォーク部14の上端を支持するボトムブリッジ15と、ハンドル13の前方に配置され車両前方に向かって点灯する前照灯16と、ヘッドパイプ11の前方に配置され他の車両に進行方向を示すために点滅するウィンカ17と、フォーク部14に支持され上方及び後方がフロントフェンダ18に覆われる前輪19とを備える。
車体フレーム21は、ヘッドパイプ11から後下がりに延びるメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後上がりに延ばされ直接又は間接的にシート23を支持するシートレール24L(Lは、左を示す添え字である。以下同じ)と、ヘッドパイプ11の後部とメインフレーム22の前端上部との間に接合されヘッドパイプ11とメインフレーム22の接合を補強する補強プレート25とを備えている。
メインフレーム22の中間部にエンジンハンガ26が固定され、メインフレーム22の後部にピボットプレート27が固定されている。エンジンハンガ26及びピボットプレート27に、エンジン28及び変速機29から構成されるパワーユニット31が取付けられている。
エンジン28の吸気系32は、メインフレーム22の前部に吊下げられるように設けられるエアクリーナ33と、コネクティングチューブ34と、キャブレータ35と、吸気管36とで構成される。なお、吸気系32は、この構成に限定されず、インジェクション等が用いられる構成であっても差し支えない。
エンジン28の排気系37は、エンジン28の排気ポートから後方へ延びる排気管38と、この排気管38の後部に設けられ後輪39の側方に配置されるマフラ41とからなる。
ピボットプレート27にピボット軸42でリヤスイングアーム43が上下に揺動自在に取付けられ、このリヤスイングアーム43の後端に後輪39が回転可能に設けられている。エンジン28の出力は、変速機29及びチェーン駆動式の動力伝達機構44を介して後輪39に伝達される。
シートレール24Lとリヤスイングアーム43の間にリヤクッション45Lが設けられている。シートレール24Lに燃料タンク46が取付けられ、この燃料タンク46を覆うようにしてシートレール24Lの上方にシート23が配置されている。
シートレール24Lの後部にグラブレール47が設けられ、このグラブレール47の下方にブレーキランプ48が配置されている。
車体フレーム21に、車体フレーム21、エンジン28等を覆う車体カバー49が取付けられている。車体カバー49は、ヘッドパイプ11の後方を覆うと共にメインフレーム22の上方から車幅方向までを覆うメインカバー51と、運転者の脚部を覆うと共にメインカバー51の前部に配置されるレッグシールド52Lと、ヘッドパイプ11の前方を覆うフロントトップカバー53と、レッグシールド52Lの後方から車両の側部を覆うフロントサイドカバー54Lと、フロントサイドカバー54Lの下方に配置されるアンダーカバー55Lと、シート23の下方を覆うリヤサイドカバー56L(詳細後述)とからなる。加えて、シートレール24Lの後部に、後輪39を覆うリヤフェンダ57(詳細後述)が設けられる。
リヤクッション45Lとリヤサイドカバー56Lとリヤフェンダ57の位置関係を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、リヤフェンダ57は、リヤスイングアーム43の上方にて後輪39の前上方を覆う第1フェンダ58(詳細後述)と、この第1フェンダ58に連結され後輪39の後上方を覆う第2フェンダ59とからなる。なお、実施例では、リヤフェンダ57を前後に分割したが、一体形にしてもよい。
第1フェンダ58の貫通開口部80L(詳細後述)に、リヤクッション45Lが挿入されている。このリヤクッション45Lは、上端がシートレール24Lに設けた上側ステー61に取付けられ、下端がリヤスイングアーム43に設けた下側ステー62に取付けられている。
また、第1フェンダ58に、シート23の開放・閉止に用いるキー差込み口63が設けられている。このキー差込み口63は、後述するシートロックに設けられるものである。
リヤサイドカバー56Lは、第1フェンダ58に連結され、メインフレーム22及びシートレール24Lの側方を覆っている。
また、車両側面視にて、第1フェンダ58とリヤサイドカバー56Lの下縁64との境界が露出している。
リヤサイドカバー56Lを取外した状態の車体内部の構造を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、第1フェンダ58は、メインフレーム22及びシートレール24Lに取付けられている。
第1フェンダ58の前端部に、車体前取付部65が設けられ、この車体前取付部65は、ボルト66でメインフレーム22の取付座103に取付けられている。また、第1フェンダ58の後端部に、車体後取付部67Lが設けられ、この車体後取付部67Lは、ボルト68でシートレール24Lに設けた後側ステー69に取付けられている。ボルト68は、車体後取付部67Lの他、第2フェンダ59の前端部71も止めている。
燃料タンク46は、シートレール24Lにタンクステー72を介して取付けられている。なお、燃料タンク46の後端もシートレール24Lに取付けられる。
メインフレーム22とシートレール24Lとは、連結部材73Lで連結されている。
第1フェンダ58の側面視での形状を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、第1フェンダ58は、車両前後方向に延びる部材である。
第1フェンダ58の前端部に、車体前取付部65が設けられ、この車体前取付部65の左側に、前方に延びるガイド部75Lが設けられている。このガイド部75Lの内側面にメインフレーム22を当接させるため、第1フェンダ58の組付け作業を円滑に実施できる。
加えて、第1フェンダ58の中間部及び後部に、上方に延ばされ外観上の意匠面を形成する側壁部76Lが設けられている。この側壁部76L及び下面77に、リヤクッション45Lを貫通させる貫通開口部80Lが設けられている。
さらに、第1フェンダ58の中間部に、後輪(図2、符号39)に対して凹んでいる凹状部81(詳細後述)が設けられている。
そして、第1フェンダ58の前部上面に、振動防止用の緩衝部材を載せる受け座82が設けられている。
さらに、第1フェンダ58の後端部に、上方に延ばされリヤサイドカバー(図2、符号56L)の内面に当接する爪部材83Lが設けられている。この爪部材83Lをリヤサイドカバーの内面に当接させることで、第1フェンダ58とリヤサイドカバーの連結が強化される。
貫通開口部80Lの断面構造を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、貫通開口部80L周囲の上面85に、車両上下方向に延びるリブ壁86Lを円筒状に形成してなる円筒部87Lが設けられている。
第1フェンダ58の内側の構造を図6に基づいて説明する。
図6に示すように、第1フェンダ58は、ほぼ左右対称の形状で形成されている。つまり、前述した左側の構造に加えて、右側に、ガイド部75R(Rは、右を示す添え字である。以下同じ)、側壁部76R、貫通開口部80R、爪部材83R、車体後取付部67Rが設けられている。
加えて、第1フェンダ58は、左側壁部76Lよりも車幅方向中央寄りで左貫通開口部80Lよりも前方に配置され左リヤサイドカバー(図2、符号56L)の左前に連結される左前側締結部89Lと、左側壁部76Lよりも車幅方向中央寄りで左貫通開口部80Lよりも後方に配置され左リヤサイドカバーの左後に連結される左後側締結部91Lと、右側壁部76Rよりも車幅方向中央寄りで右貫通開口部80Rよりも前方に配置され右リヤサイドカバーの右前に連結される右前側締結部89Rと、右側壁部76Rよりも車幅方向中央寄りで右貫通開口部80Rよりも後方に配置され右リヤサイドカバーの右後に連結される右後側締結部91Rとを備える。
左前側締結部89Lにねじを通すための左前穴92Lが設けられている。同様に、左後側締結部91Lに左後穴93Lが設けられ、右前側締結部89Rに右前穴92Rが設けられ、右後側締結部91Rに右後穴93Rが設けられている。
第1フェンダ58と左右のリヤサイドカバーの位置関係を図7に基づいて説明する。
図7に示すように、左貫通開口部80Lよりも車幅方向外側に、左リヤサイドカバー56Lが配置され、右貫通開口部80Rよりも車幅方向外側に、右リヤサイドカバー56Rが配置されている。
加えて、左のリブ壁86Lの外側面94Lは、左リヤサイドカバー56Lとの境界を構成する第1フェンダ58の外縁部になっている。
さらに、右のリブ壁86Rの外側面94Rは、右側壁部76Rよりも車幅方向内側に配置されている。
そして、左円筒部87Lの車幅方向中央側の上端78から、左斜め上に延びてさらに上方に延びる部材が、左保護リブ98Lである。左保護リブ98Lは、ボルト74Lの先端と燃料タンク46との干渉を抑制する。
さらに、右円筒部87Rの車幅方向中央側の上端79から、右斜め上に延びてさらに上方に延びる部材が、右保護リブ98Rである。右保護リブ98Rは、ボルト74Rの先端と燃料タンク46との干渉を抑制する。
第1フェンダ58の下面の構造を図8に基づいて説明する。
図8に示すように、第1フェンダ58の車幅方向中心に、後輪(図2、符号39)に対して凹状に形成する凹状部81が設けられている。
また、第1フェンダ58の車幅方向左側に、凹状部81から左側へ延ばされると共に下面が平面状に形成され、左貫通開口部80L及び左円筒部87Lを備える左平面部99Lが設けられている。また、第1フェンダ58の車幅方向右側に、凹状部81から右側へ延ばされると共に下面が平面状に形成され、右貫通開口部80R及び右円筒部87Rを備える右平面部99Rが設けられている。
加えて、左貫通開口部80Lは、第1フェンダ58と左リヤサイドカバー56Lを車両前後方向前側で結合する左前側締結部89Lと、第1フェンダ58と左リヤサイドカバー56Lを車両前後方向後側で結合する左後側締結部91Lとで挟むように配置されている。また、右貫通開口部80Rは、第1フェンダ58と右リヤサイドカバー56Rを車両前後方向前側で結合する右前側締結部89Rと、第1フェンダ58と右リヤサイドカバー56Rを車両前後方向後側で結合する右後側締結部91Rとで挟むように配置されている。
第2フェンダ59の上側凹み部101に、シート(図2、符号23)の動きをロックするシートロック102が取付けられている。このシートロック102に、キー差込み口(図2、符号63)が設けられている。
左リヤサイドカバー56Lと右リヤサイドカバー56Rの下側の構造を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、左リヤサイドカバー56Lの前寄り下端に、第1フェンダ(図8、符号58)の左前締結部(図8、符号89L)と接続される左前取付部103Lが設けられ、左リヤサイドカバー56Lの後寄り下端に、第1フェンダの左後締結部(図8、符号91L)と接続される左後取付部104Lが設けられている。
加えて、右リヤサイドカバー56Rの前寄り下端に、第1フェンダ(図8、符号58)の右前締結部(図8、符号89R)と接続される右前取付部103Rが設けられ、右リヤサイドカバー56Rの後寄り下端に、第1フェンダの右後締結部(図8、符号91R)と接続される右後取付部104Rが設けられている。
左前取付部103Lに、ねじを締付けるための左前ねじ穴105Lが設けられている。同様に、左後取付部104Lに左後ねじ穴106Lが設けられ、右前取付部103Rに右前ねじ穴105Rが設けられ、右後取付部104Rに、右後ねじ穴106Rが設けられている。
さらに、燃料タンク46の下半体96に上方に向けて凹んでいるタンク凹み部107が形成されている。このタンク凹み部107は、第1フェンダ(図7、符号58)の円弧面(図7、符号108)に合致するように形成されるため、燃料タンク46に第1フェンダを近づけることができる。このような構造を採用すると、車両の空き空間を有効に活用でき、車両の小型化を実現できる。
そして、左リヤサイドカバー56Lの下縁64は、直線状に形成され、この下縁64は、第1フェンダ(図7、符号58)の外縁部である外側面(図7、符号94L)に近接している。下縁64を直線状に形成すると、左リヤサイドカバー56Lと第1フェンダの組立精度が向上して、左リヤサイドカバー56Lと第1フェンダのクリアランスを低減できる。クリアランスの低減により、左リヤサイドカバー56L内部への埃・塵等の侵入を抑制することができる。
貫通開口部の実施例と比較例の対比を図10に基づいて説明する。
図10において、(a)〜(c)で比較例を説明し、(d)で実施例を説明する。
(a)において、貫通開口部200Lは、リヤサイドカバー201Lに設けた半円状のカバー側切欠き202と、フェンダ203に設けた半円状のフェンダ側切欠き204とで構成される。内径D1の貫通開口部200Lに、外径Dcのリヤクッション205Lが挿入されている。つまり、貫通開口部200Lとリヤクッション205Lの間のクリアランスは距離C1となる。
