JP5770584B2 - 鍛造プレス装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鍛造プレス装置およびその制御方法に関する。さらに詳しくは、駆動源としてフライホイールとサーボモータの両方を備える鍛造プレス装置およびその制御方法に関する。
エキセンシャフトの回転によりスライドを昇降させる機械プレスの一つに、そのエキセンシャフトを回転させる駆動源としてフライホイールとサーボモータの両方を備えるハイブリッドプレス装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載のハイブリッドプレス装置は、エキセンシャフトにクラッチを介して連結されたフライホイールと、エキセンシャフトにクラッチブレーキを介して連結されたサーボモータとを備えている。そして、加圧成形はフライホイールの回転エネルギーを用いて行い、加圧成形の前後のスライドの昇降運動はサーボモータで行うことにより、下降速度と上昇速度を高速にして生産性を高めることができるとされている。
しかし、サーボモータの能力の限界から、従動系の慣性質量の小さい小型のハイブリッドプレス装置に限って開発された事実はあるが、従動系の慣性質量の大きい大型のハイブリッドプレス装置についてはこれまで開発されたことはなかった。そのため、従来のハイブリッドプレス装置は小型のものばかりであり、大型のハイブリッドプレス装置は存在しなかった。
特開2004‐114119号公報
そこで、本願発明者は、大型のハイブリッドプレス装置について検討した。
一般に、サーボモータはフライホイール・クラッチに比べて発生するトルクが小さい。また、大型のハイブリッドプレス装置は従動系の慣性質量が大きいため、従動系の加速に大きなエネルギーが必要となる。そのため、本願発明者は、大型のハイブリッドプレス装置において、従来技術のごとく加圧成形の前後のスライドの昇降運動をサーボモータで行うと、エキセンシャフトを目的の回転速度まで加速するのに時間がかかり、むしろ下降速度と上昇速度が遅くなるという問題を見出した。
本発明は上記事情に鑑み、下降速度と上昇速度が高速である鍛造プレス装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
第1発明の鍛造プレス装置は、金型が取り付けられるスライドと、回転することにより前記スライドを昇降させる駆動軸と、該駆動軸にクラッチを介して連結されたフライホイールと、前記駆動軸に連結されたサーボモータと、前記クラッチおよび前記サーボモータのそれぞれの動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、上昇工程および/または下降工程において、前記フライホイールの駆動により前記駆動軸を回転させて前記スライドを上昇および/または下降させるように制御し、加圧成形工程において、前記クラッチを切断して、前記サーボモータの駆動により前記駆動軸を回転させて加圧成形するように制御することを特徴とする
第2発明の鍛造プレス装置は、第1発明において、前記制御手段は、加圧成形工程において、前記スライドが下死点に達する前に前記サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御することを特徴とする。
第3発明の鍛造プレス装置は、第1発明において、前記制御手段は、加圧成形工程において、前記スライドが最下点に達する前に前記サーボモータにより前記駆動軸に逆回転方向のトルクを与え、該スライドが最下点に達した後に該サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御することを特徴とする。
第4発明の鍛造プレス装置の制御方法は、金型が取り付けられるスライドと、回転することにより前記スライドを昇降させる駆動軸と、該駆動軸にクラッチを介して連結されたフライホイールと、前記駆動軸に連結されたサーボモータと、を備える鍛造プレス装置の制御方法であって、上昇工程および/または下降工程において、前記フライホイールの駆動により前記駆動軸を回転させて前記スライドを上昇および/または下降させるように制御し、加圧成形工程において、前記クラッチを切断して、前記サーボモータの駆動により前記駆動軸を回転させて加圧成形するように制御することを特徴とする
第5発明の鍛造プレス装置の制御方法は、第4発明において、加圧成形工程において、前記スライドが下死点に達する前に前記サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御することを特徴とする。
第6発明の鍛造プレス装置の制御方法は、第4発明において、加圧成形工程において、前記スライドが最下点に達する前に前記サーボモータにより前記駆動軸に逆回転方向のトルクを与え、該スライドが最下点に達した後に該サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御することを特徴とする。
