JP2007130439A - 揮散器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】溶液12を収容する容器11と、溶液12に浸漬される吸液部材13と、吸液部材13を介して溶液12が供給され、溶液12を揮散させる揮散体14と、を備え、揮散体14は、平織、綾織及び朱子織から選ばれる何れかの織物からなることを特徴とする揮散器10。
【選択図】図1
Description
(1) 溶液を収容する容器と、溶液に浸漬される吸液部材と、吸液部材を介して溶液が供給され、溶液を揮散させる揮散体と、を備える揮散器であって、揮散体は、平織、綾織及び朱子織から選ばれる何れかの織物からなることを特徴とする揮散器。
(2) 揮散体の厚さは、145μm〜320μmであることを特徴とする(1)に記載の揮散器。
(3) 揮散体は、朱子織からなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の揮散器。
(4) 揮散体は、少なくとも一部が花形状を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の揮散器。
基準:1)3ヶ月間で、著しい香質の変化が起こらないこと。
2)3ヶ月間で、沈殿物、異物の発生がなく、透明性が維持されること。
3)3ヶ月間で、初期値に対する変動幅が±1であること。
4)3ヶ月間で、透過率が5〜30T%であること。
5)3ヶ月間で、初期値に対する変動幅が±10であること。
まず、図1〜図4を参照して、本発明に係る揮散器の第1実施形態を説明する。
図1は本発明に係る揮散器の第1実施形態を説明するための正面図、図2は図1に示す揮散体の組織図、図3は揮散体の第1変形例を示す組織図、図4は揮散体の第2変形例を示す組織図である。
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコールアルキルエーテル、ジエチレングリコールアルキルエーテル等が挙げられ、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテルが好ましい。
これらのアルキレングリコールを溶液12に配合することで、香料等の揮散成分の持続期間を延長したりして目標とする持続期間を調整することができる。
例えば、本発明の揮散体の総揮散面積が300〜500cm2、厚さ145〜320μmである場合には、香料等の揮散成分の揮散を2倍程度まで持続化させるには、溶液中にアルキレングリコールを1〜10重量%配合させればよい。
次に、図5を参照して、本発明に係る揮散器の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付して、その説明を省略或いは簡略化する。
図5は本発明に係る揮散器の第2実施形態を説明するための斜視図である。
その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
次に、図6を参照して、本発明に係る揮散器の第3実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付して、その説明を省略或いは簡略化する。
図6は本発明に係る揮散器の第3実施形態を説明するための正面図である。
その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
例えば、本実施形態では、揮散体は、朱子織、綾織、平織の何れかの織物からなるが、これに限定されず、織り方により浸透性・拡散性を微妙に異ならせたり、着色の差を持たせて外観を向上させたりするなどの目的で上記織物の2種又は3種を混合させてもよい。
また、揮散器の容器に外部から溶液を注入するための注入孔を設けてもよい。これにより、用事に溶液を注入したり、または、使用とともに溶液が不足した場合に適宜溶液を注ぎ足したりすることができる。
さらに、本実施形態では、溶液が揮散体にのみ供給されているが、これに限定されず、揮散体の周囲に設けられる花弁部及び葉部を、揮散体を形成する平織、綾織及び朱子織のいずれかの織物で形成して、これら揮散体、花弁部及び葉部のすべてに溶液を供給するようにしてもよい。
本試験では、表1に示した(A)〜(G)の揮散体を使用した揮散器を1個ずつ用意し、20℃・60%RHの試験条件下でのそれぞれの浸透性・拡散性を測定した。ここで、浸透性・拡散性とは、揮散体の広範囲に均一に溶液が浸透・拡散したかを示し、良好なものに「○」を付した。また、揮散体に浸透・拡散した溶液の割合(%)を1日経過後目視にて確認した。結果を表2に示す。
本試験では、表1に示した(A)〜(G)の揮散体を使用した揮散器を1個ずつ用意し、20℃・60%RHの試験条件下でのそれぞれの揮散持続日数を測定した。結果を表3に示す。
本試験では、表1に示した(B)の揮散体を使用した揮散器を4個用意し、それぞれの揮散器の揮散体を壁面(塩ビクロス、不織布、木、タイル)に接触させて、その接触部を目視により確認した。なお、実験室の室温は25℃に設定した。また、壁面に全くシミが付かなかったものに「◎」、僅かにシミが付いたものに「○」を付した。結果を表4に示す。
本試験では、表1に示した(D)の揮散体を使用した揮散器(図1に示したもの)を6個用意し、各揮散器の容器に表5に示した6種類の溶液をそれぞれ収容した。そして、常温(一般的な室温)での長期間の試験に代えて、短期間で効果を確認するために揮散速度が3〜4倍に相当する過酷条件下にて試験を行った。即ち、エアコンの送風条件下(強風条件で送風し、送風口から約2m離れた所)でのそれぞれの芳香持続日数を測定した。試験は3回繰り返して行い、その平均値を求め、結果を図7及び図8に示す。
11 容器
12 溶液
13 吸液部材
14 揮散体(花形状)
15 キャップ
16 着色部
17 花弁部
18 葉部
21 横糸
22 縦糸
23 筒部
Claims (6)
- 溶液を収容する容器と、前記溶液に浸漬される吸液部材と、前記吸液部材を介して前記溶液が供給され、前記溶液を揮散させる揮散体と、を備える揮散器であって、
前記揮散体は、平織、綾織及び朱子織から選ばれる何れかの織物からなることを特徴とする揮散器。 - 前記揮散体の厚さは、145μm〜320μmであることを特徴とする請求項1に記載の揮散器。
- 前記揮散体は、朱子織からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の揮散器。
- 前記揮散体は、少なくとも一部が花形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の揮散器。
- 香料を含む溶液を収容する容器と、前記溶液に浸漬される吸液部材と、前記吸液部材を介して前記溶液が供給され、前記溶液を揮散させる揮散体(平織、綾織及び朱子織をも含む)と、を備える揮散器に使用される香料であって、
前記香料が、下記の条件を満たすことを特徴とする揮散器用の香料。
条件:1)香質及び香りの強度の官能評価
2)目視による液性状
3)PHメータにて測定されるPH
4)白濁化剤が含有されている場合に、1cm×1cmの石英セルに滴下して波長700nmの光を照射した際の透過光を検出して測定される透過率
5)分光光度計にて測定される吸光度 - 請求項1〜4に記載の揮散器に用いる溶液であって、
アルキレングリコールを含有することを特徴とする溶液。
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|---|---|---|---|
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