しかし、フェンダ203にリヤサイドカバー201Lを組付けるとき、フェンダ203に対してリヤサイドカバー201Lが、(b)に示すようにずれることがある。このようなずれが生じると、貫通開口部200Lの開口寸法Chがリヤクッション205Lの外径Dcよりも小さくなって、貫通開口部200Lとリヤクッション205Lが干渉してしまう虞がある。そこで、第1フェンダ203に対してリヤサイドカバー201Lがずれた状態で組付けられても、貫通開口部200Lとリヤクッション205Lの干渉を抑制できるように、(c)に示すように貫通開口部200Lの内径D2を(a)の内径D1に比べて大きくする必要がある。貫通開口部200Lの大径化により、貫通開口部200Lとリヤクッション205Lの間のクリアランスC2が大きくなる。クリアランスC2が大きくなると、埃・塵等が侵入しやすくなり、好ましくない。
その点、実施例では、(d)に示すように、貫通開口部80Lを第1フェンダ58のみに形成したため、貫通開口部80Lの内径D3をリヤクッション45Lの外径Dcに容易に近づけることができる。貫通開口部80Lとリヤクッション45LのクリアランスC3が小さくなるので、埃・塵等が侵入しにくくなる。
以上に述べた鞍乗型車両10の作用効果を以下に記載する。
図10(d)に示す構成により、貫通開口部80Lを第1フェンダ58にのみ形成するため、貫通開口部80Lの内径D3を、リヤクッション45Lの機能性を確保した上でリヤクッション45Lの外径Dcに近づけることができる。貫通開口部80Lの内径D3がリヤクッション45Lの外径Dcに近づくと、貫通開口部80Lとリヤクッション45LとのクリアランスC3を可及的に小さくすることができ、埃・塵等が第1フェンダ58内側に侵入することを抑制できる。
加えて、図7に示す構成により、左リヤサイドカバー56Lを左貫通開口部80Lから離して配置するため、左リヤサイドカバー56Lの形状を左貫通開口部80Lに関係なく自由に設定することができる。したがって、埃・塵等が第1フェンダ58内側に侵入することを抑制でき、左リヤサイドカバー56Lの形状を自由に設定することができる鞍乗型車両10を提供できる。
図5に示す構成により、円筒部87Lを貫通開口部80L周囲の上面に設けるため、円筒部87Lは、埃・塵等が第1フェンダ58内側に侵入するときの障害物となる。円筒部87Lが障害物として機能することにより、埃・塵等が第1フェンダ58内側に侵入しにくくなる。
また、円筒部87Lは、貫通開口部80Lの開口面積分を補強する補強材となるので、貫通開口部80L周囲の剛性を高めることができる。
したがって、埃・塵等が第1フェンダ58内側に侵入することを更に抑制できると共に、貫通開口部80L周囲の剛性を高めることができる。
図8に示す構成により、凹状部81は、凹状に形成されるため強度が高い部位である。一方、左平面部99Lは、左円筒部87Lにより補強され、右平面部99Rは、右円筒部87Rにより補強される。このような凹状部81と平面部99L、99Rを第1フェンダ58に設けることで、第1フェンダ58の剛性を確保することができる。
図7に示す構成により、左のリブ壁86Lは、左円筒部87Lを構成する部材であると共に補強材である。このリブ壁86Lが第1フェンダ58の外縁部になるため、第1フェンダ58の外縁部の強度を確保することができる。第1フェンダ58の外縁部の強度が確保されることにより、外縁部が撓みにくくなり、左リヤサイドカバー56Lと第1フェンダ58の境界部での組立精度が向上する。
図8に示す構成により、左貫通開口部80L近傍は、左円筒部87Lを有するため、剛性を有する。左貫通開口部80Lを挟む左前側締結部89Lと左後側締結部91Lを用いて、第1フェンダ58と左リヤサイドカバー56Lを一体化するとき、左前側締結部89Lと左後側締結部91Lの中間が左円筒部87Lで補強されるため、第1フェンダ58が撓みにくくなる。第1フェンダ58が撓みにくくなるので、第1フェンダ58と左リヤサイドカバー56Lの組立精度を高めることができる。なお、本作用効果は、右側の円筒部87Rによる補強機能でも同様に発揮される。
図7に示す構成により、第1フェンダ58にのみ左貫通開口部80Lを設けることで、左リヤサイドカバー56Lの形状を自由に設定できる。
そのため、図2に示すように、左リヤサイドカバー56Lの下縁64を第1フェンダ58との境界に露出させることが可能となり、左リヤサイドカバー56Lの下縁64の形状を外観形状に用いることができる。したがって、鞍乗型車両10の外観性を高めることができる。
尚、本発明に係る貫通開口部は、実施の形態ではフェンダの車両前後方向中央(図6参照)に設けたが、クッションの配置によってフェンダの車両前後方向前部又は後部のいずれかに設けてもよい。
本発明の貫通開口部は、鞍乗型車両に好適である。
10…鞍乗型車両、21…車体フレーム、39…後輪、43…スイングアーム、45L、45R…クッション、56L、56R……リヤサイドカバー、58…第1フェンダ、64…下縁、80L、80R…貫通開口部、81…凹状部、86L、86R…リブ壁、87L、87R…円筒部、89L、89R…前側締結部、91L、91R…後側締結部、94L…一部、99L、99R…平面部。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(21)と、この車体フレーム(21)に揺動自在に設けられ自由端にて後輪(39)を回転自在に支持するスイングアーム(43)と、前記車体フレーム(21)に取付けられ前記スイングアーム(43)の上方にて前記後輪(39)の少なくとも一部を上方から覆うフェンダ(58)と、このフェンダ(58)に連結され前記車体フレーム(21)の側方の一部を覆うリヤサイドカバー(56L、56R)と、前記車体フレーム(21)に上端が連結され下端が前記スイングアーム(43)に連結されるクッション(45L、45R)と、シート(23)を直接又は間接的に支持するシートレール(24L、24R)と、前記シートレール(24L、24R)に取付けられる燃料タンク(46)とを有する鞍乗型車両(10)において、
    前記フェンダ(58)は、前記クッション(45L、45R)を貫通させる貫通開口部(80L、80R)を備え、
    この貫通開口部(80L、80R)よりも車幅方向外側に、前記リヤサイドカバー(56L、56R)が配置され
    前記貫通開口部(80L、80R)は、車両上下方向に延びるリブ壁(86L、86R)を円筒状に一体形成してなる円筒部(87L、87R)を備え、
    前記円筒部(87L、87R)は、車両側面視にて前記燃料タンク(46)と重なる位置に保護リブ(98L、98R)を備えていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 車両上下方向に延びる前記円筒部(87L、87R)は、車両後面視で、車幅方向外側より車幅方向内側が下方へ延びていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記フェンダ(58)の車幅方向中心に、前記後輪(39)に対して凹状に形成する凹状部(81)が設けられ、
    前記フェンダ(58)の車幅方向左右両側に、前記凹状部(81)から左右両側へ延ばされると共に少なくとも下面が平面状に形成され、前記貫通開口部(80L、80R)及び前記円筒部(87L、87R)を備える平面部(99L、99R)が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記リブ壁(86L)の一部(94L)は、前記リヤサイドカバー(56L)との境界を構成する前記フェンダ(58)の外縁部になることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
  5. 前記貫通開口部(80L、80R)は、前記フェンダ(58)と前記リヤサイドカバー(56L、56R)を車両前後方向前側で結合する前側締結部(89L、89R)と、前記フェンダ(58)と前記リヤサイドカバー(56L、56R)を車両前後方向後側で結合する後側締結部(91L、91R)とで挟むように配置されることを特徴とする請求項〜4のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
  6. 車両側面視にて、前記フェンダ(58)と前記リヤサイドカバー(56L、56R)下縁(64)との境界が露出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
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