JP5785070B2 - 円柱状インゴットの複合面取り加工装置ならびにそれを用いてワークに円筒研削加工およびノッチ研削加工をする方法 - Google Patents

円柱状インゴットの複合面取り加工装置ならびにそれを用いてワークに円筒研削加工およびノッチ研削加工をする方法 Download PDF

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Description

本発明は、サファイア、単結晶シリコン等の結晶性化合物の円柱状インゴット(ワーク)を円筒研削加工およびVノッチ研削加工をする複合面取り加工装置および、それを用いてワークの円筒外周面を円筒研削加工した後、ワークの結晶方位をX線回析結晶方位測定装置(XRD機)で検出し、ついで、ワークの結晶方位を芯出しした後にノッチ研削加工をするワークの面取り加工方法に関する。
LED基板用のサファイア基板の原材料の円柱状サファイア・インゴットブロック(ワーク)は、チョクラルスキー法(CZ法)あるいはベルニューイ法で育成したインゴットを適当な長さ(例えば、250mm、500mm、1,000mm)に結晶方向に切断してインゴットブロックとなしている。サファイア・インゴットの結晶方位は、a面、r面、m面およびc面配向を有する。円柱状サファイア・インゴットブロックの直径は、2インチ、4インチ、および6インチのものが、単結晶シリコンインゴットブロックの直径は、8インチ、10インチ、12インチ、20インチのものが市場より入手できる。
半導体デバイス用シリコン基板やLED基板は、円柱状インゴット(ワーク)の外面を円筒研削装置により面取り加工した後、面取り加工されたワークを主軸台と心押台の一対よりなるクランプ機構に吊架させ、XDR装置よりX線をワークに照射してワークの結晶方位を測定し、ノッチ加工やオリフラ研削加工されるワークの結晶方位にマーキングを施し、次いで、このマーキングされた結晶方位に沿って逆V字状砥石車によるノッチ加工、あるいは、砥石車によるオリフラ加工がなされる。さらに、結晶方位がマーキングされたワークは、ワイヤーソウにより結晶方位に沿って切断され数多くの厚み750〜950μmの基板(ウエハ)とされる。
特開2009−298676号公報(特許文献1)の0008段落は、「円柱状インゴットブロックは、その外周面をカップホイール型砥石により円筒研削され、さらに、オリエンテーションフラット(通称「オリフラ」と言う)またはインデックスフラット(通称「インフラ」と言う)が研削または切削された後、インゴットブロックのワイヤーカットソウによる厚み200〜900μmの厚みにスライス加工されウエハを製造している。」と記載する。さらに、段落0020−0023は、「オリフラとは、円形の半導体基板の外周の一部を結晶方位と平行な方向にきり欠いて結晶方位を特定されるものであり、インフラとはオリフラと共に円形の半導体基板の外周に形成され、表裏を判別するためのものである。ただし、半導体基板の表裏を判別するためには、オリフラとインフラが半導体基板の中心に対して非対称となる位置に形成される必要がある。サファイア基板のオリフラは、結晶方位(11−20方向)を特定する。」と記載する。
また、特開2008−207992号公報(特許文献2)は、段落0002から0004において、「サファイアは、六方晶の結晶構造を有する酸化アルミニウムの単結晶(融点:約2050℃)である。サファイア単結晶は、例えば、青色LED用のGaN成膜基板などの基板材料として使用される。サファイア単結晶は異方性を有する材料であり、サファイア単結晶のインゴットからGaN成膜用のウエハを切り出す場合、ウエハの主面がサファイア単結晶のc軸<0001>に垂直な面(c面)となるように切り出すことが一般的である。また、サファイアは光学的に一軸性の透明材料であることから液晶プロジェクタ用フィルムなどの光学材料としても使用される。光学材料として使用する場合、着色がなく透明であることが要求される。また、サファイア単結晶の偏光特性から、上記の基
板材料の場合と同様、c軸に垂直な面を主面とするc面基板が主に使用される。
特開平7−308849号公報(特許文献3)は、主軸台と心押台の一対よりなるクランプ機構に吊架させた円柱状インゴット(ワーク)の外面を円筒研削装置により面取り加工した後、XDR装置よりX線をワークに照射してワークのオリフラ加工される結晶方位を測定し、ワークの回転をオリフラ位置で停め、この位置に砥石を当ててオリフラ加工する方法を開示する。
さらに、特開2009−186181号公報(特許文献4)は、図2に円柱状インゴットの結晶方位を測定するX線回析結晶方位測定装置を、および、図6においてX線回析結晶方位測定装置を備えた円柱状インゴットの円筒研削装置を示し、段落0070から0077および段落0085から0089記載で円柱状インゴットの結晶方位hを測定した後に、第一搬送ロボットでインゴットを図3に示すカット面取り機に移動させ、そこで、軸方向結晶方位hに対し垂直に第一カット面Waを研削して新たな第一カット面Waとし、反対方向の第二カット面Waを研削して新たな第二カット面Waとし、ついで、第一搬送ロボットで垂直カット面W,Wを有するインゴットを円筒研削装置のクランプ装置に移送し、円柱状砥石を用いて円柱状インゴットの外周面を円筒研削する方法が記載されている。さらに、特許文献5の図10および段落0090記載において、前記円筒研削加工されたインゴットの半径方向結晶方位kを前記X線回析結晶方位測定装置で測定し、前記円筒研削装置でインゴットの半径方向結晶方位kを基準としてオリフラ面を加工形成させることを開示する。
特開2009−233819号公報(特許文献5)は、単結晶インゴットを保持して軸周りに回転させるクランプ機構と、前記単結晶インゴットの回転軸方向に移動可能な円筒研削ホイールと、前記単結晶インゴットにオリエンテーションフラットおよび/またはノッチ加工を行う砥石とを具備した単結晶インゴットの円筒研削装置であって、少なくとも、予め結晶線を基準にしてマークを付された前記単結晶インゴットの側面の画像を取り込むカメラと、前記取り込んだ画像を処理するコントローラーから成り、前記マークの位置を認識して記憶する画像処理手段と、前記単結晶インゴットの結晶方位をX線回折測定するためのX線回折装置とを具備し、前記画像処理手段により前記予め付されたマークの位置を記憶し、前記クランプにより前記インゴットを軸周りに回転させながら前記円筒研削ホイールを前記インゴットの回転軸方向に移動させて前記インゴットの側面を円筒研削した後、前記X線回折装置により前記インゴットの結晶方位をX線回折測定し、前記マークの位置を基準として前記測定した回折ピークから所定の結晶方位の位置を特定し、前記特定した位置を基準として任意の位置に前記砥石によりオリエンテーションフラットおよび/またはノッチ加工を行うものであることを特徴とする単結晶インゴットの円筒研削装置を開示する。
