JP5770327B2 - カーテンアクセサリー - Google Patents
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Description
第一に、特許文献1に記載の房掛では、タッセルの保持部が固定的で強い力が掛かっても外れることがない。そのため、この房掛にタッセルを掛けた場合に、タッセルがループ状の構造を形成すると、そのループ状の構造に異物が引っ掛かって安全上問題となる可能性がある。
好ましくは、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品には環状部が設けられており、前記連結機構は、前記環状部を分離して非環状とする分離部を有する。
好ましくは、前記タッセル補助部品は、外力による拡径によって非環状となり且つ自身の弾性によって環状となる弾性リングからなる。
好ましくは、前記タッセルは、ループ状のタッセルコードが弾性力によって前記房掛に連結されるように構成される。
好ましくは、前記連結機構は、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引張力によって隣接する他部材から分離する分離部を有する。
好ましくは、前記タッセル補助部品は、前記タッセルのループ状のタッセルコードを挿通可能な挿通部を有し、前記分離部は、前記房掛を挟持するクリップ部を有する。
好ましくは、前記タッセル補助部品は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部と、磁力によって前記房掛又はその取付ビスに吸着可能な磁性体を備える。
好ましくは、前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記房掛取付部と前記タッセル保持部は、直接又は別の部材を介して連結可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成される。
好ましくは、前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される。
好ましくは、前記タッセル保持部は、前記タッセルの第1部分を保持可能な第1タッセル保持部と、前記タッセルの第2部分を保持可能な第2タッセル保持部を備え、第1及び第2タッセル保持部は、それぞれ、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される。
好ましくは、第1タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると変形することによって前記タッセルを脱落させるように構成され、第2タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセル補助部品を前記房掛に対して相対回転させることによって前記タッセルを脱落させるように構成される。
好ましくは、前記房掛は、台座と、前記台座に支持された且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部を備え、前記台座と前記引掛部の間の隙間を塞ぐ引っ掛け禁止部材が設けられる。
好ましくは、前記連結機構は、隠蔽部材または装飾部材によって覆われている。
好ましくは、前記タッセルおよび前記タッセル補助部品をともに備え、前記分離部は、前記タッセル補助部品に設けられており、前記タッセルの一端には、前記タッセル補助部品が係止されているループ状のタッセルコードであって、当該タッセルコードのループ状の部分は前記房掛に引っ掛けることができないように構成されており、前記タッセルの他端には、前記房掛に引っ掛けるための別のループ状のタッセルコードが設けられている。
好ましくは、前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有する。
好ましくは、前記房掛は、前記分離部での分離を生じさせるのに必要な解除力を変更可能に構成されている。
好ましくは、前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、前記分離部は、前記突出軸および前記引掛部の間に設けられている。
好ましくは、前記房掛には、前記分離部に設けられているトリガーに向かい低くなるように傾斜する傾斜面が設けられ、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記トリガーに当接し力をかけることにより前記連結が解除される。
好ましくは、前記台座と前記引掛部の間に設けられ且つ前記突出軸よりも高い位置において前記台座又は前記引掛部に対して着脱可能である突出部材をさらに備え、前記突出部材の着脱によって前記タッセルまたは前記タッセル補助部品の保持位置が変更可能である。
好ましくは、前記引掛部は、前記台座から離れる方向に傾斜して設けられ、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品は、前記突出軸の上方よりも前記台座から離れた位置で保持される。
好ましくは、前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、前記分離部は、前記台座および前記突出軸の間に設けられている。
好ましくは、前記連結機構の連結が解除されたときにも前記台座が下方へ落下しないように保持する保持コードが、前記台座および前記突出軸の間に設けられている。
好ましくは、前記房掛は、固定立設面に取り付けられる取付台と、前記取付台に係止する台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、前記分離部は、前記台座および前記取付台の間に設けられている。
好ましくは、前記取付台は、前記台座を係止するための台座係止部と、前記台座を略上下方向にスライドさせるためのスライド溝とを有し、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記突出軸または引掛部に当接し力をかけることにより、前記台座が前記スライド溝に沿って下方向にスライドして前記連結が解除される。
好ましくは、前記タッセルと、前記房掛と、前記タッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材または部分であって前記連結機構が連結している状態では下方へ落下しない状態にある部材または部分が、前記連結機構の連結が解除されたときにも床に落下しないように保持する保持手段をさらに備える。
好ましくは、前記連結機構は、嵌合構造を有する。
好ましくは、前記嵌合構造は回転嵌合構造であり、かつ嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能であるように構成されている。
好ましくは、前記連結機構は磁性体を含む吸着構造である。
好ましくは、前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が2kgf超になると連結が解除されるように構成されている。
好ましくは、前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、回転フックとを備え、前記回転フックは、前記タッセルを保持可能なフック部を備え、前記台座は、前記回転フックを挿込可能な開口孔を備え、前記回転フックは、前記台座の開口孔に設けられた回転機構によって回転可能に支持され、前記連結機構は、前記回転フックに設けられた回転フック側係止部と、前記台座に設けられ且つ前記タッセルにかかる荷重が所定値以下である状態で前記回転フック側係止部に係合して前記回転フックの回転を規制する台座側係止部とを備える。
好ましくは、前記房掛は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される。
好ましくは、前記連結機構は、前記タッセルを介して前記房掛に加わる荷重が所定の解除力を超えると前記房掛を変形させて前記房掛と前記タッセルの間の連結を解除する第1連結機構と、前記タッセルに加わる荷重が所定の解除力を超えると前記タッセル内に設けられた分離部又は前記タッセルと前記房掛の間に設けられた分離部を分離させる第2連結機構とを備える。
好ましくは、第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さい。
好ましくは、前記房掛は、ユーザーの操作によって前記ガイドワイヤに対する保持力を変更可能に構成される。
