JP5786696B2 - 板金の屈曲矯正装置 - Google Patents
板金の屈曲矯正装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5786696B2 JP5786696B2 JP2011270536A JP2011270536A JP5786696B2 JP 5786696 B2 JP5786696 B2 JP 5786696B2 JP 2011270536 A JP2011270536 A JP 2011270536A JP 2011270536 A JP2011270536 A JP 2011270536A JP 5786696 B2 JP5786696 B2 JP 5786696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting member
- die
- bending
- punch
- sheet metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 title claims description 120
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims description 40
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 41
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 claims description 21
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
このような曲げ癖を解消するために、大きな荷重をかけて凹凸を押し潰すことも考えられるが、金属の剛性やプレス装置の能力には限界があり、曲げ癖を完全に解消することはできない。
一方、反りに代表される広範囲に曲率を持つ形状不良の対策としては、部材の表面を部分的に板厚方向に押圧することで応力の不均一を緩和し、当該形状不良を改善する方法がある(例えば、特許文献1,2参照)。
このような成形行程においては、下記のような課題がある。
まず、第1に、側壁55を、金型57を用いて平らに延ばし、その後、別の金型によって曲げ癖の矯正を行うことになるため、工程が煩雑で非効率である。
(1)本発明に係る板金の屈曲矯正装置は、板金の屈曲部を平らに延ばすと共に前記屈曲部を平らに延ばしたときに生ずる曲げ癖の矯正をする板金の屈曲矯正装置であって、
所定間隔で並設された3つの第1凸状部を有する第1曲げ成形部を備えたパンチと、前記第1曲げ成形部の間に形成される2つの凹状の成形空間に対向配置される2つの第2凸状部を有する第2曲げ成形部を備えたダイと、前記パンチに着脱可能に設けられて取付状態で前記パンチの成形面を平面にする第1装着部材と、前記ダイに着脱可能に設けられて取付状態で前記ダイの成形面を平面にする第2装着部材とを備えたことを特徴とするものである。
前記第2装着部材は、下部側に配置される下部側第2装着部材と該下部側第2装着部材の上に配置される上部側第2装着部材を有し、前記下部側第2装着部材を取り外したときに前記上部側第2装着部材が前記第2凸状部の高さ方向下部側に移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
該ストッパは、前記パンチ側に設けた第1当接部と前記ダイ側に設けた第2当接部とを有し、前記第1曲げ成形部の中央の曲げ成形部を前記板金の曲げ癖の凸部に凸側から当接可能に配置して、前記ダイと前記パンチによって前記板金の両面を板厚方向に予め設定した所定量移動させたときに、前記第1当接部と前記第2当接部とが当接することによって前記パンチと前記ダイの相対移動量を規制することを特徴とするものである。
これにより、曲げ癖矯正後に、矯正前の曲げ癖とは逆方向の変形が生じるのを防止することができ、板金を適切に平らな形状に矯正することができる。
[実施の形態1]
本実施の形態に係る板金の屈曲矯正装置は、図1、図2に示すように、板金の屈曲部を延ばすと共に屈曲部を延ばしたときに生ずる曲げ癖の矯正をする板金の屈曲矯正装置1であって、所定間隔で並設された3つの第1凸状部3a、3b、3cを有する第1曲げ成形部3を備えたパンチ5と、第1曲げ成形部3の間に形成される2つの凹状の成形空間3d、3eに対向配置される2つの第2凸状部9a、9bを有する第2曲げ成形部9を備えたダイ11と、パンチ5に着脱可能に設けられて取付状態ではパンチ5の成形面を平面にする第1装着部材15と、ダイ11に着脱可能に設けられて取付状態ではダイ11の成形面を平面にする第2装着部材17とを備えたことを特徴とするものである。