さらに、特開2005−219506号公報(特許文献6)は、単結晶インゴットを主軸中心に回転自在に支持するとともに、該単結晶インゴットの外周面にオリフラまたはノッチ等の結晶面指標を形成するための研削基準位置と、該単結晶インゴットの結晶格子面をX線回折測定により測定するための測定点と、該単結晶インゴットに形成した結晶面指標を検出するための指標確認点とを、該単結晶インゴットの外周面軌道上にあらかじめ設定してある単結晶インゴットの位置決め加工方法であって、
前記研削基準位置と前記指標確認点との間の前記主軸を中心とする相対角度を検出する指標確認位置検出工程と、
前記指標確認点と前記測定点の間の前記主軸を中心とする相対角度を検出する測定位置検出工程と、
前記測定点にX線を照射するとともに、該測定点から反射してきたX線の強度を検出することにより、前記単結晶インゴットの結晶格子面を検出する結晶格子面検出工程と、
この結晶格子面検出工程の後、前記指標確認位置検出工程において検出した相対角度、および前記測定位置検出工程において検出した相対角度に基づき算出した、前記研削基準位置と前記測定点との間の前記主軸を中心とする相対角度だけ前記単結晶インゴットを回転することにより、該単結晶インゴットの結晶格子面を前記研削基準位置に位置決めする位置決め工程と、
前記研削基準位置を中心に前記単結晶インゴットの外周面を研削することにより、同インゴットの外周面に結晶面指標を形成する研削工程と、を含み、
前記測定位置検出工程は、単結晶インゴットの位置決め用治具を主軸中心に回転自在に支持し、該位置決め用治具の結晶面指標を前記指標確認点で検出したときの回転角度位置と、該位置決め用治具上の結晶板の結晶格子面を前記測定点で検出したときの回転角度位置とに基づき、前記指標確認点と前記測定点の間の前記主軸を中心とする相対角度を検出する工程であることを特徴とする単結晶インゴットの位置決め加工方法を提案する。
特開2002−164311号公報(特許文献7)は、円柱状に研削加工された半導体単結晶のインゴットを砥石で研削してオリエンテーションフラットを加工する方法であって、
前記インゴットを主軸部に固定する工程と、
X線方位測定機構を用いてX線により前記インゴットのオリフラ加工位置と反対側となる110面のピークサーチを行う工程と、
前記インゴットの直径を測定する工程と、
前記主軸部を基準とした位置座標の検出が可能な測定子を主軸部に固定された前記インゴットに当接させる工程と、
検出した前記位置座標に基づいて前記インゴットの中心軸と前記主軸部の中心軸との位置ずれ量を測定する工程と、
測定された前記直径及び前記位置ずれ量に基づいて前記主軸部を基準に前記砥石による研削位置を調整する工程とを有し、
前記直径を測定する工程は、前記主軸部の中心軸を中心に前記インゴットを90度回転させて、前記オリフラ加工位置と前記ピークサーチ位置から90度回転した位置において前記インゴットを一対の前記測定子で挟んだ状態で検出された位置座標に基づいて行うとともに、
前記測定子をインゴットに当接させる工程と前記位置ずれ量を測定する工程は、前記主軸部の中心軸を中心に前記インゴットを270度回転させた位置において、前記オリフラ加工位置と反対側のインゴットの側面に測定子の一方の当接面を当接させて、前記測定子の位置における座標を検出し、この位置座標に基づいて前記インゴットの中心軸と前記主軸部の中心軸との位置ずれ量を測定することを特徴とするインゴットのオリエンテーションフラット加工方法を開示する。
一方、特開2005−255463号公報(特許文献8)は、図1において、インゴットの円筒研削加工(101)後にインゴットのオリフラ加工(102)を行い、次いで、インゴットをワイヤーソウでウエハースライス加工(103)し、その後にウエハー外周研削加工(104)を行う工程図を開示する。
また、特開2011−136382号公報(特許文献9)は、図3で示す、角柱状インゴットの4隅Rコーナ部の円筒研削加工を1個の研削車9gで、角柱状インゴットの4側平面の面取りを一対の粗研削砥石10g,10gで同期制御研削加工行ったのち、その面取り面4面を一対の精密仕上げ研削砥石11g,11gで同期制御研削加工して面取りを完成させるインゴットの面取り加工装置500を開示する。
また、特開2000−158123号公報(特許文献10)は、インゴット搬送用ロボットおよびインゴットの搬送方法を開示する。
特開2009−298676号公報 特開2008−207992号公報 特開平7−308849号公報 特開2009−186181号公報 特開2009−233819号公報 特開2005−219506号公報 特開2002−164311号公報 特開2005−255463号公報の図1 特開2011−136382号公報の図3 特開2000−158123号公報
上記特許文献5に記載の円筒研削装置は、上記特許文献4記載の円筒研削装置と結晶方位加工装置を結び付けたオリフラ研削加工機と比較すると装置全体がコンパクトであり、さらに、インゴットの加工時間も短くて済む利点がある。
本願発明者らは、特許文献9に開示されるインゴットの複合面取り加工装置に開示される一対のカップホイール型研削砥石を用いると円筒研削時間が短縮される技術を上記特許文献5に記載の円筒研削装置に付加すれば、上記特許文献4記載のオリフラ研削加工機よりも更に円筒研削加工時間を短くできること、および、砥石として逆V字状砥石車をノッチ加工用砥石として用いれば、逆V字状砥石車でノッチ加工を、前記カップホイール型研削砥石でオリフラ加工することも可能であることを見出し、本発明に到った。
本発明の請求項1は、
芯出し機能を備えた主軸台(7a)と心押台(7b)よりなるクランプ装置(7)を載置する移動テーブル(4)を左右方向に延びた第一案内レール(100)上を滑走させるテーブル送り機構(200)、
上記クランプ装置(7)を載置する移動テーブル(4)と上記クランプ装置に吊架された円柱状結晶性インゴット(ワーク)とで加工ステージ(s)を形成し、
前記第一案内レール(100)に正面より向かって左側より右側に向かって、ワークの搬出入機構(300)を前記第一案内レール(100)の前側に設け、上記加工ステージ(s)とワークの搬出入機構(300)とでワークのローディング/アンローディングステージ(s)を形成、
