JP5764749B2 - ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、ランプに関し、特に、放熱性に関する。
近年、省エネの観点よりLED(Light Emitting Diode)照明が急速に普及している。当初はLED電球、ダウンライトなど、一般家庭向けのそれほど高い輝度が求められない用途の照明が中心であったが、最近では街灯やスタジアム等で使用される水銀灯の代替用として高輝度LEDランプが開発されている。
高輝度LEDランプは、発熱量も大きいため、LEDから発生した熱の放熱および冷却がより重要な問題である。そこで、特許文献1には、排気ファンを備え、排気ファンによりLEDモジュールおよびLEDモジュールが搭載されたモジュールベース板を冷却する構成が開示されている。
特開2012−113846号公報
しかしながら、LEDランプの高輝度化がより進むと、発熱量もさらに増大するため、より高い放熱性を備えた構成が求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、優れた放熱性を備えたランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る接続構造は、基台と、半導体発光素子を有し、前記半導体発光素子の主出射方向を前方とした場合に、前記基台の前面に配置された発光部と、を備えるランプであって、前記基台には、冷却媒体を流すための流路が設けられており、前記流路は、平面視において渦巻き状であることを特徴とする。
本発明に係るランプによれば、基台の前面に発光部が配置され、基台には冷却媒体が流れる流路が形成されているため、発光部からの熱が基台を介して冷却媒体へと伝導し、発光部の温度上昇をより効果的に抑制することができる。また、流路が平面視渦巻き状に形成されているため、冷却媒体が流路を流れる際の抵抗ロスが少なく、円滑な熱輸送が可能である。
実施形態1に係るランプの概略構成を模式的に示す分解斜視図である。 実施形態1に係るランプの概略構成を模式的に示す部分断面図である。 (a)は、実施形態2に係るランプの概略構成を模式的に示す部分断面図であり、(b)は、実施形態3に係るランプの概略構成を模式的に示す部分断面図である。 変形例1に係るランプの発光部および基台の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。 変形例2に係るランプの発光部および基台の概略構成を模式的に示す図であって、(a)は分解斜視図であり、(b)は断面図である。 変形例3に係るランプの発光部および基台の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図は、模式図であり、図面に示された部品等の各構成要素の形状や寸法および比等については、必ずしも厳密に図示したものではない。
<実施形態1>
先ず、本発明の一態様である実施形態1に係るランプの構成について、図面を参照しながら説明する。
〔構成〕
図1は、実施形態1に係るランプ1の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、ランプ1の要部断面図である。なお、図1においては、ランプ1を構成する全ての構成要素について図示しているわけではなく、チューブ、配線、ネジ、ランプの筐体を構成するケース等の一部の構成要素については、図示を省略している。
図1および図2に示すように、ランプ1は、主な構成要素としてカバー部10、発光部20、基台30、ポンプ40、タンク50、回路ボックス60、およびケース70等を備える。
(発光部)
発光部20は、実装基板21上に半導体発光素子22が実装されて成る発光モジュールである。本実施形態においては、半導体発光素子22はLED素子であり、実装基板21上に複数実装されている。発光部20は、上記実装基板21、半導体発光素子22以外に、半導体発光素子22を被覆する封止体23等を備える。以下、本実施形態においては、「半導体発光素子22」を、「LED22」と表記する。また、LED22(発光部20)からの光の主出射方向を前方とする。図1から図6の各図においては、紙面上方が前方である。
なお、図1においては、LED22については1つのみを破線で示している。
実装基板21は、絶縁板と、複数のLED22を所定の接続形態で実装するための配線パターン(不図示)と、配線パターンと回路ボックス60とを接続するための接続端子(不図示)とを備える。なお、所定の接続形態としては、例えば、直列接続、並列接続、直並列接続等がある。
LED22は、所定の光色を発する。所定の光色としては、例えば、青色光、紫外線光等がある。複数のLED22は、実装基板21上に所定の形態で実装される。所定の形態は、本実施形態においては、マトリクス状である。また、本実施形態においては、LED22はCOB(Chip On Board)タイプである。