本実施の形態の板金の屈曲矯正装置1は、パンチ5に第1装着部材15を、ダイ11に第2装着部材17をそれぞれ着脱可能に装着するものであるので、まずパンチ5とダイ11の構造を説明し、次に第1装着部材15と第2装着部材17について説明する。
第1装着部材15と第2装着部材17を取り外した状態が図2に示されており、図3にはパンチ5の第1曲げ成形部3とダイ11の第2曲げ成形部9の配置関係が図示されている。まず、図3に基づいてパンチ5の第1曲げ成形部3とダイ11の第2曲げ成形部9の配置関係を説明する。
パンチ5とダイ11は、図3に示すように、矯正対象の板金51の両面を板厚方向に押圧可能に配置される。
パンチ5の第1曲げ成形部3には、3つの凸状の第1凸状部3a〜3cが幅方向(図3の左右方向)に所定間隔L1で並設されている。また、ダイ11の第2曲げ成形部9には、2つの凸状の第2凸状部9a、9bが上記幅方向に所定間隔L2で並設されている。
また、パンチ5をダイ11に最も近接させた状態で、各曲げ成形部の先端部が接触しないように構成されている。具体的には、ダイ11の第2凸状部9aは、パンチ5の第1凸状部3aと第1凸状部3bとの間に形成される凹状の成形空間3dに対向配置される。同様に、ダイ11の第2凸状部9bは、パンチ5の第1凸状部3bと第1凸状部3cとの間に形成される凹状の成形空間3eに対向配置される。そして、パンチ5をダイ11に最も近接させた状態では、ダイ11の第2凸状部9a、9bは、対向配置された成形空間3d、3e内に位置することになる。
ダイ11は平面視において図4(a)に示すように矩形状をしており、第2凸状部9a及び9bが矩形の長手方向に2列になるように形成されている。そして、第2凸状部9a及び9bには、所定の間隔でそれぞれ3つの貫通孔19が形成されている。この貫通孔19には、後述する下部側第2装着部材25の歯部31が挿入される。
次に、パンチ5に装着される第1装着部材15と、ダイ11に装着される第2装着部材17について説明する。第1装着部材15と第2装着部材17の基本構造は同じであるので、ダイ11に装着される第2装着部材17を例に挙げて、図1、図5、図6に基づいて説明する。
第2装着部材17は、図1に示されるように、ダイ11の下部側に配置される下部側第2装着部材25と、下部側第2装着部材25の上に配置される上部側第2装着部材27の2つの部材から構成されている。
下部側第2装着部材25は、例えば、図5に示すように、基部29と、基部29から図中下方に延びる3本の歯部31からなる櫛歯状に形成されている。3本の歯部31はダイ11に形成された貫通孔19に挿入可能になっている。したがって、例えば下部側第2装着部材25をダイ11の第2凸状部9a及び9bに直交する方向でかつ図1の上部側から装着する場合は、歯部31を貫通孔19に挿入し、基部29がダイ11の第2凸状部9a及び9bに当接して図1に示すように装着される。なお、歯部31の数は3本に限るものではなく、パンチ5やダイ11の長手方向に1本以上あればよく、3本以上が望ましい。
下部側第2装着部材25を下部側に、その上に上部側第2装着部材27を装着した装着状態では、図1に示すように、ダイ11の第2凸状部9a及び9bと上部側第2装着部材27の表面が面一になってダイ11の成形面が平面状になるようになっている。
下部側第1装着部材32は、図5に示す下部側第2装着部材25と同様に、例えば基部29と3枚の歯部31から構成される。
また、上部側第1装着部材34は図6に示す上部側第2装着部材27と基本構造が同じであり、全体形状が矩形状で、かつ長手方向に延びる開口部(図示なし)を有している。ただ、上部側第2装着部材27の開口部28は2個であったが、上部側第1装着部材34の開口部の数は3個である。パンチ5には図2に示すとおり3列の第1凸状部3a〜3cが設けられているので、これらの第1凸状部3a〜3cが挿入可能なように上部側第1装着部材の開口部の数が3個になっている。
なお、歯部31の数は3本に限るものではなく、パンチ5の長手方向に1本以上あればよく、3本以上が望ましい。
また、パンチ5の第1凸状部の開口数はこれに合わせて同数とすればよい。
本実施の形態の屈曲矯正装置1は、上記の第1行程目で形成された比較的底の浅いハット形状の屈曲部55aを延ばすと共に屈曲部55aを延ばした際に形成される曲げ癖59(図3、図22参照)を矯正するものである。
図7(a)には、底の浅いハット形状における片側の側壁が既に成形され、他方の片側が未成形のものが示されている。
図7(a)に示された、ハット断面部材51の屈曲部55aの成形を行う際には、パンチ5に第1装着部材15を、ダイ11に第2装着部材17をそれぞれ装着し、屈曲部55aの凸側がパンチ5側になるようにして、ハット断面部材51をパンチ5とダイ11の間に配置する。
押し込み量ΔPは、ハット断面部材51の板厚をtとしたとき、第2凸状部9a及び9bの先端位置より板厚tだけ上方の位置に、第1凸状部3bの先端位置が位置した状態でΔP=0となる。すなわち、図8(a)に示すように、第1凸状部3bの先端位置が曲げ癖59の凸部の先端位置に当接している状態から、パンチ5を更に下降し、図8(b)に示す状態となったときが押し込み量ΔP=0である。また、この状態から更にパンチ5とダイ11が近づき、図8(c)に示すように、第1凸状部3bの先端位置が第2凸状部9a及び9bの先端位置より板厚tだけ下方の位置となった状態が押し込み量ΔP=2tである。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、ダイ11側について説明すると、例えば図9に示すように、ダイ11の第2凸状部9a、9bを、貫通孔19を有していない長手方向に連続して延びる形状にすると共に、このダイ11に装着する下部側第2装着部材を図10に示す下部側第2装着部材35のように、矩形の長手方向に3枚の歯部36が延びる櫛歯状に形成し、歯部36の隙間に第2凸状部9a、9bが挿入可能な構造にする。この場合でも、上部側第2装着部材は、図11に示す上部側第2装着部材27のように、上記実施の形態と同形でよい。
ダイ11の第2凸状部9a、9bと下部側第2装着部材35を上記のように形成することで、成形行程における下部側第2装着部材35を取り外す際に、下部側第2装着部材35を水平方向(図7において紙面直交方向)にスライドさせて取り外すことができる。
パンチ5の第1凸状部3a、3b、3cと下部側第1装着部材32を上記のように形成することで、成形行程における下部側第1装着部材32を取り外す際に下部側第1装着部材32を水平方向(図7において紙面直交方向)にスライドさせて取り外すことができる。
同様に、下部側第2装着部材、上部側第2装着部材についても、上記の実施の形態に示したものに限定されるものではなく、要は、下部側第2装着部材が成形途中において取り外しが可能な態様であり、かつ下部側第2装着部材を取り外したときに上部側第2装着部材が第2凸状部の高さ方向下部側に移動可能に構成されれるものであれば種々の態様を含む。
実施の形態1の屈曲矯正装置においては、パンチ5に装着する第1装着部材15を下部側第1装着部材32、上部側第1装着部材34の2つの部材から構成し、同様にダイ11に装着する第2装着部材17を下部側第2装着部材25、上部側第2装着部材27の2つの部材から構成した例を示した。
本実施の形態2の図12に示す屈曲矯正装置37は、パンチ5に装着する第1装着部材38と、ダイ11に装着する第2装着部材39をそれぞれ単一の部材で構成する態様である。
本実施の形態を図12〜図15に基づいて説明する。
ダイ11の形状は、図13に示すように、実施の形態1の図9に示したものと同形である。第2装着部材39は図14に示すように、実施の形態1の他の態様として図10に示した下部側第2装着部材35と同一形状であり、矩形の長手方向に3枚の歯部41が延びる櫛歯状に形成されている。なお、第2装着部材39の厚みは、下部側第2装着部材35よりも厚くなっている。第2装着部材39の厚みを下部側第2装着部材35よりも厚くしたのは、第2装着部材39を装着した状態でダイ11の成形面が平面状になるようにするためである。実施の形態1では、第2装着部材17が下部側第2装着部材35、上部側第2装着部材27の二枚の部材から形成されていたのに対して、本実施の形態の第2装着部材39は1枚であるから、1枚を装着したときに、ダイ11の成形面が平面状になる必要があり、それ故にダイ11の第2凸状部9a、9bが実施の形態1と同様の深さであれば、第2装着部材39の厚みは厚く設定されることになる。
図15(a)には、底の浅いハット形状において片側の側壁が既に成形され、他方の片側が未成形のものが示されている。
図15(a)に示された、ハット断面部材51の屈曲部55aの成形を行う際には、パンチ5に第1装着部材38を、ダイ11に第2装着部材39をそれぞれ装着し、屈曲部55aの凸側がパンチ5側になるようにして、ハット断面部材51をパンチ5とダイ11の間に配置する。
第1装着部材38、第2装着部材39を抜き去った状態で、ダイ11をパンチ5に近づくようにさらに移動させ、パンチ5の第1凸状部3bにより、曲げ癖59を、押し込み量ΔPだけダイ11の第2凸状部9aと9bとの間に形成された成形空間内へ押し込んで曲げ癖59を矯正する。押し込み量ΔPについては、実施の形態1で説明したのと同様である。
上記実施の形態1、2の屈曲矯正装置においては、パンチ5とダイ11の押し込み量ΔPの規制方法については特に限定していないので、種々の態様を適用できる。
しかしながら、実施の形態1、2の屈曲矯正装置1、37におけるパンチ5とダイ11は、一般的なパンチ5とダイ11のようにストロークの最下点においてパンチ5とダイ11が被成形品を挟んで対向するという構成ではなく、最下点においてパンチ5とダイ11を押し付け合わせることによる位置決めはできない。
そこで、ダイ11とパンチ5の相対移動量を機械的に規制するストッパ45を設けたのが本実施の形態の屈曲矯正装置である。このストッパ45は、曲げ癖矯正時において機能するものである。
本実施の形態の屈曲矯正装置43を図16に基づいて説明する。図16において、図1と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ストッパ45は、図16に示すように、パンチ5が固定された固定台21に設けた第1当接部46と、ダイ11が設置された移動台23の突出片44の先端に設けた第2当接部47とを有している。曲げ癖矯正時に移動台23をパンチ5側に所定量移動させたときに第1当接部46と第2当接部47とが当接することによってパンチ5とダイ11の相対移動量が規制される。
つまり、第1当接部46と第2当接部47の相対位置によって、曲げ癖矯正時にパンチ5とダイ11が最も近接したときの相対位置が決定される。
屈曲部55aの矯正の基本動作は図7に示したものと同様であるので、ストッパ45の動作を中心に説明する。
図17(a)〜図17(d)の動作中においては、第1当接部46と第2当接部47は当接することなく、両者の間には隙間がある。
図17(e)における曲げ癖矯正時において、ダイ11をパンチ5側に移動して、所定の押し込み量ΔPとなったときに、第1当接部46と第2当接部47が当接する。換言すれば、ダイ11をパンチ5側に移動して第1当接部46と第2当接部47が当接したときに所定の押し込み量ΔPとなっている。
また、機械的なストッパ45を設けており、強い押圧力を押しても押し込み量が第1当接部46と第2当接部47との当接によって強制的に規制されるようにしているので、複雑な制御を必要とせず大量生産にも適している。
また、図18に示した屈曲矯正装置49の動作説明が図19に示されている。屈曲矯正装置49においても、図17(e)に示したのと同様に、図19(e)に示すように、曲げ癖矯正時に第1当接部46と第2当接部47が当接して所定の押し込み量ΔPとなるようにしている。
図18に示す屈曲矯正装置49も、図16に示した屈曲矯正装置43と同様の効果を奏することができる。
3 第1曲げ形成部
3a、3b、3c 第1凸状部
3d、3e 成形空間
5 パンチ
9 第2曲げ成形部
9a、9b 第2凸状部
11 ダイ
15 第1装着部材
17 第2装着部材
19 貫通孔
21 固定台
23 移動台
24 傾斜面
25 下部側第2装着部材
27 上部側第2装着部材
28 開口部
29 基部
31 歯部
32 下部側第1装着部材
34 上部側第1装着部材
35 下部側第2装着部材
36 歯部
37 屈曲矯正装置
38 第1装着部材
39 第2装着部材
40 基部
41 歯部
43 屈曲矯正装置
44 突出片
45 ストッパ
46 第1当接部
47 第2当接部
49 屈曲矯正装置
51 ハット断面部材
53 底壁
55 側壁
55a 屈曲部
57 金型
59 曲げ癖
Claims (5)
- 板金の屈曲部を平らに延ばすと共に前記屈曲部を平らに延ばしたときに生ずる曲げ癖の矯正をする板金の屈曲矯正装置であって、
所定間隔で並設された3つの第1凸状部を有する第1曲げ成形部を備えたパンチと、前記第1曲げ成形部の間に形成される2つの凹状の成形空間に対向配置される2つの第2凸状部を有する第2曲げ成形部を備えたダイと、前記パンチに着脱可能に設けられて取付状態で前記パンチの成形面を平面にする第1装着部材と、前記ダイに着脱可能に設けられて取付状態で前記ダイの成形面を平面にする第2装着部材とを備えたことを特徴とする板金の屈曲矯正装置。 - 前記第1装着部材は、下部側に配置される下部側第1装着部材と該下部側第1装着部材の上に配置される上部側第1装着部材を有し、前記下部側第1装着部材を取り外したときに前記上部側第1装着部材が前記第1凸状部の高さ方向下部側に移動可能に構成されてなり、
前記第2装着部材は、下部側に配置される下部側第2装着部材と該下部側第2装着部材の上に配置される上部側第2装着部材を有し、前記下部側第2装着部材を取り外したときに前記上部側第2装着部材が前記第2凸状部の高さ方向下部側に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の板金の屈曲矯正装置。 - 前記ダイと前記パンチの相対移動量を規制するストッパを備えてなり、
該ストッパは、前記パンチ側に設けた第1当接部と前記ダイ側に設けた第2当接部とを有し、前記第1曲げ成形部の中央の曲げ成形部を前記板金の曲げ癖の凸部に凸側から当接可能に配置して、前記ダイと前記パンチによって前記板金の両面を板厚方向に予め設定した所定量移動させたときに、前記第1当接部と前記第2当接部とが当接することによって前記パンチと前記ダイの相対移動量を規制することを特徴とする請求項1又は2記載の板金の屈曲矯正装置。 - 前記第1曲げ成形部のうち中央の第1凸状部による前記曲げ癖の凸側の前記成形空間内への押し込み量が、前記板金の板厚の2倍以下となるように前記ストッパにおける前記第1当接部と前記第2当接部との相対位置が設定されていることを特徴とする請求項3記載の板金の屈曲矯正装置。
- 所定間隔で並設された3つの第1凸状部のうち、中央の凸状部の先端位置と両側の凸状部の先端位置との差を0(ゼロ)から前記板金の板厚以下の範囲とすることを特徴とする請求項1乃至4に記載の板金の屈曲矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011270536A JP5786696B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 板金の屈曲矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011270536A JP5786696B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 板金の屈曲矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013121602A JP2013121602A (ja) | 2013-06-20 |
JP5786696B2 true JP5786696B2 (ja) | 2015-09-30 |
Family
ID=48773902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011270536A Active JP5786696B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 板金の屈曲矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5786696B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7080157B2 (ja) * | 2018-11-08 | 2022-06-03 | 株式会社神戸製鋼所 | プレス成形品の製造方法および製造装置 |
CN109731953A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-05-10 | 天津航天长征技术装备有限公司 | 一种叉型零件的校型辅助装置 |
JP7294355B2 (ja) * | 2021-01-29 | 2023-06-20 | Jfeスチール株式会社 | プレス成形方法およびプレス成形金型 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1552080C3 (de) * | 1966-08-04 | 1975-01-16 | G. Siempelkamp & Co, 4150 Krefeld | Presse zum Richten von Werkstücken, insbesondere von Blechen |
JPS534756A (en) * | 1976-07-05 | 1978-01-17 | Japan Steel Works Ltd | Method and device for straightening wide steel plate by press |
JPS5930320U (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-25 | 不破 周吾 | 鈑金修理用クランプ |
JPH0729668Y2 (ja) * | 1983-02-07 | 1995-07-05 | アイワ株式会社 | 金属基板装置 |
JPH07102402B2 (ja) * | 1990-09-21 | 1995-11-08 | 欽矢 稲垣 | プレス装置及びプレス装置による板矯正方法 |
JP5609630B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-10-22 | Jfeスチール株式会社 | 板金の歪み矯正装置 |
JP5866988B2 (ja) * | 2011-11-10 | 2016-02-24 | Jfeスチール株式会社 | 板金の曲げ癖矯正装置 |
-
2011
- 2011-12-09 JP JP2011270536A patent/JP5786696B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013121602A (ja) | 2013-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10471493B2 (en) | Pressed component manufacturing method, press, and press line | |
JP4746914B2 (ja) | プレス方法およびプレス型 | |
KR101302039B1 (ko) | 워크피스벤딩방법 | |
KR101114645B1 (ko) | 프레스 성형품, 프레스 성형품의 제조 방법 및 제조 장치 | |
JP5835768B2 (ja) | フレーム部品の製造方法 | |
KR101663433B1 (ko) | 프레스 성형 금형 및 프레스 성형품의 제조 방법 | |
KR101910782B1 (ko) | 프레스 성형품의 제조 방법 및 프레스 장치 | |
US11712729B2 (en) | Production method for pressed components, press forming device, and metal sheet for press forming | |
JP5866988B2 (ja) | 板金の曲げ癖矯正装置 | |
KR20180104693A (ko) | 프레스 장치 및 프레스 성형품의 제조 방법 | |
JP5223619B2 (ja) | プレス成形品、プレス成形品の製造方法および製造装置 | |
JP5786696B2 (ja) | 板金の屈曲矯正装置 | |
JP6015784B2 (ja) | 伸びフランジ成形部品の製造方法 | |
KR100540842B1 (ko) | 자동차용 디스크 브레이크의 패드스프링 제작 방법 | |
JP6985989B2 (ja) | プレス成形品の製造方法 | |
WO2019102972A1 (ja) | プレス成形方法 | |
JP2013018026A (ja) | 曲げ癖矯正方法、該曲げ癖矯正方法を用いた断面溝形形状を有する部材の成形方法 | |
JP6052054B2 (ja) | 金属板材の曲げ成形方法 | |
CN105234290A (zh) | 汽车梁类件的冲压凸模及冲压成形方法 | |
JP6717269B2 (ja) | 自動車用外板パネルのプレス成形方法 | |
JP5609630B2 (ja) | 板金の歪み矯正装置 | |
US20180264533A1 (en) | Stamping Press Bolster Adaptor For Suiting Different Die Binder Pin Patterns | |
JP2014004606A (ja) | アール曲げ用金型 | |
JP2018079491A (ja) | プレス成形方法 | |
JP2010149179A (ja) | プレス成形品の製造方法、プレス成形品の製造装置、およびプレス成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5786696 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |