JPH07195129A - ダイクッション装置 - Google Patents

ダイクッション装置

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JPH07195129A
JPH07195129A JP6012093A JP1209394A JPH07195129A JP H07195129 A JPH07195129 A JP H07195129A JP 6012093 A JP6012093 A JP 6012093A JP 1209394 A JP1209394 A JP 1209394A JP H07195129 A JPH07195129 A JP H07195129A
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JP
Japan
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cushion
die
energy
servo motor
force
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JP6012093A
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English (en)
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Keiichiro Hayashi
慶一郎 林
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイクッションによって蓄積されるエネルギ
を有効に回収することができ、構造も簡単なダイクッシ
ョン装置を提供すること。 【構成】 プレスの動きにともなって空気圧クッション
シリンダ21が連結されたクッション台11の往復動を
変換機構41で回転運動に変えて遊星歯車機構53の1
つの太陽歯車54に伝達し、キャリア56にはフライホ
イール63および発電機65を連結し、もう1つの太陽
歯車55にサーボモータ61を連結する。そして、サー
ボモータ61のトルク制御発電によって任意のクッショ
ン力を与えるとともに、この時プレス側からなされる仕
事を同時に回収し、また、フライホイール63にエネル
ギとして蓄積する。クッション上昇工程においては空気
圧クッションによるクッション台11の押し上げ力によ
る運動エネルギをサーボモータ61の回転数制御発電に
より回収するとともにフライホイール63に蓄積し、次
工程スタートまでに蓄積したエネルギをフライホイール
63に接続した発電機65で回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属材料をプレス成
形するために使用されるダイクッション装置に関し、成
形時のクッション力に対してプレスが行う仕事量及びク
ッション上昇時クッションが行う仕事量を熱に変換して
放出すること無く、発電により回収できるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】プレス成形に使用されるプレスの一例
は、図4に示すように、ポンチ1がボルスタープレート
2を介してボルスタ3に固定されており、ボルスタ3が
ボルスターベッド5に固定されている。また、このポン
チ1と対向して上方には、ダイ6が配置されてスライド
7に取付けられており、図示しない駆動機構で上下動さ
れるようになっている。
【0003】このようなプレスで、例えば円筒状容器な
どを絞る場合には、ブランク8の周縁部のしわの発生を
防止するため周縁部を押える必要がある。
【0004】このためプレスには、ポンチ1の外側にブ
ランク8の周縁部を支持するプレッシャリング9が設け
られ、このプレッシャリング9にボルスタ3及びボルス
タープレート2を貫通するクッションピン10を介して
プレッシャパッド11が取付けられている。
【0005】このプレッシャパッド11には、ダイクッ
ション装置20が連結され、上向きの支持力を発生する
ようにしている。
【0006】従来、ダイクッション装置20としてはベ
ッド5上に空気圧クッションシリンダ21が取付けら
れ、そのロッドをプレッシャパッド11に連結して構成
される空圧クッション機構22が使用され、一定の力で
ブランク8の周縁部を押えるようにしている。
【0007】さらに、プレスすべき材料や形状によって
は、ダイクッション装置20による押え力を一定とせず
に制御する必要がある場合もあり、このような場合のダ
イクッション装置20として、図4中に実開昭60−1
86923号(実公平2−25538号)公報に開示さ
れた装置を示すように、空気圧クッションシリンダ21
による空圧クション機構22に加え、ベッド5の下側に
油圧シリンダ23を取付け、そのロッドを空気圧シリン
ダ21のピストンと連結して構成される油圧クッション
機構24を設けるようにしている。
【0008】この油圧クッション機構24の油圧シリン
ダ23には、油圧回路25によって作動油が給排される
ようになっている。この油圧回路25は、油タンク26
の上流に作動油を加圧する油ポンプ27が配置され、こ
の油ポンプ27に加圧タンク28が接続されており、加
圧タンク28にサーボ弁29を介して油圧シリンダ23
の下側の油圧室が接続されている。そして、サーボ弁2
9に付設された制御器30によって油圧クッション機構
24の油圧が制御されるようになっている。
【0009】したがって、制御器30を介してサーボ弁
29により油圧クッション機構24の油圧シリンダ23
の油圧を制御することで、プレッシャリング9とダイ6
とで挾まれたブランク8の周縁部の保持力、すなわちク
ッション圧力をプレス行程中に変更することができる。
【0010】このようなダイクッション装置20を備え
たプレスでは、プレスの下降工程においてクッション力
の発生にともなって空気圧クッションシリンダにエネル
ギが蓄積されるとともに、油圧シリンダの油圧回路のサ
ーボ弁の開度を調整して絞り抵抗を変えることで任意の
クッション力を得るようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなダイクッシ
ョン装置20では、ダイクッション力を変えるために油
圧シリンダの油圧回路のサーボ弁の開度を調整して絞り
抵抗を変える場合、油圧シリンダに蓄えられたエネルギ
を熱に変換している。
【0012】また、上昇時には、空気圧クッションシリ
ンダによる押し上げ力を吸収するため油圧シリンダ上室
の油を絞り、熱エネルギに変換する必要がある。
【0013】このため油の冷却装置が必要となるなど装
置の構成が複雑になるとともに、エネルギの無駄が多い
という問題がある。
【0014】この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、ダイクッションによって蓄積され
るエネルギを有効に回収することができ、しかも構造も
簡単なダイクッション装置を提供しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するため、この発明のダイクッション装置は、
ダイとの間でブランク周縁部を押えるクッションが取付
けられるクッション台に連結されてクッションをダイ方
向に付勢する空気圧クッションシリンダを有するダイク
ッション装置において、前記クッション台の往復動を回
転運動に変換する変換機構を設ける一方、3軸からなる
遊星歯車機構を設け、これら3軸に前記変換機構の出力
回転が伝達されるクッション回転入力軸、エネルギ吸収
放出用フライホイール及び発電機を具備する軸,クッシ
ョン力コントロール及びクッションエネルギの吸収を制
御するサーボモータ軸を連結したことを特徴とするもの
である。
【0016】
【作用】このダイクッション装置によれば、プレスにと
もなってクッション力を発生させる空気圧クッションシ
リンダが連結されたクッション台の往復動を変換機構で
回転運動に変えて3軸を有する遊星歯車機構の1つ軸に
伝達し、2つ目の軸にはフライホイールおよび発電機を
連結し、3つ目の軸にサーボモータを連結するようにし
ており、成形行程においては、サーボモータのトルク制
御によってエネルギを吸収し、エアクッション力に任意
のクッション力を加え得ることができるようにするとと
もに、上昇工程においては、フライホイールに蓄積され
たエネルギを次工程スタートまでに電気エネルギとして
回収する。
【0017】空気圧クッションシリンダが発生する押し
上げ力によるクッション台の運動エネルギをフライホイ
ールに蓄積する一方、サーボモータのスピード制御で発
電に利用してエネルギを回収するようにしている。
【0018】これにより、エネルギの無駄を無くし、従
来の油圧回路に比べ装置構成も簡単になる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明のダイクッション装置の
一実施例にかかる構成図である。このダイクッション装
置40は、空気圧クッションシリンダによる空圧クッシ
ョン機構に加え、遊星歯車機構を設けてクッション台の
往復動を変換機構で回転運動に変換して伝達するととも
に、フライホイールと発電機を連結し、さらにサーボモ
ータによるトルク制御及び回転速度制御によって任意の
クッション力を得るようにするともに、発電機により電
気エネルギとして回収するようにするものである。な
お、このダイクッション装置40が設けられる機械プレ
スの構成の一例は既に説明した図4のものと同一である
ので、同一部分に同一番号を記し、その説明は省略す
る。
【0020】このダイクッション装置40では、クッシ
ョンピン10が取付けられるとともに、クッション力を
発生する空気圧クッションシリンダ21が連結されたク
ッション台(プレッシャパッド)11の下側に、このク
ッション台11の往復動を回転運動に変換する変換機構
41として2つの油圧シリンダ42が配置されてピスト
ンロッド43が連結してある。そして、2つの油圧シリ
ンダ42の両端部に接続した油圧配管44が水平方向に
配置された変換シリンダ45の両端部に接続してあり、
変換シリンダ45のピストンロッド46には、回動軸4
7に固定された回動アーム48の先端部が連結してあ
る。なお、これら油圧配管44は常時リーク保償され、
両シリンダ42,45間で力の伝達ができるようになっ
ている。
【0021】したがって、クッション台11が上下に往
復動すると、油圧シリンダ42のピストンロッド43が
往復動され、これによって油圧配管44で接続された変
換シリンダ45のピストンロッド46が水平方向に往復
動されることになり、回動アーム48を回動することで
回動軸47が回動され、この回動軸47で回転運動とし
て取り出すことができる。
【0022】なお、クッション台11の往復動を回転運
動に変換する変換機構41としては、図2に示すよう
に、クッション台11に連結したロッド49にラック5
0を一体または別体に設け、このラック50をセクタギ
ア51に噛み合わせるようにし、セクタギア51が取付
けられた回動軸52で回転運動を取り出すように構成す
ることもできる。
【0023】こうして回転運動に変換して回動軸47,
52(以下、単に回動軸47とした場合には、特に指定
しない場合には回動軸52も含むものとする。)に伝達
されるクッション力を制御したり、クッションエネルギ
を回収するため、遊星歯車機構53が設けられる。
【0024】この遊星歯車機構53は、2つの太陽歯車
54,55とキャリア56とを主構成要素としており、
キャリア56には、2つの太陽歯車54,55にそれぞ
れ噛み合う2段の遊星歯車57,58が回転可能に支持
されて構成されている。
【0025】そして、2つの太陽歯車54,55のうち
一方の太陽歯車54には、同軸上に歯車59が取付けら
れ、歯車増速機60を介して回動軸47の回転が伝達さ
れるようになっている。また、もう1つの太陽歯車55
の軸端には、サーボモータ61が連結されるが、この実
施例の場合には、2台のサーボモータ61が分配歯車装
置62を介して連結してある。さらに、キャリア56に
は、同軸上にフライホイル63が連結してある。このフ
ライホイール63には、ベルトまたはチェーン等の動力
伝達機構64を介して発電機65が連結される一方、キ
ャリア56には、ブレーキ装置66が設けられ、キャリ
ア56を固定することができるようになっている。
【0026】なお、この実施例の遊星歯車機構53で
は、プレスからの入力による太陽歯車54の回転数(=
歯車59の回転数)np とサーボモータ61の回転数
(=太陽歯車55の回転数)nd とキャリア56の回転
数(=フライホイール63の回転数)ns との間に次式
(1) の関係を満たすように各歯車の歯数が定められてい
る。
【0027】np =5/6・ns +1/6・nd ……
(1) なお、負荷トルクTp に対して次式(2) の関係がある Td =−1/6/・Tp ……(2) Ts =−5/6・Tp ……(2) 次に、このように構成したダイクッション装置40の動
作についてプレス工程にしたがって図3を参照しながら
説明する。
【0028】 プレスが開始される前は、ダイクッシ
ョン装置40のプレッシャリング9が上限に保持された
状態となっており、遊星歯車機構53の3つの回転軸の
回転数nd ,ns ,np はいずれも0である。
【0029】 この状態でプレスが開始されるが、プ
レッシャリング9がブランク8を介してダイ6と接触す
