JP5760432B2 - 作付支援方法および作付支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作物の作付けを支援する作付支援方法および作付支援装置に関する。
従来、作物の作付けを支援する様々な技術が開示されている。例えば、圃場を複数の区画に区分けし、各区画の過去の収穫量から各区画の粗利を算出して、複数の区画の中から最大の粗利が得られる1以上の区画を選択する技術がある(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、庭土、植木鉢、プランターなどの土壌の成分を分析し、栽培に適した作物を選出したり、特定の作物の栽培に必要な肥料を割り出す技術がある(例えば、下記特許文献2参照。)。また、作物の市場価格情報、作物の栽培情報、農作物生産者の農地が所在する地域の年間の気象情報などに基づいて、農地に適した作物を提示する技術がある(例えば、下記特許文献3参照。)。
特開2002−189772号公報 特開2000−83476号公報 特開2005−80514号公報
しかしながら、上述した従来技術では、点在する数多くの圃場の作付計画を立案する場合、どの圃場にどの作物を作付けすればよいのか判断することが難しいという問題があった。例えば、数トン規模の作物の出荷日が決まっている場合などに、点在する数多くの圃場の、どの圃場に作付けすれば、出荷日までに目標収量を確保できるのか判断することが難しく、作付計画にかかる作業負担が増大するという問題がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、作付計画の立案作業の効率化を図ることができる作付支援方法および作付支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の作付支援方法および作付支援装置は、画面に表示された地図上に点在する複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索し、前記圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定し、前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して前記地図上に表示する。
本作付支援方法および作付支援装置によれば、作付計画の立案作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる作付支援方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、実施の形態にかかる作付支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、圃場特性マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。 図4は、作付実績マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、条件入力画面の一例を示す説明図である。 図6は、作付支援装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図7は、適地判定マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、フィルタ条件テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、評価結果テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、点数マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。 図11は、実施の形態にかかる作付支援装置の作付支援処理手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、ステップS1105の適地判定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図13は、ステップS1105の適地判定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図14は、ステップS1106の空き圃場判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、ステップS1109の組合せ決定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、作付支援装置の圃場選択処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図17は、作付支援装置の圃場選択処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図18は、圃場選択画面の具体例を示す説明図(その1)である。 図19は、圃場選択画面の具体例を示す説明図(その2)である。
以下に添付図面を参照して、開示の作付支援方法および作付支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(作付支援方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる作付支援方法の一実施例を示す説明図である。図1において、作付支援装置100は、圃場特性マスタ110および作付実績マスタ120を備え、作物の作付計画の立案作業を支援するコンピュータである。
作付支援装置100は、地図M上に点在する複数の圃場を表示する画面を有する。ここで、地図Mとは、ユーザが管理する複数の圃場の一部または全部を一定の割合で縮小して平面上に表した図である。ユーザとは、農作業に従事するものであり、例えば、複数の圃場を管理する農業経営者である。
圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。また、圃場として、いわゆる植物工場などの屋内の田畑、菜園などを含むことにしてもよい。圃場は、例えば、地形、日照状態、土壌特性などの違いによって区分けされている。地形としては、例えば、平坦部、山間部、丘陵部、低地、湿地などがある。日照状態は、例えば、太陽光の直射光が地表に当たっている状態の違いにより区別される。土壌特性としては、例えば、土性、排水能力、給水能力、耕運難度などがある。
作物とは、例えば、田畑や菜園などで作られる穀類や野菜などの農作物である。作付けとは、田畑や菜園などの圃場に作物を植え付けることである。農作業とは、作物を栽培、生育するための作業であり、例えば、播種、耕起、施肥、整地、除草、間引き、追肥、培土、収穫などである。
ここで、実施の形態にかかる作付支援装置100の作付支援処理手順の一実施例について説明する。ここでは、地図M上に点在する複数の圃場の一例として「圃場F1〜F16」を例に挙げて説明する。
(1)作付支援装置100は、ユーザ101の操作入力により、作付対象となる作物(以下、「対象作物」という)に関する条件の入力を受け付ける。対象作物に関する条件(以下、「作物条件」という)とは、例えば、対象作物の品目、品種、作型、作付期間、目標収量などである。
品目とは、作物の種類である。品目としては、例えば、キャベツ、ニンジンなどがある。品種とは、同一品目の中の種類である。例えば、キャベツの品種として、秋冬キャベツ、冬キャベツ、春キャベツなどがある。作型とは、作物の栽培を行うときの条件や技術の組合せを示す体系である。作型としては、例えば、春まき栽培、夏まき栽培、秋まき栽培、冬まき栽培などがある。
作付期間とは、例えば、作物の作付けを行う期間である。作付期間は、例えば、「2009年12月1日〜2010年3月31日」などの年月日によって指定される。目標収量とは、必要となる作物の収穫量である。目標収量は、例えば、50[Kg]、1[t]などの重量によって指定される。
(2)作付支援装置100は、ユーザ101の操作入力により、対象作物の作付けに適した圃場に関する条件の入力を受け付ける。圃場に関する条件(以下、「適地条件」という)とは、例えば、圃場の地形、日照条件、土壌特性などである。
(3)作付支援装置100は、地図M上に点在する圃場F1〜F16の各々の圃場の特性に基づいて、圃場F1〜F16の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索する。圃場の特性とは、例えば、圃場の地形、日照条件、土壌特性などである。例えば、適地条件として地形「平坦部」が入力された場合、作付支援装置100は、圃場F1〜F16の中から地形が「平坦部」の圃場を検索する。
圃場の特性は、例えば、圃場特性マスタ110に記憶されている。圃場特性マスタ110についての詳細な説明は、図3を用いて後述する。
(4)作付支援装置100は、検索した圃場の集合の各々の圃場に対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、圃場の集合の中から対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定する。圃場の予測収量とは、圃場に対象作物を作付けした際の過去の実績収量などに基づいて予測された収量である。
具体的には、例えば、作付支援装置100は、圃場の集合の中から任意の圃場を選択することにより、選択した圃場の予測収量の合計量が目標収量を満たす組合せを決定する。ここでは、目標収量を満たす圃場の組合せとして、圃場F1,F6,F9,F14〜F16の組合せが決定された場合を例に挙げて説明する。
圃場の予測収量は、例えば、作付実績マスタ120に記憶されている。作付実績マスタ120についての詳細な説明は、図4を用いて後述する。
(5)作付支援装置100は、決定した組合せの各々の圃場の表示形式を、圃場F1〜F16の他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して地図M上に表示する。具体的には、例えば、作付支援装置100は、決定した組合せの各々の圃場を表す地図M上の図形オブジェクトの表示色を特定の色に変更した圃場選択画面130を表示する。図中では色の変更をハッチングで示している。
圃場選択画面130は、地図M上に点在する圃場F1〜F16の中から、対象作物を作付けする圃場を選択するための画面である。圃場選択画面130において、対象作物の目標収量「50Kg」を満たす圃場の組合せの各々の圃場F1,F6,F9,F14〜F16を表す図形オブジェクトが網掛け表示されている。図中、事務所OFは、ユーザ101が待機したり、種苗、肥料、農薬、農機具などを保管する所である。
圃場選択画面130によれば、ユーザ101は、地図M上に点在する圃場F1〜F16のうち、対象作物の目標収量を満たし、かつ、対象作物の作付けに適した圃場の組合せを直感的に判断することができる。また、ユーザ101は、地図M上に点在する各々の圃場の位置や、圃場間および圃場と事務所OFとの位置関係などを直感的に判断することができる。
例えば、見回り頻度の高い作物を作付ける場合、移動コストを考慮して、事務所OFからの距離が近い圃場を選択することが望ましい。このような場合、ユーザ101は、圃場選択画面130によれば、圃場F1〜F16のうち、事務所OFからの距離が近い圃場F9を直感的に判断して選択することができる。
また、同一作物や作付期間の近い作物を作付ける場合、農作業の効率化を図るため、互いに近い複数の圃場を選択することが望ましい。このような場合、圃場選択画面130によれば、ユーザ101は、圃場F1〜F16のうち、互いに距離が近い圃場F14〜F16を直感的に判断して選択することができる。
また、例えば、地図M上の地点Xおよび地点Yに通行を制限する障害物(収穫した作物、トラクターなど)がある場合、事務所OFから圃場F6までの移動コストが増加し、圃場F6における作付作業の効率が低下する可能性がある。圃場選択画面130によれば、ユーザ101は、このような状況を考慮しながら、対象作物を作付けする圃場として圃場F6を選択するか否かを判断することができる。
(作付支援装置100のハードウェア構成)
図2は、実施の形態にかかる作付支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、作付支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、作付支援装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他のコンピュータに接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F209には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、作付支援装置100内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
つぎに、作付支援装置100が備える圃場特性マスタ110および作付実績マスタ120の記憶内容について説明する。圃場特性マスタ110および作付実績マスタ120は、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
(圃場特性マスタ110の記憶内容)
図3は、圃場特性マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。図3において、圃場特性マスタ110は、圃場ID、圃場名、地形、日照、土性、排水能力および耕運難度のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、圃場特性データ300−1〜300−nがレコードとして記憶されている。
ここで、圃場IDは、管理対象となる圃場F1〜Fnの識別子である。以下の説明では、圃場F1〜Fnのうち任意の圃場を「圃場Fi」と表記する(i=1,2,…,n)。圃場名は、圃場Fiの名称である。地形は、圃場Fiの地形である。日照は、圃場Fiの日照状態である。日照は、太陽光の直射光が圃場Fiの地表に当たっている状態の違いにより、「非常に良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、「非常に悪い」の5つの状態に区別されている。
土性は、圃場Fiの土の特性である。土性は、圃場Fiの土を構成する様々な粒子の割合により、「埴土」、「砂土」、「粘土」、「粗砂土」、「火山灰土」の5つの分類に区別されている。排水能力は、不用または有害な水を他に流しやる圃場Fiの能力である。排水能力は、能力の違いにより、「極めて良好」、「良好」、「普通」、「不良」、「極めて不良」の5段階に区別されている。耕運難度は、圃場Fiを耕して雑草を除去する難しさである。耕運難度は、難度の違いにより、「極めて難」、「難」、「普通」、「易」、「極めて易」の5段階に区別されている。
一例として、圃場特性データ300−1を例に挙げると、圃場F1の圃場名「圃場A」、地形「平坦部」、日照「良い」、土性「埴土」、排水能力「普通」および耕運難度「普通」が記憶されている。
(作付実績マスタ120の記憶内容)
図4は、作付実績マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、作付実績マスタ120は、圃場ID、品目、品種、作型、ステータス、期間、実績、収量およびコストのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、作付実績データ(例えば、作付実績データ400−1〜400−4)がレコードとして記憶されている。
ここで、圃場IDは、圃場Fiの識別子である。品目は、作物の品目である。品種は、作物の品種である。作型は、作物の作型である。ステータスは、圃場Fiの作付状態を示す情報である。ここでは、圃場Fiに作物を作付けしていない未使用の場合、圃場Fiのステータスは「未」となる。また、圃場Fiに作物を作付中の場合、圃場Fiのステータスは「栽培中」となる。また、圃場Fiに作物を作付けする予定がある場合、圃場Fiのステータスは「計画中」となる。
期間は、圃場Fiに作物を作付けする期間である。期間は、ステータスが「未」の場合、圃場Fiに作物を作付けした過去の期間となる。また、期間は、ステータスが「栽培中」の場合、圃場Fiに作物を作付けしている現在の期間となる。また、期間は、ステータスが「計画中」の場合、圃場Fiに作物を作付けする未来の期間となる。
実績は、圃場Fiに作物を作付けしたか否かを示す情報である。ここでの作物は、同一レコードの品目、品種、作型から特定される作物である。実績は、圃場Fiに作物を作付けしたことがある場合は「有」となる。また、実績は、圃場Fiに作物を作付けしたことがない場合は「無」となる。
収量は、圃場Fiで収穫される作物の予測収量である。収量は、実績が「有」の場合、圃場Fiにおいて収穫された作物の過去の収量に基づく値となる。また、収量は、実績が「無」の場合、圃場Fiと同様の特性の他の圃場において収穫された作物の過去の収量に基づく値となる。
コストは、圃場Fiにおいて予測収量の作物を収穫するのにかかる予測費用である。コストは、例えば、圃場Fiの単位面積当たりに単位収量の作物を収穫するのにかかる種苗費、肥料費、農薬費、農機具費、人件費などの合計によって表される。コストには、見回りにかかる移動コストを考慮して、事務所OFから圃場Fiまでの距離に基づく移動コストが含まれていてもよい。
なお、作付実績マスタ120内の作付実績データは、例えば、「圃場ID、品目、品種、作型」の組み合わせごとに存在する。すなわち、同一圃場であっても、「品目、品種、作型」の組合せが異なれば、異なる作付実績データがレコードとして作付実績マスタ120に記憶される。
(条件入力画面500の一例)
つぎに、図5を用いて、対象作物に関する作物条件および対象作物の作付けに適した圃場に関する適地条件を入力する際に、作付支援装置100のディスプレイ208に表示される条件入力画面500について説明する。
図5は、条件入力画面の一例を示す説明図である。図5において、作付支援装置100のディスプレイ208には、作物条件を入力するボックス510と、適地条件を入力するボックス520とを含む条件入力画面500が表示されている。
ボックス510は、ボックス511〜515を有する。ボックス511は、対象作物の品目を入力するボックスである。ボックス512は、対象作物の品種を入力するボックスである。ボックス513は、対象作物の作型を入力するボックスである。ボックス514は、対象作物の作付期間を入力するボックスである。ボックス515は、対象作物の目標収量を入力するボックスである。
ボックス520は、ボックス521〜525を有する。ボックス521は、対象作物の作付けに適した圃場の地形を入力するボックスである。ボックス522は、対象作物の作付けに適した圃場の日照状態を入力するボックスである。ボックス523は、対象作物の作付けに適した圃場の土性を入力するボックスである。ボックス524は、対象作物の作付けに適した圃場の排水能力を入力するボックスである。ボックス525は、対象作物の作付けに適した圃場の耕運難度を入力するボックスである。
条件入力画面500において、図2に示したキーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、カーソルCを移動させて各ボックス511〜515をクリックすることで、作物条件を入力することができる。図5の例では、作物条件として、ボックス511に「キャベツ」、ボックス512に「秋冬キャベツ」、ボックス513に「秋まき栽培」、ボックス514に「2010/12/1〜2011/3/1」、ボックス515に「50Kg」が入力されている。
また、条件入力画面500において、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、カーソルCを移動させて各ボックス521〜525内のチェックボタンをクリックすることで、適地条件を入力することができる。この際、各ボックス521〜525内のチェックボタンを複数クリックすることで、複数の条件を入力することにしてもよい。
図5の例では、適地条件として、ボックス521に「平坦部」、ボックス522に「非常に良い、良い」、ボックス523に「埴土」、ボックス524に「極めて良好、良好」が入力されている。同一ボックス内に複数の条件を入力した場合、複数の条件のいずれの条件も対象作物の作付けに適していることを意味する。
なお、ボックス525には、いずれのチェックボタンもクリックされておらず、対象作物の作付けに適した圃場の耕運難度が入力されていない。これは、対象作物の作付けに適した圃場の適地条件として圃場の耕運難度を考慮しないことを意味する。
(作付支援装置100の機能的構成)
図6は、作付支援装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図6において、作付支援装置100は、受付部601と、判定部602と、算出部603と、検索部604と、決定部605と、表示制御部606と、を含む構成である。各機能部(受付部601〜表示制御部606)は、具体的には、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、特に指定する場合を除いて、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
受付部601は、対象作物に関する作物条件の入力を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、図5に示した条件入力画面500において、受付部601が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により作物条件の入力を受け付ける。
また、受付部601は、対象作物の作付けに適した圃場に関する適地条件の入力を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、条件入力画面500において、受付部601が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により適地条件の入力を受け付ける。
入力された作物条件および適地条件は、例えば、図7に示す適地判定マスタ700に記憶される。適地判定マスタ700は、例えば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置により実現される。ここで、適地判定マスタ700について説明する。
図7は、適地判定マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、適地判定マスタ700は、属性ごとの属性値を有している。属性とは、例えば、条件入力画面500において、作物条件として入力された「品目」、「品種」、「作型」、「期間」、「目標収量」および適地条件として入力された「地形」、「日照」、「土性」、「排水能力」、「耕運難度」である。
なお、未入力の属性の属性値は「考慮しない」となる。ここでは、条件入力画面500において、対象作物の作付けに適した圃場の耕運難度が入力されていないため、属性「耕運難度」の属性値が「考慮しない」となっている。
図6の説明に戻り、判定部602は、圃場F1〜Fnの各々の圃場Fiの特性に基づいて、各々の圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かを判定する機能を有する。ここで、圃場Fiの特性とは、例えば、圃場Fiの地形、日照状態、土性、排水能力、給水能力、耕運難度などである。
具体的には、例えば、まず、判定部602が、図7に示した適地判定マスタ700の適地条件に関する属性を抽出することにより、図8に示すフィルタ条件テーブル800を作成する。ここで、フィルタ条件テーブル800について説明する。
図8は、フィルタ条件テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、フィルタ条件テーブル800は、属性ID、属性および属性値のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、適地条件に関する属性データ800−1〜800−5がレコードとして記憶されている。属性IDは、適地条件に関する属性の識別子である。属性は、適地条件に関する属性の属性名である。属性値は、適地条件に関する属性の属性値である。
図7に示した適地判定マスタ700の例では、属性A1〜A5は、「地形」、「日照」、「土性」、「排水能力」および「耕運難度」である。このため、フィルタ条件テーブル800には、属性A1〜A5の属性値として、「平坦部」、「非常に良い、良い」、「埴土」、「極めて良好、良好」および「−(null)」が設定されている。
図6の説明に戻り、このあと、判定部602が、圃場F1〜Fnの中から任意の圃場Fiを選択する。そして、判定部602が、図3に示した圃場特性マスタ110の中から、選択された圃場Fiの圃場特性データ300−iを抽出する。
つぎに、判定部602が、図8に示したフィルタ条件テーブル800の適地条件に関する属性(以下、「属性A1〜Am」という)の中から、任意の属性(以下、「属性Aj」という)を選択する(j=1,2,…,m)。図8の例では、属性Amの「m」は「m=5」である。
このあと、判定部602が、フィルタ条件テーブル800を参照して、選択された属性Ajの属性値を特定する。ここで特定された属性Ajの属性値は、属性Ajに関する適地条件である。このため、以下の説明では、フィルタ条件テーブル800から特定された属性Ajの属性値を「属性Ajの適地条件」という。
また、判定部602が、抽出された圃場Fiの圃場特性データ300−iを参照して、圃場Fiの属性Ajの属性値を特定する。具体的には、例えば、判定部602が、圃場特性データ300−iの属性Ajに対応するフィールドに設定されている情報を、属性Ajの属性値として特定する。
そして、判定部602が、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件に含まれるか否かを判定する。ここで、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件に含まれる場合、判定部602が、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件を満たすと判定する。
一方、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件に含まれない場合、判定部602が、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件を満たさないと判定する。なお、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件を満たさない場合、後述の図9に示す評価結果テーブル900内の圃場Fiの不適合属性フィールドに属性Ajの属性名が設定される。
上述したフィルタ条件テーブル800の適地条件に関する属性Ajの選択は、例えば、属性A1〜Amの中から選択されていない未選択の属性がなくなるまで繰り返される。この結果、適地条件に関する属性A1〜Amの各々の属性Ajについて、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件を満たすか否かの判定が行われる。
判定部602は、圃場Fiの属性A1〜Amの属性値が、属性A1〜Amの適地条件をそれぞれ満たす場合、圃場Fiが作物の作付けに適した圃場の条件を満たすと判定する。一方、圃場Fiの属性A1〜Amの属性値が、属性A1〜Amの少なくともいずれかの適地条件を満たさない場合、判定部602は、圃場Fiが作物の作付けに適した圃場の条件を満たさないと判定する。
また、上述した圃場Fiの選択は、圃場F1〜Fnの中から選択されていない未選択の圃場がなくなるまで繰り返される。この結果、圃場F1〜Fnの各々の圃場Fiについて、各々の圃場Fiが作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かの判定が行われる。
判定された判定結果は、例えば、図9に示す評価結果テーブル900に記憶される。評価結果テーブル900は、例えば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置により実現される。ここで、評価結果テーブル900について説明する。
図9は、評価結果テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図9において、評価結果テーブル900は、圃場ID、適地判定、空き判定、収量、評価点、選択フラグおよび不適合属性のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、評価結果900−1〜900−nがレコードとして記憶されている。
圃場IDは、圃場Fiの識別子である。適地判定は、圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かの判定結果を示す情報である。空き判定は、圃場Fiの作付状態を示す情報である。収量は、圃場Fiで収穫される対象作物の予測収量である。評価点は、圃場Fiと対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す指標値である。
選択フラグは、圃場Fiの選択状態を示す情報である。不適合属性は、属性Ajの適地条件を満たさないと判定された圃場Fiの属性Ajを示す情報である。なお、空き判定、評価点および選択フラグについての詳細な説明は後述する。
例えば、圃場Fiが作物の作付けに適した圃場の条件を満たすと判定された場合、圃場Fiの適地判定フィールドに「適合」が設定される。一方、圃場Fiが作物の作付けに適した圃場の条件を満たさないと判定された場合、圃場Fiの適地判定フィールドに「不適合」と設定される。
ここで、上記判定部602によって圃場F1〜Fnの中から圃場F1が選択された場合を例に挙げて、評価結果テーブル900内のフィールドに対する情報の設定例を説明する。
圃場F1が選択された場合、判定部602は、適地条件に関する属性A1〜A5の各々の属性Ajについて、圃場F1の属性Ajの属性値が、属性Ajの適地条件を満たすか否かを判定する。ここでは、圃場F1の属性A1〜A5の属性値が、属性A1〜A5の適地条件をそれぞれ満たすため、圃場F1が対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすと判定される。
この結果、評価結果テーブル900内の圃場F1の適地判定フィールドに「適合」が設定され、不適合属性フィールドに「−」が設定される。なお、フィルタ条件テーブル800に属性値が設定されていない属性A5については、圃場F1の属性A5の属性値の内容に関わらず、属性A5の適地条件を満たすと判定される。
また、圃場F1の対象作物の予測収量は、作付実績マスタ120から特定される。具体的には、例えば、まず、判定部602が、作付実績マスタ120の中から、圃場IDフィールドに「F1」が設定され、品目、品種、作型フィールドに対象作物の品目、品種、作型が設定されている作付実績データを抽出する。
対象作物の品目、品種、作型は、適地判定マスタ700から特定される。ここでは、対象作物の品目、品種および作型は、「キャベツ」、「秋冬キャベツ」および「秋まき栽培」のため、作付実績マスタ120の中から作付実績データ400−1が抽出される。この結果、作付実績データ400−1の収量「5Kg」が、評価結果テーブル900内の圃場F1の収量フィールドに設定される。
図6の説明に戻り、判定部602は、圃場Fiが空き圃場か否かを判定する。ここで、空き圃場とは、作物が作付けされていない未使用の圃場である。具体的には、例えば、まず、判定部602が、適地判定マスタ700を参照して、対象作物の作付期間を特定する。つぎに、判定部602が、作付実績マスタ120の中から、圃場Fiの作付実績データを抽出する。
そして、判定部602が、抽出した各作付実績データの期間と対象作物の作付期間とを比較することにより、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データがあるか否かを判定する。ここで、対象作物の作付期間と重複するものがない場合、判定部602が、圃場Fiが空き圃場であると判定する。
一方、対象作物の作付期間と重複するものがある場合、判定部602が、圃場Fiが空き圃場ではないと判定する。この際、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データのステータスが「栽培中」の場合、判定部602が、圃場Fiが他の作物の作付けにより占有中であると判定することにしてもよい。また、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データのステータスが「計画中」の場合、判定部602が、圃場Fiが他の作物の作付計画中であると判定することにしてもよい。
なお、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データとしてステータスが「栽培中」のものと「計画中」のものが存在する場合がある。この場合、「栽培中」であることを優先して、判定部602が、圃場Fiが他の作物の作付けにより占有中であると判定することにしてもよい。
判定された判定結果は、例えば、評価結果テーブル900に記憶される。例えば、圃場Fiが空き圃場であると判定された場合、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「空き」が設定される。また、圃場Fiが他の作物の作付けにより占有中であると判定された場合、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「占有中」が設定される。また、圃場Fiが他の作物の作付計画中であると判定された場合、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「計画中」が設定される。
算出部603は、圃場Fiの特性に基づいて、圃場Fiと対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す指標値を算出する機能を有する。具体的には、例えば、算出部603が、圃場特性マスタ110の中から、圃場Fiの圃場特性データ300−iを抽出する。つぎに、算出部603が、圃場特性データ300−iを参照して、圃場Fiの属性Ajごとの属性値を特定する。
このあと、算出部603が、図10に示す点数マスタ1000を参照して、圃場Fiの属性Ajごとの点数を特定する。そして、算出部603が、圃場Fiの属性Ajごとの点数を加算することにより、圃場Fiと対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す指標値を算出する。
点数マスタ1000は、対象作物の作付けに適した圃場の条件を示す属性Ajごとに、属性Ajの各属性値の点数を示す情報である。点数マスタ1000は、例えば、「品目、品種、作型」の組み合わせごとに予め作成されて、ROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
ここで、「品目、品種、作型」の組合せが「キャベツ、秋冬キャベツ、秋まき栽培」の場合を例に挙げて、点数マスタ1000の記憶内容について説明する。
図10は、点数マスタの記憶内容の一例を示す説明図である。図10において、点数マスタ1000は、対象作物「キャベツ、秋冬キャベツ、秋まき栽培」の作付けに適した圃場の条件を示す属性Ajごとに、属性Ajの各属性値の点数を記憶している。ここでは、属性Ajごとに、対象作物の作付けに適している属性値ほど高い点数が付与されている。
「地形」を例に挙げると、「平坦部」に5点、「山間部」に4点、「丘陵部」に3点、「低地」に2点、「湿地」に1点が付与されている。すなわち、圃場の「地形」は、「平坦部→山間部→丘陵部→低地→湿地」の順に対象作物の作付けに適していることになる。
例えば、圃場F1の属性A1「地形」の属性値は「平坦部」、属性A2「日照」の属性値は「良い」、属性A3「土性」の属性値は「埴土」、属性A4「排水能力」の属性値は「普通」、属性A5「耕運難度」の属性値は「普通」である。このため、圃場F1の各属性A1〜A5の点数は、順に「5,4,5,3,3」となる。
また、圃場F1に対象作物「キャベツ、秋冬キャベツ、秋まき栽培」を作付けした場合のコストは「20万」である(図4参照)。このため、圃場F1のコストの点数は「5」となる。したがって、圃場Fiと対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す評価点(指標値)は「25=5+4+5+3+3+5」となる。
図6の説明に戻り、検索部604は、判定された判定結果に基づいて、圃場F1〜Fnの中から、対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索する機能を有する。以下説明のため、対象作物の作付候補となる圃場の集合を「圃場F[1]〜F[n]」と表記し、圃場F[1]〜F[n]のうち任意の圃場を「圃場F[i]」と表記する(i=1,2,…,n)。
具体的には、例えば、検索部604が、評価結果テーブル900を参照して、適地判定フィールドに「適合」が設定されている圃場[1]〜F[n]を検索する(検索手法1)。これにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たす圃場を検索することができる。
また、検索部604が、評価結果テーブル900を参照して、空き判定フィールドに「空き」が設定されている圃場[1]〜F[n]を検索することにしてもよい(検索手法2)。これにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、現在作物が作付けされていない空き圃場を検索することができる。
また、検索部604が、評価結果テーブル900を参照して、評価点フィールドに閾値X以上の評価点が設定されている圃場[1]〜F[n]を検索することにしてもよい(検索手法3)。これにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いが規定値以上の圃場を検索することができる。
なお、上記閾値Xは、例えば、予め設定されてROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。また、例えば、評価結果テーブル900内の各圃場Fiの評価点の平均値を閾値Xとすることにしてもよい。
また、検索部604が、上記検索手法1〜3のうち複数の検索手法を組み合わせて、対象作物の作付候補となる圃場[1]〜F[n]を検索することにしてもよい。
例えば、検索部604が、評価結果テーブル900を参照して、適地判定フィールドに「適合」が設定され、かつ、空き判定フィールドに「空き」が設定されている圃場[1]〜F[n]を検索することにしてもよい(検索手法1+2)。これにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たし、かつ、現在作物が作付けされていない空き圃場を検索することができる。
決定部605は、検索された圃場[1]〜F[n]の中から、各々の圃場[i]の予測収量に基づいて、対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定する機能を有する。具体的には、例えば、まず、決定部605が、圃場[1]〜F[n]の中から任意の圃場F[i]を選択する。
つぎに、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、圃場F[i]の収量(以下、「収量q[i]」という)を特定する。そして、決定部605が、特定した収量q[i]を仮収量計Qvに加算する。仮収量計Qvは、対象作物の予測収量の合計を表す変数である。このあと、決定部605が、仮収量計Qvが目標収量(以下、「目標収量Qt」という)以上となったか否かを判断する。目標収量Qtは、適地判定マスタ700に記憶されている目標収量(例えば、50Kg)である。
ここで、仮収量計Qvが目標収量Qt未満の場合、決定部605が、圃場[1]〜F[n]の中から選択されていない未選択の圃場[i]を選択して、一連の処理を繰り返す。一方、仮収量計Qvが目標収量Qt以上の場合、決定部605が、圃場[1]〜F[n]の中から選択された圃場の組合せを、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せに決定する。
これにより、圃場[1]〜F[n]の中から、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せを決定することができる。
また、圃場[i]の選択時に、決定部605は、評価結果テーブル900を参照して、圃場[1]〜F[n]の中から、評価点が最大の圃場[i]を選択することにしてもよい。これにより、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せを作る圃場として、評価点が大きい圃場[i]を優先して選択することができる。
決定された決定結果は、例えば、評価結果テーブル900に記憶される。具体的には、例えば、評価結果テーブル900内の決定された組合せの各々の圃場の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定される。
表示制御部606は、ディスプレイ208を制御して、決定された組合せの各々の圃場の表示形式を、圃場F1〜Fnの他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して地図M上に表示する機能を有する。表示形式の変更としては、例えば、地図M上の圃場を表す図形オブジェクトの表示色、ハッチングなどの変更や、図形オブジェクトに任意の記号や文字列をラベリングすることなどがある。
具体的には、例えば、表示制御部606が、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに設定されている情報ごとに、地図M上の圃場を表す図形オブジェクトの表示色を変更する。これにより、地図M上に点在する圃場F1〜Fnを、選択フラグフィールドに設定されている情報ごとに分類することができる。
以下の説明では、一例として、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「未選択」が設定されている圃場を表す図形オブジェクトの表示色を色C1とする。また、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されている圃場を表す図形オブジェクトの表示色を色C2とする。
また、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「選択」が設定されている圃場を表す図形オブジェクトの表示色を色C3とする。また、評価結果テーブル900内の空き判定フラグフィールドに「占有中」または「計画中」が設定されている圃場を表す図形オブジェクトの表示色を色C4とする。なお、ディスプレイ208に表示される画面例については、図18および図19を用いて後述する。
また、受付部601は、圃場F1〜Fnの中から、対象作物を作付ける一の圃場の選択指示を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、受付部601が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、一の圃場の選択指示を受け付ける。
一の圃場の選択指示が受け付けられた場合、評価結果テーブル900内の一の圃場の選択フラグフィールドに「選択」が設定される。この結果、例えば、表示制御部606により、一の圃場を表す地図M上の図形オブジェクトの表示色が色C3に変更される。
また、決定部605は、一の圃場の選択指示が受け付けられた場合、一の圃場の予測収量と目標収量Qtとの差分を表す収量(以下、「差分収量Qd」という)を満たす圃場の組合せを決定する。具体的には、例えば、まず、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、選択フラグフィールドに「選択」が設定されている圃場の収量を加算することにより予測収量計Qを算出する。予測収量計Qは、対象作物の予測収量の合計を表す変数である。
このあと、決定部605が、予測収量計Qが目標収量Qt以上となったか否かを判断する。ここで、予測収量計Qが目標収量Qt以上となった場合、決定部605が、評価結果テーブル900内のレコード群のうち、選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されているレコードの選択フラグを「未選択」に変更する。
この結果、例えば、表示制御部606により、選択フラグが「仮選択」から「未選択」に変更された圃場を表す地図M上の図形オブジェクトの表示色が、色C2から色C1に変更される。すなわち、予測収量計Qが目標収量Qt以上となったため、対象作物を作付けする圃場の推奨を終了する。
一方、予測収量計Qが目標収量Qt未満の場合、決定部605が、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを算出する。そして、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定する。
具体的には、例えば、決定部605が、評価結果テーブル900内のレコード群のうち、選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されているレコードの選択フラグを「未選択」に変更する。そして、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、圃場[1]〜F[n]のうち選択フラグが「未選択」の圃場[i]を選択する。つぎに、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、圃場[i]の収量q[i]を特定する。そして、決定部605が、特定した収量q[i]を仮収量計Qvに加算する。このあと、決定部605が、仮収量計Qvが差分収量Qd以上となったか否かを判断する。
ここで、仮収量計Qvが差分収量Qd未満の場合、決定部605が、選択されていない未選択の圃場[i]を選択して、一連の処理を繰り返す。一方、仮収量計Qvが差分収量Qd以上の場合、決定部605が、選択された圃場の組合せを、差分収量Qdを満たす圃場の組合せに決定する。
これにより、圃場[1]〜F[n]の中から、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定することができる。
なお、選択指示を受け付けた一の圃場の選択フラグが「仮選択」の場合、決定された組合せのうち一の圃場を除く残余の圃場の組合せは変化しないため、上述した差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定する決定処理は行わなくてもよい。これにより、差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定する無駄な決定処理を削減することができる。
また、受付部601は、一の圃場の選択解除指示を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、受付部601が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、一の圃場の選択解除指示を受け付ける。
一の圃場の選択解除指示が受け付けられた場合、評価結果テーブル900内の一の圃場の選択フラグフィールドに「未選択」が設定される。この結果、例えば、表示制御部606により、一の圃場を表す地図M上の図形オブジェクトの表示色が色C1に変更される。
また、決定部605は、一の圃場の選択解除指示が受け付けられた場合、評価結果テーブル900を参照して、選択フラグフィールドに「選択」が設定されている圃場の収量を加算することにより予測収量計Qを算出する。このあと、決定部605が、予測収量計Qが目標収量Qt以上となったか否かを判断する。
ここで、予測収量計Qが目標収量Qt以上となった場合、決定部605が、評価結果テーブル900内のレコード群のうち、選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されているレコードの選択フラグを「未選択」に変更する。この結果、例えば、表示制御部606により、選択フラグが「仮選択」から「未選択」に変更された圃場を表す地図M上の図形オブジェクトの表示色が、色C2から色C1に変更される。
一方、予測収量計Qが目標収量Qt未満の場合、決定部605が、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを算出する。そして、決定部605が、評価結果テーブル900を参照して、上述した差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定する決定処理を行う。
なお、評価結果テーブル900に記憶されている各圃場F1〜Fnの評価点をもとに、判定部602が、各圃場F1〜Fnの適地レベルを判定することにしてもよい。適地レベルは、対象作物を作付ける圃場として、圃場Fiがどの程度適しているのかを示すものである。圃場選択時などに、各圃場Fiの適地レベルをユーザに提示することで、対象作物を作付ける圃場として、圃場Fiがどの程度適しているのかの判断に役立てることができる。
具体的には、例えば、圃場Fiの評価点が閾値α以上の場合、判定部602が、圃場Fiの適地レベルを「A」とする。また、圃場Fiの評価点が閾値β以上かつ閾値α未満の場合、判定部602が、圃場Fiの適地レベルを「B」とする。また、圃場Fiの評価点が閾値β未満の場合、判定部602が、圃場Fiの適地レベルを「C」とする。また、圃場Fiが「占有中」または「計画中」の場合、判定部602が、圃場Fiの適地レベルを「D」とする。上記閾値α、βは、例えば、予め設定されてROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
これにより、各圃場F1〜Fnの適地レベルを4段階の適地レベルに分類してユーザに提示することができる。より具体的には、例えば、圃場Fiの適地レベルが「A」の場合、圃場選択時などにディスプレイ208に「◎」を表示する(図18参照)。圃場Fiの適地レベルが「B」の場合、圃場選択時などにディスプレイ208に「○」を表示する。圃場Fiの適地レベルが「C」の場合、圃場選択時などにディスプレイ208に「△」を表示する(図19参照)。圃場Fiの適地レベルが「D」の場合、圃場選択時などにディスプレイ208に「×」を表示する。
(作付支援装置100の作付支援処理手順)
つぎに、作付支援装置100の作付支援処理手順について説明する。
図11は、実施の形態にかかる作付支援装置の作付支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、受付部601により、対象作物に関する作物条件および対象作物の作付けに適した圃場に関する適地条件の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS1101)。
ここで、作物条件および適地条件が入力されるのを待って(ステップS1101:No)、入力を受け付けた場合(ステップS1101:Yes)、判定部602により、フィルタ条件テーブル800を作成する(ステップS1102)。フィルタ条件テーブル800は、適地判定マスタ700の中から適地条件に関する属性を抽出することにより作成される。
つぎに、判定部602により、圃場Fiの「i」を「i=1」として(ステップS1103)、圃場F1〜Fnの中から圃場Fiを選択する(ステップS1104)。そして、判定部602により、圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かを判定する適地判定処理を実行する(ステップS1105)。
このあと、判定部602により、圃場Fiが空き圃場か否かを判定する空き圃場判定処理を実行する(ステップS1106)。つぎに、判定部602により、圃場Fiの「i」をインクリメントして(ステップS1107)、「i」が「n」より大きいか否かを判断する(ステップS1108)。
ここで、「i」が「n」以下の場合(ステップS1108:No)、ステップS1104に戻る。一方、「i」が「n」より大きい場合(ステップS1108:Yes)、決定部605により、対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定する組合せ決定処理を実行して(ステップS1109)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せを決定して、決定した組合せの各々の圃場の表示形式を、他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して地図M上に表示することができる。
<適地判定処理手順>
つぎに、図11に示したステップS1105の適地判定処理手順について説明する。
図12および図13は、ステップS1105の適地判定処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、判定部602により、フィルタ条件テーブル800の適地条件に関する属性Ajの「j」を「j=1」とする(ステップS1201)。
そして、判定部602により、フィルタ条件テーブル800を参照して、属性Ajの適地条件を特定する(ステップS1202)。このあと、判定部602により、圃場特性マスタ110を参照して、圃場Fiの属性Ajの属性値を特定する(ステップS1203)。
つぎに、判定部602により、圃場Fiの属性Ajの属性値が属性Ajの適地条件を満たすか否かを判定する(ステップS1204)。ここで、属性Ajの適地条件を満たさない場合(ステップS1204:No)、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの不適合属性フィールドに属性Ajの属性名を設定して(ステップS1205)、ステップS1206に移行する。
一方、属性Ajの適地条件を満たす場合(ステップS1204:Yes)、算出部603により、点数マスタ1000を参照して、圃場Fiの属性Ajの属性値の点数を特定する(ステップS1206)。そして、算出部603により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの評価点フィールドに点数を加算する(ステップS1207)。
このあと、判定部602により、属性Ajの「j」をインクリメントして(ステップS1208)、「j」が「m」より大きくなったか否かを判断する(ステップS1209)。ここで、「j」が「m」以下の場合(ステップS1209:No)、ステップS1202に戻る。
一方、「j」が「m」より大きい場合(ステップS1209:Yes)、算出部603により、作付実績マスタ120を参照して、圃場Fiのコストを特定する(ステップS1210)。つぎに、算出部603により、点数マスタ1000を参照して、圃場Fiのコストの点数を特定する(ステップS1211)。そして、算出部603により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの評価点フィールドに点数を加算して(ステップS1212)、図13に示すステップS1301に移行する。
図13のフローチャートにおいて、まず、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの不適合属性フィールドに属性名が設定されているか否かを判断する(ステップS1301)。
ここで、不適合属性フィールドに属性名が設定されていない場合(ステップS1301:No)、判定部602により、圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすと判定する(ステップS1302)。そして、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの適地判定フィールドに「適合」を設定する(ステップS1303)。
一方、不適合属性フィールドに属性名が設定されている場合(ステップS1301:Yes)、判定部602により、圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たさないと判定する(ステップS1304)。そして、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの適地判定フィールドに「不適合」を設定する(ステップS1305)。
つぎに、判定部602により、作付実績マスタ120の中から、圃場Fiに対象作物を作付けした場合の収量を抽出する(ステップS1306)。なお、該収量とは、圃場IDフィールドに「Fi」が設定され、品目、品種、作型フィールドに対象作物の品目、品種、作型が設定されている作付実績データの収量である。
そして、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの収量フィールドに抽出した収量を設定して(ステップS1307)、図11に示したステップS1106に移行する。
これにより、各々の圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の適地条件を満たすか否かを判定することができる。また、各々の圃場Fiと対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す評価点を算出することができる。
<空き圃場判定処理手順>
つぎに、図11に示したステップS1106の空き圃場判定処理手順について説明する。
図14は、ステップS1106の空き圃場判定処理手順の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、判定部602により、適地判定マスタ700を参照して、対象作物の作付期間を特定する(ステップS1401)。
つぎに、判定部602により、作付実績マスタ120の中から、圃場Fiの作付実績データを抽出する(ステップS1402)。そして、判定部602により、抽出した各作付実績データの期間と対象作物の作付期間とを比較することにより、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データがあるか否かを判定する(ステップS1403)。
ここで、対象作物の作付期間と重複するものがない場合(ステップS1403:No)、判定部602により、圃場Fiが空き圃場であると判定する(ステップS1404)。そして、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「空き」を設定して(ステップS1405)、図11に示したステップS1107に移行する。
一方、対象作物の作付期間と重複するものがある場合(ステップS1403:Yes)、判定部602により、圃場Fiが空き圃場ではないと判定する(ステップS1406)。そして、判定部602により、期間が対象作物の作付期間と重複する作付実績データのステータスが「栽培中」か否かを判断する(ステップS1407)。
ここで、「栽培中」の場合(ステップS1407:Yes)、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「占有中」を設定して(ステップS1408)、図11に示したステップS1107に移行する。
一方、「栽培中」ではない場合(ステップS1407:No)、判定部602により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの空き判定フィールドに「計画中」を設定して(ステップS1409)、図11に示したステップS1107に移行する。
これにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、現在作物が作付けされていない空き圃場を検索することができる。なお、空き圃場判定処理は、適地判定処理の前に実行することにしてもよい。これにより、栽培中や計画中の圃場を適地判定の判定対象から除外することができ、適地判定処理にかかる処理負荷を軽減することができる。
<組合せ決定処理手順>
つぎに、図11に示したステップS1109の組合せ決定処理手順について説明する。
図15は、ステップS1109の組合せ決定処理手順の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、まず、検索部604により、評価結果テーブル900を参照して、空き判定フィールドに「空き」が設定されている圃場を検索する(ステップS1501)。
そして、検索部604により、評価結果テーブル900を参照して、検索した圃場を評価点が降順となるようにソートする(ステップS1502)。ここでは、評価点が降順となるようにソートされたソート後の圃場の集合を「圃場[1]〜F[n]」と表記する。
つぎに、決定部605により、仮収量計Qvを「Qv=0」とし(ステップS1503)、圃場[i]の「i」を「i=1」とする(ステップS1504)。そして、決定部605により、圃場[1]〜F[n]の中から圃場F[i]を選択して(ステップS1505)、評価結果テーブル900内の圃場F[i]の選択フラグフィールドに「仮選択」を設定する(ステップS1506)。
このあと、決定部605により、評価結果テーブル900を参照して、圃場[i]の収量q[i]を特定する(ステップS1507)。そして、決定部605により、特定した圃場[i]の収量q[i]を仮収量計Qvに加算する(ステップS1508)。つぎに、決定部605により、仮収量計Qvが目標収量Qt以上となったか否かを判断する(ステップS1509)。
ここで、仮収量計Qvが目標収量Qt以上の場合(ステップS1509:Yes)、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、評価結果テーブル900の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されている圃場の表示色を色C2に変更する(ステップS1510)。
そして、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、評価結果テーブル900の空き判定フィールドに「占有中」または「計画中」が設定されている圃場の表示色を色C4に変更して(ステップS1511)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
一方、仮収量計Qvが目標収量Qt未満の場合(ステップS1509:No)、決定部605により、圃場[i]の「i」をインクリメントして(ステップS1512)、「i」が「n」より大きいか否かを判断する(ステップS1513)。
ここで、「i」が「n」以下の場合(ステップS1513:No)、ステップS1505に戻る。一方、「i」が「n」より大きい場合(ステップS1513:Yes)、表示制御部606により、ディスプレイ208にエラーメッセージを表示して(ステップS1514)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、圃場F[1]〜F[n]の中から評価点の高い順に目標収量Qtを満たす圃場の組合せを決定することができる。
なお、ステップS1514において表示されるエラーメッセージは、対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを作ることができない旨のメッセージである。エラーメッセージが表示された場合、ユーザは、例えば、対象作物の目標収量や、ステップS1501における圃場[1]〜F[n]の検索条件を変更して、再度、作物条件および適地条件の入力を行う。
<圃場選択処理手順>
つぎに、作付支援装置100の圃場選択処理手順について説明する。
図16および図17は、作付支援装置の圃場選択処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、受付部601により、ディスプレイ208に表示された地図上に点在する圃場F1〜Fnの中から、対象作物を作付ける圃場Fiの選択指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、圃場Fiの選択指示を受け付けた場合(ステップS1601:Yes)、決定部605により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの選択フラグフィールドに「選択」を設定する(ステップS1602)。そして、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、圃場Fiの表示色を色C3に変更して(ステップS1603)、ステップS1607に移行する。
また、ステップS1601において圃場Fiの選択指示を受け付けていない場合(ステップS1601:No)、受付部601により、圃場Fiの選択解除指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1604)。ここで、圃場Fiの選択解除指示を受け付けていない場合(ステップS1604:No)、ステップS1601に戻る。
一方、圃場Fiの選択解除指示を受け付けた場合(ステップS1604:Yes)、決定部605により、評価結果テーブル900内の圃場Fiの選択フラグフィールドに「未選択」を設定する(ステップS1605)。そして、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、圃場Fiの表示色を色C1に変更する(ステップS1606)。
つぎに、決定部605により、評価結果テーブル900を参照して、選択フラグフィールドに「選択」が設定されている圃場の収量を加算することにより予測収量計Qを算出する(ステップS1607)。そして、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、算出された予測収量計Qを表示する(ステップS1608)。
このあと、決定部605により、予測収量計Qが目標収量Qt以上となったか否かを判断する(ステップS1609)。ここで、予測収量計Qが目標収量Qt以上となった場合(ステップS1609:Yes)、決定部605により、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されているレコードの選択フラグを「未選択」に変更する(ステップS1610)。
そして、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、選択フラグが「未選択」に変更された圃場の表示色を色C1に変更して(ステップS1611)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
また、ステップS1609において、予測収量計Qが目標収量Qt未満の場合(ステップS1609:No)、図17に示すステップS1701に移行する。
図17のフローチャートにおいて、まず、決定部605により、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを算出する(ステップS1701)。そして、決定部605により、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されているレコードの選択フラグを「未選択」に変更する(ステップS1702)。
つぎに、決定部605により、仮収量計Qvを「Qv=0」とする(ステップS1703)。そして、決定部605により、評価結果テーブル900を参照して、圃場[1]〜F[n]のうち選択フラグが「未選択」かつ評価点が最大の圃場[i]を選択する(ステップS1704)。
このあと、決定部605により、評価結果テーブル900内の圃場[i]の選択フラグフィールドに「仮選択」を設定する(ステップS1705)。そして、決定部605により、評価結果テーブル900を参照して、圃場[i]の収量q[i]を特定する(ステップS1706)。
つぎに、決定部605により、特定した収量q[i]を仮収量計Qvに加算して(ステップS1707)、仮収量計Qvが差分収量Qd以上となったか否かを判断する(ステップS1708)。ここで、仮収量計Qvが差分収量Qd未満の場合(ステップS1708:No)、ステップS1704に戻る。
一方、仮収量計Qvが差分収量Qd以上の場合(ステップS1708:Yes)、表示制御部606により、ディスプレイ208を制御して、評価結果テーブル900の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されている圃場の表示色を色C2に変更して(ステップS1709)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、ユーザが選んだ対象作物を作付ける圃場の選択結果と連動して変化する差分収量Qdを満たす圃場の組合せを、圃場Fiの選択指示または選択解除指示を受け付ける都度決定することができる。
(圃場選択画面の具体例)
つぎに、作付支援装置100のディスプレイ208に表示される圃場選択画面の具体例について説明する。
図18および図19は、圃場選択画面の具体例を示す説明図である。図18において、圃場選択画面1800は、地図M上に点在する圃場F1〜F16の中から、対象作物を作付けする圃場を選択するための画面である(図18中(i))。
圃場選択画面1800において、圃場F2,F4,F5,F8,F10,F12を表す図形オブジェクトの表示色は色C1である。色C1は、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「未選択」が設定されている圃場を示す色である。
また、圃場F1,F6,F9,F14〜F16を表す図形オブジェクトの表示色は色C2である。色C2は、評価結果テーブル900内の選択フラグフィールドに「仮選択」が設定されている圃場を示す色である。これにより、ユーザは、圃場F1,F6,F9,F14〜F16が、圃場F1〜F16の中から対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せとして選ばれた圃場であることを認識することができる。
また、圃場F3,F7,F11,F13を表す図形オブジェクトの表示色は色C4である。色C4は、評価結果テーブル900内の空き判定フィールドに「占有中」または「計画中」が設定されている圃場を示す色である。これにより、ユーザは、圃場F3,F7,F11,F13が空き圃場ではないことを認識することができる。
圃場選択画面1800において、作物データ1810は、対象作物の品目、品種、作型および期間を示す情報である。対象作物の品目、品種、作型および期間は、適地判定マスタ700から特定される。また、目標収量ボックスB1は、対象作物の目標収量を表示するボックスである。対象作物の目標収量は、適地判定マスタ700から特定される。
また、収量計ボックスB2は、ユーザの選択指示を受け付けた圃場の収量の合計を示す収量計を表示するボックスである。ただし、ここでは、地図M上の圃場がクリックされた時点で、該圃場の収量が収量計に加算されて反転表示される。また、作付候補圃場一覧1830は、ユーザの選択指示を受け付けた圃場の選択圃場データを表示する表である。
圃場選択画面1800において、ユーザの操作入力によりカーソルCを移動させて圃場F1をクリックすると、圃場F1の圃場データ1820が表示される。圃場データ1820は、圃場F1の圃場ID、圃場名、面積、評価、内容、収量および実績を示す情報である。圃場F1の圃場ID、圃場名、内容、収量および実績は、評価結果テーブル900から特定される。
圃場F1の面積、評価は、例えば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。なお、ここでは、地図上に表示されている図形オブジェクトの図形IDと圃場IDとは対応付けて記憶されており、図形IDから圃場IDを特定可能である。
ユーザは、地図M上の圃場F1の位置や圃場データ1820を考慮して、圃場F1に対象作物を作付けするか否かを判断する。ここで、圃場F1に対象作物を作付けする場合、カーソルCを移動させて選択ボタンB3をクリックすると、圃場F1の選択指示が入力される。
また、圃場F1の選択指示が入力されると、圃場F1を表す図形オブジェクトの表示色が色C3に変更される(図18中(ii))。これにより、ユーザは、圃場F1が対象作物を作付けする圃場として選択済みであることを認識することができる。
また、圃場F1の選択指示が入力されると、作付候補圃場一覧1830に圃場F1の選択圃場データ1831が表示される。選択圃場データ1831は、圃場F1の圃場ID、圃場名、対象作物の品名、品種、収量および作付期間を示す情報である。これにより、地図M上で圃場F1とは異なる他の圃場をクリックしても、圃場F1の各種情報を確認することができる。
つぎに、図19を用いて、表示色C2の圃場に比べて、対象作物を作付けする圃場として適していないが、移動コストを考慮して、事務所OFから近い圃場F10を選択する場合を例に挙げて説明する。
図19の圃場選択画面1800において、ユーザの操作入力によりカーソルCを移動させて圃場F10をクリックすると、圃場F10の圃場データ1910が表示される(図19中(iii))。圃場データ1910によれば、圃場F10の地形、土性が適地条件を満たしていないことを認識することができる。
また、圃場データ1910によれば、実績「無」のため、圃場F10に対象作物を作付けした実績がないことを認識することができる。これにより、ユーザは、圃場F10から収量「10Kg」の対象作物を収穫するために、通常よりも多い種(例えば、収量「12Kg」分の対象作物を収穫するための量)を蒔くなどの対策を講じることができる。
また、選択ボタンB3がクリックされて圃場F10の選択指示が入力されると、圃場F10を表す図形オブジェクトの表示色が色C3に変更される(図19中(iv))。これにより、ユーザは、圃場F10が対象作物を作付けする圃場として選択済みであることを認識することができる。
また、圃場F10の選択指示が入力されると、作付候補圃場一覧1830に圃場F10の選択圃場データ1832が表示される。これにより、地図M上で圃場F10とは異なる他の圃場をクリックしても、圃場F10の各種情報を確認することができる。
また、選択ボタンB3がクリックされて圃場F10の選択指示が入力された結果、図16および図17に示したフローの処理が実行され、圃場F6の選択フラグが「仮選択」から「未選択」に変更され、圃場F6を表す図形オブジェクトの表示色が色C1に変更されている。
なお、圃場選択画面1800において、地図M上の圃場F1または圃場F10をクリックしたあと、カーソルを移動させて選択解除ボタンB4をクリックすると、圃場F1または圃場F10を選択解除することができる。圃場選択画面1800において、地図M上の複数の圃場が選択された場合、作付支援装置100が複数の圃場データを一括して表示することにしてもよい。
また、圃場選択画面1800において、対象作物を作付けする圃場としてユーザが選択した選択結果は、対象作物の作付計画として作付支援装置100が出力する。出力形式としては、例えば、ディスプレイ208への表示、プリンタ213への印刷出力、I/F209による外部装置への送信がある。また、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶することとしてもよい。
また、上述した説明では、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せの各々の圃場の選択フラグに「仮選択」を設定して、実際に対象作物を作付けする圃場をユーザが順次選択することにしたが、これに限らない。例えば、決定部605が、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せの各々の圃場の選択フラグに「選択」を設定することにしてもよい。この場合、対象作物の目標収量Qtを満たす圃場の組合せの各々の圃場を表す図形オブジェクトの表示色がすべて色C3となった状態で地図M上に表示される。
以上説明したように、実施の形態にかかる作付支援装置100によれば、作付候補となる圃場F[1]〜F[n]の各々の圃場F[i]の収量q[i]に基づいて、圃場F[1]〜F[n]の中から目標収量Qtを満たす圃場の組合せを決定することができる。また、作付支援装置100によれば、決定した組合せの各々の圃場の表示形式を、他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して地図M上に表示することができる。
これにより、ユーザは、地図M上に点在する圃場F1〜Fnのうち、対象作物の目標収量Qtを満たし、かつ、対象作物の作付けに適した圃場の組合せを直感的に判断することができる。また、地図M上に点在する各々の圃場Fiの位置や、圃場間および圃場Fiと事務所OFとの位置関係などを直感的に判断することができる。この結果、農業に関する特別なスキルや知識がなくても、作物の適切な作付計画を立案することができ、作物の品質向上および高精度な出荷管理の実現を図ることができる。
また、作付支援装置100によれば、各々の圃場F[i]と対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す評価点を算出することにより、圃場F[1]〜F[n]の中から評価点の高い順に目標収量Qtを満たす圃場の組合せを決定することができる。
また、作付支援装置100によれば、圃場F1〜Fnの中から対象作物を作付ける圃場Fiの選択指示を受け付けた場合、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを満たす圃場の組合せを決定することができる。これにより、ユーザが選んだ対象作物を作付ける圃場の選択結果と連動して変化する差分収量Qdを満たす圃場の組合せを、圃場Fiの選択指示を受け付ける都度決定することができる。
