JP2015032873A - 無線通信システム及び携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが帰宅時に携帯情報端末と親機とを容易に再接続させ、留守中の着信情報等を知ることができる無線通信システムを提供すること。【解決手段】携帯情報端末2は、親機1の信号が受信されない場合にスリープ状態に入り、所定の操作が為されると親機1をサーチし、親機1に再接続した場合には、親機1から送られる事項に関する情報を操作表示部11に表示するので、ユーザが帰宅する際にモード切り替えを忘れても、所定の操作が為されると直ぐに親機サーチを行ない、簡単な操作でユーザが所望する時に宅内の親機1から必要な情報を得ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが帰宅時に携帯情報端末と親機との再接続のための操作を容易にした無線通信システム及び携帯情報端末に関する。
近年、住居内で使うコードレス電話機はデジタル化が進んでおり、高音質化およびセキュリティの向上がなされている。
携帯電話機を住居内のコードレス電話機と連携させ、音声または画像の通信やデータの共有を可能にする場合には、携帯電話機を住居内に置いている時にはコードレス電話機の親機と携帯電話機を同期させて、いつでも通信できるようにする必要がある。ただし、携帯電話機を屋外に持ち出した時には、親機との通信機能は働かせる必要はない。携帯電話機に様々な通信装置を搭載したとしても、それらを常時動作させていたのでは電力消費が大きくなる。
例えば、特許文献1には、圏外時の消費電力を抑えた無線電話装置が開示されている。これは、宅内の親機からの電波の届く範囲から外れたことを検出すると、その状態が所定時間以上継続した場合に、親機の検索(オープンサーチ)を中止することにより、圏外時の消費電力を抑えることができる。また、必要時には操作部での操作などをトリガとして親機の検索を再開し、通信可能状態へと復帰させることができる。
特許文献2には、近距離無線通信を行う複数の親機を最大通信距離の間隔で碁盤の目状に配置し、子機は、常に親機をサーチすることにより、子機の位置を検出できる位置検出システムが開示されている。これは、子機が親機の発見時に自己のIDを送信し、親機で認証してリンクを形成し、リンク形成後にリンクを開放して他の親機をサーチするというサーチ手順を繰り返し、各親機は子機のIDを受信してホストコンピュータに転送する。各親機の位置は既知であって、ホストコンピュータに記録されているので、当該IDを持つ子機と通信をした親機の位置から当該子機の位置を把握することができる。
特開2004−343608号公報 特開2003−116166号公報
上記従来の技術においては、例えば、ユーザが携帯情報端末を持って外出したような時に親機の検索(オープンサーチ)を継続すると、オープンサーチにより無駄な電力を消費することになる。親機からの信号が検出できない場合に、親機の検索を完全に停止したまま、ユーザが帰宅時に接続のための操作を忘れてしまうと、携帯情報端末と親機は通信できないままとなる。
留守中に固定回線での着信があったり、またメッセージが録音されていたりするような場合、ユーザは帰宅時にその情報を直ぐに把握できるようにするのが望ましいが、外出中に携帯情報端末の親機検索の動作を完全に停止したままであると、帰宅した時に携帯情報端末は親機検索をしないので、留守中の着信情報等を直ぐにユーザに伝えることができない。
本発明の目的は、ユーザが帰宅時に携帯情報端末と親機とを容易に再接続させ、留守中の着信情報等を知ることができる無線通信システム及び携帯情報端末を提供することである。
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、前記親機の信号が受信されない場合にスリープ状態に入り、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と再接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信する構成を採る。
本発明によれば、ユーザが帰宅時に携帯情報端末にて所定の操作をすることにより、たとえスリープ状態(または近距離無線通信動作がオフ状態)であっても携帯情報端末は直ぐに親機の検索(オープンサーチ)を開始し、親機と再接続し、留守中の着信情報等を入手することができる。
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成の一例を示す図 本無線通信システムの使用形態の一例を示す説明図 本無線通信システムにおける携帯情報端末の構成例を示すブロック図 本無線通信システムにおける親機の構成例を示すブロック図 本無線通信システムにおいて、通常状態における親機、無線ハンドセット(または携帯情報端末)のTDMA通信例を示すタイミングチャート 本無線通信システムにおいて、携帯情報端末が親機に同期する動作の一例を示すフローチャート 本発明の無線通信システムにおける、ユーザが携帯情報端末を持って外出した場合の例を示す説明図 本無線通信システムにおいて、携帯情報端末が親機に同期する動作の一例を示すタイミングチャート図 本発明の無線通信システムにおける、ユーザが携帯情報端末を持って帰宅した場合の例を示す説明図 本無線通信システムにおいて、親機に記録された着信履歴情報の一例を示す説明図 本無線通信システムにおいて、親機が未応答着信履歴を携帯情報端末へ送るための動作の一例を示すフローチャート 本無線通信システムにおいて、携帯情報端末が未応答着信履歴を入手するための動作の一例を示すフローチャート 本発明の無線通信システムにおける、携帯情報端末の画面の表示例を示す説明図 本発明の無線通信システムにおける、携帯情報端末に未応答着信履歴を表示した表示例を示す説明図 本発明の無線通信システムに登録した無線ハンドセットの表示例を示す説明図
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、前記親機の信号が受信されない場合にスリープ状態に入り、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と再接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信することを特徴とする無線通信システムである。
この構成により、ユーザが帰宅する際にモード切り替えを忘れても、所定の操作が為されると直ぐに親機サーチを行い、親機は携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項に関する情報を携帯情報端末へ送るので、簡単な操作でユーザが所望する時に宅内の親機から必要な情報を得ることができる。
また、本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能を起動または停止を指示するボタン機能を有し、前記近距離無線通信の機能を停止させている状態において、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と再接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信することを特徴とする無線通信システムである。
この構成により、たとえボタン機能によって近距離無線通信の機能を停止させた状態であっても、所定の操作が為されると直ぐに親機サーチを行ない、親機は携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項に関する情報を携帯情報端末へ送るので、簡単な操作でユーザが所望する時に宅内の親機から必要な情報を得ることができる。
また、この構成により、携帯情報端末と親機との通信ができなくなった時、例えば、ユーザが携帯情報端末を持って外出したような時は、近距離無線非接続を意味する表示を行うことにより、ユーザに注意を促すことができ、ユーザが帰宅時に接続のための操作を忘れにくくすることができる。
また、本発明の無線通信システムは、前記携帯情報端末のスリープ状態において、所定の期間の間は第1の所定の周期で前記親機をサーチする動作を行い、前記所定の期間が過ぎた後は、前記第1の所定の周期より長い第2の所定の周期で前記親機をサーチする動作を行う構成とする。
