JP5784779B2 - 単点リニア蒸発源システム - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発源システムに関し、特に、単点リニア蒸発源システムに関する。
現在、有機発光ダイオード(OLED)アセンブリの製造において、未だに熱蒸着をメインとし、蒸着源メーカーだけでなくユーザーも蒸発源性能の向上に注力し、材料利用率を高めて材料コストを低減し、かつOLEDアセンブリの例えば蒸着薄膜の膜厚の均一性などの性能を向上させることが求められている。
従来、熱蒸着技術に用いる蒸発源の種類は、主に点蒸発源システム、クラスタリニア蒸発源システム、単点リニア蒸発源システム及び面蒸発源システムを含む。また、点蒸発源システムは、蒸着材料が収容される1つの坩堝を含み、基板が坩堝の上方に設けられる。点蒸発源システムを用いて薄膜を蒸着する場合、材料利用率が低く、通常10%未満であり、薄膜の均一性が悪く、均一度が通常10%より小さい。ここで、膜の均一度は、膜の均一度=(最大膜厚-最小膜厚)/(最大膜厚+最小膜厚)により表される。クラスタリニア蒸発源システムは、少なくても2つの平行に配列されている長溝形の坩堝を含み、各長溝形の坩堝の底部にそれぞれ異なる材料が敷かれ、該クラスタリニア蒸発源システムを用いて薄膜を蒸着すると、膜の均一性は良好(<5%)であるが、材料利用率が低い(10%-20%)。面蒸発源システムは、蒸着の目標面積と同じ面積又は目標面積より大きい面積を有する本体蒸着薄膜を含む。面蒸発源システムを用いて薄膜を蒸着すると、材料利用率は良好(>40%)であるが、薄膜の均一性が不安定(小于10%)になる。
図1に示されるように、従来の単点リニア蒸発源は、細長状の本体10を含み、本体10内にキャビティーを有し、本体10の天井部に複数のノズル12が設けられ、本体10の底部が中央位置において坩堝20と連通している。基板100に対して薄膜を蒸着する時に、坩堝20が加熱装置(図示略)により加熱され、坩堝20内の蒸着材料も加熱されて蒸気に気化され、本体10のキャビティーに流れた後ノズル12を介して基板100に吐出されることにより、基板100の下面に薄膜を付着させる。
従来の単点リニア蒸発源システムにおいて、本体10が細長状であり、坩堝20が本体10の底部の中央位置に接続されているので、キャビティー内に流れる蒸気は、坩堝20に近い中央位置では濃度が比較的高く、坩堝20の中央位置から離れる両端部側では濃度が比較的低い。すなわち、キャビティー内の飽和蒸気圧がアンバランスであり、そのため、基板100上に付着される膜厚にバラツキが生じてしまい、特に、基板100の両端部側における薄膜の膜厚の均一性がより低下してしまう。大型の薄膜を製造する場合、従来の単点リニア蒸発源システムにより蒸着される膜の均一性が悪いという問題がより顕著になる。
本発明は、均一度の良い薄膜を製造するための単点リニア蒸発源システムを提供することを目的とする。
上記目的を果すために、本発明は、下記の技術方案を採用する:
本発明は、基板上に薄膜を蒸着する単点リニア蒸発源システムを提供し、当該単点リニア蒸発源システムは、本体と、蒸発器と、2枚のガイド板とを含む。前記本体は、細長状のものであり、細長状のキャビティーを含み、前記本体の前記基板に対向する面に、前記基板に蒸着気体を吹き付けるためのものであって前記キャビティーに連通する複数のノズルが設けられている。蒸発器は、前記キャビティーに連通する開口部を備え、内部に収容された蒸着材料を蒸発させるためのものである。2枚のガイド板は、傾斜するように前記キャビティー内の両端部に設けられ、前記ガイド板の周側と前記本体が密封されるように接続され、前記2枚のガイド板の間の距離は、前記基板に近接する一端の間が、前記蒸発器に近接する一端の間より長い。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ガイド板は、角度が調整可能に前記本体に設けられている。
本発明の1つの実施形態によれば、当該単点リニア蒸発源システムは、さらに、電動機又はモーターを含み、前記ガイド板は、第1の板体と第2の板体を含み、前記第1の板体の上端部が回転可能に前記本体に接続され、前記第2の板体の上部が摺動可能に前記第1の板体の下部に接続され、前記電動機又はモーターの出力軸が前記本体に設けられている貫通孔を貫通して、前記第1の板体に接続されている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記第1の板体の下部と前記第2の板体の上部の中の何れの一方が中空の空間を有し、前記第1の板体の下部と前記第2の板体の上部の中の他方が前記中空の空間内に挿入される。
本発明の1つの実施形態によれば、前記第2の板体の上部が前記第1の板体の下部に重なって配置され、前記第2の板体と第1の板体の中の何れの一方に少なくとも1本の凹溝が設けられ、前記第2の板体と第1の板体の中の他方に前記凹溝に対応する形状の少なくとも1本の凸条が設けられている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記凹溝は、燕尾状又は楕円状である。
本発明の1つの実施形態によれば、前記単点リニア蒸発源システムは、一端が前記蒸発器の開口部に連通し、他端が前記キャビティーに連通し、内径が前記蒸発器の開口部のサイズようり小さい接続管をさらに含む。
本発明の1つの実施形態によれば、前記単点リニア蒸発源システムは、さらに、排気管と、プレナムチャンバーと、弁と、を含む。排気管の一端が前記接続管に連通し、プレナムチャンバーが前記排気管の他端部に連通し、弁が前記接続管内に取り付けられ、前記単点リニア蒸発源システムが動作している時、前記弁は、前記蒸発器と前記キャビティーを連通させるとともに、前記蒸発器と前記排気管との連通を切断する状態となり、前記単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、前記弁は、前記蒸発器と前記キャビティーとの連通を切断するとともに、前記キャビティーと前記排気管を連通させる状態となる。
本発明の1つの実施形態によれば、前記単点リニア蒸発源システムは、さらに、3ポート弁と、排気管と、プレナムチャンバーと、を含む。3ポート弁は、3つのポートを備え、第1のポートが前記蒸発器に連通し、第2のポートが前記本体のキャビティーに連通し、排気管の一端が前記3ポート弁の第3のポートに連通し、プレナムチャンバーが前記排気管の他端部に連通し、前記単点リニア蒸発源システムが動作している時、前記第1のポート、第2のポートが開放されるとともに、第3のポートが閉塞され、前記単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、前記第1のポートが閉塞されるとともに、第2のポート、第3のポートが開放される。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体の両端部に近隣する前記ノズルは、前記基板の端部の方向に向かう。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体の中央部に位置するいくつかのノズルの直径は、前記本体の両端部に位置するノズルの直径より小さい。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体の長さは、前記基板の長さより短い。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体の長さは、前記基板の長さの1/2〜4/5である。
本発明の1つの実施形態によれば、前記蒸発器は、坩堝である。
本発明の1つの実施形態によれば、前記2枚のガイド板は、対称するように設けられている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体の両端部に近隣する前記ノズルは、傾斜するように設けられている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ノズルは、前記本体に設置されたノズル板に設けられている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ノズル板は、前記本体と一体に形成されている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ガイド板は、前記本体と一体に形成されている。
本発明の1つの実施形態によれば、前記本体は、亜鉛めっき鋼板又はチタンから製造される。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ガイド板は、亜鉛めっき鋼板又はチタンから製造される。
本発明の1つの実施形態によれば、前記ガイド板は円弧状である。
上記の技術案からわかるように、本発明の単点リニア蒸発源システムの利点と積極的な效果は、下記のように、本発明の単点リニア蒸発源システムにおいて、傾斜するように本体のキャビティー内の両端部側に設置された2枚のガイド板により、キャビティーの形状を変化させ、蒸発器付近のキャビティーの縦断面が比較的小さく、基板付近のキャビティーの縦断面が比較的大きくなるため、キャビティー内の蒸気圧力のバランスを有効に改善させることができ、キャビティー内の中央部位置及び両端部位置における蒸気圧が均等になり、基板上に蒸着される薄膜の均一度を向上させる。
下記のように、好ましい実施例について図面を参照しながら説明することにより、本発明の上記目的及び他の目的、特徴、利点がより明確になる。
従来の単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例及び第4の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの効果を示す図である。 本発明の第5の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第6の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 図8A中の線A-Aの断面図である。 本発明の第7の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成を模式的に示す図である。 図9A中の線B-Bの断面図である。
以下、本発明の具体的な実施例について、詳細に説明する。ここで開示された実施例は、例を挙げて説明するためのものであり、本発明に対する制限的なものではないと考えられるべきである。
第1の実施例
図2に示されるように、本発明の第1の実施例に係る単点リニア蒸発源システムは、基板100上に薄膜を蒸着するためのものである。本第1の実施例における単点リニア蒸発源システムは、本体10、坩堝20、2枚のガイド板70及び複数のノズル12を含む。
本体10は、一定の距離を隔てて基板100の下方に平行に設けられている。本体10は、例えば、亜鉛めっき鋼板又はチタンなどの金属材料から製造されることができ、当該本体10は、細長状の外観を持ち、例えば、天井面と、底面と、両側面と、両端面に囲まれてなる直方体形状のものであり、本体10内に細長状のキャビティーを有する。単点リニア蒸発源システムの全体の体積を減少させるために、本体10の長さは、基板100の長さより短く、例えば、本体10の長さを、基板100の長さの1/2〜4/5にする。本体10には、当該本体10を加熱するためのヒーター(図示略)が取り付けられることができる。
坩堝20は、キャビティーの中央部と連通する開口部を備え、当該坩堝20内に収容された蒸着材料を蒸発させる。坩堝20の外部には、当該坩堝20を加熱するためのヒーター(図示略)が設置されることが可能である。本発明における坩堝20は、他のタイプの蒸発器に取り替えられても良い。
2枚のガイド板70は、例えば亜鉛めっき鋼板又はチタンなどの金属材料から製造されることができ、傾斜するようにキャビティーの両端部に配置されており、また、2枚のガイド板70の間の距離は、坩堝20に近接する一端の間の距離が、基板100に近接する一端の間の距離より短い。従来の単点リニア蒸発源システムにおいて、キャビティー内の各箇所における横断面面積が同様で、且つ各箇所の縦断面面積も同様であるため、キャビティーの中央部における蒸気の濃度が、キャビティーの両端部における蒸気の濃度より高くなり、蒸着膜の不均一性を生じてしまう。本発明において、2枚のガイド板70を設けることで、本体10のキャビティー形状を変化させ、キャビティーの坩堝20に近接する部分の縦断面面積を基板100に近接する部分の縦断面面積より小さくするとともに、キャビティーの中央部の横断面面積をキャビティーの両端部の横断面面積より大きくする。つまり、キャビティーの両端部は、基板100から坩堝20への方向に向かって内側に収縮することにより、キャビティーの両端部の空間を縮小させ、それに対して、キャビティーの両端部付近の蒸気の濃度を増加させるため、キャビティー内の中央部及び両端部における蒸気圧が均等になり、基板100上に蒸着される薄膜の均一度を向上させる。
さらに、本体10が基板100の中心に位置を合わせて基板100に対向するように配置される場合、2枚のガイド板70は、本体10の中心横断面13について対称するように配置され、この場合、形成されたキャビティーの縦断面が逆台形になる。気体を有効に遮断するために、ガイド板70の周側と本体10との間が密封されるように両者を接続することが好ましく、例えば,ガイド板70の周側と本体10との間に密封シールを介在させる。なお、ガイド板70は、本体10と一体に形成されても良い。本第1の実施例において、ガイド板70は、平板状であるが、円弧状などの他の形状であっても良い。
複数のノズル12は、ノズル板に取り付けられ、ノズル板は、例えば本体10の頂板を構成するように本体10と一体に形成されることができる。ノズル12は、基板100に蒸着気体を吹き付けるためのものである。複数のノズル12の配置は、様々な方式があり、例えば、本体の両端部に近隣するノズルが傾斜に設置され、具体的には、本体10の両端部に近隣するノズル12が基板100の端部に向かうように設置されてもよく、両端部のノズル12が中央部のノズル12に対して高密度に配置され、かつ、本体10の中央部に位置するノズル12の直径が本体10の両端部に位置するノズル12の直径より小さくてもいい。例えば、本体10の中央部からその両端部に向かって離れるにつれて、ノズル12の直径が大きくなるように配置することができる。いくつかのノズル12を上記のように配列することで、基板100の両端部における薄膜の膜厚の均一度を有効に高めることができる。
