JP5762111B2 - モータ保持構造及び電気機器 - Google Patents

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本発明は、取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造、並びに該モータ保持構造を備える電気機器に関する。
例えばモータと該モータの出力軸に固定された送風ファンとを有する送風装置等の電気機器においては、回転体であるモータが振動の発生源であるため、その振動が電気機器本体に伝わらないように、モータと本体キャビネットとの間に防振用の例えば合成ゴム製等のクッション部材を介在させる必要がある。
ビス固定用孔が設けられたフランジを外周面に有するモータを本体キャビネットに固定する場合、従来、ビスとフランジとの間に防振用のゴム(防振スペーサ)を介在させ、モータから装置本体に伝わる振動を抑える構成にしていた。
特許文献1には、モータの外周に形成されたフランジと、該フランジに固定される環状の固定板と、該固定板に複数形成された防振ゴム係合孔と、モータベースにネジ止め部材を介して固定され、前記防振ゴム係合孔に係合する環状溝を有する円筒状の防振ゴムとを備えたファンモータの支持装置の発明が開示されている。
特開平6−74491号公報
しかし、上述のビスとモータのフランジとの間に防振スペーサを介在させる構成の場合、キャビネットに連結している前記ビスのビス頭と防振スペーサとの接触面積が小さいため、防振スペーサを配していてもモータからの振動を十分に吸収することができないという問題があった。
防振スペーサを、モータのフランジを固定する固定板とモータベースとの間、及びビスと固定板との間に介在させる特許文献1の発明の場合も、上記と同様にビス頭と防振スペーサとの接触面積が小さいため、モータから固定板を介しモータベースに伝わる振動を十分に低減することができないという問題があった。
また、いずれの場合も、フランジ又は固定板の両側に防振スペーサを配してビスで固定するため、モータの取り付けが煩雑であるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、防振体とモータを保持する保持体との接触面積が大きく、モータから保持体に伝動する振動を防振体により十分に吸収して低減することができ、モータの取り付け性も良好であるモータ保持構造、並びに該モータ保持構造を有する電気機器を提供することを目的とする。
本発明に係るモータ保持構造は、取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造において、前記モータの外周面に、該モータの出力軸に交叉する方向に延びる複数の突起部が設けられ、弾性を有する材料からなり、前記複数の突起部を前記出力軸に平行な方向に挟む複数の防振体と、前記モータに外嵌され、前記取付穴の周縁部に当接されて、前記防振体を該周縁部と挟み込んだ状態で前記モータを前記保持体に固定する固定環とを備え、前記固定環は、前記防振体を挟み込む部分と、前記保持体に密着する密着部とを、周方向に交互に有し、前記密着部の表側に、外縁部、内縁部、並びに外縁部及び内縁部を橋絡する複数のリブを有し、中央にビス挿通孔を有することを特徴とする。
本発明においては、予め防振体により突起部を挟み、固定環を、該防振体を取付穴の周縁部とで挟み込むように該周縁部に当接して、モータを保持体に固定するように構成されている。従来、ビスを保持体に固定する部分に防振体を介在させていたので、防振体の大きさに制約があり、ビスと防振体との接触面積が小さいため、十分にモータの振動を低減することができなかったのに対し、本発明においては、防振体はビス止めする部分に介在させるものではないので、大きさの自由度が高く、防振体の保持体及び固定環との接触面積を十分に大きく取ることができる。従って、モータから保持体を介し該保持体を備える装置全体に伝わる振動を防振体により十分に吸収して低減することができる。そして、上述のように構成されているので、モータの取り付け性も良好である。
そして、本発明においては、固定環は、防振体を挟み込む部分と、保持体に密着する密着部とを、周方向に交互に有するので、固定環を保持体にバランス良く確実に固定することができ、かつ、防振体も固定環及び保持体に対し、確実に固定することができる。
本発明に係るモータ保持構造は、前記防振体は、前記突起部を覆っていることを特徴とする。
本発明においては、防振体の保持体及び固定環との接触面積をより大きく取ることができるので、モータから装置全体に伝わる振動をより低減することができる。そして、予め防振体を突起部にスライドさせて差し込んだ状態で、防振体を固定環と保持体とで挟み込んで保持体に固定するので、モータの取り付け性がより向上する。
