JP5766790B2 - 近隣の基地局をモニタするためのアイドルモード電力消費の削減 - Google Patents

近隣の基地局をモニタするためのアイドルモード電力消費の削減 Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、2010年5月17日に出願された米国仮特許出願第61/345,555号「Reducing Idle Mode Power Consumption」に関連し、該出願への優先権を主張する。
本発明の実施形態は、一般に通信システムに関し、より具体的には、近隣の基地局をモニタするためまたは他のモニタする目的のために、アイドルモード電力消費を削減することに関する。
電子デバイス(携帯電話、無線モデム、コンピュータ、デジタル音楽プレーヤ、GPS(Global Positioning System)ユニット、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲームデバイス等)は、日常生活の一部となった。小さな計算デバイスは、現在、自動車から住宅の錠まであらゆるところに組み込まれている。電子デバイスの複雑さは、過去数年で劇的に増えた。例えば、多くの電子デバイスは、デバイスを制御するのに役立つ1つ以上のプロセッサの他に、プロセッサおよびデバイスの他の一部をサポートする多くのデジタル回路も有する。
無線通信システムは、音声(voice)、ビデオ、データ等のような、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く提供される。これらのシステムは、1つ以上の基地局との複数の無線通信デバイスの同時の通信をサポートすることができる複数のアクセスシステムであり得る。
モバイルデバイスは複数の動作モードを有し得る。例えば、モバイルデバイスは、無線リンクで音声またはデータを積極的に送信する。あるいは、モバイルデバイスはアイドルモードになり、そこでは機能が限られることがあり得る。他のポータブル電子機器(portable electronics)のように、モバイルデバイスは制限された電池寿命を有し得る。従って、近隣の基地局をモニタするためのアイドルモード電力消費の削減には利点があると認識される
本発明の実施形態は一般に、アイドルモード電力消費レベルを削減するように構成されるデバイス、方法およびシステムを含む。積極的に通信しない場合、典型的には無線デバイスはアイドルモードに入る。しかし、アイドルモード中に、無線デバイスは無線信号をモニタし得る。このモニタすることは過度又は望まれない電力使用をもたらし得、本発明の実施形態は、アイドルモード電力使用の削減を可能にする。一般に、発明の無線デバイス実施形態は、近隣の無線デバイスの信号強度に基づき電力消費を削減できる。近隣の無線デバイスの信号強度が閾値を上回るまたは下回る場合、無線デバイス実施形態は近隣の無線デバイスの信号強度をモニタするための頻度を修正(例えば増加または減少)することができる。無線デバイスはまた、近隣の無線デバイスの信号強度を追跡する(track)ため、頻度ステータス識別子または状態を指定することができる。無線デバイスはまた、複数の近隣をモニタするように構成することができる。本発明の追加の実施形態を以下に要約する。
アイドルモード電力消費を削減する方法が開示される。アイドルモードに入る。近隣の基地局が選択される。選択された近隣の基地局が高頻度のモニタ・モードを割り当てられる場合、近隣の基地局の信号強度が測定される。選択された近隣の基地局の信号強度が時間閾値より長い間、電力閾値を下回る場合、選択された近隣の基地局に対して低い頻度のモニタ・モードが割り当てられる。
しかし、選択された近隣の基地局が低頻度のモニタ・モードを割り当てられる場合、信号強度をモニタするタイミングになった時にその近隣の基地局の信号強度を測定することができる。選択された近隣の基地局の信号強度が電力閾値を上回る場合、その選択された近隣の基地局に対して高頻度のモニタ・モードが割り当てられ得る。
全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードにある場合のみ、ページングサイクルごとに最低限の電力モニタが実行され得る。対照的に、少なくとも1つの近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクルごとに最低限より多い電力モニタが実行され得る。
各近隣の基地局ごとにアイドルモード・タイマーは維持され得る。低頻度モニタ・モードの割り当ては、選択された基地局のためのアイドルモード・タイマーを時間閾値で比較することを含み得る。高頻度モニタ・モードの割り当ては、選択された近隣の基地局が電力閾値を上回る場合、選択された近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーをリセットすることを含み得る。電力閾値及び時間閾値は、アイドルモードでの電力削減を達成し、動作中にパフォーマンス・インジケータ(performance indicators)を維持するために選択され得る。この方法はGSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)で実行され得る。
アイドルモード消費を削減するための無線通信デバイスも開示される。無線通信デバイスは、プロセッサおよびプロセッサと電気通信するメモリを含む。実行可能な命令はメモリに記憶される。その命令はアイドルモードに入るために実行可能である。その命令はまた、近隣の基地局を選択するために実行可能である。選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合、その命令はまた、近隣の基地局の信号強度を測定するために実行可能である。選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合で、その選択された近隣の基地局の信号強度が時間閾値より長い間、電力閾値を下回る場合、その命令はまた、低頻度モニタ・モードをその選択された近隣の基地局へ割り当てるために実行可能である。
アイドルモード消費を削減するための無線通信デバイスも開示される。無線通信デバイスは、アイドルモードに入る手段を含む。無線通信デバイスはまた、近隣の基地局を選択する手段を含む。その選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合、無線通信デバイスはまた、近隣の基地局の信号強度を測定する手段を含む。選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合で、その選択された近隣の基地局の信号強度が時間閾値より長い間、電力閾値を下回る場合、その無線通信デバイスはまた、低頻度モニタ・モードを選択された近隣の基地局へ割り当てる手段を含む。
アイドルモード電力消費を削減するためのコンピュータプログラム製品も開示される。そのコンピュータプログラム製品は、命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。その命令は無線通信デバイスがアイドルモードに入るためのコードを含む。その命令はまた、無線通信デバイスに近隣の基地局を選択させるためのコードを含む。その命令はまた、選択されたその近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合、無線通信デバイスにその近隣の基地局の信号強度を測定させるためのコードを含む。その命令は、選択されたその近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合で、その選択された近隣の基地局の信号強度が時間閾値より長い間、電力閾値を下回る場合、無線通信デバイスに、選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てさせるためのコードを含む。
本発明の実施形態の他の態様および特徴は、以下本発明について具体的で典型的な実施形態を様々な図面と合わせて検討することで、当業者にとって明白になるだろう。本発明の特徴は特定の実施形態および図に関連して述べられる得るが、本発明の全ての実施形態はその述べられた1つ以上の特徴を含み得る。1つ以上の実施形態は特定の有利な特徴を有すると述べられ得る一方、それら1つ以上の特徴はまた他の様々な実施形態と共に使われ得る。同様に、典型的な実施形態はシステムまたは方法の実施形態として以下に述べられ得る一方、これらの実施形態例は様々なデバイス、システムおよび方法で実現可能であると理解されるものである。従って、1つの特徴と1つの実施形態を述べることは、他の実施形態がその同じ特徴を有し、含むことを限定するものではない。
ここに開示される方法及び装置で使用され得る無線通信システムを示す。 無線通信システムにおける送信機及び受信機を示すブロック図である。 受信機での受信機ユニット及び復調器の設計を示すブロック図である。 GSM(Global System for Mobile Communications)における時分割多元接続(TDMA)フレームおよびバーストフォーマットを示すブロック図である。 GSMシステムにおけるスペクトル例を示す。 アイドルモード電力消費を削減するためのシステムを示すブロック図である。 アイドルモード電力消費を削減するための方法を示すフローチャートである。 無線通信デバイスを示すブロック図である。 低電力の近隣の基地局という構成における、連続するページングサイクルの間の電力モニタを示すブロック図である。 高電力の近隣の基地局との構成における、連続するページングサイクルの間の電力モニタを示すブロック図である。 無線通信デバイスに含まれ得る特定のコンポーネントを示す。
ますます多くの人々が、音声だけでなくデータ通信のために、例えば携帯電話のような、携帯通信デバイスを使用している。GSM(Global System for Mobile Communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)無線アクセスネットワーク(GERAN)規格において、GPRS(General Packet Radio Service)およびEGPRS(Enhanced GPRS)はデータサービスを提供する。GERANについての標準は、3GPP(Third Generation Partnership Project)によって維持されている。GERANはGSMの一部である。より具体的には、GERANは、基地局(AterとAbis インタフェース)と基地局コントローラ(A インタフェース等)とを連結するネットワークを有する、GSM/EDGEを合わせたものの無線部分である。GERANは、GSMネットワークの中核を表す。それは、電話呼及びパケットデータを公衆電話交換回線網(PSTN)及びインターネットから遠隔端末へ、並びに遠隔端末から公衆電話交換回線網(PSTN)及びインターネットへ送る。GERANはまた、結合されたUMTS/GSMネットワークの一部である。
アイドルモード中、第2世代(2G)無線電話技術(例えばGSM)を使用する無線通信デバイスは、近隣のセルの電力、すなわち送信する近隣の基地局の信号強度、を定期的にモニタし得る。これは、無線通信デバイスがページングチャネル(paging channel)を復号するために「起動」する場合、典型的に行われる。無線周波数(RF)コンポーネントおよびベースバンド処理コンポーネントについて余分な動作時間を含むため、電力モニタはバッテリーから余分な電力を出し得る。それは、無線周波数(RF)コンポーネント及びベースバンド処理コンポーネントについての余分な動作時間を伴うため、電力モニタは電池の電力を余分に使用し得る。電力モニタはまた、ページングチャネル(PCH)ブロックあたりのモニタ量が高い場合、「起動時間」が長くなり得る。無線通信デバイスの待機時間に影響する、アイドルモードでの電流消費は、設計及び製造における主要な点である。
図1は、ここに開示された方法及び装置が用いられ得る無線通信システム100を示す。その無線通信システム100は、複数の基地局(BS)102a-cと複数の無線通信デバイス104a-nを含む。各基地局102a-cは、特定の地理的エリア106a-cの通信カバレッジを提供する。用語「セル」は、その用語が使用される文脈に応じて、基地局102a-c及び/又はそのカバレッジエリア106a-cを指し得る。
ここで議論される無線通信コンポーネントは、次の用語を使用して参照し得る。例えば、用語「無線通信デバイス」104a-nは、無線通信システム100での音声および/またはデータ通信に使用され得る電子デバイスを指す。無線通信デバイス104a-nの例は、携帯電話、PDA(personal digital assistants), 携帯用デバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、パソコン等を含む。無線通信装置104a-nはあるいは、アクセス端末、モバイル端末、移動局、遠隔局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、加入者局、携帯用デバイス、無線デバイス、ユーザ機器(UE)、又はその他同様の用語で呼ばれ得る。用語「基地局」102a-cは、固定された場所に設置され、無線通信デバイス104a-nと通信するために使用される無線通信局を指す。基地局102a-cはあるいは、アクセスポイント、ノードB、イヴォルヴドノードB(evolved Node B)、又は同様の用語で呼ばれ得る。
システム容量を改善するため、基地局102a-cのカバレッジエリア106a-cは、複数のより小さなエリアに、例えば3つのより小さなエリア108a、108b、及び108cに、分割され得る。より小さな各エリア108a、108b、及び108cは、それぞれの基地送受信局(BTS)によってサービスされ得る。用語「セクタ」は、その用語が使われる文脈に応じて、BTS及び/又はそのカバレッジエリア108a-cを指し得る。セクタ化されたセルにとって、そのセルの全てのセクタについてのBTSは、一般的にそのセルのための基地局102内に一緒に配置される。
無線通信デバイス104a-nは、一般的にシステム100の全体にわたって分散される。無線通信デバイス104a-nはいつでも、ダウンリンク及び/又はアップリンクで0、1つ、又は複数の基地局102a-cと通信し得る。
中央集中型アーキテクチャーについては、システムコントローラ110は基地局102a-cと連結され得、基地局102a-cのために調整と制御を提供し得る。システムコントローラ110は単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集まりであり得る。分散型アーキテクチャーについては、基地局102a-cは、互いに必要に応じて通信し得る。
図2は、無線通信デバイスにおける送信機218と受信機250を示すブロック図である。ダウンリンクについては、送信機218は基地局102a-cの一部であり得、受信機250は無線通信デバイス104a-nの一部であり得る。アップリンクについては、送信機218は無線通信デバイス104a-nの一部であり得、受信機250は基地局102a-cの一部であり得る。
送信機218において、送信(TX)データプロセッサ220はデータ274を受信し、処理し(例えば、フォーマットし、符号化し、インタリーブする)、符号化データを提供する。変調器230は、符号化データに関して変調を実行し、変調された信号を提供する。変調器230は、例えばGSMについてGMSK(Gaussian minimum shift keying)を実行し得、EDGE(Enhanced Data rates for Global Evolution)について8-PSK(8-ary phase shift keying)を実行し得る等。GMSKは連続位相変調プロトコル(continuous phase modulation protocol)である一方、8-PSKはデジタル変調プロトコル(digital modulation protocol)である。送信機ユニット(TMTR)232は変調信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、アップコンバートする)、RF変調信号を生成し、それはアンテナ234を介して送信される。
受信機250で、アンテナ252は送信機218および他の送信機からRF変調信号を受信する。アンテナ252は受信したRF信号を受信機ユニット(RCVR)254へ提供し得る。受信機ユニット254は受信したRF信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートする)、調整された信号をデジタル化し、サンプルを提供する。復調器260は下記に述べられるようなサンプルを処理し、復調されたデータを提供する。受信(RX)データプロセッサ270は復調されたデータを処理し(例えば、デインタリーブし、デコードする)、デコードされたデータ272を提供する。一般的に、復調器260及びRXデータプロセッサ270による処理は、送信機218における変調器230及びTXデータプロセッサ220による処理にそれぞれ相補的である。
送信機218及び受信機250でのコントローラ/プロセッサ240及び280はそれぞれ動作を命令する。メモリ242及び282は、送信機218及び250によってそれぞれ使用されるプログラムコードをコンピュータソフトウェアおよびデータの形で記憶し得る。
図3は、受信機350における受信機ユニット354及び復調器360の設計を示すブロック図である。受信機ユニット354内で、受信チェーン340は受信したRF信号を処理し、Iベースバンド信号(Ibb)339及びQベースバンド信号(Qbb)343を提供する。受信チェーン340は低ノイズ増幅、アナログ・フィルタリング、直角位相ダウンコンバージョン(quadrature downconversion)等を実行し得る。アナログ・デジタル変換器(ADC)342はサンプリングクロック341を使用して、fadcのサンプリングレートでIbb339及びQbb343をデジタル化し、Iadc345及びQadc347で示される入力サンプルを提供する。一般的に、ADCサンプリングレートfadcは任意の整数又は非整数ファクターによってシンボルレートfsymと関連づけられ得る。
復調器360内では、プリプロセッサ320はADC342からのIadc345及びQadc347の前処理を実行する。例えば、プリプロセッサ320は直流(DC)オフセットを取り除き、周波数オフセット(frequency offset)を取り除く等し得る。入力フィルタ322は、特定の周波数レスポンスに基づきプリプロセッサ320からのサンプルをフィルタリングし、Iin349及びQin351で示されるI及びQの入力サンプルを提供し得る。入力フィルタ322は、Iin349及びQin351をフィルタリングし、ADC342によるサンプリング及び妨害因子(jammers)に起因するイメージを抑制し得る。その入力フィルタ322はまた、サンプルレート変換(例えば、24Xオーバサンプリング(oversampling)から2Xオーバサンプリングへ)を実行し得る。データフィルタ324は、別の周波数レスポンスに基づき、入力フィルタ322からのIin349及びQin351をフィルタリングし、Iout 353及びQout 355で示されるI及びQの出力サンプルを提供し得る。フィルタ322及び324は、有限インパルス応答(FIR:finite impulse response)フィルタ、無限インパルス応答(IIR:infinite impulse response)フィルタ、又は他のタイプのフィルタと共に実装され得る。良い性能を達成するため、フィルタ322及び324の周波数レスポンスが選択され得る。ある設計では、フィルタ322の周波数レスポンスは固定され、フィルタ324の周波数レスポンスは設定上可変になる。
隣接チャネル間干渉(ACI)検出器330は入力フィルタ322からI及びQの入力サンプルを受信し、受信したRF信号内のACIを検出し、フィルタ324へACIインジケータ328を提供し得る。ACIインジケータ328は、ACIが存在するかを示し得、存在する場合、ACIが+200 KHzを中心とする高いRFチャネルに因るか及び/又は-200 KHzを中心とする低いRFチャネルに因るかを示し得る。良い性能を達成するため、フィルタ324の周波数レスポンスは下記に述べるACIインジケータ328に基づき調整され得る。
イコライザ/検出器326はフィルタ324からIout 353及びQout 355を受信し、これらのサンプルの均等化、一致したフィルタリング、検出及び/又は他の処理を実行する。例えば、イコライザ/検出器326は、与えられたIout 353及びQout355のシーケンス及びチャネル推定より、送信された可能性が最も高いシンボルのシーケンスを決定するMLSE(maximum likelihood sequence estimator)を実現し得る。
GSM(Global System for Mobile Communications)は、セル方式の無線通信において広範囲で標準である。GSMは、スペクトルリソースを共有するため、時分割多元接続(TDMA)及び周波数分割多元接続(FDMA)を組み合わせて使用する。GSMネットワークは一般的に多数の周波数帯域で動作する。例えば、アップリンク通信のため、GSM-900はよく890〜915 MHzの無線スペクトル帯域を使用する(移動局から基地送受信局)。ダウンリンク通信のため、GSM900は935〜960 MHzの帯域を使用する(基地局から移動局)。更に、各周波数帯域は、200 kHz間隔の、124 RFチャネルを提供する 200 kHz搬送波周波数に分割される。GSM-1900はアップリンクに1850〜1910 MHz帯域を使用し、ダウンリンクに1930〜1990 MHz帯域を使用する。GSM900と同様に、FDMAはアップリンク用とダウンリンク用の帯域を共に200 kHz幅の搬送波周波数に分割する。同様に、GSM-850はアップリンクに824〜849 MHz帯域を使用し、ダウンリンクに869〜894 MHz帯域を使用する。一方、GSM-1800はアップリンクに1710〜1785 MHz帯域を使用し、ダウンリンクに1805〜1880 MHz帯域を使用する。
既存のGSMシステムの一例は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)標準化編成組織(standards-setting organization)によって出版された、「Technical Specification 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group GSM/EDGE Radio Access Network; Multiplexing and multiple access on the radio path (Release 4)」というタイトルの技術仕様文献 3GPP TS 45.002 V4.8.0 (2003-06)で確認される。
GSMのチャネルそれぞれは特定のARFCN(absolute radio frequency channel)によって識別される。例えば、ARFCN 1〜124はGSM 900のチャネルに割り当てられる。一方、ARFCN 512〜810はGSM1900 のチャネルに割り当てられる。同様に、ARFCN 128〜251はGSM 850のチャネルに割り当てられる。一方、ARFCN 512〜885はGSM 1800のチャネルに割り当てられる。さらに、各基地局102は1つ以上の搬送波周波数を割り当てられる。各搬送波周波数はTDMAを使用して8つの(タイムスロット0〜7と番号付けされる)タイムスロットに分割される。すなわち、8つの連続したタイムスロットが4.615 ms の時間長を有する1つのTDMAフレームを構成する。物理的なチャネルは、TDMAフレーム内の1つのタイムスロットを占める。アクティブな各無線デバイス/ユーザは通話時間中に1つ以上のタイムスロット・インデックスを割り当てられる。各無線デバイスのユーザ特有のデータは、その無線デバイスに割り当てられたタイムスロット内及びトラフィックチャネルのために使用されるTDMAフレーム内で送信される。
フレーム内の各タイムスロットはまた、GSMにおいて「バースト」と呼ばれる。各バーストは、2つのテイル・フィールド、2つのデータ・フィールド、1つのトレーニング・シーケンス(training sequence) (またはミッドアンブル)・フィールド及び1つのガード期間(GP:guard period)を含む。各フィールド内のシンボルの数は括弧内に示される。1つのバーストは、テイル、データ、及びミッドアンブル・フィールドについて148個のシンボルを含む。ガード期間にはシンボルは送信されない。特定の搬送波周波数のTDMAフレームは、マルチフレームと呼ばれる26個又は51個のTDMAフレームのグループ毎に番号づけされ、形成される。
図4はGSM(Global System for Mobile Communications)内の時分割多元接続(TDMA)フレーム430及びバースト434を示すブロック図である。GSMの送信タイムライン(timeline)はマルチフレーム432に分割され得る。ある構成において、各マルチフレーム432はTDMAフレーム430を26個含み得る。そのTDMAフレームは、TDMAフレーム0〜25と番号付けされる。26個のTDMAフレーム430のうち、24個は、トラフィックチャネル436についてのTDMAフレーム(すなわち、各マルチフレームのTDMAフレーム0〜11及び13〜24)であり得る。さらに、1つのTDMAフレーム438は制御チャネル(すなわちTDMAフレーム12)向けであり得る。TDMAフレーム25は、近隣の基地局102を測定するために、無線デバイスによって使用されるアイドルTDMAフレーム439であり得る。各TDMAフレーム430はTDMAバースト434を8個含み得る。各TDMAバースト434はTDMAフレーム430内の8つのタイムスロット435のうちの1つを占有し得、テイルビット、データビット、ミッドアンブルビット、およびガード期間(GP)ビットを含み得る。
図5は、GSMシステム内のスペクトルの例を示す。この例において、5つのRF変調信号が、200 KHz間隔で5つのRFチャネル540a-eで送信される。重要なRFチャネル540cは0 Hzの中心周波数で示される。2つの隣接RFチャネル540b、540dは、所望のRFチャネル540cの中心周波数から+200 KHz及び-200 KHzの中心周波数を有する。その次に最も近いRFチャネル540a、540e (それらはブロッカー又は非隣接RFチャネルと呼ばれる)は、所望のRFチャネル540cの中心周波数から+400 KHz及び-400 KHzの中心周波数を有する。そのスペクトル内に他のRFチャネルも含み得るが、簡略化のため図5に示されない。望ましくないチャネル540a〜b、540d〜eは所望のチャネル540cに対し、隣接チャネル間干渉(ACI)を含み得る。GSMにおいて、RF変調信号は、fsym = 13000/40 = 270.8キロシンボル/秒(Ksps)のシンボルレートで生成され、+/- 135 KHzまでで-3 dBの帯域幅を有する。図5に示されるように、隣接RFチャネル540上のそのRF変調信号はこのように端で互いに重なり得る。
音声、データ、及び/又は制御情報等の情報を通信するために、GSMにおいて、1つ以上の変調スキームが使用され得る。変調スキームの例は、GMSK(Gaussian Minimum Shift Keying)、M-ary QAM (Quadrature Amplitude Modulation)、又はM-ary PSK (Phase Shift Keying)を含み、ここで、M=2nで、nは特定の変調スキームについてシンボル期間内に符号化されたビットの数である。GMSKは、270.83 キロビット/秒(Kbps)の最大レートで未加工の伝送(raw transmission)を可能にする、定エンベロープバイナリ変調スキーム(constant envelope binary modulation scheme)である。
GSMは標準音声サービスに効率的である。しかし、高忠実度(high-fidelity)オーディオ及びデータサービスは、音声とデータサービスの両方を転送するための性能についての増加する需要のため、より高いデータ・スループット・レート(data throughput rates)を必要とする。性能を高めるため、GPRS(General Packet Radio Service)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、およびUMTS (Universal Mobile Telecommunications System)標準がGSMシステムに採用された。
GPRS(General Packet Radio Service)は非音声サービスである。それは、情報が携帯電話ネットワークを介して送信され受信されることを可能にする。それはCSD(Circuit Switched Data)及びショートメッセージサービス(SMS)を補う。GPRSはGSMと同じ変調スキームを使用する。GPRSは、全フレーム(8つのタイムスロット全て)1つの移動局によって同時に使用されることを可能にする。従って、より高いデータ・スループット・レートが達成可能である。
EDGEはGMSK変調および8-PSK変調の両方を使用する。変調タイプはバースト毎に変更可能である。EDGEの中の8-PSK変調は3π/8回転を備えた線形の、8レベル位相変調であるが、一方、GMSKは非線形の、ガウスパルス形周波数変調(Gaussian-pulse-shaped frequency modulation)である。しかし、GSMにおいて使用される特定のGMSK変調は、線形の変調(すなわち、π/2回転を備えた2レベル位相変調)に近似することができる。近似されたGSMKのシンボルパルス及び8-PSKのシンボルパルスは同一である。
GSM/EDGEにおいて、移動局(MS)が周波数オフセット推定と訂正を使用して移動局の局部発振器(LO)を基地局102 LO と同期させることを可能にするために、基地局(BS)102によって周波数バースト(FB:frequency bursts)が定期的に送信される。これらのバーストは、全ての「0」ペイロード及びトレーニング・シーケンスに対応する単一のトーンを備える。周波数バーストの全ての0ペイロードは、一定の周波数信号、又は単一のトーンのバーストである。電力モードの場合、遠隔端末は搬送波のリストからの周波数バーストを継続的に探し求める。周波数バーストを検出する際、MSは、搬送波からの67.7 KHzである基準周波数に対する周波数オフセットを推定する。そのMS LOはこの推定された周波数オフセットを使用して訂正されるだろう。
図6は、アイドルモード電力消費を削減するためのシステム600を示すブロック図である。システム600は、サービング基地局604と通信する無線通信デバイス602および1つ以上の上述したコンポーネントを含み得る。サービング基地局604は、基地局コントローラ(BSC)607(無線ネットワークコントローラー又はパケット制御機能としても言及される)と通信し得る。その基地局コントローラ607はモバイルスイッチングセンタ(MSC)608、パケットデータサービングノード(PDSN:packet data serving node)610又は相互ネットワーク機能(IWF:internetworking function)、公衆電話交換回線網(PSTN)614(典型的には電話会社)、及びインターネット・プロトコル(IP)ネットワーク612(典型的にはインターネット)と通信し得る。そのモバイルスイッチングセンタ(MSC)608は、無線通信デバイス602と公衆電話交換回線網614との間の通信を管理する責任があり得る。そのパケットデータサービングノード610は、無線通信デバイス602とIPネットワーク612との間でパケットを送信する責任があり得る。
その無線通信デバイス602はまた、1つ以上の近隣の基地局606a-bの電力(例えば、信号強度)をモニタし得る。これは近隣の基地局・モニタモジュール611を使用することを含み得る。近隣の基地局606a-bの信号強度は、ビーコンチャネル(例えば、BCCH(Broadcast Control Channel))をモニタすることで決定し得る。その無線通信デバイス602は、近隣の基地局・モニタモジュール611を含み得る。その近隣の基地局・モニタモジュール611は、近隣の基地局606a-bの信号強度に基づき、近隣の基地局606a-bの電力モニタの頻度を削減し得る。例えば、近隣の基地局606a-bの信号強度が弱い場合(例えば、電力閾値と比較して)、その無線通信デバイス602はその近隣の基地局606a-bの信号強度をモニタする頻度を削減し得る。頻度削減によって、その無線通信デバイス602における電力消費を削減することができる。
利用された電力閾値は、様々な態様を有し得る。例えば、利用された電力閾値が低く、近隣の基地局606a-bが再選択の候補にならないこともあり、すなわち、信号強度が電力閾値を下回る近隣の基地局606a-bは、サービング基地局604にはならない。いくつかの実施形態では、利用された閾値は静的な閾値になり得、例えば約-107 dBmの静的なレベルにセットされ得る。他の静的な閾値レベルも使用することができる。閾値レベルはまた、ある場合において動的になり得る。例えば、1つ以上の近隣基地局が低電力である可能性に基づき、閾値は動的になり得る。強い干渉が存在するエリアで、動的な方法で利用された閾値を増加させることは望まれ得る。さらに、いくつかの実施形態では、要求に応じて、交互に入れ替わる静的及び動的な閾値の使用が利用され得る。
無線通信デバイス602は、アイドルモードに入った場合、全ての近隣の基地局606a-bについてのタイマーを維持し得る。近隣の基地局606a-bの信号強度が、特定の期間の間一貫して電力閾値を下回る場合、近隣の基地局606a-bは低頻度モニタ・モードを割り当てられ得る。低頻度モニタ・モードを割り当てられた近隣の基地局606a-bがどの時点においても閾値を超える電力を示す場合、それは通常の高頻度モニタ・モードを再び割り当てられ得る。そのようなときに、近隣の基地局606a-bは再び低頻度モニタ・モードの候補になり得る。低頻度モニタ・モードと高頻度モニタ・モードにおけるモニタの頻度は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に従い、電力消費の削減と現場での重要なパフォーマンス・インジケータの維持との間の望まれるバランスの達成に基づき、決定され得る。
ある構成において、例えば3GPP規格に基づき、無線通信デバイス602は、ページングサイクルにつき最小数の電力モニタを有し得、ページングサイクルにつき最大数の電力モニタを有し得る。近隣の基地局606a-bのモード(高頻度モニタ・モード又は低頻度モニタ・モード)に基づき、無線通信デバイス602は最小数と最大数の間の多数のモニタを実行し得る。例えば、ページングサイクルにつきモニタの最小数は1.5であり、すなわち、第1のページングサイクルの間は電力モニタ1回、第2のページングサイクルの間は電力モニタ2回、第3のページングサイクルの間は1回、第4のページングサイクルの間は2回等である。ページングサイクルにつき、電力モニタの最大数は7であり得る。全ての近隣の基地局606a-bが高頻度モードである場合、無線通信デバイス602はページングサイクルにつき7回電力モニタを実行し得る。あるいは、全ての近隣の基地局606a-bが低頻度モードである場合、無線通信デバイス602はページングサイクルにつき1.5回電力モニタを実行し得る。あるいは、近隣の基地局606a-bの一部は低頻度モードであるが、近隣の基地局606a-bの一部は高頻度モードである場合、無線通信装置602はページングサイクルにつき1.5回と7回の間の回数電力モニタを実行し得る。
図7は、アイドルモード電力消費を削減するための方法700を示すフローチャートである。方法700は、図6に示される無線通信デバイス602によって実行され得る。無線通信デバイス602はアイドルモードに入り得る702。アイドルモードにおいて、無線通信デバイス602は近隣の基地局606a-bの信号強度をモニタし得る。このモニタは、バッテリーの電力リソースを消費し得る。方法700は、一部の近隣の基地局606a-bをモニタする頻度を選択的に減らすことによって、アイドルモード電力消費を削減し得る。
アイドルモードに入ると、無線通信デバイス602は各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを開始し得る704。アイドルモード・タイマーは、特定の近隣の基地局の信号強度がどのくらいの期間、電力閾値を下回るかを記録し得る。無線通信デバイス602は、近隣の基地局606a-bを選択し706、その選択された近隣の基地局が高頻度又は低頻度モニタを割り当てられているかを決定し得る708。選択された近隣の基地局606a-bが高頻度モニタ・モードを割り当てられている場合、無線通信デバイス602はその選択された近隣の基地局606a-bの信号強度を測定し得る710。無線通信デバイス602はまた、近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値を下回るかを決定し得る712。電力閾値は、任意の適切な値(例えば110dB)であり得る。近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値を下回らない場合、無線通信デバイス602は選択された近隣の基地局606a-bへ高頻度モニタ・モードを割り当て714、近隣の基地局のアイドルモード・タイマーをリセットし得る。一方、近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値を下回る場合、無線通信デバイス602は選択された近隣の基地局のアイドルモード・タイマーの値が時間閾値より大きいかを決定し得る716。そうでなければ、無線通信デバイス602は新たな近隣の基地局606a-bを選択し得る706。そうであれば、無線通信デバイス602は近隣の基地局606a-bへ低頻度モニタ・モードを割り当て得る718。時間閾値は任意の適切な値(例えば30秒)であり得る。一旦モニタ・モードが割り当てられると、無線通信デバイス602は他に近隣の基地局606a-bがあるかを決定し720、該当する場合新たな近隣の基地局を選択し得る706。
選択された近隣の基地局606a-bが低頻度モニタ・モードを割り当てられている場合、無線通信デバイス602は選択された近隣の基地局606a-bの信号強度をモニタする時間かどうかを決定し得る722。そうでなければ、無線通信デバイス602は新たな近隣の基地局606a-bを選択し得る602。そうであれば、無線通信デバイス602は選択された近隣の基地局606a-bの信号強度を測定し得る724。あるいは、モニタする時間かどうかの決定は実行され得ない。無線通信デバイス602はまた、近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値より大きいかを決定し得る726。そうでなければ、無線通信デバイス602は近隣の基地局606a-bへ低頻度モニタ・モードを割り当て得る714。しかし、選択された近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値よりも大きい場合、無線通信デバイス602は、選択された近隣の基地局606a-bへ高頻度モニタ・モードを割り当て、近隣の基地局のアイドルモード・タイマーをリセットし得る728。無線通信デバイス602はまた、他に近隣の基地局606a-bが存在するかを決定し得る720。
無線通信デバイス602はタイマーを維持し、各近隣の基地局606a-bへモニタ・モードを割り当て得る。特定の近隣の基地局606a-bの信号強度がそのタイマー閾値より長い間、電力閾値を下回る場合、それは低頻度モニタ・モードを割り当てられる。近隣の基地局606a-bは、その後、信号強度が再び電力閾値を上回る場合、高モニタ・モードを再び割り当てられ得る。従って、ある構成において、モニタの頻度は各近隣の基地局606a-bを基準として管理される。例えば、無線通信デバイス602が第1の近隣の基地局606a-bをモニタする頻度は、第2の近隣の基地局606a-bが低頻度モニタ・モードに入ることによって影響されない。すなわち、個別の近隣の基地局606a-bのモニタ・モードは他の基地局のモニタ・モードに依存しない。
あるいは、ページングサイクルにつき実行された電力モニタの数を決定するために、全ての近隣の基地局606a-bの信号強度を共に使用し得る。例えば、全ての近隣の基地局606a-bの信号強度が閾値時間、閾値電力を下回る場合にのみ、無線通信デバイス602はページングサイクル毎に実行される電力・モニタの数を削減し得る。無線通信デバイス602は、その後、いずれか1つの近隣の基地局606a-bの信号強度が電力閾値を上回る場合、各ページングサイクルの間に実行される電力・モニタの数を増加し得る。この構成において、第1の近隣の基地局の信号強度は第2の近隣の基地局606a-bをモニタする頻度に影響し得る。
例えば、ある構成において、サービング基地局604によって決定されるように、ページングサイクルは2秒であり得る。この構成において、無線通信デバイス602は近隣を15個、有し得る。近隣の基地局の高頻度モニタ・モードおよび低頻度モニタ・モードの数に基づき、無線通信デバイス602はページングサイクルにつき1.5回の電力モニタを実行する場合、全ての近隣の基地局をモニタするのに10ページングサイクル (20秒)を要し得る。言い換えると、無線通信デバイス602は、ページングサイクルにつき1回の電力モニタ実施及びページングサイクルにつき2回の電力モニタ実施を交互にし得る。これは、近隣の基地局の信号が比較的弱い構成であり得る。他方では、近隣の基地局が比較的強い信号強度を有する場合、無線通信デバイス602はページングサイクルにつき電力モニタを7回実施し得る。
図8は、無線通信デバイス802を示すブロック図である。無線通信デバイス802は、近隣の基地局データ830と近隣の基地局モニタモジュール811を含み得る。このデータ830は、各近隣の基地局606a-bについて、識別子832、アイドルモード・タイマー834a、ビーコン信号強度836a、及びモード割り当て838aを含み得る。識別子832は、無線通信システム内で各近隣の基地局606a-bを固有に識別するコードであり得る。ある構成において、BCCH(Broadcast Control Channel)のようなビーコンチャネルで送信されたBSIC(Base Station Identity Code)が、識別子832として使用され得る。無線通信デバイス802は、ビーコンチャネルからのビーコン信号強度836aを決定し、識別子832を使用してそれを特定の近隣の基地局606a-bと関連させ得る。アイドルモード・タイマー834aは、各近隣の基地局606a-bのために無線通信デバイス802によって維持された、増分するタイマーであり得る。モード割り当て838aは、特定の近隣の基地局606a-bが高頻度モニタ・モード又は低頻度モニタ・モードにあるべきかの決定であり得る。
近隣の基地局モニタモジュール811は、近隣の基地局データ830に基づき、ページングサイクルごとの電力モニタ数(Y)852及びモード割り当て838a-bを決定し得る。具体的には、信号強度計算機842は、ビーコン信号840 (例えば、BCCH(Broadcast Control Channel)のようなビーコンチャネルで送信された信号)から、近隣の基地局606a-bのためにビーコン信号強度836bを決定し得る。各近隣の基地局606a-bのためのアイドルモード・タイマー834b、電力閾値844、及びタイマー閾値846と共に、モード割り当てモジュール848は、各選択された近隣の基地局606a-bのモード割り当てを決定するために、ビーコン信号強度836bを使用し得る。具体的には、モード割り当てモジュール848は、全ての近隣の基地局606a-bへ十分なビーコン信号強度836bで高頻度モニタ・モードを割り当て得る(すなわち、タイマー閾値846に対し、ビーコン信号強度836bで全ての近隣の基地局606a-b)。モード割り当てモジュール848は、全ての近隣の基地局606a-bへ、一貫して低いビーコン信号強度836bで低頻度モニタ・モードを割り当て得る(すなわち、タイマー閾値846より長い間、電力閾値844より低いビーコン信号強度836bを備える全ての近隣の基地局606a-bへ)。電力閾値844とタイマー閾値846は、アイドルモードでの電力削減を達成し、動作中のパフォーマンス・インジケータを維持するために選択され得る。電力モニタ頻度モジュール850は、モード割り当て838bに基づき、ページングサイクル毎に実行する電力モニタの数(Y)852(例えば、1.5と7の間)を決定し得る。
図9Aは、低電力の近隣の基地局606a-bという構成における、連続するページングサイクル954a-hの間の電力モニタを示すブロック図である。より具体的には、図9Aは、全ての近隣の基地局606a-bが低頻度モニタリ・モードにある無線通信デバイス602によって一貫したページングサイクルの間、実行された電力モニタを示す。例えば、これは、全ての近隣の基地局606a-bのビーコン信号強度836a-bがタイマー閾値846より長い間、電力閾値844を下回る場合、発生し得る(例えば、地下駐車ガレージ内)。図9Aにおいて、「N1」は第1の近隣の基地局606a-bのために実行された電力モニタを示し、「N2」は第2の近隣の基地局606a-bのために実行された電力モニタを示す等。従って、図9Aは、10個の近隣の基地局606a-bを有する無線通信デバイス602のために示されるが、本システムおよび方法は任意の数の近隣の基地局606a-bのために使用され得る。
この構成において、無線通信デバイス602は、ページングサイクル毎に1.5回の電力モニタと示されるように、ページングサイクル954a-hごとに許容された電力モニタの最小数を実行し得る。言い換えれば、ページングサイクルごとの電力モニタ数(Y)852は、例えば3GPP規格に定義されるように、許容された電力モニタの最小数と等しい。無線通信デバイス802は、第1のページングサイクル954aの間、第1の近隣の基地局606a-b(N1)のために電力モニタを、第2のページングサイクル954bの間、第2の近隣の基地局606a-b(N2)及び第3の近隣の基地局606a-b(N3)のための電力モニタ等を実行し得る。従って、低電力の近隣の基地局606a-bのこの構成において、全ての近隣の基地局606a-bは、少なくとも7ページングサイクル954a-h毎にモニタされ得る。1つの例において、GSMページングサイクル954a-hはおよそ470ミリ秒(2マルチフレーム×51フレーム/マルチフレーム×4.6ミリ秒/フレーム)から2.1秒(9マルチフレーム×51フレーム/マルチフレーム×4.6ミリ秒/フレーム)の間で変動し得る。従って、ページングサイクル954a-h毎に電力モニタを1.5回実行する10個の近隣がある構成において、各近隣の基地局606a-bは、ページングサイクル954a-hの持続期間(duration)に応じて、ページングサイクル954a-hの約3.2秒毎(10ある全ての近隣をモニタするために、平均で、ページングサイクルにつき470ミリ秒×6.75ページングサイクル)から約14.2秒毎(10ある全ての近隣をモニタするために、平均で、ページングサイクルにつき2.1秒×6.75ページングサイクル)にモニタされ得る。実行された電力モニタの削減の結果、無線通信デバイス602の消費電流が削減され得る。それはまた、無線通信デバイス602の「起動」時間を削減し得、それによって選択コンポーネントがスリープモードのままになり、さらに多くの電力を節約し得る。
図9Bは、近隣の基地局606a-bが全て高電力である構成における、一貫したページングサイクル956a-bの間の電力モニタを示すブロック図である。より具体的には、図9Bは、全ての近隣の基地局606a-bが高頻度モニタ・モードにある場合の、一貫したページングサイクルの間に無線通信デバイス602によって実行された電力モニタを示す。例えば、これは全ての近隣の基地局606a-bのビーコン信号強度836a-bがタイマー閾値846より短い間、電力閾値844を上回るか電力閾値844を下回るときに起こり得る。図9Aに示すように、「N1」は第1の近隣の基地局606a-bのために実行された電力モニタを示し、「N2」は第2の近隣の基地局606a-bのために実行された電力モニタを示す等。具体的には、図9Bは、10個の近隣の基地局606a-bが全て高頻度モニタ・モードにある場合の、一貫したページングサイクルの間に無線通信デバイス602によって実行された電力モニタを示す。
この構成において、無線通信デバイス602は、ページングサイクル956a-b毎に7個の電力モニタと示されるように、ページングサイクル956a-b毎に許可された電力モニタの最大数を実行し得る。言い換えれば、ページングサイクル毎の電力モニタ数(Y)852は、例えば3GPP TS 45.008の6.6.1節に定義されるように、許容された電力モニタの最大数に等しい。ここに使用されるように、許可されたモニタの「最大」数は、関連のあるページングサイクルの規格によって要求される電力モニタの最大の数を指す(すなわち、最悪条件の構成に応じるために)。ページングサイクル毎に許可される電力モニタ数の上限制限は無いこともあり得る(すなわち、電力消費が懸念事項でない場合、ここで使用される無線は、無線通信デバイス602にどんな場合でも要求される最大の電力モニタを指す)。言い換えれば、無線通信デバイス602がモニタの最大数を実行する場合 (図9Bにおいて、ページングサイクル956a-bにつき7個のモニタと示される)、無線通信デバイス602は規格内の最も厳格な要求(すなわち、モニタの最大数は、近隣の数とページングサイクル956a-bの長さの最悪シナリオ(関連する規格で定義される)にも応じるだろう。
図9Bで示される近隣が10個ある構成において、無線通信デバイス802は第1のページングサイクル956aの間第1から第7までの近隣の基地局606a-b(N1〜N7)の電力モニタを実行し得、やり直す前に第8から第10までの近隣の基地局606a-b(N8〜N10)の電力モニタを実行し得る。すなわち、第1から第4までの近隣の基地局606a-b(N1〜N4)の電力モニタは、第8から第10までの近隣の基地局606a-b(N8〜N10)の電力モニタに引き続き第2のページングサイクル956bで実行され得る。従って、近隣の基地局606a-bが高電力のこの構成において、全ての近隣の基地局606a-bが2ページングサイクル毎にモニタされ得る。1つの例において、上述されるように、GSMページングサイクル956a-bは約470ミリ秒から2.1秒の間であり得る。従って、ページングサイクル956a-b毎に7個の電力モニタを実行する近隣が10個ある構成において、各近隣の基地局606a-bは、ページングサイクル956a-bの持続期間に応じて、約670ミリ秒(10ある全ての近隣をモニタするために、470ミリ秒/ページングサイクル×1.43ページングサイクル)から3秒(10ある全ての近隣をモニタするために、2.1秒/ページングサイクル×1.43ページングサイクル)毎にモニタされ得る。
図9Aは最小モニタ・モードを示し、図9Bは最大モニタ・モードを示す一方、本システムおよび方法は最小と最大の間で動作し得る。例えば、無線通信デバイス602は、ページングサイクル毎に電力モニタを5回実行し得る。ページングサイクル毎に電力モニタを5回実行する、近隣が10個ある構成(図示せず)において、各近隣の基地局606a-bは、ページングサイクルの持続期間に応じて、約940ミリ秒(10ある全ての近隣をモニタするために、470ミリ秒/ページングサイクル×2ページングサイクル)から4.2秒(10ある全ての近隣をモニタするために、2.1秒/ページングサイクル×2ページングサイクル)毎にモニタされ得る。
図10は、無線通信デバイス1004に含まれ得る特定のコンポーネントを示す。無線通信デバイス1004はアクセス端末、移動局、又はユーザ機器(UE)等であり得る。例えば、無線通信装置1004は図8で示された無線通信デバイス802であり得る。無線通信デバイス1004は、プロセッサ1003を含む。プロセッサ1003は、多目的で単一チップ又は複数チップのマイクロプロセッサ(例えば、ARM)、特別な目的のマイクロプロセッサ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、PGA(programmable gate array)等であり得る。プロセッサ1003は中央演算処理装置(CPU)と呼ばれ得る。図10の無線通信デバイス1004には1つのプロセッサ1003しか示されていないが、別の構成において、プロセッサの組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が使用され得る。
無線通信デバイス1004はまた、メモリ1005を含む。メモリ1005は、電子情報を記憶できる任意の電子コンポーネントであり得る。メモリ1005は、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAMのフラッシュメモリデバイス、プロセッサに含まれるオンボードメモリ(on-board memory)、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ等(それらの組み合わせを含む)で具体化され得る。
データ1007aおよび命令1009aはメモリ1005に記憶され得る。命令1009aは、ここに開示された方法を実現するために、そのプロセッサ1003によって実行可能であり得る。命令1009aを実行することには、メモリ1005に記憶されたデータ1007aを使用することを含み得る。プロセッサ1003が命令1009aを実行する場合、命令1009bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされ、データ1007bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされ得る。
無線通信デバイス1004はまた、無線通信デバイス1004から/へ信号を送信及び受信するための送信機1011及び受信機1013を含み得る。送信機1011及び受信機1013は、送受信機1015と総称され得る。複数のアンテナ1017a-bは送受信機1015へ電気的に接続され得る。無線通信デバイス1004はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、及び/又は追加のアンテナを含み得る(図示せず)。
無線通信デバイス1004はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)1021を含み得る。無線通信デバイス1004はまた、通信インタフェース1023を含み得る。通信インタフェース1023は、ユーザが無線通信デバイス1004とやりとりすることを可能にし得る。
無線通信デバイス1004の様々なコンポーネントは、1つ以上のバスで連結され、それは電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバス等を含み得る。明確さのため、その様々なバスは図10においてバス・システム1019として表示される。
用語「連結された」は広範な接続を含む。例えば、用語「連結された」は、回路要素が互いに直接連結されること及び回路要素が他の回路要素を介して間接的に連結されることを含むように、広く解釈されるべきである。
用語「決定」は広範なアクションを含み、そのため、「決定」は計算、算出、処理、導出、究明、検索、(例えば、表、データベース、又はその他のデータ構造の検索)、解明、及びその類似を含み得る。さらに、「決定」は受信(例えば、情報を受信すること)、アクセス(例えば、メモリの中のデータへアクセスすること)、及びその類似を含み得る。さらに、「決定」は、決定(resolving)、選択(selecting, choosing)、確立することを含み得る。
フレーズ(phrase)「に基づき」は、別途明確に特定されない限り、「にのみ基づき」を意味しない。言い換えれば、フレーズ「に基づき」は、「にのみ基づき」及び「に少なくとも基づき」の両方を表す。
用語「プロセッサ」は、汎用プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、DSP(digital signal processor)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシン(state machine)等を含むため、広く解釈され得るべきである。いくつかの場合では、「プロセッサ」は、ASIC(application specific integrated circuit)、PLD(programmable logic device)、FPGA(field programmable gate array signal)等を指し得る。用語「プロセッサ」は、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つ以上のマイクロプロセッサ、または他のそのような構成のような、処理デバイスの組合せを指し得る。
用語「メモリ」は、電子情報を格納できる任意の電子コンポーネントを含むように広く解釈されるべきである。用語 メモリは、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、NVRAM(non-volatile random access memory)、PROM(programmable read-only memor)、EPROM(erasable programmable read-only memory)、EEPROM(electrically erasable PROM)、フラッシュメモリ、磁気又は光学データ記憶、レジスタ等のような、プロセッサによって読み取り得る様々なタイプの媒体を指し得る。プロセッサがメモリから情報を読み取り得、および/またはメモリへ情報を書き込む得る場合、メモリはプロセッサと電子通信していると称される。プロセッサに不可欠なメモリは、プロセッサと電子通信している。
用語「命令」及び「コード」は、コンピュータが読み込める任意のタイプの命令文を含むように、広く解釈されるべきである。例えば、用語「命令」及び「コード」は、1つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手順等を指し得る。「命令」及び「コード」は単一のコンピュータが読み込める命令文又は複数のコンピュータが読み込める命令文を含む。
ここで説明された関数は、ソフトウェア又はファームウェアに実装され得、ハードウェアで実行され得る。関数は、コンピュータ可読媒体に、1つ以上の命令として記憶され得る。用語「コンピュータ可読媒体」又は「コンピュータプログラム製品」は、コンピュータ又はプロセッサによってアクセスし得る任意の有形の格納媒体を指す。限定しない一例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、又は所望のプログラムコードを命令又はデータ構造の形式で保持又は記憶するように用いられコンピュータによってアクセスされ得る任意の媒体を含み得る。ここで使用されるように、ディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、DVD(digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレーディスク(登録商標)を含み、ディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)はレーザーで光学的にデータを再生する。
ここに開示された方法には、説明された方法を達成するための1つ以上のステップ又はアクションを含む。方法のステップ及び/又はアクションは、特許請求の範囲から逸脱せずに相互に置き換えられ得る。言い換えれば、説明されている方法を適切に動作させるためにステップ又はアクションの特定の順序が必要で無い限りは、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び又は使用は、特許請求の範囲から逸脱すること無く修正され得る。
さらに、図7に示されるような、ここに説明された方法及び技術を実行するためのモジュール及び/又は他の適切な手段は、ダウンロードされ及び/又はデバイスによって入手され得ることは留意すべきである。例えば、ここで説明された方法を実行するための手段の伝達を容易にするために、デバイスはサーバに連結される。あるいは、ここで説明された様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、コンパクトディスク(CD)又はフロッピー(登録商標)ディスク等の物理的な記憶媒体等)によって提供され得るため、デバイスは、その記憶手段をデバイスへ連結する又は提供することでその様々な方法を得る。
特許請求の範囲は、上記で示された構成及び要素のみに限定されないことは理解されるものである。特許請求の範囲から逸脱せずに、ここに説明されたシステム、方法、及び装置の配置、動作、及び詳細を様々に修正、変更及び変化し得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] アイドルモード電力消費を削減するための方法であって、
アイドルモードに入ることと、
近隣の基地局を選択することと、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
前記近隣の基地局の信号強度を測定することと、
前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てることと、
を含む方法。
[C2] 前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定することと、
前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てることと、
をさらに含む、C1の方法。
[C3] 全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行することと、
少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多く電力モニタを実行することと、
をさらに含む、C2の方法。
[C4] 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持することをさらに含む、C2の方法。
[C5] 前記低頻度モニタ・モードを前記割り当てることは、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較することを含む、C4の方法。
[C6] 前記高頻度モニタ・モードを前記割り当てることは、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットすることを含む、C4の方法。
[C7] 前記電力閾値および前記時間閾値は、アイドルモードにおける電力削減を達成し、動作中の実行指標を維持するために選択される、C2の方法。
[C8] 前記方法は、GSM(Global System for Mobile Communications)システムにおいて実行される、C2の方法。
[C9] アイドルモード電力消費を削減するための無線通信デバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、を備え、
前記メモリに命令が格納され、前記命令は前記プロセッサによって、
アイドルモードに入ることと、
近隣の基地局を選択することと、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
前記近隣の基地局の信号強度を測定することと、
前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てることと、
を実行可能である、
無線通信デバイス。
[C10] 前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定することと、
前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てることと、
を実行可能な命令をさらに備える、C9の無線通信デバイス。
[C11] 全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行することと、
少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行することと、
を実行可能な命令をさらに備える、C10の無線通信デバイス。
[C12] 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持することを実行可能な命令をさらに備える、C10の無線通信デバイス。
[C13] 前記低頻度モニタ・モードを割り当てることを実行可能な前記命令は、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較することを実行可能な命令を備える、C12の無線通信デバイス。
[C14] 前記高頻度モニタ・モードを割り当てるために実行可能な前記命令は、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットすることを実行可能な命令を備える、C13の無線通信デバイス。
[C15] 前記電力閾値および前記時間閾値は、アイドルモードにおける電力削減を達成し、動作中の実行指標を維持するために選択される、C10の無線通信デバイス。
[C16] 前記無線通信デバイスは、GSM(Global System for Mobile Communications)システムにおいて動作する、C10の無線通信デバイス。
[C17] アイドルモード電力消費を削減するための無線通信デバイスであって、
アイドルモードに入る手段と、
近隣の基地局を選択する手段と、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記近隣の基地局の信号強度を測定する手段と、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てる手段と、
を備える無線通信デバイス。
[C18] 前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定する手段と、
前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てる手段と、
をさらに備える、C17の無線通信デバイス。
[C19] 全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行する手段と、
少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行する手段と、
をさらに備える、C18の無線通信デバイス。
[C20] 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持する手段をさらに備える、C18の無線通信デバイス。
[C21] 前記低頻度モニタ・モードを割り当てる前記手段は、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較する手段を備える、C20の無線通信デバイス。
[C22] 前記高頻度モニタ・モードを割り当てる前記手段は、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットする手段を備える、C21の無線通信デバイス。
[C23] アイドルモード電力消費を削減するためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
無線通信デバイスにアイドルモードに入らせるためのコードと、
前記無線通信デバイスに近隣の基地局を選択させるためのコードと、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記無線通信デバイスに前記近隣の基地局の信号強度を測定させるためのコードと、
前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てさせるためのコードと、
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C24] 前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記信号強度をモニタする時間である場合、前記無線通信デバイスに前記近隣の基地局の前記信号強度を測定させるためのコードと、
前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てさせるためのコードと、
をさらに備える、C23のコンピュータプログラム製品。
[C25] 全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、前記無線通信デバイスに、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行させるためのコードと、
少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記無線通信デバイスに、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行させるためのコードと、
をさらに備える、C24のコンピュータプログラム製品。
[C26] 前記無線通信デバイスに、各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持させるためのコードをさらに備える、C24のコンピュータプログラム製品。
[C27] 前記無線通信デバイスに前記低頻度モニタ・モードを割り当てさせるための前記コードは、無線通信デバイスに、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較させるためのコードを備える、C26のコンピュータプログラム製品。
[C28] 前記無線通信デバイスに前記高頻度モニタ・モードを割り当てさせるための前記コードは、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットさせるためのコードを備える、C27のコンピュータプログラム製品。
[C29] 少なくとも1つの他の無線通信デバイスと通信するように構成される複数の無線通信デバイスを備える無線システムにおいて、アイドルモード電力消費を削減するために構成される省電力無線デバイスであって、前記省電力無線デバイスは、
複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上から無線通信信号を受信するように構成される受信機モジュールと、
前記受信機モジュールとの電子通信において、およびアイドルモードにおいて動作するプロセッサモジュールとを備え、
前記プロセッサモジュールは各受信された無線通信信号の信号強度を決定するように構成され、前記信号強度の決定は予め定められた閾値との比較に基づき、
前記プロセッサモジュールは、前記複数の無線通信デバイスのうちの前記1つまたは複数に対応する各決定された信号強度に基づいて、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つまたは複数についての頻度状態を割り当てるようにさらに構成され、
前記プロセッサモジュールは、無線デバイスとの通信において前記複数の通信デバイスのそれぞれについて前記省電力無線デバイスの頻度モニタ・モードを調整するようにさらに構成される、
省電力無線デバイス。
[C30] 前記プロセッサモジュールは、
(a)対応する信号強度が前記閾値を上回るとき、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上への高頻度状態、および
(b)対応する信号強度が前記閾値を下回るとき、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上への低頻度状態、
のうちの少なくとも1つを割り当てるように構成される、
C29の省電力無線デバイス。
[C31] 前記プロセッサモジュールは、前記頻度状態が低頻度モニタ・モードにあるとき、受信された信号強度をページングサイクル毎に最小数の電力モニタでモニタするように構成される、
C29の省電力無線デバイス。
[C32] 前記プロセッサモジュールは、前記頻度状態が高頻度モニタ・モードにあるとき、受信された信号強度をページングサイクル毎に最小数より多い電力モニタでモニタするように構成される、C29の省電力無線デバイス。
[C33] 前記プロセッサモジュールは、前記省電力無線デバイスとの通信において1つ以上の通信デバイスのそれぞれについてのアイドルモード・タイマーを維持するように構成される、C29の省電力無線デバイス。
[C34] 前記頻度モニタ・モードは、前記頻度状態に少なくとも部分的に基づく、C29の省電力無線デバイス。
[C35] 前記無線システムは、GSM(Global System for Mobile Communications)システムとして構成される、C29の省電力無線デバイス。

Claims (26)

  1. アイドルモード電力消費を削減するための方法であって、
    アイドルモードに入ることと、
    近隣の基地局を選択することと、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
    前記近隣の基地局の信号強度を測定することと、
    前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てることと、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
    前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定することと、
    前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てることと、
    を含み、
    全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行することと、
    少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多く電力モニタを実行することと、
    をさらに含む方法。
  2. 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持することをさらに含む、請求項の方法。
  3. 前記低頻度モニタ・モードを前記割り当てることは、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較することを含む、請求項の方法。
  4. 前記高頻度モニタ・モードを前記割り当てることは、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットすることを含む、請求項の方法。
  5. 前記電力閾値および前記時間閾値は、アイドルモードにおける電力削減を達成し、動作中の実行指標を維持するために選択される、請求項の方法。
  6. 前記方法は、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)システムにおいて実行される、請求項の方法。
  7. アイドルモード電力消費を削減するための無線通信デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、を備え、
    前記メモリに命令が格納され、前記命令は前記プロセッサによって、
    アイドルモードに入ることと、
    近隣の基地局を選択することと、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
    前記近隣の基地局の信号強度を測定することと、
    前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てることと、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、
    前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定することと、
    前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てることと、
    を実行可能であり、
    前記無線通信デバイスは、
    全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行することと、
    少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行することと、
    を実行可能な命令をさらに備える、無線通信デバイス。
  8. 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持することを実行可能な命令をさらに備える、請求項の無線通信デバイス。
  9. 前記低頻度モニタ・モードを割り当てることを実行可能な前記命令は、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較することを実行可能な命令を備える、請求項の無線通信デバイス。
  10. 前記高頻度モニタ・モードを割り当てるために実行可能な前記命令は、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットすることを実行可能な命令を備える、請求項の無線通信デバイス。
  11. 前記電力閾値および前記時間閾値は、アイドルモードにおける電力削減を達成し、動作中の実行指標を維持するために選択される、請求項の無線通信デバイス。
  12. 前記無線通信デバイスは、GSM(Global System for Mobile Communications)システムにおいて動作する、請求項の無線通信デバイス。
  13. アイドルモード電力消費を削減するための無線通信デバイスであって、
    アイドルモードに入る手段と、
    近隣の基地局を選択する手段と、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記近隣の基地局の信号強度を測定する手段と、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てる手段と、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記信号強度をモニタする時間である場合、前記近隣の基地局の前記信号強度を測定する手段と、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てる手段と、
    全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行する手段と、
    少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行する手段と、
    をさらに備える、無線通信デバイス。
  14. 各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持する手段をさらに備える、請求項13の無線通信デバイス。
  15. 前記低頻度モニタ・モードを割り当てる前記手段は、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較する手段を備える、請求項14の無線通信デバイス。
  16. 前記高頻度モニタ・モードを割り当てる前記手段は、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットする手段を備える、請求項15の無線通信デバイス。
  17. アイドルモード電力消費を削減するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは下記を備える、
    無線通信デバイスにアイドルモードに入らせるための命令と、
    前記無線通信デバイスに近隣の基地局を選択させるための命令と、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記無線通信デバイスに前記近隣の基地局の信号強度を測定させるための命令と、
    前記選択された近隣の基地局が高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が、時間閾値より長い間、電力閾値を下回った場合、前記無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局へ低頻度モニタ・モードを割り当てさせるための命令と、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記信号強度をモニタする時間である場合、前記無線通信デバイスに前記近隣の基地局の前記信号強度を測定させるための命令と、
    前記選択された近隣の基地局が前記低頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記選択された近隣の基地局の前記信号強度が前記電力閾値を上回る場合、前記無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局へ前記高頻度モニタ・モードを割り当てさせるための命令と、
    全ての近隣の基地局が低頻度モニタ・モードである場合にのみ、前記無線通信デバイスに、ページングサイクル毎に最小数の電力モニタを実行させるための命令と、
    少なくとも1つの近隣の基地局が前記高頻度モニタ・モードを割り当てられる場合、前記無線通信デバイスに、ページングサイクル毎に前記最小数より多い電力モニタを実行させるための命令。
  18. 前記無線通信デバイスに、各近隣の基地局のためのアイドルモード・タイマーを維持させるための命令をさらに備える、請求項17のコンピュータプログラム。
  19. 前記無線通信デバイスに前記低頻度モニタ・モードを割り当てさせるための前記命令は、無線通信デバイスに、前記選択された基地局のための前記アイドルモード・タイマーを前記時間閾値と比較させるための命令を備える、請求項18のコンピュータプログラム。
  20. 前記無線通信デバイスに前記高頻度モニタ・モードを割り当てさせるための前記命令は、前記選択された近隣の基地局が前記電力閾値を上回る場合、無線通信デバイスに、前記選択された近隣の基地局のための前記アイドルモード・タイマーをリセットさせるための命令を備える、請求項19のコンピュータプログラム。
  21. 少なくとも1つの他の無線通信デバイスと通信するように構成される複数の無線通信デバイスを備える無線システムにおいて、アイドルモード電力消費を削減するために構成される省電力無線デバイスであって、前記省電力無線デバイスは、
    複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上から無線通信信号を受信するように構成される受信機モジュールと、
    前記受信機モジュールとの電子通信において、およびアイドルモードにおいて動作するプロセッサモジュールとを備え、
    前記プロセッサモジュールは各受信された無線通信信号の信号強度を決定するように構成され、前記信号強度の決定は予め定められた閾値との比較に基づき、
    前記プロセッサモジュールは、前記複数の無線通信デバイスのうちの前記1つまたは複数に対応する各決定された信号強度に基づいて、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つまたは複数についての頻度状態を高頻度状態に割り当てるようにさらに構成され、
    前記プロセッサモジュールは、無線デバイスとの通信において前記複数の通信デバイスのそれぞれについて前記省電力無線デバイスの頻度モニタ・モードを調整するようにさらに構成される、ここにおいて、低頻度状態は、対応する信号強度が時間閾値より長い間、前記閾値を下回るとき、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上へ割り当てられ、
    前記プロセッサモジュールは、前記頻度状態が低頻度モニタ・モードにあるとき、受信された信号強度をページングサイクル毎に最小数の電力モニタでモニタするように構成される、
    電力無線デバイス。
  22. 前記高頻度状態は、対応する信号強度が前記閾値を上回るとき、前記複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上へ割り当てられる、
    請求項21の省電力無線デバイス。
  23. 前記プロセッサモジュールは、前記頻度状態が高頻度モニタ・モードにあるとき、受信された信号強度をページングサイクル毎に最小数より多い電力モニタでモニタするように構成される、請求項21の省電力無線デバイス。
  24. 前記プロセッサモジュールは、前記省電力無線デバイスとの通信において1つ以上の通信デバイスのそれぞれについてのアイドルモード・タイマーを維持するように構成される、請求項21の省電力無線デバイス。
  25. 前記頻度モニタ・モードは、前記頻度状態に少なくとも部分的に基づく、請求項21の省電力無線デバイス。
  26. 前記無線システムは、GSM(Global System for Mobile Communications)システムとして構成される、請求項21の省電力無線デバイス。
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