JP5779563B2 - 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5779563B2 JP5779563B2 JP2012207936A JP2012207936A JP5779563B2 JP 5779563 B2 JP5779563 B2 JP 5779563B2 JP 2012207936 A JP2012207936 A JP 2012207936A JP 2012207936 A JP2012207936 A JP 2012207936A JP 5779563 B2 JP5779563 B2 JP 5779563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bias
- toner
- carrier
- developing
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する装置本体10と、装置本体10上に配置される自動原稿給送装置20とを備える。装置本体10の内部には、複写する原稿画像を光学的に読み取る読取ユニット25と、シートにトナー像を形成する画像形成部30と、前記トナー像をシートに定着させる定着部60と、画像形成部30へ搬送されるシートを貯留する給紙部40と、シートを給紙部40又は給紙トレイ46から画像形成部30及び定着部60を経由してシート排出口10Eまで搬送する搬送経路50と、この搬送経路50の一部を構成するシート搬送路を内部に有する搬送ユニット55とが収容されている。
続いて、現像装置324について詳細に説明する。図2は、現像装置324の内部構造を概略的に示す上下および左右方向の断面図、図3は、現像装置324の前後および左右方向の断面図である。現像装置324は、該現像装置324の内部空間を画定する現像ハウジング80を含む。この現像ハウジング80には、非磁性体のトナーおよび磁性体のキャリアを含む現像剤を貯留する現像剤貯留部81が備えられている。また、現像ハウジング80の内部には、現像剤貯留部81の上方に配置された磁気ローラー82(現像剤担持体)と、磁気ローラー82の斜め上方位置で磁気ローラー82に対向配置された現像ローラー83(トナー担持体)と、磁気ローラー82に対向配置された現像剤規制ブレード84とが配設されている。
続いて、画像形成装置1の主要な電気的構成について説明する。画像形成装置1は、当該画像形成装置1の各部の動作を統括的に制御する制御部90を備える。図4は、制御部90の機能ブロック図である。制御部90は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。また、制御部90には、前述の画像形成部30に加え、第1印加部88(バイアス印加手段)、第2印加部89(バイアス印加手段)、駆動部962(回転駆動手段)、画像メモリー963、I/F964などが電気的に接続されている。
次に、図5を参照して、現像装置324のバイアス印加のための構成及び現像動作について説明する。現像装置324は、現像動作を制御するために、前述の第1印加部88と、第2印加部89と、制御部90とを含む。同図に示すように、第1印加部88は、直列に接続された直流電圧源881と交流電圧源882とを有し、磁気ローラー82に接続されている。直流電圧源881から出力された直流バイアスに交流電圧源882から出力された交流バイアスが重畳された電圧が磁気ローラー82に印加される。第2印加部89は、直列に接続された直流電圧源891と交流電圧源892とを有し、現像ローラー83に接続されている。直流電圧源891から出力された直流バイアスに交流電圧源892から出力された交流バイアスが重畳された電圧が、現像ローラー83に印加される。
現像ローラー83の直流バイアスVslv_dc;150V
磁気ローラー82の交流バイアス(Vpp)Vmag_ac;800V(3.6kHz)
現像ローラー83の交流バイアス(Vpp)Vslv_ac;1500V(3.6kHz)
感光体ドラム321−現像ローラー83間のバイアスのDuty比(Duty1);37%
現像ローラー83−磁気ローラー82間のバイアスのDuty比(Duty2);63%
次に、本実施形態における現像装置324内の現像準備動作について説明する。この現像準備動作は、先の現像動作が実行されていないタイミングであって、現像動作に先立って実行される。現像準備動作は、たとえばシートに画像が形成される画像形成動作前や、複数のシートに画像が形成される際の一のシートとその後続のシートとの間の紙間に対応して実行される。
現像ローラー83の直流バイアスVslv_dc;350V
磁気ローラー82の交流バイアス(Vpp)Vmag_ac;613V(3.6kHz)
現像ローラー83の交流バイアス(Vpp)Vslv_ac;1150V(3.6kHz)
感光体ドラム321−現像ローラー83間のバイアスのDuty比(Duty1);33%
現像ローラー83−磁気ローラー82間のバイアスのDuty比(Duty2);67%
このような場合であっても、本実施形態では、現像準備動作から現像動作への移行時に、移行期間が設定される。図7は、現像工程S1の終了後、次の現像工程S4に先立って現像準備工程S2が設けられ、更に、現像準備工程S2から現像工程S4への移行時に移行期間S3が設けられた場合の感光体ドラム321と現像ローラー83との間の交流バイアスのDuty比の推移を示したグラフである。図7の現像準備工程S2は、複数のシートに画像が形成された場合の一のシートとその後続のシートとの間の紙間に相当する。また、図8は、図7の各Duty比における交流バイアスの一周期分の波形を模式的に示した図である。図8は、現像ローラー83を基準にした波形を示している。
<感光体ドラム321>
・材料:単層OPC
・線速:130mm/sec
<現像ローラー83>
・直径:16mm
・感光体ドラム321とのギャップ(対向箇所の距離):0.12mm
・回転数: 252rpm(感光体ドラム321に対して周速比1.5、ウィズ回転)
<磁気ローラー82>
・直径:16mm
・磁気ローラー82と現像ローラー83とのギャップS:0.30mm
・回転数: 285rpm(現像ローラー83に対して周速比1.1、カウンタ回転)
<2成分現像剤>
・トナー個数平均粒径:6.8μm
・トナー極性:正帯電性
・トナー比重:1.2
・キャリア個数平均粒径:35μm
・キャリア比重:4.5
・テスト初期のトナー帯電量:15μC/g
<テストプリント条件>
・印字率:5%
・印刷ジョブ単位枚数:3枚間欠印字
・総印刷枚数:5000枚
<感光体321の電位条件>
・画像部電位:+60V
・非画像部電位:+470V
<現像バイアスの共通条件>
磁気ローラー82の直流バイアスVmag_dc;450V
現像ローラー83の直流バイアスVslv_dc;150V
磁気ローラー82の交流バイアス(Vpp)Vmag_ac;800V(3.6kHz)
現像ローラー83の交流バイアス(Vpp)Vslv_ac;1500V(3.6kHz)
なお、Duty比は「表1」に示される。
<現像準備バイアスの共通条件>
磁気ローラー82の直流バイアスVmag_dc;350V
現像ローラー83の直流バイアスVslv_dc;150V
磁気ローラー82の交流バイアス(Vpp)Vmag_ac;613V(3.6kHz)
現像ローラー83の交流バイアス(Vpp)Vslv_ac;1150V(3.6kHz)
なお、Duty比は「表1」に示される。
10 装置本体
30 画像形成部
32 画像形成ユニット
33 中間転写ユニット
321 感光体ドラム(像担持体)
324 現像装置
80 現像ハウジング
81 現像剤貯留部
82 磁気ローラー(現像剤担持体)
821 汲上極
822 規制極
823 主極
83 現像ローラー(トナー担持体)
84 現像剤規制ブレード
85 スクリューフィーダー
86 スクリューフィーダー
88 第1印加部(バイアス印加手段)
89 第2印加部(バイアス印加手段)
90 制御部
91 駆動制御部
92 バイアス制御部(バイアス制御手段)
962 駆動部(回転駆動手段)
963 画像メモリ
964 I/F
Claims (6)
- トナーおよびキャリアを含む現像剤を貯留する現像ハウジングと、
所定の方向に回転しつつ前記現像ハウジング内の現像剤を受け取って、現像剤層を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤層に接触した状態で回転しつつ、前記現像剤層からトナーを受け取ってトナー層を担持し、表面に静電潜像が形成され前記トナーによって顕在化されるトナー像を担持する像担持体に、該トナーを供給するトナー担持体と、
前記現像剤担持体及び前記トナー担持体の少なくとも一方に、直流バイアスに交流バイアスが重畳されたバイアスを印加し、両者間に所定の電位差を形成するバイアス印加手段と、
前記現像剤担持体から前記トナー担持体に第1の量のトナーが供給される現像動作時に、前記バイアス印加手段に現像バイアスを印加させるとともに、前記現像動作に先立って、前記現像剤担持体から前記トナー担持体に前記第1の量よりも少ない第2の量のトナーが供給される現像準備動作時に、前記バイアス印加手段に現像準備バイアスを印加させるバイアス制御手段と、
前記現像動作時および前記現像準備動作時に、前記現像剤担持体および前記トナー担持体を回転駆動させる回転駆動手段と、を有し、
前記トナーが前記現像剤担持体から前記トナー担持体に移動する側の極性の前記交流バイアスのDuty比において、前記現像バイアスの第1のDuty比よりも、前記現像準備バイアスの第2のDuty比が小さく設定され、
前記現像準備動作から前記現像動作に移行する際に、前記バイアス制御手段は、前記現像剤担持体および前記トナー担持体が回転駆動された状態で、前記第1のDuty比よりも小さく、前記第2のDuty比よりも大きい第3のDuty比の前記交流バイアスを前記バイアス印加手段に印加させることを特徴とする現像装置。 - 前記第3のDuty比は、複数のDuty比に亘って段階的に増大するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記現像バイアスにおいて、前記トナー担持体には第1の直流バイアスが印加され、前記現像剤担持体には、前記第1の直流バイアスよりも絶対値が大きい第2の直流バイアスが印加され、
前記現像準備バイアスにおいて、前記トナー担持体には前記第1の直流バイアスが印加され、前記現像剤担持体には、前記第1の直流バイアスよりも絶対値が大きく、前記第2の直流バイアスよりも絶対値が小さい第3の直流バイアスが印加されることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 前記バイアス制御手段は、前記第3のDuty比の前記交流バイアスを前記バイアス印加手段に印加させる際に、前記トナー担持体に前記第1の直流バイアスを印加し、前記第2の直流バイアスよりも絶対値が小さく前記第3の直流バイアスよりも絶対値が大きい第4の直流バイアスを前記現像剤担持体に印加することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 静電潜像及び前記トナー担持体から供給されたトナーが形成するトナー像を担持する前記像担持体と、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の現像装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像準備動作は、シートに画像が形成される画像形成動作の実行前、または、複数のシートに画像が形成される際の一のシートとその後続のシートとの間の紙間に対応して実行されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207936A JP5779563B2 (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207936A JP5779563B2 (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014063021A JP2014063021A (ja) | 2014-04-10 |
JP5779563B2 true JP5779563B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=50618326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012207936A Expired - Fee Related JP5779563B2 (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5779563B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03173316A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-26 | Canon Inc | 電源装置 |
JP3599193B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2004-12-08 | 京セラ株式会社 | 画像形成装置における現像方法 |
JP2007171936A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-07-05 | Kyocera Mita Corp | 高圧電源装置及び画像形成装置 |
-
2012
- 2012-09-21 JP JP2012207936A patent/JP5779563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014063021A (ja) | 2014-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005345858A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2013064781A (ja) | 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2013190722A (ja) | 長尺シートの印刷が可能な画像形成装置 | |
JP5597611B2 (ja) | 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP5860792B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5873784B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5696112B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5849037B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5779563B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5352543B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP6116507B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5891158B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5629666B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012098404A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011150216A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5903365B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014010340A (ja) | バイアス制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5597621B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6116506B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP7003603B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018045224A (ja) | 現像装置及び二成分現像用のマグネット | |
JP2012027249A (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2013064782A (ja) | 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2007249163A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6314852B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5779563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |