JP5773766B2 - 座体支持機構 - Google Patents
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Description
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の座体支持機構は、着座可能となる使用位置、及び背もたれ側に跳ね上げられた状態となる収納位置へ回動する座体と、当該座体を回動可能な状態で支持する支持体とを備えた座跳ね上げ式の椅子において、前記座体を前記支持体に対して回動可能に取り付けるために、前記座体と前記支持体との間に介装される座体支持機構であり、前記座体又は当該座体に固定された部材のいずれかである座体側部材、及び前記支持体又は当該支持体に固定された部材のいずれかである支持体側部材のうち、いずれか一方の部材に設けられる軸部材と、他方の部材に設けられる軸受け部材とを備えており、前記軸部材及び前記軸受け部材は、前記軸部材側に形成された摺接凸面と前記軸受け部材側に形成された摺接凹面が互いに摺動可能な状態で接触し、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が摺動する状態を維持したまま、前記軸部材が一軸を中心に前記軸受け部材に対して相対的に回動する構造とされ、しかも、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が摺動する状態を維持したまま、前記軸受け部材に対する前記一軸の傾きを所定範囲の範囲内において変更可能、かつ前記軸部材及び前記軸受け部材が互いの一部を当接させることにより前記傾きを前記所定範囲の範囲外へは変更不能な構造とされた座体支持機構であって、前記軸部材のうち、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が接触する位置よりも前記他方の部材に近い位置にある部分には、前記軸受け部材側に引っ掛かることによって前記軸部材が前記軸受け部材から離間するのを防止する離間防止部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の座体支持機構は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の座体支持機構において、前記軸受け部材は、前記軸部材側に向かって突出して、その突出方向先端部分が開口とされた環状部を有し、当該環状部の内周面が前記摺接凹面の一部とされており、前記軸部材には、前記軸受け部材側に向かって突出して、その突出方向先端部分が開口とされた筒状部を有し、当該筒状部に囲まれた位置に前記摺接凸面を有する部分が設けられており、前記摺接凸面は、一部が前記環状部の開口から前記環状部の内側に導入されて前記摺接凹面に接触する状態とされ、且つ、前記環状部の突出方向先端部分は、前記摺接凸面と前記筒状部の内周面との間に遊嵌する状態とされており、当該遊嵌する状態が維持される範囲内で、前記軸部材が、前記一軸を中心に前記軸受け部材に対して相対的に回動可能、且つ、前記軸受け部材に対する前記一軸の傾きを変更可能な構造とされていることを特徴とする。
図1に示す椅子11は、座跳ね上げ式の椅子であり、複数の座体2と、各座体2の両側に配置された支持体4と、複数の座体2と同数の背もたれ8とを備えている。隣り合う位置にある座体2,2の間にある支持体4(図1中の左側に示す支持体4。)は、その両側にある座体2,2双方を支持するために共用されている。
座体支持機構1は、図2に示すように、支持体4に対してねじ6aで固定される軸受け部材6と、座受け3に対してねじ73bで固定されており、軸受け部材6に対して相対的に回動可能な軸部材7とを備えている。
環状部61は、座受け3側に向かって突出する環状の突起であり(図5参照。)、その突出方向の先端部分は円形の開口をなす形状とされている。
摺接部材71の外周面側には、図4及び図5に示すように、摺接凹面611と摺動可能な状態で接触する摺接凸面711が形成されている。より詳しくは、摺接部材71は、軸受け部材6側に向かって突出しており、その突出方向先端部分が開口とされた筒状部71aを有し、この筒状部71aに囲まれた位置に摺接凸面711を有する部分が形成されている。
加えて、図9に示すように、軸部材7が一軸を中心に軸受け部材6に対して相対的に回動したり、軸受け部材6に対する一軸の傾きが変更されたりしても、摺接凸面711が、外側から見える位置に露呈されることはないので、摺接凸面711に付着しているグリスで利用者の手や衣類が汚れるのを防止することができる。
例えば、上記実施形態では軸部材7が座受け3にねじ73bで取り付けられているので取り外すことができるが、軸部材7と座受け3が溶接されることによって、又は金型で一体成形されることによって、取り外すことができないものであってもよい。軸受け部材6がブラケット5においても、上記と同様に取り外すことができないものであってもよい。
Claims (7)
- 着座可能となる使用位置、及び背もたれ側に跳ね上げられた状態となる収納位置へ回動する座体と、当該座体を回動可能な状態で支持する支持体とを備えた座跳ね上げ式の椅子において、前記座体を前記支持体に対して回動可能に取り付けるために、前記座体と前記支持体との間に介装される座体支持機構であり、前記座体又は当該座体に固定された部材のいずれかである座体側部材、及び前記支持体又は当該支持体に固定された部材のいずれかである支持体側部材のうち、いずれか一方の部材に設けられる軸部材と、他方の部材に設けられる軸受け部材とを備えており、前記軸部材及び前記軸受け部材は、前記軸部材側に形成された摺接凸面と前記軸受け部材側に形成された摺接凹面が互いに摺動可能な状態で接触し、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が摺動する状態を維持したまま、前記軸部材が一軸を中心に前記軸受け部材に対して相対的に回動する構造とされ、しかも、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が摺動する状態を維持したまま、前記軸受け部材に対する前記一軸の傾きを所定範囲の範囲内において変更可能、かつ前記軸部材及び前記軸受け部材が互いの一部を当接させることにより前記傾きを前記所定範囲の範囲外へは変更不能な構造とされた座体支持機構であって、
前記軸部材のうち、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が接触する位置よりも前記他方の部材に近い位置にある部分には、前記軸受け部材側に引っ掛かることによって前記軸部材が前記軸受け部材から離間するのを防止する離間防止部が設けられている
ことを特徴とする座体支持機構。 - 前記軸部材は、軸部材本体と、前記摺接凸面が形成された摺接部材とを備え、前記摺接部材が前記軸部材本体に対して着脱可能な状態で取り付けられた構造とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の座体支持機構。 - 前記軸部材は、前記摺接凸面及び前記摺接凹面が接触する位置よりも前記他方の部材に近い位置にある部分が、前記軸受け部材を貫通する貫通孔に通されており、
前記離間防止部は、前記貫通孔を挟んで前記摺接凸面とは反対側となる位置において、前記軸受け部材側に引っ掛かる構造とされている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の座体支持機構。 - 前記軸部材には、前記一軸の軸方向と同方向に向かって突出する嵌合凸部、前記軸部材が取り付けられる前記一方の部材には、前記嵌合凸部が嵌め込まれる嵌合凹部が、それぞれ形成され、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部に嵌め込まれた状態で、前記軸部材が前記一方の部材に対して固定されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の座体支持機構。 - 前記軸受け部材は、前記軸部材側に向かって突出して、その突出方向先端部分が開口とされた環状部を有し、当該環状部の内周面が前記摺接凹面の一部とされており、
前記軸部材には、前記軸受け部材側に向かって突出して、その突出方向先端部分が開口とされた筒状部を有し、当該筒状部に囲まれた位置に前記摺接凸面を有する部分が設けられており、
前記摺接凸面は、一部が前記環状部の開口から前記環状部の内側に導入されて前記摺接凹面に接触する状態とされ、且つ、前記環状部の突出方向先端部分は、前記摺接凸面と前記筒状部の内周面との間に遊嵌する状態とされており、当該遊嵌する状態が維持される範囲内で、前記軸部材が、前記一軸を中心に前記軸受け部材に対して相対的に回動可能、且つ、前記軸受け部材に対する前記一軸の傾きを変更可能な構造とされている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の座体支持機構。 - 前記軸部材及び前記軸受け部材には、前記軸部材が前記一軸を中心に前記軸受け部材に対して相対的に回動した際に、互いに当接することにより、前記軸部材の回動する範囲を規制するストッパ部及びストッパ受け部が設けられており
前記座体を前記使用位置又は前記収納位置へと回動させた際に、前記ストッパ部及びストッパ受け部が互いに当接する
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の座体支持機構。 - 前記座体を前記収納位置から前記使用位置に回動させた際に、弾性変形するとともに、その弾性変形に伴って生じる弾性力により、前記座体を前記使用位置から前記収納位置へ回動させる方向へと付勢する弾性部材
を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の座体支持機構。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011126466A JP5773766B2 (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 座体支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011126466A JP5773766B2 (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 座体支持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012249948A JP2012249948A (ja) | 2012-12-20 |
JP5773766B2 true JP5773766B2 (ja) | 2015-09-02 |
Family
ID=47523350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011126466A Active JP5773766B2 (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 座体支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5773766B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9295334B2 (en) | 2011-09-06 | 2016-03-29 | Series International, Llc | Hinge mechanism with non-cylindrical pin |
KR101688174B1 (ko) * | 2015-09-24 | 2016-12-20 | 주식회사 신양씨앤에스 | 마찰 댐핑부가 구비된 폴딩 의자 |
US11026515B2 (en) | 2018-11-15 | 2021-06-08 | Series International, Llc | Beam seating system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2011
- 2011-06-06 JP JP2011126466A patent/JP5773766B2/ja active Active
Also Published As
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