JP5777855B2 - 自走式乗用電動草刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行用モータと、モアブレードと、そのモアブレードを駆動するモアブレード用モータと、走行用モータとモアブレード用モータに電力を供給するバッテリーとを備え、モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機に関する。
近年、地球温暖化防止の観点から、温室効果ガスを含む排気ガスを規制する動きが社会的潮流となってきた。この動きに対する対応は自動車産業において顕著であり、ハイブリッドカー、電気自動車など、いわゆるエコカーの開発が進められている。特に、近年、バッテリーを電源とした電気自動車の実用化に対する技術開発が活発化している(例えば特許文献1)。
特開2006−147593号公報
この文献では、電気自動車の運転席の背もたれの背後にバッテリーをケースで覆って配置している。しかし、運転席の背後の狭いスペースに収容できる程度の大きさのバッテリーで長距離走行することは、現在の技術水準では困難であるといわざるを得ない。一方、長時間充電なしで走行できるだけの量のバッテリーは、重量が大きく、大きなスペースも必要となる。
たとえば、乗用のローンモア(自走式電動乗用芝刈機)などの作業車両では、車両の走行に加えて、作業を行うための動力が必要であり、長時間充電なしで草刈作業を行うためには、より多くのバッテリーを車載する必要性がある。大きなバッテリーは、重量が重いばかりでなく、車両の重量バランスを大きく左右する。このため、走行中の転倒を防止するためには、バッテリーを低い場所に配置し、ローンモアの重心を低く抑える必要がある。
このような技術開発は、農業機械の分野、特に、ローンモアにおいては実施可能レベルの技術開発がなされていないのが現状である。そこで、この発明は、長時間作業を可能とし、かつ、重心を低く抑えた自走式乗用電動草刈機を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
シャーシ全体を上方より覆うカウリングを備え、
該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
前記運転席前方に足置きのためのステップを前記カウリングに設けるとともに、
前記ステップを下方より支持するためのステップ支持板を前記シャーシに固設し、
前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記ステップ支持板との間に備え、
前記ステップ支持板に溝を形成して、前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自走式乗用電動草刈機において、前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームを前記シャーシ上に固定して備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、
前記シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、
該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記保護フレームとの間に備えるとともに、
前記保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、
前記シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、
該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記保護フレームとの間に備えるとともに、
前記カウリングを前後に2分割し、前部カウリングおよび後部カウリングとし、
前記保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記後部カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の自走式乗用電動草刈機において、前記ダンパーを、幅方向に2つ並べて備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、そのモアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、走行用モータとモアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備えるので、長時間充電なしで草刈作業を行うことができる。また、その複数のバッテリーをシャーシ後部に載置するので、車両の重心を後部に多く掛けることができる。さらに、複数のバッテリーを平置きするので、車両の重心を低く抑え、旋回時や起伏のある場所を走行する時など車両が不安定な状態となるときでも、安定した走行をすることができる。したがって、長時間作業を継続可能とし、かつ、重心を低く抑えた自走式乗用電動草刈機を提供することができる。
また、シャーシ全体を上方より覆うカウリングを備え、そのカウリングをシャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、シャーシの前方に備えるので、カウリングを容易に開閉することができ、バッテリーの交換時や、保守・点検などの際の作業性を向上することができる。
また、運転席前方に足置きのためのステップをカウリングに設けるとともに、ステップを下方より支持するためのステップ支持板をシャーシに固設し、カウリングの開閉動作をサポートするダンパーをカウリング裏面とステップ支持板との間に備え、ステップ支持板に溝を形成して、ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設してダンパーの他端を回動自在に固定するので、ダンパーがサポートして容易にカウリングを持ち上げることができる。また、ステップ支持板に溝を形成してそこにダンパーの一端を取り付けるので、新たな部材を用いる必要がなく、組み立て時の作業効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームをシャーシ上に固定して備えるので、バッテリーの上方から衝撃があったときもバッテリーを保護することができる。
請求項3に記載の発明によれば、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、そのモアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、走行用モータとモアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、そのバッテリーをシャーシ後部に平置きし、バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、そのカウリングをシャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、シャーシの前方に備え、カウリングの開閉動作をサポートするダンパーをカウリング裏面と保護フレームとの間に備えるとともに、保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設してダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設してダンパーの他端を回動自在に固定するので、ダンパーがサポートして容易にカウリングを持ち上げることができる。
請求項4に記載の発明によれば、運転席と、走行用モータと、モアブレードと、そのモアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、走行用モータとモアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、そのバッテリーをシャーシ後部に平置きし、バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、そのカウリングをシャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、シャーシの前方に備え、カウリングの開閉動作をサポートするダンパーをカウリング裏面と保護フレームとの間に備えるとともに、カウリングを前後に2分割し、前部カウリングおよび後部カウリングとし、保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設してダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、後部カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設してダンパーの他端を回動自在に固定するので、ダンパーがサポートして容易に後部カウリングを持ち上げることができる。また、カウリングを前後で2分割しているので、ダンパーが持ち上げるカウリングを軽量化することができ、保守点検が容易になる。
請求項5に記載の発明によれば、ダンパーを、幅方向に2つ並べて備えるので、ダンパーがサポートしていっそう容易にカウリングを持ち上げることができる。
この発明の自走式乗用電動草刈機の一例としての、電動ローンモアの側面図である。 その平面図である。 その要部拡大斜視図である。 その要部拡大右側面図である。 この発明の自走式乗用電動草刈機の一例としての、電動ローンモアに備えるバッテリーの正面図である。 この例の電動ローンモアのカウリングを開けた状態を示す側面図である。 (a)はステップ支持板の要部概略平面図、(b)はステップ支持板に取り付けたダンパーの正面図、(c)はカウリング裏面に取り付けたダンパーの正面図である。 この発明の別の例の電動ローンモアのカウリングを開けた状態を示す側面図である。 その、(a)は保護フレーム近傍の要部概略平面図、(b)は保護フレームに取り付けたダンパーの正面図、(c)はカウリング裏面に取り付けたダンパーの正面図である。 この発明のさらに別の例の電動ローンモアのカウリングを開けた状態を示す側面図である。 この発明のさらに別の例の電動ローンモアのバッテリーの配置を説明するための、(a)は要部概略平面図、(b)は要部概略背面図である。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。図1,2には、それぞれこの発明の自走式乗用電動草刈機の一例としての、電動ローンモア10の平面図と左側面図を示す。電動ローンモア10は、左右一対のフレーム状のシャーシ11と、該シャーシ11の下方に、一対の前タイヤ(前輪)12と、一対の後タイヤ(後輪)13とを備える。また、前タイヤ12と後タイヤ13との間には、モアデッキ14を備える。モアデッキ14は略楕円状の縁のある皿型で、皿の底面を上にして備える。モアデッキ14の内側には、不図示のモアブレード(草刈刃)を、その長径方向に2つ並べて備える。このモアブレードの回転中心には、それぞれ草刈用モータ(モアブレード用モータ)15,15を取り付ける。なお、モアデッキ14は、その短径方向を(電動ローンモア10の直進方向より)やや右側に傾けて設けられる。すなわち、右側のモアブレードの回転中心は、左側のそれと比べて、直進方向やや後方となる。
シャーシ11の上には、カウリング(本体カバー)20を被せる。カウリング20は、シャーシ11全体を覆うものであり、強化樹脂、軽量鋼板などで一体に形成される。後タイヤ13のやや前方でカウリング20上には、運転席21を設ける。運転席21の左右側方には、電動ローンモア10の走行操作をするための走行操作レバー22,22をそれぞれ備える。右の走行操作レバー22のさらに外側には、モアデッキ14の地面からの高さを調節するためのモアデッキ調節レバー24を備える。運転席21の左右それぞれの下方には冷却口26A,26Aを、運転席21の前側の下方には、冷却口26Bを設ける。冷却口26A,26Bは、後述するバッテリー25を冷却するための空気を取り入れるためのものであり、カウリング20に形成された開口である。また、運転席21の後方には排気口27を2つ設ける。排気口27,27は、冷却口26A,26Bから取り入れられた空気が車体内を通過して排出されるためのものであり、カウリング20に形成された開口である。一方、運転席21の前方には、足置きのためのステップSTを備える。このステップSTはカウリング20として一体に形成される。
なお、電動ローンモア10は、草刈りに加えて、走行も電動モータによってまかなうものであり、一対の後タイヤ13,13の内側にそれぞれ走行用モータ16を備え、この走行用モータ16によって後タイヤ13,13を駆動させる(なお、後タイヤ13,13のホイール内にそれぞれホイールモータを備えてもよい)。
前述の2つの草刈用モータ15および2つの走行用モータ16は、好ましくは、ネオジウムなど希土類の磁石を用いると高性能となる。これら草刈用モータ15、走行用モータ16の電力は、同一のバッテリーから供給される。バッテリー25は、カウリング20内で、運転席21の下方で、かつ、シャーシ11後部に5つ平置きされる(バッテリー25は5つに限定されるものではない)。詳しくは、バッテリー25を、後タイヤ13,13のアクスル間で、かつ、シャーシ11の上に(電動ローンモア10の直進方向に対して)3つ並べて備え、それら3つのバッテリー25の前後に、これらと直角に1つずつ備える。また、別の1つのバッテリー25をシャーシ11の後部下方に備える。詳しくは、1つのバッテリー25を、後タイヤ13,13の後方で、かつ、シャーシ11の下方に、走行方向に対して直交する方向に備える。なお、このバッテリー25は、前述の5つのバッテリー25と同一の仕様とする。
これら6つのバッテリー25は、後述するブラケットを介してシャーシ11にボルトで取り付けられる。なお、バッテリー25は3個を直列に接続して1セットとし、この例では、これを2セット備えている。したがって、バッテリー25の数は3個であってもよい。その場合には、シャーシ11の上に(電動ローンモア10の直進方向に対して)3つ並べるものとする。もちろん、この発明の自走式乗用電動草刈機では、バッテリー25はこのような数の規制を受けるものではなく、あらゆる個数を配置することが可能である。
左後タイヤ13のフェンダーには、バッテリー25を充電する際にプラグを差し込むための給電口28を備える。給電口28は、カウリング20に蓋付の開口である。給電口28にはプラグを備え、ローンモア10の非作業時に、家庭用電源に接続した電気コードを差し込んで、バッテリー25を充電する。バッテリー25とプラグとの間にはACアダプタ、インバータ、充電装置などを適宜備える。
バッテリー25の上には、不図示の制御部を備える。この制御部は、電動ローンモア10の走行用モータ16を制御する。制御部は、走行操作レバー22の傾動量(後述)に応じて走行用モータ16の回転方向および回転速度を制御する。制御部は、走行用モータ16の制御に加えて、草刈用モータ15の回転制御、さらにバッテリー25の微小な電圧の変動を補正する役割も担っている。なお、草刈用モータ15の回転は、走行用モータ16の回転数と連動するように制御される。すなわち、走行スピードを速めると、モアブレードの回転数も速まり、走行スピードを落とすと、モアブレードの回転数も遅くなる。
前タイヤ12,12はそれぞれ、シャフトを介して前タイヤブラケット17に回転自在に取り付けられている。前タイヤ12,12には駆動モータは接続されておらず、それぞれが自由に回転するものとする。また、前タイヤブラケット17は、シャーシ11に対して回動自在に取り付けられている。2つの前タイヤブラケット17,17は、それぞれが自由に回動するものとする。
走行操作レバー22は傾動可能に設けられ、運転者がこれを前に倒すと走行用モータ16が前進方向に回転する。一方、走行操作レバー22が後に倒されると走行用モータ16は後進方向に回転する。さらに、操作レバー22の傾動度合いによって走行用モータ16の回転速度が変化する。すなわち、操作レバー22を大きく前(後)に倒すと、走行用モータ16が前進(後進)方向により早く回転し、操作レバー22を小さく前(後)に倒すと、走行用モータ16が前進(後進)方向にゆっくりと回転する。運転席21の左右両側に備えられた操作レバー22,22は、右側の操作レバー22を操作すると、右側の後輪13のモータが回転し、左側の操作レバー22を操作すると左側の後輪13のモータが回転するようになっている。運転者は、左右の走行操作レバー22,22を前後に適宜操作することで、電動ローンモア10の直後進、左右折、旋回などを行うことができる。
そして、右側の走行操作レバー22の端部には、モアデッキ14内の2つのモアブレードの回転をON、OFFする草刈スイッチ23を設ける。草刈スイッチ23は、リミット型のスイッチを用い、運転者が指で押下するとONとなり、再度押下するとOFFとなる。
左側のシャーシ11の略中央部には、モアデッキ14を昇降させるためのデッキ支持アーム18の一端を回動自在に取り付ける。デッキ支持アーム18の他端は、ステー19a(図1の裏面側は19a´)を介してモアデッキ14に取り付けられている。なお、ステー19aはモアデッキ14の表面に溶接などで固設されている。また、デッキ支持アーム18は、ステー19aに対して回動自在に取り付けられている。なお、デッキ支持アーム18の回動中心は、シャーシ11との連結部である。このデッキ支持アーム18は、不図示のリンク機構を介して、モア調節レバー24に連結されている。一方、モアデッキ14の前側には、別のステー19b(図1の裏面側は19b´)が固設されている。このステー19bには、シャフトSの一端が回動自在に取り付けられている。シャフトSの他端は、不図示のステーを介してシャーシ11に回動自在に取り付けられている。
図3,4にはこの例の要部を示す。5つのバッテリー25が、シャーシ11の上面に固設されたデッキ板31上に平置きにされ、ボルトによって固定される。これらのバッテリー25の上方には、これらを覆うようにして、角アーチ状の保護フレーム41A,41B,41C,41Dを設ける。これらの保護フレーム41A〜41Dは、それぞれの基端を左右両側のシャーシ11,11にボルトによって固設する。また、保護フレーム41Bと保護フレーム41Cとの間には、シャーシ11,11に沿うように補強板42A,42Aを両側に、補強板43Aを中央に渡しかけ、両基端をボルトによって保護フレーム41Bと保護フレーム41Cに固設する。さらに、保護フレーム41Cと保護フレーム41Dとの間には、シャーシ11,11に沿うように補強板42B,42Bを両側に、補強板43Bを中央に渡しかけ、両基端をボルトによって保護フレーム41Cと保護フレーム41Dに固設する。
一方、シャーシ11の後部下方には、バッテリーケース44をボルトによって固設する。このバッテリーケース44内には、バッテリー25を1つ固定して備える。バッテリーケース44には、バッテリー25を取り出すための開閉蓋44Aをボルトで固定する。
バッテリー25は、図5に示すような構造となっている。バッテリー25は、バッテリー本体25Aとそれを取り囲むバッテリー支持体25B,25Cからなる。バッテリー本体25Aは、リチウムイオン電池を用いることが望ましい。詳しくは、二酸化マンガンリチウム電池、フッ化黒鉛リチウム電池、塩化チオニルリチウム電池、酸化銅リチウム電池、二硫化鉄リチウム電池、ヨウ素リチウム電池など、エネルギー密度が高く、寿命が長いものを用いることが望ましい。バッテリー本体25Aには電極25A1,25A2を突設する。
バッテリー支持体25B,25Cに支持されたバッテリー本体25Aは、貫通孔25B2、切り欠き25C1を介してボルトによってデッキ板31に取り付けられる。また、1つのバッテリー25は、貫通孔25B2、切り欠き25C1を介してボルトによって、バッテリーケース44内に取り付けられる。
