JP7045934B2 - 鳥類侵入防止装置 - Google Patents
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Description
各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成された鳥類侵入防止装置が提供される。
また、車両による出入りの際、万が一車両に長尺部材が引っ掛かったとしても、長尺部材に所定値以上の引張荷重がかかると長尺部材が吊り下げ部材から離脱する。そのため、吊り下げ部材が長尺部材にて大きな力で引っ張られて建築物の開口部から落下することがなく安全に使用することができると共に、吊り下げ部材の破損も防止することができる。
さらに、離脱した長尺部材は吊り下げ部材に再度取り付けることができるため、長尺部材を長期間使用することができ、長尺部材の交換に要するコストを抑えることができる。
各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成されている。
(1)前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に水平方向で固定されるレール部と、前記レール部にスライド可能に設けられ前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部と、前記複数の取付部を前記レール部の長手方向にスライドさせるスライド機構部とを備えるものであってもよい。
この構成によれば、スライド機構部によって複数の長尺部材を移動させてブラインドのように開口部を開閉させることができる。例えば、頻繁に車両の出入りがあるときは複数の長尺部材を開口部の左右一方側に寄せて開口部を開けておき、車両の出入りが少ないときは複数の長尺部材にて開口部を覆っておくというように、作業状況に応じて開口部を開閉させることができる。なお、この場合、開口部を閉じた状態において、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔でスライド機構部に設けられる。
この構成によれば、吊り下げ部材の簡素化および低コスト化を図ることができる。なお、この場合、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔で支持部に固定される。
この構成によれば、シャッターのスラットを降ろした状態で支持部を複数のフック部に取り付けまたは取り外しすることができる。そのため、作業終了時に建築物の開口部のシャッターのスラットを降ろしても複数の長尺部材を床面上に放置したままの状態とせずに容易かつ迅速にかたづけることができる。また、作業開始時にも降ろしたシャッターのスラットの下端部に容易かつ迅速に複数の長尺部材を取り付け、シャッターのスラットを上昇させて複数の長尺部材を吊り下げることにより開口部への鳥類の侵入を防止することができる。なお、この場合、複数の長尺部材が互いに所定の隙間寸法をもって並列するように複数の取付部が所定間隔で支持部に固定される。
この構成によれば、隙間調整部によって複数の長尺部材への吊り下げ部材の取付間隔を変更することによって、隣接する2本の長尺部材の間の隙間を、鳥類の種類に応じて、鳥類の建築物内への侵入を断念させる適切な間隔に調整することができる。この場合、隣接する2本の長尺部材の間の隙間寸法としては、例えば鳥類がハトやツバメの場合は50~250mmの範囲内が好ましく、50mmより狭いと設置すべき長尺部材の本数が増えてコストが増加し、250mmより広いと鳥類の建築物内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
前記脱着部は、互いに離脱可能に結合する雌型部材および雄型部材を有し、
前記雌型部材および雄型部材のうち、一方は前記吊り下げ部材に直接的または間接的に取り付けられ、他方は前記紐状部の上端部と連結し、
前記紐状部に前記所定値以上の引張荷重がかかると前記雌型部材と前記雄型部材とが分離するように構成されたものであってもよい。
この構成によれば、幅の広い帯状部に比べて細い紐状部であれば、建築物の開口部に並列した複数の長尺部材をフォークリフトといった搬送車両が潜りやすくなると共に、風による長尺部材のばたつきが抑えられるため、強風時であっても車両の出入りに支障を与えにくくすることができる。
また、脱着部として雌型部材および雄型部材からなる樹脂製の市販品を用いることができ、低コストにて脱着部を得ることができる。
なお、紐状部の素材は特に限定されるものではないが、適度な可撓性、比重、引っ張り強度、摩擦抵抗等を有するものが好ましく、例えば、直径4~6mm程度のロープ、ゴム紐等が好適である。
この構成によれば、建築物内への鳥類の侵入を効果的に防止することができる。
なお、長尺部材の長さは、前記開口部の下縁部に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さに限定されるものではないが、長尺部材が地面に這う(0mmより長い)のは材料費の無駄であると共に、走行中の搬送車両が長尺部材を踏みつけて脱着部が分離する事態が頻発するおそれがあるため好ましくない。また、長尺部材の長さが、開口部の下縁部に対して100mmよりも高い位置まで垂れ下がる長さであると、長尺部材の下を鳥類が潜りやすくなって建築物内への侵入防止効果が低下する傾向にある。
前記樹脂製の前記雌型部材と前記雄型部材とは3kgf以上の引張荷重にて分離し、
前記磁石製の前記雌型部材と前記雄型部材とは1kgf以上の引張荷重にて分離するように構成されてもよい。
この構成によれば、走行中の搬送車両と長尺部材との間の摩擦抵抗程の小さな引張荷重によっては脱着部が分離せず、かつ吊り下げ部材が破損または脱落する程の大きな引張荷重がかかる前には脱着部が分離する。
図1は本発明の鳥類侵入防止装置の実施形態1を倉庫の開口部に設置した使用状態を示す図であり、図2は図1の倉庫の開口部をフォークリフトが通過する状態を示す側面図である。
本発明の鳥類侵入防止装置1が取り付けられる建築物50としては、例えば、フォークリフトといった搬送車両60が出入り可能な開口部51を有する建築資材倉庫、機械部品倉庫、製缶倉庫等の倉庫が挙げられるが、倉庫に限定されるものではない。
本発明の鳥類侵入防止装置1を建築物50の開口部51に取り付けることにより、搬送車両60の出入りを妨げることなく鳥Bの建築物50内への侵入を防止することができる。
以下、本発明の鳥類侵入防止装置1の具体的な構成について説明する。
図1~図3に示すように、実施形態1の鳥類侵入防止装置1は、複数の可撓性長尺部材10と、建築物50の開口部51を覆うように複数の長尺部材10を所定の隙間寸法Wをもって複数列でかつ着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材20とを備え、長尺部材10に所定値以上の引張荷重がかかると長尺部材10が吊り下げ部材20から離脱するように構成されている。
図3(A)および(B)に示すように長尺部材10は、互いに離脱可能に結合する雌型部材11aおよび雄型部材11bを有する脱着部11と、脱着部11に取り付けられる紐状部12とを有する。
脱着部11は、吊り下げ部材20に取付部材30を介して間接的に取り付けられる前記雌型部材11aと、紐状部12の上端部12aと連結する前記雄型部材11bとを有し、紐状部12に前記所定値以上の引張荷重がかかると雌型部材11aと雄型部材11bとが分離するように構成されている。
脱着部11の雄型部材11bは、紐状部12の上端部に取り付けられる筒状保持部11b1と、筒状保持部11b1の上端から上方へ突出するキノコ形の膨出部11b2とを有する。
なお、脱着部11の雌型部材11aおよび雄型部材11bとしては、紐の端部を噛み込んだ状態でロックできるよう開閉可能に構成された樹脂製の市販品を用いることができる。
紐状部12の太さとしては、例えば、4~6mm程度とすることができる。
図3(A)および(B)に示すように、取付部材30は、前記紐部31と、紐部31の上端部31aに巻き付けられる取付孔形成部32と、取付孔形成部32に巻き付けられた紐部31の上端部31aを結束する結束部33とを有する。
紐部31としては、長尺部材10の紐状部12と同じ素材(ゴム紐、ロープ等)を用いることができる。
取付孔形成部32は、中心孔32a1を有するボルト部材32aと、ボルト部材32aの雄ネジ部に螺合するナット部材32bとを有し、樹脂製の市販品を用いることができる。
結束部33としては、紐を通した状態で噛み込んで結束する樹脂製の市販品を用いることができる。
図4は図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図5は図1の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。また、図6は図1の鳥類侵入防止装置におけるスライド機構部の開閉動作を説明する図であって、(A)は閉じた状態、(B)は開いた状態である。
取付部22において、レール部21の底板部21a上に一対の車輪22aが載せられ、かつフック22bがスリット21bに通されて外部下方へ吊り下げられた状態となる。そして、複数のフック22bに複数の長尺部材10に連結された取付部材30の取付孔形成部32が引っ掛けられる。
スライド機構部23は、複数の取付部22が取り付けられたレール部21の一端部側にスライド可能に配置されたスライド板23aと、複数の取付部22のフック22bを所定間隔で連結するワイヤー23bと、レール部21の一端部側に垂直軸心P1を中心に回動可能に設けられた第1ローラ(リターンローラ)23cと、レール部21の他端部側に水平軸心P2を中心に回動可能に設けられた一対の第2ローラ(ガイドローラ)23dと、建築物50内の床面F上に立設された支柱23eと、支柱23e上に水平軸心P2と直交方向の水平軸心P3を中心に回動可能に設けられた第3ローラ23fと、スライド板23aを介して第1ローラ23c、一対の第2ローラ23dおよび第3ローラ23fに張設されるロープ23gとを備える。
このように構成された実施形態1の鳥類侵入防止装置1によれば、図1、図2、図4および図6に示すように、スライド機構部23が閉じた状態においては、建築物50の開口部51を覆うように複数の長尺部材20および取付部材30が縄のれんの如く吊り下げられる。このとき、隣接する2つの長尺部材10の間の隙間寸法Wは鳥類の建築物50内への侵入を断念させる寸法(例えば、50~250mmの範囲内)となり、各長尺部材10の下端部が開口部51の下縁部51aに撓むことなく接する。
図7は実施形態2の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図8は図7の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。なお、図7と図8において、図1~図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
以下、実施形態2における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
図1、図7および図8に示すように、実施形態2の鳥類侵入防止装置101において、吊り下げ部材120は、建築物50の開口部51の上縁部51b付近に略水平方向で固定される長尺の支持部121と、支持部121に所定間隔をもって固定されて複数の長尺部材10を吊り下げる複数の取付部122とを備える。
角材121aは、上下両面および前後両面に長手方向に延びる蟻溝121a1を有しており、前後両面にはそれぞれ上下二段に蟻溝121a1が形成されている。
アングル121bは、壁面54に固定されるアンカーボルト121b1を挿通させる挿通孔と、角材121aの上面側の蟻溝121a1から上方へ突出したボルト121b2の雄ネジ部を挿通させる挿通孔を有し、ボルト121b2の雄ネジ部にナット121b3を螺着することにより角材121aを固定する。
一対の挟持部材122aは、角材121aの前後両面側の上の蟻溝121a1に引っ掛かる折り曲げ片122a1をそれぞれ有すると共に、互いに接触状に対向する対向片122a2をそれぞれ有し、各対向片122a2には取付部材130のボルト32aの雄ネジ部を挿通させる挿通孔が設けられている。
取付部材130は、実施形態1の取付部材30(図3)と同様の紐部31、取付孔形成部32および結束部33を有するが、次の点が実施形態1とは異なる。
すなわち、取付孔形成部32のボルト32aを一対の挟持部材122aの挿通孔に通してナット32bにて締め付け、そのボルト32aの中心孔32a1に紐部31の上端部31aを通して結束部33にて結束する。
このように構成された実施形態2の鳥類侵入防止装置101によれば、吊り下げ部材120の支持部121に対する複数の取付部122の固定位置は、角材121aの蟻溝121a1に固定するボルト122bによって位置決めされる。つまり、各取付部122のボルト122bを蟻溝121a1に沿って移動させて所望の位置で固定することにより、隣接する2つの長尺部材10の間の隙間寸法W(図1)を所望の寸法に設定することができる。なお、隙間寸法Wは、実施形態1と同様に、例えば50~250mmの範囲内とされる。
図9は実施形態2の鳥類侵入防止装置の(A)は変形例1、(B)は変形例2を示す説明図である。なお、図9(A)および(B)において、図8中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2では壁面54に吊り下げ部材120のL形のアングル121bを固定した場合(図8)を例示したが、図9(A)に示すように吊り下げ部材の固定箇所が梁または天井の下面54xである場合は、L形のアングル121bの代わりに、両端部がアンカーボルト121b1にて下面54xに固定され、かつ略U形に折れ曲がった中間部がボルト・ナット結合によって角材121aを取り付ける吊り金具121xを用いることができる。
また、図9(B)に示すように吊り下げ部材の固定箇所が中空材54yである場合も、L形のアングル121bの代わりに同様の吊り金具121xを用いることができる。
図10は実施形態3の鳥類侵入防止装置の一部を省略した正面図であり、図11は図10の鳥類侵入防止装置の一部を省略した側断面図である。なお、図10と図11において、図7と図8中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
以下、実施形態3における実施形態2とは異なる点を主に説明する。
実施形態3の鳥類侵入防止装置201において、吊り下げ部材220は、建築物50の開口部51(図1)に設けられたシャッターのスラット53の下端部53aに固定される複数の連結部221と、複数の連結部221の下端部に設けられた複数のフック部222と、複数のフック部222に着脱可能に引っ掛けられる引っ掛け部223aを有する長尺の支持部223と、支持部223に所定間隔をもって固定されて複数の長尺部材10を取り付ける実施形態2と同様の複数の取付部122とを備える。なお、図11において、符号54はシャッターのガイドレールを示し、符号54aはガイドレール54の溝を示している。
フック部222は、金属板をレの字形に折り曲げて作製され、その上端部に設けられた一対の孔部にワイヤー221bの両端部が通されて抜け止め部221b1にて抜け止めされている。
また、フック部222は、抜け止め部221b1の下部に設けられたネジ孔に蝶ネジ222aが螺着している。この蝶ネジ222aは、後述の引っ掛け部223aがフック部222から不意に抜け出ないようにする役割を担う。
実施形態3の場合、角材121aはシャッターの一対のガイドレール54の間隔よりも長く形成されており、その両端部に配置された一対の円形回動板223bが一対のガイドレール54の内側面(室内側の面)に当接している。
また、引っ掛け部223aは、フック部222の折り曲がった先端部を挿入させる挿入孔223a1を有している。
このように構成された実施形態3の鳥類侵入防止装置201によれば、シャッターのスラット53を降ろした状態で支持部223を複数のフック部222に取り付けまたは取り外しすることができる。そのため、作業終了時に建築物50の開口部51(図1)のシャッターのスラット53を降ろしても複数の長尺部材10を床面F上に放置したままの状態とせずに容易かつ迅速にかたづけることができる。また、作業開始時にも降ろしたシャッターのスラット53の下端部53aに容易かつ迅速に複数の長尺部材10を取り付け、スラット53を上昇させて複数の長尺部材10を吊り下げることにより開口部51への鳥類の侵入を防止することができる。
1.実施形態1では、長尺部材10を吊り下げ部材20に取付部材30を介して間接的に取り付けた場合を例示したが、長尺部材10を吊り下げ部材20に直接的に取り付けてもよい。この場合、図3で説明した長尺部材10の脱着部11における雌型部材11aの筒状保持部11a1を中実に形成し、かつ吊り下げ部材20のフック22bを引っ掛ける孔部を形成すればよい。
10 長尺部材
11 脱着部
11a 雌型部材
11b 雄型部材
12 紐状部
20 、120、220 吊り下げ部材
21 レール部
22、122 取付部
23 スライド機構部
50 建築物
51 開口部
51b 上縁部
53 スラット
53a 下端部
121、223 支持部
121a1 蟻溝(取付間隔調整部)
221 連結部
222 フック部
223a 引っ掛け部
L 長さ
W 隙間寸法
Claims (8)
- 複数の細長い可撓性長尺部材と、前記複数の長尺部材を建築物の開口部を塞ぐように隙間をもって複数列でかつ各々を着脱可能に吊り下げる吊り下げ部材とを備え、
各長尺部材は、所定値以上の引張荷重がかかると前記吊り下げ部材から離脱するように構成され、
前記長尺部材は、脱着部と、前記脱着部に取り付けられる紐状部とを有し、
前記脱着部は、互いに離脱可能に結合する雌型部材および雄型部材を有し、
前記雌型部材および雄型部材のうち、一方は前記吊り下げ部材に直接的または間接的に取り付けられ、他方は前記紐状部の上端部と連結し、
前記紐状部に前記所定値以上の引張荷重がかかると前記雌型部材と前記雄型部材とが分離するように構成されたことを特徴とする鳥類侵入防止装置。 - 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に水平方向で固定されるレール部と、前記レール部にスライド可能に設けられ前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部と、前記複数の取付部を前記レール部の長手方向にスライドさせるスライド機構部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
- 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部の上縁部付近に略水平方向で固定される長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を吊り下げる複数の取付部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
- 前記吊り下げ部材が、建築物の開口部に設けられたシャッターのスラットの下端部に固定される複数の連結部と、前記複数の連結部の下端部に設けられた複数のフック部と、前記複数のフック部に着脱可能に引っ掛けられる引っ掛け部を有する長尺の支持部と、前記支持部に所定間隔をもって固定されて前記複数の長尺部材を取り付ける複数の取付部とを備える請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
- 前記吊り下げ部材が、前記複数の長尺部材の前記吊り下げ部材への取付間隔を調整可能とする取付間隔調整部を有する請求項3または4に記載の鳥類侵入防止装置。
- 前記長尺部材は、前記開口部の下縁部に対して0~100mmの高さ範囲内まで垂れ下がる長さを有する請求項1~5のいずれか1つに記載の鳥類侵入防止装置。
- 前記雌型部材および前記雄型部材が樹脂または磁石にて形成されており、
前記樹脂製の前記雌型部材と前記雄型部材とは3kgf以上の引張荷重にて分離し、
前記磁石製の前記雌型部材と前記雄型部材とは1kgf以上の引張荷重にて分離するように構成されている請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。 - 前記長尺部材の前記脱着部と前記吊り下げ部材とを連結する取付部材をさらに備えた請求項1に記載の鳥類侵入防止装置。
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