JP5772164B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents
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Description
第1のエレメント31は、第1の水平線条311と第1の垂直線条312とからなり、第1の水平線条311に第1の垂直線条312の上端が接続されることでT型のエレメントとなっている。第1の水平線条311上の第1の垂直線条312の上端の接続位置は、本発明のアンテナ感度の平均値が日本国内又は日本国外のいずれかの所望のFM帯域において大きくなるように調整する。
第2のエレメント32は、第1の垂直線条312に、その一端が接続される第2の水平線条321と、第2の水平線条321のもう一端に接続され、折り返す折り返し線条322とからなる。第2のエレメント32は、本発明のアンテナでは、位相調整用のエレメントとして作用している。図1においては、折り返し線条322は、第2の水平線条321の下方に配置されているが、図4に示されているように、第2の水平線条321の上方に折り返されていてもよい。また、折り返し線条322を設けず、第2の水平線条のみで第2のエレメント32が構成することもできる。
第3のエレメント33は、図1に示されるように、第1の垂直線条312の下端に接続され、第1の垂直線条から第2の水平線条321が延伸される方向とは反対の方向に延伸される第3の水平線条331と、第1の垂直線条312に対して第3の水平線条331が延伸される側に設けられるスタブ333と、第3の水平線条331と、スタブ333とを接続する接続線条332とから構成される。
第4のエレメント34は、例えば図1に示されるように、スタブ333のスタブ用上部水平線条333aに接続される引き出し線条341と、引き出し線条341の2点でその先端が接続される指向性調整用線条342とから構成され、引き出し線条341の一端は、給電点35に接続されている。
車両に取付けられたガラスアンテナは、放送波を受信する際に、直接波だけではなく、前記ガラスアンテナが取付けられている車両で反射された反射波も受信する。直接波と反射波の位相は、放送波の到来方向によって変化し、両者の位相差がほとんどない場合には、両者によってそれぞれ前記ガラスアンテナに誘起される電流は強めあい、給電点35にて大きな受信信号を得ることができる。しかしながら、両者の位相差が大きくなっていくと、両者によってそれぞれ前記ガラスアンテナに誘起される電流は弱め合うようになり、例えば、両者の位相差が180度となる場合に、両者によってそれぞれ前記ガラスアンテナに誘起される電流はもっとも強く弱め合うこととなる。
図1〜図7において、デフォッガ2を構成する複数の加熱水平線条22に対して垂直に直交線条23を配設して、各加熱水平線条22と接続することが好ましい。そして、直交線条23は、本発明のアンテナの第1のエレメント31を構成する第1の垂直線条の延長線上となるデフォッガ上に配設させることがより好ましい。
本発明のガラスアンテナは、給電点35近傍の車体上に図示しない接地点を設けており、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、接地点から給電点35までを接続している。
図1は本発明の実施例1に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例1のアンテナパターンは、T型に配設した第1のエレメント31と、第1のエレメント31の第1の垂直線条312の下端に接続され、第1の垂直線条312の左側に設けられる第2のエレメント32と、第1の垂直線条312の右側に設けられる第3のエレメント33と、第3のエレメント33のスタブ333を構成するスタブ上辺線条333aに接続される第4のエレメント34と、第4のエレメント34に接続され、リアガラス1の周辺部に設けられた給電点35とから構成されている。
第1の垂直線条312の長さ=116mm
第1の水平線条311の長さ=650mm(第1の垂直線条の右側の長さ=300mm、第1の垂直線条の左側の長さ=350mm)
第2のエレメント32について
第2の水平線条321の長さ=510mm
折り返し線条322の長さ=830mm
折り返し線条の第2の水平線条との接続部322a=20mm
第3のエレメント33について
第3の水平線条331の長さ=300mm
接続線条332の長さ=20mm
スタブ上辺水平線条333aの長さ=255mm
スタブ下辺水平線条333bの長さ=255mm
スタブ垂直線条333cの長さ=60mm
第4のエレメント34について
引き出し線条341の長さ=365mm
引き出し線条の水平部分341aの長さ=325mm
引き出し線条のスタブとの接続部分341bの長さ=20mm
引き出し線条の給電点との接続部分341cの長さ=20mm
引き出し線条341のスタブ333との接続部分の位置=スタブ上辺水平線条333a上のスタブ垂直線条333cとの接続部から155mmの位置
指向性調整用線条342=325mm
指向性調整用線条342と引き出し線条の水平部分341aとの間隔=10mm
本実施例のアンテナを、リアガラス1に導電性セラミックペーストによって、各線状の幅を0.7mmとなるように印刷し、乾燥後、加熱炉によって焼付けして、給電点35にAV線を取り付けた上で、車体に取り付ける。そして、図示しないチューナーから延ばした同軸ケーブルを給電点35近傍の車体に設けた接地点において、前記同軸ケーブルの外皮導体を接地し、前記同軸ケーブルの芯線側を前記AV線と接続した。
図2は本発明の実施例2に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例2においては、第3のエレメント33を構成する第3の水平線条331とスタブ333のスタブ下辺水平線条333bとを接続する接続線条332が、スタブ下辺水平線条333bの途中部に接続されている点を除き、実施例1と同じ構成となっている。
図3は本発明の実施例3に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例3においては、第3のエレメント33を構成するスタブ333のスタブ上辺水平線条333aとスタブ下辺水平線条333bとが、それぞれ左端だけではなく、右端もスタブ垂直線条333cによって接続されている点を除き、実施例2と同じ構成となっている。
図4は本発明の実施例4に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例4においては、第2のエレメント32を構成する折り返し線条322が、第2の水平線条321の上部に折り返している点を除き、実施例3と同じ構成となっている。
図5は本発明の実施例5に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例5においては、指向性調整用線条342の一端が開放されている点を除き、実施例1と同じ構成となっている。
図6は本発明の実施例6に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例6においては、指向性調整用線条342が2本備え、それぞれの指向性調整用線条342を引き出し線条のスタブとの接続部分341bと、引き出し線条34の給電点35との接続部分341cとに接続し、一端は開放している点を除き、実施例1と同じ構成となっている。
図7は本発明の実施例7に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。実施例7においては、2本備えられている指向性調整用線条342のうちの引き出し線条のスタブとの接続部分341bに接続されていた線条が、引き出し線条の水平部分341aの上部に位置するように引き出し線条の水平部分341aに接続されている点を除き、実施例6と同じ構成となっている。
図8は、比較例に係るアンテナパターンの車内側から見た正面図である。本比較例においては、指向性調整用線条342が設けられていない点を除いて、実施例1のアンテナと構成と各線状の長さを同一としている。
2 デフォッガ
21 バスバ
22 加熱水平線条
23 直交線条
3 アンテナ
31 第1のエレメント
311 第1の水平線条
312 第1の垂直線条
32 第2のエレメント
321 第2の水平線条
322 折り返し線条
322a 折り返し線条の第2の水平線条との接続部
33 第3のエレメント
331 第3の水平線条
332 接続線条
333 スタブ
333a スタブ用上部水平線条
333b スタブ用下部水平線条
333c スタブの垂直線条
34 第4のエレメント
341 引き出し線条
341a 引き出し線条の水平部分
341b 引き出し線条のスタブとの接続部分
341c 引き出し線条の給電点との接続部分
342 指向性調整用線条
35 給電点
Claims (3)
- デフォッガを備えたリアガラスの前記デフォッガ上部余白部に配設されたFM帯域用車両用ガラスアンテナであり、
水平線条に垂直線条の上端を接続したT型のエレメントからなる第1のエレメント(31)と、
前記垂直線条に接続され水平に延伸される第2の水平線条を少なくとも1本備える、アンテナ感度のディップが生じないようにアンテナ上に誘起される電流の位相を調整する位相調整用の第2のエレメント(32)と、
前記垂直線条の下端に接続され、前記第2のエレメントの水平線条の延伸される方向とは反対側に備えられたインピーダンス整合用の第3のエレメント(33)と、
前記第3のエレメントから引出された引き出し線条(341)と、
前記引き出し線条の先端に接続された給電点(35)とからなり、
前記第3のエレメント(33)は、前記垂直線条の下端に接続される第3の水平線条と前記第3の水平線条に接続線条を介して接続されるスタブ(333)とからなり、
前記スタブ(333)は、少なくとも1本のスタブ用水平線条からなり、
前記引き出し線条の一端は、前記スタブ用水平線条のうちの最上部の線条に接続されている車両用ガラスアンテナにおいて、
前記引き出し線条(341)の一箇所又は二箇所に、指向性調整用線条(342)の先端を接続し、前記引き出し線条と前記指向性調整用線条とを合わせて指向性調整用の第4のエレメント(34)とし、前記引き出し線条(341)に、指向性調整用線条(342)を複数本接続し、第4のエレメント(34)としたことを特徴とする車両用ガラスアンテナ。 - 前記第4のエレメント(34)は、前記引き出し線条(341)の2箇所に、前記指向性調整用線条(342)の両端を接続し、ループエレメントを備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 複数本の互いに平行な加熱水平線条から構成されており、前記複数本の加熱水平線条に垂直となる直交線条を接続したデフォッガに、請求項1または2に記載の車両用ガラスアンテナを配設させたことを特徴とするリアガラス。
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