JP5782036B2 - 帯状部材の形状検出装置と2次元変位センサー - Google Patents

帯状部材の形状検出装置と2次元変位センサー Download PDF

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Description

本発明は、例えば、カーカスプライ等の帯状部材の長さやジョイント量などの形状を検出する装と、帯状部材の形状検出に用いられる2次元変位センサーに関するものである。
従来、帯状のタイヤ構成部材の長さを測定する装置としては、押出機から押し出され定尺状に切断されて搬送されるトレッド等の帯状ゴム部材の切断面間の隙間を一次元レーザーセンサーを用いて順次計測して帯状ゴム部材の長さを測定する帯状ゴム部材の測長装置が知られている。
一次元レーザーセンサーは、照射領域が所定のスポット径を有するレーザー光を切断傾斜角度方向から照射してその反射光を光電センサーなどの受光手段で検出するもので、測長装置側では、反射光の強度が帯状ゴム部材の隙間を照射したときに少なくなることを利用して隙間の位置を算出し、定尺状に切断された帯状ゴム部材の長さを測定する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記帯状ゴム部材の測長装置では、変位センサーとして一次元レーザーセンサーを用いているので、帯状ゴム部材の幅方向の任意の位置での測長ができなかった。
そこで、この問題を解決するため、本出願人は、変位センサーとして、2次元変位センサーを用いることで、1台の変位センサーであっても、幅方向の広い範囲で、帯状部材の段差の位置(始端及び終端)を検出することができる帯状部材の測長装置を提案している(例えば、特許文献2参照)。
この測長装置は、具体的には、図7に示すように、ライン状のレーザー光を照射するレーザー光源81aと、CCDカメラを備えタイヤ構成部材80表面で反射されたレーザー光の受光位置からタイヤ構成部材80の変位量を計測する変位量計測手段81bとを備えた2次元変位センサー81により、所定の速度で回転する成型ドラム82に貼り付けられたタイヤ構成部材80に、タイヤ構成部材80の長手方向に対して所定の角度傾斜したラインビームを照射するとともに、照射部からの反射光を受光してタイヤ構成部材80の始端80a及び終端80bの位置を計測する。
前記特許文献2では、2台の2次元変位センサー81,81をタイヤ構成部材80の幅方向の端部側にそれぞれ設置することで、タイヤ構成部材80の始端80a及び終端80bの位置を全幅に亘って計測することができる。
特開2003−28630号公報 WO 2006/019070 A1
ところで、CCDカメラなどの受光素子に入力される反射光としては、従来、散乱光が用いられているが、カーカスプライやベルトなどのようなトリート部材(コードをトリートゴムで被覆した部材)の表面には、内部にコードがある部分が凸部で内部にコードがない部分が凹部となるような凹凸が存在し、かつ、凹凸の谷部と傾斜部とに光沢があるため、全反射光の割合が多くなり、その結果、反射光の輝度が低下してしまっていた。
一方、トレッドなどのゴム部材の場合、面粗度が樹脂などに比較して粗いため表面に微小な凹凸は存在するものの、一般に表面には光沢のある部分は殆どない。すなわち、トレッドなどのゴム部材は上記のトリート部材に比較して反射光の強度は高いので、同一の2次元変位センサーでトリート部材とトレッドなどのゴム部材とを測定した場合、計測精度に違いが出てしまうといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、タイヤ構成部材の種類によらず、帯状のタイヤ構成部材の表面の変位量を精度よく計測することのできる帯状部材の形状検出装と、帯状部材の形状検出に好適に用いられる2次元変位センサーを提供することを目的とする。
本願発明者は、鋭意検討の結果、トリート部材では、図8(a)に示すように、入射角度がθT=45°〜65°にてトリート部材40T表面にレーザー光を入射させ、同一角度θTで反射される全反射光をCCDカメラなどの受光素子に結像させるような光学系を構築すれば最も良好な輝度が得られ、トリート部材以外の部材では、図8(b)に示すように、入射角度が90°(法線方向)にてトリート部材以外の部材40Gの表面にレーザー光を入射させ、θG=45°方向の散乱光をCCDカメラなどの受光素子に結像させるような光学系を構築すれば最も良好な輝度が得られることを見出し本発明に到ったものである。
すなわち、本願の請求項1に記載の発明は、帯状部材の表面の変位量を計測するための2次元変位センサーであって、帯状部材の厚み方向と交差する方向から前記帯状部材の表面に入射する第1のレーザー光を照射する第1のレーザーと、前記帯状部材の厚み方向と平行な方向から前記帯状部材の表面に入射する第2のレーザー光を照射する第2のレーザーとを備えた照射手段と、前記帯状部材の表面からの反射光を受光する受光素子を有し、前記受光素子で検出した反射光の受光位置から前記帯状部材の表面の変位量を計測する変位量計測手段と、前記反射光を前記受光素子に結像させる光学素子と、前記第1のレーザーの照射光を反射して前記第1のレーザーの照射光を前記帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させるミラーと、前記第1のレーザーと前記ミラーとの間に、前記第1のレーザーの照射光を透過させるとともに、前記ミラーにより前記第1のレーザー方向に反射された前記第2のレーザーの反射光を反射するビームスプリッターと、前記第1のレーザーと前記第2のレーザーのいずれか一方のみを駆動・制御して、前記帯状部材の表面に入射するレーザー光を前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光のいずれか一方のみに切換える切換手段とを備え、前記受光素子は、前記帯状部材の表面に入射するレーザー光が前記第1のレーザー光である場合には、前記帯状部材の表面から反射される第1のレーザー光の全反射光を受光し、前記帯状部材の表面に入射するレーザー光が前記第2のレーザー光である場合には、前記帯状部材の表面から反射される第2のレーザー光の散乱光を受光することを特徴とするものである。
