JP5769383B2 - 籐の木片を揮散部材として揮散される揮散液 - Google Patents

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Description

本発明は、籐の木片からなる揮散部材によって揮散される揮散液に関する。より詳細には、本発明は、籐の木片を揮散部材として使用して揮散され、籐の木片表面に木目調の模様を表出させることができる揮散液に関する。更に、本発明は、当該揮散液と、籐の木片を含む揮散部材を利用した揮散器に関する。
従来、芳香剤、消臭剤、防虫剤等の揮散液を空間に揮散させるために、揮散器が使用されている。従来の揮散器では、揮散液の揮散性を高めるために、不織布等の揮散部材に揮散液を含浸させて揮発するように設計されている。また、従来の揮散器では、意匠効果を備えさせるため、揮散部材や容器に様々な形状を施したものが開発されている。例えば、揮散部材として木片を利用することにより、天然の風合いを揮散器に備えさせる技術が提案されている。揮散部材として使用される木片は、あらゆる樹木由来のものを使用できるわけではなく、揮散液を含浸できることに加え、揮散液を空間に揮散させる機能を備えていることが必要とされている。近年、籐の木片は、揮散液を含浸させて揮散させるための導管を複数有しており、揮散部材として利用可能であることが報告されている(特許文献1参照)。
今日、様々なタイプの揮散器が商品化されている中で、揮散器には、単に優れた揮散効果を奏することだけでなく、デザイン性を高め、優れた意匠効果を与えることも求められている
一方、籐の幹は、直径2〜5cm程度のつる状であり、その木片自体は、年輪等によって形成された木目調が明瞭に形成されておらず、籐の木片を揮散部材として使用する場合には、デザイン性を高め、一層優れた意匠効果を与えるために、木質の風合いをより一層表出させることが求められている。しかしながら、従来の技術では、籐の木片のデザイン性を付与するには、籐の木片自体を色素で着色化する手法しか知られておらず、このような手法では、単に籐の木片の繊維質が明瞭化されるに止まり、自然な風合いの木目調を表出できるものではなかった。
籐の木片を揮散部材として使用する際に、籐の木片表面に木目調の模様を表出させる技術を確立できれば、揮散器の意匠効果を一層高め、揮散器に更なる付加価値を与えることが期待される。
特開平10−24096号公報
本発明は、籐の木片を揮散部材として使用する際に、籐の木片表面に木目調の模様を表出させることができる揮散液を提供することを目的とする。更に、本発明は、当該揮散液と、籐の木片を含む揮散部材を利用した揮散器を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、驚くべきことに、一般式(1)で表される化合物を配合した揮散液を使用し、籐の木片を揮散部材として当該揮散液を揮散させることによって、籐の木片表面に木目調の模様を新たに表出させることが可能になることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. 籐の木片からなる揮散部材によって揮散される揮散液であって、一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とする、揮散液。
Figure 0005769383
[式中、Rは、炭素数1〜5のアルキル基、又は水素原子を示す。R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシル基、水素原子、又は水酸基を示す。Rは、炭素数1〜5のヒドロキシアルキル基、又は水酸基を示す。]
項2. 一般式(1)において、Rは、炭素数1〜3のアルキル基、又は水素原子を示し;R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基、又は水素原子を示し;Rは、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は水酸基を示す、項1に記載の揮散液。
項3. 揮散液が香料を含有する芳香液である、項1又は2に記載の揮散液。
項4. 一般式(1)で表される化合物が、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、1−ブタノール、及び3−メトキシ−1−ブタノールよりなる群から選択される少なくとも1種の化合物である、項1乃至3のいずれかに記載の揮散液。
項5. 揮散液に含まれる一般式(1)で表される化合物の配合割合が50〜100重量%である、項1乃至4のいずれかに記載の揮散液。
項6. 籐の木片の密度が0.28〜0.72g/cmである、項1乃至5のいずれかに記載の揮散液。
項7.開口部を有する揮散液容器と、
前記揮散液容器に収容された揮散液と、
籐の木片を含む揮散部材とを含んで構成され、
前記揮散部材の少なくとも一部が前記揮散液に浸漬され、且つ前記揮散部材の少なくとも一部が前記開口部から空気中に露出可能に設置されており、
前記揮散液が、下記一般式(1)で表される化合物を含有する、
Figure 0005769383
[式中、R〜Rは、前記と同じ]
ことを特徴とする、揮散器。
項8. 前記揮散液が香料を含有する芳香液である、項7に記載の揮散器。
項9. 籐の木片に木目調の模様を表出させる方法であって、籐の木片に、項1乃至6のいずれかに記載の揮散液を含浸させて揮散させることを特徴とする方法。
項10. 項9に記載の方法によって得られる、木目調の模様が表出された籐の木片。
本発明の揮散液は、籐の木片を揮散部材として使用して揮散させることによって、籐の木片の表面に自然な風合いの木目調の模様を新たに形成させることができ、通常の状態の籐の木片では得られない新たな意匠効果や高級感を備えさせることが可能になる。
また、本発明の揮散液は、籐の木片を揮散部材として使用することによって、揮散液の揮散を持続的且つ均質に保持することができるので、当該揮散液に求められる所望の効果(例えば芳香効果等)も損なうことなく発揮させることができる。
図中、左には籐の木片表面に木目調の模様が形成されていない状態、右には籐の木片表面に木目調の模様が形成されている状態の写真を示す。
1.揮散液及び揮散器
本発明の揮散液は、籐の木片を揮散部材として揮散される揮散液であって、一般式(1)で表される化合物(以下、単に化合物(1)と表記することもある)を含有することを特徴とする。このように化合物(1)を揮散液に配合し、且つ揮散部材として籐の木片を利用することによって、籐の木片の表面に、木目調の模様を新たに創出させることが可能になる。ここで、本明細書において、「木目調の模様」とは、植物組織において根から吸収した水分や養分を上部に送る導管から形成される導管模様とは関係なく新たに形成される模様であって、白色部分と茶色部分が混ざり合って形成された木目のような模様であることを意味し、具体的には、図1の左図に示すような模様を指す。
本発明の揮散液に含まれる化合物(1)は下記構造を示す。
Figure 0005769383
式中、Rは、炭素数1〜5のアルキル基、又は水素原子を示す。Rとして、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基、又は水素原子、更に好ましくはメチル基、エチル基、又は水素原子であり、より好ましくはメチル基又はエチル基であり、特に好ましくはメチル基である。
式中、R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシル基、水素原子、又は水酸基を示し、好ましくは、同一又は異なって、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基、又は水素原子を示す。また、R及びRの好適な一態様として、Rが炭素数1〜5のアルキル基又は水素原子であり、且つRが炭素数1〜5のアルコキシル基、又は水素原子であり;更に好ましくはRがメチル基、エチル基、又は水素原子であり、且つRがメトキシル基、エトキシル基、水素原子、又は水酸基であり;特に好ましくはRがメチル基であり、且つRがメトキシル基である。
式中、Rは、炭素数1〜5のヒドロキシアルキル基、又は水酸基を示す。Rとして、好ましくは炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は水酸基であり、更に好ましくはヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、又は水酸基であり、より好ましくはヒドロキシメチル基又はヒドロキシエチル基であり、特に好ましくはヒドロキシメチル基である。
なお、上記炭素数1〜5のアルキル基及びアルコキシル基については、直鎖状であってもよく、また側鎖を有するものであってもよい。
籐の木片に木目調の模様を一層顕著に表出させるために、好適な化合物(1)として、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(式中、Rがメチル基、Rがメチル基、Rがメトキシル基、Rがヒドロキシメチル基である化合物)、1−ブタノール(式中、Rがメチル基、Rが水素原子、Rが水素原子、Rがヒドロキシメチル基である化合物)、及び3−メトキシ−1−ブタノール(式中、Rがメチル基、Rが水素原子、Rがメトキシル基、Rがヒドロキシメチル基である化合物)が挙げられ、更に好ましくは3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールが挙げられる。
本発明において、上記化合物(1)は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の揮散液は、上記化合物(1)のみから構成されてもよいが、他の成分が添加された組成物であってもよい。
本発明の揮散液は、上記化合物(1)のみから構成されてもよいが、他の成分が添加された組成物であってもよい。本発明の揮散液における上記化合物(1)の配合割合として、具体的には、50〜100重量%の範囲が挙げられる。特に、上記化合物(1)以外に他の成分を配合する場合には、本発明の揮散液における上記化合物(1)の配合割合としては、例えば50〜99.99重量%、好ましくは70〜99.99重量%、更に好ましくは90〜99.99重量%が挙げられる。このような配合割合を充足する場合には、籐の木片に木目調の模様を表出させる効果を一層顕著に奏させることが可能になる。
本発明の揮散液には、上記化合物(1)以外に、当該揮散液に備えさせる機能、即ち、当該揮散液が空間に記載された際に発揮される所望の機能に応じて、香料、消臭剤成分、防虫剤成分、抗菌剤成分等の機能性揮散成分が配合される。このような機能性成分については、使用される環境で空気中に揮散可能である限り、油性又は水性のいずれであってもよい。本発明の揮散液は、香料を含む場合には芳香液として、消臭剤成分を含む場合には消臭液として、香料及び消臭剤成分を含む場合には芳香消臭液として、防虫剤成分を含む場合には防虫液として、抗菌剤成を含む場合には抗菌液として、各々使用される。本発明の揮散液として、好ましくは、香料を含む芳香液、香料及び消臭剤成分を含む芳香消臭液が挙げられる。
本発明の揮散液に配合される香料については、天然香料、天然香料から分離された単離香料、合成香料のいずれであってもよく、従来の芳香剤に使用されている公知の香料を使用することができる。香料として、具体的には、炭素数6〜12のアルデヒド、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アルファダマスコン、アンブレットリッド、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、アセチルユゲノール、イソアミルサリシレート、インドール、αイオノン、βイオノン、αメチルイオノン、βメチルイオノン、γメチルイオノン、インデン、エチルワニリン、オウランチオール、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、ガラキソリッド、キャロン、クマリン、パラクレジールメチルエーテル、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニールアセテート、コアボン、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、サンタリノール、メチルサリシレート、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、シンナミルアセテート、ジヒドロジャスモン、ジメトール、イソシクロシトラール、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、βダマスコン、αターピネオール、γターピネオール、ターピニルアセテート、チモール、デルタダマスコン、デルタC6〜C13ラクトン、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、イソノニルアセテート、ネロール、ネリールアセテート、ネオベルガメート、ノピールアセテート、ノピールアルコール、バクダノール、ヒヤシンスジメチルアセタール、ヒドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、αピネン、ブチルブチレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、パラターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、ジフェニルオキサイド、フルイテート、フェンチールアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、イソブチルキノリン、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、フェニルアセトアルデハイドジメチルアセタール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、ジメチルベンジルカービノール、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、シス−3−ヘキセニールアセテート、シス−3−ヘキセニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ペンタリッド、ベルドックス、オルトボルニルアセテート、イソボルニルアセテート、イソボルネオール、エンド−ボルネオール、マンザネート、マイヨール、ミューゲアルデヒド、ミラックアルデヒド、ジヒドロミルセノール、ジミルセトール、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスクT、ムスクケトン、ムスクチベチン、ムスクモスケン、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルユゲノール、メントール、メチルフェニルアセテート、ユゲノール、イソユゲノール、メチルイソユゲノール、γC6〜13ラクトン、ライムオキサイド、メチルラベンダーケトン、ジヒドロリナロール、リグストラール、リリアール、リモネン、リナロール、リナロールオキサイド、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリールアセテート、リナリルアセテート、リラール、ルバフラン、ローズフェノン、ローズオキサイド、ワニリン、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキ、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、アニス油、ベイ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ベチバー油、ベルガモット油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油等を挙げることができる。これらの香料は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて調香して使用することもできる。
また、消臭剤成分としては、例えば、イネ、松、ヒノキ、笹等の植物の抽出物;脱塩型ベタイン化合物;変性有機酸化合物;トリエタノールアミン;安定化二酸化塩素;アルデヒド化合物等が挙げられる。これらの消臭剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
防虫剤成分としては、例えば、ヒノキチオール、ヒバ油、アリルイソチオシアネート、エタノール、プロパノール、1.8.シネオール等が挙げられる。これらの防虫剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
抗菌剤成分としては、例えば、オクチルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムグルコン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、アリルイソチオシアネート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル等が挙げられる。これらの抗菌剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
これらの機能性揮散成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の揮散液における上記機能性揮散成分の配合割合については、当該成分の種類に応じて適宜設定されるが、例えば0.01〜50重量%、好ましくは0.01〜30重量%、更に好ましくは0.01〜10重量%が挙げられる。
本発明の揮散液は、本発明の効果を妨げない範囲で、上記成分の他に、水、エタノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、イソパラフィン系炭化水素等の機能性揮散成分の溶解剤;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油)、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;1,2-ベンズイソチアゾリン-3-オン、2n-オクチル-イソチアゾリン-3-オン等の防腐剤;酸化防止剤;紫外線吸収剤;顔料、染料等の色素;シリコーン等の添加剤を適当量含有してもよい。
本発明の揮散液は、籐の木片からなる揮散部材に含浸されて、当該揮散部材から揮散されることによって使用される。
籐とは、ラタンとも称され、ヤシ科トウ連に分類される植物である。本発明では、籐の樹皮を剥離した木片が使用されるが、当該木片の表面の一部に樹皮が残存していてもよい。揮散部材として使用される籐の木片は、籐から所定の形状に加工処理されたものをそのまま使用してもよいが、所定の形状に加工処理の前又は後に乾燥処理に供しておくことが望ましい。
揮散部材に使用される籐の木片は、その密度については特に制限されないが、芳香液の揮散性を高めると共に、籐の木片表面に木目調をより一層明瞭に表出させるという観点から、例えば0.28〜0.72g/cm、好ましくは0.28〜0.59g/cm、更に好ましくは0.28〜0.5g/cm、特に好ましくは0.28〜0.46g/cmが例示される。
本発明の揮散液は、籐の木片を含む揮散部材を介して揮散対象空間に揮散される揮散器に使用される。このように、本発明の揮散液を籐の木片から揮散させることにより、本発明の揮散液を揮散させている木片部位において、揮散開始から48時間程度以内、好ましくは24時間程度以内で、木目調の模様が表出され、当該木片部位に新たな意匠的効果が付与される。
本発明の揮散液は、籐の木片からなる揮散部材に含浸されて、当該揮散部材から揮散される限り、その具体的使用態様については特に制限されない。
本発明の揮散液を含む揮散器の好適な一実施態様として、発明の揮散液に、籐の木片を含む揮散部材を浸漬させ、当該揮散部材の一部を揮散対象空間に露出させることにより、当該記載部材によって揮散液の吸い上げと揮散を行う揮散器が挙げられる。このような態様の揮散器としては、具体的には、開口部を有する揮散液容器と、当該揮散液容器に収容された本発明の揮散液と、籐の木片を含む揮散部材とを含んで構成され、当該揮散部材の少なくとも一部が当該揮散液に浸漬され、且つ当該揮散部材の少なくとも一部が当該開口部から空気中(揮散対象空間中)に露出可能に設置されているものが例示される。このような態様の揮散器において、揮散部材として使用される籐の木片の形状については、特に制限されないが、断面積が0.75〜15mm程度で長さが5〜30cm程度の棒状の形状が好ましく、1つの揮散器において、同一又は異なる形状の籐の木片を複数使用してもよい。本揮散器に設置される揮散部材(籐の木片)の数については、揮散部材の大きさや揮散対象空間の広さ等に応じて適宜設定される。
また、本発明の揮散液を含む揮散器の他の実施態様として、本発明の揮散液を予め籐の木片に含浸させた揮散器(揮散液含浸木片)が挙げられる。このような態様の揮散器において、揮散部材として使用される籐の木片は、ブロック状、棒状、球状等の形状であればよく、同一又は異なる形状の籐の木片を複数組み合わせて使用してもよい。
2.籐の木片に木目調の模様を表出させる方法
また、本発明は、籐の木片に木目調の模様を表出させる方法であって、籐の木片に、化合物(1)を含む揮散液を含浸させて揮散させることを特徴とする方法を提供する。更に、本発明は、当該方法によって得られる、木目調の模様が表出(形成)された籐の木片をも提供する。
当該方法に使用される化合物(1)の種類や配合割合、揮散液に配合可能な他の成分等については、上記「1.揮散液及び揮散器」の記載の通りである。
また、当該方法に使用される籐の木片、揮散液を含浸させて揮散させる方法等についても、上記「1.揮散液及び揮散器」の記載の通りである。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
表1に示す組成の揮散液(芳香液)を調製し、当該揮散液50mlを円筒状の容器(内径5cm、高さ9.5cm)に収容し、中心部に直径1.6cmの穴が空いた蓋を用いて、当該容器の開口部を塞いだ。次いで、揮散部材として表1に示す各密度の籐の木片(断面積3〜13mm、長さ17.0〜22.0cmの棒状、マレーシア産)10本を上記蓋の穴から挿入して、当該木片の一部を揮散液に浸漬させ、当該木片の一部を容器外に露出させた状態にした。この状態で25℃で48時間静置した後、籐の木片の外観を観察し、木目調の模様の有無を目視にて確認し、下記の基準に従って評価した。本試験では、籐の木片として、表1に示す密度のものを各々使用して評価した。
<評価基準>
◎:籐の木片10本の全てにおいて木目調の模様が確認された。
○:木目調の模様が確認されたのは、籐の木片10本中の3本以上9本以下である。
△:木目調の模様が確認されたのは、籐の木片10本中の1又は2本である。
×:籐の木片10本の全てにおいて木目調の模様が確認されなかった。
なお、参考のために、木目調の模様が表出されている籐の木片の代表例を図1の左図に、また木目調の模様が表出されていない籐の木片の代表例を図1の右図に示す。
得られた結果を表1に纏めて示す。この結果から、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(Rがメチル基、Rがメチル基、Rがメトキシル基、Rがヒドロキシメチル基である化合物(1))を含む揮散液を籐の木片によって揮散させることにより、籐の木片の表面(揮散液を揮散させている部分の表面)に、籐の繊維の方向とは関係なく、白色部分と茶色部分が混ざり合って形成された木目調の模様が表出されていた。特に、この木目調の模様の表出は、揮散液中の3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの濃度が70重量%以上含まれる場合、又は籐の木片の密度が0.49g/cm以下の場合において顕著に認められた。とりわけ、揮散液中の3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの濃度が90重量%以上であり、且つ籐の木片の密度が0.4g/cm以下の場合には、木目調の模様が一層鮮明で顕著に表出されていた。なお、実施例1-2〜1-6のいずれでも、揮散液が籐の木片から室内空間に揮散し、香料に基づく芳香効果が十分に奏されていることも確認された。
また、シトラス調の調合香料の代わりに、フローラル調の調合香料、グリーン調の調合香料、フルーツ調の調合香料、又はソープ調の調合香料を使用すること以外は、上記と同条件で試験を行ったところ、これらの香料でも、実施例1-1〜1-6と同じ結果が得られた。この結果から、使用する香料の組成の相違に拘わらず、籐の木片の表面に木目調の模様が表出される効果が奏されていることが確認された。
Figure 0005769383
実施例2
表2〜3に示す組成の揮散液(芳香液)を調製し、上記実施例1と同条件で試験を行い、籐の木片表面の木目調の模様の形成の有無を確認した。
得られた結果を表2〜3に示す。この結果から、揮散液において、ブタノール又は3−メトキシ−1−ブタノールを使用した場合でも、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを使用した場合と同様に、籐の木片表面の木目調の模様の形成が確認された。以上の結果から、籐の木片を揮散部材として使用する場合には、一般式(1)で表される化合物を揮散液に配合することによって、籐の木片表面に木目調の模様を表出させることが可能になることが明らかとなった。
Figure 0005769383
Figure 0005769383
実施例4
実施例1-1及び1-3〜1-6の揮散液(芳香液)を使用し、揮散部材として、表4に示す各密度の籐の木片(断面積3〜13mm、長さ17.0〜22.0cmの棒状、インドネシア産)10本を使用すること以外は、上記実施例1と同条件で試験を行い、籐の木片表面の木目調の模様の形成の有無を確認した。
得られた結果を表4に示す。この結果から、揮散部材として、インドネシア産の籐の木片を使用した場合でも、マレーシア産の籐の木片を使用した場合(実施例1)と同様に、籐の木片表面の木目調の模様の形成が認められた。この結果から、揮散部材として使用する籐の木片は、その産地の別を問わず、一般式(1)で表される化合物を含む揮散液によって、籐の木片表面に木目調の模様の形性が可能になることが確認された。
Figure 0005769383
比較例1−5
表5〜9に示す組成の揮散液(芳香液)を調製し、上記実施例1と同条件で試験を行い、籐の木片表面の木目調の模様の形成の有無を確認した。
得られた結果を表5〜9に示す。この結果から、揮散液において、エタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、又はイソパラフィン炭化水素を配合した場合には、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを使用した場合に認められたような木目調の模様は全く形成されなかった。以上の結果から、籐の木片表面の木目調の模様の形成は、揮散液に一般式(1)で表される化合物を配合した場合に認められる特有の効果であることが確認された。
Figure 0005769383
Figure 0005769383
Figure 0005769383
Figure 0005769383
Figure 0005769383
比較例6
表1に記載の揮散液を使用し、籐の木片の代わりに、竹、ヒノキ、チーク、又はラミン(いずれも形状は、断面積3〜13mm、長さ17.0〜22.0cmの棒状)を用いて、同条件で試験を行い、各木片表面の木目調の模様の形成の有無を確認した。
得られた結果を表10に示す。この結果から、竹、ヒノキ、チーク、及びラミンのいずれの木片でも、表面に木目調の模様は形成されなかった。以上の結果から、実施例1において籐の木片表面の木目調の模様の形成は、揮散液に一般式(1)で表される化合物を配合し、且つ揮散部材として籐の木片を選択した場合に認められる特有の効果であることが確認された。なお、実施例1-2〜1-6のいずれでも、揮散液が各々の木片から室内空間に揮散しており、香料に基づく芳香効果については、いずれの揮散部材でも奏されていた。
Figure 0005769383

Claims (2)

  1. 開口部を有する揮散液容器と、
    前記揮散液容器に収容された揮散液と、
    籐の木片を含む揮散部材とを含んで構成され、
    前記揮散部材の少なくとも一部が前記揮散液に浸漬され、且つ前記揮散部材の少なくとも一部が前記開口部から空気中に露出可能に設置されており、
    前記揮散液が、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、1−ブタノール、及び3−メトキシ−1−ブタノールよりなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含有し、
    前記揮散液に含まれる前記化合物の配合割合が50〜100重量%である、
    ことを特徴とする、揮散器。
  2. 揮散液が香料を含有する芳香液である、請求項に記載の揮散器。
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