JP5785508B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明はインターホンシステムに関し、特に来訪者の呼び出しに対して携帯端末で応答できるインターホンシステムに関する。
玄関子機からの呼び出しに対して携帯端末による応答が可能なインターホンシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムにおいては、インターネットを利用してSIP通信機能を備えた携帯端末との間で呼出/応答を実施している。この場合、携帯端末のIPアドレスは携帯電話網が付与するグローバルIPアドレスが割り当てられているため、頻繁にIPアドレスが変更される。そのため、携帯端末は定期的に自身のIPアドレスを居室親機へ通知して登録し、玄関子機から呼び出しが発生すると居室親機から携帯端末へ登録されているIPアドレスを使用して呼び出しを通知できるよう構成されている。
特開2010−239332号公報
上述したように、従来のインターホンシステムにおいては、携帯端末は頻繁に居室親機へ登録情報を送り、居室親機からの呼出通知を常に待っているため、携帯端末のバッテリ消耗が激しいという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、定期的にIPアドレス情報を入手しなくても、居室親機と携帯端末との間でSIP仕様の呼出/応答を可能とするインターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、来訪者が呼び出しを行うための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機と、公衆通信網を介して玄関子機からの呼び出しに対して応答可能な携帯端末とを有するインターホンシステムであって、居室親機は、玄関子機からの呼び出しを受けて、携帯端末に対してIPアドレス情報を入手するための呼出通知信号を携帯電話網を使用して送信するIPアドレス要求手段と、呼出先のIPアドレス情報に基づいてSIP仕様の通信を実施するSIPサーバと、携帯端末との通信を制御する親機通信制御部とを有する一方、携帯端末は、自身のIPアドレス情報をSIPサーバに送信するためのSIPクライアントと、呼出通知信号を認識して、SIPクライアントを起動する呼出通知認識部と、居室親機との通信を制御する端末通信制御部とを有し、端末通信制御部は、呼出通知信号を受信したらSIPクライアントからIPアドレス情報をSIPサーバに送信し、居室親機と携帯端末との間でSIP仕様の呼出/応答を可能とすることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末は居室親機からの携帯電話網を使用した呼出通知信号を受信した場合に初めて携帯端末のSIPクライアントが起動してIPアドレス情報を居室親機に送るため、常時IPアドレスを居室親機に通知しなくても、呼び出しに対する応答をSIP仕様の通信により実施できる。よって、無駄な通信がなくなり携帯端末のバッテリーの消耗スピードを遅くすることができるし、玄関子機からの呼び出しに対して安価に応答することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、IPアドレス要求手段が、呼出通知信号として呼出通知メールを送信するための親機メールクライアントである一方、呼出通知認識部が呼出通知メールを受信する端末メールクライアントであることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末は呼出通知メールを受信した場合に初めて携帯端末のSIPクライアントが起動してIPアドレス情報を居室親機に送る。よって、既存の信号を使用することで確実にIPアドレス情報を送信して通信を開始できる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の構成において、IPアドレス要求手段が、呼出通知信号として携帯端末のスリープ解除信号を送信して呼出発生を通知するスリープ解除信号送出部である一方、呼出通知認識部が、スリープ解除信号を認識するスリープ解除信号認識部であることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末は居室親機からスリープ解除信号を受信した場合に初めて携帯端末のSIPクライアントが起動してIPアドレス情報を居室親機に送る。よって、既存の信号を使用することで確実にIPアドレス情報を送信して通信を開始できる。
尚、スリープ解除信号は、携帯端末がスリープ状態にあっても送信した情報の表示等を行いパケット通信を実施する公知の信号である。
請求項4の発明は、請求項2に記載の構成において、端末通信制御部は、端末メールクライアントが受信したメールが居室親機からの呼出通知メールであることを認識した場合のみ、SIPクライアントを起動することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末は居室親機からの呼出通知メールを受信した場合のみSIPクライアントを起動させるため、SIPクライアントがむやみに起動することが無く、バッテリーの消耗スピードを遅らせることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、携帯端末は、呼出通知信号を受信してカウントを開始する端末タイマを有し、端末通信制御部は、居室親機へIPアドレス情報を送信した後、居室親機からのSIP仕様の呼出信号を受信すること無く端末タイマがカウントアップしたら、携帯端末の通信機能を終了させることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末が居室親機とSIPにより通信を開始する時間を限定することで、携帯端末が通信できない状況にある場合等すぐに繋がらない状況では通信機能を終了するため、バッテリーの消耗スピードを遅らせることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、居室親機は、玄関子機からの呼び出しを受けてカウントを開始する親機タイマを有し、親機通信制御部は、親機タイマがカウントアップする前に携帯端末のIPアドレス情報を受信したら、SIPによる携帯端末の呼び出しを実施し、IPアドレス情報を受信すること無くタイムアップしたら、呼出制御を実施せず制御を終了することを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機から呼び出しがあった際に、居室親機は携帯端末のIPアドレスを入手して携帯端末を呼び出すまでの一定時間を確保するが、一定時間が経過したら呼出制御を終了するため、携帯端末の応答待ち時間が長引くことで、来訪者に迷惑を掛けるような事態を防止できる。
本発明によれば、居室親機に親機メールクライアントを設けた構成においては、携帯端末は呼出通知メールを受信した場合に初めて携帯端末のSIPクライアントが起動してIPアドレス情報を居室親機に送るため、常時IPアドレスを居室親機に通知しなくても、呼び出しに対する応答をSIP仕様の通信により実施できる。よって、無駄な通信がなくなり携帯端末のバッテリーの消耗スピードを遅くすることができるし、玄関子機からの呼び出しに対して安価に応答することができる。
また、居室親機に携帯端末起動信号生成部を設けた構成においては、携帯端末はスリープ解除信号を受信した場合に初めて携帯端末のSIPクライアントが起動してIPアドレス情報を居室親機に送るため、同様に無駄な通信がなくなり携帯端末のバッテリーの消耗スピードを遅くすることができるし、玄関子機からの呼び出しに対して安価に応答することができる。
本発明に係るインターホンシステムの一例を示す構成図であり、個々の機器をブロック図で示している。 インターホンシステムの他の例を示す構成図であり、個々の機器をブロック図で示している。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るインターホンシステムの構成を示す構成図であり、個々の機器をブロック図で示している。図1において、1は来訪者が呼び出しを行うための玄関子機、2は玄関子機1からの呼び出しに応答するための居室親機、3は公衆通信網を介して玄関子機1からの呼び出しに対して応答可能な携帯端末である。
玄関子機1と居室親機2とは伝送線L1で接続され、居室親機2は家庭内LAN4、インターネット等の汎用通信網N1、及び携帯電話網N2を介して携帯端末3と無線通信を可能としている。尚、汎用通信網N1及び携帯電話網N2は何れも公衆通信網であり、双方は殆どが共通のネットワークで構成されている。
また、5は無線アクセスポイントであり、汎用通信網N1上の複数箇所に接続されている。また、この発明に使用される携帯端末3は、例えばAndroid(登録商標)端末等のスマートフォンが対応し、回線通信による電話機能に加えてこの無線アクセスポイント5を介することでIP電話として使用可能とするSIP通信機能を備えている。
玄関子機1は、来訪者が居住者を呼び出すための子機操作部10、来訪者が居住者と通話するための子機マイク11及び子機スピーカ12、居室親機2と通信を行うための子機通信IF13、玄関子機1の各回路を制御するための子機CPU14等を備えている。
居室親機2は、来訪者からの呼出に応答する操作や各種設定操作するための親機操作部21、来訪者と通話するための親機マイク22及び親機スピーカ23、玄関子機1と通信を行い、無線アクセスポイント5及び携帯端末3と通信するための親機通信IF24、電子メールの作成及び送受信を行う親機メールクライアント25と、メールアドレスを保存するためのアドレスメモリ26、携帯端末3のIPアドレス情報を登録するSIPサーバ27、来訪者からの呼び出しから携帯端末3の呼び出しを行うまでの時間を待つための親機タイマ28、居室親機2の各回路を制御する親機CPU29等を備えている。
携帯端末3は、呼出/応答操作する端末操作部31、来訪者と通話するための端末マイク32及び端末スピーカ33、居室親機2からの電子メールの受信、メールの作成及び送信を行う端末メールクライアント34、居室親機2へIPアドレス情報を送り、居室親機2とSIPに基づく通話を行うためのSIPクライアント35、居室親機2へ携帯端末3の情報を送った後、居室親機2からの応答時間を管理する端末タイマ36、携帯端末3の各回路を制御する端末CPU37、携帯電話アンテナ38を介して携帯電話の通信サービスを提供している通信事業者と通信すると共に、無線LANアンテナ39を介して無線LANの電波を無線アクセスポイント5との間で送受信して居室親機2と通信するための端末通信IF40等を備えている。
このように構成されたインターホンシステムの動作は以下のようである。玄関子機1の子機操作部10から呼び出しが行われると、子機CPU14から呼出信号が出力され、子機通信IF13を介して居室親機2に伝送される。
居室親機2では、親機通信IF24を介して親機CPU29が呼出信号を受信したら、アドレスメモリ26に保存されている特定の携帯端末3のメールアドレスに対して、親機メールクライアント25を用いてメール(呼出通知メール)を送信する。同時に、親機タイマ28を用いて所定時間(例えば3秒)のカウントを開始して、携帯端末3からの応答を待つ。
このメールは、親機IF24、家庭内LAN4、携帯電話網N2を介して携帯端末3に送信される。携帯端末3では、このメールを携帯電話アンテナ38で受信し、端末通信IF40を介して端末CPU37に送信される。
端末CPU37は、端末メールクライアント34を使用して受信したメールが居室親機2が送信した呼出通知メールであると認識すると、SIPクライアント35を起動して携帯端末3のIPアドレス等の携帯端末情報(SIPURI情報)を出力させて、無線LANアンテナ39から送信させる。この携帯端末情報は、無線アクセスポイント5、汎用通信網N1を介して居室親機2に送信される。
尚、メールが呼出通知メールであることは、例えば、添付された居室親機2のID情報で 認識できる。
携帯端末3からの携帯端末情報を待っていた居室親機2は、この携帯端末情報を受信したら、親機CPU29がSIPサーバ27へ携帯端末3のIPアドレス情報を登録する。尚、IPアドレス情報を受信する前に親機タイマ28がタイムアップした場合は、親機CPU29は携帯端末3の応答待ち状態を終了し、待受状態に戻る。
IPアドレス情報を登録した親機CPU29は、引き続き登録されている呼出先に対して、SIPに基づく呼出信号を送信する。この信号は、汎用通信網N1、無線アクセスポイント5を介して携帯端末3に送信される。
一方、SIPクライアント35を起動した端末CPU37は、端末タイマ36による所定時間(例えば5秒)のカウントを開始し、居室親機2からSIPに基づく呼出信号を待つ。端末タイマ36がカウントアップする前に、SIPに基づく呼出信号を受信したら、端末タイマ36のカウントは終了する。尚、端末タイマ36で設定された時間が経過しても、SIPに基づく呼出信号を受信せず、通信が開始されない場合は居室親機2との通信制御を終了する。
端末タイマ36がカウントアップする前に、無線LANアンテナ39を介して呼出信号を受信した携帯端末3は、携帯端末3の使用者により端末操作部31が応答操作されることでSIPに基づく応答信号が返信される。この応答信号は、無線LANアンテナ39、無線アクセスポイント5、汎用通信網N1を介して居室親機2に送信される。
この応答信号を認識した親機CPU29は、居室親機2を介して玄関子機1と携帯端末3との間の通話路を形成する。こうして、携帯端末3のマイク32及びスピーカ33と玄関子機1のマイク11及びスピーカ12との間で通話が可能となり、来訪者からの呼び出しに対して、外出等で居室親機2から応答できない場合でも携帯端末3を使用して居住者が応答することができる。
このように、携帯端末3は居室親機2からの携帯電話網N2を使用したメールを受信した場合に初めて携帯端末3のSIPクライアント35が起動してIPアドレス情報を居室親機2に送るため、常時IPアドレスを居室親機2に通知しなくても、呼び出しに対する応答をSIP仕様の通信により実施できる。よって、SIPクライアント35がむやみに起動することが無いし無駄な通信がなくなるため、携帯端末3のバッテリーの消耗スピードを遅くすることができる。また、玄関子機1からの呼び出しに対して安価に応答することができる。
そして、既存のメール機能を使用してIPアドレス情報を送信するため、確実にIPアドレス情報を送信してSIP通信を開始できる。
また、玄関子機1から呼び出しがあった際に、居室親機2は携帯端末3のIPアドレスを入手して携帯端末3を呼び出すまでの一定時間を確保するが、一定時間が経過したら呼出制御を終了するため、携帯端末3の応答待ち時間が長引くことで、来訪者に迷惑を掛けたり、他の機能の障害になるような事態を防止できる。
更に、携帯端末3が居室親機2とSIPにより通信を開始するまでの時間を限定することで、携帯端末3が通信できない状況にある場合等すぐに繋がらない状況では通信機能を終了するため、バッテリーの消耗スピードを遅らせることができる。
