JP5780833B2 - ネットワークサービスシステム - Google Patents
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Description
ところで、近年、例えばソーシャルネットワーキングサービス(英語:Social Networking Service、SNS)等を始め、ネットワークを介して各種のサービスを提供する様々なネットワークサービスが行われている。
そこで、このようなネットワークサービスと、従来のような住宅内のエネルギー情報を活用するシステムとを結びつけたいという要望があった。
前記計測部16を含んで構成されるエネルギー表示器10と、
複数のユーザ1,3それぞれが使用する情報端末20と、
サービス提供者5によって管理され、前記計測部16および情報端末20とネットワークを介して接続されるサービス提供サーバ30と、を備えており、
前記計測部16によるエネルギーの計測は、住宅2,4内を複数のエリアに分け、複数のエリアごとに使用される、使用電力・発電電力・ガス・水の各種エネルギーを検出することによって行われ、この計測部16で計測されたエネルギー情報には、エネルギーの種別に関する情報と、住宅2,4内のエリアに関する情報が関連付けられており、
前記計測部16によるエネルギーの計測結果であるエネルギー情報は、前記エネルギー表示器10と前記情報端末20と、に反映されており、
前記エネルギー表示器10の表示部11は、前記複数のエリアのそれぞれに対応する複数の画像を画面内に表示し、使用電力・発電電力検出部16a、ガス使用量検出部16bおよび水使用量検出部16cのいずれか一つで検出された現在の使用量を前記複数の画像内に表示するものであり、
前記エネルギー表示器10の前記表示部11は、使用電力量をエリア別に示すエリアモニター画面において、「洗面所」、「浴室」、「玄関&ホール」、「外部」、「電気温水器」、「トイレ」、「リビング」、「ダイニング」、「キッチン」、「寝室」、「エアコン」、「子供部屋」の白抜きの枠で囲まれ画像を備え、
前記エリア別に示された各画像は、前記エネルギー表示器10を制御する制御部13が、各エリアに設定された使用電力量が所定の使用量を越えたと判断した時に、「白抜きの枠で囲まれた表示状態」から、「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」に変更するように設定され、
さらに前記エリア別に示された各画像のうち「リビング」、「キッチン」、「子供部屋」の画像は、前記制御部13が、前記所定の使用電力量を超えた状態で、且つ、所定の使用時間を経過したと判断した時に、「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」から「エリア名と現在の使用電力量と経過時間を表示し、且つ、点滅する緑色の大きな画像」に変更するように設定されており、
前記サービス提供サーバ30は、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4の計測部16で計測されたエネルギーの情報に基づくサービスを、ユーザ1,3それぞれが使用する情報端末20に対して提供するように構成されており、
前記サービス提供サーバ30は、
当該サービス提供サーバ30の動作を制御する制御部31と、
前記計測部16から送信されたエネルギー情報を、時間情報と関連付けて記憶する記憶部32と、
ネットワークを介して、ユーザ1,3に提供するサービスに関する通知を行う通知手段(例えば通信部33等)と、を有しており、
前記サービス提供サーバ30によって前記情報端末20に提供されるサービスの一つとして、前記計測部16で計測されたエネルギー情報を表示するデータ表示機能サービスがあり、
前記サービス提供サーバ30によって前記情報端末20に提供されるサービスの一つとして、ユーザ1,3が外出中の時間を指定し、自宅における予め決定された手洗い場(測定対象)での水の使用量(エネルギー使用量)を、前記計測部16と前記記憶部32とを利用して測定するサービスがあり、
当該サービスでは、前記手洗い場での水の使用量の測定結果を、家族の帰宅情報として、前記通知手段を利用して前記情報端末20に通知することを特徴とする。
また、サービスは、ネットワークを介して前記情報端末20に対して提供されるので、この情報端末20が持ち運び可能であれば、ユーザ1,3は、時間や場所にとらわれずに気軽にサービスの提供を受けることができるので、使い勝手がよい。
連付けて記憶部32に記憶されたエネルギー情報を用いて、時間情報を用いたサービスを、ユーザ1,3それぞれが使用する情報端末20に提供することが可能となる。
これによって、ユーザ1,3は、例えば、いつ・どれくらいエネルギーを使用または発電したかという情報や、ユーザ1,3自身が任意で選択した時間の自宅のエネルギー情報等を知ることが可能なサービスを利用することができる。
また、サービスは、ネットワークを介して情報端末に対して提供されるので、この情報端末が持ち運び可能であれば、ユーザは、時間や場所にとらわれずに気軽にサービスの提供を受けることができるので、使い勝手がよい。
図1は本発明に係るネットワークサービスシステムの一例を示す図である。
このネットワークサービスシステムは、計測部16と、情報端末20と、サービス提供サーバ30と、を備えている。
計測部16は、複数のユーザ1,3それぞれが居住する住宅2,4で利用されるエネルギーを計測するためのものであり、これら各住宅2,4に設けられている。
情報端末20は、複数のユーザ1,3それぞれが使用するものであり、デスクトップやラップトップ等のパーソナルコンピュータや、スマートフォンや携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末、その他、タブレット型パソコン等、全ての端末装置を含む。特に、本実施の形態においては、スマートフォンやノートパソコン等のように携帯が可能な情報端末を採用している。
サービス提供サーバ30は、サービス提供者5によって管理されており、インターネット等のネットワークを介して、サービス提供者5と、前記計測部16および情報端末20と接続されている。そして、このサービス提供サーバ30は、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4の計測部16で計測されたエネルギーの情報に基づくサービスを、ユーザ1,3それぞれが使用する情報端末20に対して提供するように構成されている。
なお、外部ネットワーク切断時にも対応できるように、住宅2,4内にWEBサーバを設置しても良いものとする。
これによって、ユーザ1,3は、前記サービス提供サーバ30から情報端末20に対して提供されるサービスだけでなく、エネルギー表示器10で住宅2,4のエネルギー情報も知ることができるので、より多くのサービスを受けることができる。
なお、自家発電設備は太陽光発電装置2aに限られるものではなく、例えば燃料電池やガスから電気を発生させる発電システム等の発電システムを採用しても良く、適宜変更可能であることは言うまでもない。
本実施の形態においてサービス提供者5は、ユーザ1,3が居住する住宅2,4の施工を行った住宅メーカーを指しているが、これに限定されるものではない。
このサービス提供者5側の情報端末6では、例えばユーザ1,3の情報端末20に通知するお知らせの管理・書き込みや、後述する通信部33による情報端末20へのメール送信、後述する第2掲示板42の管理、ユーザ情報の管理、ユーザ1,3が居住する住宅2,4の太陽光発電装置2aの発電状態の監視、住宅2,4で利用される電力等の監視および最適化診断等を行うことができる。
情報端末20は、図4に示すように、情報端末20正面の大部分を占めるディスプレイ部分を前記表示部21としている。また、本実施の形態の情報端末20のディスプレイ部分はタッチパネルとされている。すなわち、情報端末20のディスプレイ部分を前記操作部22としている。したがって、表示部21に表示されるボタン22a等を押下したり、画面をスライドさせたり、文字入力することによって操作ができる。また、筺体の正面下部や側面にも別のボタンが設けられており、操作を行えるようになっている。
これによって、前記表示部21に表示されるサービスを、前記操作部22で、前記サービス提供サーバ30の動作を操作しながら利用することができる。
なお、本実施の形態の操作部22としては、ボタン22a、選択されることで表示部21にキーボード画面も同時に表示できる入力欄22b、複数の選択肢から任意の項目を選択する所謂プルダウンリストである選択ボタン22c、タブ切替ボタン22d、ラジオボタン22e、チェックボックス22f、リンク22g等が採用されている。
これによって、ユーザ1,3は、例えば、いつ・どれくらいエネルギーを使用または発電したかという情報や、ユーザ1,3自身が任意で選択した時間の自宅のエネルギー情報等を知ることが可能なサービスを利用することができる。
また、前記記憶部32には、エネルギー情報が蓄積されることになり、この蓄積データを利用して、サービスの提供を行うことができる。
また、このエネルギー情報は、時間情報と関連付けるだけでなく、エネルギーの種別情報や住宅2,4内の複数のエリア情報と関連付けて記憶されている。すなわち、住宅2,4内のどこのエリアで使用された、どのような種類のエネルギーなのかが明確になる。
なお、本実施の形態のエネルギー表示器10は、通信部15を備えているが、この通信部15は送信専用とされている。このため、通信部33は、エネルギー表示器10から、計測部16で計測されたエネルギー情報のみ受信している。通信部33とサービス提供者5側の情報端末6との間での通信は双方向で行われている。
図2において、符号16aは、複数のエリアにおいて使用される電力の使用量をそれぞれ検出するとともに、太陽光発電装置2aが発電した電力を検出する使用電力・発電電力検出部である。
使用電力・発電電力検出部16aは、電気が使用された場合に電力の使用量を計測し、太陽光発電装置2aで発電された電力(発電電力)の発電量を計測する。
また、符号16bは、複数のエリアにおいて使用されるガスの使用量を検出するガス使用量検出部であり、符号16cは、複数のエリアにおいて使用される水の使用量をそれぞれ検出する水使用量検出部であり、符号17は、パルスカウンターである。
ここで、ガス使用量検出部16bはガスの使用があった場合に使用量に応じたパルス信号をパルスカウンター17に出力する。水使用量検出部16cは水の使用があった場合に使用量に応じたパルス信号をパルスカウンター17に出力する。そして、パルスカウンター17は、ガス使用量検出部16bおよび水使用量検出部16cから出力されるパルスをカウントしてガスの積算使用量および水の積算使用量をそれぞれ算出し、信号出力する。
計測部16で計測されたエネルギー情報には、エネルギーの種別に関する情報と、住宅内のエリアに関する情報が関連付けられていることになる。
表示部11は、例えば、液晶画面で構成される。表示部11は、制御部13からの表示信号に応じた画像を画面に表示する。具体的には、表示部11は、前記複数のエリアのそれぞれに対応する複数の画像を画面内に表示し、使用電力・発電電力検出部16a、ガス使用量検出部16bおよび水使用量検出部16cのいずれか一つで検出された現在の使用量を前記複数の画像内に表示する(図3参照)。
操作部12は、例えば図3に示すように、「発電」画面、「目標達成」画面、「エリア別」画面、「分岐別」画面の切り替えや、「電気使用量」画面、「ガス使用量」画面、「水道使用量」画面の切り替え等を行う操作手段である。また、複数のエリアの各々に所定の使用量や所定の時間等の設定値を入力するためのボタン等が配置された操作手段でもあり、ユーザ1,3の操作に応じた操作信号を制御部13に出力する。
記憶部14は、表示部11に表示する複数の画像、使用電力量、発電量、ガス使用量、水使用量等の各種データを記憶する。また、各エネルギーの使用量・発電量が記憶部14に記憶される際に、時間情報も関連付けて記憶されている。この記憶部14に記憶された各エネルギーの使用量・発電量のデータが、エネルギー情報として通信部15からサービス提供サーバ30に送信される。
通信部15は、上述のように送信専用とされており、計測部16で計測されたエネルギー情報を送信している。通信部15から送信されたエネルギー情報は、サービス提供サーバ30の通信部33によって受信される。
操作部12は、上下左右ボタン12a、決定ボタン12b、戻るボタン12c、切り替えボタン12d、メニューボタン12e、TOPボタン12fから構成される。
ここで、切り替えボタン12dは、「電気」、「ガス」、「水道」のいずれかを選択するために使用される。メニューボタン12eを押すと、設定画面やその他のサブメニューが選択可能に表示部11に表示される。
TOPボタン12fを押すと、予め設定した画像が表示される。本実施の形態では図示はしないが、発電状態を示す画面が、TOPボタン12fを押したときに表示される画面とされている。
図3において、画面の右には、「発電」、「目標達成」、「エリア別」、「分岐別」の項目が表示されている。これらの項目は、上下左右ボタン12aの上下方向のいずれかのボタンを押すことにより選択可能であり、画面の切り替えを行うことができる。
また、「リビング」、「ダイニング」、「キッチン」、「寝室」、「エアコン」、「子供部屋」の各画像は、所定の使用量以上の使用電力である場合の表示状態を示す。
ここで、各画像は緑色の大きな画像であり、エリア名および現在の使用電力量が各画像内に表示されている。所定の使用量は、例えば、リビングが200W、子供部屋が150Wに設定されている。
制御部13は、「リビング」、「ダイニング」、「キッチン」、「寝室」、「エアコン」、「子供部屋」の各エリアに設定された所定の使用量を超えたと判断し、前記所定の使用量を超えたエリアの画像の表示状態を「白抜きの枠で囲まれた表示状態」から「緑色の大きな画像」に変更する。
制御部13が前記所定の使用量を越えた状態で「リビング」、「キッチン」、「子供部屋」の各エリアに設定された所定の使用時間(例えば、30分)を経過したと判断し、制御部13は前記所定の使用時間が設定されたエリアの画像の表示状態を「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」から「エリア名と現在の使用電力量と経過時間を表示し、且つ、点滅する緑色の大きな画像」に変更する。