上記加工ステージ(s)の右側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向に、かつ、このC軸を挟んで一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を前進後退可能に、かつ、昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(10,10)とで粗研削加工ステージ(sgr)を形成、
上記粗研削加工ステージ(sgr)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側にワーク寸法測定機構(20)を前記ワークのC軸に対して直交するように設け、このワーク寸法測定機構(20)と前記加工ステージ(s)とでワーク径の測定ステージ(s)を形成し、
上記ワーク径の測定ステージ(s)の右側であって前記第一案内レール(100)の後ろ側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向に円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(
11)を前進後退可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(11)とで仕上げ研削加工ステージ(sgf)を形成、
上記ワーク径の測定ステージ(s)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向上に位置し、逆V字状砥石車(12g)を軸承する砥石軸(12)を前進後退可能におよび昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(12)とでノッチ研削加工ステージ(sgn)を形成、
上記ノッチ研削加工ステージ(sgn)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてノッチ加工またはオリフラ加工させる結晶方位位置にワークを回転させて停止させる結晶方位測定ステージ(sXDR)を形成、
させたことを特徴とする、円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を提供するものである。
本発明の請求項2は、請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を用い、次の工程を経て円筒研削加工およびノッチ加工を行うことを特徴とする、円柱状ワーク(w)の複合面取り加工方法を提供するものである。
1).ワークの搬出入機構(300)を用い、円柱状ワーク(w)をローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に吊架させる。
2).ローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る右方向に移動させるとともに、一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦して粗面取り加工を行う。
3).粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る右方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワーク(w)の径(R)を測定する。
4).所望の径となった粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で仕上げ研削加工ステージ(sgf)の在る右方向に移動させるとともに、円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(11)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワークに当接させつつ、摺擦して仕上げ面取り加工を行う。
5).仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る左方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワークの径(R)を測定する。
6).所望の径となった仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で結晶方位測定ステージ(sXDR)の在る右方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてノッチ加工させる結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を回転させて停止させる。
7).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でノッチ研削加工ステージ(sgn)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置上方に逆V字状砥石車(12g)を軸承する砥石軸(12
を前進させた後、下降させて円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に逆V字状砥石車(12g)で切り込みを掛けてノッチ加工を行う。
8).ノッチ加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワークのローディング/アンローディングステージ(s)の在る左方向に移動させ、ついで、ワークの搬出入機構(300)を用いてクランプ機構(7)から円柱状ワーク(w)を複合面取り加工装置(1)外
へと搬出する。
本発明の請求項3は、請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を用い、次の工程を経て円筒研削加工およびオリフラ研削加工を行うことを特徴とする、円柱状ワーク(w)の複合面取り加工方法を提供するものである。
1).ワークの搬出入機構(300)を用い、円柱状ワーク(w)をローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に吊架させる。
2).ローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る右方向に移動させるとともに、一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦して粗面取り加工を行う。
3).粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る右方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワーク(w)の径(R)を測定する。
4).所望の径となった粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で仕上げ研削加工ステージ(sgf)の在る右方向に移動させるとともに、円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(11)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワークに当接させつつ、摺擦して仕上げ面取り加工を行う。
5).仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る左方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワークの径(R)を測定する。
6).所望の径となった仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で結晶方位測定ステージ(sXDR)の在る右方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてオリフラ研削加工させる結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を回転させて停止させる。
7).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に一方の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g)を軸承する砥石軸(10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦してオリフラ研削加工を行う。
8).オリフラ研削加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワークのローディング/アンローディングステージ(s)の在る左方向に移動させ、ついで、ワークの搬出入機構(300)を用いてクランプ機構(7)から円柱状ワーク(w)を複合面取り加工装置(
1)外へと搬出する。
本発明の請求項4は、請求項1記載のクランプ機構(7)を構成する心押台(7b)が、押圧シャフト(7S)のワーク支持軸(7b)を内蔵するハウジングの前方に設けられたリング状カラー上にタッチセンサー(7t)3本を砥石軸(10,10)芯を含む平面に対し平行となるように左右に2本(7t,7t)、上部に1本(7t)設けたことを特徴とする、請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を提供するものである。
本発明の複合面取り加工装置1は、カップホイール型粗研削砥石の一対10g,10gを同時に用いて円柱状ワーク(w)の研削取り代0.8〜2mmを円筒粗研削加工できるので、特許文献5記載の複合面取り加工装置の円筒研削装置と比較して円筒研削加工時間を1/2に短縮できる。仕上げ研削砥石11gによる研削取り代は、2〜20μmと少ないので1個のカップホイール型仕上げ研削砥石11gで充分である。1台のカップホイール型仕上げ研削砥石11gとしたことで、ワーク寸法測定機構20および逆V字状砥石車12gを軸承する砥石軸12の配置が容易となり、複合面取り加工装置1のフットプリントをコンパクトに設計できた。
また、本発明の複合面取り加工装置1は、カップホイール型粗研削砥石10gまたはカップホイール型仕上げ研削砥石11g1個でオリフラ研削加工も可能である。
また、3本のタッチセンサー7tの内、2本のタッチセンサー7t,7tにより円筒研削用カップホイール型粗研削砥石10g,10gの位置座標、カップホイール型仕上げ研削砥石11gの位置座標を確認でき、残りの1本のタッチセンサー7tにより逆V字状砥石車12gの位置座標を確認でき、これら砥石10g,10g、11g、12gの磨耗量を計算することができる。
図1は複合面取り加工装置の平面図である。 図2は粗研削加工ステージの側面面である。 図3はワーク径の測定ステージ(s)の側面図である。 図4はノッチ研削加工ステージ(sgn)の側面図である。 図5は心押台の平面図である。 図6はワーク外周面を面取り加工している作業図であり、ワークの端面方向から見た図である。図6aは円筒粗研削加工作業を、図6bは円筒仕上げ研削加工作業を、図6cはオリフラ研削加工作業を示す。
図1に示される本発明の複合面取り加工装置(1)は、加工ステージ(s)、ワークのローディング/アンローディングステージ(s)、粗研削加工ステージ(sgr)、ワーク径の測定ステージ(s)、仕上げ研削加工ステージ(sgf)、ノッチ研削加工ステージ(sgn)および結晶方位測定ステージ(sXDR)を有する。前記粗研削加工ステージ(sgr)はワークのオリフラ研削加工ステージとして利用することも可能である。
上記加工ステージ(s)は、芯出し機能を備えた主軸台7aと心押台7bよりなるクランプ装置7を載置する移動テーブル4を左右方向に延びた第一案内レール100上を滑走させる、前記移動テーブル4の底面に設けられたボールネジ固定具4f(図2参照)、ボールネジ4b、ボールネジの駆動用アクチュエータ4mよりなるテーブル送り機構200を備え、上記クランプ装置7を載置する前記移動テーブル4と上記クランプ装置7に吊
架された円柱状結晶性インゴット(w)とで加工ステージ(s)が形成される。加工ステージ(s)は、本体カバー装置400、引き出し扉400aで覆われている。
図5に示すように、前記心押台7bは、押圧シャフト7Sのワーク支持軸7bを内蔵するハウジングの前方に設けられたリング状カラー7r上にタッチセンサー7tを3本、砥石軸10,10芯を含む平面に対し平行となるように左右に2本7t,7t、上部に1本7t設けてある。前記2本のタッチセンサー7t,7tにより円筒研削用カップホイール型粗研削砥石10g,10gの位置座標、カップホイール型仕上げ研削砥石11gの位置座標を確認でき、残りの1本のタッチセンサー7tにより逆V字状砥石車12gの位置座標を確認でき、これら位置座標のデジタル数値を数値制御装置の記録部が受信し、これら砥石10g,10g、11g、12gの磨耗量を演算部で計算することができる。また、これらの位置座標のデジタル数値から研削開始時の砥石の位置座標を補正することができる。
前記ワークのローディング/アンローディングステージ(s)は、前記第一案内レール100の正面に向かって左側であって、第一案内レール100の前側に設けられたワークの搬出入機構300と前記加工ステージ(s)とでワークのローディング/アンローディングステージ(s)が形成される。ワークの搬出入機構300は、ワークストッカー14,14,14の丸字棚段に保管されているワーク(w)1本の中央部を1対の爪で挟持し、両爪を上昇させることによりワークを吊り上げ、ついで、後退、右方向への移動、下降してロードポート8前に位置させ、さらに後退させることによりこのロードポート8からワークをクランプ装置7の主軸台7aと心押台7b間へと搬送する。ワークの一端を主軸台7aのセンター支持軸7a1に当接させた後、心押台7bを空気シリンダーで右方向に移動させてセンター支持軸7bに他端を当接させワークを宙吊り状態に支架する。ついで、前記一対の爪を離間させてワークの把持を開放し、ついで、前記一対の両爪を支持する固定台13fを上昇させ、左方向に移動させ、さらに、前方向に後退させ両爪を待機位置へと戻す。
粗研削加工ステージ(sgr)は、上記ワークのローディング/アンローディングステージ(s)の右側に、前記クランプ装置7の支持軸7a,7bに吊架されるワークのC軸に対し直角方向に、かつ、このC軸を挟んで一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石10g,10gを軸承する砥石軸10,10を前進後退可能に、かつ昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸10,10とで粗研削加工ステージ(sgr)が形成される。
図2に示すように、粗研削加工ステージ(sgr)の砥石軸10は、第一サーボモータ10m,10mにより回転され、第二サーボモータ10m,10m駆動により昇降可能となっている。また、砥石台テーブル10t,10t上の前記砥石軸10,10は、第三サーボモータ10m,10m駆動によりボールネジ10s,10sを回転駆動させ、ワークwに対し前進後退可能となっている。
ワーク径の測定ステージ(s)は、上記粗研削加工ステージ(sgr)の右側であって前記第一案内レール100の前側にワーク寸法測定機構20を前記ワークのC軸に対して直交するように設け、このワーク寸法測定機構20と前記加工ステージ(s)とでワーク径の測定ステージ(s)は形成される。ワーク寸法測定機構20としては、レーザー光変位センサーを利用したワーク寸法測定機構、CCDカメラを備えた撮像装置を利用することができ、ワークのC軸からワークの外周までの半径距離(r)を演算し、表示板にその数値rを表示できるものが使用される。
仕上げ研削加工ステージ(sgf)は、図1に示すように、上記ワーク径の測定ステー
ジ(s)の右側であって前記第一案内レール100の後ろ側に、前記クランプ装置の支持軸7a,7bに吊架されるワークのC軸に対し直角方向に円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石11gを軸承する砥石軸11を前進後退可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸11とで仕上げ研削加工ステージ(sgf)が形成される。
カップホイール型円筒粗研削砥石10g,10gおよびカップホイール型円筒仕上げ研削砥石11gのカップホイール型砥石直径は、ワークが2〜6インチのサファイア基板用円柱状インゴットブロックであるときは、100〜240mmである。また、ワークが8〜12インチ径の単結晶シリコンインゴットの場合は、ワーク径の1.15〜1.45倍の径である。カップ砥石片の幅は3〜10mm、リング状砥石幅は5〜15mmであるのがワークの研削焼け防止の観点から好ましい。
カップホイール型円筒研削砥石10g,11gの砥粒は、ダイヤモンド砥粒、CBN砥粒が好ましく、結合剤(ボンド)はメタルボンド、ビトリファイドボンド、エポキシレジンボンドがよい。例えば、カップホイール型円筒研削砥石は特開平9−38866号公報、特開2000―94342号公報や特開2004−167617号公報等に開示される有底筒状砥石台金の下部環状輪に砥石刃の多数を研削液が散逸する隙間間隔で環状に配置したカップホイール型砥石で、台金の内側に供給された研削液が前記隙間から散逸する構造のものが好ましい。このカップホイール型円筒研削砥石の環状砥石刃の直径は、ワーク直径の1.2〜1.5倍の直径であることが好ましい。前記カップホイール型粗研削砥石10gの環状砥石刃は、砥番100〜280番のダイヤモンドレジンボンド砥石、またはダイヤモンドビトリファイドボンド砥石が好ましい。また、カップホイール型仕上げ研削砥石11gの環状砥石刃は、砥番300〜1,200番のダイヤモンドレジンボンド砥石、ダイヤモンドビトリファイドボンド砥石、またはダイヤモンドメタルボンド砥石が好ましい。
研削液としては、純水、コロイダルシリカ水分散液、セリア水分散液、SC−1液、SC−2液、あるいは、これら水分散液に有機リン化合物を配合した水分散液を利用するのが好ましい。
一対のカップホイール型砥石10g,10gによるワークの円筒粗研削加工は、ワークを宙吊りに支架したクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を左右方向に1〜15mm/分速度で移動させながら、かつ、主軸台のセンター支持軸7aを10〜300rpmの回転速度で回転させながら800〜3,000rpmの回転速度で回転しているカップホイール型砥石の一対10g,10gの砥石軸をクランプ装置7のC軸心側へ前進させてカップホイール型砥石10g,10gの刃先位置がクランプ装置7のC軸心から(R/2−t)の距離(研削開始点位置)までインフィードして研削加工を開始し、研削液を5〜100cc/分の量研削作業点に供給させながら前記カップホイール型砥石の一対10g,10gにより移動するインゴットブロック外周面厚みをtmmの取り代量除去するインフィード円筒研削加工である。
前述のノッチ研削加工ステージ(sgn)は、上記ワーク径の測定ステージ(s)の右側であって、前記第一案内レール100の前側に、前記クランプ装置の支持軸7a,7bに吊架されるワークのC軸に対し直角方向上に位置し、逆V字状砥石車12gを軸承する砥石軸12を前進後退可能に、かつ、昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸12とでノッチ研削加工ステージ(sgn)は形成される。
