JP5760451B2 - 駆動機構およびその駆動機構を備えたプリンターとスキャナー - Google Patents
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Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、駆動体が移動範囲の端まで到達した状態で第1プーリーに駆動力が作用した場合であっても、歯飛びなど、第1プーリーの回転にベルトの移動が追従しない状態が発生することを防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
また、上記目的を達成するため、第1プーリーと第2プーリーとに掛けられたベルトによって当該ベルトに取り付けられた駆動体を駆動する駆動機構において、駆動体に作用する第1プーリー側から第2プーリー側に向けた方向の成分を含む力を、第1プーリーと第2プーリーとの距離を維持または増大させる力に変換する変換手段を構成する。すなわち、駆動体はベルトの駆動に伴って第2プーリー側の端部から第1プーリー側の端部までの移動経路内を移動し、当該駆動体が移動経路内を第1プーリー側から第2プーリー側へ移動する過程において、変換手段によって駆動体を移動させるための力の少なくとも一部が第1プーリーと第2プーリーとの距離を維持または増大させる力に変換される。このため、当該力の変換が行われると、第1プーリーと第2プーリーとに掛けられたベルトが張った状態になる。従って、駆動体が移動範囲の端まで到達した状態で第1プーリーに駆動力が作用した場合であっても、歯飛びなど、第1プーリーの回転にベルトの移動が追従しない状態が発生することを防止することが可能である。
(1)プリンターの構成:
(2)キャリッジの駆動機構:
(3)他の実施形態:
図1Aは、本発明の一実施形態にかかる駆動機構を備えるプリンター10の概略構成を示す図である。同図1Aにおいては、プリンター10の筐体の斜視図をx軸、y軸、z軸からなる3次元空間内で示している。すなわち、プリンター10は略直方体の筐体を備え、プリンター10を水平面上に置いた場合に印刷媒体Pの挿入口11を備える面が水平面と平行に配向し、印刷媒体Pの排出口12を備える面が水平面と垂直に配向する。そこで、本明細書においては、当該挿入口11を備える面とx−y平面とが平行となり、x−z平面が当該挿入口11を備える面と垂直となるようにx軸、y軸、z軸を設定した。さらに、プリンター10の筐体の稜がx軸、y軸、z軸のそれぞれと平行に配向するように設定した。
本実施形態においては、以上のようなプリンター10において、バネによりベルト50の張力を維持するとともに、バネの反発力に抗する力がベルト50に伝達され得る状況であっても第1プーリー30および第2プーリー40とベルト50との間での歯飛びが発生しないようにキャリッジの駆動機構を構成している。以下、当該キャリッジの駆動機構を詳述する。
上述の実施形態は本発明を実施するための一例であり、駆動体に作用する第1プーリー側から第2プーリー側に向けた方向の成分を含む力を、第1プーリーと第2プーリーとの距離を維持または増大させる力に変換する限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、駆動体はキャリッジに限定されず、駆動機構を備える装置もプリンターに限定されない。
Claims (4)
- 支持体と、
前記支持体の一端側で回転可能に支持されるとともにモーターによって回転駆動される第1プーリーと、
前記支持体の他端側で、前記第1プーリーと前記第2プーリーを結ぶ方向において移動可能で、かつ回転可能に支持された第2プーリーと、
前記第1プーリーと前記第2プーリーとに掛けられ、前記第1プーリーの回転に応じて第2プーリーと共に移動するベルトと、
前記ベルトに取り付けられた駆動体と、を備え、
前記第2プーリーは、付勢部材を介して前記支持体に固定され、前記付勢部材の付勢により前記第2プーリーを前記第1プーリー側とは反対方向に付勢して前記ベルトを張る状態と成し、
前記第1プーリー側から前記第2プーリー側に移動した前記駆動体に接触する接触部を介して前記第2プーリーを前記付勢部材の付勢方向に力を伝達する、ことを特徴とする駆動機構。 - 前記第2プーリーを支持する第2プーリー支持部を備え、
前記第2プーリー支持部は、前記支持体に対して前記第1プーリーと前記第2プーリーを結ぶ方向において移動可能に支持され、
前記接触部は前記第2プーリー支持部に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。 - 前記駆動体は、印刷される印刷媒体に対して往復動するキャリッジであり、
請求項1または請求項2に記載の駆動機構を備えたことを特徴とするプリンター。 - 前記駆動体は、往復動するラインセンサーであり、
請求項1または請求項2に記載の駆動機構を備えたことを特徴とするスキャナー。
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