第1発明によれば、発生するトルクの大きいフライホイールの駆動によりスライドを上昇、下降させるので、従動系の慣性質量が大きくても駆動軸を目的の回転速度まで加速するのに時間がかからない。その結果、上昇速度と下降速度を高速にできる。また、サーボモータの駆動により加圧成形を行うので、加圧速度を調整でき、スライドモーションを任意に設定できる。そのため、種々の加工方法を実現できる。
第2発明によれば、スライドが下死点に達する前にサーボモータを逆回転させるので、スライドが下死点で停止するスティックを防止できる。また、薄肉製品の加工のように、素材を複数回加圧して所定の厚さまで圧縮する加工方法を実現できる。
第3発明によれば、スライドが最下点に達する前にサーボモータにより駆動軸に逆回転方向のトルクを与えるので、最下点における下降から上昇への切り換えが速くなる。
第4発明によれば、発生するトルクの大きいフライホイールの駆動によりスライドを上昇、下降させるので、従動系の慣性質量が大きくても駆動軸を目的の回転速度まで加速するのに時間がかからない。その結果、上昇速度と下降速度を高速にできる。また、サーボモータの駆動により加圧成形を行うので、加圧速度を調整でき、スライドモーションを任意に設定できる。そのため、種々の加工方法を実現できる。
第5発明によれば、スライドが下死点に達する前にサーボモータを逆回転させるので、スライドが下死点で停止するスティックを防止できる。また、薄肉製品の加工のように、素材を複数回加圧して所定の厚さまで圧縮する加工方法を実現できる。
第6発明によれば、スライドが最下点に達する前にサーボモータにより駆動軸に逆回転方向のトルクを与えるので、最下点における下降から上昇への切り換えが速くなる。
本発明の第1実施形態に係る鍛造プレス装置の概略説明図である。 同鍛造プレスの制御方法の説明図である。 同鍛造プレスの他の制御方法の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る鍛造プレス装置の概略説明図である
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
まず、図1に基づき本発明の第1実施形態に係る鍛造プレス装置Pの全体構造を説明する。
図1において、符号Bは鍛造プレス装置Pのベッドを示しており、このベッドBの上面に設けられた下ダイホルダーDHの上面に金型Cの下型が取り付けられている。金型Cの上型は、スライドSの下面に設けられた上ダイホルダーDHの下面に取り付けられている。すなわち、スライドSには上ダイホルダーDHを介して金型Cが取り付けられている。
スライドSは、コンロッドCRを介してエキセンシャフトESの偏心部Hに連結されている。このエキセンシャフトESは、そのジャーナル部JがクラウンCWに回転可能に支持されている。このエキセンシャフトESは、いわゆるフルエキセン形のクランク軸であり、偏心部Hを挟むように、同軸かつ同軸径の一対のジャーナル部Jを有している。そして、エキセンシャフトESは、その一対のジャーナル部J,Jが、ブシュなどからなるクラウンCWのサポート部SPによって回転可能に支持されており、後述する駆動機構に連結されている。
このため、駆動機構によってエキセンシャフトESが回転されることにより、スライドSが上下に昇降し、このスライドSが下方に移動したときに、金型Cの上型下型に素材が挟まれて鍛造されるのである。
なお、エキセンシャフトESは、特許請求の範囲に記載の駆動軸に相当する。
つぎに、鍛造プレス装置Pの駆動機構を説明する。
図1に示すように、エキセンシャフトESには、その軸端間を貫通する貫通孔である軸配置孔hが形成されている。この軸配置孔hは、一対のジャーナル部J,J、偏心部Hを貫通しており、その中心軸がエキセンシャフトESの一対のジャーナル部J,Jと同軸となるように形成されている。
そして、この軸配置孔h内には、伝動軸11が配設されている。この伝動軸11は、その軸径が軸配置孔hの内径よりも若干細く形成されたものである。そして、この伝動軸11は、後述する伝達手段20のケース20cおよびクラッチブレーキ31の本体部分によって、その中心軸が軸配置孔hの中心軸と同軸、言い換えれば、エキセンシャフトESの一対のジャーナル部J,Jの中心軸と同軸となり、しかも、エキセンシャフトESに対して回転自在となるように保持されている。
また、伝動軸11は、エキセンシャフトESの軸配置孔h内に配置された状態において、その両端がエキセンシャフトESの両端から突出する長さに形成されている。そして、伝動軸11の一端(図1では右端)は公知の遊星歯車減速機である伝達手段20に連結されている。
伝動軸11の右端におけるエキセンシャフトESの端部から突出した部分には、伝達手段20の太陽歯車21が固定されている。この太陽歯車21には複数の遊星歯車22が噛み合っており、この複数の遊星歯車22は伝達手段20のケース20cの内面に設けられた歯と噛み合っている。複数の遊星歯車22は、各歯車の中心軸が伝動軸11の中心軸から全て同じ距離となるように回転部材23に取付られている。この回転部材23は、伝動軸11に軸受等を介して回転自在に支持されている。また、回転部材23は、エキセンシャフトESの右端に固定された従動部材24とギアカップリングで結合されている。
このため、伝動軸11が回転すると、複数の遊星歯車22が自転しながら太陽歯車21のまわりを公転するので、回転部材23が伝動軸11の中心軸まわりに回転する。そして、回転部材23と従動部材24とがギアカップリングで結合された状態で回転するから、従動部材24とともにエキセンシャフトESがその中心軸まわりに回転するのである。
そして、太陽歯車21と遊星歯車22の歯数を調整すれば、エキセンシャフトESの回転数を伝動軸11の回転数に対して所定の割合に減速することができるので、エキセンシャフトESに対し大きなトルクを発生させることができる。
伝動軸11の左端において、エキセンシャフトESから突出している部分には、クラッチブレーキ31を備えたフライホイール30が取り付けられている。このクラッチブレーキ31は、その本体部分がクラウンCWに固定されており、クラッチを接続すると、フライホイール30と伝動軸11とが連結されるように構成されている。そして、フライホイール30は、Vベルト32を介して動力源となるFW用モータ33の主軸に連結されている。このため、FW用モータ33を作動させた状態においてクラッチを接続すれば、フライホイール30の駆動を伝動軸11に伝達することができる。また、クラッチを切断すると、フライホイール30と伝動軸11との連結が解除され、フライホイール30の駆動が伝動軸11に伝達されないようになる。
クラッチブレーキ31のブレーキを動作させると、クラッチブレーキ31の本体部分を介してクラウンCWと伝動軸11とが連結され、伝動軸11の回転速度を低下させ、また、回転を停止させることができる。
伝動軸11の右端におけるエキセンシャフトESの端部から突出した部分には、伝達手段20の他に、サーボモータ40が連結されている。伝動軸11とサーボモータ40とは、サーボモータ40の主軸が伝動軸11に直結することで連結されている。
また、鍛造プレス装置Pには、クラッチブレーキ31のクラッチの接続/切断およびブレーキの動作を制御し、FW用モータ33およびサーボモータ40の動作を制御する制御手段60が備えられている。この制御手段により、後述のフライホイール30およびサーボモータ40の動作の切り換えが行われる。
以上のように、エキセンシャフトESを回転させる駆動源としてフライホイール30とサーボモータ40の両方を備えるので、鍛造プレス装置Pはいわゆるハイブリッドプレス装置である。
つぎに、図2および図3に基づき鍛造プレス装置Pの制御方法について説明する。
図2に、プレス装置の基本的なスライドモーションを示す。スライドモーションの1サイクルは、下降、加圧成形、上昇の3つの工程に大きく分けられる。下降工程とは、スライドSが下降する工程であり、スライドSがストロークの最上点(例えば、上死点)から下降して上型Cが素材と接触するまでの工程である。また、加圧成形工程とは、上型Cと下型Cとで素材を加圧成形する工程であり、上型Cが素材と接触してからスライドSがストロークの最下点(例えば、下死点)に達して再び上型Cが素材と離間するまでの工程である。また、上昇工程とは、スライドSが上昇する工程であり、上型Cが素材から離間してからスライドSがストロークの最上点まで上昇するまでの工程である。
本発明は、各工程において、フライホイール30およびサーボモータ40の動作を切り換えるところに特徴がある。図2においてパターン1〜5は、フライホイール30およびサーボモータ40の動作パターンを例示したものである。
図中、FWはフライホイール30を意味し、SMはサーボモータ40を意味する。そして、フライホイール30がoffの工程は、クラッチブレーキ31のクラッチが切断され、フライホイール30の駆動が伝動軸11に伝達されていない工程を意味する。また、フライホイール30がonの工程は、クラッチブレーキ31のクラッチが接続され、フライホイール30の駆動が伝動軸11に伝達されている工程を意味する。また、サーボモータ40がoffの工程は、サーボモータ40に電力が供給されておらず、サーボモータ40が伝動軸11によって回転させられているか、伝動軸11とともに停止している工程である。また、サーボモータ40がonの工程は、サーボモータ40に電力が供給されており、サーボモータ40の駆動が伝動軸11に伝達されている工程を意味する。
以下、パターン1〜5について説明する。
(パターン1)