ここで、「エアコン」の画像は、画像が大きくなり、オレンジ色の画像となっている。制御部13は、「エアコン」のエリアに設定された所定の使用量(例えば、ブレーカー容量の90%)を超えたと判断し、前記所定の使用量を超えたエリアの画像の表示状態を「白抜きの枠で囲まれた表示状態」から「オレンジ色の大きな画像」に変更する。
なお、制御部13は、「エアコン」のエリアに設定された所定の使用量(例えば、ブレーカー容量の90%)を超えたと判断し、前記所定の使用量を超えたエリアの画像の表示状態をから「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」または「エリア名と現在の使用電力量と経過時間を表示し、且つ、点滅する緑色の大きな画像」から「オレンジ色の大きな画像」に変更する場合もある。
また、制御部13は、「エアコン」のエリアに設定された所定の使用量(例えば、ブレーカー容量の90%)以下になったと判断し、「エリア名と現在の使用電力量を表示したオレンジ色の大きな画像」から、「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」または「エリア名と現在の使用電力量と経過時間を表示し、且つ、点滅する緑色の大きな画像」等に変更する。
いずれの画面においても、ユーザ1,3は、エネルギーの使用状態や発電状態の良否について容易に把握することが可能となっている。
次に、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスについて説明する。
なお、本実施の形態において、ユーザ1,3は、サービス提供サーバ30から、サービスを実行するためのアプリケーションをネットワーク経由で予め情報端末20にダウンロードしておき、サービスの提供を受ける際には、アプリケーションを起動するとともに操作部22を操作して、アプリケーションを実行する。
また、サービス提供者5は、任意で課金システムを採用し、ユーザ1,3の了承に基づいて、ユーザ1,3がアプリケーションをダウンロードする際や、アプリケーションを継続して利用する際などに料金を課することができる。
ログイン画面では、ログインIDおよびパスワードの入力欄と、ログインボタンとが表示される。また、このログイン画面では、ログインIDおよびパスワードを忘れた際に表示されるIDおよびパスワード紛失画面(図示せず)を表示するためのリンクが表示される。
なお、ログイン画面が初回のみ表示される設定の場合には、ログアウトするまで、ログイン状態が保持される。したがって、ログアウトしない限り、アプリケーション起動時にログイン画面は表示されない設定となっている。
ログインが完了すると表示部21には、図4に示すように、ユーザ1,3が受けられるサービスの一つであるマイポータル機能の画面50が表示される。
本実施の形態のネットワークサービスシステムでは、ユーザ1,3は、マイポータル機能やユーザ情報設定機能、お知らせ機能、電子掲示板機能、エネウォッチ機能、お帰りアラーム機能、データ表示機能、レポート機能、太陽光発電状態一覧表示機能等のサービスを受けることができる。
マイポータル機能は、サービス提供サーバ30から提供される各サービスの入り口として機能するものである。
マイポータル機能では、画面50の左上に、最新データ取得時刻が表示される。
画面50の右上には、「ログアウト」ボタン22a、その下方に、「ユーザ設定」ボタン22aが表示される。「ログアウト」ボタン22aを押下することで、表示部21には、図示しないログアウト画面が表示される。ログアウト画面には、「ログイン」ボタン22aが表示されるものとする。
「ユーザ設定」ボタン22aを押下することで、表示部21には、ユーザ情報設定画面60が表示される。
最新データ取得時刻表示および「ユーザ設定」ボタン22aの下方には、目標達成度バーが表示される。この目標達成度バーでは、ユーザ1,3が設定したエネルギー使用量の目標に対する達成度をゲージで表すことができる。
具体的には、「今月の設定」ボタン22aや、「データ表示」ボタン22a、「エネウォッチ」ボタン22a、「お帰りアラーム」ボタン22a、「レポート」ボタン22a、「ファミリーノート」ボタン22a、「お知らせ一覧」ボタン22a、「みんなのノート」ボタン22aが表示される。
ユーザ1,3がマイポータル機能の画面50の表示時に、このような問いかけに応じることによって、ユーザ1,3の生活の標準的なパターンを学習し、それに対する変位を元にユーザ1,3の生活の変化を推定できるようになる。そして、例えば昨日に電力使用量が高かった場合などに、ユーザ1,3に対して、その旨をコメントできるようにすることができる。すなわち、この問いかけ表示は、日々のエネルギー使用に関するコメントをユーザ1,3に対して発信するガイダンスサービスとして機能することになる。
左側にお知らせが投稿された日時が表示されており、右側にお知らせのタイトルが表示される。また、お知らせのタイトルはリンク22gとされており、押下することで、お知らせ詳細画面71が表示される。
マイポータル機能の画面50で、「ユーザ設定」ボタン22aを押下すると、表示部21には、ユーザ情報設定画面60が表示される。以下、画面に表示される項目に従って適宜操作する。
このユーザ情報設定画面60には、主に、図5(a)に示すように、ユーザ1,3に関する基本情報を設定するための項目が表示される。
具体的には、「ユーザID」入力欄22b、「MOC−ID」入力欄22b、「ログインID」入力欄22b、「ログインID(確認用)」入力欄22b、「氏名」入力欄22b、「ニックネーム」入力欄22b、「パスワード」入力欄22b、「パスワード(確認用)」入力欄22b、「メールアドレス」入力欄22b、「住所」入力欄22b、「電話番号」入力欄22b、「詳細設定」ボタン22a、「回路設定」ボタン22a、「目標設定」ボタン22aが表示される。ユーザ情報設定を行っていないユーザ1,3は、各入力欄22bに必要事項を入力する。また、各ボタン22aを押下して各設定画面を表示し、必要な設定を行う。
なお、「メールアドレス」入力欄22b横の「+」ボタン22a、「−」ボタン22aを押下することで、「メールアドレス」入力欄22bの追加・削除が行える。ただし、メインのメールアドレスは削除できないように、入力欄22bの横に「−」ボタン22aが表示されない。
また、画面60の右上には、「ログアウト」ボタン22a、その下方に、「戻る」ボタン22aが表示される。「ログアウト」ボタン22aを押下することで、表示部21には、前記ログアウト画面が表示される。「戻る」ボタン22aを押下することで、表示部21には、マイポータル機能の画面50が表示される。
「戻る」ボタン22aの下方には、退会を希望するユーザ1,3のために「退会はこちら」リンク22gが表示される。
画面60の下方中央には、前記入力欄22bに入力された内容や選択した内容等の設定を保存・更新するための「設定」ボタン22aと、当該画面の設定内容をクリアする「クリア」ボタン22aが表示される。「設定」ボタン22aを押下することで、表示部21には、図示しない設定完了画面が表示される。この設定完了画面には、「ログアウト」ボタン22a、ユーザ設定に戻るための「戻る」ボタン22a、マイポータル機能の画面50に戻るための「マイポータル」ボタン22aが表示される。
具体的に、この画面には、ユーザ1,3の家族構成、住宅2,4の面積、太陽電池容量を入力する入力欄22bや、その他の発電装置、電力会社、電灯契約種別、給湯器種別を選択する選択ボタン22c等が表示される。
なお、この画面61で「戻る」ボタン22aが押下されると、表示部21には、ユーザ情報設定画面60が表示される。
ここで回路情報を設定することによって、後述するデータ表示機能で表示されるエネルギー情報と、前記エネルギー表示器10で表示されるエネルギー情報とを共通のものとすることができる。また、サービス提供者5も同一の回路情報を管理している。
「どこ」項目、「なに」項目、「だれ」項目には、適宜、選択ボタン22cが表示されており、プルダウンリストで表示される選択肢を選択することができる。「名称」項目には入力欄22bが表示されており、任意の名称を入力する。
「電気」タブ切替ボタン22d、「ガス」タブ切替ボタン22d、「水道」タブ切替ボタン22dを押下することで、これら3種別ごとの回路情報を表示できる。
ここで設定された目標値に対する達成度は、マイポータル機能の画面50で表示される目標達成度バーで表示される。
ユーザ情報設定画面60で、「目標設定」ボタン22aを押下することで表示される目標設定画面62も、マイポータル機能の画面50で、「今月の設定」ボタン22aを押下することで表示される目標設定画面62も共通のものであり、図5(c)に示すものである。
ただし、マイポータル機能の画面50で「今月の設定」ボタン22aを押下することで表示された目標設定画面62で、「戻る」ボタン22aを押下すると、マイポータル機能の画面50に戻るように設定されている。一方、ユーザ情報設定画面60で「目標設定」ボタン22aを押下することで表示された目標設定画面62で、「戻る」ボタン22aが押下すると、ユーザ情報設定画面60に戻るように設定されている。
なお、「電気」タブ切替ボタン22dを押下することで表示される画面62にのみ、売電量の目標値を設定するための各項目が表示される。
使用量の目標値を設定するための各項目は、使用量削減および発電量増加のレベルを設定するための「設定レベル」項目と、設定レベルから目標値を算出する際の基準対象を選択する「基準対象」項目と、選択可能な基準対象の実績値を示す「実績値」項目と、設定レベルおよび基準対象で選択した内容に応じて目標金額が自動的に入力される「がんばりポイント」項目とからなる。
売電量の目標値を設定するための各項目は、設定レベルから目標値を算出する際の基準対象を選択する「基準対象」項目と、選択可能な基準対象の実績値を示す「実績値」項目と、設定レベルおよび基準対象で選択した内容に応じた目標値を表示する「がんばりポイント」項目とからなる。
「基準対象」項目には、目標値を算出する際の基準対象となる「前月」ラジオボタン22eと、「前年同月」ラジオボタン22eと、「みんなの平均」ラジオボタン22eとが表示されており、いずれか一つを選択できる。
「実績値」項目には、「前月」に設定された実績値を自動的に示す欄と、「前年同月」に設定された実績値を自動的に示す欄と、サービスを利用する全ユーザ1,3…(みんな)の実績値の平均を自動的に示す欄とが表示される。
「がんばりポイント」項目には、設定レベルおよび基準対象で選択した内容に応じた目標値(目標金額)が自動入力される入力欄22bが表示される。目標値を自由に設定したい場合には、自動入力された目標値を編集することで可能である。基準とするデータがない場合には「不明」と表示される。
続いて、マイポータル機能の画面50で、「お知らせ一覧」ボタン22aを押下すると、表示部21には、お知らせ一覧画面70が表示される。
このお知らせ一覧画面70には、図6(a)に示すように、サービス提供者5からの宣伝・メンテナンス情報等を始めとする様々なお知らせや、サービス提供者5と提携する企業や団体等からのお知らせなどが一覧表示される。
上述のように、各お知らせのタイトルはリンク22gとされており、押下することで、お知らせ詳細画面71が表示される。
なお、お知らせ一覧画面70の右上には、「ログアウト」ボタン22aと、「戻る」ボタン22aとが表示される。「ログアウト」ボタン22aを押下することで前記ログアウト画面が表示される。「戻る」ボタン22aを押下することで、表示部21には、マイポータル機能の画面50が表示される。
なお、お知らせ詳細画面71の右上には、「ログアウト」ボタン22aと、「戻る」ボタン22aとが表示される。「ログアウト」ボタン22aを押下することで前記ログアウト画面が表示される。「戻る」ボタン22aを押下することで、表示部21には、お知らせ一覧画面70が表示される。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、図7に示す電子掲示板機能がある。
この電子掲示板機能は、前記サービス提供サーバ30によって、ネットワーク上に設けられた電子掲示板40を利用して、コミュニケーションの活発化を図るためのサービスである。この電子掲示板40は、前記サービス提供サーバ30および前記情報端末20から書き込み可能に設定されている。
また、この電子掲示板40は、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4に居住するユーザ1,3のみが閲覧可能な第1掲示板41と、不特定多数の情報端末7から閲覧可能な第2掲示板42とからなる。
このような電子掲示板機能によれば、サービス提供サーバ30および情報端末20から第1掲示板41に書き込まれた投稿を、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4に居住するユーザ1,3のみが閲覧できる。また、前記サービス提供サーバ30および情報端末20から第2掲示板42に書き込まれた投稿を、不特定多数の情報端末7から閲覧できる。つまり、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4に居住するユーザ1,3との間で情報を共有(シェア)したり、各ユーザ1,3と不特定多数の情報端末7を使用する他のユーザとの間で情報を共有(シェア)したりすることができる。
これによって、前記第1掲示板41を利用して家族間でコミュニケーションを取ったり、第2掲示板42を利用して不特定多数のネットワーク利用者間でコミュニケーションを取ったりすることができる。
特に、第1掲示板41は、家族の様々な情報や記録を残しておくことができるので、いわゆるファミリーログとして利用することができる。
なお、本実施の形態においては、第1掲示板41および第2掲示板42に書き込まれる投稿を、「ノート」と呼称している。したがって、ユーザ1,3それぞれの住宅2,4に居住するユーザ1,3のみが閲覧可能な第1掲示板41を上記のように「ファミリーノート」と呼称し、不特定多数の情報端末7から閲覧可能な第2掲示板42を上記のように「みんなのノート」と呼称している。
なお、ノートのタイトルはリンク22gとされており、押下することで、ノートの詳細画面を表示することができる。また、リンク22gであるタイトルには下線が施されている。
この新規作成画面81では、登録先項目で、作成するノートの登録先を、「ファミリーノート」チェックボックス22f、「みんなのノート」チェックボックス22fで選択することができる。すなわち、この新規作成画面81は、ファミリーノートおよびみんなのノートの共通のノート作成画面となっている。
そして、画面81下部の「設定」ボタン22aを押下することで、ノートのファミリーノートまたは/およびみんなのノートへの登録を行うことができる。「クリア」ボタン22aを押下することで、作成中のノートの内容を削除することができる。
さらに、トップ画面80で「タグ」ボタン22aを押下することで、表示部21に、図示しないタグ一覧画面が表示される。すなわち、作成したノートは、新規作成時に設定したタグで分類されているので、このタグ一覧画面では、ノートに付与されているタグ名称を一覧表示することができるようになっている。また、タグ名称がリンク22gとされており、押下することで、表示部21に、タグで分類された全てのノートの一覧を日時の新しい順に表示できる。
なお、いずれの画面でも、ノートのタイトルはリンク22gとされており、押下することで、表示部21に、ノートの詳細画面を表示することができる。また、いずれの画面にも「戻る」ボタン22aが表示されており、押下することで、表示部21に、直前の画面を表示することができる。
各ボタン22a、項目は、上述のファミリーノートと同様の機能を有しており、みんなのノートに登録されているノートを適宜検索したり、一覧を表示したり、詳細画面を表示したりすることができる。
その判断基準は、予めユーザ1,3とサービス提供者5との間で取り決めておくことが望ましい。
不特定多数の情報端末7を操作する外部ユーザは、この「拍手」ボタン22aを押下することによって、ノートの投稿者に対して好意や応援の意を示すことができる。
また、みんなのノートの各ノートには、この「拍手」ボタン22aの他にも、例えば外部ユーザがノートの内容について自分の意見を書き込めるようなSNSサイトやミニブログサイト等の種々のサイトを表示可能なボタン22aを追加しても良いものとする。このような種々のサイトを表示可能なボタン22aを押下すると、みんなのノートの各ノートの内容を引用した状態でサイトを開き、サイトに参加することができる。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、図10に示すエネウォッチ機能がある。
このエネウォッチ機能は、ユーザ1,3が時間を指定してエネルギーの使用量および発電量を計測するサービスであり、自宅2,4でのエネルギー使用および発電に対する意識の向上を図ることができるものである。
上述のように、エネルギー情報には時間情報が関連付けられて記憶されている。したがって、ユーザ1,3は、情報端末20を操作して時間を指定するだけで、その指定した時間のエネルギー情報を知ることができる。
さらに、前記ユーザ情報設定機能において回路設定等を行っているため、測定する場所と、測定する機器と、測定するユーザ1,3を指定してエネルギー情報および発電量を知ることができる。
また、測定した結果は、測定したユーザ1,3の情報端末20に通知される。通知方法は前記通知手段が利用される。結果の通知後、測定結果をファミリーノート、みんなのノートのいずれか若しくは両方に書き込むか否かの選択とコメントの追加ができるように設定されている。通知されるタイミングは、後述する設定画面100で、「終了」ボタン22aが押下された時とする。
また、これに限られずに、自動的にファミリーノート、みんなのノートのいずれか若しくは両方に書き込まれるように設定されていても良い。
このエネウォッチ機能の設定画面100では、「ログアウト」ボタン22a、「戻る」ボタン22a、「タイトル」入力欄22b、「電気」ラジオボタン22e、「ガス」ラジオボタン22e、「水道」ラジオボタン22e、「どこ」選択ボタン22c、「なに」選択ボタン22c、「だれ」選択ボタン22c、「開始」ボタン22a、「終了」ボタン22a、「中止」ボタン22a、「ステータス」項目、「実行履歴」項目が表示される。
各ラジオボタン22eおよび各選択ボタン22cは、測定対象を決定するためのものであり、この設定画面100では、エネルギーの種別は「電気」が選択され、測定する場所は「子供部屋」が選択され、測定する機器は「エアコン」が選択され、測定するユーザ1,3は「太郎」が選択されている。
「開始」ボタン22aを押下することによって測定対象のエネルギーの測定が開始される。すなわち、この「開始」ボタン22aを押下することによってユーザ1,3は開始時間を指定することができる。測定が開始されると、この「開始」ボタン22aは無効化され、「終了」、「中止」ボタン22aは有効化される。
測定中に「終了」ボタン22aを押下すると測定を完了し、この「終了」ボタン22aと「中止」ボタン22aは無効化され、「開始」ボタン22aは有効化される。すなわち、この「終了」ボタン22aを押下することによってユーザ1,3は終了時間を指定することができる。
測定中に「中止」ボタン22aを押下すると測定を中止し、この「中止」ボタン22aと「終了」ボタン22aは無効化され、「開始」ボタン22aは有効化される。「中止」ボタン22aを押下することは、測定のキャンセルを意味しており、「中止」ボタン22aが押下される前までの測定結果は記憶されず、上述のような情報端末20への測定結果の通知も行われない。
「ステータス」項目には、設定画面100の状態に応じたメッセージが表示される。図11では、「開始」ボタン22aが押下される前であるため、「開始ボタンで測定を開始します。」というメッセージが表示されている。測定中であれば、例えば開始ボタンを押下した日時と測定中である旨が表示される。
「実行履歴」項目には、ノートに記録されているエネウォッチ機能の実行結果が表示される。日時の新しい順に数件表示され、タイトルが、ノートの詳細画面へのリンク22gとされている。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、図12に示すお帰りアラーム機能がある。
このお帰りアラーム機能は、ユーザ1,3が時間を指定してエネルギーの使用量および発電量を計測するサービスであり、外出中に、自宅2,4でのエネルギー使用量を測定することができる。
上述のように、エネルギー情報には時間情報が関連付けられて記憶されている。したがって、ユーザ1,3は、情報端末20を操作して時間を指定するだけで、その指定した時間のエネルギー情報を知ることができる。
本実施の形態において、測定対象については予め決定されており、ユーザ1,3が設定できないようになっている。例えば仕事に出ている親が、子の帰宅を知りたいのであれば、手洗い場での水の使用量や子供部屋の電気使用量を測定していれば良い。また、例えば玄関や窓に設けられる防犯センサを測定対象機器に設定しておけば、このお帰りアラーム機能を防犯システムの一環として利用できる。
なお、本実施の形態においては測定対象をユーザ1,3が設定できないものとしたが、生活パターンは人それぞれであるため、測定対象をユーザ1,3が設定できるものであっても良い。
また、測定した結果は、測定したユーザ1,3の情報端末20に通知される。通知方法は前記通知手段が利用される。結果の通知後、測定結果をファミリーノート、みんなのノートのいずれか若しくは両方に書き込むか否かの選択とコメントの追加ができるように設定されている。通知されるタイミングは、後述する設定画面110で、「終了」ボタン22aが押下された時とする。
また、これに限られずに、自動的にファミリーノート、みんなのノートのいずれか若しくは両方に書き込まれるように設定されていても良い。
このお帰りアラーム機能の設定画面110では、「ログアウト」ボタン22a、「戻る」ボタン22a、「タイトル」入力欄22b、「開始時刻」選択ボタン22c、「終了時刻」選択ボタン22c、「繰り返し」チェックボックス22f、「曜日」チェックボックス22f、「開始」ボタン22a、「終了」ボタン22a、「中止」ボタン22a、「ステータス」項目が表示される。
「開始時刻」選択ボタン22cでは、即時から10分単位で指定可能となっている。開始時刻を何時間先まで指定できるかどうかについての説明は適宜変更可能であるため、省略する。
「終了時刻」選択ボタン22cでは、即時から10分単位で指定可能となっている。終了時刻を何時間先まで指定できるかどうかについての説明は適宜変更可能であるため、省略する。
「繰り返し」チェックボックス22fでは、お帰りアラーム機能を繰り返すか否かを決定する。チェックボックス22fにチェックを入れれば、お帰りアラーム機能は繰り返されることになり、チェックが入れられなければ、お帰りアラーム機能は繰り返されず、1回のみとなる。
「曜日」チェックボックス22fでは、繰り返してお帰りアラーム機能を利用する際の曜日を決定する。この「曜日」チェックボックス22fは、「繰り返し」チェックボックス22fでチェックが入れられた時に有効化される。
「開始」ボタン22aを押下することによって測定が開始される。測定が開始されると、この「開始」ボタン22aは無効化され、「終了」ボタン22a、「中止」ボタン22aは有効化される。
測定中に「終了」ボタン22aを押下すると測定を完了し、この「終了」ボタン22aと「中止」ボタン22aは無効化され、「開始」ボタン22aは有効化される。
測定中に「中止」ボタン22aを押下すると測定を中止し、この「中止」ボタン22aと「終了」ボタン22aは無効化され、「開始」ボタン22aは有効化される。「中止」ボタン22aを押下することは、測定のキャンセルを意味しており、「中止」ボタン22aが押下される前までの測定結果は記憶されず、上述のような情報端末20への測定結果の通知も行われない。
「ステータス」項目には、設定画面110の状態に応じたメッセージが表示される。図13では、「開始」ボタン22aが押下される前であるため、「開始ボタンで測定を開始します。」というメッセージが表示されている。測定中であれば、例えば開始ボタンを押下した日時と測定中である旨が表示される。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、図14に示すデータ表示機能がある。
このデータ表示機能は、前記計測部16で計測されたエネルギー情報を、ユーザ1,3に見やすい形で表示するものであり、ユーザ1,3は、時間や場所にとらわれずに、住宅2,4内のエネルギー情報を知ることができる。
データ表示機能では、図14(a)に示すような、住宅2,4のエネルギーの利用状況画面120や、図14(b)に示すような、電気の回路ごとに料金を比較するセンサ比較画面121、図14(c)に示すような、太陽光発電装置2aによって発電された電力の売電状況画面122を、表示部21に表示することができる。以下、画面に表示される項目に従って適宜操作する。
「利用状況」選択ボタン22cを押下することで、プルダウンリストとして「センサ比較」、「売電状況」という選択肢が表示される。すなわち、この選択ボタン22cは、グラフの画面を、利用状況画面120と、センサ比較画面121と、売電状況画面122のいずれかに切り替えるためのグラフ変更ボタンとなっている。
「表示テーマタブ」タブ切替ボタン22dを押下することで、表示テーマを切り替えることができる。すなわち、図14(a)では、電気・ガス・水道を含んだ「全体」のエネルギー使用量をグラフ表示している。「全体」タブから、「電気」タブや「ガス」タブ、「水道」タブを押下することで、対応する種別のグラフを表示することができる。
「残額表示」項目では、目標までの残高と1日の目安金額が表示される。また、目標を超えた場合はその旨を表示する。
「グラフ表示」項目ではグラフが表示される。縦軸は金額、横軸は時間軸とされている。棒グラフにてエネルギーの使用料金を表示する。なお、月グラフである場合、日単位の積み上げ表示となる。
また、折れ線グラフとして積算値を表示する。なお、月グラフである場合、日々の積算値の表示となる。目標値は該当金額にて点線を表示する。
「表示切替」項目では、「年」選択ボタン22cと、「月」選択ボタン22cと、「日」選択ボタン22cとが横並びで表示される。「年」「月」はデフォルトで、アプリケーション起動時の年月が表示される。
「日」選択ボタン22cの表示が「−」となっている場合は、グラフは月単位で表示される。「日」選択ボタン22cの表示が「−」以外の数値となっている場合は、グラフは日単位で表示される。「日」選択ボタン22cの表示が「−」となっている状態で「月」選択ボタン22cを押下して「月」を変更した場合には、「日」選択ボタン22cの表示は「−」が自動設定される。
「比較切替」項目では、「前年同月」ボタン22aと、「前月」ボタン22aと、「みんなの平均」ボタン22aとが表示される。すなわち、図14(a)で示す画面120は「当月」のグラフを表示した状態となっており、「前年同月」ボタン22aと、「前月」ボタン22aと、「みんなの平均」ボタン22aのいずれかを押下することで、該当するグラフを表示できる。
なお、上述の「表示切替」項目で「日」選択ボタン22cの表示が「−」以外の数値となっており、日単位でグラフが表示されている場合には、この「比較切替」項目で表示される「前年同月」ボタン22aと、「前月」ボタン22aとは、それぞれ、「前年同月日」ボタン22aと、「前日」ボタン22aに表示変更される。そして、日単位での比較が可能となる。
「ノート一覧」項目では、日時の新しい順から数件のノートの日時およびタイトル(リンク22g)が表示される。
「凡例」項目では、グラフの凡例が表示される。
「表示テーマタブ」タブ切替ボタン22dを押下することで、表示テーマを切り替えることができる。すなわち、図14(b)では、「どこ」タブが選択されている。「どこ」タブから、「なに」タブや「だれ」タブを押下することで、対応する種別のグラフを表示することができる。
「グラフ表示」項目ではグラフが表示される。図14(b)では、電力料金を横向きに棒グラフで表示している。また、当月(若しくは当日)のみ表示する場合は横向き棒グラフが1本で表示され、前月(若しくは前日)または前年同月(若しくは前年同月日)と比較する際には、当月の棒グラフと並んで2本の棒グラフが並んで表示される。
その他の操作部22は、上述の利用状況画面120で表示された各操作部22と同様の機能を有している。
「グラフ表示」項目ではグラフが表示される。図14(c)では、縦軸は金額、kWhとされ、横軸は時間軸とされている。折れ線グラフにて消費電力量と、発電量、売電額を表示している。また、棒グラフで発電による自給率を示している。なお、自給率100%のラインを点線で表示している。
その他の操作部22は、上述の利用状況画面120およびセンサ比較画面121で表示された各操作部22と同様の機能を有している。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、レポート機能がある。
このレポート機能は、サービス提供サーバ30の記憶部32に蓄積されたデータをもとに、ユーザ1,3が居住する住宅2,4のエネルギーの状態を割り出し、出力するものである。出力されたエネルギー情報は、レポートとして活用される。レポートは、ユーザ1,3に通知されて住宅2,4の生活向上に利用されたり、ユーザ1,3の同意の上でサービス提供者5が利用したりすることができる。
本実施の形態において、レポートの種類は、「最適電灯契約判断用データ出力」レポート(以下、第1レポート35)と、「排出権化データ出力」レポート(以下、第2レポート)とがある。
この第1レポート35は、メール34に添付するなどしてユーザ1,3に通知される。ユーザ1,3は、第1レポート35をプリンター等で印刷した後、これを持って電力会社の相談窓口等に出向き、最適な電灯契約を実現できるようにアドバイスを受けることができる。
また、サービス提供者5は、サービス提供サーバ30の記憶部32に蓄積されたエネルギー情報のデータを適宜出力して、住宅2,4のエネルギーの状態を把握し、これを事例として販売促進活動等に利用することができる。
まず、所定の月日の所定の時間(例えば2月1日21時)の総消費電力量の平均を算出する。
例えば、各時間(10分毎)の消費電力量が、「21時10分=12.3kWh」、「21時20分=11.7kWh」、「21時30分=12.5kWh」、「21時40分=12.7kWh」、「21時50分=14.6kWh」、「22時00分=14.8kWh」だとすると、21時台の総消費電量の平均は「13.1kWh」となる。
同様にしてその他の時間(21時台以外の時間)も、それぞれ総消費電力量の平均を算出し、所定日(ここでは2月1日)の24時間分の総消費電力平均を算出する。
同様にして同月(ここでは2月)のその他の日(1日以外の日)も、それぞれ24時間分の総消費電力平均を算出する。これによって、所定月(ここでは2月)中の日々のデータが蓄積され、各時間(24時間分)の平均値を算出することができる。
同様にして、その他の月(ここでは2月以外)も、それぞれ月ごとに日々のデータを蓄積し、各時間(24時間分)の平均値を算出する。
本実施の形態では、最大12か月分の1時間ごとの平均データを算出して記憶部32に保持できるように設定されている。また、消費電力量の他に、太陽光発電量や電気給湯器、電気暖房器具のデータについても同様のデータを算出して記憶できる。
このようなデータにより、例えばCSV(Comma Separated Values)ファイル(すなわち、第1レポート35)を作成し、ユーザ1,3のメールアドレス宛にメール34に添付して送信する。
サービス提供サーバ30には、記憶部32に蓄積されるエネルギー情報のデータを、以上のようにしてレポート化するための算出プログラムが格納されているものとする。
この画面には、他と同様に「ログアウト」ボタン22aと「戻る」ボタン22aが表示されるとともに、「メール送信」ボタン22aが表示される。ユーザ1,3は、この「メール送信」ボタン22aを押下することによってサービス提供サーバ30から、第1レポート35が添付されたメールを情報端末20で受けることができる。
なお、第1レポート35に載せられるデータは、最大12カ月分固定としても良いし、最大12カ月分のデータのうち、任意の月のデータとしても良い。
そして、ユーザ1,3は、第1レポート35を持って電力会社等に出向き、アドバイスを受け、最適な電灯契約の実現を目指す。最適な電灯契約は、例えば割安な夜間電力を利用した設備や契約内容の導入、生活パターンの改善等により実現することができる。
複数のユーザ1,3から収集される太陽光発電装置2a等のデータは、排出権化に必要な情報が、サービス提供者5によって取りまとめられ、例えばCSVファイル(すなわち、第2レポート)が作成される。そして、サービス提供者5は、この第2レポートを元に申請資料を作成し、国内クレジット認証委員会に提出する。
サービス提供者5は、国内クレジット認証委員会と排出権取引を行い、収益分を、例えば植林事業などの環境・社会貢献事業に充てたり、その他有用な事業に充てたりすることができる。
これによって、ユーザ1,3も、一排出削減事業者として位置づけられることになり、環境や社会に貢献することができる。すなわち、ユーザ1,3は、受けられるサービスの一環として、自宅2,4のエネルギー情報を元に社会貢献を果たすことができる。
続いて、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、図16に示す太陽光発電状態一覧表示機能がある。
太陽光発電状態一覧表示機能は、図16に示すように、サービス提供サーバ30に収集される太陽光発電装置2aの発電量データに基づいて、発電量が低下している住宅を分析し、その旨、該当住宅のユーザに通知するものである。
サービス提供者5またはサービス提供サーバ30は、異常が発見された場合に、太陽光発電装置2aの調査を促すメール34を、ユーザ1,3の情報端末20に送信する。
ユーザ1,3は、修理会社にエスカレーションして太陽光発電装置2aの調査を行い、修理箇所があれば適宜修理できるので、太陽光発電装置2aのメンテナンスを実施しやすくなる。
次に、図示はしないが、ユーザ1,3がより快適にサービスを利用するために、サービス提供者5側の情報端末6に備えられた機能について説明する。
アプリケーションを起動させると、図示はしないが、表示部21には初回のみ、または毎回ログイン画面が表示される。
ログインが完了すると情報端末6の表示部には、サービス提供者5側のマイポータル画面が表示される。この画面には、「ログアウト」ボタンや、「ユーザ設定」ボタンが表示される。「ユーザ設定」ボタンを押下することで表示される画面には、サービス提供者5側のユーザ設定を行うための項目が表示され、サービス提供者5は必要事項を適宜入力するなどしてユーザ設定を行う。
また、マイポータル画面には、「管理設定」ボタンと、「太陽光発電状況」ボタンと、「レポート」ボタンと、「お知らせ一覧」ボタンと、「みんなのノート」ボタンが表示される。サービス提供者5は、以下、情報端末6の表示部に表示される項目に従って、情報端末6を適宜操作する。
「太陽光発電状況」ボタンを押下することで表示される画面には、ユーザ1,3が居住する住宅2,4の太陽光発電装置2aの情報が一覧表示される項目を始め、ユーザ1,3が受ける太陽光発電状態一覧表示機能のサービスを管理するための諸項目が表示される。例えば、太陽光発電異常アラート機能の設定を行うための項目等も表示されるように設定されている。
「レポート」ボタンを押下することで表示される画面には、ユーザ1,3が受けるレポート機能のサービスを管理するための諸項目が表示される。例えば、サービス提供サーバ30に格納される前記算出プログラムの設定を行うための項目や、複数のユーザ1,3から収集される太陽光発電装置2a等のデータを取りまとめるための項目等が表示される。
「お知らせ一覧」ボタンを押下することで表示される画面には、ユーザ1,3の情報端末20に通知するお知らせの内容を登録するための各項目が表示される。例えば、タイトル入力欄や内容入力欄、「登録」ボタン、「リセット」ボタン等が表示される。
「みんなのノート」ボタンを押下することで表示される画面には、ユーザ1,3が受ける電子掲示板機能のサービスのうち、特にみんなのノートを管理するための諸項目が表示される。例えば、公序良俗に反する投稿や個人情報保護に反する投稿等を検索する項目や、このような投稿の自動検索プログラムの設定を行うための項目等が表示される。
続いて、図示はしないが、サービス提供サーバ30によって情報端末20に提供されるサービスの一つとして、アドバイス機能がある。
住宅2,4には、住宅2,4内部および外部の環境情報を取得するための各種センサを取り付けて常に環境情報を取得するとともに、エネルギー表示器10にて環境情報を収集し、サービス提供サーバ30側に送信する構成とする。各種センサとしては、例えば温度センサや湿度センサ、降雨センサ等、環境情報を取得するために必要な全てのものが挙げられる。なお、サービス提供サーバ30に送信された各種情報は、時間情報と関連付けて記憶される。
また、サービス提供サーバ30では、住宅2,4周辺エリアの気象情報も取得する。エリアの気象情報としては、例えば降水確率や黄砂情報、花粉情報等、必要な全てのものが挙げられる。さらに、地域ごとに建てられた各住宅2,4から環境情報を収集し、この環境情報をもとに、地域ごとの気象観測システムを構築してもよい。
そして、サービス提供サーバ30は、このように収集された環境情報および気象情報に基づいて、各ユーザ1,3に対して個別に、エネルギー使用量の節約アドバイスや、より快適な生活環境を形成するためのアドバイスを生成し、各ユーザ1,3の情報端末20に送信する。
なお、ユーザ1,3へのサービス提供を実現するため、本実施の形態のネットワークサービスシステム全体には、認証機能が作用している。
すなわち、ユーザ1,3の情報端末20やエネルギー表示器10にも、サービス提供者5の情報端末6にも、サービス提供サーバ30にも、例えば識別IDやMACアドレス、ログインID、ログインパスワード等を始めとする様々な認証情報が設定されている。本実施の形態のネットワークサービスシステムは、これら認証情報に基づいて認証が行われることにより初めて利用可能となる。
ユーザ1,3は、例えば、ネットワークサービスシステムの利用申請を行う際や、ユーザ設定を行う際、パスワード変更を行う際等に、この認証機能の設定登録や変更を行っている。
また、サービスは、ネットワークを介して前記情報端末20に対して提供されるので、この情報端末20が持ち運び可能であれば、ユーザ1,3は、時間や場所にとらわれずに気軽にサービスの提供を受けることができるので、使い勝手がよい。
2 住宅
3 ユーザ
4 住宅
5 サービス提供者
6 情報端末
10 エネルギー表示器
16 計測部
20 情報端末
21 表示部
22 操作部
30 サービス提供サーバ
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
Claims (1)
- 複数のユーザそれぞれが居住する住宅に設けられるとともに、各住宅で利用されるエネルギーを計測するための計測部と、
前記計測部を含んで構成されるエネルギー表示器と、
複数のユーザそれぞれが使用する情報端末と、
サービス提供者によって管理され、前記計測部および情報端末とネットワークを介して接続されるサービス提供サーバと、を備えており、
前記計測部によるエネルギーの計測は、住宅内を複数のエリアに分け、複数のエリアごとに使用される、使用電力・発電電力・ガス・水の各種エネルギーを検出することによって行われ、この計測部で計測されたエネルギー情報には、エネルギーの種別に関する情報と、住宅内のエリアに関する情報が関連付けられており、
前記計測部によるエネルギーの計測結果であるエネルギー情報は、前記エネルギー表示器と前記情報端末と、に反映されており、
前記エネルギー表示器の表示部は、前記複数のエリアのそれぞれに対応する複数の画像を画面内に表示し、使用電力・発電電力検出部、ガス使用量検出部および水使用量検出部のいずれか一つで検出された現在の使用量を前記複数の画像内に表示するものであり、
前記エネルギー表示器の前記表示部は、使用電力量をエリア別に示すエリアモニター画面において、「洗面所」、「浴室」、「玄関&ホール」、「外部」、「電気温水器」、「トイレ」、「リビング」、「ダイニング」、「キッチン」、「寝室」、「エアコン」、「子供部屋」の白抜きの枠で囲まれ画像を備え、
前記エリア別に示された各画像は、前記エネルギー表示器を制御する制御部が、各エリアに設定された使用電力量が所定の使用量を越えたと判断した時に、「白抜きの枠で囲まれた表示状態」から、「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」に変更するように設定され、
さらに前記エリア別に示された各画像のうち「リビング」、「キッチン」、「子供部屋」の画像は、前記制御部が、前記所定の使用電力量を超えた状態で、且つ、所定の使用時間を経過したと判断した時に、「エリア名と現在の使用電力量を表示した緑色の大きな画像」から「エリア名と現在の使用電力量と経過時間を表示し、且つ、点滅する緑色の大きな画像」に変更するように設定されており、
前記サービス提供サーバは、ユーザそれぞれの住宅の計測部で計測されたエネルギーの情報に基づくサービスを、ユーザそれぞれが使用する情報端末に対して提供するように構成されており、
前記サービス提供サーバは、
当該サービス提供サーバの動作を制御する制御部と、
前記計測部から送信されたエネルギー情報を、時間情報と関連付けて記憶する記憶部と、
ネットワークを介して、ユーザに提供するサービスに関する通知を行う通知手段と、を有しており、
前記サービス提供サーバによって前記情報端末に提供されるサービスの一つとして、前記計測部で計測されたエネルギー情報を表示するデータ表示機能サービスがあり、
前記サービス提供サーバによって前記情報端末に提供されるサービスの一つとして、ユーザが外出中の時間を指定し、自宅における予め決定された手洗い場での水の使用量を、前記計測部と前記記憶部とを利用して測定するサービスがあり、
当該サービスでは、前記手洗い場での水の使用量の測定結果を、家族の帰宅情報として、前記通知手段を利用して前記情報端末に通知することを特徴とするネットワークサービスシステム。
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