第1の実施例において、単点リニア蒸発源システムが動作している時、坩堝20内の蒸着材料が加熱されて蒸発され、キャビティーに流れ込まれた後、複数のノズル12を介して吐き出され、基板100の下面に蒸着される。
第2の実施例
図3に示されるように、本発明の第2の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成は、第1の実施例とほぼ同様であり、相違点は、ただ、当該第2の実施例の単点リニア蒸発源システムがさらに接続管30を備えることにある。接続管30の一端は坩堝20の開口部に連通し、他端はキャビティーに連通する。即ち、坩堝20とキャビティーとは接続管30を介してお互いに連通する。ここで、接続管は、その内径が坩堝20の開口部のサイズより小さく、坩堝20からの蒸気を収集する機能を発揮し、これにより、坩堝20内の蒸気のオーバーフローを抑制することができ、材料の無駄を抑制することができる。
本第2の実施例における単点リニア蒸発源システムの他の構成は、第1の実施例と同様であるため、ここで、説明を省略する。
第3の実施例
図4に示されるように、本発明の第3の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成は、第2の実施例とほぼ同様であり、相違点は、ただ、本第3の実施例の単点リニア蒸発源システムが、さらに、排気管40、プレナムチャンバー50及び弁を含むことにある。排気管40の一端は接続管30に連通し、他端はプレナムチャンバー50に連通する。弁は、接続管30内に取り付けられている(図示略)。
単点リニア蒸発源システムが動作している時、該弁は、坩堝20とキャビティーを連通させるとともに、坩堝20と排気管40との連通を切断する状態になることで、坩堝20からの蒸気をキャビティーに流通させ、一方、単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、弁は、坩堝20とキャビティーの連通を切断するとともに、キャビティーと排気管40を連通させる状態となることで、排気管40を介してキャビティーに溜めた蒸気をプレナムチャンバー50に回収させ、材料の浪費を防止することができる。
本第3の実施例における単点リニア蒸発源システムの他の構成は、第2の実施例と同様であるため、ここで、説明を省略する。
第4の実施例
図5に示されるように、本発明の第4の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成は、第1の実施例とほぼ同様であり、相違点は、ただ、当該第4の実施例の単点リニア蒸発源システムが、さらに、3ポート弁60、排気管40及びプレナムチャンバー50を含むことにある。3ポート弁60は、坩堝20に連通する第1のポートと、本体10のキャビティーに連通する第2のポートと、排気管40の一端部に連通する第3のポートとを備え、排気管40の他端部はプレナムチャンバー50に連通する。本第4の実施例において、坩堝20、キャビティー及び排気管40は、3ポート弁60を介して互いに連通することができる。
単点リニア蒸発源システムが動作している時、3ポート弁60の第1のポート、第2のポートを開放するとともに、第3のポートを閉塞することで、坩堝20から蒸発された蒸気をキャビティーに流通させ、一方、単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、3ポート弁60の第1のポートを閉塞するとともに、第2のポート、第3のポートを開放することで、排気管40を介してキャビティーに溜めた蒸気をプレナムチャンバー50に回収させ、材料の浪費を防止することができる。
本第4の実施例における単点リニア蒸発源システムの他の構成は、第1の実施例と同様であるため、ここで、説明を省略する。
図6を参照すると、図6は、本発明の第3の実施例及び第4の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの效果を示す図である。図から分かるように、キャビティー内の蒸気圧力のバランスが比較的良く、それに加えて、両端部側のノズル12が傾斜に設置されることにより、各ノズル12により吹き付けられた蒸気の密度や圧力が比較的均等になるため、基板100上に形成された薄膜の膜厚が非常に均等になり、検証した結果、薄膜の均一度が±3%より小さい。一方、本発明の単点リニア蒸発源システムは、動作を終了した後、キャビティーの蒸気をプレナムチャンバー50に回収可能であるため、材料使用率が30%を上回る。
本発明の単点リニア蒸発源システムにおいて、ガイド板70の本体10に対する傾斜角度θは、基板100の長さと本体10の長さとの差分に関係し、差分が大きくなるほど、傾斜角度θが小さくなる。そのため、基板100の長さと本体10長さとの差分に応じて、ガイド板70の本体10に対する傾斜角度θも異なり、また、2枚のガイド板70がそれぞれ本体10に対する傾斜角度は(図1〜図5に示されるように)同じであっても良く、異なっても良い(図示略)。
第5の実施例
図7を参照すると、本発明の第5の実施例に係る単点リニア蒸発源システムにおいて、ガイド板70は、本体10に対する傾斜角度θを調整可能に本体10に取り付けられる。第5の実施例に係る当該単点リニア蒸発源システムは、例えば,さらに電動機80を備えるが、この電動機80をモーターに取り替えても良い。ガイド板70は、第1の板体71と第2の板体72を含む。第1の板体71の上端部は、従来の接続方式により本体10の一端の端壁の天井部に接続される。第1の板体71の下部は、中空の空間を有し、第2の板体72の上部を第1の板体71の下部の空間内に挿入することで、第1の板体71と第2の板体72とが摺動可能に接続される。本第5の実施例において、第2の板体72の上部が中空の空間を有してもよく、この場合、第1の板体71の下部を第2の板体72の中空の空間内に挿入することができる。
傾斜角度θを調整する必要がある場合、電動機80の出力軸81は、本体10の端壁に設けられた貫通孔を貫通して、第1の板体71に接続される。出力軸81が電動機80から外部に伸びる場合、第1の板体71を押し付け、第2の板体72は、重力により第1の板体71から反対方向へ摺動し、本体10の底壁との接触を保持しながら、電動機80から離れる方向へ変位する。出力軸81が電動機80へ戻る場合、出力軸81により第1の板体71がその上端部を支点として回転し、第2の板体72は、その底端部が本体10の底壁に接触しながら、本体10の底壁に沿って電動機80に近接する方向に変位する。
本発明の第5の実施例に係る単点リニア蒸発源システムによれば、ガイド板70の本体10に対する傾斜角度θを簡単に調整することができ、そのため、蒸気圧力に対する様々な要求に適当に対応することができる。
第6の実施例
図8A及び図8Bを参照すると、本発明の第6の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成は、第5の実施例とほぼ同様であり、相違点は、ただ、第2の板体72の上部が第1の板体71の下部に重なって配置されることにある。第2の板体72には、2本の燕尾状の溝が設けられ、第1の板体71には、燕尾状の溝に対応する形状の2本の燕尾状の凸条711が設けられ、燕尾状の凸条711と燕尾状の溝との結合により、第2の板体72が第1の板体71に摺動可能に接続される。本第6の実施例において、燕尾状の溝を第1の板体71に設け、燕尾状の凸条711を第2の板体72に設けても良い。燕尾状の溝の数は、2本に限られるものではなく、1本のみ又は3本、4本などにしても良い。
本第6の実施例における単点リニア蒸発源システムの他の構成は、第5の実施例と同様であるため、ここで、説明を省略する。
第7の実施例
図9A及び図9Bを参照すると、本発明の第7の実施例に係る単点リニア蒸発源システムの構成は、第5の実施例とほぼ同様であり、相違点は、ただ、第2の板体72の上部が第1の板体71の下部に重なって配置されることにある。第2の板体72には、2本の楕円状の溝が設けられ、第1の板体71には、楕円状の溝に対応する形状の2本の楕円状の凸条712が設けられ、楕円状の凸条712と楕円状の溝との結合により、第2の板体72が第1の板体71に摺動可能に接続される。本第7の実施例において、楕円状の溝を第1の板体71に設け、楕円状の凸条712を第2の板体72に設けても良い。楕円状の溝の数は、2本に限られるものではなく、1本のみ又は3本、4本などにしても良い。
勿論、本発明において、第2の板体72が第1の板体71に摺動可能に接続される方式は、上記のような楕円状の凹溝に楕円状の凸条を結合させる方式、或いは、燕尾状の凹溝に燕尾状の凸条を結合させる方式に限られものではなく、他の形状の凹溝と凸条を結合させる方式であっても良く、さらに、摺動可能に接続する方式であれば、他の接続方式であっても良い。
以上、いくつかの典型的な実施例を参照して本発明について述べたが、ここで使用された用語は、説明および例示のためであって限定するためのものではないと考えられるべきである。本発明は、本発明の主旨又は実質を逸脱しない範囲内に様々な形態で具体的に実施されることが可能であるため、上記の実施例は、前述したいかなる詳細内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲に開示された本発明の主旨と範囲内で広義に解釈されることができると考えられるべきである。したがって、特許請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更及び修正が含まれることが意図されることは言うまでもない。
100:基板
10:本体
12:ノズル
20:坩堝
30:接続管
40:排気管
50:プレナムチャンバー
60:3ポート弁
70:ガイド板
71:第1の板体
711:燕尾状の凸条
712:楕円状の凸条
72:第2の板体
80:電動機
81:出力軸

Claims (10)

  1. 基板上に薄膜を蒸着する単点リニア蒸発源システムであって、
    細長状の本体と、蒸発器と、2枚のガイド板と、を含み、
    前記本体は、細長状のキャビティーを含み、前記本体の前記基板に対向する面に、前記基板に蒸着気体を吹き付けるためのものであって前記キャビティーに連通する複数のノズルが設けられており、
    前記蒸発器は、前記キャビティーに連通する開口部を備え、内部に収容された蒸着材料を蒸発させ、
    前記2枚のガイド板は、傾斜するように前記キャビティー内の両端部に設けられ、前記ガイド板の周側と前記本体が密封されるように接続され、
    前記2枚のガイド板の間の距離は、前記基板に近接する一端の間が、前記蒸発器に近接する一端の間より長く、
    前記ガイド板は、角度が調整可能に前記本体に設けられている、
    単点リニア蒸発源システム。
  2. さらに、電動機又はモーターを含み、
    前記ガイド板は、第1の板体と第2の板体を含み、前記第1の板体は、その上端部を支点として回転可能に前記本体に接続され、前記第2の板体の上部が摺動可能に前記第1の板体の下部に接続され、前記電動機又はモーターの出力軸が前記本体に設けられている貫通孔を貫通して、前記第1の板体に接続されている
    請求項1に記載の単点リニア蒸発源システム。
  3. 前記第1の板体の下部と前記第2の板体の上部中の何れの一方が中空の空間を有し、前記第1の板体の下部と前記第2の板体の上部の中の他方が前記中空の空間内に挿入される
    請求項2に記載の単点リニア蒸発源システム。
  4. 前記第2の板体の上部が前記第1の板体の下部に重なって配置され、前記第2の板体と第1の板体の中の何れの一方に少なくとも1本の凹溝が設けられ、前記第2の板体と第1の板体の中の他方に前記凹溝に対応する形状の少なくとも1本の凸条が設けられている
    請求項2に記載の単点リニア蒸発源システム。
  5. 前記凹溝は、燕尾状又は楕円状である
    請求項4に記載の単点リニア蒸発源システム。
  6. 一端が前記蒸発器の開口部に連通し、他端が前記キャビティーに連通し、内径が前記蒸発器の開口部のサイズより小さい接続管をさらに含む
    請求項1に記載の単点リニア蒸発源システム。
  7. さらに、
    一端が前記接続管に連通する排気管と、
    前記排気管の他端部に連通するプレナムチャンバーと、
    前記接続管内に取り付けられている弁と、
    を含み、
    前記単点リニア蒸発源システムが動作している時、前記弁は、前記蒸発器と前記キャビティーを連通させるとともに、前記蒸発器と前記排気管との連通を切断する状態となり、前記単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、前記弁は、前記蒸発器と前記キャビティーとの連通を切断するとともに、前記キャビティーと前記排気管を連通させる状
    態となる
    請求項6に記載の単点リニア蒸発源システム。
  8. さらに、
    3つのポートを備え、第1のポートが前記蒸発器に連通し、第2のポートが前記本体のキャビティーに連通する3ポート弁と、
    一端が前記3ポート弁の第3のポートに連通する排気管と、
    前記排気管の他端部に連通するプレナムチャンバーと、
    を含み、
    前記単点リニア蒸発源システムが動作している時、前記第1のポート、第2のポートが開放されるとともに、第3のポートが閉塞され、前記単点リニア蒸発源システムが動作を停止している時、前記第1のポートが閉塞されるとともに、第2のポート、第3のポートが開放される
    請求項1に記載の単点リニア蒸発源システム。
  9. 前記本体の長さは、前記基板の長さより短い
    請求項1に記載の単点リニア蒸発源システム。
  10. 前記本体の長さは、前記基板の長さの1/2〜4/5である
    請求項9に記載の単点リニア蒸発源システム。
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