JP5772379B2 - 電子カルテサーバ、オーダ送信方法、オーダ送信プログラム及び表示プログラム - Google Patents

電子カルテサーバ、オーダ送信方法、オーダ送信プログラム及び表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子カルテサーバ、オーダ送信方法、オーダ送信プログラム及び表示プログラムに関する。
近年、医療現場では、電子カルテシステムが広く用いられている。電子カルテシステムを利用する利用者は、受診者の診察結果や検査結果などの診療情報を電子カルテシステムのデータベースに登録する。なお、利用者は、例えば、医師や看護師、薬剤師など医療従事者を含む。また、受診者は、例えば、病人やけが人などの患者のみならず、健康診断を受診する者や妊産婦などの健常者も含む。また、以下では、電子カルテシステムにおいて用いられるカルテを「電子カルテ」と記載する。
電子カルテシステムにおいて、医師は、各医療従事者に対する指示をオーダとして発行する。医師が発行するオーダには、例えば、薬剤部や薬局へ調剤を依頼する処方オーダ、検査部へ検査を依頼する検査オーダ、看護部門へ看護を依頼する処置オーダなどがある。各種のオーダが発行され、発行されたオーダが指示された部門に送信されることにより、それぞれの部門において医師からの指示が実行される。
また、オーダは、当日分だけでなく、予約という形式でも発行される。例えば、ある患者が数日後に入院することが決定した場合には、入院の予定日以降に必要な薬剤の処方オーダが診察時に予約形式で発行される。薬剤部では、予約形式で発行された処方オーダに基づいて、入院予定日までに必要な薬剤の調剤が行われる。
また、医療現場には、一時外泊を許可された入院患者の帰院変更を受け付けるシステムも存在する。このシステムは、例えば、帰院予定を変更したいという要望が患者からあった場合に、この患者について発行済みの各種オーダを要望通りに変更可能か否かを判定したり、変更にかかるオーダを発行したりする。
特開平11−66203号公報
しかしながら、上記従来技術では、各部門において、不要なオーダが実行されてしまうことがあった。例えば、薬剤部では、無駄な調剤が行われてしまうことがあった。例えば、入院予定の患者が予定日に入院しなかった場合には、処方オーダに基づいて調剤を行っても、薬剤を服用する患者がいないため、無駄な調剤となっていた。また、例えば、退院予定の患者が薬剤を受け取る前に退院してしまった場合にも、薬剤を服用する患者がいないため、無駄な調剤となっていた。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、不要なオーダが実行されることを防ぐことができる電子カルテサーバ、オーダ送信方法、オーダ送信プログラム及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する技術は、一つの態様において、抽出部と出力部とを備える。抽出部は、医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する。出力部は、抽出部により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、不要なオーダが実行されることを防ぐことができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る電子カルテサーバの機能構成を示すブロック図である。 図2は、オーダ記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図3は、入院情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、出力部がフラグを設定する処理を説明するための図である。 図5は、クライアントに表示される画面の一例を示す図である。 図6は、実施例1に係る電子カルテサーバの処理手順を示すフローチャートである。 図7は、データセンタへの適用例を説明するための図である。 図8は、オーダ送信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する電子カルテサーバ、オーダ送信方法、オーダ送信プログラム及び表示プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[構成]
実施例1に係る電子カルテサーバの機能構成の一例について説明する。図1は、実施例1に係る電子カルテサーバの機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、この電子カルテサーバ100は、ネットワーク10を介してクライアント20a,20b,20cと、調剤サーバ30とに接続される。電子カルテサーバ100は、例えば、医療機関ごとに設置され、受診者の診察結果や検査結果などの診療情報が記載されたカルテを記憶するデータベースを備える。なお、ネットワーク10には、有線又は無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。なお、図1に示した例では、電子カルテサーバ100に3つのクライアント20a,20b,20cが接続される場合を示したが、図示の構成に限定されない。すなわち、電子カルテサーバ100には任意数のクライアントが接続されて良い。また、以下では、クライアント20a,20b,20cの各装置を区別無く総称する場合には、クライアント20と記載する。
クライアント20は、医師や看護師、薬剤師などの各利用者がそれぞれ操作する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理端末に対応する。例えば、クライアント20は、期間の入力を利用者から受け付ける。この期間は、オーダの使用日を指定する期間であり、この期間に使用日が含まれるオーダが電子カルテサーバ100において検索される。また、例えば、クライアント20は、オーダを調剤サーバ30に送信する旨の入力を利用者から受け付ける。また、例えば、クライアント20は、受け付けた入力を電子カルテサーバ100に送信する。また、例えば、クライアント20は、電子カルテサーバ100から処理結果を受信し、受信した処理結果を利用者に出力する。なお、利用者は、例えば、医師や看護師、薬剤師など医療従事者を含む。また、受診者は、例えば、病人やけが人などの患者のみならず、健康診断を受診する者や妊産婦などの健常者も含む。また、以下では、電子カルテサーバ100において用いられるカルテを「電子カルテ」と記載する。
調剤サーバ30は、医療機関ごとに設置され、例えば、サーバ装置に対応する。調剤サーバ30は、例えば、電子カルテサーバ100から処方オーダを受信し、受信した処方オーダに基づいて、処方箋の画像データである処方箋データを生成する。調剤サーバ30は、生成した処方箋データをディスプレイやプリンタなどの出力装置に出力する。この処方箋データは、出力装置に出力されることにより、処方箋として発行される。例えば、医療機関では、調剤サーバ30を介して発行された処方箋に基づいて調剤が行われる。なお、薬剤師は、処方箋が発行されることにより、調剤を開始する。また、調剤サーバ30は、処方箋を発行する装置の一例である。
電子カルテサーバ100は、通信制御部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。この通信制御部110は、電子カルテサーバ100とクライアント20との間、あるいは電子カルテサーバ100と調剤サーバ30との間で送受信される各種情報に関する通信を制御する。通信制御部110は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC:Network Interface Card)である。
記憶部120は、オーダ記憶部121と、入院情報記憶部122とを有する。記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
オーダ記憶部121は、例えば、医師により発行されたオーダを記憶する。図2は、オーダ記憶部のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、オーダ記憶部121は、例えば、「オーダID」と、「患者ID」と、「文書種別」と、「薬剤名」と、「用法」と、「使用日」と、「使用期間」とを対応付けて記憶する。このうち、オーダID(Identification)は、医師により発行されたオーダを一意に識別する識別番号である。患者IDは、受診者を一意に識別する識別番号である。文書種別は、医師により発行されたオーダの種別を示す。例えば、文書種別「入院処方」は、入院中の患者について調剤を依頼する入院処方オーダを示す。また、例えば、文書種別「退院時処方」は、退院予定の患者について調剤を依頼する退院時処方オーダを示す。また、例えば、文書種別「入院注射」は、入院中の患者について注射剤の調剤を依頼する入院注射オーダを示す。薬剤名は、薬剤の名称を示す。用法は、薬剤名に対応する薬剤の用法を示す。使用日は、オーダが使用される日を示す。例えば、発行されたオーダにより医師の指示が当日のうちに実施される場合には、オーダが発行された日が使用日となる。また、例えば、予約形式でオーダが発行され、指示内容が数日後に実施される場合には、指示内容が実行される日が使用日となる。使用期間は、薬剤名に対応する薬剤が使用される期間を示す。なお、以下では、入院処方オーダや、退院時処方オーダ、入院注射オーダなど、調剤を依頼するためのオーダを総称して「オーダ」と記載する。
図2に示すように、オーダ記憶部121は、例えば、オーダID「5029」と、患者ID「1019」と、文書種別「入院処方」と、薬剤名「AA」と、用法「1日3回」と、使用日「2010/8/27」と、使用期間「7日分」とを対応付けて記憶する。つまり、オーダ記憶部121は、オーダID「5029」が患者ID「1019」の受診者について発行された入院処方オーダであり、1日3回服用する薬剤「AA」が2010/8/27から7日分処方されたことを記憶する。また、オーダ記憶部121は、他のオーダについても同様に記憶する。
なお、オーダ記憶部121が記憶するオーダは、例えば、医師によりオーダが発行されるごとにオーダ記憶部121に格納される。例えば、クライアント20は、オーダの入力を医師から受け付けて、受け付けたオーダを電子カルテサーバ100のオーダ記憶部121に格納する。
入院情報記憶部122は、患者の入退院状況を記憶する。例えば、入院情報記憶部122は、患者が入院中であるか否かを記憶する。また、入院情報記憶部122は、患者の入院予定期間を記憶する。図3は、入院情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、入院情報記憶部122は、例えば、「患者ID」と、「入院予定日」と、「退院予定日」と、「入院情報」とを対応づけて記憶する。このうち、入院予定日は、患者IDに対応する患者が入院する予定日を示す。退院予定日は、患者IDに対応する患者が退院する予定日を示す。入院情報は、現在の入院状況を示す。例えば、「入院中」は、患者IDに対応する患者が入院中であることを示す。また、例えば、「未入院」は、患者IDに対応する患者が未だ入院していないことを示す。また、例えば、「退院」は、患者IDに対応する患者が退院したことを示す。また、入院情報記憶部122は、入院情報記憶部および入院予定記憶部の一例である。
図3に示すように、入院情報記憶部122は、例えば、患者ID「1019」と、入院予定日「2010/5/5」と、退院予定日「2010/10/10」とを対応づけて記憶する。つまり、入院情報記憶部122は、患者ID「1019」の受診者が2010/5/5から2010/10/10まで入院予定であり、現在入院中であることを示す。また、入院情報記憶部122は、他の受診者についても同様に記憶する。
なお、入院情報記憶部122が記憶する入院情報は、例えば、患者が入退院手続きを行った際に格納される。例えば、クライアント20は、患者が医療機関の受付で入退院手続きを行った場合に、受付に従事する医療事務担当者から入院情報の入力を受け付けて、受け付けた入院情報を電子カルテサーバ100のオーダ記憶部121に格納する。このため、入院情報は、患者が実際に入院しているか否かを示す。
制御部130は、抽出部131と、出力部132とを有する。制御部130の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。また、制御部130の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。
抽出部131は、医師により発行されたオーダを記憶するオーダ記憶部121から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する。例えば、抽出部131は、利用者によって入力された期間をクライアント20から受け付ける。抽出部131は、受け付けた期間に使用日が含まれるオーダをオーダ記憶部121から抽出する。抽出部131は、抽出したオーダを出力部132に出力する。
図2を用いて、抽出部131がオーダを抽出する処理を説明する。ここでは、2010年8月27日に当日使用されるオーダを抽出する場合を説明する。この場合、抽出部131が受け付ける期間は、開始日「2010/8/27」から終了日「2010/8/27」までとなる。抽出部131は、使用日が「2010/8/27」であるオーダをオーダ記憶部121から抽出する。図2に示す例では、抽出部131は、オーダID「5029」「5058」「5054」「5051」「5031」「5012」のオーダを抽出する。
出力部132は、抽出部131により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する。例えば、出力部132は、抽出部131により抽出されたオーダの対象となる患者について、患者が入院中であるか否かを記憶する入院情報記憶部122を参照し、入院中の患者を対象とするオーダを調剤サーバ30に出力する。また、例えば、出力部132は、患者の入院予定期間を記憶する入院情報記憶部122を参照し、利用者が期間を入力した時点の日付が、オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、そのオーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、そのオーダに付与する。
例えば、出力部132は、抽出部131により抽出されたそれぞれのオーダについて、入院情報記憶部122を参照し、オーダの対象となる患者が入院中であるか否かを判定する。入院中でないと判定した場合には、出力部132は、オーダに非入院フラグを設定する。つまり、非入院フラグを設定されるオーダは、図3に示した入院情報記憶部122の入院情報が「未入院」または「退院」であるオーダに対応する。また、入院中であると判定した場合には、出力部132は、非入院フラグを非設定とする。
また、例えば、出力部132は、抽出部131により抽出されたそれぞれのオーダについて、入院情報記憶部122を参照し、オーダの対象となる患者の退院予定日と現在日時とが一致するか否かを判定する。一致する場合には、出力部132は、オーダに退院フラグを設定する。また、一致しない場合には、出力部132は、退院フラグを非設定とする。なお、現在日時は、クライアント20において利用者が期間を入力した時点の日付に対応する。
図4を用いて、出力部132がフラグを設定する処理を説明する。図4は、出力部がフラグを設定する処理を説明するための図である。ここでは、オーダID「5029」「5058」「5054」「5051」「5031」「5012」のオーダが、抽出部131によって図2のオーダ記憶部121から抽出された場合を説明する。また、ここでは、現在日時が「2010/8/27」である場合を説明する。図4に示すように、出力部132は、例えば、抽出部131により抽出されたオーダについて、出力すべき情報をオーダ記憶部121から取得する。図4に示す例では、出力部132は、患者IDと、オーダIDと、文書種別と、使用日と、薬剤名と、用法とを図2のオーダ記憶部121から取得する。また、例えば、出力部132は、抽出部131により抽出されたオーダについて、非入院フラグを設定する。例えば、図3において、オーダID「5054」の対象となる患者ID「1028」の入院情報が「未入院」であるので、出力部132は、オーダID「5054」に非入院フラグ「1」を設定する。例えば、図3において、オーダID「5012」の対象となる患者ID「0028」の退院予定日「2010/8/27」が現在日時と一致するので、出力部132は、オーダID「5012」に退院フラグ「1」を設定する。なお、非入院フラグ及び退院フラグについて、「1」は各フラグが設定されたことを示し、「0」は各フラグが非設定とされたことを示す。
また、例えば、出力部132は、非入院フラグと退院フラグとを設定したオーダをクライアント20に送信し、送信したオーダをクライアント20に表示させる。例えば、出力部132は、図4に示したオーダID「5029」「5058」「5054」「5051」「5031」「5012」のオーダをクライアント20に送信し、送信したオーダをクライアント20に表示させる。
ここで、図5を用いて、クライアントに表示される画面の一例について説明する。図5は、クライアントに表示される画面の一例を示す図である。図5に示す例では、開始日5aが「2010/8/27」、終了日5bが「2010/8/27」に設定されている。これは、利用者がクライアント20に、開始日5a「2010/8/27」から終了日5b「2010/8/27」までを期間として入力したことを示す。また、領域5cには、出力部132により抽出されたオーダが表示される。例えば、クライアント20は、抽出されたオーダのうち、非入院フラグが設定されたオーダID「5051」のレコードを赤い文字で表示する。また、例えば、クライアント20は、抽出されたオーダのうち、退院フラグが設定されたオーダID「5012」のレコードを青い文字で表示する。また、例えば、クライアント20は、送信されたオーダのうち、非入院フラグも退院フラグも設定されていないオーダを黒い文字で表示する。
また、例えば、出力部132は、クライアント20に表示されたオーダを調剤サーバ30に送信する旨の命令をクライアント20から受け付けると、オーダを調剤サーバ30に送信する。例えば、出力部132は、非入院フラグが設定されていないオーダを調剤サーバ30に送信する。また、例えば、出力部132は、クライアント20に表示されたオーダのうち、利用者により指定されたオーダを調剤サーバ30に送信する。なお、この送信処理には、例えば、複数プロセス間で通信を行うためのソケット(Socket)が用いられる。
[処理]
次に、実施例1に係る電子カルテサーバ100の処理手順について説明する。図6は、実施例1に係る電子カルテサーバの処理手順を示すフローチャートである。図6に示す処理は、例えば、図示した各装置に電源から電力が供給される間、所定時間間隔で実行される。
図6に示すように、電子カルテサーバ100が利用者によって入力された期間を受け付けると(ステップS101Yes)、抽出部131は、受け付けた期間に使用日が含まれるオーダをオーダ記憶部121から抽出する(ステップS102)。
出力部132は、抽出部131により抽出されたオーダから、オーダを1つ選択する(ステップS103)。出力部132は、入院情報記憶部122を参照し、選択したオーダの対象となる患者が入院中であるか否かを判定する(ステップS104)。例えば、出力部132は、図3に示した入院情報記憶部122の入院情報が「入院中」であるオーダを入院中であると判定し、入院情報が「未入院」または「退院」であるオーダを入院中でないと判定する。
入院中であると判定した場合には(ステップS104Yes)、出力部132は、選択したオーダの対象となる患者の退院予定日と現在日時とが一致するか否かを判定する(ステップS105)。
退院予定日と現在日時とが一致すると判定された場合には(ステップS105Yes)、出力部132は、選択したオーダに退院フラグを設定し(ステップS106)、ステップS108に移行する。一方、退院予定日と現在日時とが一致しないと判定された場合には(ステップS105No)、出力部132は、ステップS108に移行する。
一方、入院中でないと判定した場合には(ステップS104No)、出力部132は、選択したオーダに非入院フラグを設定し(ステップS107)、ステップS108に移行する。
出力部132は、抽出部131により抽出された全てのオーダを選択するまで、ステップS103からステップS108までの処理を繰り返し実行する(ステップS108No)。
全てのオーダを選択すると(ステップS108Yes)、出力部132は、オーダをクライアント20に送信する(ステップS109)。ここで、例えば、クライアント20は、送信されたオーダのうち、非入院フラグが設定されたオーダを赤い文字で表示する。また、例えば、クライアント20は、送信されたオーダのうち、退院フラグが設定されたオーダを青い文字で表示する。また、例えば、クライアント20は、送信されたオーダのうち、非入院フラグも退院フラグも設定されていないオーダを黒い文字で表示する。
出力部132は、オーダを調剤サーバ30に送信する旨の命令をクライアント20から受け付けると(ステップS110Yes)、オーダを調剤サーバ30に送信する(ステップS111)。例えば、出力部132は、非入院フラグが設定されていないオーダを調剤サーバ30に送信する。
なお、上述した処理手順のうち、オーダの対象となる患者の退院予定日と現在日時とが一致するか否かを判定する処理であるステップS105の処理は、必ずしも実行されなくても良い。つまり、ステップS104が肯定判定された後に、ステップS108の処理が実行されても良い。
また、上述した処理手順のうち、オーダをクライアント20に送信する処理であるステップS109の処理は、必ずしも実行されなくても良い。つまり、ステップS108が肯定判定された後に、オーダを調剤サーバ30に送信する処理であるステップS111の処理が実行されても良い。
[効果]
次に、実施例1に係る電子カルテサーバ100の効果について説明する。この電子カルテサーバ100は、医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部121から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する。電子カルテサーバ100は、抽出したオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部122を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する。このように、電子カルテサーバ100は、入院中でない患者を対象とするオーダを部門装置に出力しないため、不要なオーダが実行されることを防ぐことができる。例えば、電子カルテサーバ100は、入院中でない患者を対象とするオーダを処方箋を発行する装置に出力しないため、無駄な調剤が行われることを防ぐことができる。
ここで、電子カルテサーバ100の効果について、具体例を挙げて説明する。ここでは一例として、毎日15時に入院処方オーダの受け付けを終了する医療機関において、12時にある患者の当日入院が確定したにもかかわらず、その患者が当日中に入院しなかった場合を説明する。なお、この場合、12時の時点で、当日から必要となる薬剤について入院処方オーダが発行される。従来の技術では、15時に入院処方オーダが調剤サーバに送信され、処方箋が発行されていた。処方箋が発行されると薬剤師は調剤を行うため、入院予定の患者が入院しなかった場合には、その調剤は無駄な調剤となっていた。これに対して、電子カルテサーバ100は、15時の時点で入院処方オーダが発行されていても、患者の入院情報を参照し、入院していない患者を対象とする入院処方オーダを調剤サーバに送信しない。このため、入院していない患者を対象とする入院処方オーダについては処方箋が発行されず、薬剤師は調剤を行わない。したがって、電子カルテサーバ100は、無駄な調剤が行われることを防ぐことができる。
また、例えば、電子カルテサーバ100は、入院情報記憶部122を参照し、利用者が期間を入力した時点の日付がオーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、オーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、オーダに付与する。このため、電子カルテサーバ100は、退院予定の患者を対象とするオーダをクライアント20に表示させる場合に所定の表示方法で表示させるので、調剤を行っても患者が退院してしまう可能性を利用者に事前に知らせることができる。したがって、電子カルテサーバ100は、無駄な調剤が行われることを防ぐことができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例について説明する。
[データセンタ]
実施例1では、電子カルテサーバ100が医療機関に設置される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電子カルテサーバ100は、複数の医療機関に接続されたデータセンタに適用しても良い。図7は、データセンタへの適用例を説明するための図である。図7に示すように、データセンタ200は、例えば、ネットワーク210を介してクライアント220a,220b・・・と接続される。ネットワーク210には、有線又は無線を問わず、インターネット(Internet)、WAN(Wide Area Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。また、クライアント220a,220b・・・は、複数の医療機関に分散して設置される。また、データセンタ200は、サーバ装置201a,201b・・・と、記憶装置202a,202b・・・とを有する。なお、ここでは、クライアント220a,220b・・・を区別なく述べる場合にクライアント220と総称する。また、サーバ装置201a,201b・・・を区別なく述べる場合にサーバ装置201と総称する。また、記憶装置202a,202b・・・を区別なく述べる場合に記憶装置202と総称する。
例えば、データセンタ200は、サーバ装置201を用いて、図1に示した電子カルテサーバ100及び調剤サーバ30の機能をそれぞれ仮想マシンとして実現する。また、データセンタ200は、記憶装置202を用いて、図1に示したオーダ記憶部121及び入院情報記憶部122を病院ごとに区別して記憶する。
例えば、データセンタ200において、電子カルテサーバ100の機能を担う仮想マシンである電子カルテVM(Virtual Machine)は、ある医療機関に設置されたクライアント220aから、利用者によって入力された期間を受け付ける。電子カルテVMは、医療機関ごとに発行されたオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する。電子カルテVMは、抽出したオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部122を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、調剤サーバ30の機能を担う仮想マシンである調剤VMに出力する。調剤VMは、電子カルテVMから受け付けたオーダに基づいて、処方箋の画像データである処方箋データを生成する。調剤VMは、生成した処方箋データをディスプレイやプリンタなどの出力装置に出力する。この処方箋データは、出力装置に出力されることにより、処方箋として発行される。このように、データセンタ200は、入院中でない患者を対象とするオーダを調剤VMに出力しないため、無駄な調剤が行われることを防ぐことができる。
[その他]
また、例えば、実施例1では、オーダが送信される部門の部門装置として調剤サーバを用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、オーダは、その指示内容に応じて看護部門に設置された看護用サーバに送信される。これによれば、例えば、電子カルテサーバ100は、未入院の受診者に対するオーダの実施を遅らせることができる。
また、例えば、実施例1において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。例えば、クライアント20は、電子カルテサーバ100により抽出されたオーダを自動的に表示するものとして説明したが、表示ボタンの押下によって手動的に表示するようにしても良い。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、オーダ記憶部121は、各オーダが発行された発行日を記憶するようにしても良い。
また、例えば、図1に示した電子カルテサーバ100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、電子カルテサーバ100の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、入院情報記憶部122が退院予定日と入院情報とを同時に記憶している必要はない。例えば、入院情報記憶部122は、患者IDと入院情報とを記憶し、他の記憶部が患者IDと退院予定日とを記憶するようにしても良い。
また、電子カルテサーバ100は、電子カルテサーバ100の各機能を既知の情報処理装置に搭載することによって実現することもできる。既知の情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)端末、移動体通信端末またはPDA(Personal Digital Assistant)などの装置に対応する。
[プログラム]
図8は、オーダ送信プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。図8に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからデータの入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読み取り装置304と、他の装置と接続するためのインターフェース装置305と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図1に示した抽出部131および出力部132の各処理部と同様の機能を有するオーダ送信プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、オーダ送信プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開し、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータを図1に示した抽出部131および出力部132として機能させることができる。
なお、上記のオーダ送信プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしても良い。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしても良い。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する出力部と
を備えたことを特徴とする電子カルテサーバ。
(付記2)前記出力部は、前記抽出部により抽出されたオーダのうち、前記入院中の患者を対象とするオーダと、当該入院中でない患者を対象とするオーダとを区別した情報を、前記利用者の端末に出力するとともに、前記抽出されたオーダのうち、該端末から指定されたオーダを前記部門装置へ出力することを特徴とする付記1に記載の電子カルテサーバ。
(付記3)前記入院情報記憶部は、さらに患者の入院予定期間を記憶し、
前記出力部は、前記入院情報記憶部を参照し、前記利用者が前記期間を入力した時点の日付が前記オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、当該オーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、当該オーダに付与することを特徴とする付記1又は2に記載の電子カルテサーバ。
(付記4)サーバ装置によって実行されるオーダ送信方法であって、
医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出し、
前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する
ことを特徴とするオーダ送信方法。
(付記5)前記オーダを出力する処理は、前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダのうち、前記入院中の患者を対象とするオーダと、当該入院中でない患者を対象とするオーダとを区別した情報を、前記利用者の端末に出力するとともに、前記抽出されたオーダのうち、該端末から指定されたオーダを前記部門装置へ出力することを特徴とする付記4に記載のオーダ送信方法。
(付記6)前記入院情報記憶部は、さらに患者の入院予定期間を記憶し、
前記オーダを出力する処理は、前記入院情報記憶部を参照し、前記利用者が前記期間を入力した時点の日付が前記オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、当該オーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、当該オーダに付与することを特徴とする付記4又は5に記載のオーダ送信方法。
(付記7)コンピュータに、
医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出し、
前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する
処理を実行させることを特徴とするオーダ送信プログラム。
(付記8)前記オーダを出力する処理は、前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダのうち、前記入院中の患者を対象とするオーダと、当該入院中でない患者を対象とするオーダとを区別した情報を、前記利用者の端末に出力するとともに、前記抽出されたオーダのうち、該端末から指定されたオーダを前記部門装置へ出力することを特徴とする付記7に記載のオーダ送信プログラム。
(付記9)前記入院情報記憶部は、さらに患者の入院予定期間を記憶し、
前記オーダを出力する処理は、前記入院情報記憶部を参照し、前記利用者が前記期間を入力した時点の日付が前記オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、当該オーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、当該オーダに付与することを特徴とする付記7又は8に記載のオーダ送信プログラム。
(付記10)コンピュータに、
利用者によって入力された期間を指定する情報を、医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部を備えるサーバへ送信し、
前記利用者によって入力された期間に対応するオーダを、前記サーバから受信し、
受信した前記オーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中でない患者を対象とするオーダを所定の表示方法で表示する
処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
(付記11)前記オーダを表示する処理は、患者の入院予定期間を記憶する入院予定記憶部を参照し、前記利用者が前記期間を入力した時点の日付が前記オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、当該オーダを前記表示方法とは異なる表示方法で表示することを特徴とする付記10に記載の表示プログラム。
20,20a,20b,20c クライアント
30 調剤サーバ
100 電子カルテサーバ
110 通信制御部
120 記憶部
121 オーダ記憶部
122 入院情報記憶部
130 制御部
131 抽出部
132 出力部
200 データセンタ
201,201a,201b サーバ装置
202,202a,202b 記憶装置
210 ネットワーク
220,220a,220b クライアント
300 コンピュータ
301 CPU
302 入力装置
303 モニタ
304 媒体読み取り装置
305 インターフェース装置
306 無線通信装置
307 RAM
308 ハードディスク装置
309 バス

Claims (6)

  1. 医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする電子カルテサーバ。
  2. 前記出力部は、前記抽出部により抽出されたオーダのうち、前記入院中の患者を対象とするオーダと、当該入院中でない患者を対象とするオーダとを区別した情報を、前記利用者の端末に出力するとともに、前記抽出されたオーダのうち、該端末から指定されたオーダを前記部門装置へ出力することを特徴とする請求項1に記載の電子カルテサーバ。
  3. 前記入院情報記憶部は、さらに患者の入院予定期間を記憶し、
    前記出力部は、前記入院情報記憶部を参照し、前記利用者が前記期間を入力した時点の日付が前記オーダの対象となる患者の退院予定日である場合に、当該オーダを所定の表示方法で表示することを示す情報を、当該オーダに付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子カルテサーバ。
  4. サーバ装置によって実行されるオーダ送信方法であって、
    医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出し、
    前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する
    ことを特徴とするオーダ送信方法。
  5. コンピュータに、
    医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部から、利用者によって入力された期間に対応するオーダを抽出し、
    前記オーダを抽出する処理により抽出されたオーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダのうち入院中の患者を対象とするオーダを、前記指示の内容に応じた部門の部門装置に出力する
    処理を実行させることを特徴とするオーダ送信プログラム。
  6. コンピュータに、
    利用者によって入力された期間を指定する情報を、医師により発行された指示の内容と、指示を実施する日の情報と、指示の実施の対象となる患者とを有するオーダを記憶するオーダ記憶部を備えるサーバへ送信し、
    前記利用者によって入力された期間に対応する抽出されたオーダを、前記サーバから受信し、
    受信した前記オーダに含まれる患者の各々について、患者の入退院状況を記憶する入院情報記憶部を参照し、該抽出されたオーダに含まれる患者の各々のうち退院した患者を対象とするオーダを退院していない患者を対象とするオーダとは異なる所定の表示方法にして、前記受信したオーダを並べて表示する
    処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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