この構成により、ユーザが帰宅した際に所定の操作を忘れても、少なくとも第2の所定の周期で親機をサーチする動作を行うので、ユーザは宅内の親機から必要な情報を得ることができる。
また、本発明の無線通信システムは、前記携帯情報端末が、前記親機との通信ができなくなった時には近距離無線非接続を意味する表示を行う構成とする。
この構成により、例えば、ユーザが携帯情報端末を持って外出したような時に近距離無線非接続を意味する表示を行うことにより、ユーザに注意を促すことができ、ユーザが帰宅時に接続のための操作を忘れにくくすることができる。
また、本発明の無線通信システムは、前記携帯情報端末が、タッチパネルを備え、公衆無線回線網を通じて携帯電話網およびインターネットに接続可能な構成とする。
この構成により、ユーザは携帯情報端末を持って外出したような時でも、親機を介さずに、携帯電話網またはインターネットを介して情報を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成例について説明する。図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。
図1において、無線通信システムは、親機1と、それぞれ親機1に登録される子機として動作する携帯情報端末2および無線ハンドセット4を備える。親機1は、有線回線網に接続される。親機1と携帯情報端末2および無線ハンドセット4との間は、無線フォーマットおよび周波数がTDMA(Time Division Multiple Access)/TDD(Time Division Duplex)方式である通信プロトコルで通信する。本実施の形態では、一例としてDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)規格による宅内無線通信を行う。
携帯情報端末2は、アプリケーションソフトとしてDECT電話機能ソフトを備えており、DECT規格で通信が可能である。また、携帯情報端末2に設けられたにUSB(Universal Serial Bus)ポートにより、親機1に接続可能である。
また、携帯情報端末2は、宅内だけでなく外部へも持ち出し可能な通信端末であり、例えば、タッチパネルを備え、公衆無線回線網を通じて携帯電話網およびインターネットに接続可能な携帯情報端末(PDA、タブレット端末)などである。
携帯情報端末2は、例えば802.11規格通信を介してIPネットワークに接続可能であり、携帯情報端末2は、802.11規格通信によってIPネットワークへ接続したり、または宅内無線通信を介して有線回線網に接続し、電話の発信または着信に対応したりすることができる。
無線ハンドセット4は、専ら宅内用であり、DECT規格により親機1と宅内無線通信を行い、主に有線回線網を介して通話するときに使用される。図1においては、無線ハンドセット4として1台のみを図示しているが、複数台備えていてもよい。
親機1は、DECT方式の無線通信の同期の基準となり、携帯情報端末2および無線ハンドセット4は、親機1の同期基準に従うスレーブ装置として動作する。また、携帯情報端末2も同期基準に従うスレーブ装置として動作する。無線通信システムの親機1に、携帯情報端末2の識別情報を登録することで、親機1からは携帯情報端末2が無線ハンドセット4とほぼ同格の子機であるとして扱われる。
無線ハンドセット4は、ロケータ5とも通信が可能である。無線ハンドセット4は、DECTと共通する方式を含むロケータ用プロトコルを用いて、ロケータ5と通信する機能を有し、例えば、ロケータ用プロトコルを用いてロケータ5へ呼出信号を送信し、それに対する応答信号をロケータ5から受信する。
図2は、図1に示した無線通信システムにおいて、携帯情報端末2が親機1の近辺(例えば、自宅内)にある場合の様子を示す。親機1は、有線回線網7に接続されている。携帯情報端末2は、公衆無線回線網8を通じて携帯電話網と通信可能であるとともに、DECT方式による宅内無線通信によって親機1と通信可能であり、親機1を介して有線回線網7を使って外部と通信することが可能である。
親機1は、有線回線網7からの着信があり、誰も応答しない場合に、着信履歴の記録の中に、不在着信のフラグを立てて着信情報(発信者電話番号、発信者名、時刻等)を蓄積する。また、留守番電話メッセージが記録された場合には、そのメッセージを特定するメッセージIDを記録する。そして、親機1は、携帯情報端末2からの接続要求を受信したときに、この不在着信履歴に関する情報を表示データとして携帯情報端末2へ送信する。この点は後段で詳細に説明する。
以下、携帯情報端末2の構成例について説明する。図3において、携帯情報端末2は、マイクロコンピュータを中心とし構成される主制御部10を備えている。また、各種の操作を受け付け、各種状態の表示を行うためのタッチパネル等の操作表示部11を備えている。操作表示部11は、外部に露出されたタッチキーおよび液晶ディスプレイを含む。通話部24は、音声通話のためのマイク、スピーカ、音声増幅部などを含む。
報知部14は、着信報知手段と、例えば、入力キー操作時の確認音を鳴らす機能を兼ねたものである。報知部14は、例えば、小型スピーカを含み、親機1から呼出信号を受信した場合、公衆無線回線網8から呼出信号を受信した場合に報知音を出力する。
また、携帯情報端末2は、3つの無線通信部、すなわち、公衆無線通信手段71、802.11規格通信部72、及び、DECTをベースにしたDECT通信ユニット73を有する。
公衆無線通信手段71は、電波にて公衆無線回線網8との無線通信を行う。802.11規格通信部72は、全世界的測位システムによる位置検出を行う。また、DECT通信ユニット73は、主に自宅内に置かれるDECT方式コードレス電話機の親機1などの特定機器との間で通信を行う。
携帯情報端末2は、各部への電源供給を行うための2次電池を主体とする電源部15、及び、この電源部15の2次電池を充電する充電回路16を備えており、これらは何れも携帯可能な大きさのケース内に収容されている。電源部15は、DECT通信ユニット73の他に、公衆無線通信手段71、802.11規格通信部72および主制御部10を動作させるための電源を供給する。
通話部24は、音声通話のための音声増幅器、スピーカおよびマイクロホン等から成る。入力キースイッチ25は、緊急通報等の操作入力を可能にするキースイッチである。
公衆無線通信手段71は、アンテナにより受けた受信信号を復調し、受信データを出力し、また、送信データに変調を行った送信信号をアンテナから出力するGSM(登録商標)無線部74と、GSM無線部74の動作を制御する公衆通信制御部75を有する。
携帯情報端末2は、802.11規格通信部72と、USB部76を備えている。802.11規格通信部72は、802.11規格通信を介してインターネットと接続可能にする。USB部76は、高速にデータを送受信可能な汎用性の高いシリアルインタフェースである。本実施の形態では、携帯情報端末2がUSBインタフェースを備えているが、DECT規格による宅内無線通信を使って親機1との間で設定等の必要な通信を行うようにすれば、USB部76は必ずしも必要ではない。
携帯情報端末2のROM(Read Only Memory)77は、携帯情報端末2を動作するOS(Operating System)、このOSに管理される電話機能ソフト、または他のプログラムなどが格納される。また、ROM77には、電源投入時に携帯情報端末2の初期診断を行ったり、OSを読み込んだりするプログラムが格納されたりする。
携帯情報端末2のRAM(Random−Access Memory)78は、携帯情報端末2を動作するOS、このOSに管理される電話機能ソフト、または他のアプリケーションの各プログラムが展開されたり、各プログラムの作業領域として使用されたりする。
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)79は、主制御部10の作業領域として使用される。また、EEPROM79は、ユーザによってインストールされる各種アプリケーションの各プログラムがファイルとして格納される。
携帯情報端末2の主制御部10は、各プログラムを実行して携帯情報端末2を統括制御する。主制御部10は、マイクロコンピュータを中心として、その処理プログラム上で操作表示部11による操作入力を常時監視し、その入力に応じた処理を行う。公衆無線通信手段71、802.11規格通信部72、DECT通信ユニット73は、この主制御部10にて制御される。
タッチパネル等の操作表示部11は、ユーザの各種操作を受け付けるためのユーザインタフェース(UI)として機能する。操作表示部11は、例えば、液晶ディスプレイの表面に配置されたタッチパネルを含む。
操作表示部11には、数字キーや、機能キーなどが表示され、これらのキーをタッチすると、そのキーに相当する操作情報を主制御部10が読み取る。また、主制御部10の制御により、操作表示部11の液晶ディスプレイには、電話番号や、親機1から送信される各種のデータが表示される。
ユーザの操作としては、電話の受発信のほか、電話帳の表示、操作メニューの表示などがあり、情報端末としてのあらゆるアプリの操作が操作表示部11によって行われる。また、ロケータ5を呼び出す操作(呼出操作)、ロケータ5の操作に関する状況をユーザに確認させる表示および操作等も、この操作表示部11によって行う。
携帯情報端末2のDECT通信ユニット73は、音声データを変調した無線信号を親機1へ出力したり、親機1からの無線信号で送られてくるデータを復調したりする。
DECT通信ユニット73は、第1クロック生成部32、タイマ部33、スイッチ34を有する。また、DECT通信ユニット73は、DECT通信のための制御部及びその他通信のための部分を含む通信ブロックを有し、これはスイッチ34がオンになった時に供給される電力で動作する。この通信ブロックの中では、DECTクロック生成部22、タイマ部23、フレーム処理部26、無線通信部27、DECT通信制御部28、ROM29、RAM30、EEPROM51を有する。
第1クロック生成部32は、電源部15から常時供給される電源に基づいて、タイマ部33が動作するのに用いられるクロック信号を生成する。第1クロック生成部32は、例えば、水晶発振回路を含む。
無線通信部27は、親機1との間でDECT規格による無線通信を行う。無線通信部27の中の同期制御部27aは、DECTクロック生成部22の基準クロックに基づいて、無線通信部27による通信信号の通信タイミングを決定する。
DECT通信制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含み、上記各部と連携することでDECT通信動作を制御する。DECT通信制御部28による制御については、後述する。
フレーム処理部26は、その時の動作モードに合うプロトコルにより信号を生成し、DECT通信制御部28によって選択された通信相手の識別情報を含めてフレーム構成の信号を無線通信部27へ渡す。無線通信部27は、各種信号を送信する。また、フレーム処理部26は、無線通信部27にて受信された信号データを受け、その時の動作モードに合うプロトコルに沿って必要な情報を取り出す。
例えば、操作表示部11を介してDECT通信モードの起動操作がなされると、DECT通信制御部28は、無線通信部27を制御して親機1の制御信号をサーチする動作を開始する。無線通信部27にて受信された信号は、DECT通信制御部28に送られ、それが親機1から送られる制御信号であれば、受信したデータから同期の為に必要な情報を取り出し、DECT通信制御部28および無線通信部27へ渡す。
EEPROM51は、携帯情報端末2の自身のID(以下、「携帯情報端末ID」という)、及び、親機1のIDを格納している。携帯情報端末IDは、予め割り当てられる固有の識別子である。
DECTクロック生成部22は、例えば、水晶発振回路を含み、スイッチ34を介して電源部15から供給される電源によって動作し、第1クロック生成部32の低速クロックよりも速い高速クロックを通信ブロックの各部へ供給し、通信の為の動作はこの高速クロックによって制御される。無線通信部27に設けられた同期制御部27aは、DECTクロック生成部22の基準クロックに基づいて、無線通信部27による通信信号の通信タイミングを決定する。
DECT通信制御部28は、DECTクロック生成部22において生成されるクロック信号に基づいて動作し、通信ブロック全体の動作を制御する。DECT通信制御部28は、ROM29に格納された制御プログラムを実行することにより、親機1との通信のための制御を行う。
タイマ部23は、DECTクロック生成部22からのクロック信号に基づいて、規定の時間を計測し、複数の時間を別々に計ることが可能である。例えば、タイマ部23は、第2タイマとして動作する。第2タイマは、親機1からの信号の受信をトリガとして計時を開始し(第2タイマの起動)、所定時間の経過により計時を終了する(第2タイマの満了)。また、タイマ部23は、第3タイマとして動作する。第3タイマは、電源部15への電池の挿入をトリガとして計時を開始し(第3タイマの起動)、所定時間の経過により計時を終了する(第3タイマの満了)。
RAM30は、DECT通信制御部28の作業用メモリである。EEPROM51は、DECT通信に関わる各種登録情報を格納する。
以下、携帯情報端末2のDECT通信ユニット73の間欠動作について説明する。スイッチ34は、オン状態にあるときに通信ブロックへ電源部15から電力を供給し、オフ状態にあるときには通信ブロックに対する電力の供給を遮断する。電力の供給が遮断されると、通信ブロックはスリープ状態になる。
タイマ部33は、第1タイマとして動作する。第1タイマは、前記通信ブロックのスリープ期間として予め定められた時間をカウントし、かかる期間が満了するごとに、スイッチ34をオフからオンに切り替える。すなわち、タイマ部33は、第1クロック生成部32から低速クロックが供給され、この低速クロックによってカウント処理を行う。
タイマ部33は、そのレジスタ(図示せず)の中にスリープ期間を決めるための値(満了値)を記録している。そして、タイマ部33は、スリープ状態の時に第1クロック生成部32からのクロックに従ってカウントアップし、そのカウント値が満了値に達することによってカウントを終了する。そして、タイマ部33は、スイッチ34に対してカウントが終了したことを通知する。
すなわち、タイマ部33は、通信ブロックへの電源供給を遮断したことをトリガとして計時を開始し(第1タイマの起動)、通信ブロックの停止中の所定時間をカウントする。そして、タイマ部33は、計時が終了した(第1タイマの満了)時に、スイッチ34を再びオンに切り替え、通信ブロックへ電源の供給を開始する。
このように、携帯情報端末2のDECT通信ユニット73は、屋外モードである時でも間欠的な受信動作を行っており、所定の周期でスリープ期間から復帰し、所定期間の受信動作をしてスリープに戻ると言う動作を繰り返している。スイッチ34は、前述のタイマ部33からのカウント終了の通知に従って、オフ状態からオン状態に切り替わり、通信ブロックへの電源供給を開始する。
なお、携帯情報端末2が備える機能部は、図3に示す機能部に限定されるものではなく、その他の機能部を備えてもよい。その他の機能部は、携帯情報端末2の主要機能を実現するためのものであってもよいし、主要機能を補助する補助機能を実現するためのものであってもよい。
次に、親機1の構成例について説明する。図4は、親機1の構成例を示すブロック図である。
図4において、親機1は、クロック生成部62、回線制御部63、発信先電話番号を入力する操作部64、各種情報、電話番号等を表示する表示部65、フレーム処理部66、無線通信部67、制御部68を備える。制御部68は、各プログラムを実行して親機1を統括制御する制御部である。
また、親機1は、ROM80、RAM81、EEPROM82、電源部83、報知部84、および、登録情報記憶部85を備える。なお、図4においては、受話器などに設けられたマイク、スピーカなどは省略している。
電源部83は、親機1が動作するための電源を供給する。クロック生成部62は、電源部83から供給される電源に基づいて、親機1の各部が動作するのに用いられるクロック信号を生成する。クロック生成部62は、例えば、水晶発振回路を含む。回線制御部63は、有線の電話回線網との間で通信を行う。
回線制御部63は、制御部68からの音声データを変調した音声信号を有線回線網へ出力したり、有線回線網からの音声信号を復調した音声データを制御部68へ出力したりする。
無線通信部67は、各子機との間でDECT規格による宅内無線通信を行うためのものであり、制御部68からのデータを変調した無線信号を子機(無線ハンドセット4または携帯情報端末2)へ出力したり、各子機からの無線信号を復調したデータを制御部68へ出力したりする。
操作部64は、ユーザの各種操作を受け付けるためのボタンである。表示部65は、例えば、液晶ディスプレイを含み、例えば、電話番号、親機1の操作メニューなどを表示する。
フレーム処理部66は、その時の動作モードに合うフレーム送信情報をフレームに埋め込み、無線通信部67へ渡す。フレーム処理部66は、携帯情報端末2または無線ハンドセット4との間で通信を行う場合はDECTのフレーム構成を用い、ロケータ5との間で通信を行う場合はロケータ用のフレーム構成を用いる。
無線通信部67は、携帯情報端末2および他の無線ハンドセットとの間において、TDMA/TDD方式を用いて無線通信を行う。本実施の形態では、無線通信部67は、例えば、DECTプロトコルを用いて無線通信を行う。無線通信部67に設けられた同期制御部67aは、クロック生成部62の基準クロックに基づいて、無線通信部67による通信信号の通信タイミングを決定する。
制御部68は、CPUを含み、上記各部と連携することで親機1全体の動作を制御する。ROM80は、例えば、制御部68が使用する制御プログラムおよび各種データを格納する。
RAM81には、親機1を制御するプログラムが格納されている。RAM81およびEEPROM82は、ROM80に格納されたプログラムを制御部68が実行する際の作業領域として使用される。
報知部84は、例えば、小型スピーカを含み、回線制御部63から呼出信号を受信した場合に報知音を出力する。
登録情報記憶部85は、親機1の自身のIDの他に、通信相手である各子機、すなわち携帯情報端末2のID、他の無線ハンドセットのID、を格納している。登録情報記憶部85の中の図示せぬ子機状態管理部の情報は定期的に更新され、親機1が送信する制御信号に対して正常に応答する子機については「応答有り」のフラグ、応答しない子機については「応答無し」のフラグを記録する。
以上で、親機1の構成例についての説明を終える。
次に、本実施の形態で用いるTDMA通信における通信フレームの構成例について、図5を用いて説明する。図5は、通常状態における親機1、無線ハンドセット4(または携帯情報端末2)のTDMA通信例を示す。
DECTにおける無線通信では、例えば、図5に示すように、10msecを1フレームとし、1フレームを24スロットに区切って通信する時分割方式を用いている。親機1は、制御信号によって親機IDを送信し、無線ハンドセット4(または携帯情報端末2)は、制御信号を受信しながら親機IDを取得し、待ち受ける親機(登録した親機)のIDと比較して同期すべき親機を選択する。
なお、無線ハンドセット4(または携帯情報端末2)は、待機時では親機1へ毎フレームで送信することはなく、発呼などのイベント等が発生し、通話状態になった場合のみ無線ハンドセット4(または携帯情報端末2)から親機1への送信が行われる。その場合、無線ハンドセット4(または携帯情報端末2)は自ら何れかのスロットを選択し、その上りと下りのスロットを使って通信を行う。
親機1は常時、フレーム毎に、ある決まったスロットで制御信号を送信している。同期信号としての役割を持つ制御信号は、同期データ(例えば、Syncword)を含む。Syncwordは、タイミング同期用の予め決定された既知の数字列であり、携帯情報端末2が同期するための同期情報となる。受信側は、この既知の数字列を見つけた時点でフレームの切り出しと取り込みを始める。
DECT方式では、ネットワーク毎に固有のSyncwordが割り当てられ、各端末が送信する信号には、そのSyncwordが共通して含まれている。
次に、上述した無線通信システムの動作例について説明する。図6は、本無線通信システムにおいて、携帯情報端末2のDECT通信ユニット73が親機1をサーチし、携帯情報端末2が親機1に同期するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、親機1について説明する。親機1に電力が供給されて動作を開始すると待機モードを起動し、ステップS41において、親機1は制御信号の送信を開始する。さらに、親機1は、ステップS42において、制御信号を送信するスロットに対して所定の時間位置の関係にある受信用スロットにて各子機からの応答信号を受信する動作を行う。また、ステップS43において、制御信号の中に同期情報取得を挿入して送信する。
携帯情報端末2は、電源スイッチ(図示せず)がオンにされると、主制御部10および各部に電力が供給され、動作を開始する。動作を開始すると、操作表示部11には図2に示すように、ユーザがDECT通信の開始を指示するための「DECT」ボタン(図2の符号2a)が表示される。
例えば、DECT通信ユニット73が動作している状態において「DECT」ボタンが押された場合、主制御部10は、DECT通信動作を停止させるべき操作であると判定し、スイッチ34をオフに切替えて、DECT通信ユニット73の動作を停止するように制御する。また、DECT通信ユニット73が非動作の状態において「DECT」ボタンが押された場合、主制御部10は、DECT通信動作を開始させるべき操作であると判定し、スイッチ34をオンに切替えてDECT通信ユニット73の動作を開始するように制御する。
ステップS50において、ユーザによって「DECT」ボタンが操作されると(S50:YES)、主制御部10がその操作を検出し、これをトリガにして主制御部10はスイッチ34をオンにする制御を行う。主制御部10によってスイッチ34がオンにされ、DECT通信ユニット73の通信ブロックへ電力が供給されると、DECT通信制御部28が動作を開始する(ステップS51)。主制御部10によって検出された「DECT」ボタン操作の情報は、DECT通信制御部28に送られる。
ステップS51においてDECT通信ユニット73へ電力が供給されると、DECT通信ユニット73のDECT通信制御部28は、無線通信部27に指示を出して、親機1からの信号を連続して探す(オープンサーチ)ための受信動作を開始させる(ステップS52)。そして、DECTクロック生成部22からの高速なクロックをカウントするタイマ部23により第2タイマが起動する。この第2タイマの起動により、携帯情報端末2は親機1からの信号を受信可能な状態になる。
ステップS53において、無線通信部27にて親機1からの制御信号が受信されると(S53:YES)、フローはステップS55へ進む。ステップS53において信号が受信されていない場合は(S53:NO)、フローはステップS54へ進む。
制御信号が受信されない場合、ステップS54において、DECT通信制御部28は、第2タイマが満了したか否かを判断する。ステップS54の判断の結果、第2タイマが満了していない場合(S54:NO)、フローはステップS53へ戻る。一方、ステップS54の判断の結果、第2タイマが満了した場合(S54:YES)、フローはステップS61へ進む。
一方、制御信号が受信された場合、ステップS55において、DECT通信制御部28は、無線通信部27を介して応答信号を送信し、ステップS56において、親機1から送られる情報に従って、親機1との間でTDMA同期を確立する。ステップS52からステップS56までの動作は前述した図5の通りである。
ステップS57において、DECT通信制御部28は、DECTによる通信が可能であると判断して、その情報を主制御部10へ伝え、主制御部10は屋内モードを起動し、操作表示部11に「DECT接続中」を意味する表示をする。例えば、「DECT」文字の隣にアンテナマークを表示する。
ステップS58において、DECT通信ユニット73は、親機1との間で、DECT同期モードの通信を行う。待機時においては、図5に示したように、親機1からの制御信号を受信しながら同期状態を維持する。そして、何らかのイベントが発生した場合には、DECT通信ユニット73に関する信号を親機1へ送る。
例えば、携帯情報端末2のユーザが固定電話での発信の操作をした場合、発信操作を意味する信号を親機1へ送る。あるいは、親機1からの制御信号によって固定電話網からの着信があることを示す情報が送られた場合、図5に示したように、DECT通信ユニット73は親機1に対して、種々の通知信号を送信する。また、その他必要な情報、例えば、受信電界強度、エラー情報などを親機1に対して通知する。
また、携帯情報端末2のユーザが着信履歴要求操作、または親機への接続要求を意味する操作をした場合は、DECT通信ユニット73は、親機1へ着信履歴を要求する信号を送信する。親機1は、携帯情報端末2からの要求に従って、不在着信履歴に関する情報を携帯情報端末2へ送信する。
また、ステップS58において、固定電話網を介した音声通話が開始された場合は、DECT通信ユニット73は、上り/下りでそれぞれ1スロットを使って親機1との間で音声データの送受信を行う。
ステップS59において、DECT通信ユニット73は、親機1からの制御信号を受信できない場合(S59:NO)、DECT通信制御部28は、DECTによる通信が不可能になったと判断し、その情報を主制御部10へ伝え、フローはステップS61へ進む。また、DECT通信ユニット73は、親機1からの制御信号を受信できた場合(S59:YES)、フローはステップS60に進む。
ステップS61において、主制御部10は屋外モードを起動し、操作表示部11に「DECT非接続」を意味する表示をする。例えば、図7に示すように、「DECT」文字の隣のアンテナマークに重ねて「×」を表示する。そして、ステップS62において、DECT通信ユニット73は、スイッチ34をオフにすることにより通信ブロックへの電源を遮断する。
ステップS60では、前述の「DECT」ボタン(2a)が操作されか否かを判定する。DECT通信ユニット73が動作している状態で「DECT」ボタンが操作されると(ステップS60:YES)、制御部10は、DECT通信動作を停止させるべき操作であると判定し、前述のステップS61において屋外モードを起動し、スイッチ34をオフに切替えてDECT通信ユニット73の動作を停止するように制御する。
このように、携帯情報端末2は、DECT通信ユニット73が動作して親機1との間で通信可能な状態(TDMA同期を確立)であるときに「DECT」ボタンが操作されることにより、DECT通信動作を停止させ、「DECT非接続」を意味する表示をする。この状態では、携帯情報端末2は親機1からの信号を探すオープンサーチの動作を一切行わないので、電力消費を削減することができる。例えば、ユーザが携帯情報端末2を持って外出する際にこの操作を行うことにより、外出中の携帯情報端末2の2次電池を長持ちさせることができる。
ステップS62にて通信ブロックへの電源を遮断すると、その電源を遮断したことをトリガとして、第1クロック生成部32からの低速なクロックをカウントするタイマ部33により第1タイマが起動する。その後、DECT通信ユニット73の通信動作停止中は、第1タイマがカウントアップされる。
なお、DECT通信ユニット73の動作停止中であっても、前述のように操作表示部11にはユーザがDECT通信の開始を指示するための「DECT」ボタンが表示されている。
ステップS63において、第1タイマがカウント中の間(満了する前)は、DECT通信ユニット73の通信動作は停止されている(ステップS63:NO)。この状態で前述の「DECT」ボタンが操作されると(ステップS64:YES)、主制御部10がその操作を検出し、これをトリガにして主制御部10はスイッチ34をオンにする制御を行う。
また、この状態で、ユーザが着信履歴要求を含む操作を行った場合も(ステップS65:YES)、主制御部10がその操作を検出し、それをトリガにして主制御部10はスイッチ34をオンにする制御を行う。
主制御部10によってスイッチ34がオンにされ、DECT通信ユニット73の通信ブロックへ電力が供給されると、前述のステップS51に移行し、DECT通信ユニット73へ電力が供給され、ステップS52において、DECT通信制御部28は、無線通信部27に指示を出して受信動作を開始させる。また、操作された情報が主制御部10からDECT通信制御部28に送られる。これ以後、上述したステップS52以降の動作が再び行われ、DECT通信ユニット73の通信動作が再開される。
ステップS64及びステップS65の結果、「DECT」ボタンの操作または着信履歴要求の操作が為されない場合(ステップS64:NO、ステップS65:NO)は、ステップS63へ戻り、第1タイマが満了するまでの間はDECT通信ユニット73の通信動作が停止される。
ステップS62の判断の結果、第1タイマが満了した場合(ステップS63:YES)、フローは再びステップS51へ戻り、DECT通信制御部28は、無線通信部27に指示を出して受信動作を開始させ、上述したステップS52以降の動作が再び行われ、DECT通信ユニット73の通信動作が再開される。
なお、親機1においては、ステップS44において、前述のような携帯情報端末またはその他の子機からのイベントに関する通知信号を受信し、また、これら子機の状態を把握するための通信を行う。また、固定電話網を介した音声通話が開始された場合は、携帯情報端末またはその他の子機との間で上り/下りでそれぞれ1スロットを使って音声データの送受信を行う。
なお、携帯情報端末2の802.11規格通信部72が動作している場合には、必要に応じて携帯情報端末2と802.11規格のアクセスポイントとの間で通信が行われる。
また、携帯情報端末2から着信履歴を要求する信号を送信された場合、親機1は、携帯情報端末2からの要求に従って、不在着信履歴に関する情報を携帯情報端末2へ送信する。
ステップS45において、登録された子機の中で親機1からの制御信号に対して応答をしない子機があるか否かを判断する。親機からの要求に対して応答をしない子機がある場合(ステップS45:YES)は、ステップS46において、登録情報記憶部85の中の子機状態管理部の情報を更新し、当該子機について「応答無し」のフラグを立てる。また、ステップS45において、親機1からの要求に対して応答をしない子機がない場合(ステップS45:NO)は、フローはステップS41に戻る。
図8は、本無線通信システムにおいて、携帯情報端末2が親機1に同期する動作の一例を示すタイミングチャートである。前述のように親機1は、周期hで、所定の受信周波数を使って所定の送信スロットにて制御信号を送信している。hはDECTの1フレーム(10ms)である。
携帯情報端末2において、電源が投入されて動作を開始した場合、または、操作表示部11にて所定の操作がなされることによって親機接続モードが起動されると、DECT通信制御部28は、タイマ部23を起動させるとともに、無線通信部27に親機1からの信号を探すための連続受信(オープンサーチ)を行うように制御する。オープンサーチでは、受信周波数を切り替えながら連続受信動作を行い、受信したデータはフレーム処理部26へ送られ、情報が取り出される。
あるタイミングにおいて、無線通信部27の受信周波数と制御信号(図8の記号C)の送信周波数とが一致すると、無線通信部27にて受信された信号のデータがフレーム処理部26へ送られ、同期のための情報が存在すると親機1からの制御信号が受信されたことを認識し、DECT通信制御部28は、同期のための情報が揃った時点で連続受信を停止する。
親機1からの制御信号が受信されない場合は、DECT通信制御部28は所定の期間だけオープンサーチを繰り返す。所定の期間だけオープンサーチを行なっても、親機1からの制御信号が受信されない場合は、その後、携帯情報端末2はスリープ状態に入る。
オープンサーチにおいて、DECT通信制御部28は、1つのスロットにて親機1からの制御信号(図8の記号C)を受信できると、その制御信号に載せて親機1から送られたタイミング情報を受け取ることができ、このタイミング情報を基に応答信号を送るための送信用スロット(スロットn)を決定し、応答信号送信の準備を開始する。そして、携帯情報端末2は、スロットnを用いて応答信号を送信する。また、DECT通信制御部28は、当該制御信号に載せて親機1から送られたタイミング情報を基に、以降の制御信号を受信するための受信用スロット(スロットr)を決定する。
一方、親機1では、携帯情報端末2からスロットnを用いて送られる応答信号を受信すると、登録情報記憶部85の中の子機状態管理部の情報を更新し、携帯情報端末2について「応答有り」のフラグを立てる。
携帯情報端末2のDECT通信制御部28は、送信用スロット(スロットn)にて所定の回数あるいは必要な通知が完了するまで応答信号を送信する。以降は、制御信号を受信するための受信用スロット(スロットr)において受信動作を行い、親機1から送られる制御信号を受信しながら親機1への同期を維持する。このようにして、例えば図2のように、お互いの信号が届く範囲内では、携帯情報端末2が親機1に同期して通信できる。
例えば、ユーザが携帯情報端末2を持ったまま外出し、図7のように、携帯情報端末2が親機1から離れて信号到達圏外になれば、DECT通信ユニット73は、親機1を連続的にサーチすることはせず、第1タイマによって規定されるインターバルで起動され、親機1をサーチしてスリープ状態に入る(図6におけるS60〜S64)。
前述のように、携帯情報端末2が信号到達圏外にある時には「DECT非接続」を意味する表示(図7の×マーク)を行うことにより、ユーザに注意を促すことができる。また、携帯情報端末2がスリープ状態であっても、ユーザが「DECT」ボタン(2a)を操作することにより、または図13に示す「外線発信」ボタンや設定メニューを操作して着信履歴要求を含む操作をすることによって、携帯情報端末2のDECT通信ユニット73が動作を再開し、親機1からの信号を探すための連続受信(オープンサーチ)を開始する。
例えば、ユーザが携帯情報端末2を持って帰宅し、図9のように、携帯情報端末2が親機1の信号到達圏内になった状態で、ユーザが着信履歴要求を含む所定の操作をすると、オープンサーチによって携帯情報端末2は親機1の制御信号を受信し、直ぐに親機1との通信を再開できる。
なお、第1タイマによって規定されるインターバルは、例えば、1〜2分が良い。また携帯情報端末2の消費電力削減を重視すると、最大5分でも良い。
以上のように構成される本発明の無線通信システムの、親機1にて記録される着信履歴およびメッセージ有無の記録、および携帯情報端末2の動作および表示に関して、図面に基づいて具体的に説明する。
図10は、親機1に記録される着信履歴情報を示す。親機1は、有線回線網7からの着信があると、着信情報(発信者電話番号、発信者名、時刻等)を記録する。着信の際に、誰も応答しない場合は、図10に示すように、応答フラグの項目に「未応答」を記録する。また、着信の際に、発呼者が留守番電話メッセージを録音した場合、着信履歴情報のメッセージIDの項目に各メッセージを特定する為のID番号を記録する。これらの着信履歴情報は、親機1のEEPROM79にファイルとして格納される。
親機1は、前述のように携帯情報端末2から着信履歴要求を含む接続要求を受信したときに、この不在着信履歴に関する情報を表示データとして携帯情報端末2へ送信する。これにより、携帯情報端末2は、親機1から送信された表示データを受信して操作表示部11に表示することができる。この結果、携帯情報端末2を持って外出し、帰宅した時に不在着信履歴があればそのリストが表示されるので、ユーザは親機を携帯情報端末2と接続するだけで不在着信があったことを認識することができる。ユーザは、不在着信があれば、その発信元へ発信する場合が多いので、不在着信があったときにその履歴が表示されることで使い勝手が向上する。
図11は、親機1が未応答着信履歴を携帯情報端末2へ送るための動作の一例を示すフローチャートである。なお、無線通信システムの親機1に携帯情報端末2を識別する識別情報が登録されることより、携帯情報端末2は無線ハンドセット4と同様に親機1の子機として動作可能である。
図11に示すように、まず親機1は、有線回線網7を介して着信待ちをしており(ステップS70)、また、発信操作が行われているか否かを判定する(ステップS71)。着信も発信操作も無い場合は待機状態が維持される(ステップS70:NO、ステップS71:NO)。
親機1は、回線制御部63を介して着信を検出すると(ステップS70:YES)、発信元の識別する電話番号情報、発信者名がある場合には発信者名情報、着信時刻情報を親機1の履歴情報記録部82aへ格納する(ステップS72)。
そして、親機1または無線ハンドセット4で着信に応答しなかったときは(ステップS73:NO)、不在着信として処理され、応答フラグの項目に「応答なし」と記録する(ステップS74)。また、着信の際に、発呼者がメッセージを録音した場合(ステップS75:YES)、メッセージIDの項目に各メッセージを特定するためのID番号を記録する(ステップS76)。
また、親機1は、着信が検出されない状態であっても発信操作が行われているか否かを判定し(ステップS71)、発信操作が行われるとダイヤル番号発信の動作を行い(ステップS77)、相手先電話番号および時刻情報を発信履歴として親機1の履歴情報記録部82aへ格納する(ステップS78)。このように、親機1は、着信履歴、応答の有無、または発信履歴を蓄積する。
親機1または無線ハンドセット4で着信に応答したとき(ステップS73:YES)、または、ステップS78の処理が行われたとき、ステップS79において、親機1は、通話動作を行い、フローはステップS70に戻る。
携帯情報端末2上で動作するアプリケーションプログラムの中のDECT通信プログラム(以下、「DECTアプリ」と呼ぶ)は、ユーザが「DECT」ボタンを操作することによって「DECT接続」のモードが起動されている時には、DECT通信制御部28が、無線通信部27に指示を出して親機1からの信号を探す(オープンサーチ)ための受信動作を行う。このオープンサーチは、必要な場合には高い頻度で連続的に行い、所定時間連続的に行なっても親機1からの信号が検出できない場合は、所定時間おきに実行する間欠的オープンサーチに切替える。
また、たとえユーザが「DECT接続」の状態で「DECT」ボタンを操作することによって携帯情報端末2が「DECT非接続」の状態に置かれている場合であっても、親機接続動作を含む機能を起動する所定の操作が為されることにより、制御部10は強制的にスイッチ34をオンにする制御し、DECT通信ユニット73の通信ブロックへ電力が供給される。DECT通信制御部28は、無線通信部27に指示を出して親機1からの信号を探す(オープンサーチ)ための受信動作を開始する。
また、この間欠的なオープンサーチの時間間隔は、信号検出に失敗する回数が多くなるほど長くなるように切替えられ、最長5分に一回の頻度で親機信号のオープンサーチを行う。
携帯情報端末2は、間欠的なオープンサーチの時間間隔が長い場合でも、ユーザが操作表示部11によってDECT接続要求を含む何らかの操作を行った場合に、その操作をトリガとして親機信号のオープンサーチを開始する。例えば、ユーザが外出から帰宅した時、直ぐに留守中の着信履歴を確認したい場合は、操作表示部11によって着信履歴確認の操作を行うことにより、たとえ前回のサーチから5分が経過する前であってもオープンサーチを開始し、親機1とDECTによる接続を再開することができる。
図12は、携帯情報端末2が未応答着信履歴を入手するための動作の一例を示すフローチャートである。携帯情報端末2は、親機1への接続要求を含む操作が為されるか否かを判定する(ステップS90)。接続要求を含む操作としては、例えば、外線発信、内線発信、着信履歴確認などの操作が含まれる。また、親機1に対する電話帳転送や、その他親機に関する種々の設定のための操作が含まれる。
ユーザが操作表示部11によって例えば着信履歴確認の操作を行うと(S90:YES)、主制御部10によってスイッチ34がオンにされ、DECT通信ユニット73の通信ブロックへ電力が供給され、DECT通信制御部28がオープンサーチを開始する(ステップS91)。
図13は、携帯情報端末2の操作表示部11の一例を示す。ユーザは操作表示部11の上の「着信確認」のアイコン(2b)を押すことにより、DECT通信ユニット73の通信ブロックへ電力が供給され、親機1のサーチ動作が開始される。または、操作表示部11の上の「外線発信」、「内線発信」のアイコンを押すことによっても、親機1のサーチ動作が開始される。または、操作表示部11の上の「設定」のアイコン(2c)を押すことにより、各種設定機能のメニュー表示に切り替わり、このニュー表示の中の「電話帳転送」、「親機設定」、「発信履歴」のような親機1との通信が必要な機能を選択することによっても親機1のサーチ動作が開始される。
図6に沿って説明した場合と同様に、携帯情報端末2は、親機1からの制御信号を受信できた場合は、DECT用プロトコルに従って親機1に同期して通信を開始する。すなわち、DECT通信制御部28は、親機1から送られる制御信号から同期の為に必要な情報を取り出し(ステップS92)、その情報に基づいて親機1が送信するスロット及び周波数を判別し、さらに、その情報に基づいて携帯情報端末2から親機1に送信すべきスロット及び周波数を判別し、無線通信部27はこれらの情報に従って、親機1との間で同期通信を行う(ステップS93)。
携帯情報端末2と親機1との間で同期通信が開始されると、携帯情報端末2にて為される着信履歴確認の操作に応じて、携帯情報端末2は着信履歴情報を要求する為の通知信号を親機1へ送る。親機1は、前述のような携帯情報端末2からの通知信号を受信し、携帯情報端末2から着信履歴情報が要求された場合は、着信履歴情報を携帯情報端末2へ送信する(ステップS94)。
図12において、携帯情報端末2は、親機1から送られる情報の受信が完了すると(ステップS95:YES)、操作表示部11に着信履歴情報を表示する(ステップS96)。このときの携帯情報端末2の操作表示部11の表示例を図14に示す。
図14の例では、操作表示部11には最新3件の未応答の着信情報が表示される。例えば、7月24日 am9時25分の「HIGH Power Co.,LTD」からの着信では、「Msg」のアイコン(2d)によって留守番電話メッセージが記録されていることを表示している。また、7月24日 am10時10分の着信では、発信側の名前の情報が取得できなかったので、電話番号を表示している。
なお、以上では、携帯情報端末2の操作表示部11に着信履歴情報を表示する例を説明したが、宅内のある無線ハンドセット4にも着信履歴情報を表示できる。図15は、無線ハンドセット4の表示部に未応答の着信情報を表示した例を示す。ただし、無線ハンドセット4の表示部は小型であるため、一度に表示できる件数は1件であり、ユーザはスクロールしながら複数の着信履歴情報を見る必要がある。
このように、本実施の形態に係る無線通信システムによって、無線ハンドセット4だけでなく、親機1を介して携帯情報端末2を用いて有線回線網7へ発信し、有線回線網7を介した通話を行うことができる。また、携帯情報端末2を持って外出から帰宅したユーザが、親機接続動作を含む機能を使う操作をすることにより、携帯情報端末2は直ぐに親機サーチ動作を開始し、親機1の制御信号を検出すると、親機1へ接続要求を送信することで、不在着信履歴があるときには、親機1から携帯情報端末2へ不在着信履歴の情報が表示データとして送信され、携帯情報端末2の操作表示部11へ表示され、ユーザは手に持った携帯情報端末2の画面で不在着信履歴を知ることができる。
本無線通信システムでは、携帯情報端末2の「DECT」ボタンによってもDECT通信を開始することができるが、ユーザが帰宅時に直ぐに未応答の着信情報を確認したい場合には、「DECT」ボタンを操作する必要はなく、ユーザは「着信確認」のアイコン操作をするだけで携帯情報端末2のDECT通信ユニット73が動作を再開し、直ぐに目的の動作をさせることができる。
また、本実施の形態に係る無線通信システムは、「着信確認」だけでなく、親機接続動作を含む機能を起動するための操作(所定の操作)をすることによって自動的に親機サーチ動作を開始する。従って、たとえ「DECT」ボタンによってDECT通信機能がオフにされている状態であっても、携帯情報端末2は所定の操作をすることによって自動的に親機サーチ動作を開始し、親機1の制御信号を検出できればそれをトリガとして在宅モードに自動的に切り替えるので、ユーザは在宅モードへの切り替えを意識する必要がなくなる。
そして、携帯情報端末2の操作表示部11を操作することで、その操作内容が親機1へ送信され、例えば、ユーザはすぐ不在着信の発信元へ発信することができる。このように、無線ハンドセット4の限られた機能ではなく、広い表示画面を有する高機能な携帯情報端末2によって表示および操作ができるという利便性を得ることができる。また、帰宅時に、留守中の着信の記録を操作表示部11に視覚的に表示するだけでなく、未応答の着信情報がある場合には、お知らせ音などを鳴らすことにより、ユーザへの注意喚起ができる。
(実施の形態2)
なお、以上の例では携帯情報端末2は、親機1との通信ができなくなった後は第1タイマによって規定されるインターバル(第1の所定の周期)で親機1をサーチする動作を行っているが、さらに所定の期間が経過した後、インターバルの周期を長く変更してもよい。携帯情報端末2は、親機1の信号が受信できない場合、親機1のサーチを頻繁に行うと無駄な電池消耗になるので、サーチの周期を順次長くし、例えば最大5分まで長くしても良い。
すなわち、携帯情報端末2は、親機1との通信ができなくなった後は、第1タイマによって規定される第1の所定の周期で親機1をサーチし、その後、次に来る所定の期間が経過した時に第1タイマの満了値を変更し、第1の所定の周期より長い満了値(第2の所定の周期)を第1タイマに設定する。
このように段階的に親機1をサーチする周期を長くすることにより、ユーザが「DECT」ボタンを操作しないまま外出してしまっても、親機サーチ動作の実行周期は非常に長くなり、携帯情報端末2の無駄な動作を少なくでき、外出中の携帯情報端末2の2次電池を長持ちさせることができる。また、その状態でユーザが帰宅した際には、少なくとも最大周期の時間以内(例えば5分)で親機サーチの動作を実行するので、携帯情報端末2は自動的に親機1と再接続でき、ユーザへ不在着信履歴等の情報を知らせることができる。
本発明にかかる無線通信システム及び携帯情報端末は、近距離の無線通信装置と高機能の携帯情報端末とを連携させた場合に、動作モードの切替えを自動で行うことができ、無駄な動作を無くし、消費電力を低減することができる。
1 親機
2 携帯情報端末
4 無線ハンドセット
5 ロケータ
7 有線回線網
8 公衆無線回線網
10 主制御部
11 操作表示部
14、84 報知部
15、83 電源部
16 充電回路
22 DECTクロック生成部
23、33 タイマ部
24 通話部
25 入力キースイッチ
26、66 フレーム処理部
27、67 無線通信部
28 DECT通信制御部
29、77、80 ROM
30、78、81 RAM
32 第1クロック生成部
34 スイッチ
51、79、82 EEPROM
71 公衆無線通信手段
72 802.11規格通信部
73 DECT通信ユニット
74 GSM無線部
75 公衆通信制御部
76 USB部
62 クロック生成部
63 回線制御部
64 操作部
65 表示部
68 制御部
85 登録情報記憶部
発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能起動または停止を指示するボタン機能を有し、前記近距離無線通信の機能を停止させている状態において所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信する、ことを特徴とする無線通信システムである。
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能の起動または停止を指示するボタン機能を有し、近距離無線通信の機能が動作している状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能を停止し、前記近距離無線通信の機能が動作していない状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能の動作を開始し、前記ボタン機能によって前記近距離無線通信の機能の動作を停止させた状態において所定の操作が為されると前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチし、前記親機に接続した場合には前記親機から送られる着信に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた着信に関する情報を記録し、前記携帯情報端末と接続した時に前記携帯情報端末へ前記着信に関する情報を送信する構成を採る。
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能の起動または停止を指示するボタン機能を有し、近距離無線通信の機能が動作している状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能を停止し、前記近距離無線通信の機能が動作していない状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能の動作を開始し、前記ボタン機能によって前記近距離無線通信の機能の動作を停止させた状態において所定の操作が為されると前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチし、前記親機に接続した場合には前記親機から送られる着信に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた着信に関する情報を記録し、前記携帯情報端末と接続した時に前記携帯情報端末へ前記着信に関する情報を送信することを特徴とする無線通信システムである。
また、本発明の無線通信システムは、前記携帯情報端末が、前記親機の信号が受信されない場合は、所定の期間の間は第1の所定の周期で前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチする間欠動作を行い、前記所定の期間が過ぎた後は、前記第1の所定の周期より長い第2の所定の周期で前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチする間欠動作を行う構成とする。
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能の起動または停止を指示するボタン機能を有し、近距離無線通信の機能が動作している状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能を停止し、前記近距離無線通信の機能が動作していない状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能の動作を開始し、前記ボタン機能によって前記近距離無線通信の機能の動作を停止させた状態において前記ボタン機能以外の所定の操作が為されると前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチし、前記親機に接続した場合には前記親機から送られる着信に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた着信に関する情報を記録し、前記携帯情報端末と接続した時に前記携帯情報端末へ前記着信に関する情報を送信する構成を採る。
本発明の無線通信システムは、有線回線網に接続される親機と、前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能の起動または停止を指示するボタン機能を有し、近距離無線通信の機能が動作している状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能を停止し、前記近距離無線通信の機能が動作していない状態において前記ボタン機能が操作された場合には前記近距離無線通信の機能の動作を開始し、前記ボタン機能によって前記近距離無線通信の機能の動作を停止させた状態において前記ボタン機能以外の所定の操作が為されると前記近距離無線通信の機能を起動して前記親機をサーチし、前記親機に接続した場合には前記親機から送られる着信に関する情報を表示部に表示し、前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた着信に関する情報を記録し、前記携帯情報端末と接続した時に前記携帯情報端末へ前記着信に関する情報を送信することを特徴とする無線通信システムである。

Claims (11)

  1. 有線回線網に接続される親機と、
    前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記携帯情報端末は、前記親機の信号が受信されない場合にスリープ状態に入り、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、
    前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と再接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項は、留守中にあった有線回線網からの着信の記録を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項は、留守番電話メッセージを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記携帯情報端末の近距離無線通信ユニットは、前記親機からの信号が受信されない場合、所定の期間は前記親機からの信号を探すオープンサーチを繰り返し、その後スリープ状態に入る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記携帯情報端末のスリープ状態において、所定の期間の間は第1の所定の周期で前記親機をサーチする動作を行い、
    前記所定の期間が過ぎた後は、前記第1の所定の周期より長い第2の所定の周期で前記親機をサーチする動作を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記携帯情報端末は、前記親機との通信ができなくなった時には近距離無線非接続を意味する表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 前記携帯情報端末は、タッチパネルを備え、公衆無線回線網を通じて携帯電話網およびインターネットに接続可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 有線回線網に接続される親機と、
    前記親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットを有するとともに、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記携帯情報端末は、近距離無線通信の機能を起動または停止を指示するボタン機能を有し、前記近距離無線通信の機能を停止させている状態において、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機から送られる事項に関する情報を表示部に表示し、
    前記親機は、前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、前記携帯情報端末と再接続した時に前記携帯情報端末へ前記事項に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  9. 前記近距離無線通信の機能が動作している状態において、前記ボタン機能が操作された場合には、前記近距離無線通信の機能を停止し、
    前記近距離無線通信の機能が動作していない状態において、前記ボタン機能が操作された場合には、前記近距離無線通信の機能の動作を開始し、
    前記ボタン機能によって前記近距離無線通信の機能の動作を停止させた状態において、前記所定の操作が為された場合には、前記近距離無線通信ユニットの動作を開始させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 無線通信システムの親機との間で近距離無線通信プロトコルを用いて通信が可能な近距離無線通信ユニットと、公衆無線回線網と無線通信を行う公衆無線通信手段を有する携帯情報端末であって、
    前記携帯情報端末は、前記親機の信号が受信されない場合にスリープ状態に入り、所定の操作が為されると前記親機をサーチし、前記親機に再接続した場合には前記親機にて記録された留守中に生じた事項を前記親機から受信し、前記事項に関する情報を表示部に表示する、
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  11. 公衆有線回線網に接続され、近距離無線通信プロトコルを用いて携帯情報端末との間で通信が可能な無線通信システムの親機であって、
    前記携帯情報端末へ信号が到達しない間に生じた事項を記録し、
    前記携帯情報端末と再接続した時に、前記事項に関する情報を前記携帯情報端末へ送信する、
    無線通信システムの親機。
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