本発明に係るモータ保持構造は、前記固定環の前記防振体を挟み込む部分は、前記防振体を覆うように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、モータの振動がより低減され、取り付け性もより良好になる。
本発明に係るモータ保持構造は、取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造において、前記モータの外周面に、該モータの出力軸に交叉する方向に延びる複数の突起部が設けられ、弾性を有する材料からなり、前記複数の突起部を前記出力軸に平行な方向に挟む複数の防振体と、前記モータに外嵌され、前記取付穴の周縁部に当接されて、前記防振体を該周縁部と挟み込んだ状態で前記モータを前記保持体に固定する固定環とを備え、前記固定環は、前記防振体を挟み込む部分と、前記保持体に密着する密着部とを、周方向に交互に有し、前記防振体を挟み込む部分は、前記防振体の基端部のみを覆い、前記密着部の中央にビス挿通孔を有することを特徴とする。
本発明に係るモータ保持構造は、前記密着部は、前記防振体を挟み込む部分と、該部分に隣り合う防振体を挟み込む部分との中央に位置することを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、上述のモータ保持構造を備えることを特徴とする。
本発明においては、モータから電気機器全体への振動の伝達が良好に抑制される。
本発明によれば、予め防振体によりモータの突起部を挟み、固定環を、該防振体を取付穴の周縁部とで挟み込むように該周縁部に当接して、モータを保持体に固定するので、防振体の大きさの自由度が高く、防振体の固定環及び保持体との接触面積を十分に大きく取ることができ、モータから保持体に伝動する振動を十分に吸収して低減することができる。そして、モータの保持体に対する取り付け性も良好である。
本発明の実施の形態1に係る送風装置としての加湿装置の内部構成を示す一部破断正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII −III 線断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る防振スペーサを突起部に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る防振スペーサを突起部に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータをキャビネットに取り付ける前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るモータをキャビネットに取り付けた後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るモータをキャビネットに取り付けた後の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータ固定用アングルによりモータをキャビネットに固定する前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るモータ固定用アングルによりモータをキャビネットに固定した後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るモータをキャビネットに固定した後の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るモータをキャビネットに取り付ける前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るモータをキャビネットに取り付けた後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ固定用アングルによりモータをキャビネットに固定する前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ固定用アングルによりモータをキャビネットに固定した後の状態を示す斜視図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る電気機器の一例としての送風装置である、実施の形態1に係る加湿装置1の内部構成を示す正面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII −III 線断面図である。
加湿装置1は、筐体2、モータ3及び送風ファン7を有する送風機20、加湿フィルタ8、貯水槽9、貯水タンク10、及びイオン発生素子11を備える。
筐体2は直方体状をなし、室内の床面に立設される。
筐体2の背面には、マトリクス状に複数個の吸気口21,21,…が形成されている。なお、吸気口21が形成された背板を筐体2の背面に着脱可能に構成することにしてもよい。
筐体2の上面部には、平面視が矩形状をなす吹出口22が形成されている。
筐体2の底面には貯水槽9が設けられている。
筐体2の正面視の左側には、貯水タンク10が着脱可能に装着されている。貯水槽9は、貯水タンク10から供給された水を貯留する。
貯水タンク10は、貯水槽9において所定の水位を維持すべく、貯水槽9に対して自動的に給水するよう構成されている。貯水タンク10から貯水槽9へ、加湿フィルタ8が十分に浸水し、しかも水位が貯水槽9の周壁の上端部よりも適宜に低い位置になるように給水される。
加湿フィルタ8は、適宜の厚みを有する円盤状又は矩形状をなし、吸水性及び通気性を有するフィルタ本体と、フィルタ本体を保持する合成樹脂製の枠体とからなる。
加湿フィルタ8は、貯水槽9の左右方向中央部から右側部に亘って、縦姿勢に配される。そして、加湿フィルタ8の下部は貯水槽9に浸水しており、これにより加湿フィルタ8は吸水する。
送風機20の送風ファン7はシロッコ・ファンである。送風ファン7を取り付けたモータ3は、正面視が、円の右上側を吹出口22に連なるように切り開いた形をなすケース状のキャビネット(保持体)4に、該キャビネット4の裏面側に突設したフランジ収納部(突設部)41の底面の取付穴412に嵌め込まれた状態で保持されている。
送風ファン7は、モータ3が作動することによって回転する。送風ファン7が回転した場合、図2に矢符で示すように、加湿装置1の外部から吸気口21,21,…を通過して空気が吸入される。空気は筐体2の背面に沿って下側に流れた後、加湿フィルタ8を通過するように前後方向に流れ、筐体2の正面に沿って下から上に流れ、送風ファン7を通って吹出口22から加湿装置1の外部へ排出される。
吹出口22の近傍にはイオン発生素子11が配されており、発生させたプラスイオン及びマイナスイオンを、排出する空気に付加するように構成されている。
以下、本実施の形態に係るモータ3の保持構造について詳述する。
図4はモータ3を示す分解斜視図、図5は防振スペーサ35を突起部34に取り付けた状態を示す斜視図、図6は防振スペーサ35を突起部34に取り付けた状態を示す断面図である。
モータ3は、モータ本体31と、出力軸32と、モータ本体31の外周面の略中央部に設けられたフランジ33と、該フランジ33の径方向に舌片状をなすように突設され、周方向に等配に設けられた4つの突起部34と、該突起部34を覆う、例えば合成ゴム製の防振スペーサ35とを備えている。防振スペーサ35は、突起部34に対向する面が開放している袋状をなし、突起部34にスライドさせて差し込むことで突起部34に取り付けられる。防振スペーサ35の下部の一側部にはモータ3のハーネスを通す隙間を作るための切り欠きが形成されている。
なお、防振スペーサ35の材質は合成ゴムに限定されるものではなく、他の合成樹脂からなるものであってもよい。
図7はモータ3をキャビネット4に取り付ける前の状態を示す斜視図、図8はモータ3をキャビネット4に取り付けた後の状態を示す斜視図、図9はモータ3をキャビネット4に取り付けた後の状態を示す断面図である。
上述したように、キャビネット4の裏面側にはフランジ収納部41が突設されており、該フランジ収納部41の底面に形成された取付穴412にモータ3が嵌め込まれる。フランジ収納部41は、防振スペーサ35と略同一の形状をなし、図9に示すように防振スペーサ35の厚み方向の大部分を覆う深さを有するスペーサ嵌合凹部411を備えており、フランジ収納部41のスペーサ嵌合凹部411以外の部分はフランジ33の外縁部の少し外側を沿うように構成されている。キャビネット4のフランジ収納部41の周縁部には、周方向に4等配にビス止め孔42が設けられている。
図10はモータ固定用アングル(固定環)5によりモータ3をキャビネット4に固定する前の状態を示す斜視図、図11はモータ固定用アングル5によりモータ3をキャビネット4に固定した後の状態を示す斜視図、図12はモータ3をキャビネット4に固定した後の状態を示す断面図である。
合成樹脂製のモータ固定用アングル5は、スペーサ嵌合凹部411に嵌合された防振スペーサ35を覆う被覆部51と、キャビネット4に密着され、ビス挿通孔52aが形成された密着部52とが周方向に交互に形成されてなる。密着部52の表面には、外縁部、内縁部、及び外縁部及び内縁部を橋絡する複数のリブが設けられており、中央部が径方向外側に突出し、該中央部にビス挿通孔52aが設けられている。
モータ固定用アングル5をモータ本体31に嵌めてキャビネット4側にスライドさせ、防振スペーサ35を被覆部51で覆い、密着部52をキャビネット4の取付穴412の周縁部に当接させる。そして、密着部52のビス挿通孔52a及びビス止め孔42にビスを通して(図示せず)ビス止めし、密着部52を前記周縁部に密着させることにより、モータ3がキャビネット4に固定される。
図12に示すように、モータ本体31の外周と、モータ固定用アングル5のモータ本体31を挿通させる孔との間には隙間が開いている。また、モータ本体31の外周と、キャビネット4の取付穴412との間にも隙間が開いている。この隙間を設けることで、モータ3の振動により防振スペーサ35が撓んだ場合にモータ3がモータ固定用アングル5、及びキャビネット4と接触することが防止されている。
以上のように、本実施の形態においては、突起部34に対応する形状を有する防振スペーサ35を突起部34に取り付け、別部材のモータ固定用アングル5でさらに防振スペーサ35をキャビネット4に押さえ込むことによりモータ3をキャビネット4に固定する。従って、取り付け性が良好である。
モータ3により発生した振動は、突起部34に取り付けられた防振スペーサ35を介して、キャビネット4に伝動する。
このとき、突起部34に取り付けられた防振スペーサ35はモータ固定用アングル5及びキャビネット4と十分に大きい面積で接触しており、すなわち、防振スペーサ35と該防振スペーサ35の固定側の部材との接触面積が大きいため、モータ3の振動を吸収して、モータ3からキャビネット4を介し加湿装置1全体に伝動する振動量を十分に低減することができる。
そして、本実施の形態においては、モータ固定用アングル5は、防振スペーサ35を挟み込む部分と、キャビネット4に密着する部分とが交互に設けられているので、防振スペーサ35をキャビネット4にバランス良く確実に固定することができ、かつ、防振スペーサ35もモータ固定用アングル5及びキャビネット4に対し、確実に固定することができる。
さらに、本実施の形態においては、図2に示すように、吸込側の通風路と、送風機20が収容されているスペースとをキャビネット4で隔てる構成にし、キャビネット4は薄板一枚とすることで装置全体としての省スペース化を図っているが、上述のモータ保持構造を有するので、モータの振動が直接キャビネット4に伝動するのが抑制され、支障なく加湿装置1を小型化することができる。
なお、防振スペーサ35は、突起部34に対向する面が開放している袋状をなし、突起部34を完全に被覆する場合に限定されるものではなく、突起部34を出力軸32に平行な方向に挟んだ上でモータ固定用アングル5によりキャビネット4に固定できる形状を有する一体型のものであればよい。但し、防振スペーサ35を袋状に形成した場合、上述したように、防振スペーサ35がモータ固定用アングル5及びキャビネット4と十分に大きい面積で接触できるので、好ましい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るモータの保持構造は、モータ収納部及びモータ固定用アングルの形状が実施の形態1に係るフランジ収納部41及びモータ固定用アングル5の形状と異なること以外は、実施の形態1に係るモータの保持構造と同様の構成を有する。
図13はモータ3をキャビネット4に取り付ける前の状態を示す斜視図、図14はモータ3をキャビネット4に取り付けた後の状態を示す斜視図、図15はモータ固定用アングル6によりモータ3をキャビネット4に固定する前の状態を示す斜視図、図16は固定アングル6によりモータ3をキャビネット4に固定した後の状態を示す斜視図である。図中、図7、図8、図10、図11と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係るモータの保持構造においては、キャビネット4の裏面側にフランジ収納部43が突設されており、該フランジ収納部43の底面に形成された取付穴432にモータ3が嵌め込まれる。フランジ収納部43は、防振スペーサ35と略同一の形状をなすスペーサ嵌合凹部431を備えており、フランジ収納部43のスペーサ嵌合凹部431以外の部分はフランジ33の外縁部の少し外側を沿うように構成されている。スペーサ嵌合凹部431の底面には、取付穴432の径方向に延びるリブ433が設けられており、スペーサ嵌合凹部431の側面には2箇所、スペーサ嵌合凹部431の厚み方向に延びるリブ434が対向するように設けられている。
合成樹脂製のモータ固定用アングル6は、キャビネット4に密着され、ビス挿通孔61aが形成された密着部61と、防振スペーサ35の基端部をキャビネット4と挟み込むように周方向に延びる挟持部62とを備えている。モータ固定用アングル6は薄肉のリング状をなし、密着部61は厚み方向のキャビネット4側に設けられ、径方向外側に突出した中央部分に前記ビス挿通孔61aが設けられている。挟持部62は、モータ固定用アングル6の厚み方向の外側に設けられている。図16に示すように、密着部61をキャビネット4にビスにより固定したときに、防振スペーサ35は挟持部62、及び該防振スペーサ35の両側の密着部61により挟み込まれて、キャビネット4に固定される。
本実施の形態においては、スペーサ嵌合凹部431に、リブ433及びリブ434が設けられているので、防振スペーサ35はリブ433及びリブ434に係止されてより強固にキャビネット4に固定される。
本実施の形態においても実施の形態1と同様に、突起部34に取り付けられた防振スペーサ35はモータ固定用アングル6及びキャビネット4と十分に大きい面積で接触しているので、モータ3の振動を吸収して、モータ3からキャビネット4を介し、加湿装置1全体に伝動する振動量を十分に低減することができる。
上述の実施の形態1及び2においては、電気機器の送風装置として、加湿装置を例として説明したが、加湿装置に限定されるものではなく、取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造を有するものであれば、いずれの電気機器であってもよい。例えば空気調和機、扇風機、除湿機、空気清浄機等の電気機器に本発明を適用することが可能である。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 加湿装置
2 筐体
21 吸気口
22 吹出口
3 モータ
31 モータ本体
32 出力軸
33 フランジ
34 突起部
35 防振スペーサ
4 キャビネット
41、43 フランジ収納部
411、431 スペーサ嵌合凹部
412、432 取付穴
42 ビス止め孔
433、434 リブ
5、6 モータ固定用アングル
51 被覆部
52、61 密着部
52a、61a ビス挿通孔
62 挟持部
7 送風ファン
8 加湿フィルタ
9 貯水槽
10 貯水タンク
11 イオン発生素子
20 送風機

Claims (6)

  1. 取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造において、
    前記モータの外周面に、該モータの出力軸に交叉する方向に延びる複数の突起部が設けられ、
    弾性を有する材料からなり、前記複数の突起部を前記出力軸に平行な方向に挟む複数の防振体と、
    前記モータに外嵌され、前記取付穴の周縁部に当接されて、前記防振体を該周縁部と挟み込んだ状態で前記モータを前記保持体に固定する固定環とを備え
    前記固定環は、前記防振体を挟み込む部分と、前記保持体に密着する密着部とを、周方向に交互に有し、前記密着部の表側に、外縁部、内縁部、並びに外縁部及び内縁部を橋絡する複数のリブを有し、中央にビス挿通孔を有することを特徴とするモータ保持構造。
  2. 前記防振体は、前記突起部を覆っていることを特徴とする請求項1に記載のモータ保持構造。
  3. 前記固定環の前記防振体を挟み込む部分は、前記防振体を覆うように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ保持構造。
  4. 取付穴が設けられた保持体の該取付穴にモータを嵌め込んで保持するモータ保持構造において、
    前記モータの外周面に、該モータの出力軸に交叉する方向に延びる複数の突起部が設けられ、
    弾性を有する材料からなり、前記複数の突起部を前記出力軸に平行な方向に挟む複数の防振体と、
    前記モータに外嵌され、前記取付穴の周縁部に当接されて、前記防振体を該周縁部と挟み込んだ状態で前記モータを前記保持体に固定する固定環とを備え、
    前記固定環は、前記防振体を挟み込む部分と、前記保持体に密着する密着部とを、周方向に交互に有し、前記防振体を挟み込む部分は、前記防振体の基端部のみを覆い、前記密着部の中央にビス挿通孔を有することを特徴とするモータ保持構造。
  5. 前記密着部は、前記防振体を挟み込む部分と、該部分に隣り合う防振体を挟み込む部分との中央に位置することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載のモータ保持構造。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つに記載のモータ保持構造を備える電気機器。
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