これにより、帯状部材の種類によらず、帯状部材の表面の変位量を精度よく計測することができる。したがって、本発明の2次元変位センサーにより帯状部材の切断面の位置を計測して帯状部材の長さを検出したり、帯状部材のジョイント量(バット・ジョイント、オーバーラップ・ジョイント)を検出したりできるので、帯状部材の形状を精度よく検出できる。
また、第1のレーザー光と第2のレーザー光とを確実に切換えて帯状部材の表面に照射できるので、帯状部材の表面の変位量の測定精度を向上させることができる。
また、第1のレーザーの照射光を反射して第1のレーザーからの照射光を帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させるミラーと、第1のレーザーの照射光を透過させるとともに、ミラーにより第1のレーザー方向に反射された第2のレーザーの反射光を反射するビームスプリッターとを備えたので、装置を簡素化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の2次元変位センサーであって、前記照射手段が、ライン状のレーザー光を照射するレーザー光照射手段と、前記レーザー光照射手段から照射されたレーザー光を、前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光とに分離するビームスプリッターと、前記第1のレーザー光を反射して前記第1のレーザー光を前記帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させるミラーとを備えたことを特徴とする。
このような構成を採ることにより、1台のレーザー光照射手段(レーザー)を用いて帯状部材の表面の変位量を精度よく計測することができるので、装置を簡素化できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の2次元変位センサーであって、前記照射手段が、前記第1のレーザー光を照射する第1のレーザーと、前記第2のレーザー光を照射する第2のレーザーとを備え、前記第1及び第2のレーザー光がライン状のレーザー光であり、前記切換手段が、前記第1のレーザーと前記第2のレーザーのいずれか一方のみを駆動・制御することを特徴とする。
これにより、第1のレーザー光と第2のレーザー光とを確実に切換えて帯状部材の表面に照射することができるので、帯状部材の表面の変位量の測定精度を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の2次元変位センサーであって、前記第2のレーザーに対して前記第1のレーザーと対象な位置に配置される第3のレーザーと、前記第3のレーザーの照射光を反射して前記第3のレーザーからの照射光を前記帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させる第2のミラーと、前記第3のレーザーと前記第2のミラーとの間に、前記第3のレーザーの照射光を透過させるとともに、前記第2のミラーにより前記第3のレーザー方向に反射された前記第1のレーザーの反射光を反射する第2のビームスプリッターとを更に備え、前記切換手段は、前記第1のレーザーを駆動・制御するときに前記第3のレーザーを駆動・制御することを特徴とする。
これにより、影ができた場合でも、第1のレーザーの反射光による画像と第3のレーザーの反射光による画像のいずれかの画像を用いれば、一方の画像には欠落部分がないので、帯状部材の表面の変位量を精度よく計測することができる。
た、請求項に記載の発明は、請求項に記載の2次元変位センサーと、前記2次元変位センサーを、帯状部材に対して、帯状部材の長手方向に相対的に移動させる移動手段と、前記2次元変位センサーで計測された前記帯状部材の変位量に基づいて、前記帯状部材の形状を検出する形状検出手段とを備え、前記第1〜第3のレーザーは、前記帯状部材の表面に前記帯状部材の長手方向に対して傾斜した方向に延長するライン状のレーザー光をそれぞれ照射することを特徴とする。
これにより、帯状部材の種類によらず、帯状部材の長さやジョイント量などの形状を精度よく検出できる。
また、請求項に記載の帯状部材の形状検出装置において、前記第1〜第3のレーザーのレーザー光を、それぞれ、パウエルレンズを通して出射するようにすれば、部材端部の輝度低下を防ぐことができるので計測精度を更に向上させることができる。
上記のパウエルレンズはガウス分布型の強度分布を有する入射光をほぼ均一な強度分布を有するレーザー光に変換するように設計されたレンズで、これにより、部材端部の輝度低下を防ぐことができるので計測精度を更に向上させることができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本発明の実施の形態1に係るタイヤ構成部材の測長装置の概要を示す図である。 本実施の形態1に係る2次元変位センサーの構成を示す図である。 2次元変位センサーの光学系の他の例を示す図である。 本実施の形態2に係る2次元変位センサーの構成を示す図である。 本実施の形態2の2次元変位センサーの動作を説明するための図である。 本実施の形態3に係る2次元変位センサーの構成を示す図である。 従来の2次元変位センサーを用いた端部測定方法を示す図である。 タイヤ構成部材と入射光及び反射光の方向との関係を示す図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
実施の形態1.
図1(a),(b)は、本実施の形態1に係るタイヤ構成部材の測長装置(以下、測長装置という)10の概要を示す図で、図2は、本発明による2次元変位センサー11の構成を示す図である。
測長装置10は、2台の2次元変位センサー11,11と、レーザー駆動・制御手段12と、切換手段13と、形状測定手段14と、成型ドラム21と、ドラム回転装置22と、ロータリーエンコーダー23と、移動手段とを備える。なお、切換手段13をレーザー駆動・制御手段12内に設けてもよい。
本例の測長装置10の移動手段は、成型ドラム21、ドラム回転装置22、及び、ロータリーエンコーダー23とを備える。前記成型ドラム21、ドラム回転装置22、及び、ロータリーエンコーダー23は、カーカスプライ、ベルト、トレッド等の帯状のタイヤ構成部材を成型ドラム21の周面に順に貼付けながら積層して生タイヤに成型する成型機の構成要素である。
成型ドラム21は、図1(a),(b)に示すように、成型機の主軸24の先端部に連結された拡縮可能な円筒状の部材で、この成型ドラム21の後方に設置された搬送コンベヤ31により搬送されてくる帯状のタイヤ構成部材40が、押付けローラー32により成型ドラム21に押付けられてその外周側面に順次貼付けられる。符号40aは、成型ドラム21に貼付けられた帯状のタイヤ構成部材40の始端である。
成型ドラム21に貼付けられた帯状のタイヤ構成部材40は、成型ドラム21とともに、成型ドラム21の回転方向に移動する。帯状のタイヤ構成部材40の移動方向は、当該帯状のタイヤ構成部材40の長手方向である。
帯状のタイヤ構成部材40の長さは、成型ドラム21の周長とほぼ等しいので、成型ドラム21が更に回転すると、帯状のタイヤ構成部材40の始端40aと終端40bとにより、ジョイント部40cが形成される。ここでは、始端40aと終端40bとが重なり合ったジョイント部40cを図示したが、ジョイント部としては、始端40aと終端40bとの間に隙間ができる場合や、隙間ないしは重なりがない場合もある。
ドラム回転装置22は、主軸24に変速機22aを介して連結された駆動用モータ22bを備え、成型ドラム21の回転軸である主軸24を所定の速度で回転させる。
ロータリーエンコーダー23は、主軸24の回転を検出する回転位置検出センサーで、成型ドラム21の回転位置を検出するとともに、成型ドラム21が所定角度回転する毎に、パルス信号を成型ドラム21の回転速度を制御する成型ドラム制御装置25と形状測定手段14とに出力する。本例では、ロータリーエンコーダー23としてAB相出力タイプのロータリーエンコーダーを用いているが、ABZ相出力タイプのものであってもよい。
2次元変位センサー11は、図2に示すように、照射手段としての第1及び第2のレーザー装置111,112と、カメラ113と、計測部114と、第1及び第2のミラー11m,11nと、第1のビームスプリッター115と、補助ミラー11kと、プリズム116と、電子シャッターとしての液晶シャッター117とを備える。符号11Lは光学素子群で、第1のミラー11mが照射部の光学素子、第2のミラー11n、補助ミラー11k、プリズム116、及び、液晶シャッター117とが受光部の光学素子、第1のビームスプリッター115は照射部と受光部との共通の光学素子である。
第1のレーザー装置111は、測定対象物である帯状のタイヤ構成部材40の厚さ方向に対して交差する方向にレーザー光(第1のレーザー光)を出射するよう配置される。
第2のレーザー装置112は、帯状のタイヤ構成部材40の厚さ方向(表面の法線方向)に平行な方向にレーザー光(第2のレーザー光)を出射するよう配置される。
第1及び第2のレーザー装置111,112は、それぞれ、レーザー駆動・制御手段12からの制御信号に基づいて、測定対象物である帯状のタイヤ構成部材40の表面に、帯状のタイヤ構成部材40の移動方向である長手方向に対して傾斜した方向に延長するラインビームを照射する。第1のレーザー装置111のラインビームの傾斜角度と第2のレーザー装置112のラインビームの傾斜角度とは、第1のレーザー装置111のラインビームが帯状のタイヤ構成部材40の左半分を、第2のレーザー装置112のラインビームが帯状のタイヤ構成部材40の右半分をカバーするように設定される。
なお、本例では、計測する帯状のタイヤ構成部材40の種類により、駆動するレーザー装置が選択される。第1のレーザー装置111と第2のレーザー装置112のうちの一方が駆動されている時、他方は駆動されていない。
カメラ113は2次元配列されたCCD素子を備え、第1及び第2のレーザー装置111,112の帯状のタイヤ構成部材40側とは反対側で第2のレーザー装置112のレーザー光の方向の延長線上に配置されて、ラインビームの照射部からの反射光を受光して帯状のタイヤ構成部材40の表面の画像を撮影する。
計測部114は、カメラ113に接続されて、カメラ113で撮影された画像中の反射光の検出位置から、帯状のタイヤ構成部材40の基準位置からの変位量を計測する。このとき、計測部114では、ロータリーエンコーダー23からのパルス信号に同期してカメラ113から検出信号をサンプリングし、このサンプリングしたデータから帯状のタイヤ構成部材40の基準位置からの変位量を計測する。
なお、本例では、基準位置を帯状のタイヤ構成部材40が巻かれていないときの成型ドラム21の表面とした。
第1のビームスプリッター115は、第1のレーザー装置111から出射されるレーザー光の一部を透過させ、一部を反射させる。
第1のミラー11mは、第1のレーザー装置111の出射方向で第1のビームスプリッター115とタイヤ構成部材40との間に、反射面が、第1のビームスプリッター115を透過した第1のレーザー装置111のレーザー光(透過光)を反射して、前記透過光がタイヤ構成部材40に対する入射角度がθTになるような角度に配置される。本例では、θT=45°としている。すなわち、第1のミラー11mは、ミラーの反射面がタイヤ構成部材40の表面に直交するように配置される。
なお、第2のレーザー装置112のレーザー光のうちの第1のミラー11m方向に散乱されて第1のミラー11mにより反射された散乱光(同図の破線で示すθG=−45°の散乱光)は、後述するように、液晶シャッター117により遮断される。
第2のミラー11nと補助ミラー11kとは、第1のレーザー装置111のレーザー光の反射光(θT=45°である全反射光)と第2のレーザー装置112のレーザー光の散乱光のうちの第1のミラー11mとは反対方向に散乱された散乱光(θG=45°の散乱光)を反射して、前記反射光と散乱光とをプリズム116に入射させる。第2のミラー11nはタイヤ構成部材40側に配置され、補助ミラー11kはカメラ113側に配置される。なお、第2のミラー11nも、ミラーの反射面がタイヤ構成部材40の表面に直交するように配置される。
プリズム116は、第2のレーザー装置112とカメラ113との間に配置されて、補助ミラー11kからの反射光を反射してカメラ113に結像させる。
液晶シャッター117は、第1のミラー11mと第1のビームスプリッター115との間に設置されて、第1のレーザー装置111のレーザー光の透過光を通過させ、第2のレーザー装置112のレーザー光の反射光を遮断するように開閉する。
ところで、タイヤ構成部材40は成型ドラム21に巻き付けられているため、ラインビームの端部ではレーザー光の強度が低下するとともに、反射光もカメラ113に結像しにくくなっていた。そこで、本例では、図3に示すように、第1及び第2のレーザー装置111,112内にそれぞれパウエルレンズ11Pを設けることで、カメラ113に入射される反射光の強度を高めるようにしている。
パウエルレンズ11Pは、ガウス分布型の強度分布を有する光をほぼ均一な強度分布を有する光に変換するレンズで、このパウエルレンズ11Pに半導体レーザー11zからのレーザー光を通すことで、ラインビームの端部におけるレーザー光の強度低下を効果的に抑制することができる。
なお、第1及び第2のレーザー装置111,112の半導体レーザー11zとパウエルレンズ11Pとの間にコリメータレンズ11cと集光レンズ11dとを配置すれば、レーザー光の強度低下の抑制効果を更に高めることができるので、帯状のタイヤ構成部材40の鮮明な画像を得ることができる。
レーザー駆動・制御手段12は、第1及び第2のレーザー装置111,112の半導体レーザー11zのうちの一方の半導体レーザー11zを駆動する。
切換手段13は、レーザー駆動・制御手段12を制御して、レーザー駆動・制御手段12の駆動する半導体レーザー11zを、一方のレーザー装置の半導体レーザー11zから他方のレーザー装置の半導体レーザー11zに切換える。
形状測定手段14は2次元変位センサー11,11の計測部114で計測された帯状のタイヤ構成部材40の成型ドラム21の表面からの変位量のデータを用いて帯状のタイヤ構成部材40の表面の段差のある位置を求め、この段差のある位置から帯状のタイヤ構成部材40の始端40aの位置と終端40bの位置、及び、帯状のタイヤ構成部材40の長さを求める。
次に、本例の測長装置10を用いた帯状のタイヤ構成部材40の測長方法について説明する。
まず、図1(b)に示すように、成型ドラム21の回転速度と同じ速度で走行する搬送コンベヤ31により帯状のタイヤ構成部材40を成型ドラム21の上部に搬送し、この搬送される帯状のタイヤ構成部材40を、成型ドラム21の周面上に順次貼り付ける。成型ドラム21周面上に順次貼り付けられた帯状のタイヤ構成部材40は成型ドラム21の回転に伴って円弧状に屈曲しながら長手方向に移動して成型ドラム21の周面上に巻き回される。
搬送される帯状のタイヤ構成部材40が、カーカスプライやベルトなどのようなトリート部材40Tである場合には、切換手段13は、レーザー駆動・制御手段12を制御して、2次元変位センサー11,11の各第1のレーザー装置111,111の半導体レーザー11z,11zを駆動・制御する。このとき、第2のレーザー装置112,112の半導体レーザー11z,11zはそれぞれOFF状態となる。
2次元変位センサー11の第1のレーザー装置111から出射されたレーザー光の一部は、図2に示すように、第1のビームスプリッター115を透過して開状態の液晶シャッター117を通過した後、第1のミラー11mで反射され、トリート部材40Tの表面に入射角度θT=45°で入射する。
トリート部材40Tの表面に照射されたレーザー光の反射光のうち、反射角がθT=45°である全反射光は、第2のミラー11n、補助ミラー11kと順に反射されてプリズム116に入射し、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。2次元変位センサー11の計測部114では、ロータリーエンコーダー23からのパルス信号に同期してカメラ113から検出信号をサンプリングし、このサンプリングしたデータからトリート部材40Tの変位量を計測しこれを形状測定手段14に送る。
形状測定手段14では、これら変位量のデータを用いてトリート部材40Tの段差のある位置を求め、この段差のある位置からトリート部材40Tの始端40aの位置と終端40bの位置、及び、トリート部材40Tの長さを求める。
このように、帯状のタイヤ構成部材40がトリート部材40Tである場合には、トリート部材40T表面に入射角度がθT=45°になるようにレーザー光を入射させ、同一角度θTで反射される全反射光をカメラ113で検出することにより、反射光の検出感度を向上させることができるようにしたので、トリート部材40Tの測長の精度を大幅に向上させることができる。
一方、搬送される帯状のタイヤ構成部材40が、トップトレッドなどのようなトリート部材以外の部材(以下、非トリート部材という)40Gである場合には、切換手段13は、2次元変位センサー11,11の各第2のレーザー装置112,112の半導体レーザー11z,11zを駆動・制御し、第1のレーザー装置111,111の半導体レーザー11z,11zをそれぞれOFF状態とする。
2次元変位センサー11の第2のレーザー装置112から出射されたレーザー光は、図2に示すように、非トリート部材40Gの法線方向に平行な方向から入射する。
非トリート部材40Gの表面に照射されたレーザー光の散乱光のうち、反射角がθG=45°である散乱光は、第2のミラー11n、補助ミラー11kと順に反射されてプリズム116に入射し、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。2次元変位センサー11の計測部114では、ロータリーエンコーダー23からのパルス信号に同期してカメラ113から検出信号をサンプリングし、このサンプリングしたデータから非トリート部材40Gの変位量を計測しこれを形状測定手段14に送る。
形状測定手段14では、トリート部材40Tの場合と同様に、これら変位量のデータから非トリート部材40Gの始端40aの位置と終端40bの位置、及び、非トリート部材40Gの長さを求める。
このとき、非トリート部材40Gの表面に照射されたレーザー光の散乱光のうち、反射角がθG=−45°である散乱光は、第1のミラー11mで反射されて第1のビームスプリッター115方向へ向かうが、第1のミラー11mと第1のビームスプリッター115との間に配置された液晶シャッター117は閉状態にあるので、反射角がθG=−45°である散乱光はカメラ113には入射しない。したがって、反射角がθG=45°の散乱光と反射角がθG=−45°の散乱光とがCCD素子上で重なることがないので、変位量の計測精度を向上させることができる。なお、液晶シャッター117に代えて、第1のビームスプリッター115とプリズム116の間に遮蔽板を設置しても、同様に、反射角がθG=−45°である散乱光がカメラ113に入射することを防ぐことができる。
このように、帯状のタイヤ構成部材40が非トリート部材40Gである場合には、非トリート部材40Gの法線方向にレーザー光を入射させ、反射角がθG=45°の散乱光をカメラ113で検出することにより、反射光の検出感度を向上させることができるようにしたので、非トリート部材40Gの測長においても精度が大幅に向上する。
本例の第1及び第2のレーザー装置111,112は、それぞれ、帯状のタイヤ構成部材40の表面に、帯状のタイヤ構成部材40の移動方向である長手方向に対して傾斜した方向に延長するラインビームを照射し、かつ、第1のレーザー装置111のラインビームが帯状のタイヤ構成部材40の左半分を、第2のレーザー装置112のラインビームが帯状のタイヤ構成部材40の右半分をカバーするように配置されているので、帯状のタイヤ構成部材40の幅方向全域に亘って始端40aの位置と終端40bの位置、及び、長さを求めることができる。
また、本発明の測長装置10は、2次元変位センサー11において使用するレーザー装置を切換えるだけで、トリート部材40Tと非トリート部材40Gとの両方の部材の変位量を精度よく計測できるので、計測する部材毎に2次元変位センサーを付け替える必要がない。したがって、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の2次元変位センサー11は、1台のカメラ113にて帯状のタイヤ構成部材40がトリート部材40Tと非トリート部材40Gとの両方の変位量を計測できるので、2次元変位センサー11を小型軽量化できるとともに、測長装置10も小型化することができる。また、2次元変位センサー11や測長装置10を安価に製造できる。
なお、前記例では、第1のレーザー装置111のレーザー光の入射角度をθT=45°としたが、これに限るものではなく、レーザー光の入射方向がトリート部材40Tの法線方向と交差していればよく、θT=45°〜65°の範囲とすれば更に好ましい。また、第2のレーザー装置112のレーザー光の入射方向についても必ずしも法線方向でなくてもよいが、本例のように、法線方向とした方が光学系の配置が容易であるので、好ましい。
また、前記例では、第2のレーザー装置112のレーザー光の非トリート部材40Gからの散乱光のうち、反射角がθG=45°である散乱光のみを検出したが、反射角がθG=−45°である散乱光のみを検出する構成としてもよい。なお、この場合には、液晶シャッター117は、例えば、補助ミラー11kとプリズム116との間などの、プリズム116よりも手前の光路に設ければよい。
実施の形態2.
図4は本実施の形態2に係る2次元変位センサー11Zの構成を示す図である。
前記2次元変位センサー11では、第1のレーザー装置111のレーザー光の入射角度がトリート部材40Tの法線方向と交差しているため、部材の浮き影の問題が生じる。本例の2次元変位センサー11Zは、第1及び第2のレーザー装置111,112に加えて、トリート部材40Gの厚さ方向に対して交差する方向にレーザー光を出射する第3のレーザー装置118を設けることで、前記部材の浮き影の問題を解決することができる。
2次元変位センサー11Zは、2次元変位センサー11の補助ミラー11kに代えて第2のビームスプリッター119を設けるとともに、液晶シャッター117をビームスプリッター115とプリズム116との間に設置している。
第3のレーザー装置118と第2のビームスプリッター119とは、第1のレーザー装置111と第1のビームスプリッター115と、カメラ113の光軸方向に対して線対称な位置に設けられ、レーザー駆動・制御手段12は、第1のレーザー装置111のレーザー光と第3のレーザー装置118のレーザー光とを交互にトリート部材40Tに照射するよう制御する。
なお、トリート部材40Tの始端40aと終端40bとはともに段差部であり、かつ、始端40aが立ち上がる段差で終端40bが立ち下がる段差であるので、始端40aの形状を測定する際には、段差部にくる前に段差部の高い方の面にレーザー光を照射する位置に位置しているレーザー装置で得られた画像を用い、終端40bの形状を測定する際には、第1のレーザー装置111を用いて得られた画像と第3のレーザー装置118を用いて得られた画像のうちの欠落画像の少ない方の画像を使用する。欠落画像とは輝度が予め設定された基準値よりも低い画像を指す。
図5(a)〜(c)は2次元変位センサー11Zの動作を説明するための図で、帯状のタイヤ構成部材40がトリート部材40Tの場合には、図5(a),(b)に示すように、第1のレーザー装置111のレーザー光と第3のレーザー装置118のレーザー光とを交互にトリート部材40T表面に照射してトリート部材40Tの表面の変位量を測定する。このとき、第2のレーザー装置112は稼働しておらず、液晶シャッター117は開状態にセットされている。
第1のレーザー装置111から出射されたレーザー光の一部は、図5(a)に示すように、第1のビームスプリッター115を透過して第1のミラー11mで反射され、トリート部材40Tの表面に入射角度θT=45°で入射する。トリート部材40Tの表面で反射されたレーザー光の反射光のうち、反射角がθT=45°である全反射光は、第2のミラー11n、第2のビームスプリッター119の反射面と順に反射されてプリズム116に入射し、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。
一方、第3のレーザー装置118から出射されたレーザー光の一部は、図5(b)に示すように、第2のビームスプリッター119を透過した後第2のミラー11nで反射され、トリート部材40Tの表面に入射角度θT=−45°で入射する。トリート部材40Tの表面で反射されたレーザー光の反射光のうち、反射角がθT=−45°である全反射光は、第1のミラー11m、第1のビームスプリッター115の反射面と順に反射され、開状態の液晶シャッター117を通過した後プリズム116に入射し、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。
2次元変位センサー11Zの計測部114では、ロータリーエンコーダー23からのパルス信号に同期してカメラ113から検出信号をサンプリングし、このサンプリングしたデータからトリート部材40Tの変位量を計測しこれを形状測定手段14に送る。
形状測定手段14では、これら変位量のデータを用いてトリート部材40Tの段差のある位置を求め、この段差のある位置からトリート部材40Tの始端40aの位置と終端40bの位置、及び、トリート部材40Tの長さを求める。
一方、搬送される帯状のタイヤ構成部材40が非トリート部材40Gである場合には、第1及び第3のレーザー装置111,118は稼働しておらず、液晶シャッター117は閉状態にセットされている。
第2のレーザー装置112から出射されたレーザー光は、図5(c)に示すように、非トリート部材40Gの法線方向に平行な方向から入射する。
非トリート部材40Gの表面に照射されたレーザー光の散乱光のうち、反射角がθG=45°である散乱光は、第2のミラー11n、第2のビームスプリッター119の反射面と順に反射されてプリズム116に入射し、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。
また、非トリート部材40Gの表面に照射されたレーザー光の散乱光のうち、反射角がθG=−45°である散乱光は、第1のミラー11mと第1のビームスプリッター115の反射面とで反射されてプリズム116方向へ向かうが、液晶シャッター117は閉状態にあるので、反射角がθG=−45°である散乱光はカメラ113には入射しない。したがって、反射角がθG=45°の散乱光と反射角がθG=−45°の散乱光とがCCD素子上で重なることがないので、変位量の計測精度を向上させることができる。
前記実施の形態2では、第1のレーザー装置111のレーザー光と第3のレーザー装置118のレーザー光とを交互にトリート部材40Tに照射したが、第1のレーザー装置111のレーザー光の波長を例えば660nm(赤)とし第3のレーザー装置118のレーザー光の波長を例えば405nm(青)とするなど、第1のレーザー装置111のレーザー光の波長と第3のレーザー装置118のレーザー光の波長とを異なる波長とすれば、2台のレーザー装置111,118のレーザー光とを同時に照射することが可能となる。この場合、カメラ113としてはカラーCCDカメラを用いる。カメラ113の撮影画像としては、赤、青の2種類の画像が得られる。
実施の形態3.
前記実施の形態1では、第1及び第2のレーザー装置111,112により照射手段を構成したが、図6に示すように、レーザー照射手段であるレーザー装置110と分離用ビームスプリッター11Bとを備えた照射手段を用いて2次元変位センサー11Sを構成すれば、レーザー装置が1台で済むので、センサーの構成を簡易化することができる。
2次元変位センサー11Sは、レーザー装置110と、コリメータレンズ11Aと、分離用ビームスプリッター11Bと、透過光用パウエルレンズ11Cと、イメージローテーター11Dと、反射ミラー11Eと、反射光用パウエルレンズ11Fと、電子シャッターとしての液晶シャッター117a,117bと、カメラ113と、計測部114とを備える。
液晶シャッター117a,117bと、液晶シャッター117a,117bの開閉を制御する図示しないシャッター制御手段とにより切換手段を構成する。
なお、カメラ113と計測部114とは、実施の形態1と同じものであるが、本例では、カメラ113を、レーザー装置110からのレーザー光の方向に対して、反射ミラー11Eと軸対称の方向である第1のレーザー光の反射方向に設置している。
レーザー装置110は、帯状部材40の直上に設置されて所定の波長(例えば660nm)のレーザー光を照射する。
コリメータレンズ11Aは前記レーザー光を平行光線に変換する。
分離用ビームスプリッター11Bは、コリメータレンズ11Aから出射されたレーザー光を透過光と反射光とに分離する。この透過光が、帯状部材40の厚み方向と平行な方向から帯状部材40の表面に入射する第2のレーザー光である。
透過光用パウエルレンズ11Cは、透過光である分離用ビームスプリッター11Bからの第2のレーザー光をほぼ均一な強度分布を有する光に変換して帯状部材40に入射させる。
イメージローテーター11Dは、分離用ビームスプリッター11Bの反射光の出射方向に配置されて、反射光を光軸の周りに所定角度(ここでは、90°)回転させて反射ミラー11Eに出射する。
反射ミラー11Eは、前記反射光を帯状部材40の厚み方向と交差する方向(ここでは、入射角度がθT=45°になる方向)反射する。反射ミラー11Eの反射光が第1のレーザー光である。
反射光用パウエルレンズ11Fは、第1のレーザー光である前記反射光をほぼ均一な強度分布を有する光に変換して帯状部材40に入射させる。
液晶シャッター117aは、反射光用パウエルレンズ11Fと帯状部材40との間に設けられ、開状態においては第1のレーザー光を通過させ、閉状態では第1のレーザー光を遮断する。一方、液晶シャッター117bは、透過光用パウエルレンズ11Cと帯状部材40との間に設けられ、開状態においては第2のレーザー光を通過させ、閉状態では第2のレーザー光を遮断する。
次に、2次元変位センサー11Sの動作を説明する。
帯状のタイヤ構成部材40がトリート部材40Tの場合には、図示しないシャッター制御手段により液晶シャッター117aを開状態とし、液晶シャッター117bを閉状態とすることで、第1のレーザー光のみをトリート部材40T表面に照射してトリート部材40Tの表面の変位量を測定する。
第1のレーザー光は、分離用ビームスプリッター11Bで反射されたレーザー装置110からレーザー光の反射光を反射ミラー11Eにより反射したもので、トリート部材40Tの表面に入射角度θT=45°で入射する。トリート部材40Tの表面で反射されたレーザー光の反射光のうち、反射角がθT=45°である全反射光は、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像する。
したがって、計測部114にて、カメラ113で撮影された画像中の反射光の検出位置を求めることで、帯状のタイヤ構成部材40の変位量を計測することができる。
一方、搬送される帯状のタイヤ構成部材40が非トリート部材40Gである場合には、液晶シャッター117bを開状態とし、液晶シャッター117aを閉状態とすることで、第2のレーザー光のみを非トリート部材40Gの表面に照射して非トリート部材40Gの表面の変位量を測定する。
第2のレーザー光は、レーザー装置110から出射され分離用ビームスプリッター11Bを透過したレーザー光で、図6に示すように、非トリート部材40Gの法線方向に平行な方向から入射する。
非トリート部材40Gの表面に照射されたレーザー光の散乱光のうち、反射角がθG=45°である散乱光は、カメラ113方向に出射され、カメラ113のCCD素子上に結像するので、計測部114にて、カメラ113で撮影された画像中の反射光の検出位置を求めることで、帯状のタイヤ構成部材40の変位量を計測することができる。
なお、本発明の2次元変位センサー11,11Z,11Sは、成型ドラム21の周面に貼付けられた帯状のタイヤ構成部材40の表面形状を測定する場合に限らず、例えば、押出機から押し出され定尺状に切断されて搬送されるトレッド等の帯状ゴム部材や搬送コンベヤにより移動される帯状部材の形状測定にも使用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
本発明によれば、カメラの台数を増やすことなく、トリート部材と非トリート部材の変位量を計測できるので、帯状部材の測長やタイヤ構成部材の形状検査を効率良く行うことができるとともに、検査精度を向上させることができる。
10 タイヤ構成部材の測長装置、11,11Z 2次元変位センサー、
12 レーザー駆動・制御手段、13 切換手段、14 形状測定手段、
21 成型ドラム、22 ドラム回転装置、22a 変速機、
22b 駆動用モータ、23 ロータリーエンコーダー、
24 成型機の主軸、25 成型ドラム制御装置、31 搬送コンベヤ、
32 押付けローラー、40 帯状のタイヤ構成部材、
40T トリート部材、40G 非トリート部材、40a 始端、
40b 終端、40c ジョイント部、111 第1のレーザー装置、
112 第2のレーザー装置、113 カメラ、114 計測部、
115 第1のビームスプリッター、116 プリズム、
117 液晶シャッター、118 第3のレーザー装置、
119 第2のビームスプリッター、11m 第1のミラー、
11n 第2のミラー、11k 補助ミラー、11P パウエルレンズ、
11c コリメータレンズ、11d 集光レンズ。

Claims (4)

  1. 帯状部材の厚み方向と交差する方向から前記帯状部材の表面に入射する第1のレーザー光を照射する第1のレーザーと、前記帯状部材の厚み方向と平行な方向から前記帯状部材の表面に入射する第2のレーザー光を照射する第2のレーザーとを備えた照射手段と、
    前記帯状部材の表面からの反射光を受光する受光素子を有し、前記受光素子で検出した反射光の受光位置から前記帯状部材の表面の変位量を計測する変位量計測手段と、
    前記反射光を前記受光素子に結像させる光学素子と、
    前記第1のレーザーの照射光を反射して前記第1のレーザーの照射光を前記帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させるミラーと、
    前記第1のレーザーと前記ミラーとの間に、前記第1のレーザーの照射光を透過させるとともに、前記ミラーにより前記第1のレーザー方向に反射された前記第2のレーザーの反射光を反射するビームスプリッターと、
    前記第1のレーザーと前記第2のレーザーのいずれか一方のみを駆動・制御して、前記帯状部材の表面に入射するレーザー光を前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光のいずれか一方のみに切換える切換手段とを備え、
    前記受光素子は、
    前記帯状部材の表面に入射するレーザー光が前記第1のレーザー光である場合には、前記帯状部材の表面から反射される第1のレーザー光の全反射光を受光し、
    前記帯状部材の表面に入射するレーザー光が前記第2のレーザー光である場合には、前記帯状部材の表面から反射される第2のレーザー光の散乱光を受光する、
    ことを特徴とする2次元変位センサー
  2. 前記第2のレーザーに対して前記第1のレーザーと対称な位置に配置される第3のレーザーと、
    前記第3のレーザーの照射光を反射して前記第3のレーザーからの照射光を前記帯状部材の厚み方向と交差する方向から入射させる第2のミラーと、
    前記第3のレーザーと前記第2のミラーとの間に、前記第3のレーザーの照射光を透過させるとともに、前記第2のミラーにより前記第3のレーザー方向に反射された前記第1のレーザーの反射光を反射する第2のビームスプリッターとを更に備え、
    前記切換手段は、前記第1のレーザーを駆動・制御するときに前記第3のレーザーを駆動・制御することを特徴とする請求項に記載の2次元変位センサー
  3. 請求項に記載の2次元変位センサーと、
    前記2次元変位センサーを、帯状部材に対して、帯状部材の長手方向に相対的に移動させる移動手段と、
    前記2次元変位センサーで計測された前記帯状部材の変位量に基づいて、前記帯状部材の形状を検出する形状検出手段とを備え、
    前記第1〜第3のレーザーは、
    前記帯状部材の表面に前記帯状部材の長手方向に対して傾斜した方向に延長するライン状のレーザー光をそれぞれ照射することを特徴とする帯状部材の形状検出装置。
  4. 前記第1〜第3のレーザーのレーザー光を、それぞれ、パウエルレンズを通して出射するようにしたことを特徴とする請求項に記載の帯状部材の形状検出装置。
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