JP5789064B1 - マッサージ器用のピンヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のピンが頬等の柔らかい肌や筋肉の起伏に即して均一に接触し、違和感なく心地良い振動と電気的刺激を与えて疲労等を回復することができるマッサージ器用のピンヘッドを提供する。【解決手段】本発明のピンヘッド10は、複数のピン11と、ピンヘッド本体12の平面部12Aの内面に立設された複数の第1の支柱12Eと、複数の第1の支柱12Fからそれぞれのピン11の抜け止めをする複数のCリング13Aと、複数の第1の支柱12Eで複数のピン11に装着されたCリング13Aとコイルスプリング18を囲む環状支柱12Fと、平面部12Aの内面に第1の支柱12Eより高く立設された複数の第2の支柱12Hと、複数の第2の支柱12Hに固定された導電性プレート14と、複数のピン11の基端部を囲み複数のピン11それぞれを外方に付勢するコイルスプリング18とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば頬等の柔らかい肌や筋肉のマッサージを行う際に、頬等の柔らかい肌や筋肉に振動と電気的な刺激を与えて血液やリンパ液等の体液の流れを活性化させ、いわゆる美顔等の美容に好適に用いられるマッサージ器に関し、更に詳しくは、頬等の柔らかい肌の起伏に即して進退動する複数のピンを有するマッサージ器用のピンヘッドに関するものである。
従来から肌や筋肉の疲労回復等を図るマッサージ器として、肌に振動を与えるだけのマッサージ器が広く使用されている。また、筋肉痛等に対して低周波パルスの電気信号を肌や筋肉に印加して肌や筋肉を活性化して自然治癒力を高める機器が知られている。
しかしながら、従来のマッサージ器の場合には、筋肉の内部まで振動が到達し難く、必ずしも十分な効果が得られていない。また、低周波パルスの電気信号を印加する機器の場合には、電気信号を印加する部分で「ピリピリ」感があって必ずしも快適なものではなかった。
そこで、本出願人は、特許文献1において、複数のピンを介して頬等の肌や筋肉に振動を与えると同時に低周波パルスの電気信号を印加するマッサージ器を提案している。このマッサージ器は、振動及び低周波パルスの電気信号が肌や筋肉の内部まで到達し、しかも「ピリピリ」感がない。
その後、特許文献1において提案したマッサージ器が例えば美顔等の美容上の使用実績を積み重ねた結果、このマッサージ器は複数のピンがそれぞれピンヘッドにおいて固定されているため、複数のピンそれぞれが頬等の肌の曲面に追随せず肌や筋肉と均一に接触せず、複数のピン間で接触強度に強弱があり、必ずしも複数のピンそれぞれから肌や筋肉に対して均一な振動や低周波パルスの電気信号を与えることができなかった。
そこで、本出願人は、特許文献2において、複数のピンが頬等の肌や筋肉に対してほぼ均一に接触して頬等の肌や筋肉に極力均一な振動と低周波パルスの電気信号に基づく刺激(以下、「電気的刺激」と称す。)を与えることができるマッサージ器を提案した。
しかしながら、特許文献2で提案されたマッサージ器の場合には、複数のピンが平坦なプレートに固定、支持されていて、平坦なプレートがその中心に固定された支持ピンを中心に全方向に傾斜自在になっているため、プレートは肌や筋肉の起伏に即して傾斜するが、複数のピンはプレートに固定されていて肌や筋肉の起伏に追随しないため、複数のピンがそれぞれ異なるピン圧で肌や筋肉と接触し必ずしも心地良い振動と電気的刺激を与えることができるとは限らなかった。
特許第3744662号 特許第5498609号