まず、下降工程においては、クラッチブレーキ31のクラッチが接続され、フライホイール30の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESが回転してスライドSが下降する。その間、サーボモータ40には電力が供給されておらず、伝動軸11によって回転させられている。
一般に、サーボモータ40に比べてフライホイール30で発生するトルクは大きい。そのフライホイール30の駆動によりスライドSを下降させるので、従動系の慣性質量が大きくても伝動軸11を目的の回転速度まで加速するのに時間がかからない。その結果、下降速度を高速にできる。ここで、従動系とは、伝動軸11、エキセンシャフトES、コンロッドCR、スライドS、上ダイホルダーDH、および上型C等の、フライホイール30やサーボモータ40の駆動系によって動作する部分を意味する。そして大型のプレス装置の場合には、この従動系の慣性質量が大きくなる。そのため、本発明の制御方法は、大型の鍛造プレス装置Pを制御するのに適した方法である。
つぎに、加圧成形工程においては、クラッチブレーキ31のクラッチを切断する。そして、サーボモータ40の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESを回転させて加圧成形を行う。
このように、サーボモータ40の駆動により加圧成形するので、加圧速度を任意に調整できる。また、成形中のスライドモーションを任意に設定することができる。そのため、加圧速度を高速にする必要のある熱間鍛造や、複雑形状の成形等に適した種々の加工方法を実現できる。
つぎに、上昇工程においては、クラッチブレーキ31のクラッチが接続され、フライホイール30の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESが回転してスライドSが上昇する。その間、サーボモータ40には電力が供給されておらず、伝動軸11によってサーボモータ40が回転させられている。
発生するトルクが大きいフライホイール30の駆動によりスライドSを上昇させるので、従動系の慣性質量が大きくても伝動軸11を目的の回転速度まで加速するのに時間がかからない。その結果、上昇速度を高速にできる。
(パターン2)
パターン2は、下降工程と上昇工程において、クラッチブレーキ31のクラッチを接続するとともにサーボモータ40に電力を供給して、フライホイール30とサーボモータ40の両方の駆動によりスライドSを下降、上昇させるパターンである。
従動系の慣性質量が大きく、フライホイール30・クラッチ31のトルクによっても、伝動軸11を目的の回転速度まで加速するのに時間がかかる場合には、サーボモータ40によっても伝動軸11を駆動することにより、フライホイール30単独による駆動の場合に比べて伝動軸11を目的の回転速度まで加速するのに要する時間を短くできる。その結果、上昇速度および下降速度を高速にできる。
(パターン3)
パターン3は、パターン1の上昇工程において、クラッチブレーキ31のクラッチが切断されるとともに、サーボモータ40には電力が供給されておらず、従動系の慣性エネルギーにより伝動軸11によってサーボモータ40が回転させられているパターンである。
従動系は、一度動き出すと慣性エネルギーにより動き続けるという性質を有する。そのため、加圧成形工程の後、スライドSはその慣性エネルギーにより上昇する。上昇工程において、伝動軸11の回転を加速する必要のない場合には、本パターンのように、フライホイール30およびサーボモータ40の駆動を伝動軸11に供給しなくてよい。
(パターン4)
パターン4は、パターン1の上昇工程において、クラッチブレーキ31のクラッチが切断され、サーボモータ40の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESを回転させてスライドSを上昇させるパターンである。
上昇工程において、伝動軸11の回転を加速する必要はないが、スライドSを最上点まで上昇させる駆動が必要な場合には、フライホイール30に代えてサーボモータ40の駆動で伝動軸11を回転させてもよい。
(パターン5)
パターン4は、下降工程のみフライホイール30の駆動により伝動軸11を回転させたが、これに代えて、上昇工程のみフライホイール30の駆動により伝動軸11を回転させてスライドSを上昇させてもよい。この場合、上昇工程において、サーボモータ40は、電力が供給されておらず、伝動軸11によってサーボモータ40が回転させられている。
このように、上昇工程のみ、発生するトルクが大きいフライホイール30の駆動によりスライドSを上昇させることにより、上昇速度を高速にできる。
つぎに、スライドモーションが異なるパターン6、7について説明する。
図3に示すスライドモーションは、スライドSの最下点が、下死点よりも上方に設定された場合のスライドモーションである。このスライドモーションは、スライドSが予め定められた最下点に達したとき(図3におけるA時点)、すなわちスライドSが下死点に達する前に、伝動軸11をスライドSの下降時とは逆回転させてスライドSを上昇させることにより実現される。