封止体23は、LED22を封止するためのものである。封止体23としては、例えば、樹脂材料を用いることができる。なお、LED22から発せられた光の波長を変換する場合には、波長変換材料を樹脂材料に混入することにより光の波長変換を行うことができる。
なお、LED22は、実装基板21に実装された後に封止されても良いし、封止体23により封止された後に実装基板21に実装されても良い。
(基台)
基台30は、基台本体部31、冷却部32、およびパッキン33から成る。基台本体部31および冷却部32は、共にAlやNiといった金属等の熱伝導性の材料から成る略円柱状の部材である。基台本体部31の前面31aの中央部には、凹部である載置部分31cが形成されており、載置部分31cに発光部20が載置される。
冷却部32の前面32aには、冷却媒体81が流される流路32bの一部を形成する平面視渦巻き状の流路溝32b1が形成されている。ここで、渦巻き状とは、一端から他端に向かって巻の径が徐々に大きくなる(又は小さくなる)形状を意味する。前面32aの流路溝32b1の外側の部分には、パッキン33が嵌入されるパッキン用溝32cが形成されている。流路32bの渦巻きの両端部は、それぞれ冷却部32の後面32dまで貫通する貫通孔(不図示)となっている。そして、後面32d側において、渦巻きの中心側端部は流路端部32eと連結されており、渦巻きの外側端部は流路端部32fと連結されている。
パッキン用溝32c内にパッキン33が位置した状態で、冷却部32の前面32aに基台本体部31が取着され、ネジ34により固定される。これにより、流路溝32b1の前方の開口が基台本体部31の後面31bにより塞がれて、渦巻き状の流路32bが形成される。即ち、流路32bは、流路溝32b1の内面(凹入面)と基台本体部31の後面31bとで囲まれた領域である。なお、図1においては、流路溝32b1の溝内空間を便宜的に流路32bとして示している。また、基台本体部31と冷却部32との固定方法は、ネジ留めによる固定に限られず、例えば、接着剤や係合構造を利用した固定方法でもよい。
冷却媒体81としては、例えば、フッ素系クーラントを用いることができる。フッ素系クーラントを用いる利点としては、不活性であることや冷却性能等が挙げられる。フッ素系クーラントは不活性であるため、万一液漏れが発生した場合に、漏れたクーラントが回路ボックス内に侵入しても、ショート等の不具合を引き起こすことが無い。なお、冷却媒体81として用いる物質は、フッ素系クーラントに限られず、他に例えば、アルコールやアンモニア水等を用いてもよい。
(ポンプ)
ポンプ40は、流路32bに冷却媒体81を流すためのものである。ポンプ40としては、例えば、渦巻きポンプ、軸流ポンプ、回転ポンプ、ダイヤフラムポンプ、ピストンポンプ等を用いることができる。
ポンプ40は、冷却媒体81が流入する流入側端部41および冷却媒体81が送り出される流出側端部42を有する。
なお、図2においては、ポンプ40の断面については図示を簡略化して中実の円柱状部材の断面として示している。
(タンク)
タンク50は、流路32bを流れて出てきた冷却媒体81を収容し、ポンプ40を介して流路32bへと送り出すための冷却媒体81を貯蔵する。
図1および図2に示すように、タンク50は円筒状の外観を有し、円筒の側壁部分に相当する周壁部51と、円筒の両端の開口を塞ぐように設けられた円板状の蓋部52aおよび蓋部52bとを備える。
蓋部52aの中央部には、筒状の流入口端部52a1が設けられており、筒の内部は、蓋部52aの中央部に設けられた貫通孔と連通して流入口52a2を形成している。
蓋部52bの中央部には、筒状の流出口端部52b1が設けられており、筒の内部は、蓋部52bの中央部に設けられた貫通孔と連通して流出口52b2を形成している。
冷却部32の流路端部32fとタンク50の流入口端部52a1とは、チューブ82により接続されている。タンク50の流出口端部52b1とポンプ40の流入側端部41とは、チューブ83により接続されている。ポンプ40の流出側端部42と冷却部32の流路端部32eとは、チューブ84により接続されている。これにより、冷却媒体81が循環する一続きの閉じた循環路が形成されている。
図2に示すように、タンク50内部は、筒軸Sに略直交する隔壁53a、53b、53c、53dにより仕切られ、5つのチャンバー54a、54b、54c、54d、54eが形成されている。隔壁53aの筒軸Sからずれた位置には貫通孔55aが形成されており、貫通孔55aを介して隣り合うチャンバー54aと54bとが連通している。隔壁53bの筒軸Sからずれた位置には貫通孔55bが形成されており、貫通孔55bを介して隣り合うチャンバー54bと54cとが連通している。隔壁53cの筒軸Sからずれた位置には貫通孔55cが形成されており、貫通孔55cを介して隣り合うチャンバー54cと54dとが連通している。隔壁53dの筒軸Sからずれた位置には貫通孔55dが形成されており、貫通孔55dを介して隣り合うチャンバー54dと54eとが連通している。貫通孔55a、55b、55c、55d、55eのうち隣り合う貫通孔同士は、筒軸Sからのずれの方向が異なっている。
(回路ボックス)
回路ボックス60は、外部からの電力を変換してLED22を点灯させるための回路ユニットや、ポンプ40の駆動を制御するための回路ユニット等により構成されている。各回路ユニットは、回路基板上に各種電子部品が実装されて構成されている。なお、図1においては、回路ボックス60は、上記各回路ユニットが円筒状の容器に収容されているとして代表的に円筒状の部材として図示しているが、外観形状はこれに限られない。また、図2、図3においては、回路ボックスの断面は、中実の円筒部材の断面として図示しており、容器内部の回路ユニット等の詳細については図示を省略している。
また、各回路ユニットがケースに収容されていなくてもよい。例えば、ケース70の内周面上に設けられた溝により各回路ユニットの回路基板が保持されることにより、ケース70内に直接収容されていてもよい。また、各回路ユニットが容器に収容されない場合、即ち回路ボックス60が容器を備えない場合には、回路ボックス60とタンク50との間に隔壁や蓋のような部材を設けてもよい。このように隔壁や蓋を設けることにより、タンク50から万一冷却媒体81が漏出した場合でも、冷却媒体81が回路ユニットに到達するのを防止して、ショート等の問題が発生するのを防止することができる。
(ケース)
ケース70は、耐熱性および電気絶縁性を有する材料から成り、前方側端部に開口を有する有底筒状の部材である。ケース70は、内部に回路ボックス60、タンク50、ポンプ40、基台30、発光部20等を収容している。ケース70の前方側端部にはカバー部10が取着されており、カバー部10によりケース70前方側の開口が閉塞されている。
(カバー部)
カバー部10は、ケース70の開口を塞ぐ前面カバー11と、前面カバー11をケース70に固定する金具12とからなる。前面カバー11は、ガラスや樹脂等の透光性の材料から形成されている。前面カバー11に樹脂を用いる場合には、優れた耐熱性を有する樹脂材料を用いるとよい。金具12は、アルミやステンレス等の金属材料から形成された円筒状の部材であり、ケース70の前方側端部にカシメにより取着される。また、金具12の後方側側壁にスリットを複数設けて、ケース70の前方側端部に金具12が嵌装され、金具12の弾性力によりケース70に固定されるようにしてもよい。
〔冷却構造〕
上述したように、基台30の前面31aの中央部に発光部20が載置され、基台30の発光部20の後方側において、平面視渦巻き状の流路32bが形成されている。そして、発光部20からの熱が基台30を介して流路32b中の冷却媒体81へと伝わり、冷却媒体81が発光部20から伝わった熱を基台30の流路32bの壁面を構成している部分から奪いながら流路32b中を流れることにより、発光部20を効果的に冷却することができる。
また、冷却媒体81が、渦巻きの中心から外側へと向かう方向に流路32b中を流れることにより、タンク50から供給された比較的温度の低い冷却媒体が発光部20に近い渦巻きの中心部分を流れる。これにより、発光部20からの熱をより効果的に奪って発光部20をより効果的に冷却することができる。
さらに、流路32bが渦巻き状に形成されていることにより、流路がジグザグに形成されている場合と比較して、冷却媒体81が流れる際の抵抗ロスが少なく、円滑な熱輸送が可能である。
また、タンク50の貫通孔55a、55b、55c、55d、55eのうち隣り合う貫通孔同士は、筒軸Sからのずれの方向が異なっている。これにより、冷却媒体81は、流入口52a2から流出口52b2までタンク50中を、図2の矢印で示すようにジグザグに流れる。従って、冷却媒体81が流入口52a2から流出口52b2までタンク50中を直線的に流れる場合と比較して、冷却媒体81がタンク50中を流れる流路長が長くなる。その結果、冷却媒体81がタンク50中を流れる間に冷却媒体がより冷却されやすくなり、ポンプ40を介してタンク50から流路32bへと供給される冷却媒体81の温度をより低下させて、冷却効果をより高めることができる。
<実施形態2>
図3(a)は、実施形態2に係るランプ2の概略構成を示す断面図であって、図2におけるA−A矢視断面図に相当する図である。なお、図3(a)では、ランプ2におけるタンク50周辺の一部のみを示している。なお、説明の重複を避けるため、実施形態1と同じ構成要素については、同符号を付して、その説明を省略する。
図3(a)に示すように、タンク50の周壁部51の外周面の前方側を覆うように、周壁部51に接触した状態で、シート状の熱伝導部材85が配設されている。熱伝導部材85の端部は、ケース70の内周面71に接触している。実施形態2に係るランプ2は、熱伝導部材85を備えている点が実施形態1に係るランプ1と異なっている以外は、基本的な構成はランプ1と同じである。
なお、本実施形態においては、熱伝導部材85は、カーボングラファイトシートである。
このように、熱伝導部材85がタンク50の周壁部51およびケース70の内周面71に接触して配設されていることにより、タンク50内部に収容された冷却媒体81の熱が、周壁部51から熱伝導部材85を介してケース70の内周面71へと伝わり、ケース70の外周面72から外部へと放熱される。これにより、タンク50内に収容された冷却媒体81の温度をさらに低下させることができるため、流路32bへと送り込まれる冷却媒体81の温度を低下させて、発光部20の冷却効率をより高めることができる。
<実施形態3>
図3(b)は、実施形態3に係るランプ3の概略構成を示す断面図である。なお、説明の重複を避けるため、実施形態1および実施形態2と同じ構成要素については、同符号を付して、その説明を省略する。
図3(b)に示すように、ランプ3は、ポンプ40と流路端部32eとの間においてチューブ84に流量計91が配設されている。流量計91は、チューブ84を流れる単位時間当たりの冷却媒体81の量(体積または質量)を検出する。流量計91としては、例えば、しぼり流量計、差圧式流量計、フロート型流量計、カルマン渦流量計、タービン流量計、超音波流量計、羽根車式流量計等を利用することができる。
なお、図3(b)においては、流量計91の断面については図示を簡略化して中実の円柱状部材の断面として示している。
また、ランプ3においては、冷却部32の後面32dの中央部に流路端部32eに近接して温度センサ92が配設されている。温度センサ92は、例えば、接触式のサーミスタであり、冷却部32の温度を検出する。
本実施形態に係るランプ3においては、流量計91、温度センサ92、およびポンプ40と回路ボックス60とが不図示の配線により接続されている。回路ボックス60は、流量計91および温度センサ92からの検出結果を受け取り、受け取った検出結果に基づいてポンプ40の駆動を制御する。より具体的には、温度センサ92による検出温度が高いほど、流量計91により検出される単位時間当たりの冷却媒体81の量が大きくなるように、ポンプ40を駆動制御する。即ち、本実施形態においては、回路ボックス60は、外部からの交流電力を、LEDを点灯させるための直流電力に変換する役割に加え、温度センサ92および流量計91による検出結果に基づいてポンプ40の駆動を制御する制御部としての役割も果たしている。これにより、発光部20の温度が高いほど流路32bを流れる冷却媒体の単位時間当たりの量を増大させて、発光部20からより多くの熱を奪うことができるため、発光部20を効果的に冷却して、発光効率の低下を抑制することができる。
なお、温度センサ92は、接触式のサーミスタに限られない。例えば、非接触式サーミスタや、サーモパイルを利用した非接触式の赤外線温度センサを用いてもよい。また、温度センサ92は、後面32dに配設される場合に限られない。LED22からの光の前面カバー11を介した外部への出射を妨げない限り、基台本体部31の前面31a上や実装基板21のLED22および封止体23が設けられていない部分に温度センサ92が配設されていてもよい。この場合、発光部20の温度をより正確に検出することができるため、より正確に発光部20の温度上昇を抑制して、発光効率の低下を抑制することができる。
また、流量計91を備えず、温度センサ92の検出結果のみに基づいて、ポンプ40の駆動を制御してもよい。
<変形例>
以上、本発明の構成を実施形態1〜3に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限られず、以下のような変形例を実施することができる。なお、説明の重複を避けるため、実施形態1〜3と同じ構成要素については、同符号を付して、その説明を省略する。
<変形例1>
図4は、変形例1に係る基台430の概略構成を示す分解斜視図である。図4に示すように、基台430は、基台本体部431および冷却部432から成る。基台本体部431の前面431aには、載置部分431c(実施形態1における載置部分31cに相当)が形成されており、載置部分431cに発光部20が載置される。基台本体部431は冷却部を固定するためのネジ孔が設けられていない点以外は、基本的な構成は実施形態1における基台本体部31と同じである。
冷却部432は、例えばAlやNiといった金属等の良好な熱伝導性を有する材料から成る筒状の部材が、平面渦巻き状に成形されて成る。ここで、平面渦巻き状とは、渦巻きの一端から他端に向かって巻きの径が徐々に大きくなる(又は小さくなる)形状であって、渦巻きが平面上に形成されている形状を意味する。渦巻きの中心側端部は、後方に延伸して流路端部432e(実施形態1における流路端部32eに相当)を形成している。また、渦巻きの外側の端部は、後方側に延伸して流路端部432f(実施形態1における流路端部32fに相当)を形成している。
冷却部432は、熱伝導性の接着剤(不図示)等を用いて基台本体部431の後面431bに固定される。
これにより、発光部20の熱が、基台本体部431および接着剤を介して冷却部432へと伝わり、そこから冷却部432内部を流れる冷却媒体81へと伝わることにより発光部20の温度上昇を抑制して、LED22の発光効率低下を抑制することができる。
なお、基台本体部431の後面431bに、冷却部432の形状に対応した溝(凹部)が形成され、当該溝(凹部)に冷却部432が嵌るように熱伝導性の接着剤を用いて冷却部432を基台本体部431に固定してもよい。これにより、接着剤を介した基台本体部431と冷却部432との接触面積を増大させて、基台本体部431から冷却部432へと熱をより伝導しやすくし、冷却効率を向上させることができる。
<変形例2>
実施形態1〜3および変形例1においては、流路は、平面渦巻き状であったが、これに限られない。
図5は、変形例2に係る発光部520および基台530の概略構成を示す図である。図5(a)は、発光部520および基台530の分解斜視図である。図5(b)は、発光部520が基台530に取着された状態を示す断面図である。
図5(a)に示すように、基台本体部531は、ドーム形の形状を有する。また、冷却部532は、例えばAlやNiといった金属等の良好な熱伝導性を有する材料から成る筒状の部材が、平面視渦巻き状であって中心部に近い部分ほど前方に突出した形状に成形されて成る。冷却部532の渦巻きの中心側端部は、後方に延伸して流路端部532e(実施形態1における流路端部32eに相当)を形成している。また、渦巻きの外側の端部は、後方側に延伸して流路端部532f(実施形態1における流路端部32fに相当)を形成している。
冷却部532の突出形状は、基台本体部531の凹入面である後面531bに対応しており、図5(b)に示すように、後面531bに沿って渦巻きの中心部が前方に突出する形状となっている。冷却部532は、熱伝導性の接着剤(不図示)等を用いて基台本体部531の後面531bに固定される。
発光部520は、フレキシブル基板から成る実装基板521上に複数のLED22が実装され、各LED22が封止体23により封止されて成る。実装基板521は、絶縁板がフレキシブル基板である点および形状が異なる点以外は、基本的な構成は実施形態1における実装基板21と同様であり、実装基板21と同様に、配線パターン(不図示)および接続端子(不図示)を備える。なお、図5(a)においては、LED22については1個のみを破線で示し、その他のLED22については図示を省略している。
本変形例の構成によっても、発光部520からの熱が、基台本体部531および接着剤を介して冷却部532へと伝わり、そこから冷却部532内部を流れる冷却媒体81へと伝わることができる。これにより、発光部520の温度上昇を抑制して、LED22の発光効率低下を抑制することができる。
なお、本変形例においても、基台本体部531の後面531bに冷却部532に対応した凹部(段部)が設けられていてもよい。そして当該凹部(段部)に冷却部532がフィットするように熱伝導性の接着剤を用いて冷却部532を基台本体部531に固定してもよい。これにより、接着剤を介した基台本体部531と冷却部532との接触面積を増大させて、基台本体部531から冷却部532へとより熱を伝導しやすくし、冷却効率を向上させることができる。
<変形例3>
実施形態1〜3においては、基台本体部の後方側に固定された冷却部に流路が設けられた構成であった。変形例1、2においては、基台本体部の後方側に流路を有する冷却部が別体として固定された構成であった。しかし、これらの構成に限られない。
図6は、変形例3に係る基台630の分解斜視図である。基台630は、基台本体部631、パッキン33、および蓋部634から成る。基台本体部631および蓋部634は、共にAlやNiといった金属等の熱伝導性の材料から成る略円柱状の部材である。基台本体部631の後面631dには、冷却媒体81が流される流路の一部を形成する平面視渦巻き状の流路溝631b1が形成されている。後面631dの流路溝631b1の外側の部分には、パッキン33が嵌入されるパッキン用溝631cが形成されている。
蓋部634の流路溝631b1の渦巻きの両端部に対応する位置には、それぞれ蓋部634の後面634bまで貫通する貫通孔(不図示)が設けられている。蓋部634の後面634b側において、渦巻きの中心側端部に対応する貫通孔は、流路端部634eと連結されており、渦巻きの外側端部に対応する貫通孔は、流路端部634fと連結されている。
パッキン用溝631c内にパッキン33が位置した状態で、蓋部634が基台本体部631に取着され、ネジ等により固定される。これにより、流路溝631b1の後方の開口が蓋部634の前面634aにより塞がれて、渦巻き状の流路(不図示)が形成される。即ち、上記流路は、流路溝631b1の内面(凹入面)と蓋部634の前面634aとで囲まれた領域である。
なお、基台本体部631と蓋部634との固定方法は、ネジ留めによる固定に限られず、例えば、接着剤や係合構造を利用した固定方法でもよい。
基台本体部の後面に流路溝が設けられた本変形例の構成によっても、発光部20からの熱が基台本体部631を介して流路中の冷却媒体81へと伝わり、冷却媒体81が熱を奪いながら流路を流れることにより、発光部20の温度上昇を抑制して、LED22の発光効率低下を抑制することができる。
<変形例4>
実施形態1〜3および変形例1、3のように、LED(発光部)が基台前面の中央部に配置されている場合、LEDからの熱により、基台中央部の温度が特に上昇する。また、基台の周縁部分はケース70の内周面71に接しており、熱がケース70へと放熱されるが、基台の中央部は熱がこもりやすい。このような場合、渦巻きの中心部分(図2では、32ba)における流路の断面積を渦巻きの外縁部分(図2では、32bb)における流路の断面積よりも大きくしてもよい。なお、ここでの「断面積」とは、流路に沿う方向に直交する平面による流路の断面の面積を意味する。以下、流路の「断面積」という場合、同様の意味で用いる。
上記のように、温度が高くなる中心部分において流路の断面積が大きくなっているため、基台本体部の流路の内壁を形成している部分と冷却媒体との接触面積が増大し、冷却媒体への熱の伝導をより効率よく行うことができる。また、流量が一定の場合、流路の断面積が大きい部分では流速が遅くなるため、中心部分における基台本体部の流路の内壁を形成している部分と冷却媒体との接触時間が長くなり、単位体積当たりの冷却媒体へと基台本体部から伝導する熱量を増大させることができる。これにより、ポンプ40から送り出される単位時間当たりの冷却媒体81の体積が同じであっても、温度が高くなる中心部からより多くの熱を冷却媒体81が奪うことができるため、発光部の温度上昇をより効果的に抑制して、LED22の発光効率低下をより効率よく抑制することができる。
<変形例5>
実施形態1〜3および変形例1、3においては、LED22は基台前面の中央部にマトリクス状に配置されている。また、変形例2においては、LED22は平面視で放射線状に配列されている。しかし、LED22の配置に関しては、これらに限られない。例えば、基台前面上にLED22が環状(円環状、多角環状)や列状(並列状)等の態様で配設されていてもよい。
<変形例6>
基台前面上にLED22が環状に配設される場合、LED22の環に対応する部分の流路の断面積を、その他の部分(渦巻きの中央部。流路がLED22の環の外側にも設けられている場合には、LED22の環の外側に位置する部分を含めてもよい。)の流路の断面積よりも大きくしてもよい。
<変形例7>
LED22が基台前面に環状に配設される場合、少なくともLED22の環に対応する部分に流路が形成されていればよい。即ち、平面視において基台の中央部分には必ずしも流路が形成されていなくてもよい。
<変形例8>
変形例2においては、基台本体部531の前面531aおよび後面531bは、共に中央部が前方に突出(後面531bの場合は、凹入)する形状を有しており、冷却部532および冷却部532の流路も中央に近い部分ほど前方に突出する形状を有していた。しかし、これに限られない。例えば、基台本体部の前面は平面で、後面は中央部が前方に凹入した形状であってもよい。この場合、冷却部の前面または全体が基台本体部後面の凹入に沿うように中央部が突出した形状を有し、それに沿って流路も中央部が前方に突出した形状であってもよい。また、基台本体部の後面は平面で、冷却部の前面も平面であるが、中央部が前方に突出した流路が冷却部内部に形成されていてもよい。
さらには、基台本体部前面の中央部は前方に突出する形状を有し、流路は平面渦巻き状であってもよい。
<変形例9>
上記各実施形態および各変形例に係るランプにおいて、ケース外周面に放熱フィンを更に備える構成であってもよい。
<変形例10>
上記各実施形態および各変形例に係るランプにおいて、外部からの電力の供給方法は、配線コードを用いて行ってもよいし、ケースの後方側に口金を備え、ソケットから口金を介して受電してもよい。
<変形例11>
上記各実施形態および各変形例においては、LED22はCOB(Chip On Board)タイプであったが、これに限られない。例えば、表面実装タイプのSMD(Surface Mount Device)でもよいし、ベアチップの状態や砲弾タイプで実装基板に実装されてもよい。さらには、これらを混合して用いてもよい。
<変形例12>
各実施形態および各変形例においては、半導体発光素子にLEDを用いた場合について説明したが、これに限られない。半導体発光素子として、例えば、LD(Laser Diode:レーザダイオード)やEL(Electro−Luminescence:エレクトリックルミネッセンス)素子を用いてもよい。
<変形例13>
各実施形態および変形例1、2においては、基台本体部および冷却部が、AlやNi等の金属材料から形成され、変形例3においては、基台本体部および蓋部が、AlやNi等の金属材料から形成されていたが、これに限られない。例えば、AlやNi等の金属材料の代わりに熱伝導性の樹脂やセラミックス等を用いてもよい。基台本体部に熱伝導性の樹脂を用いる場合には、耐熱性も備えた樹脂材料を用いるとよい。
<変形例14>
各実施形態および各変形例においては、基台は円柱状であったが、これに限られない。例えば、多角柱状であってもよい。
<変形例15>
各実施形態および変形例1、3においては、実装基板21は平面視において矩形であったが、これに限られない。例えば、平面視において円形であってもよいし、三角形、四角形等の多角形、楕円形状、円環状、多角環状等であってもよい。また、実装基板数も1個に限定するものでなく、複数備える構成であってもよい。
<変形例16>
各実施形態および各変形例においては、封止体23はLED22を個別に封止している(LED22の数と封止体23の数とが同じである。)。しかしながら、これに限られない。例えば、所定の複数個のLED22を1セットとして、セットごとに1つ(一塊)の封止体23でLED22を封止してもよいし、全てのLED22を1つの封止体23で封止してもよい。
<変形例17>
実施形態2においては、熱伝導部材85としてカーボングラファイトシートを用いた場合について説明したが、これに限られない。熱伝導部材85として、例えば、Al、Ni、ステンレス等の金属シートを用いてもよいし、シート状の熱伝導性の樹脂を用いてもよい。また、熱伝導部材85の形状は、シート状に限られず、たとえば棒状やワイヤー状、メッシュ状であってもよい。さらには、ケース70内部において、タンク50とケース70の内周面71との間の空間に熱伝導部材85として熱伝導性の樹脂を充填してもよい。
<変形例18>
変形例2においては、基台本体部531は前面531aが円滑な傾斜面であるドーム形の部材であったが、これに限られない。前面531aが階段状であってもよい。この場合、各段の前面にLED22が実装される。加えて、配光角を広くする目的などにより、各段の側面にもLED22を実装してもよい。
<変形例19>
上記各実施形態および各変形例にいては、カバー部10は、略平板状の前面カバー11を備える構成であったが、これに限られない。例えば、前面カバーがドーム状や電球のバルブを模した形状であってもよい。
<変形例20>
また、カバー部10のケース70への固定は、カシメによる固定に限られず、例えば、接着剤を用いた固定や圧入による固定、爪部材等の係合構造を利用した固定であってもよい。
<変形例21>
さらには、前面カバー11の内面に、発光部20から発せられた光を拡散させる拡散処理(例えば、シリカや白色顔料等による処理、ブラスト加工など)が施されていてもよい。また、前面カバー11の後方に発光部20から発せられた光を拡散させる拡散シート等の光拡散部材や、導光部材、レンズ等の光学部材を配設してもよい。
<変形例22>
冷却媒体81は、冷却用途にのみ限定されない。例えば、寒冷地などにおいて、電源投入直後など発光部の温度が低い場合に、発光効率を高めるために、ヒータで加熱された冷却媒体81を、流路内を循環させるようにしてもよい。
なお、上記各実施形態に係るランプの部分的な構成、および上記各変形例に係る構成を、適宜組み合わせてなるランプであってもよい。また、上記各実施の形態および各変形例における説明に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。また、各図面における各部材の寸法および比は、一例として挙げたものであり、必ずしも実在のランプの寸法および比と一致するとは限らない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、ランプの構成に適宜変更を加えることは可能である。
1、2、3 ランプ
20 発光部
21 実装基板
22 LED(半導体発光素子)
30、430、530、630 基台
32b 流路
32ba 中心部分
32bb 外縁部分
40 ポンプ
50 タンク
53a、53b、53c、53d 隔壁
54a、54b、54c、54d、54e チャンバー
52a2 流入口
52b2 流出口
55a、55b、55c、55d 貫通孔
60 回路ボックス(制御部)
70 ケース
81 冷却媒体
82 熱伝導部材
91 液流センサ
92 温度センサ
S 筒軸

Claims (20)

  1. 基台と、
    半導体発光素子を有し、前記半導体発光素子の主出射方向を前方とした場合に、前記基台の前面に配置された発光部と、を備えるランプであって、
    前記基台には、冷却媒体を流すための流路が設けられ、
    前記冷却媒体を収容するとともに、前記冷却媒体を冷却する機能を有するタンクを備え、
    前記流路は、平面視において渦巻き状であり、
    前記タンクは、筒状の外観を有し、複数の隔壁により筒軸方向に仕切られた複数のチャンバーから成り、前記筒軸方向の一端に前記冷却媒体の流入口が、他端に前記冷却媒体の流出口がそれぞれ設けられており、
    前記複数の隔壁には、貫通孔がそれぞれ設けられ、前記複数のチャンバーのうち隣り合うチャンバー同士は、前記貫通孔を介して連通している
    ことを特徴とするランプ。
  2. 隣り合う前記貫通孔同士、隣り合う前記流入口と前記貫通孔、および隣り合う前記流出口と前記貫通孔とは、前記筒軸方向に見た場合に、互いに離間している
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  3. 前記複数の貫通孔は、前記筒軸からずれた位置に形成されており、隣り合う前記貫通孔同士の前記ずれの方向は、互いに反対方向である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のランプ。
  4. 前記基台の前面は、平面である
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のランプ。
  5. 前記基台の前面は、中央部が前方側に突出した形状である
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のランプ。
  6. 前記流路は、平面渦巻き状である
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  7. 前記基台の後面は、中央部が前方側に凹入した形状であり、
    前記流路は、前記基台の後面の凹入に対応して前記渦巻きの中央部が前方側に突出した形状を有する
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  8. 平面視において、前記流路は、前記基台の一部にのみ配置されており、前記基台の一部には、前記発光部の少なくとも一部が配置されている
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のランプ。
  9. 前記基台は、前記発光部が載置される基台本体部と、前記基台本体部の後方側に取着され、前記流路を有する冷却部と、から成る
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のランプ。
  10. 前記冷却部が前記基台本体部に取着された状態において、前記冷却部の前面と前記基台本体部の後面とは接しており、
    前記冷却部の前面には、渦巻き状の溝が設けられ、
    前記流路は、前記溝の内面と前記基台本体部の後面とにより囲まれた領域である
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  11. 前記冷却部は、管状の部材が平面視において渦巻き状に巻回されて成り、
    前記流路は、前記管状の部材の管内空間である
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  12. 前記基台は、前記発光部が載置される基台本体部と、前記基台本体部の後方側に取着される蓋部と、から成り、
    前記基台本体部に前記蓋部が取着された状態において、前記基台本体部の後面と前記蓋部の前面とは接しており、
    前記基台本体部の後面には、渦巻き状の溝が設けられ、
    前記流路は、前記溝の内面と前記蓋部の前面とにより囲まれた領域である
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のランプ。
  13. 前記流路は、前記渦巻きの中心を含む中心部分と、前記中心部分の外側に連設された部分である外縁部分とから成り、
    前記流路に沿う方向に直交する平面による前記流路の断面積は、前記中心部分と前記外縁部分とで異なる
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載のランプ。
  14. 前記断面積は、前記外縁部分よりも前記中心部分の方が大きい
    ことを特徴とする請求項13に記載のランプ。
  15. 前記断面積は、前記渦巻きの外側から中心に向かうにつれて漸次変化する
    ことを特徴とする請求項13または14に記載のランプ。
  16. 前記冷却媒体を前記流路内において流動させるポンプをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から15の何れか1項に記載のランプ。
  17. 前記ポンプは、前記渦巻きの中心から外側へと向かう方向に前記冷却媒体を流動させる
    ことを特徴とする請求項16に記載のランプ。
  18. 前記冷却媒体の単位時間当たりの流量を検出する液流センサと、
    前記基台の温度を検出する温度センサと、
    前記ポンプの駆動を制御する制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記温度センサによる検出温度が高いほど、前記流量が大きくなるように前記ポンプを制御する
    ことを特徴とする請求項16または17に記載のランプ。
  19. 前記タンクを収容するケースと、
    前記タンクの外周面および前記ケースの内面に接触して前記ケース内に配置された熱伝導部材と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から18の何れか1項に記載のランプ。
  20. 前記熱伝導部材は、カーボングラファイトシートである
    ことを特徴とする請求項19に記載のランプ。
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