る位置のわずか手前まで下降したところで、ダイクッシ
ョン装置40(プレッシャリング9)の予備加速を開始
する。
【0030】すなわち、プレッシャリング9がブランク
8を介してダイ6と接触する位置のわずか手前までスラ
イド7が下降したところで、サーボモータ61をモータ
として駆動して遊星歯車機構53を介して回動アーム4
8を回動し、変換シリンダ45および油圧シリンダ42
を介してクッション台11をある速度をもって下降させ
る。この場合のサーボモータ61の回転数nd は、たと
えば500rpm とされ、フライホイール63はブレーキ
装置66によって固定状態にしておくことから、ns =
0、太陽歯車54の回転数np は前記(1) 式により、約
83rpm となってクッション台11はある速度をもって
下降する。
【0031】 予備加速されたダイクッション装置4
0にダイ6およびスライド7が追いついて接触した後
は、プレス側の力によってダイクッション装置40が駆
動され、ブランク8の成形が開始される。
【0032】この成形状態になると、クッション台11
がスライド7側から押し下げられ、クッション力は空気
圧クッションシリンダ21の空気を圧縮すると同時に、
遊星歯車機構53の太陽歯車54に回転運動に変換され
て回転駆動力として伝達される。
【0033】そして、この状態で、キャリア56を固定
しているブレーキ装置66を解放状態にすると、キャリ
ア56に連結されたフライホイール63が回転されてエ
ネルギが蓄積されると同時に、サーボモータ61の発電
力として回収されるが、これらはサーボモータ61によ
ってその蓄積状態や回収状態を変えることができる。
【0034】すなわち、サーボモータ61をトルク制御
(サーボモータの界磁電流を変えて発電電流制御を行
う)することによって抵抗力を0からある範囲まで変え
ることができ、これによってクッション力をプレス角度
の関数として成形一工程中任意に変化させて設定するこ
とができる。
【0035】この成形状態では、サーボモータ61の回
転数nd は、プレススピードによって決まる入力軸回転
数np 及びフライホイール回転数ns によって決定され
る。
【0036】フライホイール63の回転数ns はエネル
ギの吸収によって増加し、プレスからの入力回転数np
は成形に伴ってスライド7が停止するため下死点にいた
って0まで減少する。すなわち、クッション力はエアシ
リンダ21の力及びフライホイール63を加速する力、
サーボモータ61で発電する力によって発生することに
なる。
【0037】 ダイ6およびスライド7が下死点まで
下降して成形が完了すると、ダイクッション装置40の
プレッシャリング9を下死点より僅かに下降させた状態
とするロッキングを行う。ロッキング中、上昇していた
フライホイール回転数ns は下降するよう制御され(エ
ネルギ回収)、それにともなって入力回転数np =0に
なるように前記(1) 式を満足するよう、サーボモータ6
1によるnd の回転速度制御が行われ、逆転状態のサー
ボモータ61の回転数nd を減少する。すなわち、ロッ
キングでは、フライホイール63の回転数ns が減少し
て行く分のエネルギの回収が行われる。
【0038】 ダイクッション装置40のプレッシャ
リング9のリフト(わずかな上昇)が行われれる。上昇
力はクッションエアシリンダ21が発生するためサーボ
モータ61はフライホイールスプピードns を見ながら
決められたnp の変化量を守るべく前記(1) 式の関係を
保って回転速度制御が行われる。リフト力による発生エ
ネルギはサーボモータ61によって吸収される。
【0039】 ダイクッション装置40のプレッシャ
リング9がリフト状態で保持される。サーボモータ61
は回転速度制御が行われ、このときのフライホイールス
ピードを見ながらnp =0にコントロールする。
【0040】ここまでで、成形工程でフライホイール6
3に蓄えられたエネルギがほとんど放出された状態にな
る。
【0041】 次に、ダイクッション装置40のプレ
ッシャリング9を成形前の状態に戻すため上昇が行われ
る。
【0042】この上昇では、空気圧クッションシリンダ
21がクッション台11を押し上げるが、この運動エネ
ルギをフライホイール63に吸収するとともに、サーボ
モータ61で回収する。
【0043】サーボモータ61はフライホイール63の
スピードns を見ながら決められたnp の変化量を守る
べく前記(1) 式の関係を保って発電力による回転速度制
御が行われ、一方フライホイール軸に伝わった押し上げ
力の一部はフライホイール63の回転を上昇させエネル
ギとして蓄えられる。
【0044】 最後に、上昇状態のプレッシャリング
9を成形前の状態に保持する(上昇保持)。
【0045】フライホイール63は次の一行程が開始す
るまでに速度を0に戻し、蓄えられたエネルギを放出す
る一方、サーボモータ61はnp 回転を0に保持すべく
フライホイールスピードns を見ながら前記(1) 式の関
係を保って速度コントロールされる。
【0046】このようにしてプレスの1サイクルが完了
するまでの間にダイクッション装置40の空気圧クッシ
ョンシリンダ21より発生する運動エネルギの全てをフ
ライホイール63で蓄積して発電機65の発電及びサー
ボモータ61の発電により回収することができ、従来の
熱にして放出する場合に比べてエネルギを有効に利用す
ることができる。
【0047】また、このようなエネルギの回収のための
制御をサーボモータ61の回転速度制御で行うことがで
き、油圧制御を行う場合に比べ、構成を簡素化すること
ができる。
【0048】さらに、サーボモータ61のトルク制御を
行うことで、成形時のクッション力を任意に変えること
もできる。
【0049】なお、上記実施例では、この発明を単動プ
レスに適用した場合で説明したが、これに限らず、他の
形式のプレスに適用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明のダイクッション装置によれば、プレ
スの動きにともなって空気圧クッションシリンダが連結
されたクッション台の往復動を変換機構で回転運動に変
えて遊星歯車機構の1つの軸に伝達し、もう1つの軸に
フライホイールおよび発電機を連結し、3つ目の軸にサ
ーボモータを連結するようにしたので、サーボモータの
トルク制御発電によって任意のクッション力を得ること
とエネルギ回収が同時にできるとともに、フライホイー
ルに蓄積した分の回収もでき、また、空気圧クッション
シリンダによるクッション押し上げ力による運動エネル
ギをフライホイールに蓄積し、これを発電に利用してエ
ネルギを回収することができる。
【0051】これにより、エネルギの無駄を無くし、従
来の油圧回路に比べ装置構成も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のダイクッション装置の一実施例にか
かる構成図である。
【図2】この発明のダイクッション装置の他の一実施例
にかかる変換機構の構成図である。
【図3】この発明のダイクッション装置の一実施例にか
かる各部の動作説明図である。
【図4】従来のダイクッション装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ポンチ 2 ボルスタプレート 3 ボルスタ 5 ベッド 6 ダイ 7 スライド 8 ブランク 9 プレッシャリング 10 クッションピン 11 プレッシャパッド 21 空気圧クッションシリンダ 24 油圧クッション機構 25 油圧回路 29 サーボ弁 40 ダイクッション装置 41 変換機構 42 油圧シリンダ 43 ピストンロッド 44 油圧配管 45 変換シリンダ 46 ピストンロッド 47 回動軸 48 回動アーム 53 遊星歯車機構 54 太陽歯車 55 太陽歯車 56 キャリア 57 遊星歯車 58 遊星歯車 61 サーボモータ 63 フライホイール 65 発電機 66 ブレーキ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイとの間でブランク周縁部を押えるク
    ッションが取付けられるクッション台に連結されてクッ
    ションをダイ方向に付勢する空気圧クッションシリンダ
    を有するダイクッション装置において、前記クッション
    台の往復動を回転運動に変換する変換機構を設ける一
    方、3軸からなる遊星歯車機構を設け、これら3軸に前
    記変換機構の出力回転が伝達されるクッション回転入力
    軸、エネルギ吸収放出用フライホイール及び発電機を具
    備する軸,クッション力コントロール及びクッションエ
    ネルギの吸収を制御するサーボモータ軸を連結したこと
    を特徴とするダイクッション装置。
JP6012093A 1994-01-07 1994-01-07 ダイクッション装置 Pending JPH07195129A (ja)

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