JP5764088B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、洗濯運転終了後、蓋開閉検知手段により蓋が閉じられていることを検知し、かつ、特定のキーが操作された場合に、自動的に槽乾燥コースを実行する洗濯乾燥機が開示されている。
本発明の目的は、槽乾燥コースを早期に開始し得る洗濯乾燥機を提供することにある。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
まず、図1に沿って、洗濯乾燥機100の概略構造について説明する。
図7に沿って、洗濯乾燥機100の制御を説明する。図7は、洗濯乾燥機100が「洗濯」を実行した後、「槽乾燥」を行う際に、「ユーザ動作」、「蓋状態」、「ヒータ出力」、「洗濯乾燥機電源」及び「タイマ」のそれぞれが、時間の推移とともにどの様に遷移していくかを概略的に示している。図7の横軸には時間が採られている。
「洗濯物取り出し」は、ユーザが内槽3から洗濯乾燥機100の外部に洗濯物を取り出す工程である。「洗濯物取り出し」は、ユーザが外蓋5及び内蓋34を開けた時点で始まり、ユーザが洗濯物を取り出した後、内蓋34及び外蓋5を閉じた時点で終了する。
「キー操作」は、ユーザが操作パネル611(図1、図11)の操作スイッチ612上の「清潔」ボタン627を押下する動作である。
t1〜t3の時間帯を「ヒータ余熱運転開始時間帯」と呼ぶ。t2〜t5の時間帯を「ヒータ本格運転開始時間帯」と呼ぶ。
(相違点1)ヒータ本格運転開始時間帯が終了した後において、ユーザが「蓋閉」を行っている(t2<t5<t4)。
(相違点2)このことによって、t5において、ヒータの出力レベルは、「弱」から「OFF」に変化している(ヒータ出力欄304)。
(相違点3)ヒータ余熱運転開始時間帯が終了した後において、ユーザが「キー操作」を行っている(t1<t3<t2)。
(相違点4)このことによって、t3において、洗濯乾燥機100の電源の状態は、「ON」から「OFF」に変化している(洗濯乾燥機電源欄305)。
(相違点5)ヒータ24の出力レベルは、「OFF」のままである(ヒータ出力欄304)。
(相違点6)タイマ2は起動しない(タイマ欄306)。
図10に沿って、洗濯乾燥機100の制御回路の構成を説明する。制御回路は、マイクロコンピュータを主要部とする主制御回路600、負荷駆動制御回路601、電源回路602及びオートオフリレー603を有し、交流電源604から給電される。なお、電源回路602と交流電源604の間に、オートオフリレー603によって開閉されるスイッチが存在する。
図12に沿って、本実施形態の制御処理手順を説明する。以下の制御処理手順が開始される前提として、ユーザは、内槽3内に洗濯物を入れ、内蓋34及び外蓋5を閉じているものとする。
主制御回路600は、第2に、操作パネル611の表示部617に、予め設定されている「コース」を表示する。表示されるコースの例としては、「洗い→すすぎ→脱水」があげられる。因みに、コースに含まれ得る工程としては、「洗い」、「すすぎ」、「脱水」及び「乾燥」の4つがあり、それぞれ、「洗い」ボタン622、「すすぎ」ボタン623、「脱水」ボタン624及び「乾燥」625ボタンに対応している。ここで、「乾燥」は、脱水された洗濯物を乾燥させる工程であり、洗濯物が存在しない状態において外槽2及び内槽3を乾燥させる「清潔」工程とは異なる。そして、「清潔」工程は、「清潔」ボタン627に対応しており、図7、図8及び図9における「槽乾燥」と同じ工程である。
主制御回路600は、第4に、ユーザが操作パネル611において、「スタート/一時停止」ボタン626を押下するのを受け付ける。
この場合、主制御回路600は、例えば以下の動作を以下の順序で行う。
(1)給水弁7に対して、給水弁7を開く指示を送る(内槽3に洗濯水が入る)。
(2)水位センサ47から、所定の水準まで水位が上昇した旨の信号を受け付けると、給水弁7に対して、給水弁7を閉じる指示を送る。
(3)洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を開始する指示を送る。
(4)循環ポンプ45に対して、稼動を開始する指示を送る。
(5)所定の時間が経過した後、洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を停止する指示を送り、循環ポンプ45に対して、稼動を停止する指示を送る。
(6)排水弁44に対して、排水弁44を開く指示を送る(内槽3から洗濯水が外部に出る)
(7)排水弁44に対して、排水弁44を閉じる指示を送る。そして、給水弁7に対して、給水弁7を開く指示を送る(内槽3にすすぎ用の洗濯水が入る)。
(8)洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を開始する指示を送る。
(9)所定の時間が経過した後、洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を停止する指示を送る。
(10)排水弁44に対して、排水弁44を開く指示を送る(内槽3からすすぎ用の洗濯水が外部に出る)。
(11)(7)〜(10)を所定の回数繰り返す。
(12)洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を開始する指示を送る。
(13)所定の時間が経過した後、洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を停止する指示を送る。なお、主制御回路600は、重量センサ(図示せず)から、内槽3内の洗濯物の重量を示す信号を常時受け取ることにしてもよい。そして、その信号が、洗濯物の重量が所定の閾値を超えて減少した(脱水が充分に行われた)ことを示す場合に、主制御回路600は、洗濯乾燥用駆動モータ10に対して、回転を停止する指示を送ることにしてもよい。
以上の動作が終了すると、洗濯運転が終了したことになる。
その後、主制御回路600は、槽乾燥運転を終了すると電源をOFFにして、制御処理手順を終了する。
その後、主制御回路600は、所定の時間が経過した後、電源をOFFにして、制御処理手順を終了する。
その後、主制御回路600は、制御処理手順を終了する。
洗濯物の量に応じて、ユーザが内槽3から洗濯物を取り出すのに必要な時間は変化する。そこで、主制御回路600は、ヒータ余熱運転開始時間帯(t1〜t3)の長さ、及び/又は、ヒータ本格運転開始時間帯(t2〜t5)の長さを、洗濯物の重量に応じて決定してもよい。
具体的には、主制御回路600は、ステップS102の最後の時点(洗濯運転の終了時)において、以下の処理を追加的に実行する。
(14)内槽3内の洗濯物の重量を示す信号を、重量センサから受け付ける。
(15)洗濯物の重量を入力値とする「関数1」を使用して、ヒータ余熱運転開始時間帯の長さを決定する。そして、洗濯物の重量を入力値とする「関数2」を使用して、ヒータ本格運転開始時間帯の長さを決定する。
(16)このようにして決定した、ヒータ余熱運転開始時間帯の長さ及びヒータ本格運転開始時間帯の長さを、不揮発性記憶手段615に記憶する。
主制御回路600は、ユーザが実際に「蓋開」を行ってから「キー操作」を行うまでに経過した時間(図7においては、t2−t1)を履歴情報として不揮発性記憶手段615に蓄積しておいてもよい。そして、主制御回路600は、このような履歴情報が所定の数以上蓄積された後の任意の時点において、履歴情報に基づいて、ヒータ余熱運転開始時間帯の長さを決定してもよい。例えば、過去における「t2−t1」の平均値に対して安全率(1以上)を乗じた数を、ヒータ余熱運転開始時間帯の長さとしてもよい。
主制御回路600は、ユーザが実際に「キー操作」を行ってから「蓋閉」を行うまでに経過した時間(図7においては、t4−t2)を履歴情報として不揮発性記憶手段615に蓄積しておいてもよい。そして、主制御回路600は、このような履歴情報が所定の数以上蓄積された後の任意の時点において、履歴情報に基づいて、ヒータ本格運転開始時間帯の長さを決定してもよい。例えば、過去における「t4−t2」の平均値に対して安全率(1以上)を乗じた数を、ヒータ本格運転開始時間帯の長さとしてもよい。
主制御回路600は、このような実際に経過した時間に関連付けて、実際の洗濯物の重量を不揮発性記憶手段615に蓄積しておいてもよい。いま、前記の変形例1における「関数1」及び「関数2」が以下の通りであるとする。
関数1:y1=f1(x,p1,p2,・・・)
関数2:y2=f2(x,q1,q2,・・・)
ここで、xは、洗濯物の重量である。y1は、ユーザが「蓋開」を行ってから「キー操作」を行うまでに経過した時間(図7においては、t2−t1)である。y2は、ユーザが「キー操作」を行ってから「蓋閉」を行うまでに経過した時間(図7においては、t4−t2)である。p1,p2,・・・及びq1,q2,・・・は、パラメータである。
(17)内槽3内の洗濯物の重量を示す信号を、重量センサから受け付ける。
(18)関数1の「x」に、受け付けた洗濯物の重量を入力し「y1」を求めることによって、ヒータ余熱運転開始時間帯の長さ決定する。さらに、関数2の「x」に、受け付けた洗濯物の重量を入力し「y2」を求めることによって、ヒータ本格運転開始時間帯の長さを決定する。そして、決定した結果を不揮発性記憶手段615に記憶する。
本実施形態によれば、消費電力を抑えつつ、効率的に外槽2及び内槽3の乾燥を行うことができる。さらに、ユーザの習性及び洗濯物の量の傾向に応じて、ヒータ24の出力増大のタイミング及び洗濯乾燥機100の電源OFFのタイミングを自動的に決定することができる。
3 内槽
24 ヒータ(加熱手段)
100 洗濯乾燥機
202 送風ファン(送風手段)
600 主制御回路
Claims (4)
- 洗濯水及びすすぎ水を溜める外槽と、
前記外槽に回転自在に内置される内槽と、
前記内槽内の洗濯物に風を供給する送風手段と、
前記風を温風とする加熱手段と、
洗濯乾燥機の蓋の開閉状態を検知する蓋開閉状態検知手段と、
洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程を実行し、前記洗い工程、前記すすぎ工程及び前記脱水工程のうち少なくとも1つの工程を含む洗濯運転を終了し、前記外槽及び前記内槽を乾燥させる槽乾燥工程を実行するための所定のキーが操作されるのを検知すると、前記送風手段及び前記加熱手段に温風の供給を開始させ、その後、前記洗濯乾燥機の蓋の閉じ状態を前記蓋開閉状態検知手段により検知すると、前記加熱手段の出力を増加させる制御回路と、
を備えることを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記制御回路は、
前記所定のキーが操作された後所定時間内に前記蓋の閉じ状態を検知しない場合、前記加熱手段の出力を減少又は停止させること、
を特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。 - 前記制御回路は、
前記洗濯運転が終了し前記蓋が開き状態となった後所定時間内に前記所定のキーが操作されるのを検知しない場合、前記洗濯乾燥機の電源をオフにすること、
を特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。 - 前記制御回路は、
前記所定のキーが操作されるのを検知すると、槽乾燥の残時間を表示すること、
を特徴とする請求項3に記載の洗濯乾燥機。
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