JP5763458B2 - コンクリート組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
条件A:550≦X≦600であり、且つ、−0.5X+320≦Y≦−2X+1280である。
条件B:600≦X≦700であり、且つ、−0.1X+80≦Y≦−0.4X+320である。
条件a:550≦X≦600であり、且つ、−0.6X+390≦Y≦−2X+1280である。
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第1実施形態に係るコンクリート組成物は、セメント、骨材、水、及び少なくとも2種類の分散剤を含有しており、分散剤のうちの少なくとも一種が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形のうちの少なくとも一種である。
条件A:550≦X≦600であり、且つ、−0.5X+320≦Y≦−2X+1280である。
条件B:600≦X≦700であり、且つ、−0.1X+80≦Y≦−0.4X+320である。
第2実施形態に係るコンクリート組成物は、セメント、骨材、水、増粘剤、及び少なくとも2種類の分散剤を含有しており、分散剤のうちの少なくとも一種が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形からなる群より選ばれる少なくとも一種である。
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水、セメント、石灰石微粉末、細骨材、粗骨材、分散剤、増粘剤及び分散剤を混合して、各種のコンクリート組成物を調製し、それらの初期のスランプフロー(mm)及び50cm到達時間を測定した。それぞれの実験例は、分散剤以外の配合を同じとし、分剤剤(SP1及びSP2のいずれか)の添加量のみを3通り(L、C及びHの配合)に変化させたものである。各実験例のコンクリート組成物の組成、並びに初期のスランプフロー及び50cm到達時間の結果を表2、3及び4に示す。表2、3及び4中、増粘剤の欄に斜線が記載されているものは、増粘剤を添加しなかったことを意味する。
下記表5に示す配合のコンクリート組成物(実験例34〜38)をそれぞれ準備し、それらについて、初期(0時間)から一定時間(7〜10時間)が経過するまで1時間おきにスランプフローの測定を行い、その結果に基づいて各実験例のコンクリート組成物による流動保持性を評価した。得られた結果を図2に示す。なお、実験例34〜38は、図1に示した直線L1とL3との間の領域に含まれるものであり、実験例34、36及び37は、表3中の実験例20に該当する。
下記表6に示す配合のコンクリート組成物(実験例39〜43)をそれぞれ準備し、それらについて、初期(0時間)から一定時間(7〜10時間)が経過するまで1時間おきにスランプフローの測定を行い、その結果に基づいて各実験例のコンクリート組成物による流動保持性を評価した。得られた結果を図3に示す。なお、実験例39〜43は、図1に示した直線L3よりも上の領域に含まれるものであり、実験例40、41及び42は、表3中の実験例27に該当する。
下記表7に示す配合のコンクリート組成物(実験例44〜48)をそれぞれ準備し、それらについて、初期(0時間)から一定時間(7〜10時間)が経過するまで1時間おきにスランプフローの測定を行い、その結果に基づいて各実験例のコンクリート組成物による流動保持性を評価した。得られた結果を図4に示す。なお、実験例44〜48は、図1に示した直線L1よりも下側の領域に含まれるものであり、実験例44、46及び48は、表3中の実験例22に該当する。
Claims (4)
- セメント、骨材、水、及び少なくとも2種類の分散剤を含有しており、
前記分散剤が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形からなる群より選ばれる少なくとも一種と、高性能減水剤、高性能AE減水剤標準形及び流動化剤標準形からなる群より選ばれる少なくとも一種とを含み、
水セメント比が30〜60%であり、
初期のスランプフローの値Xと、50cm到達時間の値Yとが、下記の条件A及びBのいずかを満たす、コンクリート組成物。
条件A:550≦X≦600であり、且つ、−0.5X+320≦Y≦−2X+1280である。
条件B:600≦X≦700であり、且つ、−0.1X+80≦Y≦−0.4X+320である。 - セメント、骨材、水、増粘剤、及び少なくとも2種類の分散剤を含有しており、
前記分散剤が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形からなる群より選ばれる少なくとも一種と、高性能減水剤、高性能AE減水剤標準形及び流動化剤標準形からなる群より選ばれる少なくとも一種とを含み、
水セメント比が30〜60%であり、
初期のスランプフローの値Xと、50cm到達時間の値Yとが、下記の条件a、b及びcのいずれかを満たす、コンクリート組成物。
条件a:550≦X≦600であり、且つ、−0.6X+390≦Y≦−2X+1280である。
条件b:600≦X≦650であり、且つ、−0.2X+150≦Y≦−0.4X+320である。
条件c:650≦X≦700であり、且つ、−0.1X+85≦Y≦−0.4X+320である。 - セメント、骨材、水、及び少なくとも2種類の分散剤を混合してコンクリート組成物を得る工程を有しており、
前記分散剤が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形からなる群より選ばれる少なくとも一種と、高性能減水剤、高性能AE減水剤標準形及び流動化剤標準形からなる群より選ばれる少なくとも一種とを含み、
前記コンクリート組成物の水セメント比が、30〜60%となるようにし、
初期のスランプフローの値Xと、50cm到達時間の値Yとが、下記の条件A及びBのいずかを満たすようにする、コンクリート組成物の製造方法。
条件A:550≦X≦600であり、且つ、−0.5X+320≦Y≦−2X+1280である。
条件B:600≦X≦700であり、且つ、−0.1X+80≦Y≦−0.4X+320である。 - セメント、骨材、水、増粘剤、及び少なくとも2種類の分散剤を混合してコンクリート組成物を得る工程を有しており、
前記分散剤が、減水剤遅延形、AE減水剤遅延形、高性能AE減水剤遅延形及び流動化剤遅延形からなる群より選ばれる少なくとも一種と、高性能減水剤、高性能AE減水剤標準形及び流動化剤標準形からなる群より選ばれる少なくとも一種とを含み、
前記コンクリート組成物の水セメント比が、30〜60%となるようにし、
初期のスランプフローの値Xと、50cm到達時間の値Yとが、下記の条件a、b及びcのいずれかを満たすようにする、コンクリート組成物の製造方法。
条件a:550≦X≦600であり、且つ、−0.6X+390≦Y≦−2X+1280である。
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