JP7045934B2 - 鳥類侵入防止装置 - Google Patents

鳥類侵入防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7045934B2
JP7045934B2 JP2018107067A JP2018107067A JP7045934B2 JP 7045934 B2 JP7045934 B2 JP 7045934B2 JP 2018107067 A JP2018107067 A JP 2018107067A JP 2018107067 A JP2018107067 A JP 2018107067A JP 7045934 B2 JP7045934 B2 JP 7045934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long
prevention device
members
building
bird
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018107067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019208425A (ja
Inventor
直幸 合谷
Original Assignee
フルサト工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フルサト工業株式会社 filed Critical フルサト工業株式会社
Priority to JP2018107067A priority Critical patent/JP7045934B2/ja
Publication of JP2019208425A publication Critical patent/JP2019208425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7045934B2 publication Critical patent/JP7045934B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

本発明は、倉庫や工場等の建築物内への鳥類の侵入を防止する鳥類侵入防止装置に関する。
倉庫や工場等の比較的大きな建築物では、フォークリフトやトラック等の車両が出入りできるよう間口の広い開口部が設けられていることが多いため、その開口部から建築物内に鳥類が侵入して鳥害が発生している。すなわち、そのような建築物内に鳥類(例えば、ハト、ツバメ等)が侵入した場合は、梁といった構造材上に巣を作り、巣の下方における床面、設備、製品等の上に糞が落下して汚染するという鳥害が発生している。
このような鳥害を防止する方策として、梁となるH型鋼の凹所の開口部にワイヤーを張り巡らせ、鳥類がH型鋼の凹所に留まることができないようにする鳥類の飛来防止方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-14678号公報
特許文献1の方法は、建築物内への鳥類の侵入を防止するものではないため、梁となるH型鋼の凹所以外の場所、例えば、梁となるH型鋼の平らな上面、柱となるH型鋼の凹所の突起部、壁面等への営巣を防ぐことはできず、鳥害を防止する根本的な解決方法にはならない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、建築物内への鳥類の侵入および建築物内での鳥害を防止するのに有効な鳥類侵入防止装置を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、複数の細長い可撓性長尺部材と、前記複数の長尺部材を建築物の開口部を塞ぐように隙間をもって複数列でかつ各々を着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材とを備え、
各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成された鳥類侵入防止装置が提供される。
本発明の鳥類侵入防止装置を建築物の開口部に設置することにより、複数の長尺部材が鳥類の建築物内への侵入を断念させる所定の隙間寸法をもって開口部に垂れ下がるため、鳥類の建築物内への侵入を防止することができ、一方、フォークリフトといった車両の出入りは妨げられることがない。
また、車両による出入りの際、万が一車両に長尺部材が引っ掛かったとしても、長尺部材に所定値以上の引張荷重がかかると長尺部材が吊り下げ部材から離脱する。そのため、吊り下げ部材が長尺部材にて大きな力で引っ張られて建築物の開口部から落下することがなく安全に使用することができると共に、吊り下げ部材の破損も防止することができる。
さらに、離脱した長尺部材は吊り下げ部材に再度取り付けることができるため、長尺部材を長期間使用することができ、長尺部材の交換に要するコストを抑えることができる。
本発明の鳥類侵入防止装置の実施形態1を倉庫の開口部に設置した使用状態を示す図である。 図1の倉庫の開口部をフォークリフトが通過する状態を示す側面図である。 図1の鳥類侵入防止装置における長尺部材を示す斜視図であって、(A)は脱着部の連結状態、(B)は脱着部の分離状態である。 図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図である。 図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。 図1の鳥類侵入防止装置におけるスライド機構部の開閉動作を説明する図であって、(A)は閉じた状態、(B)は開いた状態である。 実施形態2の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図である。 図7の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。 実施形態2の鳥類侵入防止装置の(A)は変形例1、(B)は変形例2を示す説明図である。 実施形態3の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図である。 図10の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。
本発明の鳥類侵入防止装置は、複数の細長い可撓性長尺部材と、前記複数の長尺部材を建築物の開口部を塞ぐように隙間をもって複数列でかつ各々を着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材とを備え、
各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成されている。
本発明の鳥類侵入防止装置は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に水平方向で固定されるレール部と、前記レール部にスライド可能に設けられ前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部と、前記複数の取付部を前記レール部の長手方向にスライドさせるスライド機構部とを備えるものであってもよい。
この構成によれば、スライド機構部によって複数の長尺部材を移動させてブラインドのように開口部を開閉させることができる。例えば、頻繁に車両の出入りがあるときは複数の長尺部材を開口部の左右一方側に寄せて開口部を開けておき、車両の出入りが少ないときは複数の長尺部材にて開口部を覆っておくというように、作業状況に応じて開口部を開閉させることができる。なお、この場合、開口部を閉じた状態において、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔でスライド機構部に設けられる。
(2)前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に略水平方向で固定される長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を吊り下げる複数の取付部とを備えるものであってもよい。
この構成によれば、吊り下げ部材の簡素化および低コスト化を図ることができる。なお、この場合、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔で支持部に固定される。
(3)前記吊り下げ部材が、建築物の開口部に設けられたシャッターのスラットの下端部に固定される複数の連結部と、前記複数の連結部の下端部に設けられた複数のフック部と、前記複数のフック部に着脱可能に引っ掛けられる引っ掛け部を有する長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部とを備えるものであってもよい。
この構成によれば、シャッターのスラットを降ろした状態で支持部を複数のフック部に取り付けまたは取り外しすることができる。そのため、作業終了時に建築物の開口部のシャッターのスラットを降ろしても複数の長尺部材を床面上に放置したままの状態とせずに容易かつ迅速にかたづけることができる。また、作業開始時にも降ろしたシャッターのスラットの下端部に容易かつ迅速に複数の長尺部材を取り付け、シャッターのスラットを上昇させて複数の長尺部材を吊り下げることにより開口部への鳥類の侵入を防止することができる。なお、この場合、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔で支持部に固定される。
(4)前記吊り下げ部材が、前記複数の長尺部材の前記吊り下げ部材への取付間隔を調整可能とする取付間隔調整部を有するものであってもよい。
この構成によれば、隙間調整部によって複数の長尺部材への吊り下げ部材の取付間隔を変更することによって、隣接する2本の長尺部材の間の隙間を、鳥類の種類に応じて、鳥類の建築物内への侵入を断念させる適切な間隔に調整することができる。この場合、隣接する2本の長尺部材の間の隙間寸法としては、例えば鳥類がハトやツバメの場合は50~250mmの範囲内が好ましく、50mmより狭いと設置すべき長尺部材の本数が増えてコストが増加し、250mmより広いと鳥類の建築物内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
また、この構成によれば、太さや幅が異なる複数種類の長尺部材を選択的に使用することも可能となる。例えば、幅(太さ)が5mm程度の紐状の長尺部材を使用する場合と、幅が50mm程度の帯状の長尺部材を使用する場合とでは、幅の違いが45mmもあるため、紐状長尺部材間の隙間寸法と帯状長尺部材の隙間寸法が同じ(例えば50mm)であっても、複数の紐状長尺部材の吊り下げ部材への取付間隔よりも帯状長尺部材の吊り下げ部材への取付間隔を広げる必要がある。このような場合でも、隙間調整部によって複数の長尺部材の吊り下げ部材への取付間隔を変更することによって、太さや幅が異なる複数種類の長尺部材を選択的に使用することが可能となり、異なる種類の長尺部材を併用することも可能となる。
(5)前記長尺部材は、脱着部と、前記脱着部に取り付けられる紐状部とを有し、
前記脱着部は、互いに離脱可能に結合する雌型部材および雄型部材を有し、
前記雌型部材および雄型部材のうち、一方は前記吊り下げ部材に直接的または間接的に取り付けられ、他方は前記紐状部の上端部と連結し、
前記紐状部に前記所定値以上の引張荷重がかかると前記雌型部材と前記雄型部材とが分離するように構成されたものであってもよい。
この構成によれば、幅の広い帯状部に比べて細い紐状部であれば、建築物の開口部に並列した複数の長尺部材をフォークリフトといった搬送車両が潜りやすくなると共に、風による長尺部材のばたつきが抑えられるため、強風時であっても車両の出入りに支障を与えにくくすることができる。
また、脱着部として雌型部材および雄型部材からなる樹脂製の市販品を用いることができ、低コストにて脱着部を得ることができる。
なお、紐状部の素材は特に限定されるものではないが、適度な可撓性、比重、引っ張り強度、摩擦抵抗等を有するものが好ましく、例えば、直径4~6mm程度のロープ、ゴム紐等が好適である。
(6)前記長尺部材は、前記開口部の下縁部に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さを有するものであってもよい。
この構成によれば、建築物内への鳥類の侵入を効果的に防止することができる。
なお、長尺部材の長さは、前記開口部の下縁部に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さに限定されるものではないが、長尺部材が地面に這う(0mmより長い)のは材料費の無駄であると共に、走行中の搬送車両が長尺部材を踏みつけて脱着部が分離する事態が頻発するおそれがあるため好ましくない。また、長尺部材の長さが、開口部の下縁部に対して100mmよりも高い位置まで垂れ下がる長さであると、長尺部材の下を鳥類が潜りやすくなって建築物内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
(7)前記雌型部材および前記雄型部材が樹脂または磁石にて形成されており、
前記樹脂製の前記雌型部材と前記雄型部材とは3kgf以上の引張荷重にて分離し、
前記磁石製の前記雌型部材と前記雄型部材とは1kgf以上の引張荷重にて分離するように構成されてもよい。
この構成によれば、走行中の搬送車両と長尺部材との間の摩擦抵抗程の小さな引張荷重によっては脱着部が分離せず、かつ吊り下げ部材が破損または脱落する程の大きな引張荷重がかかる前には脱着部が分離する。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
図1は本発明の鳥類侵入防止装置の実施形態1を倉庫の開口部に設置した使用状態を示す図であり、図2は図1の倉庫の開口部をフォークリフトが通過する状態を示す側面図である。
本発明の鳥類侵入防止装置1が取り付けられる建築物50としては、例えば、フォークリフトといった搬送車両60が出入り可能な開口部51を有する建築資材倉庫、機械部品倉庫、製缶倉庫等の倉庫が挙げられるが、倉庫に限定されるものではない。
このような建築物50の開口部51には通常シャッターが設けられているが、営業時間内は搬送車両60が出入りするため開口部51を開いたままとしており、開口部51からハト、ツバメ、スズメ等の鳥Bが建築物50内に侵入して巣を作り、建築物50内の製品が鳥Bの糞によって汚染されるといった問題が生じる場合がある。
本発明の鳥類侵入防止装置1を建築物50の開口部51に取り付けることにより、搬送車両60の出入りを妨げることなく鳥Bの建築物50内への侵入を防止することができる。
以下、本発明の鳥類侵入防止装置1の具体的な構成について説明する。
図3は図1の鳥類侵入防止装置における長尺部材を示す斜視図であって、(A)は脱着部の連結状態、(B)は脱着部の分離状態である。
図1~図3に示すように、実施形態1の鳥類侵入防止装置1は、複数の可撓性長尺部材10と、建築物50の開口部51を覆うように複数の長尺部材10を所定の隙間寸法Wをもって複数列でかつ着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材20とを備え、長尺部材10に所定値以上の引張荷重がかかると長尺部材10が吊り下げ部材20から離脱するように構成されている。
隣接する2本の長尺部材10の間の隙間寸法Wとしては、建築物50への侵入を防止しようとする鳥類がハトやツバメやスズメの場合は50~250mmの範囲内に設定され、50~200mmの範囲内が好ましく、50~150mmの範囲内がより好ましい。なお、隙間寸法Wが50mmより狭いと設置すべき長尺部材10の本数が増えてコストが増加し、250mmより広いと鳥類の建築物50内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
<長尺部材>
図3(A)および(B)に示すように長尺部材10は、互いに離脱可能に結合する雌型部材11aおよび雄型部材11bを有する脱着部11と、脱着部11に取り付けられる紐状部12とを有する。
脱着部11は、吊り下げ部材20に取付部材30を介して間接的に取り付けられる前記雌型部材11aと、紐状部12の上端部12aと連結する前記雄型部材11bとを有し、紐状部12に前記所定値以上の引張荷重がかかると雌型部材11aと雄型部材11bとが分離するように構成されている。
脱着部11の雌型部材11aは、取付部材30の後述する紐部31の下端部31bに取り付けられる筒状保持部11a1と、筒状保持部11a1の下端から下方に対向状に突出する一対の突出片11a2と、各突出片11a2に形成された孔部11a3とを有する。
脱着部11の雄型部材11bは、紐状部12の上端部に取り付けられる筒状保持部11b1と、筒状保持部11b1の上端から上方へ突出するキノコ形の膨出部11b2とを有する。
雄型部材11bの膨出部11b2は細い軸部の先端に半球が連結した形状であり、膨出部11b2の半球部分を雌型部材11aの一対の突出片11a2の間に押し込むことにより、一対の突出片11a2が弾性変形してこれらの間隔が広がり、一対の突出片11a2の間に膨出部11b2の半球部分が収納される。このとき、一対の突出片11a2の各孔部11a3に膨出部11b2の半球部分が引っ掛かって抜け止めされると共に、膨出部11b2の半球部分を中心として雄型部材11bが回動可能に雌型部材11aに連結される。
また、脱着部11は、雌型部材11aおよび雄型部材11bに互いに離間する方向の引張荷重が加わり、その引張荷重が所定値以上(この場合、3kgf以上)となると膨出部11b2の半球部分が一対の突出片11a2の間から抜け出るように構成されている。
なお、脱着部11の雌型部材11aおよび雄型部材11bとしては、紐の端部を噛み込んだ状態でロックできるよう開閉可能に構成された樹脂製の市販品を用いることができる。
紐状部12としては、例えば、可撓性を有するゴム紐、多数の繊維を編み込んで形成したロープ等を用いることができ、図3では、複数の鋭角部分が放射線上に配置されかつ中心孔を有する横断面形状に形成されたゴム紐を用いた場合を例示している。
紐状部12の太さとしては、例えば、4~6mm程度とすることができる。
また、脱着部11および紐状部12を含む長尺部材10の長さLとしては、建築物50の開口部51の高さおよび後述する取付部材30の長さにもよるが、建築物50の開口部51の下縁部51a(図1)に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さに設定される。なお、図1では、長尺部材10が建築物50の開口部51の下縁部51aに対して0mmの高さ範囲まで垂れ下がる長さLに設定された場合を例示している。
なお、長尺部材10の長さLは、建築物50の開口部51の下縁部51aに対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さに限定されるものではないが、長尺部材10が地面に這う(下縁部51aからの高さ0mmより長い)のは材料費の無駄であると共に、走行中の搬送車両60(図2)が長尺部材10を踏みつけて脱着部11が分離する事態が頻発するおそれがあるため好ましくない。また、長尺部材10の長さLが、開口部51の下縁部51aに対して100mmよりも高い位置まで垂れ下がる長さであると、長尺部材10の下を鳥類が潜りやすくなって建築物50内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
<取付部材>
図3(A)および(B)に示すように、取付部材30は、前記紐部31と、紐部31の上端部31aに巻き付けられる取付孔形成部32と、取付孔形成部32に巻き付けられた紐部31の上端部31aを結束する結束部33とを有する。
紐部31としては、長尺部材10の紐状部12と同じ素材(ゴム紐、ロープ等)を用いることができる。
取付孔形成部32は、中心孔32a1を有するボルト部材32aと、ボルト部材32aの雄ネジ部に螺合するナット部材32bとを有し、樹脂製の市販品を用いることができる。
結束部33としては、紐を通した状態で噛み込んで結束する樹脂製の市販品を用いることができる。
取付部材30は、紐部31の上端部31aをU形に折り曲げて結束部33内に通し、それによって形成された紐部31の輪部にボルト部材32aの雄ネジ部を通してナット部材32bにて締め付け、ボルト部材32aに巻き付けられた紐部31の上端部31aが抜けないように結束部33にて結束することにより組み立てることができる。
<吊り下げ部材>
図4は図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図5は図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。また、図6は図1の鳥類侵入防止装置におけるスライド機構部の開閉動作を説明する図であって、(A)は閉じた状態、(B)は開いた状態である。
図1、図2、図4~図6に示すように、吊り下げ部材20は、建築物50の開口部51の上縁部51b付近に水平方向で固定されるレール部21と、レール部21にスライド可能に設けられた複数の長尺部材10を取り付ける複数の取付部22と、複数の取付部22をレール部21に沿って長手方向にスライドさせるスライド機構部23とを備える。
レール部21は、取付部22の後述する車輪22aを走行させる底板部21aと、底板部21aの長手方向に沿って設けられたスリット21bとを有する中空の角材であり、例えば、建築物50の開口部51の上縁部51bに沿って設けられた梁部材52にブラケット21xを介して取り付けられる。
取付部22は、一対の前記車輪22aと、一対の車輪22aを連結する軸部に枢着されたフック22bとを有する。
取付部22において、レール部21の底板部21a上に一対の車輪22aが載せられ、かつフック22bがスリット21bに通されて外部下方へ吊り下げられた状態となる。そして、複数のフック22bに複数の長尺部材10に連結された取付部材30の取付孔形成部32が引っ掛けられる。
<スライド機構部>
スライド機構部23は、複数の取付部22が取り付けられたレール部21の一端部側にスライド可能に配置されたスライド板23aと、複数の取付部22のフック22bを所定間隔で連結するワイヤー23bと、レール部21の一端部側に垂直軸心P1を中心に回動可能に設けられた第1ローラ(リターンローラ)23cと、レール部21の他端部側に水平軸心P2を中心に回動可能に設けられた一対の第2ローラ(ガイドローラ)23dと、建築物50内の床面F上に立設された支柱23eと、支柱23e上に水平軸心P2と直交方向の水平軸心P3を中心に回動可能に設けられた第3ローラ23fと、スライド板23aを介して第1ローラ23c、一対の第2ローラ23dおよび第3ローラ23fに張設されるロープ23gとを備える。
このスライド機構部23において、スライド板23aは、レール部21内を走行可能な水平板部23a1と、スリット21bを通るように水平板部23a1から垂れ下がる垂下板部23a2とを有している。また、ワイヤー23bは、その一端部23b1がスライド板23aの垂下板部23a2に固定され、かつ他端部23b2がレール部21の他端部側に固定されている。
<実施形態1の鳥類侵入防止装置の作用効果について>
このように構成された実施形態1の鳥類侵入防止装置1によれば、図1、図2、図4および図6に示すように、スライド機構部23が閉じた状態においては、建築物50の開口部51を覆うように複数の長尺部材20および取付部材30が縄のれんの如く吊り下げられる。このとき、隣接する2つの長尺部材10の間の隙間寸法Wは鳥類の建築物50内への侵入を断念させる寸法(例えば、50~250mmの範囲内)となり、各長尺部材10の下端部が開口部51の下縁部51aに撓むことなく接する。
したがって、鳥Bの建築物50内への侵入が防止されるが、搬送車両60は長尺部材10を潜って建築物50を出入りすることができる。また、搬送車両60が建築物50を出入りする際に長尺部材10が搬送車両60に引っ掛かった場合、長尺部材10が搬送車両60によって引っ張られるが、長尺部材10の脱着部11が所定値以上(この場合、3kgf以上)の引張荷重で引っ張られると雌型部材11aから雄型部材11bが離脱するため、長尺部材10、取付部材30および吊り下げ部材20へのダメージが回避され、搬送車両60の走行にも支障を与えることはない。なお、作業中または作業後に、作業者が脚立等に上って離脱した長尺部材10の雄型部材11bを雌型部材11aに連結すればよい。
また、実施形態1の鳥類侵入防止装置1によれば、図4、図6(A)および(B)に示すように、作業者が第3ローラ23f側の一方のロープ23gを矢印K方向へ引っ張ることにより、スライド板23aがレール部21の一端部側(図6(A))から他端部側(図6(B)の矢印K方向)へ移動すると共に、スライド板23aの水平板部23a1によって隣接する取付部22(フック22b)が矢印K方向に押され、さらに次々に複数の取付部22が矢印K方向に押されることにより、複数の長尺部材10がレール部21の他端側に寄せられ、建築物50の開口部51が複数の長尺部材10によって覆われない状態となる。したがって、搬送車両60の建築物50への出入りが頻繁なときや、鳥類の営巣行為が行われない時期等では、複数の長尺部材10をレール部21の他端側に寄せて開口部51を大きく開いてもよい。
なお、作業者が第3ローラ23f側の他方のロープ23gを引っ張ることにより、スライド板23aが矢印K方向とは反対方向に移動するため、ワイヤー23bを介して複数の取付部22(フック22b)が矢印K方向とは反対方向に移動し、建築物50の開口部51が複数の長尺部材10および取付部材30によって覆われた状態に戻る(図1、図6(A))。
(実施形態2)
図7は実施形態2の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図8は図7の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。なお、図7と図8において、図1~図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
図7と図8に示すように、実施形態2の鳥類侵入防止装置101は、吊り下げ部材120と、複数の取付部材130を介して吊り下げ部材120に吊り下げられる実施形態1と同様の複数の長尺部材10とを備え、吊り下げ部材120および取付部材30の構成が実施形態1とは異なる以外は、概ね実施形態1と同様に構成されている。
以下、実施形態2における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
<吊り下げ部材>
図1、図7および図8に示すように、実施形態2の鳥類侵入防止装置101において、吊り下げ部材120は、建築物50の開口部51の上縁部51b付近に略水平方向で固定される長尺の支持部121と、支持部121に所定間隔をもって固定されて複数の長尺部材10を吊り下げる複数の取付部122とを備える。
支持部121は、長尺の角材121aと、建築物50の開口部51の上縁部51b付近の壁面54に角材121aを固定する複数のアングル121bとを有する。
角材121aは、上下両面および前後両面に長手方向に延びる蟻溝121a1を有しており、前後両面にはそれぞれ上下二段に蟻溝121a1が形成されている。
アングル121bは、壁面54に固定されるアンカーボルト121b1を挿通させる挿通孔と、角材121aの上面側の蟻溝121a1から上方へ突出したボルト121b2の雄ネジ部を挿通させる挿通孔を有し、ボルト121b2の雄ネジ部にナット121b3を螺着することにより角材121aを固定する。
取付部122は、支持部121の角材121aを前後両面側から挟み込む一対の挟持部材122aと、一対の挟持部材122aを角材121aの蟻溝121a1に固定するボルト122bとを有する。なお、ボルト122bの雄ネジ部が挿入される蟻溝121a1内にはナット122cが設けられている。
一対の挟持部材122aは、角材121aの前後両面側の上の蟻溝121a1に引っ掛かる折り曲げ片122a1をそれぞれ有すると共に、互いに接触状に対向する対向片122a2をそれぞれ有し、各対向片122a2には取付部材130のボルト32aの雄ネジ部を挿通させる挿通孔が設けられている。
<取付部材>
取付部材130は、実施形態1の取付部材30(図3)と同様の紐部31、取付孔形成部32および結束部33を有するが、次の点が実施形態1とは異なる。
すなわち、取付孔形成部32のボルト32aを一対の挟持部材122aの挿通孔に通してナット32bにて締め付け、そのボルト32aの中心孔32a1に紐部31の上端部31aを通して結束部33にて結束する。
<実施形態2の鳥類侵入防止装置の作用効果について>
このように構成された実施形態2の鳥類侵入防止装置101によれば、吊り下げ部材120の支持部121に対する複数の取付部122の固定位置は、角材121aの蟻溝121a1に固定するボルト122bによって位置決めされる。つまり、各取付部122のボルト122bを蟻溝121a1に沿って移動させて所望の位置で固定することにより、隣接する2つの長尺部材10の間の隙間寸法W(図1)を所望の寸法に設定することができる。なお、隙間寸法Wは、実施形態1と同様に、例えば50~250mmの範囲内とされる。
したがって、実施形態2の鳥類侵入防止装置101は、実施形態1の鳥類侵入防止装置1と同様に鳥類の建築物50内への侵入防止効果を奏することに加えて、吊り下げ部材120が、複数の長尺部材10の吊り下げ部材120への取付間隔を自由に調整可能とする取付間隔調整部を備えていることも相違点として含んでいる。なお、この取付間隔調整部とは、支持部121に対して取付部122を長手方向へスライドさせてボルト122bにて位置決めできる機構を意味するものである。
(実施形態2の変形例1および2)
図9は実施形態2の鳥類侵入防止装置の(A)は変形例1、(B)は変形例2を示す説明図である。なお、図9(A)および(B)において、図8中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2では壁面54に吊り下げ部材120のL形のアングル121bを固定した場合(図8)を例示したが、図9(A)に示すように吊り下げ部材の固定箇所が梁または天井の下面54xである場合は、L形のアングル121bの代わりに、両端部がアンカーボルト121b1にて下面54xに固定され、かつ略U形に折れ曲がった中間部がボルト・ナット結合によって角材121aを取り付ける吊り金具121xを用いることができる。
また、図9(B)に示すように吊り下げ部材の固定箇所が中空材54yである場合も、L形のアングル121bの代わりに同様の吊り金具121xを用いることができる。
(実施形態3)
図10は実施形態3の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図11は図10の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。なお、図10と図11において、図7と図8中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
図10と図11に示すように、実施形態3の鳥類侵入防止装置201は、吊り下げ部材220と、複数の取付部材130を介して吊り下げ部材220に吊り下げられる実施形態1および2と同様の複数の長尺部材10とを備え、吊り下げ部材220の構成が実施形態2とは異なる以外は、概ね実施形態2と同様に構成されている。
以下、実施形態3における実施形態2とは異なる点を主に説明する。
<吊り下げ部材>
