JP5769489B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
画像処理装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5769489B2 JP5769489B2 JP2011102341A JP2011102341A JP5769489B2 JP 5769489 B2 JP5769489 B2 JP 5769489B2 JP 2011102341 A JP2011102341 A JP 2011102341A JP 2011102341 A JP2011102341 A JP 2011102341A JP 5769489 B2 JP5769489 B2 JP 5769489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- reference image
- correction
- partial
- luminance value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
以下、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、撮像レンズ103はフォーカスレンズとその駆動機構を含み、駆動機構はシステム制御部50の制御に従ってフォーカスレンズを駆動する。シャッター101は絞り機能を備えたメカニカルシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサである。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するために用いられる。バリア102はカメラ100の未使用時に撮像レンズ103の前面を覆うことにより、撮像レンズ103の汚れや破損を防止する。バリア102は電動であっても手動であってもよい。
被写体追尾部200における被写体追尾処理の詳細を、図3及び図4を参照して説明する。ここでは、例えばデジタルカメラ100が撮像スタンバイ状態において表示部28を電子ビューファインダとして機能させるために、撮像部22で動画像を撮像し、動画像の各フレームが、メモリ32のビデオメモリ領域に順次書き込まれているものとする。あるいは、記録媒体25に記録されている動画ファイルから再生されている各フレームであってもよい。
基準画像305と部分画像306a〜iのうち、補正を実行すると判定された(補正実行判定フラグがONである)ものに対して、図7に示す処理を適用して補正画像を生成する。ここでは、一例として基準画像305を補正する場合を説明する。
・相関度を求める2つの画像(基準画像と部分画像)の少なくとも一方が、周辺光量落ちに起因して所定以上の輝度低下していると考えられる場合に、
相関度を求める2つの画像(基準画像と部分画像)の両方を、画素の最大輝度が予め定められた同一の輝度値となるよう、各画素の輝度値を補正する。なお、ここでは輝度データの取りうる最大値となるように補正したが、輝度レベルを正規化することができれば必ずしも最大値でなくてもよい。ただし、被写体追尾の精度を向上させるという観点からは、画素の輝度値が補正前よりも小さくならないように補正後の最大輝度値を決定することが有利である。
そして、このような補正を行ってから補正基準画像と補正部分画像との相関度を算出することにより、画像全体の明るさに変化が無く、周辺光量落ちによって画像間で被写体の明るさが変わった場合でも、精度のよい被写体追尾が可能となる。
なお、本実施形態においては、基準画像と部分画像との組み合わせ毎に、補正を行うか否かを判定した。しかし、補正を行うか否かの判定を行わずに、全ての基準画像及び部分画像に対して輝度の補正を適用するようにしてもよい。このような構成によっても、同様の効果を実現することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像処理装置について説明する。本実施形態の画像処理装置は、被写体追尾処理の詳細以外は第1の実施形態に係る画像処理装置(デジタルカメラ)と同様であってよい。従って、被写体追尾処理の相異点のみを説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 比較元画像の部分画像である基準画像を比較先画像で探索することにより被写体追尾を行う画像処理装置であって、
前記基準画像と、前記比較先画像における、前記基準画像に対応する領域の部分画像を含む複数の部分画像の各々とについて、前記比較元画像および前記比較先画像を撮像した撮像レンズの周辺光量落ち特性に応じて各画素の輝度値を補正する補正手段と、
前記補正手段が補正した前記複数の部分画像から、前記補正手段が補正した前記基準画像との相関度に基づいて前記比較先画像における被写体領域を選択する選択手段と、を有し、
前記補正手段は、前記基準画像および前記複数の部分画像の各々について、画素の最大輝度値が同一の輝度値となるように、各画素の輝度値を補正することを特徴とする画像処理装置。 - 前記補正手段が、前記基準画像および前記複数の部分画像の各々について、画素の最大輝度値が、輝度データの取りうる最大値となるように、各画素の輝度値を補正することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記撮像レンズの周辺光量落ち特性を示す情報を用いて、前記基準画像と前記複数の部分画像の各々とについて、前記補正手段による補正を行うか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記基準画像と前記複数の部分画像のうち、前記判定手段により補正を行うと判定された画像に対して前記補正を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記撮像レンズの周辺光量落ち特性を示す情報が、前記撮像レンズの視野を分割した複数の領域の各々と、周辺光量落ちを補正するための最大ゲインとを対応付けた情報であり、
前記判定手段は、前記基準画像と前記複数の部分画像の各々との組み合わせについて、前記基準画像と前記部分画像とが前記複数の領域のうち同じ領域に存在するが、該領域に対応付けられた前記最大ゲインが予め定めたしきい値を超える場合に、前記基準画像と該部分画像に対して補正を行うと判定することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。 - 前記撮像レンズの視野を分割した複数の領域の各々と、前記撮像レンズの周辺光量落ちを補正するための最大ゲインとを対応付けた情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記基準画像および前記複数の部分画像の各々について、画素の最大輝度値が前記同一の輝度値となるように各画素の輝度値を補正する代わりに、前記複数の領域のうち前記基準画像と前記複数の部分画像が存在する領域に対応付けられた前記最大ゲインを用いて各画素の輝度値を補正することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記選択手段が、前記補正手段が補正した前記複数の部分画像のうち、前記補正手段が補正した前記基準画像との相関度が最も高いものを前記比較先画像における被写体領域として選択することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像処理装置と、
光学系によって結像される光学像を光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換手段を有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 比較元画像の部分画像である基準画像を比較先画像で探索することにより被写体追尾を行う画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置の補正手段が、前記基準画像と、前記比較先画像における、前記基準画像に対応する領域の部分画像を含む複数の部分画像の各々とについて、前記比較元画像および前記比較先画像を撮像した撮像レンズの周辺光量落ち特性に応じて各画素の輝度値を補正する補正工程と、
前記画像処理装置の選択手段が、前記補正工程において補正された前記複数の部分画像から、前記補正工程において補正された前記基準画像との相関度に基づいて前記比較先画像における被写体領域を選択する選択工程と、を有し、
前記補正工程において前記補正手段は、前記基準画像および前記複数の部分画像の各々について、画素の最大輝度値が同一の輝度値となるように、各画素の輝度値を補正することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102341A JP5769489B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102341A JP5769489B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012235305A JP2012235305A (ja) | 2012-11-29 |
JP2012235305A5 JP2012235305A5 (ja) | 2014-06-19 |
JP5769489B2 true JP5769489B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=47435210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011102341A Expired - Fee Related JP5769489B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5769489B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6198397B2 (ja) * | 2013-01-17 | 2017-09-20 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、遠隔操作端末、カメラシステム、撮像装置の制御方法、遠隔操作端末の制御方法 |
KR101711642B1 (ko) * | 2016-06-15 | 2017-03-22 | (주)클라우드게이트 | 야구 게임 시스템 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11306348A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-05 | Toshiba Tec Corp | 対象物検出装置及び対象物検出方法 |
JP2004215139A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Noritz Corp | 人検知装置及びその感度較正方法、並びにゲイン補正値の設定方法 |
JP2007094633A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Fujifilm Corp | 顔検出装置ならびにプログラム |
JP5256847B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-08-07 | 株式会社ニコン | 撮像装置 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011102341A patent/JP5769489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012235305A (ja) | 2012-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5936404B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法およびプログラム | |
US8284300B2 (en) | Electronic camera | |
US10530986B2 (en) | Image capturing apparatus, image capturing method, and storage medium | |
US9569814B2 (en) | Display control apparatus, image capture apparatus, display control method, and image capture apparatus control method | |
JP2016076805A (ja) | 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 | |
JP6253007B2 (ja) | 表示装置 | |
US20080170129A1 (en) | Digital photographing apparatus and method for controlling the same | |
US20120229678A1 (en) | Image reproducing control apparatus | |
JP2010146378A (ja) | 色補正装置、カメラ、色補正方法および色補正用プログラム | |
JP5769489B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
JP5665508B2 (ja) | 画像処理装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体 | |
JP5826026B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP2015211233A (ja) | 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 | |
JP2018074199A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、並びに記憶媒体 | |
JP2017212550A (ja) | 画像再生装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
KR20160115694A (ko) | 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법 및 기록 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램 | |
JP6765919B2 (ja) | 画像処理装置、その制御方法、プログラム | |
JP2010154365A (ja) | 色補正装置、カメラ、色補正方法および色補正用プログラム | |
JP6046952B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP6184077B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法。 | |
JP2017005373A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP4956283B2 (ja) | 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP6039410B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP5872011B2 (ja) | 画像処理装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体 | |
JP6341815B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140423 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150525 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150623 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5769489 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |