JP5775995B2 - 通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、住戸インターホンとインターネットなどの通信ネットワーク上のサービスサーバとの通信接続を制御する機能を有した集合住宅用インターホンシステムに関する。
現在、住戸の設備機器を制御するためのホームオートメーションシステムが複数提供されているが、その中には例えば非特許文献1に記載されているように、現在の電力使用量などの各種情報をパネル表示するものもある。
非特許文献1に記載のシステムは、HA端子などを設けた制御盤に、電力計測機能を有した分電盤と、表示操作パネルとが接続された基本構成で、制御盤は通信プロバイダーを介してインターネット上のサービスサーバにも接続されている。このサービスサーバは、エネルギー消費を抑えるためのアドバイスなどを提供する他、電力使用量を長期間蓄積するためにも使用できるようになっている。
http://denko.panasonic.biz/Ebox/kahs_eco/index.html
また集合住宅においても、住戸の電力使用量を抑えたいという要望がある。しかしその解決として集合住宅の各住戸に非特許文献1に記載のシステムを導入するとなると、住棟全体に、インターネット接続用のLANを別途敷設することが必要になるためコスト高になる。また昨今、集合住宅においても高速なインターネット環境が強く求められる傾向があるが、住棟全体にLANを敷設して共同で使用するシステムでは、充分な速度が得られずに、住戸人の不評を買うおそれもあった。
本発明は、そのような問題の解決を解決することを目的としており、住棟にLANを別途敷設することなしに、住戸の電力使用量やエネルギーに関するアドバイスなどを住戸インターホンに表示できるようにした集合住宅用インターホンシステムを以下に提案する。
本発明は、住棟内に設置された住戸インターホンと、外部のネットワーク上のコンテンツサーバとを接続制御する機能を有した通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、前記住戸インターホンは、インターホン回線に接続するための第1の接続端子と、Webサーバを内蔵し、住戸の電力使用量を含んだ電力モニタ画面を生成する構成とされた計測装置に接続するための第2の接続端子と、前記計測装置に対しては、前記第2の接続端子を通じて前記計測装置で生成された電力使用モニタ画面をダウンロードして表示する一方、前記コンテンツサーバに対しては、前記第1の接続端子に接続されたインターホン回線と、ゲートウェイとして構成されたシステム制御装置とを通じて前記コンテンツサーバで提供されるエネルギー情報画面をダウンロードして表示するWebブラウザとを備えている
前記計測装置が計測した電力使用量は、前記第1の接続端子に接続されたインターホン回線と、ゲートウェイとして構成されたシステム制御装置とを通じて前記コンテンツサーバ装置に通知されて、所定のデータベースに蓄積保存されるようにするとよい。
前記コンテンツサーバは、エネルギー消費に関するアドバイスを含めたエネルギー情報画面を提供するとよい。
本発明によれば、住戸インターホンは、インターホン回線に接続するための第1の接続端子と、計測装置に接続するための第2の接続端子とを備えている。そしてブラウザを作動して、計測装置から電力使用モニタ画面をダウンロードする一方、インターホン回線上のマンションHA装置をゲートウェイとして、コンテンツサーバで提供されるエネルギー情報画面をダウンロードするようになっている。そのため、住棟にLANを別途敷設することなしに、住戸の電力使用量やエネルギーに関するアドバイスなどを住戸インターホンに表示できる。
本発明システムの要部をなす住戸インターホンを含んだ機能ブロック図である。 住戸インターホンの外観図である。 本発明システムの基本構成を示したブロック図である。 (a)はエネルギー情報画面の例、(b)は電力モニタ画面の例である。 本発明システムにおける基本的な信号伝送を示したフロー図である。 住戸の電力使用量に関する信号伝送を示したフロー図である。
は、本発明システムが適用されたシステムの全体的な基本構成を示している。
図に示す集合住宅用インターホンシステムは、住棟の各住戸に設置された住戸インターホン11と、住棟ロビーに設置されたロビーインターホン12と、システム制御装置14とを備え、その他、後述するような装置を含んで構成されている。しかしながら本発明が適用可能なインターホンシステム1は、ロビーインターホン12から各住戸に設置された住戸インターホン11を呼出し、通話制御を行う基本機能を少なくとも備えていればよい。
住戸インターホン11は、いわゆるブラウズ機能を備えたWebブラウザ部11hを内蔵した住宅情報盤として構成され、ドアホン18やセキュリティセンサ16などが接続されている。そしてインターホン回線15に接続するための第1の接続端子11aと、後述する計測装置3などに接続するための第2の接続端子11bとを備えている。これにより、住戸インターホン11は、外部ネットワーク上のコンテンツサーバ20などからホームページコンテンツなどをダウンロードして表示することができる。ここに、外部ネットワークは、利用者を一般公衆に開放しているインターネット21が代表的ではあるが、加入者の制限された専用ネットワークであってもよい。なお外部ネットワークの替わりに住棟ネットワークを用いた構成にも本発明は適用でき、その場合には、後述するコンテンツサーバ20はその住棟ネットワークに接続すればよい。
住戸インターホン11は、図2に示すように、表示操作部を構成するタッチパネル11c、メニューキー11d、通話キー11eや、通話部を形成するスピーカ11f、マイク11gなどをさらに備えている。ここでメニューキー11dの中で本発明に関連するキーには「エネルギー」の文字が表示されている。図例のものは、ハンズフリー通話を想定してハンドセットを設けていないが、ハンドセットを設けた構成であってもよい。
本発明の要部をなす住戸インターホン11は、図に示したように、第1の接続端子11aと第2の接続端子11bとを備えており、第1の接続端子11aは、例えばツイストペアケーブルで構成されたインターホン回線15に接続するための端子である。第2の接続端子11bは、例えばLANケーブルなどの通信線17に接続するための端子であり、第1の端子とは形状が異なることもある。住戸インターホン11は、第2の接続端子11bに接続された信号線17によって、住戸の電力使用量を計測する計測装置3に接続している。なお、第2の接続端子11bには、計測装置3だけでなく、住宅設備LANなどに接続されて、照明器具や空調設備などの設備機器6を制御する設備コントローラ5などが接続されていてもよい。なお計測装置3は配電盤として構成され、電力会社の管理する電力メータ4に接続されている。
ロビーインターホン12は、呼出し先の部屋番号を指定するための操作部や、通話部を構成するスピーカ、マイク(いずれも図示なし)などを備えている。
認証端末7は、例えばカードキーなどによって住戸人を認証するための操作端末で、ロビーインターホンと一体に、あるいは別体としてその近傍に設けられている。認証端末7が読み取ったカードキーの情報は、システム制御装置14に接続された認証装置8によって認証され、ロビー扉や住戸扉の電気錠(図示なし)を解錠することができる。
警報監視盤(管理人室機)13は、表示操作部を構成するタッチパネルや、通話部を構成するハンドセットや、異常報知手段を構成する警報ランプ、スピーカ(いずれも図示なし)などを備えている。
システム制御装置14は、基本的には、住戸インターホン11と、ロビーインターホン12、警報監視盤13との通信を制御する装置であるが、さらに、住戸インターホン11と、インターネット21に設置されたサーバ装置との通信制御を行うために、少なくともアドレス変換機能を有した、ゲートウェイ機能を備えている。
なおコンテンツサーバ20は、電力使用に関する統計情報やアドバイスをコンテンツとしたエネルギー情報画面を提供するサーバ装置である。コンテンツは、各住戸についてのエネルギー情報を保存蓄積し、例えばエネルギー消費に関するアドバイスなどを含んだものとすればよい。そのようにすれば、住戸人はエコロジーに関する知識が手軽に得られるので、電力使用量の抑制を喚起させることができる。
次いで図3に従って、このシステムの装置構成を本発明に係る機能ブロックについて説明する。
住戸インターホン11は、Webブラウザ部11hと、ゲートウェイ部11iとで構成されている。ゲートウェイ部11iは第1の接続端子11a備え、第1の接続端子11aはインターホン回線15によってシステム制御装置14に接続され、第2の接続端子11bはLANケーブルなどの信号線17によって計測装置3に接続され、それぞれのシステムにおいて通信端末として機能するため、システムに応じた通信アドレスが設定されている。
システム制御装置14は、インターホン回線15に接続する第1の接続端子14aと、インターネット21に接続する第2の接続端子14bと、ゲートウェイ部14cとを備えている。そして、第1の接続端子側と、第2の接続端子側にそれぞれアドレスが設定されて、コンテンツサーバ20とはインターネット21を通じて、住戸インターホン11とはインターホン回線15を通じて通信する
計測装置3は、住戸の現時点における電力使用量を計測する計測手段3aと、住戸インターホン11のWebブラウザ部11hからのアクセスに応えるために、計測した電力使用量を含んだモニタ画面を提供するWebサーバ部3bとを備えている。
コンテンツサーバ20は、エネルギー情報画面を生成して提供するWebサーバ部20aと、計測装置3から収集した各住戸の電力使用量を蓄積するデータベース20bとを備えている。
次いでインターホンシステム1の基本動作を説明する。住戸インターホン11とシステム制御装置14は、インターホン回線15によって相互に接続された住棟LANを構成しており、TCP/IPによる通信を行う。そのため住戸インターホン11の第1の接続端子側のアドレスと、システム制御装置14のアドレスは、共通のネットワークアドレス部を有している。なお、住戸インターホン11とシステム制御装置14との通信は、独自のプロトコルとしてもよいが、その場合は、プロトコル変換によって、TCP/IPによる通信ができるようにする。
同様に、住戸インターホン11と計測装置3は住戸内LANを構成しており、TCP/IPによる通信を行う。したがって住戸インターホン11と計測装置3のアドレスも、共通のネットワークアドレス部を有する。
また、システム制御装置14とロビーインターホン12あるいは警報監視盤13とも、TCP/IPによる通信を行うようにすればよい。
このシステムにおけるインターホンの呼出通話制御の基本動作は従来システムと同様である。すなわちロビーインターホン12で住戸番号を指定した呼出し操作がなされると、システム制御装置14は、呼び出された住戸のアドレスを指定して、対応した住戸インターホン11が呼び出される。呼び出された住戸インターホン11で通話キー11eが操作されると、システム制御装置14は、ロビーインターホン12とその住戸インターホン11との間に排他的な音声チャンネルを構成して、訪問者と住戸人との通話を許可する。その後、通話キー11eが再操作されたとき、あるいは所定時間が経過したときに、その音声チャンネルは開放される。なお、ロビーインターホン12は複数であってもよく、その場合でも音声チャンネルは排他的に制御される。
さらにインターホンシステム1がテレビ式であれば、ロビーインターホン12で呼出操作がなされてから通話チャンネルが解放されるまでの間、ロビーインターホン12側に設けられたビデオカメラ(図示なし)と、呼出し先の住戸インターホン11との間に排他的な映像チャンネルを構成する。このようにすれば、訪問者の映像を住戸インターホン11でモニタしながら対応できる。
また、警報監視システムとしての基本機能や動作も従来システムと同様である。すなわち、住戸インターホン11は、セキュリティセンサ16が異常発生を検知すると、タッチパネル11cに警報画面を表示するとともに、スピーカ11fから警報メッセージを出力する。また、住戸インターホン11は、その異常発生を警報監視盤13に通知する。警報監視盤13は、その通知を受信すると警報を出力し、管理人の操作に応じて、異常発生を通知してきた住戸インターホン11や、その近隣の住戸インターホン11から、避難メッセージなどを出力させる。また、防災センターなどに異常発生を移報することもできる。
次いで本発明システムにおける特徴的な機能動作、すなわちエネルギー情報画面および電力モニタ画面の表示に係る基本動作を説明する。これは要するに、住戸インターホン11は、所定の操作を受け付けると、Webブラウザ部11hを作動して、計測装置3で生成された電力モニタ画面をダウンロードして表示部に表示する。同様に、システム制御装置14をゲートウェイとして、コンテンツサーバ20で提供されるエネルギー情報画面をダウンロードして表示部に表示するものである。このようなシステムでは、住棟にLANを別途敷設することなしに、電力モニタ画面やエネルギー情報画面などを住戸インターホン11に表示でき、コストが抑えられる。またエネルギー情報画面や電力モニタ画面をWebブラウザ部11hによってダウンロードして表示する仕組みになっているので、従来よく知られたホームページ作成技術を利用してそれらの画面を容易に作成することができる。
エネルギー情報画面を表示させるには、例えば住戸インターホン11のメニューキー11dを操作すればよい。Webブラウザ部11hには、コンテンツサーバ20のアドレス(またはURL)と、計測装置3のアドレスが予め記憶されており、メニューキー11dが操作されると、コンテンツサーバ20への接続を開始する。これに対してゲートウェイ部11iはWebブラウザ部11hが出力した接続要求信号の送信先アドレス(インターネット上のグローバルIP)を判別して第1の接続端子側での通信を選択する。そのため接続要求信号はインターホン回線15に出力され、インターホン回線15のゲートウェイであるシステム制御装置14に到達する。
システム制御装置14のゲートウェイ部14cは、接続要求信号の送信先アドレスを判別して、接続要求信号をインターネット21に送出する。インターネット21に送出された接続要求信号は、公知のルーティング技術によって複数のルータを経由して、コンテンツサーバ20に到達する。コンテンツサーバ20は、その接続要求信号に対する応答信号を出力するが、その応答信号は、先の接続要求信号とは逆の道筋で住戸インターホン11まで伝送され、その結果、住戸インターホン11とコンテンツサーバ20との接続が確立する。その後、コンテンツサーバ20は、住戸インターホン11のWebブラウザ部11hの要求に従って、エネルギー情報画面をダウンロードさせ、Webブラウザ部11hの表示部、すなわちタッチパネル11cに表示させる。このようにして表示されたエネルギー情報画面には、電力モニタ画面に表示切替させるためのリンクが含まれている。
このあと電力モニタ画面を表示させるには、そのリンクを操作すればよい。すると住戸インターホン11は、計測装置3への接続を開始するための接続要求信号を送出する。ゲートウェイ部11iは、住戸インターホン11が出力した接続要求信号の送信先アドレス(住戸LAN上のローカルIP)を判別して第2の接続端子側での通信を選択する。これにより、その接続要求信号は計測装置3に伝送される。これに対して、計測装置3は応答信号を返信し、その応答信号を住戸インターホン11が受信すると、住戸インターホン11と計測装置3との接続が確立する。その後計測装置3は、Webブラウザ部11hの要求に従って、電力モニタ画面の情報をダウンロードさせ、住戸インターホン11のタッチパネル11cにその画面を表示させる。
なお上記では、メニューキー11dの操作によってエネルギー表示画面が表示され、そのあと画面上のリンク操作によって電力モニタ画面が表示されるようになっている。しかしながらエネルギー情報画面を表示させるためのメニューキー11dと、電力モニタ画面を表示させるためのメニューキー11dとを独立して設けてもよい。あるいは、メニューキー11dの操作によって共通のトップ画面が表示されるようにし、その画面上にエネルギー情報画面に表示切替させるためのリンクと、電力モニタ画面に表示切替させるためのリンクとを配置してもよい。
また、計測装置3は住戸の電力使用量を定期的にコンテンツサーバ20に通知するようになっており、コンテンツサーバ20は、計測装置3から送信されてきた住戸の電力使用量をデータベースに記録する。このようにすれば計測装置3で電力使用量を記憶保持するための記憶容量が少なくて済むので、コストが抑えられる。計測装置3による通知は、たとえば所定時間毎に自発的に行うようにすればよい。これは計測装置3がインターネット21側から見れば複数のゲートウェイの背後にあるため容易には接続できないことから、望ましい構成である。しかしもちろん、コンテンツサーバ20が所定時間毎に計測装置3に接続して電力使用量の通知を要求するようにしても構わない。コンテンツサーバ20は、計測装置3から通知された住戸の電力使用量の履歴を分析して、電力使用に関するコンテンツを生成する。
図4(a)は、電力使用に関するエネルギー情報画面の例である。ここでは、毎月の電力使用量変化がグラフ表示されている。その下には、エコロジーに関するアドバイスが表示され、さらにその下には、電力モニタ画面に表示切替させるためのリンクなど複数のリンクが表示されている。なお、エネルギー情報画面の内容に特段の制限はない。例えば、毎週の電力使用量変化、毎月の電力使用量変化、毎年の電力使用量変化などを同時表示あるいは切替表示してもよい。
図4(b)は、電力モニタ画面の例である。ここでは時刻とともに、住戸の現在の電力使用量がアナログメータに似せてグラフ表示され、その値も数値表示されている。グラフ表示および数値表示は、例えば10秒毎に表示更新するとよい。また、この画面には電力使用量に基づいて、「基準レベルをオーバーしています」などのような警告メッセージも適宜表示するとよい。基準レベルは計測装置3に予め設定しておけばよいが、電力モニタ画面から管理画面を呼び出せるようにして、そこで自由に設定させてもよい。なお、画面の下部には、コンテンツ画面に表示切替させるためのリンクなど複数のリンクが表示されている。
図5は、エネルギー情報画面、および電力モニタ画面の表示に関する基本的な信号伝送を時系列的に示したフロー図である。
このフローでは、時刻T1に住戸インターホン11でメニューキー11dの操作がなされ、住戸インターホン11からコンテンツサーバ20に接続要求信号が送信され、それに対する応答信号がコンテンツサーバ20から返信されている。そして接続が確立したあと、住戸インターホン11からコンテンツサーバ20に画面要求信号が送信され、それに対する画面情報がコンテンツサーバ20から住戸インターホン11に返信されている。そして時刻T2に、その画面情報によって構成されたエネルギー情報画面が住戸インターホン11で表示されている。
その後時刻T3に、エネルギー情報画面上で、電力モニタ画面に表示切替するためのリンクが操作され、住戸インターホン11はそれを受けて接続要求信号を計測装置3に送信し、それに対する応答信号が計測装置3から返信されている。そして接続が確立したあと、住戸インターホン11から計測装置3に画面要求信号が送信され、それに対する画面情報が計測装置3から住戸インターホン11に返信されている。そして時刻T4に、その画面情報が電力モニタ画面として、住戸インターホン11に表示されている。
図6は、住戸の電力使用量をコンテンツサーバ20に通知する際の信号伝送を時系列的に示したフロー図である。このフローでは、時刻T5に、時刻に基づいて計測装置3からコンテンツサーバ20に接続要求信号が送信され、それに対する応答信号がコンテンツサーバ20から返信されている。そして接続が確立したあと、計測装置3からからコンテンツサーバ20に電力使用量が通知されている。時刻T6にコンテンツサーバ20は、その電力使用量をデータベース14cに記憶している。
1 インターホンシステム
3 計測装置
3b Webサーバ
11 住戸インターホン
11a 第1の接続端子
11b 第2の接続端子
11h Webブラウザ
11i ゲートウェイ
12 ロビーインターホン
14 システム制御装置
15 インターホン回線
17 信号線
20 コンテンツサーバ
20b データベース
21 インターネット

Claims (3)

  1. 住棟内に設置された住戸インターホンと、外部のネットワーク上のコンテンツサーバとを接続制御する機能を有した通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記住戸インターホンは、インターホン回線に接続するための第1の接続端子と、Webサーバを内蔵し、住戸の電力使用量を含んだ電力モニタ画面を生成する構成とされた計測装置に接続するための第2の接続端子と、
    前記計測装置に対しては、前記第2の接続端子を通じて前記計測装置で生成された電力使用モニタ画面をダウンロードして表示する一方、前記コンテンツサーバに対しては、前記第1の接続端子に接続されたインターホン回線と、ゲートウェイとして構成されたシステム制御装置とを通じて前記コンテンツサーバで提供されるエネルギー情報画面をダウンロードして表示するWebブラウザとを備えている、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
  2. 請求項1に記載の通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記計測装置が計測した電力使用量は、前記第1の接続端子に接続されたインターホン回線と、ゲートウェイとして構成されたシステム制御装置とを通じて前記コンテンツサーバ装置に通知されて、所定のデータベースに蓄積保存される、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記コンテンツサーバは、エネルギー消費に関するアドバイスを含めたエネルギー情報画面を提供する、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
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