実施形態3の鳥類侵入防止装置201において、吊り下げ部材220は、建築物50の開口部51(図1)に設けられたシャッターのスラット53の下端部53aに固定される複数の連結部221と、複数の連結部221の下端部に設けられた複数のフック部222と、複数のフック部222に着脱可能に引っ掛けられる引っ掛け部223aを有する長尺の支持部223と、支持部223に所定間隔をもって固定されて複数の長尺部材10を取り付ける実施形態2と同様の複数の取付部122とを備える。なお、図11において、符号54はシャッターのガイドレールを示し、符号54aはガイドレール54の溝を示している。
連結部221は、シャッターのスラット53の下端部53aにボルト221a1およびナット221a2にて固定される複数の取付座221aと、取付座221aに長手方向の中間部が固定されたワイヤー221bとを有する。
フック部222は、金属板をレの字形に折り曲げて作製され、その上端部に設けられた一対の孔部にワイヤー221bの両端部が通されて抜け止め部221b1にて抜け止めされている。
また、フック部222は、抜け止め部221b1の下部に設けられたネジ孔に蝶ネジ222aが螺着している。この蝶ネジ222aは、後述の引っ掛け部223aがフック部222から不意に抜け出ないようにする役割を担う。
支持部223は、実施形態2と同様の角材121aと、角材121aの上面側の蟻溝に引っ掛けられた倒立T形の前記引っ掛け部223aと、角材121aの長手方向の両端部に水平軸心P4を中心に回動可能に枢着された一対の円形回動板223bとを有する。
実施形態3の場合、角材121aはシャッターの一対のガイドレール54の間隔よりも長く形成されており、その両端部に配置された一対の円形回動板223bが一対のガイドレール54の内側面(室内側の面)に当接している。
また、引っ掛け部223aは、フック部222の折り曲がった先端部を挿入させる挿入孔223a1を有している。
<実施形態3の鳥類侵入防止装置の作用効果について>
このように構成された実施形態3の鳥類侵入防止装置201によれば、シャッターのスラット53を降ろした状態で支持部223を複数のフック部222に取り付けまたは取り外しすることができる。そのため、作業終了時に建築物50の開口部51(図1)のシャッターのスラット53を降ろしても複数の長尺部材10を床面F上に放置したままの状態とせずに容易かつ迅速にかたづけることができる。また、作業開始時にも降ろしたシャッターのスラット53の下端部53aに容易かつ迅速に複数の長尺部材10を取り付け、スラット53を上昇させて複数の長尺部材10を吊り下げることにより開口部51への鳥類の侵入を防止することができる。
また、シャッターのスラット53を下降させる際、一対の円形回動板223bがガイドレール54の内側面(室内側の面)を転がり、それによって支持部223、複数の取付部材130および複数の長尺部材10がスラット54の真下位置から室内側へ位置ずれしているため、これらが下降したスラット53の下端部53aによって踏みつけられることがなく、シャッターを正常に閉じさせることができる。
また、実施形態3の鳥類侵入防止装置201も、実施形態2と同様に、吊り下げ部材220が、複数の長尺部材10の吊り下げ部材220への取付間隔を自由に調整可能とする取付間隔調整部を備えているため、複数の長尺部材10が互いに所定の隙間寸法Wをもって並列するように複数の取付部122を所定間隔で支持部223に固定することができる。
(他の実施形態)
1.実施形態1では、長尺部材10を吊り下げ部材20に取付部材30を介して間接的に取り付けた場合を例示したが、長尺部材10を吊り下げ部材20に直接的に取り付けてもよい。この場合、図3で説明した長尺部材10の脱着部11における雌型部材11aの筒状保持部11a1を中実に形成し、かつ吊り下げ部材20のフック22bを引っ掛ける孔部を形成すればよい。
2.実施形態2では、長尺部材10を吊り下げ部材120に取付部材130を介して間接的に取り付けた場合を例示したが、長尺部材10を吊り下げ部材120に直接的に取り付けてもよい。この場合、図3で説明した長尺部材10の脱着部11における雌型部材11aの筒状保持部11a1を中実に形成し、かつ吊り下げ部材120の取付部122の挿通孔に引っ掛けるフック部を形成すればよい。実施形態3についても同様である。
3.実施形態1~3において、長尺部材10の脱着部11の雌型部材11aを下に配置して紐状部12と連結させ、かつ雄型部材11bを上に配置して取付部材30、130の紐部31と連結させるようにしてもよい。
4.実施形態1~3では、長尺部材10の脱着部11として互いに離脱可能に結合する樹脂製の雌型部材11aおよび雄型部材11bを用いた場合を例示したが、雌型部材11aおよび雄型部材11bのいずれか一方を磁石にて凹形に形成し、かつ他方を磁石または磁石と磁力にて吸着可能な磁性体(例えば、鉄、ステンレス鋼といった金属)にて凸形に形成してもよい。この場合、雌型部材11aおよび雄型部材11bに所定値以上(例えば、1kgf以上)の引張荷重がかかると互いに分離するように磁力を設定することが好ましい。なお、磁石や磁性体が落下して破損したり、落下する際に磁石や磁性体が人、運搬車両、製品等に当たって傷つけないように、磁石および磁性体を樹脂にて被覆してもよい。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1、101、201 鳥類侵入防止装置
10 長尺部材
11 脱着部
11a 雌型部材
11b 雄型部材
12 紐状部
20 、120、220 吊り下げ部材
21 レール部
22、122 取付部
23 スライド機構部
50 建築物
51 開口部
51b 上縁部
53 スラット
53a 下端部
121、223 支持部
121a1 蟻溝(取付間隔調整部)
221 連結部
222 フック部
223a 引っ掛け部
L 長さ
W 隙間寸法

Claims (8)

  1. 複数の細長い可撓性長尺部材と、前記複数の長尺部材を建築物の開口部を塞ぐように隙間をもって複数列でかつ各々を着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材とを備え、
    各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成され
    前記長尺部材は、脱着部と、前記脱着部に取り付けられる紐状部とを有し、
    前記脱着部は、互いに離脱可能に結合する雌型部材および雄型部材を有し、
    前記雌型部材および雄型部材のうち、一方は前記吊り下げ部材に直接的または間接的に取り付けられ、他方は前記紐状部の上端部と連結し、
    前記紐状部に前記所定値以上の引張荷重がかかると前記雌型部材と前記雄型部材とが分離するように構成されたことを特徴とする鳥類侵入防止装置。
  2. 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に水平方向で固定されるレール部と、前記レール部にスライド可能に設けられ前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部と、前記複数の取付部を前記レール部の長手方向にスライドさせるスライド機構部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
  3. 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に略水平方向で固定される長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を吊り下げる複数の取付部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
  4. 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部に設けられたシャッターのスラットの下端部に固定される複数の連結部と、前記複数の連結部の下端部に設けられた複数のフック部と、前記複数のフック部に着脱可能に引っ掛けられる引っ掛け部を有する長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
  5. 前記吊り下げ部材が、前記複数の長尺部材の前記吊り下げ部材への取付間隔を調整可能とする取付間隔調整部を有する請求項3または4に記載の鳥類侵入防止装置。
  6. 前記長尺部材は、前記開口部の下縁部に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さを有する請求項1~のいずれか1つに記載の鳥類侵入防止装置。
  7. 前記雌型部材および前記雄型部材が樹脂または磁石にて形成されており、
    前記樹脂製の前記雌型部材と前記雄型部材とは3kgf以上の引張荷重にて分離し、
    前記磁石製の前記雌型部材と前記雄型部材とは1kgf以上の引張荷重にて分離するように構成されている請求項に記載の鳥類侵入防止装置。
  8. 前記長尺部材の前記脱着部と前記吊り下げ部材とを連結する取付部材をさらに備えた請求項に記載の鳥類侵入防止装置。
JP2018107067A 2018-06-04 2018-06-04 鳥類侵入防止装置 Active JP7045934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018107067A JP7045934B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 鳥類侵入防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018107067A JP7045934B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 鳥類侵入防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019208425A JP2019208425A (ja) 2019-12-12
JP7045934B2 true JP7045934B2 (ja) 2022-04-01

Family

ID=68843782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018107067A Active JP7045934B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 鳥類侵入防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7045934B2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3038249U (ja) 1996-11-29 1997-06-10 株式会社安田工業所 首掛け用紐体の連結具
JP3039692U (ja) 1996-09-12 1997-07-31 信一 田中 鳥獣侵入防止装置
JP2949434B1 (ja) 1998-07-31 1999-09-13 三和シヤッター工業株式会社 シートシャッターのシート破損防止構造
JP2004196467A (ja) 2002-12-17 2004-07-15 Ichimura Tekko:Kk 倉庫
JP3111523U (ja) 2005-04-01 2005-07-28 西野株式会社 羽織紐
JP2005211608A (ja) 2004-01-27 2005-08-11 Sakamoto:Kk 装身具の留め金具
JP2009089661A (ja) 2007-10-10 2009-04-30 Toray Monofilament Co Ltd 害鳥忌避具
US20100223861A1 (en) 2009-03-09 2010-09-09 Warwick David R Apparatus to deter birds from crashing into windows
JP2010279346A (ja) 2009-06-08 2010-12-16 Atsushi Asahina バードストッパー
JP2014131533A (ja) 2013-01-04 2014-07-17 Kiribai Kagaku Kk 連結具
US20140305600A1 (en) 2013-04-12 2014-10-16 Nicholas J. Casey Systems and methods to retain and refeed door curtains
JP2016135313A (ja) 2013-07-18 2016-07-28 立川ブラインド工業株式会社 カーテンアクセサリー
JP3207279U (ja) 2016-08-23 2016-11-04 達史 渡邉 コウモリ忌避具

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086431U (ja) * 1973-12-11 1975-07-23
JPS5745388U (ja) * 1980-08-26 1982-03-12
JPS5849994U (ja) * 1981-09-29 1983-04-04 富田工芸株式会社 玉すだれ
JPS5944276U (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 昭和電線電纜株式会社 工場の開放部の構造
JPS59177544U (ja) * 1983-05-16 1984-11-27 中川 進 車輛キ−抜き忘れ防止器
JPS6173292U (ja) * 1984-10-21 1986-05-17
JPS6240194U (ja) * 1985-08-30 1987-03-10
JPS62163296U (ja) * 1986-04-07 1987-10-16

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3039692U (ja) 1996-09-12 1997-07-31 信一 田中 鳥獣侵入防止装置
JP3038249U (ja) 1996-11-29 1997-06-10 株式会社安田工業所 首掛け用紐体の連結具
JP2949434B1 (ja) 1998-07-31 1999-09-13 三和シヤッター工業株式会社 シートシャッターのシート破損防止構造
JP2004196467A (ja) 2002-12-17 2004-07-15 Ichimura Tekko:Kk 倉庫
JP2005211608A (ja) 2004-01-27 2005-08-11 Sakamoto:Kk 装身具の留め金具
JP3111523U (ja) 2005-04-01 2005-07-28 西野株式会社 羽織紐
JP2009089661A (ja) 2007-10-10 2009-04-30 Toray Monofilament Co Ltd 害鳥忌避具
US20100223861A1 (en) 2009-03-09 2010-09-09 Warwick David R Apparatus to deter birds from crashing into windows
JP2010279346A (ja) 2009-06-08 2010-12-16 Atsushi Asahina バードストッパー
JP2014131533A (ja) 2013-01-04 2014-07-17 Kiribai Kagaku Kk 連結具
US20140305600A1 (en) 2013-04-12 2014-10-16 Nicholas J. Casey Systems and methods to retain and refeed door curtains
JP2016135313A (ja) 2013-07-18 2016-07-28 立川ブラインド工業株式会社 カーテンアクセサリー
JP3207279U (ja) 2016-08-23 2016-11-04 達史 渡邉 コウモリ忌避具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019208425A (ja) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8132376B2 (en) Two-piece track system
US8776947B1 (en) Elevator and escalator tool
US8316508B2 (en) Removable track system and method for tent sidewalls
JP6792466B2 (ja) シャッター装置及びそのガイドレールの製造方法
JP7045934B2 (ja) 鳥類侵入防止装置
US7011782B2 (en) Lid support and forming system for pool cover box
JP4637921B2 (ja) ゴンドラ用仮設ガイド装置および方法
JP6651307B2 (ja) 開閉装置
US20140196983A1 (en) Equipment for moving people in height in non horizontal surfaces with vertical and horizontal translation
US20160177624A1 (en) Low headroom curtain riser for a roll-up door, and roll-up door using the same
JP6571397B2 (ja) シャッター装置
US6394172B1 (en) Trackless roll-up door opening covering
JP2007168964A (ja) 乗場ドア装置の仮吊部材、仮吊部材を用いた乗場ドア装置及び乗場ドア据付方法
JP5769686B2 (ja) 鶏舎内移動装置
JP2008043269A (ja) 小動物の侵入防止設備
JP4805661B2 (ja) 開閉装置
JP3185599U (ja) 鳥類飛来侵入防止装置
US9752338B2 (en) Vertical support apparatus for a telescoping seating system
KR20140075234A (ko) 소아 안전사고 방지용 롤 블라인드
EP0906772B1 (en) Fire curtain
EP3102767B1 (en) Security grille and security grille system
JP2023023422A (ja) 防鳥装置
JP4001876B2 (ja) 屋根作業用命綱取り付け装置
JP7063158B2 (ja) 保全シート
KR102035410B1 (ko) 비닐하우스용 비닐 견인 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7045934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150