尚、図1において居室親機2に組み込まれている携帯端末3と通信する機能は居室親機2の本体とは別体としても良い。具体的に、親機メールクライアント25、アドレスメモリ26、SIPサーバ27、親機タイマ28、親機通信IF24の中のLAN接続機能等は、居室親機2の通話機能を備えた本体と分離し、別体として形成しても良い。そうすることで、従来の居室親機を大きく変更すること無く、アダプタを接続する程度の変更で上記構成を実現できる。
図2はインターホンシステムの他の形態を示している。上記図1とは、居室親機2が親機メールクライアントを持たない点、携帯端末3が端末メールクライアントを持たない点が大きく相違している。以下具体的に説明する。尚、同一の構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
居室親機2は、親機操作部21、親機マイク22及び親機スピーカ23、親機通信IF24、SIPサーバ27、親機タイマ28、親機CPU29に加えて、携帯端末3にスリープ解除信号を出力するスリープ解除信号送出部25aを備えている。尚、このスリープ解除信号送出部25aは、親機CPU29と一体としても良い。
携帯端末3は、操作部31、親機マイク32及び親機スピーカ33、SIPクライアント35、端末タイマ36、端末CPU37、携帯電話アンテナ38、無線LANアンテナ39、端末通信IF40に加えて、スリープ解除信号認識部34aを備えている。尚、このスリープ解除信号認識部34aは、端末CPU37と一体としても良い。
このように構成されたインターホンシステムの動作は以下のようである。玄関子機1の子機操作部10から呼び出しが行われると、子機CPU14から呼出信号が出力され、子機通信IF13を介して居室親機2に伝送される。
居室親機2では、親機通信IF24を介して親機CPU29が呼出信号を受信したら、予め番号が登録されている携帯端末3に対して呼出通知信号としてのスリープ解除信号を送信する。同時に、親機タイマ28を用いて所定時間のカウントを開始し、携帯端末3からの応答を待つ。
スリープ解除信号は、親機IF24、家庭内LAN4、携帯電話網N2を介して携帯端末3に送信され、携帯電話アンテナ38、端末通信IF40を介して端末CPU37で受信され、スリープ解除信号認識部34aで認識される。
スリープ解除信号を受けた端末CPU37は、スリープ状態にあれば起動する。そして、スリープ解除信号認識部34aが居室親機2からのスリープ解除信号であると認識すると、端末CPU37は居室親機2からの呼出通知信号であると認識し、SIPクライアント35を起動して携帯端末3のIPアドレス等の携帯端末情報(SIPURI情報)を出力させて、無線LANアンテナから送信される。この携帯端末情報は、無線LANアクセスポイント5、汎用通信網N1を介して居室親機2に送信される。
尚、スリープ解除信号が呼出通知信号であることは、例えば、添付された居室親機2のID情報等で認識できる。
携帯端末3から携帯端末情報を待っていた居室親機2は、この携帯端末情報を受信したら、親機CPU29がSIPサーバ27へ携帯端末3のIPアドレス情報を登録する。尚、IPアドレス情報を受信する前に親機タイマ28がタイムアップした際は、親機CPU29は携帯端末3の応答待ち状態を終了し、待受状態に戻る。
IPアドレス情報を登録した親機CPU29は、引き続き登録された呼出先に対してSIPに基づく呼出信号を送信する。この信号は、汎用通信網N1、無線アクセスポイント5を介して携帯端末3に送信される。
一方、SIPクライアント35を起動した端末CPU37は、端末タイマ36による所定時間のカウントを開始し、居室親機2からSIPに基づく呼出信号を待つ。端末タイマ36がカウントアップする前に、SIPに基づく呼出信号を受信したら、端末タイマ36のカウントは終了する。尚、端末タイマ36で設定された時間が経過しても、SIPに基づく呼出信号を受信せず、通信が開始されない場合は、居室親機2との通信制御を終了する。
端末タイマ36がカウントアップする前に、無線LANアンテナ39を介して呼出信号を受信した携帯端末3では、携帯端末3の使用者により端末操作部31が応答操作されることでSIPに基づく応答信号が返信される。この応答信号は、無線LANアンテナ39、無線アクセスポイント5、汎用通信網N1を介して居室親機2に送信される。
この応答信号を認識した親機CPU29は、居室親機2を介して玄関子機1と携帯端末3との間の通話路を形成する。こうして、携帯端末3のマイク32及びスピーカ33と玄関子機1のマイク11及びスピーカ12との間で通話が可能となり、来訪者からの呼び出しに対して、外出等で居室親機2から応答できない場合でも携帯端末3を使用して居住者が応答することができる。
このように、携帯端末3は居室親機2からの携帯電話網N2を使用した呼出通知信号としてのスリープ解除信号を受信した場合に、初めて携帯端末3のSIPクライアント35が起動してIPアドレス情報を居室親機2に送るため、常時IPアドレスを居室親機2に通知しなくても、呼び出しに対する応答をSIP仕様の通信により実施できる。よって、SIPクライアント35がむやみに起動することが無いし、無駄な通信がなくなるため、携帯端末3のバッテリーの消耗スピードを遅くすることができる。また、玄関子機1からの呼び出しに対して安価に応答することができる。
そして、携帯端末3はスリープ解除信号を受信した場合に初めて携帯端末3のSIPクライアント35が起動してIPアドレス情報を居室親機2に送る。よって、既存の信号を使用することで確実にIPアドレス情報を送信して通信を開始できる。
また、玄関子機1から呼び出しがあった際に、居室親機2は携帯端末3のIPアドレスを入手して携帯端末3を呼び出すまでの一定時間を確保するが、一定時間が経過したら呼出制御を終了するため、携帯端末3の応答待ち時間が長引くことで、来訪者に迷惑を掛けたり、他の機能の障害になるような事態を防止できる。
更に、携帯端末3が居室親機2とSIPにより通信を開始するまでの時間を限定することで、携帯端末3が通信できない状況にある場合等すぐに繋がらない状況では通信機能を終了するため、バッテリーの消耗スピードを遅らせることができる。
尚、上記実施例では、戸建インターホンシステムを例に説明しているが、集合住宅インターホンシステムの集合玄関機からの呼び出しに対しても適用できるものである。
1・・玄関子機、2・・居室親機、3・・携帯端末、4・・家庭内LAN、5・・無線アクセスポイント、24・・親機通信IF、25・・親機メールクライアント、25a・・スリープ解除信号送出部、26・・アドレスメモリ、27・・SIPサーバ、28・・親機タイマ、29・・親機CPU(親機通信制御部)、34・・端末メールクライアント、34a・・スリープ解除信号認識部、35・・SIPクライアント、36・・端末タイマ、37・・端末CPU(端末通信制御部)、40・・端末通信IF、N1・・汎用通信網、N2・・携帯電話網。

Claims (6)

  1. 来訪者が呼び出しを行うための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機と、公衆通信網を介して前記玄関子機からの呼び出しに対して応答可能な携帯端末とを有するインターホンシステムであって、
    前記居室親機は、前記玄関子機からの呼び出しを受けて、前記携帯端末に対してIPアドレス情報を入手するための呼出通知信号を携帯電話網を使用して送信するIPアドレス要求手段と、呼出先のIPアドレス情報に基づいてSIP仕様の通信を実施するSIPサーバと、前記携帯端末との通信を制御する親機通信制御部とを有する一方、
    前記携帯端末は、自身のIPアドレス情報を前記SIPサーバに送信するためのSIPクライアントと、前記呼出通知信号を認識して、前記SIPクライアントを起動する呼出通知認識部と、前記居室親機との通信を制御する端末通信制御部とを有し、
    前記端末通信制御部は、前記呼出通知信号を受信したら前記SIPクライアントからIPアドレス情報を前記SIPサーバに送信し、前記居室親機と前記携帯端末との間でSIP仕様の呼出/応答を可能とすることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記IPアドレス要求手段が、前記呼出通知信号として呼出通知メールを送信するための親機メールクライアントである一方、
    前記呼出通知認識部が、前記呼出通知メールを受信する端末メールクライアントであることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記IPアドレス要求手段が、前記呼出通知信号として前記携帯端末のスリープ解除信号を送信して呼出発生を通知するスリープ解除信号送出部である一方、
    前記呼出通知認識部が、前記スリープ解除信号を認識するスリープ解除信号認識部であることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  4. 前記端末通信制御部は、前記端末メールクライアントが受信したメールが前記居室親機からの前記呼出通知メールであることを認識した場合のみ、前記SIPクライアントを起動することを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
  5. 前記携帯端末は、前記呼出通知信号を受信してカウントを開始する端末タイマを有し、
    前記端末通信制御部は、前記居室親機へIPアドレス情報を送信した後、前記居室親機からのSIP仕様の呼出信号を受信すること無く前記端末タイマがカウントアップしたら、携帯端末の通信機能を終了させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のインターホンシステム。
  6. 前記居室親機は、前記玄関子機からの呼び出しを受けてカウントを開始する親機タイマを有し、
    前記親機通信制御部は、前記親機タイマがカウントアップする前に前記携帯端末のIPアドレス情報を受信したら、SIPによる前記携帯端末の呼び出しを実施し、
    IPアドレス情報を受信すること無くタイムアップしたら、呼出制御を実施せず制御を終了することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のインターホンシステム。
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