(パターン6)
パターン6の加圧成形工程においては、クラッチブレーキ31のクラッチを切断し、サーボモータ40の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESを回転させて加圧成形を行う。そして、スライドSが最下点に達したとき(A時点)に、サーボモータ40を逆回転させることにより、伝動軸11を逆回転させてスライドSを上昇させる。
また、上昇工程においても、クラッチブレーキ31のクラッチを切断したまま、サーボモータ40の駆動により伝動軸11およびエキセンシャフトESを逆回転させてスライドSを上昇させる。
本パターンで制御することにより、スライドが下死点で停止するスティックを防止できる。そのため、鍛造プレス装置Pの各部材や金型Cが損傷することを防止できる。また、熱間鍛造の場合にスティックが起きると、金型Cが高温になって硬化し、素材の熱が金型Cに伝達されることにより素材は冷却されて黒色化してしまうが、本パターンで制御することによりこのような問題を防止できる。
このようなスライドモーションで成形する例として、ブレード等の薄肉製品の加工が挙げられる。薄肉製品の加工では、サイクルごとにスライドSの最下点を徐々に下げながら、素材を複数回加圧して所定の厚さまで圧縮することが行われる。本パターンで制御することにより、このような加圧方法を実現できる。
(パターン7)
パターン6は、スライドSが最下点に達したときにサーボモータ40を逆回転させてスライドSを上昇させたが、これに代えて、スライドSが最下点に達する前にサーボモータ40により伝動軸11に逆回転方向のトルクを与え、スライドSが最下点に達した後にサーボモータ40を逆回転させてスライドSを上昇させてもよい。
より詳細には、下降工程の途中でクラッチブレーキ31のクラッチを切断し、サーボモータ40により伝動軸11に逆回転方向のトルクを与えてスライドSの下降を制動し、スライドSが最下点に達したとき(A時点)に従動系の運動エネルギーの全てを消費することにより、伝動軸11を逆回転させてスライドSを上昇させる。
本パターンでは、スライドSが最下点に達する前にサーボモータ40により伝動軸11に逆回転方向のトルクを与えるので、最下点における下降から上昇への切り換えが速くなる。
なお、上記パターン1〜6においては、下降、加圧成形、上昇の各工程の境目において、クラッチブレーキ31のクラッチの接続/切断を切り換え、サーボモータ40の動作を切り換えるように説明したが、クラッチの接続/切断の切り換え、およびサーボモータ40の動作の切り換えは、各工程の境目より時間的に前後してもよい。
クラッチの接続時には、伝動軸11の回転速度とフライホイール30の回転速度を一致させることにより、クラッチの衝撃を低減することができる。そのため、クラッチの接続/切断の切り換え、および/またはサーボモータ40の動作の切り換えを、各工程の境目より時間的に前後させることにより、伝動軸11の回転速度とフライホイール30の回転速度を一致させてクラッチの衝撃を低減することができる。
また、上記パターン1〜7のいずれか1つのパターンを繰り返して、連続的にプレス加工を行ってもよいし、1サイクルごとに異なったパターンで、プレス加工を行っても良い。例えば、複数の金型を備え、トランスファ送り装置で素材を順次次工程の金型に送るトランスファプレスにおいては、1サイクルごとに、成形方法に合わせた最適なパターンで制御することが好ましい。
(第2実施形態)
つぎに、図4に基づき本発明の第2実施形態に係る鍛造プレス装置P’について説明する。
本実施形態に係る鍛造プレス装置P’においては、伝動軸11の右端にメインギア51が固定され、このメインギア51と噛み合う複数の駆動ギア52が設けられている。各駆動ギア52には、フレームなどよってクラウンCWに固定された複数のサーボモータ41、42の主軸がそれぞれ連結されている。このように、複数のサーボモータ41、42から伝動軸11に駆動力を供給できるので、1つのサーボモータ41、42で発生する駆動力が小さくても、伝動軸11に大きな駆動力を供給させることが可能である。
その余の構成は、第1実施形態に係る鍛造プレス装置Pと同様であるので、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。
小径の駆動ギア52から大径のメインギア51に駆動力が伝達されるので、サーボモータ41、42の回転数を、伝動軸11に対して減速して伝達することができる。すなわち、メインギア51と駆動ギア52とで減速機が構成されている。
また、駆動ギア52とメインギア51の径を調整すれば減速比を変えることができる。そして、減速比を変えることで、サーボモータ41、42の駆動による伝動軸11の最高回転速度を任意に設定できる。そのため、種々の加圧方法を実現できる。
なお、駆動ギア52とメインギア51との間に中間ギアを設ければ、さらに減速比を大きくすることができる。すると、高速低トルクのサーボモータ41、42を使用してもより大きなトルクを発生させることも可能であるから、より大きな鍛造エネルギーを必要とするプレスにも採用することができる。具体的には、サーボモータ41、42の主軸に固定されたピニオンと、このピニオンと噛み合う中間ギアとを設け、この中間ギアと駆動ギア52と連結する回転軸を設ければ、サーボモータ41、42の回転をさらに減速してメインギア51に伝達することができる。
本実施形態においても、実施形態1に係る鍛造プレス装置Pと同様の制御を行うことができる。
そのため、保有するエネルギーが大きいフライホイール30の駆動によりスライドSを上昇、下降させるので、従動系の慣性質量が大きくても伝動軸11を目的の回転速度まで加速するのに時間がかからない。その結果、上昇速度および下降速度を高速にできる。
(その他の実施形態)
本発明に係る鍛造プレス装置は、スライドを昇降させる駆動軸にフライホイールとサーボモータとが連結された構成であれば、どのような構成のものでもよい。例えば、上記実施形態において、伝動軸11および伝達手段20が設けられておらず、フライホイールとサーボモータがエキセンシャフトに連結された形態のものでもよい。また、サーボモータと駆動軸とをクラッチを介して連結した形態としてもよい。
また、制御手段60は、1つの制御装置でクラッチブレーキ31およびサーボモータ40の動作を制御するものでも良いし、クラッチブレーキ31の動作を制御する第1の制御装置とサーボモータ40の動作を制御する第2の制御装置とから構成されるものでも良い。
11 伝動軸
20 伝達手段
30 フライホイール
31 クラッチブレーキ
32 Vベルト
33 FW用モータ
40 サーボモータ
51 メインギア
52 駆動ギア
60 制御手段

Claims (6)

  1. 金型が取り付けられるスライドと、
    回転することにより前記スライドを昇降させる駆動軸と、
    該駆動軸にクラッチを介して連結されたフライホイールと、
    前記駆動軸に連結されたサーボモータと、
    前記クラッチおよび前記サーボモータのそれぞれの動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    上昇工程および/または下降工程において、前記フライホイールの駆動により前記駆動軸を回転させて前記スライドを上昇および/または下降させるように制御し、
    加圧成形工程において、前記クラッチを切断して、前記サーボモータの駆動により前記駆動軸を回転させて加圧成形するように制御する
    ことを特徴とする鍛造プレス装置。
  2. 前記制御手段は、加圧成形工程において、前記スライドが下死点に達する前に前記サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御する
    ことを特徴とする請求項記載の鍛造プレス装置。
  3. 前記制御手段は、加圧成形工程において、前記スライドが最下点に達する前に前記サーボモータにより前記駆動軸に逆回転方向のトルクを与え、該スライドが最下点に達した後に該サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御する
    ことを特徴とする請求項記載の鍛造プレス装置。
  4. 金型が取り付けられるスライドと、
    回転することにより前記スライドを昇降させる駆動軸と、
    該駆動軸にクラッチを介して連結されたフライホイールと、
    前記駆動軸に連結されたサーボモータと、を備える鍛造プレス装置の制御方法であって、
    上昇工程および/または下降工程において、前記フライホイールの駆動により前記駆動軸を回転させて前記スライドを上昇および/または下降させるように制御し、
    加圧成形工程において、前記クラッチを切断して、前記サーボモータの駆動により前記駆動軸を回転させて加圧成形するように制御する
    ことを特徴とする鍛造プレス装置の制御方法。
  5. 加圧成形工程において、前記スライドが下死点に達する前に前記サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御する
    ことを特徴とする請求項記載の鍛造プレス装置の制御方法。
  6. 加圧成形工程において、前記スライドが最下点に達する前に前記サーボモータにより前記駆動軸に逆回転方向のトルクを与え、該スライドが最下点に達した後に該サーボモータを逆回転させて該スライドを上昇させるように制御する
    ことを特徴とする請求項記載の鍛造プレス装置の制御方法。
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