図4に示すように、ノッチ研削加工ステージ(sgn)の砥石軸12は、砥石台12t上に搭載され、サーボモータ12mの駆動により回転可能となっており、また、サーボモータ12mの駆動により昇降可能となっている。更に、サーボモータ12mの駆
動により砥石台12tをワークwに対し前進後退させることにより逆V字状砥石車12gを軸承する砥石軸12をワークwに対し前進後退可能としている。図4において、前記逆V字状砥石車12gは実線で砥石待機位置で示され、仮想線でワークノッチ研削加工開始位置に示されている。
結晶方位測定ステージ(sXDR)は、図1で仮想線により示される前記加工ステージ(s)と、上記ノッチ研削加工ステージ(sgn)の右側であって前記第一案内レール100の前側に、前記クランプ装置の支持軸7a,7bに吊架されるワークにX線を照射し、その反射光を受け入れてワークの結晶方位を測定し、結晶方位を記憶させるX線方位位置測定機器(XDR)とで形成され、測定したワークの結晶方位位置に前記クランプ装置の主軸台7aの支持軸7aを回転させてノッチ加工またはオリフラ加工させる結晶方位位置にワークを回転させて停止させる機能を有する。
ワークwが単結晶シリコンインゴットの場合、結晶方位が<111>、<511>、<100>4°OFFをオリフラ研削結晶方位と定める。オリフラ研削加工、もしくは、Vノッチ加工するワークの結晶方位は、この3つの結晶方位のうち、どれか1つで良い。(特許文献5参照)。また、クランプ機構7に吊架されたワークの結晶方位の位置決め方法は、特許文献6、特許文献3に記載されている。
図3に示すように、前記結晶方位測定ステージ(sXDR)を構成するX線回析結晶方位測定器付きレーザー装置(X-ray diffraction)XDRは、X線照射器9a、X線回析
器9b、CCDカメラ9d、ワーク台、時間回路を有するコントローラ等を備える。ワークの撮像、ワークの結晶方位測定、ワークへのレーザーマーキング、ワークのC軸からワークの外周までの半径の算出などが可能である。前記クランプ装置の支持軸7a,7bに吊架されるワークwにX線をX線照射器9aより照射し、その反射光をX線回析器9bが受け入れてワークの結晶方位を測定する。図1で示す9cは、角度調製つまみである。
図1に示す複合面取り加工装置1を用い、円柱状ワーク(w)の円筒研削加工、ノッチ研削加工またはオリフラ研削加工を実施する工程は次の順序で行われる。
1).ワークの搬出入機構300を用い、円柱状ワーク(w)をローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構7の主軸台7aの支持軸7aと心押台7bの支持軸7b間に吊架させる。
2).ローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る右方向に移動させるとともに、一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石10g,10gを軸承する砥石軸10,10を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦して粗面取り加工を行う。一対の砥石軸10,10の軸芯高さは図1および図6aに示すように5〜75mm離れるようにして研削するのが好ましい。
3).粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上でワーク径の測定ステージ(s)の在る右方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構20で円柱状ワーク(w)の径(R)を測定する。
4).所望の径となった粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上で仕上げ研削加工ステージ(
gf)の在る右方向に移動させるとともに、円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石11gを軸承する砥石軸11を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワークに当接させつつ、摺擦して仕上げ面取り加工を行う。(図6b参照)
5).仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上でワーク径の測定ステージ(s)の在る左方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構20で円柱状ワークの径(R)を測定する。
6).所望の径となった仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上で結晶方位測定ステージ(sXDR)の在る右方向に移動させるとともに、前記クランプ装置7に吊架されている円柱状ワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台7aの支持軸7aを回転させてノッチ加工させる結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を回転させて停止させる。
7).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上でノッチ研削加工ステージ(sgn)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置7に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置上方に逆V字状砥石車12gを軸承する砥石軸12を前進させた後、下降させて円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に逆V字状砥石車12gで切り込みを掛けて円筒状ワークにノッチ加工を行う。
上述のノッチ加工ではなく、オリフラ研削加工する(図6c参照)ときは、上記7)工程に代えて次の7’)オリフラ研削加工を採る。
7’).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置7に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に一方の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石10gを軸承する砥石軸10を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦してオリフラ研削加工を行う。
