JP5781060B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ヒートポンプ装置により加熱した流体を熱交換装置に流すことにより暖房を行う空気調和装置に関する。
ヒートポンプ装置により水を加熱し、加熱した水を部屋に設置された床暖房パネルやラジエータ等の熱交換装置に流して部屋の温度を高くする空気調和装置がある。この空気調和装置で用いられる熱交換装置は、空気調和装置を設置する業者等によって手配されたものが用いられる場合や、設置場所に元々設置されていたものが用いられる場合がある。そのため、空気調和装置が想定している放熱量に対して熱交換装置の放熱量が足りない場合がある。
特許文献1,2には、水の温度を検出して、熱交換装置へ流す水の温度を制御することや、異常を検知することについて記載されている。
特開2007−10242号公報 特開2001−99459号公報
特許文献1,2に記載された技術では、空気調和装置が想定している放熱量に対して熱交換装置の放熱量が足りない場合に、できる限り熱交換装置の放熱量に合わせて水の温度を制御することや、異常であるとしてヒートポンプ装置を停止することは可能である。
しかし、特許文献1,2に記載された技術では、空気調和装置が想定しているものに対して熱交換装置の放熱量が足りないということを業者や利用者が認識することはできない。そのため、放熱量の足りない熱交換装置がそのまま利用されることになり、効率が悪くなる場合や、快適な室内環境を作ることができない場合がある。
この発明は、空気調和装置が想定しているものに対して熱交換装置の放熱量が足りないということを業者や利用者が認識できるようにすることを目的とする。
この発明に係る空気調和装置は、
ヒートポンプ装置により加熱された流体を室内に設置された熱交換装置へ送って、室内温度を高くする空気調和装置であり、
前記ヒートポンプ装置で加熱後の流体の温度である出湯温度を検出する出湯温度検出部と、
前記ヒートポンプ装置で加熱前の流体の温度である戻り温度を検出する戻り温度検出部と、
前記出湯温度検出部が検出した出湯温度と、前記戻り温度検出部が検出した戻り温度との温度差が予め定められた第1閾値よりも小さいか否かを判定する温度差判定部と、
前記温度差が前記第1閾値よりも小さいと前記温度差判定部が判定した場合、前記熱交換装置の放熱量が足りないことを通知する通知部と
を備えることを特徴とする。
この発明に係る空気調和装置では、出湯温度と戻り温度との温度差により、熱交換装置の放熱量が足りないか否かを判定し、足りない場合には通知する。これにより、空気調和装置が想定している放熱量に対して熱交換装置の放熱量が足りないということを業者や利用者が認識することができ、熱交換装置の交換等の対策を行うことが可能である。
実施の形態1に係る空気調和装置100の構成図。 図1に示す空気調和装置100の暖房運転時の動作を示す図。 実施の形態1に係る制御装置25の構成図。 実施の形態1に係る放熱量判定処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係る空気調和装置100の変形例の構成図。 図1に示す空気調和装置100の冷房運転時の動作を示す図。 実施の形態2に係る制御装置25の構成図。 実施の形態2に係る放熱量判定処理の流れを示すフローチャート。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置100の構成図である。
空気調和装置100は、ヒートポンプ装置10、水循環装置20、熱交換装置40、リモートコントローラ50を備える。ヒートポンプ装置10は、圧縮機11、膨張弁12、熱交換器13、四方弁14を備える。水循環装置20は、熱交換器21、ポンプ22、温度センサ23、温度センサ24、制御装置25を備える。
空気調和装置100では、圧縮機11と、熱交換器21と、膨張弁12と、熱交換器13とが順次配管によって接続され、R410A等の冷媒が循環する冷媒回路15が構成されている。冷媒回路15における圧縮機11の吐出側には、四方弁14が接続されており、冷媒の循環方向を切り替えられるようになっている。
また、空気調和装置100では、熱交換器21と、熱交換装置40と、ポンプ22とが順次配管により接続され、水が循環する水回路26が構成されている。
温度センサ23は、熱交換器21で加熱された後の水の温度である出湯温度を検出し、温度センサ24は、熱交換器21で加熱される前の水の温度である戻り温度を検出する。また、熱交換装置40の付近には、温度センサ41が設けられており、温度センサ41は、熱交換装置40が設置された部屋の温度である部屋温度を検出する。
制御装置25は、温度センサ23,24,41が検出した温度等に基づき、圧縮機11の動作周波数や、膨張弁12の開度や、ポンプ22の回転速度等の制御を行う。制御装置25は、マイクロコンピュータ等により構成される。なお、ヒートポンプ装置10にも別途制御装置を設け、ヒートポンプ装置10が備える機器の制御については、ヒートポンプ装置10に設けられた制御装置が行うようにしてもよい。
熱交換装置40は、床暖房パネルやラジエータ等である。また、熱交換装置40は、床暖房パネルやラジエータ等が組み合わされて構成されていてもよい。
リモートコントローラ50は、空気調和装置100の運転開始、運転停止等の指示や、室内の温度を何度にしたいかを示す設定温度の設定等を利用者が行うための機器である。リモートコントローラ50は、表示部51を有しており、現在の運転状態等の情報を表示部51に表示する。
図2は、図1に示す空気調和装置100の暖房運転時の動作を示す図である。
図2において、実線の矢印は冷媒の流れを示し、破線の矢印は水の流れを示す。
暖房運転時には、冷媒回路15では、四方弁14が図1の実線の流路に設定され、圧縮機11、熱交換器21、膨張弁12、熱交換器13の順に冷媒が循環する。また、水回路26では、熱交換器21、熱交換装置40、ポンプ22の順に水が循環する。
冷媒回路15では、圧縮機11から吐出された高温・高圧の冷媒が熱交換器21へ流入する。すると、熱交換器21で冷媒と水とが熱交換され、水が加熱され、冷媒が冷却される。冷却された冷媒は、膨張弁12を通り、減圧されて熱交換器13へ流入する。すると、熱交換器13で冷媒と外気とが熱交換され、冷媒が加熱される。加熱された冷媒は、圧縮機11で圧縮され、再び高温・高圧の冷媒になる。
一方、水回路26では、熱交換器21で加熱された水が熱交換装置40へ流入する。すると、熱交換装置40で部屋の空気が温められ、水が冷却される。冷却された水は、ポンプ22を通って、熱交換器21で再び加熱される。
これにより、部屋の空気が徐々に温められる。
ここで、熱交換装置40は、空気調和装置100を設置する業者によって選定される場合や、設置場所に元々設置されていたものが用いられる場合がある。そのため、空気調和装置100が想定しているものに対して熱交換装置40の熱交換面積が小さい等の理由から、熱交換装置40の放熱量が足りない場合がある。
特に、図1に示す空気調和装置100では、熱源装置としてヒートポンプ装置10を用いることを想定しているが、以前は熱源装置としてボイラを用いるのが一般的であった。ヒートポンプ装置10によって生成される温水は、ボイラによって生成される温水に比べて温度が低い。特に、外気温度が低い場合には、ヒートポンプ装置10によって生成される温水の温度は低くなってしまう。しかし、そのことを業者がよく理解しておらず、業者が誤ってボイラに適した熱交換装置40を選定してしまう場合もあるし、元々設置されていた、ボイラに適した熱交換装置40を用いてしまう場合もある。そのため、空気調和装置100が想定している放熱量に対して、熱交換装置40の放熱量が足りない場合がある。
そこで、制御装置25は、温度センサ23,24,41が検出した温度に基づき、熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定して、その結果をリモートコントローラ50が備える表示部51に表示する放熱量判定処理を行う。これにより、熱交換装置40の放熱量が足りていない場合に、そのことを業者や利用者に認識させ、熱交換装置40の交換等を促す。
図3は、実施の形態1に係る制御装置25の構成図である。
制御装置25は、出湯温度検出部251、戻り温度検出部252、温度差判定部253、通知部254を備える。
図4は、実施の形態1に係る放熱量判定処理の流れを示すフローチャートである。
(S11:温度検出処理)
暖房運転が開始され数分程度経過すると、出湯温度検出部251は、温度センサ23により出湯温度を検出し、戻り温度検出部252は、温度センサ24により戻り温度を検出する。
(S12:放熱量判定処理)
