JP5770057B2 - 射出成形機のモニタデータ表示装置 - Google Patents
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請求項2に係る発明は、前記表示部は、複数の射出成形機をネットワークで接続して集中管理するコンピュータの表示装置であることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機のモニタデータ表示装置である。
請求項3に係る発明は、前記モニタデータを正規化して前記グラフ表示を行うことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置である。
請求項4に係る発明は、外部データを外部データの測定日時とともに取り込んで前記モニタデータと同一時間軸上に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置である。
請求項6に係る発明は、射出成形機の配置情報を前記複数の射出成形機のグラフ表示に併記することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置である。
図1は、複数台の射出成形機を管理する管理システムの概略構成を説明する図である。この管理システムでは、コンピュータ1とM台の射出成形機RS1,RS2,・・・,RSMとをLAN2で接続している。
●[ステップSA01]機械番号iのデータを1、射出成形機の総数のデータをM、リセット不可ショット数Si_Riのデータを0、レコード番号Riのデータを0、に初期化する。
●[ステップSA02]機械番号iの射出成形機RSiにモニタデータを要求する。
●[ステップSA03]機械番号iの射出成形機より以下のデータを取得する。以下のデータは、取得リセット不可ショット数S、取得成形日時T、取得モニタデータD1,D2,D3,・・・,DNである。取得リセット不可ショット数Sは、射出成形機が成形サイクルを実行するたびに累積的に更新される射出成形機が有する固有の数値である。
●[ステップSA04]ステップSA03の処理で取得した取得リセット不可ショット数Sはリセット不可ショット数Si_Riより大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSA05へ移行し、大きくない場合にはステップSA07へ移行する。
●[ステップSA05]レコード番号Riのデータを1増加して更新、リセット不可ショット数Si_RiのデータをステップSA03で取得した取得リセット不可ショット数Sのデータに置き換えて更新、成形日時T_i_RiのデータをステップSA03で取得した取得成形日時Tのデータに置き換えて更新、D_i_Ri_1のデータをD1,D_i_Ri_2のデータをD2,・・・,D_i_Ri_NのデータをDNに置き換えて更新する。
●[ステップSA06]機械番号iの新モニタデータとして以下のデータを保存する。つまり、ステップSA05で更新した、レコード番号Riのデータ、リセット不可ショット数Si_Riのデータ、成形日時T_i_Riのデータ、モニタデータD_i_Ri_1,D_i_Ri_2,・・・,D_i_Ri_Nを新モニタデータとしてコンピュータ1のメモリに保存する。
●[ステップSA07]終了か否か判断し、終了の場合にはこのフローチャートの処理を終了し、終了でない場合にはステップSA08へ移行する。終了か否かの判断は、例えば、コンピュータ1に対するオペレータの指示の有無、あるいは、予め設定されたモニタデータの取得終了時刻を基準として行うことができる。
●[ステップSA08]機械番号iのデータを1増加して更新する。
●[ステップSA09]機械番号iはステップSA01で初期化した射出成形機の総数Mより大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSA10へ移行し、大きくない場合にはステップSA02へ戻り、処理を継続する。
●[ステップSA10]機械番号iを1に初期化した後、ステップSA02へ戻り、処理を継続する。
●[ステップSB01]機械番号iのデータを1に初期化し、射出成形機の総数、表示開始日時Tstartのデータ、表示終了日時Tendのデータを設定し、表示するモニタデータを選択(データkとする)し、表示する射出成形機を選択する。データの初期化、モニタデータの選択射出成形機の選択は、コンピュータ1に備わった入力手段によって行うなど適宜の入力インタフェースを用いることができる。なお、kは、図2の表に従えば、1≦k≦Nである。
●[ステップSB02]機械番号iのモニタデータを表示するか否かを判断し、表示する場合(YESの場合)にはステップSB03へ移行し、表示しない場合(NOの場合)にはステップSB09へ移行する。
●[ステップSB03]指標jのデータを1に初期化する。指標jはコンピュータ1のメモリに格納されたモニタデータを読み出す際に、読み出すレコード番号を特定するために用いられる指標である。
●[ステップSB04]成形日時T_i_jのデータは表示開始日時Tstartと表示終了日時の期間にあるか否か判断し、期間内の場合(YESの場合)にはステップSB05へ移行し、期間内ではない場合(NOの場合)にはステップSB07へ移行する。
●[ステップSB05]表示画面上のx座標のデータをT_i_jのデータ、y座標のデータをD_i_j_kのデータとする。
●[ステップSB06]コンピュータ1の表示装置の表示画面に(x,y)を表示する。
●[ステップSB07]指標jのデータを1増加して更新する。
●[ステップSB08]指標jのデータはレコード番号Riより大きいか否か判断し、大きい場合(YESの場合)にはステップSB09へ移行し、大きくない場合(NOの場合)にはステップSB04へ戻り、処理を継続する。
●[ステップSB09]機械番号iのデータを1増加して更新する。
●[ステップSB10]機械番号iのデータは射出成形機の総数Mより大きいか否か判断し、大きい場合(YESの場合)にはこのフローチャートの処理を終了し、大きくない場合(NOの場合)にはステップSB02に戻り処理を継続する。
・全射出成形機の表示または選択した射出成形機の表示の選択
・表示するモニタデータの選択
・表示期間の設定
設定した表示期間に対して、各射出成形機のグラフが同一時間軸で表示される。図5には、1号機、2号機、3号機の射出成形機の表示が選択されており、表示するモニタデータはサイクルタイムであり、表示する期間の開始日時は2011年6月15日11時15分00秒であり終了時刻は2011年6月15日11時45分00秒である場合が表示されている。図5に示される表示形態では、表示画面内において、画面左上部に選択した射出成形機の機械番号と、画面右上部に表示するモニタデータがサイクルタイムであることを文字表示し、画面左部に表示する射出成形機に対応して用いられる線種と、画面下部に開始日時と終了日時とを表示し、画面中央部に各射出成形機に対応するグラフを個別に表示している。
(正規化したモニタデータ値)=(元のモニタデータ値―最小値)/(最大値―最小値)
なお、他にも最大値に対する割合や、標準偏差に対する割合で正規化することもできる。
図10は、射出成形機の配置関係を付加したグラフの例を説明する図である。この例では、射出成形機ごとの空調機からの距離を併記している。距離に応じて射出成形機上の温度や湿度の変化が捉えられる。
・モニタデータを正規化して表示する。
・工場内の室温などの外部データを取り込んでモニタデータと同一軸上に表示できるようにする。
・第一軸上に、コメント情報を書き込めるようにする。
・射出成形機の配置関係を考慮できるようにする。
例1)複数個の同一金型を複数の射出成形機で成形している場合、本発明を使用して、成形品質に影響する共通のモニタデータの傾向を複数の射出成形機で確認できる。このモニタデータが安定しない、あるいは変動傾向が他と異なる射出成形機が確認された場合、この射出成形機の成形状況を確認する必要があることが分かる。
例2)空調装置の動作と成形状況の関係を調べる場合、本発明を使用できる。例えば、空調装置の設定温度の変更に連動して不安定になるモニタデータを複数の射出成形機について見出すことが出来たとする。これが成形品質に影響する場合、成形中における空調装置の設定温度の変更は行わない方がよいことが分かる。
2 LAN
RS1,RS2,・・・,RSM 射出成形機
Claims (6)
- 複数の射出成形機のモニタデータを取得するモニタデータ取得部と、
前記複数の射出成形機のモニタデータを時刻に対応させて記憶する記憶部と、
前記記憶されたモニタデータから任意のモニタデータを選択する選択部と、
前記選択された任意のモニタデータを第一軸を時刻,第二軸をモニタデータとしてグラフ表示するグラフ表示部と、
を有する前記複数の射出成形機のモニタデータ表示装置であって、
前記モニタデータには射出成形機本体の要因で変動するものと外的要因により変動するものとを含み、
前記グラフ表示部は前記複数の射出成形機の前記モニタデータを前記第一軸の時刻を同時刻として同時に表示することを特徴とする射出成形機のモニタデータ表示装置。 - 前記表示部は、複数の射出成形機をネットワークで接続して集中管理するコンピュータの表示装置であることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機のモニタデータ表示装置。
- 前記モニタデータを正規化して前記グラフ表示を行うことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置。
- 外部データを外部データの測定日時とともに取り込んで前記モニタデータと同一時間軸上に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置。
- コメント情報およびコメント情報に対応するマーカーを前記複数の射出成形機の前記グラフ表示に併記することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置。
- 射出成形機の配置情報を前記複数の射出成形機のグラフ表示に併記することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の射出成形機のモニタデータ表示装置。
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