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のピンがそれぞれ独立して進退動し、頬等の柔らかい肌や筋肉の起伏に即して均一なピン圧で接触し、違和感なく心地良い振動と電気的刺激を与えて血液やリンパ液等の体液の流れを活性化して疲労等を回復することができるマッサージ器用のピンヘッドを提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載のマッサージ器用のピンヘッドは、マッサージに際して振動及び低周波の電気信号を付与する複数のピンを有するマッサージ器用のピンヘッドであって、上記複数のピンと、一端が平面部で閉塞され且つ他端が開口する有底筒状のピンヘッド本体と、上記平面部の内面に上記複数のピンに対応させて立設され且つ上記複数のピンそれぞれが上記平面部を貫通する貫通孔をそれぞれ有する複数の第1の支柱と、上記複数のピンの基端部それぞれに取り付けられ且つ上記第1の支柱の基端面に係止されて上記複数のピンをそれぞれの第1の支柱から抜け止めする複数の抜け止め具と、上記複数のピンそれぞれの基端部を囲んで装着され且つ上記複数のピンそれぞれを、上記抜け止め具を介して上記平面部の外方に向けて付勢する導電性弾性部材と、上記複数のピンにそれぞれ装着された上記抜け止め具及び上記導電性弾性部材を囲むと共に上記複数の第1の支柱それぞれとの間に隙間を形成して上記平面部の内面に立設され且つ上記複数の第1の支柱の高さより高く形成された複数の環状支柱と、上記ピンヘッド本体内で上記平面部の内面周縁部に沿って立設され且つ上記環状支柱と同一高さに形成された複数の第2の支柱と、上記複数の第2の支柱に固定されて上記ピンヘッド本体の開口を閉じると共に上記複数の導電性弾性部材をそれぞれ圧縮し且つ上記複数のピンそれぞれの基端との間に隙間を作る導電性プレートと、上記導電性プレートに取り付けられ且つ上記導電性プレートを介して上記複数のピン側へ上記電気信号を導くアースピンと、を備え、上記環状支柱は、上記導電性プレートを上記ピンヘッド本体に取り付ける時に、上記導電性弾性部材を上記環状支柱内に閉じ込めるように構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のマッサージ器用のピンヘッドは、請求項1に記載の発明において、上記導電性弾性部材がコイルスプリングであることを特徴とすることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のマッサージ器用のピンヘッドは、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記抜け止め具と上記第1の支柱の端面との間にクッションシートが介在することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のマッサージ器用のピンヘッドは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記アースピンは、上記導電性プレート上で弾力的に支持されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のピンがそれぞれ独立して頬等の柔らかい肌や筋肉の起伏に即して進退動し、起伏のある肌や筋肉に対して均一なピン圧で接触し、アースピン及び導電性プレートを介して違和感なく心地良い振動と電気的刺激を与えて血液やリンパ液等の体液の流れを活性化して疲労等を回復することができ、また、ピンヘッドの組み立てる時には複数のピンそれぞれに取り付けられた導電性弾性部材をそれぞれのピンから外すことなく容易に装着することができるマッサージ器用のピンヘッドを提供することができる。
(a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明のピンヘッドが適用されたマッサージ器本体の一実施形態を示す図で、(a)はマッサージ器本体の側面図、(b)はマッサージ器本体の下方から見た平面図、(c)はマッサージ器本体の上方から見た平面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1に示すマッサージ器本体のピンヘッドを示す図で、(a)はピンヘッドの断面図、(b)はピンヘッドの側面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1に示すマッサージ器本体のピンヘッドを示す図で、(a)はピンヘッドを下方から見た平面図、(b)はピンヘッドを上方から見た平面図である。 図2に示すマッサージ器本体のピンヘッドの要部を示す分解斜視図である。 図2に示すピンヘッドをマッサージ器本体側へ装着する状態を部分的に示す断面図である。
以下、図1〜5に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。
本実施形態のピンヘッド10は、例えば図1に示すように、マッサージ器本体の主要部として用いられる。このマッサージ器は、図1の(a)〜(c)に示すマッサージ器本体Mと、マッサージ器本体Mに信号波を送信してマッサージ器本体Mを操作するコントローラ(図示せず)と、を備え、コントローラからの信号波に基づいてマッサージ器本体Mを操作して頬等の柔らかい肌や筋肉に振動や電気的刺激を与えてこれらの部位での血液やリンパ液等の体液の流れを活性化して筋肉疲労等を回復することができるものである。従って、本実施形態のピンヘッド10は、例えば美顔用のマッサージ器に好ましく用いることができる。
而して、マッサージ器本体Mは、図1の(a)〜(c)に示すように、本実施形態のピンヘッド10と、ピンヘッド10が装着された操作部20と、を備え、操作部20を握り、ピンヘッド10の複数(例えば12本)のピン11を頬等の柔らかい肌や筋肉に接触させ、これらの部位に振動と電気的刺激を与えることで血液やリンパ液等の体液の流れを活性化して筋肉疲労等を回復することができる。
操作部20は、図1の(a)〜(c)に示すように、種々の機器を収納するように上下のケース21A、21Bからなるケース21と、ケース21の内部空間を上下に区画するプリント配線基板22(図5参照)と、プリント配線基板22に搭載された振動生成器23(図5参照)と、プリント配線基板22に搭載された低周波信号生成器(図示せず)と、を備えている。プリント配線基板22は、略ケース21の全長に渡る長さに形成されている。
振動生成器23は、図5に示すように、モータ23Aと、モータ23Aの回転軸に連結された回転錘23Bと、を備えている。回転錘23Bは、例えば厚肉の円板状に形成され、回転錘23Bが周縁部に偏倚した位置でモータ23Aの回転軸に連結されている。回転錘23Bの回転中心が偏心しているため、モータ23Aの駆動により回転錘23Bが偏心回転してピンヘッド10に振動を付与する。
図1に(a)に示すように下ケース21Aの左端部にはピンヘッド10が接続される筒状部21Aが形成されている。この筒状部21Aには図5に示すようにプリント配線基板22に搭載された振動生成器23が収納されている。振動生成器23のピンヘッド10側に中央孔を有する隔壁21Aが形成され、この隔壁21Aに第1の導電性プレート24が取り付けられている。更に、図1の(b)に示すように、下ケース21Aの直胴部21A内には駆動用電池(例えば単3電池2本)の収納部が形成されている。
また、図1の(a)に示すように上ケース21Bの左端部には筒状部21Aに対応する椀状部21Bが形成されている。図1の(c)に示すように椀状部21Bにはマッサージ器本体Mを操作する操作ボタン25が装着されている。また、図1の(a)、(c)に示すように上ケース21Bの直胴部21Bの左右両側面及び上面にはそれぞれアースプレート26A、26Bが取り付けられている。プリント配線基板22は、ケース21内に略全長に渡って配置されている。
本実施形態のピンヘッド10は、図1の(a)、図2の(a)、(b)及び図3の(a)、(b)に示すように、12本のピン11と、これらのピン11を収納、支持する有底筒状に形成されたピンヘッド本体12と、を備え、操作部20の筒状部21Aに装着して用いられる。有底筒状のピンヘッド本体12は、図2の(a)、(b)及び図3の(a)、(b)に示すように、一方に円形状に形成された平面部12Aと、他方に開口端が形成された筒状部12Bとからなっている。ピンヘッド本体12の全周面は肉厚に形成され、外面が湾曲している。ピンヘッド本体12の内部は、例えば図2の(a)に示すように、円周面12Cとして形成されている。また、図5に示すように筒状部12Bの開口端部の外周面には操作部20の筒状部21Aの内周面に形成された雌ねじ部21Aと螺合する雄ねじ12Dが形成されている。
図2の(a)、図4に示すように、平面部12Aの内面には12本のピン11に対応させた第1の支柱12Eが所定間隔を空けて形成されている。これらの第1の支柱12Eの軸芯にはピン11が摺動自在に挿入される貫通孔がそれぞれ形成されている。図2の(a)、図4に示すように、12箇所の第1の支柱12Eは、それぞれ筒状部12Bの開口端に向けて同一高さに立設されている。
図2の(a)に示すように、12箇所の第1の支柱12Eの外側には、これらの第1の支柱12Eを囲む環状支柱12Fが立設されている。環状支柱12Fは、同図に示すように、内径が第1の支柱12Eの外径より大径に形成されていると共に第1の支柱12Eよりも丈が高く、円周面12Cの中ほどの高さまで形成されている。従って、第1の支柱12Eの外周面と環状支柱12Fの内周面の間には隙間が形成されている。また、平面部12A内面の外周縁部には後述する第2の導電性プレートの位置決めをする位置決め部12Gが周方向等間隔を空けた4箇所に形成されている。尚、図2の(a)、図5では内周面12C近傍の環状支柱が省略され、ピン11の基端の初期位置が分かるようになっている。また、図4では環状支柱12Fが省略され、第1の支柱12Eが露呈している。
また、図2の(a)に示すように12箇所の第1の支柱12Eの貫通孔には12本のピン11がそれぞれ貫通し、これらのピン11は、それぞれ肌の起伏に即して第1の支柱12Eの貫通孔で進退動するようにピンヘッド本体12の平面部12Aから外側へ大きく突出し、それぞれの基端が第1の支柱12Eの突出端面から突出する長さに形成されている。12本のピン11は全て同一状態でピンヘッド本体12に取り付けられるため、以下では一本のピン11を取り上げて説明する。
ピン11は、図2の(a)、図3及び図4に示すように、導電性金属からなる抜け止め具(例えばCリング)13Aを介して第1の支柱12Eからピンヘッド本体12の外方へ抜け出さないようになっている。即ち、ピン11の基端近傍の外周面には図4に示すように溝11Aが形成され、この溝11AにCリング13Aが取り付けられている(図2の(a)参照)。第1の支柱12Eの貫通孔に挿入されたピン11は、Cリング13Aによって第1の支柱12Eの突出端面で係止され、第1の支柱12Eから抜け出さないようになっている。
また、Cリング13Aは、図2の(a)に示すように環状支柱12Fの内径より若干小径に形成され、ピン11が第1の支柱12Eに挿入された状態で環状支柱12Fよって囲まれている。このCリング13Aは導電性金属によって形成されており、ピン11が後述のように第1の支柱12Eの貫通孔内で弾力的に進退動することにより、Cリング13Aと第1の支柱12Eの突出端面との間で衝突音が発生する。本実施形態では衝突音を軽減するために、図4に示すようにピン11に取り付けられたCリング13Aと第1の支柱12Eの突出端面との間にゴム等の弾性材料からなるクッションリング15が介在し、衝突音を防止あるいは緩和し、違和感なくマッサージを行うことができ。
また、ピンヘッド本体12の平面部12Aの内面外周縁部には図4に示すように周方向に等間隔を空けた複数箇所(例えば4箇所)に第2の支柱12Hが立設され、これらの第2の支柱12Hの軸芯には雌ねじが形成されている。第2の支柱12Hは、図示されていないが、環状支柱12Fと同一高さであり、第1の支柱12Eより丈が高く形成されている。これらの第2の支柱12Hにはピンヘッド本体12の円周面12Cよりやや小径の第2の導電性プレート14が4箇所の孔14Aを介して締結部材(例えば、雄ねじ)16によって締結、固定され、ピンヘッド本体12の開口を閉じている。ピン11は、図2の(a)に示すようにCリング13Aを介して第1の支柱12Eの端面に係止された状態で、その基端が図2の(a)、図5に示すように第2の導電性プレート14の内面から離間している。ピン11の基端と第2の導電性プレート14との寸法がピン11の移動代になる。第2の導電性プレート14の平面部12A側には導電性を有する第1、第2クッションシート17A、17Bが導電性接着剤によって順次貼り合わされている。
ピン11の第1の支柱12Eからの突出端部には図2の(a)に示すように導電性弾性部材(例えば、コイルスプリング)18が取り付けられている。このコイルスプリング18は、Cリング13Aから環状支柱12Fの突出端面を超える長さに形成され、図2の(a)に示すように環状支柱12F内で第1の支柱12Eから突出するピン11の基端部を囲んでいる。従って、第2の支柱12Hに第2の導電性プレート14を固定した状態では、コイルスプリング18がCリング13Aと第2の導電性プレート14間で圧縮され、ピンヘッド本体12内で後退するピン11に弾力を付与する。つまり、ピン11はコイルスプリング18を介して常にピンヘッド本体12の外側へ付勢されている。コイルスプリング18の圧縮の程度は、肌の起伏の程度によって変わる。
図2の(a)、図3の(b)及び図4に示すように、第2の導電性プレート14の中心孔14Bにはヘッドアースピン19が貫通している。このヘッドアースピン19は、第2の導電性プレート14の中心孔14Bに装着されて操作部20内に収納された電気信号生成器で生成される低周波パルスの電気信号をピンヘッド10側へ伝達するように構成されている。
ヘッドアースピン19の先端近傍の周面には図4に示すように溝19Aが形成されている。この溝19Aには第2の道電性プレート14への止め具(例えば、Eリング)13Bが嵌め込まれる。ヘッドアースピン19がEリング13Bを介して第2の導電性プレート14に装着された状態で、ヘッドアースピン19の頭部と第2の導電性プレート14の間に介在する湾曲ワッシャー13Cによってヘッドアースピン19に弾力が付与されている。また、Eリング13Bと第2の導電性プレート14との間にはワッシャー13D、クッションリング15が介在している。
ピンヘッド10が操作部20に装着された状態で、ヘッドアースピン19が操作部20側の第1の導電性プレート24と弾力的且つ電気的に接触する。ヘッドアースピン19、第2の導電性プレート14、コイルスプリング18、Cリング13A及びピン11は互いに導通自在であるため、操作部20内の電気信号生成器で発生した低周波パルスの電気信号が第1の導電性プレート24、ヘッドアースピン19、第2の導電性プレート14、コイルスプリング18、Cリング13A及びピン11を介して頬等の柔らかい肌や筋肉に印加されるようになっている。
また、図4に示すように、第2の道電性プレート14の外周縁にはピンヘッド本体12に設けられた位置決め部12Gに対応する切欠き部14Cが形成され、第2の道電性プレート14をピンヘッド本体12に装着する際に切欠き部14Cを位置決め部12Gに合わせすることで、ピンヘッド本体12に対して第2の道電性プレート14を簡単に位置決めして装着することができる。
次に、マッサージ器の動作について説明する。まず、マッサージ器本体Mとコントローラ12に電池を装着し、それぞれの電源を確保してマッサージ器を使用できる状態にする。次いで、コントローラを操作してマッサージ器本体Mへ電波を送信すればピンヘッド10の12本ののピン11から振動及び電気的刺激を与えることができる。
そのためには、マッサージ器本体Mの操作部20を持ち、操作ボタン25を押圧操作するとマッサージ器本体Mのスイッチが入り、振動生成器23から振動が生成すると共に電気信号生成器から低周波パルスの電気信号が生成する。この状態でピンヘッド10のピン11を頬の所定部位に当てる。
12本のピン11が例えば頬の所定部位に当てると、12本のピン11はそれぞれのコイルスプリング18の弾力に抗して頬の所定部位の曲面に即してピンヘッド本体12内へ退没し、所定部位の曲面に満遍なく均一に弾接する。12本のピンは振動生成器23で生成した振動を頬の所定部位に与えると共に電気信号生成器で生成した低周波パルスの電気信号を印加して所定部位に電気的刺激を付与する。これらの振動と電気的刺激によって頬の所定部位に美容マッサージを施し、その部位での血液やリンパ液等の体液の流れを活性化し、筋肉疲労などを回復することができる。
マッサージに際し、マッサージ器本体Mを頬の曲面に即して移動させると、12本のピン11は如何なる曲面であってもそれぞれの部位の起伏に即して12本のピン11が全て独立してコイルスプリング18を介して弾力的且つ円滑に進退動して頬の所定部位に振動と電気的刺激を均一に与え、心地よいマッサージにより疲労等を回復することができる。本実施形態のピンヘッド10を用いて美容上重要な頬などをマッサージすれば、12本のピン11がそれぞれ頬等のように柔らかな肌の起伏に即して均一なピン圧で接触すると共に滑らかに追随し、この部位の血液やリンパ液等の体液の流れを活性化して疲労などを回復することができる。
本実施形態のピンヘッド10の場合、12本のピン11のCリング13Aがクッションリング15を介して第1の支柱2Eに接触するため、Cリング13Aと第1の支柱12Eとの衝突音を防止あるは抑制することができるため、不快音がなく、違和感なく心地よいマッサージを施すことができる。第2の導電性プレート14の裏面にも第1、第2クッションシート17A、17Bが貼り合わされているため、第2の導電性シート14と第2の支柱12Eや環状支柱12Fとの間の衝撃も緩和することができる。
また、ピンヘッド10を組み立てる時には種々の利点がある。例えばピン11を第1の支柱12Eに組み付けた後、第2の導電性プレート14を第2の支柱12Hに固定する際に、コイルスプリング18が環状支柱12Fで囲まれてピン11の基端部から外れることを防止することができ、しかも位置決め部12G及び切欠き部14Cを介して第2の導電性プレート14を第2の支柱12Hに対して円滑に位置決めして取り付けることができる。
尚、本発明は上記実施形態に何ら制限されるものではなく、各構成要素を適宜設計変更することができる。例えば、本実施形態では導電性弾性部材としてコイルスプリング18を用いているが、これに制限されるものではなく、例えば導電性ゴム等も用いることができる。
M マッサージ器本体
10 ピンヘッド
11 ピン
12 ピンヘッド本体
12A 平面部
12E 第1の支柱
12F 環状支柱
12H 第2の支柱
13B Cリング(抜け止め具)
14 第2の導電性プレート
15 クッションリング
18 コイルスプリング(導電性弾性部材)
19 ヘッドアースピン(アースピン)

Claims (4)

  1. マッサージに際して振動及び低周波の電気信号を付与する複数のピンを有するマッサージ器用のピンヘッドであって、上記複数のピンと、一端が平面部で閉塞され且つ他端が開口する有底筒状のピンヘッド本体と、上記平面部の内面に上記複数のピンに対応させて立設され且つ上記複数のピンそれぞれが上記平面部を貫通する貫通孔をそれぞれ有する複数の第1の支柱と、上記複数のピンの基端部それぞれに取り付けられ且つ上記第1の支柱の基端面に係止されて上記複数のピンをそれぞれの第1の支柱から抜け止めする複数の抜け止め具と、上記複数のピンそれぞれの基端部を囲んで装着され且つ上記複数のピンそれぞれを、上記抜け止め具を介して上記平面部の外方に向けて付勢する導電性弾性部材と、上記複数のピンにそれぞれ装着された上記抜け止め具及び上記導電性弾性部材を囲むと共に上記複数の第1の支柱それぞれとの間に隙間を形成して上記平面部の内面に立設され且つ上記複数の第1の支柱の高さより高く形成された複数の環状支柱と、上記ピンヘッド本体内で上記平面部の内面周縁部に沿って立設され且つ上記環状支柱と同一高さに形成された複数の第2の支柱と、上記複数の第2の支柱に固定されて上記ピンヘッド本体の開口を閉じると共に上記複数の導電性弾性部材をそれぞれ圧縮し且つ上記複数のピンそれぞれの基端との間に隙間を作る導電性プレートと、上記導電性プレートに取り付けられ且つ上記導電性プレートを介して上記複数のピン側へ上記電気信号を導くアースピンと、を備え、上記環状支柱は、上記導電性プレートを上記ピンヘッド本体に取り付ける時に、上記導電性弾性部材を上記環状支柱内に閉じ込めるように構成されていることを特徴とするマッサージ器用のピンヘッド。
  2. 上記導電性弾性部材がコイルスプリングであることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ器用のピンヘッド。
  3. 上記抜け止め具と上記第1の支柱の端面との間にクッションシートが介在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージ器用のピンヘッド。
  4. 上記アースピンは、上記導電性プレート上で弾力的に支持されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のマッサージ器用のピンヘッド。
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