JP5770579B2 - 紛失キー無効化システム - Google Patents
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Description
また、同構成によると、ユーザ自らがいずれかの特定要件を満たすことは比較的容易であるが、紛失キーを取得した第三者がいずれかの特定要件を満たすことには困難が伴う。従って、ユーザによる利便性を向上できるとともに、セキュリティ性を向上することができる。
また、同構成によると、仮決定後の一定期間内に使用されなかった電子キーは紛失キーとして扱われ、キー機能が無効化される。従って、ユーザ自らの意志で上記期間内に使用されなかった電子キーや紛失キーを確実に使用不可にすることができる。
また、同構成によると、仮決定後に有効キー本数が上限本数に達した場合には、それまでにキー機能が有効化された電子キーを除く全ての電子キーが紛失キーとして扱われ、キー機能が無効化される。従って、有効化を望む電子キーについてそれを全て早急に有効化することで、紛失キーのみを確実に使用不可にすることができる。
以下、本発明を車両用の電子キーシステムに適用される紛失キー無効化システムに具体化した第1の実施形態について説明する。本実施形態の紛失キー無効化システムは、電子キーシステムの適用された車両のオーナであるユーザが車両キーとして所持する電子キーを紛失した場合に備え、そうした紛失キーを取得した第三者による車両制御を回避するために、紛失キーのキー機能を無効化するものである。
受信アンテナ21は、セキュリティ装置3から送信されてくる呼び掛け信号を受信するための媒体である。受信回路22は、受信アンテナ21で受信された呼び掛け信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23に出力する。
(1)ディーラでの紛失キー無効化処理に際して紛失キーを除く全ての電子キーが一同に揃わなくても、一部の電子キーの有効性について仮決定(一時的無効化)された後に特定要件(本数上限到達以前での有効キーとの同時使用)が満たされれば、その電子キーのキー機能が有効化される。一方、上記仮決定された電子キーのうち本数上限到達以前に有効キーと同時に使用されなかった電子キーについては、キー機能が無効化され、使用不可となる。このため、ユーザは、ディーラに持ち込まなかった残りの電子キーについて、本数上限到達以前といった比較的早い段階で有効キーと同時に使用することで、紛失キーのみを使用不可にすることができる。従って、手元にない電子キーを取りに戻る等の面倒が生じることなく、紛失キーのみを使用不可にすることができる。
・キーナンバー「1」の電子キーとの同時使用について、ディーラでの紛失キー無効化処理の後、時間的な制限を設けるようにしてもよく、この場合、上記第1の実施形態に倣うかたちで上限本数が設定されてもよいが、必ずしも上限本数は設定されなくてもよい。以下、時間的な制限を設けるとともに、上限本数の設定されない例について図3を用いて説明する。本例で用いる図3(a)は上記第1の実施形態で用いた図2(a)と同様であり、また、図3(b)は図2(b)と同様であるため、これらの説明については割愛する。
・ディーラで紛失キー無効化処理が行われてから所定の時間(例えば1時間)が経過するまでは、キーナンバー「3」或いは「4」の電子キーが単独で使用されたことを条件に、そのキーナンバー「3」或いは「4」の電子キーのキー機能を有効化する。そして、上記所定の時間が経過した後は、キーナンバー「1」の電子キーと同時に使用されたことを条件に、その同時使用されたキーナンバー「3」或いは「4」の電子キーのキー機能を有効化するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、紛失キー無効化システムの第2の実施形態について説明する。この紛失キー無効化システムの前提となる電子キーシステムは、図1に示す第1の実施形態の電子キーシステム1と同様であるため、以下、本実施形態の紛失キー無効化システムの作用を中心に説明する。尚、ここでは上記第1の実施形態と同様、4本の電子キーに対し、キーナンバーとして「1」〜「4」が付与されるとともに、いずれの電子キーのキー機能も有効化された状態にあることを前提とする。
(1)ディーラでの紛失キー無効化処理に際して紛失キーを除く全ての電子キーが一同に揃わなくても、一部の電子キーの有効性について仮決定(一時的有効化)された後に特定要件(本数上限到達以前での使用)が満たされれば、その電子キーのキー機能が有効化される。一方、上記仮決定された電子キーのうち本数上限到達以前に使用されなかった電子キーについては、キー機能が無効化され、使用不可となる。このため、ユーザは、ディーラに持ち込まなかった残りの電子キーについて、本数上限到達以前といった比較的早い段階で使用することで、紛失キーのみを使用不可にすることができる。従って、手元にない電子キーを取りに戻る等の面倒が生じることなく、紛失キーのみを使用不可にすることができる。
・キーナンバー「3」及び「4」の各電子キーの1本ずつ或いは同時での使用について、ディーラでの紛失キー無効化処理の後、時間的な制限を設けるようにしてもよく、この場合、上記第2の実施形態に倣うかたちで上限本数が設定されてもよいが、必ずしも上限本数は設定されなくてもよい。以下、時間的な制限を設けるとともに、上限本数の設定されない例について図5を用いて説明する。本例で用いる図5(a)は上記第2の実施形態で用いた図4(a)と同様であり、また、図5(b)は図4(b)と同様であるため、これらの説明については割愛する。
Claims (3)
- ユーザが所持する電子キーに対し個別に設定されたキー識別コードが登録される登録手段を備え、前記登録手段にキー識別コードが登録されている登録済の電子キーによる電気的な制御が許容される電子キーシステムに適用され、
前記登録済の電子キーのうち特定の電子キーを紛失キーとしてキー機能を無効化し、当該キーによる電気的な制御を禁止する紛失キー無効化システムにおいて、
前記登録手段に登録されているキー識別コードに対する照合を行う照合手段と、
前記照合手段により照合一致したキー識別コードを有する電子キーのキー機能を有効化し、当該キーによる電気的な制御を許容するとともに、前記照合手段により照合一致しなかったキー識別コードを有する電子キーの有効性について仮決定を行い、キー機能を有効化するために必要な特定要件が満たされたことを条件に、前記仮決定された電子キーのキー機能を有効化する決定手段とを備え、
前記仮決定が行われてから所定の時間が経過するまでの一定期間内に、当該仮決定の行われた電子キーのキー識別コードが前記照合手段により照合一致したことを第1の特定要件と規定するとともに、
前記仮決定に至らず既に前記照合手段によりキー識別コードが照合一致してキー機能が有効化されている電子キーの本数に、前記仮決定が行われた後に前記照合手段によりキー識別コードが照合一致した当該仮決定の行われた電子キーの本数を加えた有効キー本数が、前記登録済の電子キーの本数から予め入力設定された紛失キーの本数を減じた上限本数に達する以前に、当該仮決定の行われた電子キーのキー識別コードが前記照合手段により照合一致したことを第2の特定要件と規定し、
さらに、前記仮決定が行われた後に、前記仮決定に至らず既に前記照合手段によりキー識別コードが照合一致してキー機能が有効化されている電子キーのキー識別コードが前記照合手段により再び照合一致し、その照合の有効時間内に、当該仮決定の行われた電子キーのキー識別コードが前記照合手段により照合一致したことを第3の特定要件と規定し、
前記決定手段は、前記第1の特定要件及び前記第2の特定要件及び前記第3の特定要件の少なくとも一つが満たされたことを条件に、前記仮決定された電子キーのキー機能を有効化する
ことを特徴とする紛失キー無効化システム。 - ユーザが所持する電子キーに対し個別に設定されたキー識別コードが登録される登録手段を備え、前記登録手段にキー識別コードが登録されている登録済の電子キーによる電気的な制御が許容される電子キーシステムに適用され、
前記登録済の電子キーのうち特定の電子キーを紛失キーとしてキー機能を無効化し、当該キーによる電気的な制御を禁止する紛失キー無効化システムにおいて、
前記登録手段に登録されているキー識別コードに対する照合を行う照合手段と、
前記照合手段により照合一致したキー識別コードを有する電子キーのキー機能を有効化し、当該キーによる電気的な制御を許容するとともに、前記照合手段により照合一致しなかったキー識別コードを有する電子キーの有効性について仮決定を行い、キー機能を有効化するために必要な特定要件が満たされたことを条件に、前記仮決定された電子キーのキー機能を有効化する決定手段とを備え、
前記決定手段は、前記仮決定に際し、前記照合手段により照合一致しなかったキー識別コードを有する電子キーのキー機能を前記特定要件が満たされるまでの期間に亘り一時的に有効化し、
さらに、前記決定手段は、前記仮決定を行ってから所定の時間が経過するまでの一定期間内に、当該仮決定を行った電子キーのキー識別コードが前記照合手段により照合一致しなかった場合には、前記仮決定した電子キーのキー機能を無効化する
ことを特徴とする紛失キー無効化システム。 - ユーザが所持する電子キーに対し個別に設定されたキー識別コードが登録される登録手段を備え、前記登録手段にキー識別コードが登録されている登録済の電子キーによる電気的な制御が許容される電子キーシステムに適用され、
前記登録済の電子キーのうち特定の電子キーを紛失キーとしてキー機能を無効化し、当該キーによる電気的な制御を禁止する紛失キー無効化システムにおいて、
前記登録手段に登録されているキー識別コードに対する照合を行う照合手段と、
前記照合手段により照合一致したキー識別コードを有する電子キーのキー機能を有効化し、当該キーによる電気的な制御を許容するとともに、前記照合手段により照合一致しなかったキー識別コードを有する電子キーの有効性について仮決定を行い、キー機能を有効化するために必要な特定要件が満たされたことを条件に、前記仮決定された電子キーのキー機能を有効化する決定手段とを備え、
前記決定手段は、前記仮決定に際し、前記照合手段により照合一致しなかったキー識別コードを有する電子キーのキー機能を前記特定要件が満たされるまでの期間に亘り一時的に有効化し、
さらに、前記決定手段は、前記仮決定に至らず既に前記照合手段によりキー識別コードが照合一致してキー機能が有効化されている電子キーの本数に、前記仮決定を行った後に前記照合手段によりキー識別コードが照合一致した当該仮決定を行った電子キーの本数を加えた有効キー本数が、前記登録済の電子キーの本数から予め入力設定された紛失キーの本数を減じた上限本数に達した場合には、その達した時点で前記照合手段によりキー識別コードが照合一致しなかった当該仮決定を行った電子キーのキー機能を無効化する
ことを特徴とする紛失キー無効化システム。
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