温度差判定部253は、S11で検出された出湯温度と戻り温度との温度差である住環境温度差が予め定められた第1閾値ΔT1(例えば、5℃)よりも小さいか否かを判定する。ここで、第1閾値ΔT1の例として上げた5℃は、EN規格のEN14511内の試験条項に定められた温度である。なお、EN規格とは、欧州30か国で構成されるCEN(欧州標準化委員会)やCENELEC(欧州電気標準化委員会)やETSI(欧州通信規格協会)が発行する欧州の統一規格である。
住環境温度差が第1閾値ΔT1よりも小さい場合(S12でYES)、処理をS13へ進める。一方、住環境温度差が第1閾値ΔT1以上の場合(S12でNO)、放熱量判定処理を終了する。
(S13:通知処理)
通知部254は、住環境温度差が第1閾値ΔT1よりも小さい場合、熱交換装置40の放熱量が足りていないと判定する。そして、制御装置25は、熱交換装置40の放熱量が足りていないことを示す情報を、リモートコントローラ50の表示部51に表示して、設置業者や利用者に通知する。
以上のように、実施の形態1に係る空気調和装置100は、暖房運転時に住環境温度差に基づき、熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定し、足りない場合には通知する。これにより、空気調和装置100が想定している放熱量に対して熱交換装置40の放熱量が足りないということを業者や利用者が認識することができ、熱交換装置40の交換等の対策を行うことが可能である。
なお、制御装置25は、放熱量判定処理を実行する際、出湯温度が、最低外気温度時の上限出湯温度(例えば、50℃)になるように、圧縮機11や膨張弁12等を制御する。
また、制御装置25は、住環境温度差だけでなく、室内温度が上昇したか否かも考慮して、熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定してもよい。
この場合、S11で、制御装置25(部屋温度検出部)は、温度センサ41により暖房運転開始時と暖房運転が開始され数分経過時との室内温度も検出する。S12で、制御装置25(温度差判定部253)は、住環境温度差が第1閾値ΔT1よりも小さいかを判定するとともに、制御装置25(部屋温度判定部)は、暖房運転開始時の室内温度と、暖房運転が開始され数分経過時の室内温度との温度差である室内温度差が予め定められた第2閾値ΔT2(例えば、1℃)よりも小さいか否かを判定する。そして、制御装置25は、住環境温度差が第1閾値ΔT1よりも小さく、かつ、室内温度差が第2閾値ΔT2よりも小さい場合、熱交換装置40の放熱量が足りていないと判定する。
ここでは、暖房運転開始時の室内温度と、暖房運転が開始され数分経過時の室内温度との温度差を室内温度差とした。しかし、暖房運転が開始され数分経過時の室内温度と、その後数分経過時の室内温度との温度差を室内温度差としてもよい。
また、制御装置25は、熱交換装置40の放熱量が足りていないことを示す情報を、リモートコントローラ50の表示部51に表示するとした。しかし、制御装置25は、例えば、空気調和装置100と接続されたPC(Personal Computer)等のコンピュータに情報を表示してもよい。
また、図5に示すように、水循環装置20は、図1に示す構成に加えて、タンク27を備えていてもよい。
タンク27は、水回路26における熱交換器21と熱交換装置40との間に設けられた三方弁28から、熱交換装置40と熱交換器21との間の合流点29までを配管により接続する流路の途中に設けられる。タンク27は、略円筒形であり、少なくとも外郭はステンレス鋼等の金属材料で構成され断熱材により覆われており、内部に水が蓄えられる。上述した暖房運転時に、三方弁28を制御してタンク27へ水を流すことにより、タンク27の内部に蓄えられた水と、水回路26を流れる水とが熱交換され、タンク27の内部に蓄えられた水が加熱される。タンク27の上側ほど高温となり、下側ほど低温となるように温度成層が形成される。
タンク27の下部には、タンク27内に水を供給するための給水配管30が接続され、タンク27の上部には、タンク27内に蓄えられ、加熱された水をシャワー等へ供給するための出湯配管31が接続されている。
また、図5に示すように、水循環装置20は、図1に示す構成に加えてヒータ32や膨張タンク33等を備えていてもよい。
ヒータ32は、熱交換器21で水回路26を循環する水を十分に加熱できない場合に、さらに水を加熱するための補助的な加熱装置である。膨張タンク33は、水回路26内の圧力を調整するためのタンクである。
実施の形態2.
実施の形態1では、暖房運転時に熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定することについて説明した。実施の形態2では、試運転モードを設け、試運転モードにおいて熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定する。
試運転モードの前提となる空気調和装置100の冷房運転について説明する。
図6は、図1に示す空気調和装置100の冷房運転時の動作を示す図である。
図6において、実線の矢印は冷媒の流れを示し、破線の矢印は水の流れを示す。
冷房運転時には、冷媒回路15では、四方弁14が図1の破線の流路に設定され、圧縮機11、熱交換器13、膨張弁12、熱交換器21の順に冷媒が循環する。また、水回路26では、熱交換器21、熱交換装置40、ポンプ22の順に水が循環する。
冷媒回路15では、圧縮機11から吐出された高温・高圧の冷媒が熱交換器13へ流入する。すると、熱交換器13で冷媒と外気とが熱交換され、冷媒が冷却される。冷却された冷媒は、膨張弁12を通り、減圧されて熱交換器21へ流入する。すると、熱交換器21で冷媒と水とが熱交換され、水が冷却され、冷媒が加熱される。加熱された冷媒は、圧縮機11で圧縮され、再び高温・高圧の冷媒になる。
一方、水回路26では、熱交換器21で冷却された水が熱交換装置40へ流入する。すると、熱交換装置40で部屋の空気が冷やされ、水が加熱される。加熱された水は、ポンプ22を通って、熱交換器21で再び冷却される。
これにより、部屋の空気が徐々に冷やされる。
試運転モードでは、冷房運転を行い部屋の温度を下げた後、暖房運転を行い、熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定する。冷房運転により強制的に部屋の温度を下げた後に判定を行うことで、的確に熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定することが可能になる。
図7は、実施の形態2に係る制御装置25の構成図である。
制御装置25は、図3に示す機能部に加え、運転制御部255を備える。
図8は、実施の形態2に係る放熱量判定処理の流れを示すフローチャートである。
(S21:冷房処理)
試運転モードの実行がリモートコントローラ50等から指示されると、運転制御部255は、四方弁14を図1の破線の流路に設定して、冷房運転を開始する。
(S22:切替判定処理)
運転制御部255は、温度センサ41により部屋温度を検出して、検出した部屋温度が予め定められた指定温度(例えば、20℃)以下になったか否かを判定する。
部屋温度が指定温度以下である場合(S22でYES)、処理をS23へ進める。一方、部屋温度が指定温度よりも高い場合(S22でNO)、冷房運転を継続し、所定時間経過後再びS22で判定を行う。
(S23:切替処理)
運転制御部255は、四方弁14を図1の実線の流路に設定して暖房運転を行う。この際、運転制御部255は、放熱量判定処理を実行する際、出湯温度が、最低外気温度時の上限出湯温度(例えば、50℃)になるように、圧縮機11や膨張弁12等を制御する。
(S24)から(S26)の処理は、図3に示す(S11)から(S13)の処理と同じである。
以上のように、実施の形態2に係る空気調和装置100は、冷房運転により強制的に部屋の温度を下げた後に判定を行う。そのため、例えば、空気調和装置100の設置が暖房負荷の低い季節であっても、設置時に熱交換装置40の放熱量が足りているか適切に判断することができる。
なお、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、制御装置25は、住環境温度差だけでなく、室内温度が上昇したか否かも考慮して、熱交換装置40の放熱量が足りているか否かを判定してもよい。
10 ヒートポンプ装置、11 圧縮機、12 膨張弁、13 熱交換器、14 四方弁、15 冷媒回路、20 水循環装置、21 熱交換器、22 ポンプ、23 温度センサ、24 温度センサ、25 制御装置、26 水回路、27 タンク、28 三方弁、29 合流点、30 給水配管、31 出湯配管、32 ヒータ、33 膨張タンク、40 熱交換装置、41 温度センサ、50 リモートコントローラ、51 表示部、100 空気調和装置、251 出湯温度検出部、252 戻り温度検出部、253 温度差判定部、254 通知部、255 運転制御部。

Claims (4)

  1. ヒートポンプ装置により加熱された流体を室内に設置された熱交換装置へ送って、室内温度を高くすることが可能な空気調和装置であり、
    前記ヒートポンプ装置で加熱後の流体の温度である出湯温度を検出する出湯温度検出部と、
    前記ヒートポンプ装置で加熱前の流体の温度である戻り温度を検出する戻り温度検出部と、
    前記出湯温度検出部が検出した出湯温度と、前記戻り温度検出部が検出した戻り温度との温度差が予め定められた第1閾値よりも小さいか否かを判定する温度差判定部と、
    前記熱交換装置が設置可能な部屋の温度である部屋温度を検出する部屋温度検出部と、
    前記部屋温度検出部が所定のタイミングに検出した部屋温度である前温度よりも、前記所定のタイミングの所定時間後に検出した部屋温度である後温度が予め定められた第2閾値以上高いか否かを判定する部屋温度判定部と、
    前記温度差が前記第1閾値よりも小さいと前記温度差判定部が判定し、かつ、前記前温度よりも前記後温度が前記第2閾値以上高くないと前記部屋温度判定部が判定した場合、前記熱交換装置の放熱量が足りないことを通知する通知部と
    を備えることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記ヒートポンプ装置は、前記流体を加熱することだけでなく、冷却することも可能であり、
    前記空気調和装置は、さらに、
    前記ヒートポンプ装置により前記流体を冷却し、冷却された流体を前記熱交換装置へ送って、前記室内温度を低くする冷房運転を実施した後、前記ヒートポンプ装置により前記流体を加熱し、加熱された流体を前記熱交換装置へ送って、前記室内温度を高くする暖房運転を実施する試運転を行う運転制御部
    を備え、
    前記温度差判定部は、前記試運転における前記暖房運転を前記運転制御部が実施している際に、前記温度差が前記第1閾値よりも小さいか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記ヒートポンプ装置は、前記流体を加熱することだけでなく、冷却することも可能であり、
    前記空気調和装置は、さらに、
    前記ヒートポンプ装置により前記流体を冷却し、冷却された流体を前記熱交換装置へ送って、前記室内温度を低くする冷房運転を実施した後、前記ヒートポンプ装置により前記流体を加熱し、加熱された流体を前記熱交換装置へ送って、前記室内温度を高くする暖房運転を実施する試運転を行う運転制御部
    を備え、
    前記温度差判定部は、前記試運転における前記暖房運転を前記運転制御部が実施している際に、前記温度差が前記第1閾値よりも小さいか否かを判定し、
    前記部屋温度判定部は、前記部屋温度検出部が前記暖房運転を開始時に検出した部屋温度である前温度よりも、前記暖房運転を開始した所定時間後に検出した部屋温度である後温度が前記第2閾値以上高いか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記通知部は、前記熱交換装置の放熱量が足りないことを示す情報を、前記空気調和装置のリモートコントローラと、前記空気調和装置と接続されたコンピュータとの少なくともいずれかに表示して通知する
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の空気調和装置。
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