図6に示すように、カウリング20の前端部の両側にそれぞれ切り欠き20Aを形成する。一方、前タイヤブラケット17,17には、平頭ピン17Dをそれぞれ固設する。前タイヤブラケット17は、前タイヤ支持部17Aとポスト部17C、およびこれらを回動自在に連結する連結部17Bとで構成される。前タイヤ支持部17Aは断面視で門型状の鉄板で形成され、その両端部には、貫通孔を設けてピンPNを介して前タイヤ12を回転自在に取り付ける。ポスト部17Cは鉄製の円筒で形成され、下部側面には、連結板Jを溶接する。この連結板Jは、シャーシ11の先端部と固設されている。したがって、前タイヤ支持部17Aは水平面において回動自在である一方、ポスト部17Cは回動しない構成となっている。ポスト部17Cの上部側面(電動ローンモア10の走行方向の外側)には、平頭ピン17Dを突設する。平頭ピン17Dは、棒状のピンの先端にそのピンよりも大きな径の平板を固設して抜け止めを構成する。
そして、カウリング20の切り欠き20Aを平頭ピン17Dに掛け止めるようにして取り付ける(これにより、カウリング20は、シャーシ11の前方を回動支点として上方に回動可能となる)。そして、シャーシ11上に取り付けたステップ支持板SFとカウリング20の裏面との間にダンパー50を取り付ける。ダンパー50は、電動ローンモア10の幅方向に並べて2つ備える。
ダンパー50は、図7(a)〜(c)に示すように、スプリング機能を有するダンパー本体51とそのダンパー本体51内を出没するダンパーロッド52とで構成される(なお、ダンパー50は、公知のエアスプリングタイプ、オイルスプリングタイプなどを適宜用いるものとする)。ダンパー本体51の先端には、接続部51Aを固設する。接続部51Aは先端の丸まった鉄板で、中央部には、貫通孔51A1を設ける。一方、ダンパーロッド52の先端には、接続部52Aを固設する。接続部52Aは先端の丸まった鉄板で、中央部には、貫通孔52A1を設ける。
ステップ支持板SFは、電動ローンモア10の幅方向に3つのパートで構成されている。すなわち、左右両側には、側板SF1,SF1、2つの側板SF1の間には中央板SF2を備え、これら3つをボルトによって連結してなる。側板SF1は鉄板で形成され、その一側端部はU字状に折り曲げ加工が施されて、溝FGが形成される。U字状の溝FGの側端には中央板SF2と連結するための貫通孔が設けられる。溝FGの両壁には、さらに別の貫通孔SF1a,SF1aが形成される。中央板SF2は鉄板で形成され、その両側端部は下向きに直角に折り曲げられて側端部SF2E,SF2Eを形成する。側端部SF2Eにはそれぞれ、貫通孔SF2aを形成する。
そして、ダンパー本体51の接続部51Aを側板SF1の溝FGに挿入し、ボルト53を貫通孔SF1a、貫通孔51A1、貫通孔SF1a、貫通孔SF2aの順に通した後、ボルト53の先端にピン54を通して抜け止めをする。このようにして、ダンパー本体51をステップ支持板SFに回動自在に取り付ける。
一方、カウリング20の裏面には、カウリング・ダンパー連結具60をボルトなどで固設する。カウリング・ダンパー連結具60は、矩形の鉄片をU字状に折り曲げてその両側部に貫通孔60a,60aを形成する。U字状に折り曲げた中央部には別の貫通孔を形成して、ボルトによってカウリング20に取り付ける(なお、この例では、カウリング・ダンパー連結具60のカウリング20への取付部分としては、ステップSTの運転席21側端部近傍としているが、これに限定されるものではなく、状況に応じて必要な箇所に取り付けるものとする)。
そして、ダンパーロッド52の接続部52Aをカウリング・ダンパー連結具60のU字部に挿入し、ボルト55を貫通孔60a、貫通孔52A1、貫通孔60aの順に通した後、ボルト55の先端にピン56を通して抜け止めをする。このようにして、ダンパーロッド52をカウリング20の裏面に回動自在に取り付ける。
次に、バッテリー25を交換する方法について、図1〜7を用いて説明する。まず、カウリング20を電動ローンモア10の後部から上方に向けて持ち上げる。すると、カウリング20は、平頭ピン17Dを回動支点として、上方へ回動する。このとき、ダンパー50が伸び上がることでカウリング20を持ち上げるのをサポートする。そして、ダンパー50が延びきったところでカウリング20の上昇が停止する。次に、ボルトを緩めて、保護フレーム41A,41B,41Cを取り外す。このとき、補強板43Bと保護フレーム41Dとの連結部分のボルトも緩め、補強板43Bを保護フレーム41Dから取り外す。このようにして、シャーシ11上に平置きされた5つのバッテリー25を露出させる。そして、バッテリー支持体25B,25Cに締め付けられたボルトを緩めて、バッテリー25をデッキ板31から取り外す。
一方、シャーシ11の下方に備えられるバッテリーケース44のボルトを緩めて開閉蓋44Aを取り外す。そして、バッテリー支持体25B,25Cに締め付けられたボルトを緩めて、バッテリー25をバッテリーケース44から取り外す。
このようにして取り外された6つのバッテリー25は新しいものと交換されて(または、充電されて)、上述と逆の手順によって電動ローンモア10に取り付けられる。そして、カウリング20を閉じる。
図8、9にはこの発明の別の例を示す。この例では、ダンパー50の位置が異なる以外の電動ローンモア10の構成・動作は、前の例と同様であるので説明を省略する。この例のダンパー50´は、スプリング機能を有するダンパー本体51´とそのダンパー本体51´内を出没するダンパーロッド52´とで構成される。ダンパー本体51´の先端には、接続部51´Aを固設する。接続部51´Aは先端の丸まった鉄板で、中央部には、貫通孔51´A1を設ける。一方、ダンパーロッド52´の先端には、接続部52´Aを固設する。接続部52´Aは先端の丸まった鉄板で、中央部には、貫通孔52´A1を設ける。
この例では、保護フレーム41Dに、2つのフレーム・ダンパー連結具62をボルトなどで固定する。フレーム・ダンパー連結具62は、矩形の鉄片をU字状に折り曲げてその両側部に貫通孔62a,62aを形成する。U字状に折り曲げた中央部には別の貫通孔を形成して、ボルトによって保護フレーム41Dに取り付ける。
そして、ダンパー本体51´の接続部51´Aをフレーム・ダンパー連結具62のU字部に挿入し、ボルト53を貫通孔62a、貫通孔51´A1、貫通孔62aの順に通した後、ボルト53の先端にピン54を通して抜け止めをする。このようにして、ダンパー本体51´を保護フレーム41Dに回動自在に取り付ける。
一方、カウリング20には、カウリング・ダンパー連結具61をボルトなどで固設する。カウリング・ダンパー連結具61は、矩形の鉄片をU字状に折り曲げてその両側部に貫通孔61a,61aを形成する。U字状に折り曲げた中央部には別の貫通孔を形成して、ボルトによってカウリング20に取り付ける。
そして、ダンパーロッド52´の接続部52´Aをカウリング・ダンパー連結具61のU字部に挿入し、ボルト55を貫通孔61a、貫通孔52´A1、貫通孔61aの順に通した後、ボルト55の先端にピン56を通して抜け止めをする。このようにして、ダンパーロッド52´をカウリング20の裏面に回動自在に取り付ける。
図10にはこの発明のさらに別の例を示す。この例では、カウリングがステップST後端を境にして前後で2つに分割され、前側をカウリング20A、後側をカウリング20Bと称する。カウリング20Aは、シャーシ11に固定されており、カウリング20Bは回動ピンRCを支点として図中で反時計回りに回動するようになっている。回動ピンRCはデッキ板31上に固設された不図示のステーに固設される。そして、ダンパー50´´をカウリング20Bと保護フレーム41Dとに取り付ける。それ以外の電動ローンモア10の構成・動作は、これまでの2つの例と同様であるので説明を省略する。
この例のダンパー50´´は、前の2つの例のダンパー50,50´と同様で、スプリング機能を有するダンパー本体とそのダンパー本体内を出没するダンパーロッドとで構成される。ダンパー本体の先端には接続部(図9(b)の接続部51´Aと同一)を、ダンパーロッドの先端には別の接続部(図9(c)の接続部52´Aと同一)をそれぞれ固設する。
保護フレーム41Dには、2つのフレーム・ダンパー連結具65(図9(b)のフレーム・ダンパー連結具62と同一)をボルトなどで固定する。一方、カウリング20Bの裏面には、カウリング・ダンパー連結具64(図9(c)のカウリング・ダンパー連結具61と同一)をボルトなどで固設する。なお、フレーム・ダンパー連結具65と保護フレーム41Dとの取付については、図9(a),(b)と同一の位置、カウリング・ダンパー連結具64とカウリングとの取付については、図9(c)と同様の位置とする。
そして、ダンパー50´´の一端の接続部をフレーム・ダンパー連結具65に回動自在に取り付ける(ダンパー本体を保護フレーム41Dに回動自在に取り付ける)。また、ダンパー50´´の他端の接続部をカウリング・ダンパー連結具64に回動自在に取り付ける(ダンパーロッドをカウリング20Bの裏面に回動自在に取り付ける)。
このようにカウリングを前後で2つに分けることで、バッテリー25交換時などに開けるカウリングを少なくすることができ、回動させる分のカウリングを軽量化することができる。
なお、シャーシ11の下方に配置するバッテリー25は、図11(a),(b)に示すように、シャーシ11の下方に配置するバッテリー25を後タイヤ13,13のアクスル間、詳しくは、それぞれの後タイヤ13,13の走行用モータ16,16の間に配置してもよい。詳しくは、単体のバッテリー25を覆う鉄製のバッテリーケースCAをシャーシ11の幅方向中央で、かつ、デッキ板31の下側に固設する。このバッテリーケースCAは、電動ローンモア10の後方側に開閉蓋を備え、開閉蓋を開けることで、バッテリー25を取り出すことができるように構成されている。
ところで、上述の全ての例の電動ローンモア10は、刈った草を電動ローンモア10の右側方に排出するタイプ(サイドディスチャージ式)の草刈機である。サイドディスチャージ式の電動ローンモア10では、回転中心を結ぶ線が、車体の幅方向に対して時計回りに一定の角度をもつように2つのモアブレードが配置される。したがって、モアブレードに直結された草刈用モータ15,15も同様のレイアウトとなる。バッテリー25と草刈用モータ15は、いずれも重量が重いため、草刈用モータ15に重ねるようにしてバッテリー25を配置すると、電動ローンモア10全体の重量バランスが悪くなり、走行中に転倒する恐れが高くなる。
このため、デッキ板31上に載置された5つのバッテリー25のうち、電動ローンモア10の進行方向に対して最も前側に載置されているバッテリー25を、電動ローンモア10の幅方向の中心から左側に偏心して置き、草刈用モータ15との重量バランスをとるようにしている。
この発明の自走式乗用電動草刈機は、芝刈りに限定されるものではなく、草を刈るためのあらゆる作業に適用しうる。
10 電動ローンモア(自走式乗用電動草刈機)
11 シャーシ
14 モアデッキ
15 草刈用モータ(モアブレード用モータ)
16 走行用モータ
17D 平頭ピン(回動支点)
18 デッキ支持アーム
20 カウリング
25 バッテリー
41A,41B,41C,41D 保護フレーム
44 バッテリーケース
44A 開閉蓋
50,50´,50´´ ダンパー
60,61,64 カウリング・ダンパー連結具
62,65 フレーム・ダンパー連結具
FG 溝
SF ステップ支持板
SF1 側板
SF2 中央板
ST ステップ

Claims (5)

  1. 運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
    前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
    該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
    シャーシ全体を上方より覆うカウリングを備え、
    該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
    前記運転席前方に足置きのためのステップを前記カウリングに設けるとともに、
    前記ステップを下方より支持するためのステップ支持板を前記シャーシに固設し、
    前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記ステップ支持板との間に備え、
    前記ステップ支持板に溝を形成して、前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする、自走式乗用電動草刈機。
  2. 前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームを前記シャーシ上に固定して備えることを特徴とする、請求項1に記載の自走式乗用電動草刈機。
  3. 運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
    前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
    該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
    前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、
    前記シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、
    該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
    前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記保護フレームとの間に備えるとともに、
    前記保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする、自走式乗用電動草刈機。
  4. 運転席と、走行用モータと、モアブレードと、該モアブレードを駆動するモアブレード用モータとを備え、前記モアブレードの回転によって草刈を行う自走式乗用電動草刈機であって、
    前記走行用モータと前記モアブレード用モータに電力を供給するバッテリーを複数備え、
    該バッテリーをシャーシ後部に平置きし、
    前記バッテリーを上方より覆って保護するための保護フレームと、
    前記シャーシ全体を上方より覆うカウリングとを備え、
    該カウリングを前記シャーシの上方へ回動可能とするカウリング回動支点を、前記シャーシの前方に備え、
    前記カウリングの開閉動作をサポートするダンパーを前記カウリング裏面と前記保護フレームとの間に備えるとともに、
    前記カウリングを前後に2分割し、前部カウリングおよび後部カウリングとし、
    前記保護フレームにフレーム・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの一端を回動自在に固定するとともに、前記後部カウリング裏面にカウリング・ダンパー連結具を固設して前記ダンパーの他端を回動自在に固定することを特徴とする、自走式乗用電動草刈機。
  5. 前記ダンパーを、幅方向に2つ並べて備えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の自走式乗用電動草刈機。
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