JP5775208B1 - 真っ直ぐな文字を書くためのガイドライン形成盤 - Google Patents
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Abstract
Description
また、葉書の差出入の住所や差出入名は、葉書の表にしか書くことができず、表記する位置に制限があった。位置決め方法として、葉書や封筒を2つ折りにしたシート(葉書用のシート及び封筒用のシート)の間に挟み込む方式のため、2つ折りにした折り返し部分とヒートシートした下端部によって葉書又は封筒の置く位置が決定されるので、葉書や封筒の置き場所が限定されていた。そのため、切り抜き窓が下端部分に偏るため、表記される文字も下端部に偏ることになっていた。また、位置ずれ防止の対策がなされていないものや、対策がなされていても剥離型粘着剤を使用した位置ずれ防止対策であるため、何回も使用しているうちにその効果が薄れてくるものであった。また、葉書用と封筒用の切り抜き窓が重なった場合、文字を書く時に段差ができて文字が歪むこともあった。
本発明は、以上の問題点を同時に解決するためになされたものである。
伸縮自由なゴム輪を、前側窪みから縦点線に沿って後側窪みを通過して、薄板の裏面を経由して掛ける。同様にして任意の間隔を設けて他のゴム輪を任意の数だけ掛け、これをガイドライン形成盤本体と称する。
位置ずれ防止対策のため、葉書や封筒などを固定する略長方形のマグネットシートでできた位置ずれ防止用の押さえ固定板を用意する。
押さえ固定板には、葉書や封筒などを作業面上に置いて固定した時に葉書や封筒などの端の一部が見えるように、押さえ固定板の2つの長手辺の一方側を長さ約15mm、幅約5mmの深さで短手辺と平行に切り欠いた切り欠き窓を約2cm間隔で多数設ける。
押さえ固定板とガイドライン形成盤本体とを合わせたものをガイドライン形成盤と称する。
なお、押さえ固定板を用いない場合は、長手片が約20cm、短手片が約16cmでこれを直角に組み合わせた幅約3cmのL字型のL字固定板を、短手片の後部の縁が目盛板の前部の縁に当たるようにして作業面上に設けて、位置ずれ防止対策を施すことができる。
以上を特徴とする真っ直ぐな文字を書くためのガイドライン形成盤である。
(イ)厚さ約1mm、長手辺約30cm、短手辺約25cmの略長方形の薄板(1)を長手辺が左右になるように水平に置いた時に、薄板(1)の向こう側を前部、手前側を後部とする。
(ロ)薄板(1)の前部の縁に数mm間隔で深さ数mmの窪みを多数設け、これを前側窪み(2a)と称する。
(ハ)同様の窪みを後部にも設け、これを後側窪み(2b)と称する。
(ニ)前側窪み(2a)及び後側窪み(2b)の部分を除いた薄板(1)の片面に厚さ約0.5mmの被磁性体の金属薄板(3)を設ける。薄板(1)の他の片面を裏面とする。
(ホ)金属薄板(3)の表面の後端に数cm幅で左端から右端まで目盛板(4)を設ける。
(ヘ)目盛板(4)の目盛は、目盛板(4)の真ん中を0とし、そこから左右へ行くに従い数値が増えて行くものとする。
(ト)目盛板(4)を除いた金属薄板(3)の表面の領域全体に5mm間隔で縦点線(5)及び横点線(6)を多数設け、その領域全体を作業面(11)と称する。
(チ)行間の右罫線に相当する伸縮自由なゴム輪(9a)を、前側窪み(2a)から縦点線(5)に沿って後側窪み(2b)を通過して、薄板(1)の裏面を経由して掛ける。
(リ)同様にして任意の間隔を設けて、行間の左罫線に相当する他のゴム輪(9b)を掛ける。
(ヌ)同様にして任意の数のゴム輪(9a及び9b)を任意の間隔を設けて掛け、これをガイドライン形成盤本体(13)と称する。
(ル)位置ずれ防止対策のため、葉書(8)や封筒などを固定する長手辺約15cm、短手辺約7cmの略長方形のマグネットシートでできた位置ずれ防止用の押さえ固定板(7)を用意する。
(ヲ)押さえ固定板(7)には、葉書(8)や封筒などを作業面(11)上に置いて固定した時に葉書(8)や封筒などの端の一部が見えるように、押さえ固定板(7)の2つの長手辺の一方側を長さ約15mm、幅約5mmの深さで短手辺と平行に切り欠いた切り欠き窓(10)を約2cm間隔で多数設ける。
(ワ)押さえ固定板(7)とガイドライン形成盤本体(13)とを合わせたものをガイドライン形成盤と称する。
(カ)なお、押さえ固定板(7)を用いない場合は、長手片が約20cm、短手片が約16cmでこれを直角に組み合わせた幅約3cmのL字型のL字固定板(12)を、短手片の後部の縁が目盛板(4)の前部の縁に当たるようにして作業面(11)上に設けて、位置ずれ防止対策を施すことができる。
本発明は以上のような構造である。
文字を真っ直ぐ書くためのガイドラインが任意の幅で任意の数だけゴム輪(9a及び9b)で形成される。1本のゴム輪(9a又は9b)が文字を書く時の1本の罫線に相当するガイドラインとなり、2本のゴム輪(9a及び9b)で1行が形成されることになり、任意の文字数を書くことができる。前側窪み(2a)及び後側窪み(2b)をそれぞれ多数設けているので、ゴム輪(9a又は9b)の数を増やすことにより行数を増やすことができる。また、各ゴム輪(9a又は9b)の間隔を任意の幅にすることにより行間の幅を任意なものとすることができる。ガイドラインに伸縮自由なゴムを使用しているため、毛筆書きの場合の様に行をはみ出す必要のある時にも、行間よりも大きな文字が書ける。
葉書(8)や封筒などを作業面(11)上の任意の位置に置いて、ゴム輪(9a及び9b)を任意の間隔で葉書(8)や封筒などの上から掛けていくので、書く文字の場所が限定されない。ゴム輪(9a又は9b)を増やすことにより任意の数のガイドラインを設けることができ、ゴム輪(9a又は9b)の間隔を任意の間隔にすることでガイドラインの幅を任意の幅に設定できるので、官製葉書、私製葉書、汎用封筒、特殊なサイズ又は形の封筒にも使用でき、また、ガイドラインに伸縮自由なゴムを使用しているために、水引が紐でできた祝儀袋や不祝儀袋でも紐を付けたままでもその上からゴム輪(9a及び9b)を掛けることができるのでガイドラインを形成することができ、真っ直ぐな文字を書くことができる。また、文字は平らな作業面(11)上で書くので、切り抜き窓を設けたシートと異なり文字が歪むことがない。
位置ずれ防止対策として押さえ固定板(7)を用いているので、剥離型粘着剤を塗布しているものと異なり何回着脱しても効果が薄れることなく持続し、扇風機の前や空気調整機の吹き出し口など風の当たる場所でも使用できる。
5 縦点線、6 横点線、7 押さえ固定板、8 葉 書、9a ゴム輪、
9b ゴム輪、10 切り欠き窓、11 作業面、12 L字固定板、
13 ガイドライン形成盤本体
Claims (1)
- 略長方形の薄板を長手辺が左右になるように水平に置いた時に、薄板の向こう側を前部、手前側を後部とし、薄板の前部の縁に約5mm間隔で窪みを多数設け、これを前側窪みと称し、同様の窪みを後部にも設け、これを後側窪みと称し、前側窪み及び後側窪みの部分を除いた薄板の片面にマグネットが吸着可能な金属薄板を設け、薄板の他の片面を裏面とし、金属薄板の表面の後端に左端から右端まで目盛板を設け、目盛板の目盛は、目盛板の真ん中を0とし、そこから左右へ行くに従い数値が増えて行くものとし、目盛板を除いた金属薄板の表面の領域全体に5mm間隔で縦点線及び横点線を多数設け、その領域全体を作業面と称し、伸縮自由なゴム輪を、前側窪みから縦点線に沿って後側窪みを通過して、薄板の裏面を経由して掛け、同様にして任意の間隔を設けて任意の数だけ他のゴム輪を掛け、これをガイドライン形成盤本体と称し、位置ずれ防止対策のため、葉書や封筒などを固定する略長方形のマグネットシートでできた位置ずれ防止用の押さえ固定板を用意し、押さえ固定板には、葉書や封筒などを作業面上に置いて固定した時に葉書や封筒などの端の一部が見えるように、押さえ固定板の2つの長手辺の一方側を長さ約15mm、幅約5mmの深さで短手辺と平行に切り欠いた切り欠き窓を約2cm間隔で多数設け、このように形成されたガイドライン形成盤本体と押さえ固定板と合わせて使用することを特徴とする真っ直ぐな文字を書くためのガイドライン形成盤。
Priority Applications (1)
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JP2014249328A JP5775208B1 (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 真っ直ぐな文字を書くためのガイドライン形成盤 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109050104A (zh) * | 2017-07-14 | 2018-12-21 | 吴彬 | 多功能绘图用具及其绘图方法 |
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2014
- 2014-11-20 JP JP2014249328A patent/JP5775208B1/ja active Active
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