好ましくは、前記房掛は、前記房掛に保持される前記タッセルのループを危険領域の上方又は下方にある安全領域にまで移動させる範囲で移動可能である。
好ましくは、前記ガイドワイヤ支持体は、固定立設面に固定される上部取付台である。
好ましくは、前記房掛は、前記上部取付台に対して保持可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記上部取付台から外れて下降するように構成される。
好ましくは、前記ガイドワイヤの、前記房掛よりも低い位置には、前記固定立設面に対して固定される下部取付部、又は前記固定立設面に固定しない端止具を備え、これによって前記房掛の下方への移動を規制する。
好ましくは、前記ガイドワイヤ支持体は、カーテンレールに支持される支持部材である。
好ましくは、前記支持部材は、前記カーテンレールのランナー走行溝に挿入した状態で回転させることによって前記カーテンレールに支持可能である。
好ましくは、前記タッセルコードに取着された装飾部材をさらに備え、前記伸長部は、前記装飾部材内に配置される。
好ましくは、前記伸長部は、伸縮材からなる。
好ましくは、前記伸長部は、ボビンに巻き付けられた糸からなる。
図1は、実施形態に係る既存の房掛200やタッセル300に取り付けることができるタッセル補助部品100の構造および使用態様について説明するための図面である。図2は、実施形態に係るタッセル補助部品100を用いた場合に、所定荷重によりタッセル補助部品100の分離部114が外れることによって、タッセル補助部品100の環状構造が非環状構造に解除され、タッセル300の一方のタッセルコードが房掛200から外れた状態になる仕組みを説明するための図面である。
なお、上記の分離部114は、必ずしも図1(b)に示す構造に限定されず、他の構造であってもよい。図3は、実施形態に係るタッセル補助部品100の分離部114の変形例を説明するための分解斜視図である。すなわち、タッセル補助部品100の分離部114は、図3に示すような嵌合構造の連結部16であってもよい。この連結部16の嵌合構造は、一種の回転嵌合構造である。そのため嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能である。
上記の分離部114は、必ずしも図1(b)または図3に示す構造に限定されず、他の構造であってもよい。図4は、実施形態に係るタッセル補助部品の嵌合部の変形例2を説明するための分解斜視図である。すなわち、タッセル補助部品100の分離部114は、図4に示すような嵌合構造の連結部16であってもよい。この連結部16の嵌合構造も、一種の回転嵌合構造である。そのため嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能である。この場合も、図3に示した構造と同様の作用効果が得られる。
図5は、実施形態に係るタッセル補助部品100について変形例3を説明するための図面である。図5に示すように、本変形例のカーテンアクセサリー1000は、タッセル300およびタッセル補助部品100をともに備えていてもよい。本変形例では、実施形態1で説明した分離部114は、タッセル補助部品100に設けられている。
図6は、実施形態に係るタッセル補助部品100について脱落防止カラー160を設けた変形例4を説明するための図面である。このタッセル補助部品100は、分離部を構成する第一の連結部材115および第二の連結部材116の間で連結が解除された後に、房掛(房掛の軸144の断面を図示する)からタッセル補助部品100自身が脱落することを防止する脱落防止手段(例えば、脱落防止カラー160)をさらに有している。そのため、連結解除後の復帰を容易にすることが可能である。
図31及び図32は、実施形態1に係わるループ状のタッセル補助部品の分離部114の変形例5である。本変形例では、図32に示す通り分離部114が設けられている。分離部114は合成樹脂で成型されたオス型部材(第一の連結部材)115およびメス型部材(第二の連結部材)116で構成される。このメス型部材116は筒状に形成され、内底面には鉄板770(吸着手段)が設けられている。
図33〜図34は、実施形態1の変形例6のタッセル補助部品を示す。変形例6では、タッセル補助部品100は、図33(b)に示すように、螺旋状に巻かれた弾性リング11で構成されている。弾性リング11は、2巻弱であり、弾性リング11に力が加わっていない状態では閉環構造になっているが、弾性リング11の径を広げる方向に力を加えることによって、端部11a,11bの間に隙間を設けることができる。
図63〜図64は、実施形態1の変形例7のタッセル補助部品を示す。変形例7では、タッセル補助部品100は、図63(b)に示すように、有端で円形の弾性リング11で構成され、端部同士が対向した状態で上方にそれぞれ逆向きに環状となる端部11a,11bを有している。弾性リング11は力が加わっていない状態では閉環構造になっているが、弾性リング11の径を広げる方向に力を加えることによって、端部11a,11bの間に隙間を設けることができる。
図65−1は、実施形態1の変形例8のタッセル補助部品を示す。
図65−1は、弾性リング11の形状は変形例7に記載の構成と同様である。タッセルコード310bは、2本のコードをループ固定部51rで結束固定し、ループ固定部51rと弾性リング11とをタッセルコード310b以外のコード804を巻き付けることにより連結している。
図65−2(a)〜(b)は、実施形態1の変形例9のタッセル補助部品を示す。この変形例では、弾性リング11の形状が変形例7〜変形例8とは異なり、端部同士が対向した状態で上方にそれぞれ逆回転し半円形状となり端部11a,11bを形成している。そして、タッセルコード310bは、2本のコードはループ固定部51rで結束固定され、弾性リング11の端部11a,11bのどちらか一方より、弾性リング11をループ固定部51rに貫通させることにより弾性リング11をタッセルコード310bへ係合している。
図7(a)は、実施形態2に係る非ループ状(クリップタイプ)のタッセル補助部品130の外観を説明するための図面である。図7(b)〜(c)は、実施形態2に係るクリップタイプのタッセル補助部品130の内部構造および動作を説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000はタッセル補助部品130である。このタッセル補助部品130に設けられる連結機構は、タッセル補助部品130を引張力によって隣接する他部材(例えば、図7(b)〜(c)に断面を示す房掛の軸144)から分離する分離部(例えば、図7に示す第一のクリップ132および第二のクリップ134)を有する。なお、図7(b)〜(c)では、房掛の台座142は上下を省略して描いている。
図35は、実施形態2の変形例1のタッセル補助部品を示す。本変形例では、図35(d)〜(e)に示すように、タッセル補助部品100は、タッセルを保持可能なタッセル保持部13と、磁性体764とを備える。
尚、取付相手の房掛の形態によっては、取付ビス762が台座202の表面位置に無い場合がある。そのような房掛に対応する為に、磁性体764をタッセル補助部品100に対して突出可能に前後方向に位置調整可能としてもよい。例えば、タッセル補助部品100に形成された磁性体764の収容凹部の周壁に磁性体764を固定するためのネジを設け、磁性体764を突出させた状態でネジを磁性体764に押し当てることによって、磁性体764を突出位置で固定可能としても良い。
図9は、実施形態4に係るタッセル300のループ状のタッセルコード310a、310bに、所定の引張力により分離可能な分離部114を設ける構成について説明するための図面である。図10は、本実施形態に係るタッセル300のループ状のタッセルコード310bに設けられている分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310bが非ループ状になってタッセル300が垂れ下がる仕組みを説明するための図面である。
図11は、実施形態4に係るタッセル300について分離部114内蔵タイプの変形例1を説明するための図である。本変形例では、図11(a)で内部構造に示すように、タッセル本体302(装飾部材、隠蔽部材)の内部において根本側のみが縫い目308によって固定されたタッセルコード310bが設けられており、そのタッセルコード310bの途中に分離部114が設けられている。このタッセル300を外側から見ると、図11(b)に示すように、タッセルコード310bに設けられた分離部114はタッセル本体302自体によって隠蔽される。そして、このタッセル300のタッセルコード310bに所定の値以上の引張力がかかると、図11(c)に示すように、分離部114が分離して、タッセルコード310bのループ状の構造が非ループ状になる。このようにしても、タッセル300の意匠性を向上することができる。
タッセル300の形状には多様な変形例がある。図12は、本実施形態のタッセル300の変形例2である。このように、布状のタッセル本体302を有さずに、タッセルコード310a、310bを中央部の結び目304で左右に分けた形のタッセル300を用いることもできる。この場合には、タッセルコード310bのループ状の構造の途中に分離部114を設けることができる。
図13は、本実施形態のタッセル300に装飾部材(隠蔽部材)306を設けた変形例3である。タッセル300のタッセルコード310に設けられた連結機構(分離部114)は、装飾部材(隠蔽部材)306によって覆われていてもよい。このように、一つながりのタッセルコード310を中央部の装飾部材(隠蔽部材)306内に設けられた貫通孔を通して左右に分けた形のタッセル300を用いることもできる。この場合には、タッセルコード310構成する一つながりのループ状の構造の途中に分離部114を設け、その分離部114を装飾部材(隠蔽部材)306内に設けられた貫通孔の中に隠蔽することができる。このようにすれば、タッセル300の意匠性を向上することができる。
図36は、タッセル300のタッセルコード310に弾性リング15を内蔵した変形例4を示す。本変形例では、弾性リング15は、端部15a,15bが隙間Gで離間されている非ループ状の弾性リングである。隙間Gは、房掛200の軸144の直径よりも狭くなっており、弾性リング15を拡径させて隙間Gを軸144の直径よりも大きくした状態で弾性リング15内に軸144を収容した後に弾性リング15を元の状態に戻すことによってタッセルコード310を軸144に連結させることができる。
変形例4では、弾性リング15をタッセルコード310に内蔵させることによってタッセルコード310を軸144に係合可能にしたが、変形例5では、弾性リング15を内蔵とせずに、タッセルコード310を図37(b)に示すように軸144の下側から軸144を取り囲むように配置した状態でタッセルコード310の外側からタッセルコード310を軸144に対して締め付けるように弾性リング15を装着する。本変形例によれば、弾性リング15が外付けであるので、ユーザーが使用中のタッセルにも容易に導入可能である。
本変形例の作用効果は、変形例4と同様であり、タッセルコード310に加わる矢印X方向の荷重が所定の閾値を超えるものである場合には隙間Gが軸144の直径よりも大きくなり、タッセルコード310が軸144から脱落する。この後、上記と同様の方法でタッセルコード310を軸144に再度、取り付けることができる。
変形例6では、実施形態1の変形例6で用いたのと同様の螺旋状に巻かれた弾性リング11(図38(a)〜(b)に図示)を用いて、タッセルコード310を軸144に取り付ける。
具体的には、タッセルコード310を図38(c)に示すように軸144の下側から軸144を取り囲むように配置した状態で、軸144を取り囲むループを形成するようにタッセルコード310に弾性リング11を装着する。弾性リング11は、弾性リング11を拡径させることによって端部11a,11bの間に隙間を設けることができるので、弾性リング11を拡径させた状態で端部11a,11bの間に隙間からタッセルコード310を弾性リング11内に収容することによって、タッセルコード310に弾性リング11を装着することができる。
また、図38(c)の矢印X方向に所定の閾値を超える荷重が加わると、弾性リング11が拡径されることによって開環し、タッセルコード310から弾性リング11から外れることによって、タッセルコード310が軸144から脱落する。この後、上記と同様の方法でタッセルコード310を軸144に再度、取り付けることができる。
図14は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
図15は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を台座202と突出軸204との間に設ける構成(突出軸204が分離したとき落下を防止する保持コード218を内蔵する変形例を含む)について説明するための図面である。
図16は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を台座202と取付台230との間に設ける構成(上下スライド方式の変形例)について説明するための図面である。また、図17は、実施形態に係る房掛200(上下スライド方式の変形例)の台座202および取付台230の構成について斜視図を用いて説明するための図面である。
図18は、本発明の実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および台座202の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。分離部114は分離ライン710を境として下方に分離可能な構成である。
図20及び図21は、前述の実施形態に係る房掛200の分離部114の形成位置の変形例1である。本変形例では、図20に示す通り分離部114は突出軸204の基端部に設けられ、房掛200の前後方向に分離可能に設けられている。
図22は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
図58(a)、(b)、(c)、(d)は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成についての変形例を説明するための図面である。本変形例では、着脱可能な部材を設けることにより、解除力弱モード(図58(b)〜(c)の状態)と解除力強モード(図58(d)の状態)とを選択できるようにした点に特徴がある。着脱可能な部材の一例として、図58(a)に示す通り引掛部206に開口部715を設けた上で、開口部715に対し着脱可能な第二突出部材800を備え、第二突出部材800の上面でコード111を保持することにより解除力弱モードを選択できるようにしたものである。
図59(a)〜(c)は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成についての変形例を説明するための図面である。本変形例でも、着脱可能な部材を設けることにより、解除力弱モードと解除力強モードとを選択できるようにしている。具体的には、図59(a)に示す通り台座202に開口部715を設け、開口部715に着脱可能な第二突出部材800を設けている。また、実施形態8の変形例1に比べてコード111、タッセル300またはタッセル補助部品100を支点を前方に(台座202から離れる方向に)出し解除力弱モードで容易に回転するようにした点にも特長がある。
第二突出部材800は図59(a)に示す通り平板形状であり、台座202に設けた開口部715に嵌合可能な幅、高さ形状となっている。そして台座202側は左右両側より切込みを有している。第二突出部材800を開口部715に嵌合させるには、開口部715の幅広部に第二突出部材800を差し込み、その後突出軸204側へ第二突出部材800を移動させる。このようにして第二突出部材800を開口部715に嵌合可能となる。第二突出部材800の引掛部206側は、図59(b)に示す通り引掛部206に設けた受け部801に当接している。
そして、図59(b)に示すように、第二突出部材800は、台座202側から引掛部206側に向かい低くなるように傾斜している。
本実施形態の解除力弱モードでは、実施形態8にて詳述した構成と同様に引掛部206と突出軸204との連結が外れる。そして、解除力強モードを選択する際には、第二突出部材800を開口部715から取り外して使用する。そして、どちらを選択した場合においても、解除された後復帰させるには、台座202に対し引掛部206を正面から回動軸725に軸受部722を当接するように嵌め込むことにより、復帰をすることが可能である。
図25は、本発明の実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
図28は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として磁力により保持可能とし、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
図30は、前述の実施形態に係わる房掛200の分離部114の変形例1である。本変形例では、図30に示す通り分離部114は突出軸204の先端部に設けられている。
次に、図39〜図42を用いて、実施形態11について説明する。
実施形態12では、図43に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部51と、タッセルを保持可能なタッセル保持部52とを備える。通常使用時には、図43(a)に示すように、分離部114において房掛取付部51とタッセル保持部52が連結されることによって、タッセルコード310が房掛200に保持され、一方、タッセルコード310に所定の閾値を超える荷重が加わると、図43(b)に示すように、分離部114においてタッセル保持部52が房掛取付部51から分離されることによってタッセルコード310が房掛200から脱落する。その後、再度、タッセル保持部52を房掛取付部51に連結させることによって図43(a)に示す状態に復帰させることができる。
上記の実施形態12では、タッセル保持部52は、タッセルコード310をコード保持部52aに保持させていたが、本変形例では、図46〜図47に示すように、タッセル保持部52は、バンド構造のコード保持部を有する。
上記の実施形態12では、房掛取付部51は、バンド部51aとバンド締付固定部51bからなるバンド構造を用いて軸144に取着させていたが、本変形例では、図48に示すように、房掛取付部51は、バンド構造の代わりに開閉リングを用いて、軸144に取着させる。
図49〜図51に示すように、本変形例では、房掛取付部51は、ループ部51mと、ループ固定部(カシメ)51nと、房掛側連結部51cと、連結部固定部(結び玉、カシメ、一体成形、アウトサート成形など)51oとを備える。この房掛取付部51は、図50に示すように、房掛200の引掛部206の上方から引掛部206をループ部51m内に挿入し、引掛部206と突出軸204の連結部においては図50(b)の回転軌跡Kで示すようにループ部51mを旋回させることによって、図51に示すように突出軸204に引っ掛ける。このような方法で房掛取付部51を突出軸204に引っ掛けることを可能にするために、ループ部51mのサイズは、引掛部206及び突出軸204の周面に沿ったループ内縁距離が確保されるように設定される。ループ部51mのサイズは、ループ部51mに引掛部206及び突出軸204を挿通して、ループ部51mを引掛部206から突出軸204まで移動する際にループ部51mが引掛部206及び突出軸204と干渉しないように設定される。
図52(a)に示すように、本変形例では、房掛取付部51は、ループ部51qと、ループ固定部(カシメ)51rと、房掛側連結部51cと、コード部51pとを備える。この房掛取付部51は、図52(b)に示すように、コード部51pを突出軸204に巻きつけた状態で、ループ部51qに房掛側連結部51cを挿通させることによって突出軸204に取着させることができる。
実施形態13では、図53に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部53aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部53bとを備える。タッセル保持部53bは、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
実施形態13の変形例1では、図56に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部54aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部54bとを備える。タッセル保持部54bは、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
実施形態13の変形例2では、2つの連結手段がある補助部品においてどちらの連結手段もタッセル解除構造を備えることにより確実性を向上させる点に特徴がある。
図60(a)に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部53aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部53b、53cとを備える。タッセル保持部53b(第一の連結手段)は、タッセルコード310に加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成され、タッセル保持部53c(第二の連結手段)は、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えると房掛取付部53aが軸144に対して相対回転し、タッセルコード310を脱落させるように構成されている。
なお、房掛取付部53aに設けたタッセル保持部53bとタッセルコード310との係合方法は、図60(a)に示した方法以外で実施してもよい。例えば、実施形態12で詳述したようにタッセル保持部53bに替わり房掛側連結部(スナップオス)と、タッセルコード310側にタッセル保持部を設け、タッセル保持部に房掛側連結部(スナップオス)に対応するタッセル側連結部(スナップメス部)を設け、それぞれを連結する方法などである。
実施形態13の変形例3では、図62(c)〜(d)に示すように、台座202と引掛部206の間の隙間を塞ぐ第二突出軸803(引っ掛け禁止部材)を備えている。第二突出軸803(引っ掛け禁止部材)は、図62(a)〜(b)に示すように一端に引掛部206と略同じ形状の係合凹部803aが形成され、引掛部206にはめ込み可能である。
このような引っ掛け禁止部材を合わせて使用することにより、フェールセーフ機能の無い引掛部206を誤って用いることがなくなり、(上述のタッセル保持部53b、53cのみを使用することになり)フェールセーフ機能のある補助部品を使用する場合に確実に安全性が保たれる。
実施形態14では、図57に示すように、房掛200は、タッセルを保持可能なタッセル保持部55とを備える。タッセル保持部55は、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
本発明に例示した房掛を利用した房掛の安全システムに関する実施形態である。具体的には、図66(a)に示すような既設の房掛200aの設置場所において、既設の房掛200aの近傍に、本発明で例示したタッセル解除構造を備えた房掛200bを図66(b)に示すように固定面に対し房掛200aを取り外すことなく追加で新規に取り付ける。タッセル300の一方の端部を既設の房掛200aに、他方の端部を新設の房掛200bに引っ掛けて使用できるようにする。既設の房掛200bに引っ掛けられたタッセル300の端部を引っ掛け或は取り外しを行って使用することができる。
従って、取り外された状態ではタッセル300の他端が解除構造を備えた房掛200bに吊り下げられた状態である為、所定以上の荷重がタッセルに作用すると解除機能が作動しタッセル300が分離し安全性が保たれる。(既設の房掛200aと新規の房掛200bの両方に掛けられている状態でも同様に安全機能が作動する)既に固定的な房掛200aが取り付けられた窓において容易に安全性を確保することができる。
本実施形態は、カーテン1100を束ねないとき上方に案内する手段を持ち、上昇位置で保持可能とする房掛である。図68に示すように、ガイドワイヤ830(案内手段)を固定立設面400に沿って一対の取付台230a、230bを介して固定している。 ガイドワイヤ830は台座202に設けられたガイド孔831a、831bに挿通されるとともに、押圧部材61に設けられたロック孔62a,62bにも挿通されている。押圧部材61は筒状であり、図68(a)に示すように引掛部206から台座202にまで挿入されており、先端側は引掛部206から一部突出している。押圧部材61の基端側には弾性押圧部63a,63bが一体に設けられ、台座202の内部の被圧部64を押圧するように設けられている。
本実施形態では、第2の引掛部を既設の房掛の上方に設け、束ねないとき上方のフックに引っ掛け可能とし安全領域に位置させる構成を提供する。
図70に示す通り、房掛200はカーテンレール1110から吊り下げた透明のガイドワイヤ830に保持されている。保持機構は実施形態17と同様に、弾性押圧部63a,63bを備えた構成である。従って、押圧部材61を指で押すことによりガイドワイヤ830との係合を解除して、房掛200を任意の高さ位置に調節が可能である。カーテンレール1110に対してランナー走行溝から図70(a)矢印Fのように支持部材1113を回転させることにより挿入して取り付けが可能である。
本実施形態は、タッセルを誘導コードに接続し、先頭ランナーと共に誘導コードを介して引っ張り上げることによりカーテンを閉じると同時にタッセルを安全領域に退避させることを特徴とする。
本実施例の構造を縦型ブラインドに使用しても良い。
実施形態16では房掛を上方に移動可能としたが、図69に示す危険領域Eのうち、床FLに近い領域では、居住者等が引っ掛かったとしても宙には浮かないので、実際は、安全領域であると言える。このような安全領域の存在を考慮すると、図69に示す危険領域Eは、図78に示すように、危険領域E2と、その下方の安全領域Nに分けられる。そして、本変形実施形態は、カーテン1100を束ねないときに、タッセルのループ部分を安全領域Nに案内することが可能な手段を持つ房掛である。
尚、図79に示すように、ガイドワイヤ830の下端部は、取付台230bではなく固定立設面400には固定しない端止具845に置き換えても良い。
実施形態16では房掛を手動で下方へ移動可能としたが、所定の引張力により下方へ移動可能としてもよい。本変形実施形態は、所定の引張力により図82の危険領域E2より下方の安全領域Nに案内することが可能な手段を持つ房掛である。
図80に示すように、ガイドワイヤ830(案内手段)を固定立設面400に沿って一対の取付台230a、230bを介して固定している。図81に示すように、ガイドワイヤ830は台座202に設けられたガイド孔831a、831bに挿通される。台座202には図80に示すように分離部114が上方に向かうように設けられ、弾性的に取付台230aを保持している。図81(b)に示すように、タッセル300に所定の荷重500が掛かると、分離部114が弾性変形し取付台230aから分離し、房掛200はガイドワイヤ830に案内され下方の取付台230bまで到達するようになっている。
本実施形態は、タッセル300を伸縮可能とし、タッセル300に荷重が掛かったときループ部が下方に移動し安全性を保つことを特徴とする。タッセルループ310を伸縮材で構成したことにより、図83(d)に示すように、矢印M方向に伸び、ループ部を安全領域N(危険領域(E2)より下方の領域)にまで降下可能となっている。
図83(a)に示すように、タッセル300は紐状部及び装飾部から構成されている。図83(b)に示すように、タッセルループ310は、複層構造とした。
タッセルループ310をゴム紐で構成した。1本又は多数本で構成される断面が円状又は角形のゴムを弾性芯部850とし、芯部850を覆うように皮糸を編んだ外皮851で覆ったゴムロープである。皮糸を多色の糸で構成し柄を出すことによりタッセルループ310の意匠性を高めることができる。
本実施形態は、以下のように置き換えることができる。
図84に示すように、タッセルループ310の両端部における外皮851には分離箇所852を設けた。外皮851は耐久性のある伸縮性の無い材料で構成することができ、荷重が掛からないときは略弾性芯部850を覆い意匠性に優れる。
タッセルループ310をポリウレタンで構成された透明ゴムコードで構成すること。図85に示すように、透明部材を含む装飾部材306を数珠繋ぎとしたワイヤータッセル300の接続コードとして使用することができる。タッセルループ310を複層とすることなく美観の優れたワイヤータッセル300を形成することができる。
図86に示すように、タッセル300のタッセルループ310の中央部に装飾部材306を挿通し、その内部に分離箇所852を設けた構成である。装飾部材306のタッセル300に沿う方向には、図86(a)に示すように、挿通筒部855が設けられ、両端部にはテーパ部856が設けられている。タッセルでカーテンを束ねる際には、図86(c)に示すように、挿通筒部855に納まる範囲で伸縮するような弾性芯部850が構成されている。従って、通常使用時においては分離箇所852が露出しない為意匠性を損なうことが無い。
タッセルループ310は、ポリウレタン弾性繊維を絡めた編みゴムで構成してもよい。
タッセルループ310は、芯ゴム850を中心に、側糸を絡ませた細幅の組ゴムとしてもよい。本変形例は、リボン状のタッセルに適用することができる。
タッセルループ310は、経糸にゴム糸を織込んだ織りゴムで構成してもよい。
本変形例では、伸縮性のあるタッセルループ310を用いず、伸縮性の無い部材からなる糸によりタッセル300が伸びるように構成している。
図87に示すように、タッセル300の中央部には装飾部材306が設けられている。装飾部材306は図87(b)の断面図に示すように、両端部に係止部37が設けられ、タッセルコード310端部に設けられた突条120に係合している。タッセルコード310端部は糸860で連結されている。具体的には、図87(c)に示すように抜止め862がタッセルコード310端部に貫通することにより係止され、図87(b)に示すようにボビン861に巻き付けられた状態で挿通筒部855内に収容されている。ボビン861の糸860を巻きつけた状態の直径は挿通筒孔857の直径よりも小さく、挿通筒孔857からボビン861は離脱可能となっている。また、係止部37と突条120とは所定荷重で連結が解除される強度で係合している。
このようなタッセル300に所定の荷重が作用すると、図87(f)に示すようにタッセルコード310の両端の係合が解除されるか、又は片側の係合が解除され、同時にボビン861に巻き付けられた糸が解かれながら伸びる。そして、図83の領域Nに達するまでタッセルループ310の下端部が伸びることにより安全性が保たれる。また、解除されたタッセルコード310の両端を再度係合させるには、糸861をボビン861に巻き付けながら装飾部材306に挿入し、タッセルコード310の端部を挿通筒孔857に押し込んで突条120を係止部37へ係合させることにより復帰させることができる。
本実施形態では、房掛200において上部に固定立設面400に固定する固定部を持ち、固定立設面400から離間した位置で支持され固定立設面400へ向かうフック部を備え、フック部が下方に変位する変位構造を備え、変位構造は所定荷重によりタッセル300との係合を解除することを特徴としている。
図88(a)に示す通り、房掛200は固定立設面400に固定するための固い取付台230を備え、台座202と固着されている。台座202には取付孔401が形成され取付台230を介して取付ビス762により固定立設面400へ固定可能となっている。台座202は太く、固定立設面400から離間して伸びるよう形成される突出軸204により細い回転フック203が一体にエラストマーなどの弾性変形する材料により形成されている。回転フック203は突出軸204から固定立設面400へ向かいやや上方に傾斜するように設けられ、タッセルループ310aを掛けた状態でやや前後方向部屋内寄りの位置で支持されるようになっている。尚、固定立設面400と回転フック203先端の間は隙間があるが設けなくてもよい。台座202を下方に長く形成して回転フック203の先端と接するようにしてもよい。また、同図に示すようにタッセルループ310bのような角度でタッセル300が引かれても外れることはない。回転フック203上部には一対のタッセルループ310a、310bを掛けるだけの十分な空間がある。
このような房掛200にタッセルコード310を介して所定以上の荷重500が作用すると、図88(c)に示すように回転フック203が回動するよう変位してタッセルループ310との連結が解除される。また、図88(d)に示すように下方からタッセルコード310を回転フック203に当てがいながら引上げると図88(e)に示すように回転フック203が上方に回動するよう変位してタッセルコード310を回転フック203上面に係止することができる。
尚、回転フックは実施形態9や11に示すような機械的ヒンジに置き換えても良い。そのような構成とする場合には、機械的ヒンジをバネ等で原位置を維持するようにすればよい。所定以上の荷重500が作用すると、バネ等で付勢された機械的ヒンジを突出軸204から下方に傾斜するように回動させてタッセルコード310との係合を解除させることができる。
また、回転フックは実施形態5、7、8、10に例示されるような分離構造に備え、所定以上の荷重500が作用すると回転フック203が突出軸204から下方に傾斜するように回動して分離するようにしてもよい。
図89〜図90を用いて、実施形態21のカーテンアクセサリーについて説明する。
本実施形態では、固定立設面400に房掛200が固定されており、この房掛にタッセル300が掛けられている。
図92を用いて、実施形態21の変形例1について説明する。実施形態21では、図89(a)に示すように、タッセル300は、1つの環状構造Rを有していて、環状構造Rに設けられた分離部114が分離されることによって安全が確保されていた。本変形例では、タッセル300は、複数の環状構造R1〜R3を備えており、タッセル300に荷重が加わったときに、これらの環状構造R1〜R3のうちの少なくとも1つが開環されることによって安全が確保される。具体的な構成は、以下の通りである。
図93を用いて、実施形態21の変形例2について説明する。本変形例では、図93(a)に示すように、タッセル300は、2つのタッセルコード310a,310bが分離部114で連結されて構成される。タッセルコード310aは、環状構造Raと、磁性体314aを有する第1連結部114aを備え、タッセルコード310bは、環状構造Rbと、磁性体314bを有する第2連結部114bを備える。分離部114は、第1連結部114aと、第2連結部114bとで構成され、所定の解除力で分離可能に構成されている。なお、分離部114の構造は、これに限定されず、実施形態1又はその変形例などで示した構造であってもよい。
図94〜図96を用いて、実施形態21の変形例3について説明する。本変形例では、房掛200は、固定立設面400に取り付けられる台座202と、コード保持部222とを備える。タッセル300は、タッセルコード310の一端に第1連結部114aを有し、タッセルコード310の他端に環状構造R2を有する。
(付記)
以下の内容は、特願2014−050724の出願当初の特許請求の範囲と同一である。
(付記1)
カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成されている、カーテンアクセサリー。
(付記2)
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品には環状部が設けられており、
前記連結機構は、前記環状部を分離して非環状とする分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記3)
前記タッセル補助部品は、外力による拡径によって非環状となり且つ自身の弾性によって環状となる弾性リングからなる付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記4)
前記タッセルは、ループ状のタッセルコードが弾性力によって前記房掛に連結されるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記5)
前記連結機構は、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引張力によって隣接する他部材から分離する分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記6)
前記タッセル補助部品は、前記タッセルのループ状のタッセルコードを挿通可能な挿通部を有し、
前記分離部は、前記房掛を挟持するクリップ部を有する、付記5に記載のカーテンアクセサリー。
(付記7)
前記タッセル補助部品は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部と、磁力によって前記房掛又はその取付ビスに吸着可能な磁性体を備える、付記5に記載のカーテンアクセサリー。
(付記8)
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記房掛取付部と前記タッセル保持部は、直接又は別の部材を介して連結可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記9)
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記10)
前記タッセル保持部は、前記タッセルの第1部分を保持可能な第1タッセル保持部と、前記タッセルの第2部分を保持可能な第2タッセル保持部を備え、第1及び第2タッセル保持部は、それぞれ、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記9に記載のカーテンアクセサリー。
(付記11)
第1タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると変形することによって前記タッセルを脱落させるように構成され、第2タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセル補助部品を前記房掛に対して相対回転させることによって前記タッセルを脱落させるように構成される、付記10に記載のカーテンアクセサリー。
(付記12)
前記房掛は、台座と、前記台座に支持された且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部を備え、
前記台座と前記引掛部の間の隙間を塞ぐ引っ掛け禁止部材が設けられる、付記10又は付記11に記載のカーテンアクセサリー。
(付記13)
前記連結機構は、隠蔽部材または装飾部材によって覆われている、付記1〜付記6の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記14)
前記タッセルおよび前記タッセル補助部品をともに備え、
前記分離部は、前記タッセル補助部品に設けられており、
前記タッセルの一端には、前記タッセル補助部品が係止されているループ状のタッセルコードであって、当該タッセルコードのループ状の部分は前記房掛に引っ掛けることができないように構成されており、
前記タッセルの他端には、前記房掛に引っ掛けるための別のループ状のタッセルコードが設けられている、付記2に記載のカーテンアクセサリー。
(付記15)
前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記16)
前記房掛は、前記分離部での分離を生じさせるのに必要な解除力を変更可能に構成されている、付記15に記載のカーテンアクセサリー。
(付記17)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記突出軸および前記引掛部の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記18)
前記房掛には、前記分離部に設けられているトリガーに向かい低くなるように傾斜する傾斜面が設けられ、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記トリガーに当接し力をかけることにより前記連結が解除される、付記17に記載のカーテンアクセサリー。
(付記19)
前記台座と前記引掛部の間に設けられ且つ前記突出軸よりも高い位置において前記台座又は前記引掛部に対して着脱可能である突出部材をさらに備え、前記突出部材の着脱によって前記タッセルまたは前記タッセル補助部品の保持位置が変更可能である、付記17又は付記18に記載のカーテンアクセサリー。
(付記20)
前記引掛部は、前記台座から離れる方向に傾斜して設けられ、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品は、前記突出軸の上方よりも前記台座から離れた位置で保持される、付記19に記載のカーテンアクセサリー。
(付記21)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座および前記突出軸の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記22)
前記連結機構の連結が解除されたときにも前記台座が下方へ落下しないように保持する保持コードが、前記台座および前記突出軸の間に設けられている、付記21に記載のカーテンアクセサリー。
(付記23)
前記房掛は、固定立設面に取り付けられる取付台と、前記取付台に係止する台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座および前記取付台の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記24)
前記取付台は、前記台座を係止するための台座係止部と、前記台座を略上下方向にスライドさせるためのスライド溝とを有し、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記突出軸または引掛部に当接し力をかけることにより、前記台座が前記スライド溝に沿って下方向にスライドして前記連結が解除される、付記23に記載のカーテンアクセサリー。
(付記25)
前記タッセルと、前記房掛と、前記タッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材または部分であって前記連結機構が連結している状態では下方へ落下しない状態にある部材または部分が、前記連結機構の連結が解除されたときにも床に落下しないように保持する保持手段をさらに備える、付記1〜付記24の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記26)
前記連結機構は、嵌合構造を有する、付記1〜付記25の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記27)
前記嵌合構造は回転嵌合構造であり、かつ嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能であるように構成されている、付記26に記載のカーテンアクセサリー。
(付記28)
前記連結機構は磁性体を含む吸着構造である、付記1〜付記25に記載のカーテンアクセサリー。
(付記29)
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が2kgf超になると連結が解除されるように構成されている、付記1〜付記28の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記30)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、回転フックとを備え、
前記回転フックは、前記タッセルを保持可能なフック部を備え、
前記台座は、前記回転フックを挿込可能な開口孔を備え、
前記回転フックは、前記台座の開口孔に設けられた回転機構によって回転可能に支持され、
前記連結機構は、前記回転フックに設けられた回転フック側係止部と、前記台座に設けられ且つ前記タッセルにかかる荷重が所定値以下である状態で前記回転フック側係止部に係合して前記回転フックの回転を規制する台座側係止部とを備える、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記31)
前記房掛は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記32)
前記連結機構は、前記タッセルを介して前記房掛に加わる荷重が所定の解除力を超えると前記房掛を変形させて前記房掛と前記タッセルの間の連結を解除する第1連結機構と、前記タッセルに加わる荷重が所定の解除力を超えると前記タッセル内に設けられた分離部又は前記タッセルと前記房掛の間に設けられた分離部を分離させる第2連結機構とを備える、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記33)
第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さい、付記32に記載のカーテンアクセサリー。
(付記34)
ガイドワイヤを支持するガイドワイヤ支持体と、
前記ガイドワイヤに沿って移動可能であり且つタッセルを保持可能な房掛とを備え、
前記房掛は、特定高さ又は所望の高さで前記ガイドワイヤに対して保持可能である、カーテンアクセサリー。
(付記35)
前記房掛は、ユーザーの操作によって前記ガイドワイヤに対する保持力を変更可能に構成される、付記34に記載のカーテンアクセサリー。
(付記36)
前記房掛は、前記房掛に保持される前記タッセルのループを危険領域の上方又は下方にある安全領域にまで移動させる範囲で移動可能である、付記34又は付記35に記載のカーテンアクセサリー。
(付記37)
前記ガイドワイヤ支持体は、固定立設面に固定される上部取付台である、付記34〜付記36の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記38)
前記房掛は、前記上部取付台に対して保持可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記上部取付台から外れて下降するように構成される、付記37に記載のカーテンアクセサリー。
(付記39)
前記ガイドワイヤの、前記房掛よりも低い位置には、前記固定立設面に対して固定される下部取付部、又は前記固定立設面に固定しない端止具を備え、これによって前記房掛の下方への移動を規制する、付記37又は付記38に記載のカーテンアクセサリー。
(付記40)
前記ガイドワイヤ支持体は、カーテンレールに支持される支持部材である、付記34〜付記36の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記41)
前記支持部材は、前記カーテンレールのランナー走行溝に挿入した状態で回転させることによって前記カーテンレールに支持可能である、付記40に記載のカーテンアクセサリー。
(付記42)
カーテンレール内に配置されたランナーと共に移動する誘導コードと、前記誘導コードに取着されて前記ランナーの移動に伴って上下移動し且つタッセルを保持可能な房掛とを備える、カーテンアクセサリー。
(付記43)
固定立設面に既に設置されている既存の房掛に隣接させて、付記15〜付記42に記載の何れか1つに記載のカーテンアクセサリーの房掛を設置する工程を備える、カーテンアクセサリーの設置方法。
(付記44)
ループ状のタッセルコードを有するタッセルであって、
前記タッセルコードは、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えたときに伸長する伸長部を備える、タッセル。
(付記45)
前記タッセルコードに取着された装飾部材をさらに備え、
前記伸長部は、前記装飾部材内に配置される、付記44に記載のタッセル。
(付記46)
前記伸長部は、伸縮材からなる、付記44又は付記45に記載のタッセル。
(付記47)
前記伸長部は、ボビンに巻き付けられた糸からなる付記44〜付記46の何れか1つに記載のタッセル。
(付記48)
固定立設面に固定する固定部と、前記固定立設面から離間した位置で支持され且つ前記固定立設面へ向かい且つタッセルを保持可能なフック部を備え、前記フック部は、下方に変位する変位構造を備え、
前記変位構造は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えたときに、前記フック部と前記タッセルとの係合を解除させる、房掛。
16:連結部
19:コード
23:コード
27:第一の連結部材(オス型部材)
28:第二の連結部材(メス型部材)
29:第一の嵌合部(オス型嵌合部)
30:嵌合突起
31:膨径部
32:凹条
33:面取り
34:第二の嵌合部(メス型嵌合部)
35:嵌合孔
37:係止部
41:第一の連結部材(オス型部材)
42:第二の連結部材(メス型部材)
45:嵌合突部
46:膨径部
47:凹条
48:回動規制部
49a,49b:開口部
61:押圧部材
62a,62b:ロック孔
63a,63b:弾性押圧部
64:被圧部
86a:中芯
86b:外皮コード
100:タッセル補助部品
111,111a,111b:コード
114:分離部
115:第一の連結部材(オス型部材)
116:第二の連結部材(メス型部材)
117:係止溝
118:挿通孔
119:かしめ部材
120:突条
130:タッセル補助部品
132:第一のクリップ
133:湾曲部
134:第二のクリップ
136:回転軸
137:他方の壁
138:挿通部
139:カム機構
140a,140b:誘い
142:房掛の台座(上下省略)
144:房掛の軸(断面)
146:カム部
148:壁
150:タッセルコード
152:隠蔽部材
154:テープ
160:脱落防止カラー
200:房掛
202:台座
204:突出軸
205:上辺
206:引掛部
208:引掛部が外れる方向
210:先端部
212:嵌合凹部
214:嵌合凸部
216:回転嵌合構造
218:保持コード
220:結び目
230:取付台
232:スライド溝
234:台座係止用の小突起
240、240a、240b:台座の内側への突出軸
250:台座を取付台に嵌めこむ方向
260:台座のスライド方向
300:タッセル
301:縫い目
302:タッセル本体
303:縫い目が存在しない部分
304:結び目
305:垂れ飾り
306:装飾部材(隠蔽部材)
308:縫い目
310,310a,310b:タッセルコード
400:固定立設面
401:取付孔
500:引張力
600:異物の侵入方向
700:取付孔
710:分離ライン
711:スリット
712:スナップ腕部
713:膨径部
714:段部
715:開口部
716:突出片
720:下端接触面1
721:下端接触面2
722:軸受部
723:先端接触面
724:軸支持部
725:回動軸
740:保持突出軸
750:支持軸
751:係止凸部
752:開口凹部
753:軸受孔
754:係止凹部
760:保持凹部
761:保持ベース
762:取付ビス(吸着手段)
763:第一突起
764:磁性体(吸着手段)
765:第二突起
767:回り止め
770:鉄板(吸着手段)
780:保持筒
800:第二突出部材
801:受け部
802:コード支持部
803:第二突出軸
804:コード
830:ガイドワイヤ(案内手段),誘導コード
831a,831b:ガイド孔
832a,832b:係合凹部
840:第1係止部
841:第2係止部
842:開閉回転軸
843:開閉部
845:端止具
850:弾性芯部
851:外皮
852:分離箇所
855:挿通筒部
856:テーパ部
857:挿通筒孔
860:糸
861:ボビン
862:抜止め
1000:カーテンアクセサリー
1100:カーテン
1110:カーテンレール
1111:ランナー
1112:先頭ランナー
1113:支持部材
1114:エンドキャップ
1116:転向部
Claims (11)
- カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記タッセル補助部品は、前記タッセルと前記房掛を連結するように構成され、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成され、
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルのタッセルコードを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成され、
前記タッセル保持部は、前記タッセルの第1部分を保持可能な第1タッセル保持部と、前記タッセルの第2部分を保持可能な第2タッセル保持部を備え、第1及び第2タッセル保持部は、それぞれ、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成され、
第1タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると変形することによって前記タッセルを脱落させるように構成され、第2タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセル補助部品を前記房掛に対して相対回転させることによって前記タッセルを脱落させるように構成される、カーテンアクセサリー。 - カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記タッセルおよび前記タッセル補助部品をともに備え、
前記タッセル補助部品には環状部が設けられており、
前記連結機構は、前記環状部を分離して非環状とする分離部を有し、
前記タッセルの一端には、前記タッセル補助部品が係止されているループ状の第1タッセルコードが設けられており、
前記タッセルの他端には、前記房掛に引っ掛けるための別のループ状の第2タッセルコードが設けられており、
第1タッセルコードのループ状の部分は前記房掛に引っ掛けることができないように構成されている、カーテンアクセサリー。 - カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記房掛を備え、
前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有し、
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記突出軸と前記引掛部の間に設けられている、カーテンアクセサリー。 - 前記房掛には、前記分離部に設けられているトリガーに向かい低くなるように傾斜する傾斜面が設けられ、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記トリガーに当接し力をかけることにより前記連結が解除される、請求項3に記載のカーテンアクセサリー。 - カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記房掛を備え、
前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有し、
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座と前記突出軸の間に設けられている、カーテンアクセサリー。 - 前記突出軸は、前記台座にスナップ嵌合されている、請求項5に記載のカーテンアクセサリー。
- 前記連結機構の連結が解除されたときにも前記引掛部が下方へ落下しないように保持する保持コードが、前記台座と前記突出軸の間に設けられている、請求項5又は請求項6に記載のカーテンアクセサリー。
- カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記房掛を備え、
前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有し、
前記房掛は、固定立設面に取り付けられる取付台と、前記取付台に係止する台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座と前記取付台の間に設けられている、カーテンアクセサリー。 - 前記取付台は、前記台座を係止するための台座係止部と、前記台座を略上下方向にスライドさせるためのスライド溝とを有し、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記突出軸または引掛部に当接し力をかけることにより、前記台座が前記スライド溝に沿って下方向にスライドして前記連結が解除される、請求項8に記載のカーテンアクセサリー。 - カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記房掛を備え、
前記連結機構は、前記房掛の構造を変位させる変位機構であり、
前記変位機構は、前記タッセルを介して前記房掛にかかる荷重が所定値を超えると房掛の構造を変位させて前記タッセルの係止を解除し、かつ係止が解除された後に変位を元に戻して再度タッセルを房掛に係止可能に構成されており、
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、フック部を有する回転フックとを備え、
前記変位機構は、前記タッセルを介して前記回転フックにかかる荷重が所定値を超えると前記回転フックが前記台座に対して相対回転して前記タッセルを脱落させるように構成されており、
前記変位機構は、前記タッセルの脱落後に前記回転フックを逆方向に回転させるように前記回転フックを付勢する付勢手段をさらに備え
前記付勢手段は、前記回転フックに設けられた錘部であり、
前記回転フックは、前記フック部と前記錘部の間に設けられた回転軸を中心に回転するように構成される、カーテンアクセサリー。 - カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成され、
前記カーテンアクセサリーは、前記房掛を備え、
前記連結機構は、前記房掛の構造を変位させる変位機構であり、
前記変位機構は、前記タッセルを介して前記房掛にかかる荷重が所定値を超えると房掛の構造を変位させて前記タッセルの係止を解除し、かつ係止が解除された後に変位を元に戻して再度タッセルを房掛に係止可能に構成されており、
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、フック部を有する回転フックとを備え、
前記変位機構は、前記タッセルを介して前記回転フックにかかる荷重が所定値を超えると前記回転フックが前記台座に対して相対回転して前記タッセルを脱落させるように構成されており、
前記変位機構は、前記フック部にかかる荷重が所定値以下である場合に前記回転フックの回転を規制する回転規制機構を備え、
前記回転規制機構は、前記回転フックに設けられた回転フック側係止部と、前記フック部にかかる荷重が所定値以下である状態で前記回転フック側係止部に当接して前記回転フックの回転を規制する台座側係止部とを備える、カーテンアクセサリー。
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