8).ノッチ研削加工またはオリフラ研削加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構7を搭載するワークテーブル4を第一案内レール100上でワークのローディング/アンローディングステージ(s)の在る左方向に移動させ、ついで、ワークの搬出入機構300を用いてクランプ機構7から円柱状ワーク(w)を複合面取り加工装置1外へと搬出し、ワークストッカー14の丸字棚段に保管する。
ワークの研削加工時には、砥石の磨耗量が研削加工時間(砥石寿命)に大きな影響を及ぼすので、上記の研削加工中、研削加工前あるいは研削加工後に砥石をタッチセンサー7tに接触させて砥石の位置座標を測定し、砥石の磨耗量を算出する。
本発明の複合面取り加工装置1は、結晶性化合物インゴットの円筒研削加工時間を従来の円筒研削装置およびノッチ研削装置の複合面取り加工装置と比較し、円筒研削加工時間を約1/2に短縮できる。また、心押台7bにタッチセンサー7tを付属させたので、砥石の交換時期を判断するのに役立つ。
1 複合面取り加工装置
w 円柱状ワーク
加工ステージ
ワークのローディング/アンローディングステージ
gr 粗研削加工ステージ
ワーク径の測定ステージ
gf 仕上げ研削加工ステージ
gn ノッチ研削加工ステージ
XDR 結晶方位測定ステージ
XDR X線方位位置測定機器
4 ワークテーブル
6 第二案内レール
7 クランプ機構
7a 主軸台
7b 心押台
7t タッチセンサー
8 ロードポート
10g カップホイール型粗研削砥石
11g カップホイール型仕上げ研削砥石
12g 逆V字状砥石車
13 オートローダー機器
14 ワークストッカー
20 ワーク寸法測定機構
100 第一案内レール
200 テーブル送り機構
300 ワークの搬出入機構

Claims (4)

  1. 芯出し機能を備えた主軸台(7a)と心押台(7b)よりなるクランプ装置(7)を載置する移動テーブル(4)を左右方向に延びた第一案内レール(100)上を滑走させるテーブル送り機構(200)、
    上記クランプ装置(7)を載置する移動テーブル(4)と上記クランプ装置に吊架された円柱状結晶性インゴット(ワーク)とで加工ステージ(s)を形成し、
    前記第一案内レール(100)に正面より向かって左側より右側に向かって、ワークの搬出入機構(300)を前記第一案内レール(100)の前側に設け、上記加工ステージ(s)とワークの搬出入機構(300)とでワークのローディング/アンローディングステージ(s)を形成、
    上記加工ステージ(s)の右側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向に、かつ、このC軸を挟んで一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を前進後退可能に、かつ、昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(10,10)とで粗研削加工ステージ(sgr)を形成、
    上記粗研削加工ステージ(sgr)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側にワーク寸法測定機構(20)を前記ワークのC軸に対して直交するように設け、このワーク寸法測定機構(20)と前記加工ステージ(s)とでワーク径の測定ステージ(s)を形成し、
    上記ワーク径の測定ステージ(s)の右側であって前記第一案内レール(100)の後ろ側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向に円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(11)を前進後退可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(11)とで仕上げ研削加工ステージ(sgf)を形成、
    上記ワーク径の測定ステージ(s)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークのC軸に対し直角方向上に位置し、逆V字状砥石車(12g)を軸承する砥石軸(12)を前進後退可能におよび昇降可能に設け、前記加工ステージ(s)と前記砥石軸(12)とでノッチ研削加工ステージ(sgn)を形成、
    上記ノッチ研削加工ステージ(sgn)の右側であって前記第一案内レール(100)の前側に、前記クランプ装置の支持軸(7a,7b)に吊架されるワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてノッチ加工またはオリフラ加工させる結晶方位位置にワークを回転させて停止させる結晶方位測定ステージ(sXDR)を形成、
    させたことを特徴とする、円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)。
  2. 請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を用い、次の工程を経て円筒研削加工およびノッチ加工を行うことを特徴とする、円柱状ワーク(w)の複合面取り加工方法。
    1).ワークの搬出入機構(300)を用い、円柱状ワーク(w)をローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に吊架させる。
    2).ローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る右方向に移動させるとともに、一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦して粗面取り加工を行う。
    3).粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載す
    るワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る右方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワーク(w)の径(R)を測定する。
    4).所望の径となった粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で仕上げ研削加工ステージ(sgf)の在る右方向に移動させるとともに、円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(11)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワークに当接させつつ、摺擦して仕上げ面取り加工を行う。
    5).仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る左方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワークの径(R)を測定する。
    6).所望の径となった仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で結晶方位測定ステージ(sXDR)の在る右方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてノッチ加工させる結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を回転させて停止させる。
    7).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でノッチ研削加工ステージ(sgn)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置上方に逆V字状砥石車(12g)を軸承する砥石軸(12)を前進させた後、下降させて円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に逆V字状砥石車(12g)で切り込みを掛けてノッチ加工を行う。
    8).ノッチ加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワークのローディング/アンローディングステージ(s)の在る左方向に移動させ、ついで、ワークの搬出入機構(300)を用いてクランプ機構(7)から円柱状ワーク(w)を複合面取り加工装置(1)外
    へと搬出する。
  3. 請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)を用い、次の工程を経て円筒研削加工およびオリフラ研削加工を行うことを特徴とする、円柱状ワーク(w)の複合面取り加工方法。
    1).ワークの搬出入機構(300)を用い、円柱状ワーク(w)をローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に吊架させる。
    2).ローディング/アンローディングステージ(s)位置にあるクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る右方向に移動させるとともに、一対の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g,10g)を軸承する砥石軸(10,10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦して粗面取り加工を行う。
    3).粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る右方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワーク(w)の径(R)を測定する。
    4).所望の径となった粗面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で仕上げ研削加工ステージ(sgf)の在る右方向に移動させるとともに、円筒研削用カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を軸承する砥石軸(11)を円柱状ワークに対して前進させ
    るとともに回転させて円柱状ワークに当接させつつ、摺擦して仕上げ面取り加工を行う。
    5).仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワーク径の測定ステージ(s)の在る左方向に移動させるとともに、ワーク寸法測定機構(20)で円柱状ワークの径(R)を測定する。
    6).所望の径となった仕上げ面取り加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で結晶方位測定ステージ(sXDR)の在る右方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワークの結晶方位をX線方位位置測定機器(XDR)で測定し、前記クランプ装置の主軸台(7a)の支持軸(7a)を回転させてオリフラ研削加工させる結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を回転させて停止させる。
    7).結晶方位位置に円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上で粗研削加工ステージ(sgr)の在る左方向に移動させるとともに、前記クランプ装置(7)に吊架されている円柱状ワーク(w)の結晶方位位置に一方の円筒研削用カップホイール型粗研削砥石(10g)を軸承する砥石軸(10)を円柱状ワークに対して前進させるとともに回転させて円柱状ワーク(w)に当接させつつ、摺擦してオリフラ研削加工を行う。
    8).オリフラ研削加工された円柱状ワーク(w)を吊架するクランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)を第一案内レール(100)上でワークのローディング/アンローディングステージ(s)の在る左方向に移動させ、ついで、ワークの搬出入機構(300)を用いてクランプ機構(7)から円柱状ワーク(w)を複合面取り加工装置(
    1)外へと搬出する。
  4. 請求項1記載のクランプ機構(7)を構成する心押台(7b)が、押圧シャフト(7S)のワーク支持軸(7b)を内蔵するハウジングの前方に設けられたリング状カラー上にタッチセンサー(7t)3本を砥石軸(10,10)芯を含む平面に対し平行となるように左右に2本(7t,7t)、上部に1本(7t)設けたことを特徴とする、請求項1記載の円柱状ワークの複合面取り加工装置(1)。
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