また、作付支援装置100によれば、選択指示を受け付けた圃場の選択解除指示を受け付けた場合、予測収量計Qと目標収量Qtとの差分を表す差分収量Qdを満たす圃場の組合せを再決定することができる。これにより、ユーザが選んだ対象作物を作付ける圃場の選択結果と連動して変化する差分収量Qdを満たす圃場の組合せを、圃場Fiの選択解除指示を受け付ける都度決定することができる。
また、作付支援装置100によれば、各々の圃場Fiが対象作物の作付けに適した圃場の適地条件を満たすか否かを判定することにより、作付候補となる圃場F[1]〜F[n]として、対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たす圃場を検索することができる。
また、作付支援装置100によれば、対象作物の作付期間と、各々の圃場Fiに作物を作付ける期間が重複するか否かを判定することにより、作付候補となる圃場[1]〜F[n]として、現在作物が作付けされていない空き圃場を検索することができる。
これらのことから、本作付支援方法および作付支援装置によれば、地図M上に点在する圃場F1〜Fnのうち、適地評価が高く目標収量Qtを満たす圃場の組合せを識別可能に表示することができる。この結果、地図M上での圃場Fiの位置や圃場間の位置関係をユーザが直感的に判断しながら作付圃場を選定でき、作付計画の立案作業の効率化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した作付支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本作付支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本作付支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
100 作付支援装置
110 圃場特性マスタ
120 作付実績マスタ
130,1800 圃場選択画面
500 条件入力画面
601 受付部
602 判定部
603 算出部
604 検索部
605 決定部
606 表示制御部
700 適地判定マスタ
800 フィルタ条件テーブル
900 評価結果テーブル
1000 点数マスタ

Claims (15)

  1. コンピュータによって実行される作付支援方法であって、
    複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索し、
    前記圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定し、
    前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式で地図上に表示し、
    前記複数の圃場の中から前記対象作物を作付ける圃場の選択指示を受け付け、
    前記選択指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする作付支援方法。
  2. 前記圃場の組合せを決定する前に、前記圃場の集合の各々の圃場の特性に基づいて、当該各々の圃場と前記対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す指標値を算出し、
    前記圃場の組合せを決定する際に、前記圃場の集合の各々の圃場の前記予測収量と前記圃場の集合の各々の圃場の前記指標値とに基づいて、前記圃場の集合の中から前記圃場の組合せを決定することを特徴とする請求項1に記載の作付支援方法。
  3. 前記組合せの各々の圃場の表示形式を前記特定の表示形式で表示した後、前記選択指示を受け付けた圃場の選択解除指示を受け付け、
    前記選択解除指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場のうち前記選択解除指示を受け付けた圃場を除く残余の圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の作付支援方法。
  4. 前記圃場の集合を検索する前に、前記複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該各々の圃場が前記対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かを判定し、
    前記圃場の集合を検索する際に、前記判定された判定結果に基づいて、前記複数の圃場の中から前記圃場の集合を検索することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の作付支援方法。
  5. 前記圃場の集合を検索する前に、前記対象作物を作付ける期間と、前記複数の圃場の各々の圃場に作物を作付ける期間とに基づいて、前記複数の圃場の各々の圃場が空き圃場か否かを判定し、
    前記圃場の集合を検索する際に、前記判定された判定結果に基づいて、前記複数の圃場の中から前記圃場の集合を検索することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の作付支援方法。
  6. 前記組合せの各々の圃場の表示形式を前記特定の表示形式で表示する際に、前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で地図上に表示し、
    前記選択指示を受け付けた場合に、前記選択指示を受け付けた圃場の表示形式を、前記第1および第2の表示形式と異なる第3の表示形式に変更して前記地図上に表示することを特徴とする請求項5に記載の作付支援方法。
  7. 前記判定された判定結果に基づいて、空き圃場ではない圃場の表示形式を、前記第1、第2および第3の表示形式と異なる第4の表示形式に変更して前記地図上に表示することを特徴とする請求項6に記載の作付支援方法。
  8. 地図上に点在する複数の圃場を表示する表示部と、
    前記複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定する決定部と、
    前記表示部を制御して、前記決定部によって決定された前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式で前記地図上に表示する表示制御部と、
    前記複数の圃場の中から前記対象作物を作付ける圃場の選択指示を受け付ける受付部と、を備え、
    前記決定部は、
    前記選択指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする作付支援装置。
  9. コンピュータによって実行される作付支援方法であって、
    複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索し、
    前記圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定し、
    前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で地図上に表示し、
    前記複数の圃場の中から前記対象作物を作付ける圃場の選択指示を受け付け、
    前記選択指示を受け付けた場合に、前記選択指示を受け付けた圃場の表示形式を、前記第1および第2の表示形式と異なる第3の表示形式に変更して前記地図上に表示し、
    前記選択指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする作付支援方法。
  10. 前記圃場の組合せを決定する前に、前記圃場の集合の各々の圃場の特性に基づいて、当該各々の圃場と前記対象作物の作付けに適した圃場との適合度合いを示す指標値を算出し、
    前記圃場の組合せを決定する際に、前記圃場の集合の各々の圃場の前記予測収量と前記圃場の集合の各々の圃場の前記指標値とに基づいて、前記圃場の集合の中から前記圃場の組合せを決定することを特徴とする請求項9に記載の作付支援方法。
  11. 前記組合せの各々の圃場の表示形式を前記第2の表示形式で表示した後、前記選択指示を受け付けた圃場の選択解除指示を受け付け、
    前記選択解除指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場のうち前記選択解除指示を受け付けた圃場を除く残余の圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする請求項9または10に記載の作付支援方法。
  12. 前記圃場の集合を検索する前に、前記複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該各々の圃場が前記対象作物の作付けに適した圃場の条件を満たすか否かを判定し、
    前記圃場の集合を検索する際に、前記判定された判定結果に基づいて、前記複数の圃場の中から前記圃場の集合を検索することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の作付支援方法。
  13. 前記圃場の集合を検索する前に、前記対象作物を作付ける期間と、前記複数の圃場の各々の圃場に作物を作付ける期間とに基づいて、前記複数の圃場の各々の圃場が空き圃場か否かを判定し、
    前記圃場の集合を検索する際に、前記判定された判定結果に基づいて、前記複数の圃場の中から前記圃場の集合を検索することを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の作付支援方法。
  14. 前記判定された判定結果に基づいて、空き圃場ではない圃場の表示形式を、前記第1、第2および第3の表示形式と異なる第4の表示形式に変更して前記地図上に表示することを特徴とする請求項13に記載の作付支援方法。
  15. 地図上に点在する複数の圃場を表示する表示部と、
    前記複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定する決定部と、
    前記表示部を制御して、前記決定部によって決定された前記組合せの各々の圃場の表示形式を、前記複数の圃場の他の圃場の第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で前記地図上に表示する表示制御部と、
    前記複数の圃場の中から前記対象作物を作付ける圃場の選択指示を受け付ける受付部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記表示部を制御して、前記選択指示を受け付けた場合に、前記選択指示を受け付けた圃場の表示形式を、前記第1および第2の表示形式と異なる第3の表示形式に変更して前記地図上に表示し、
    前記決定部は、
    前記選択指示を受け付けた場合、前記圃場の集合のうち前記選択指示を受け付けていない圃場の中から、前記選択指示を受け付けた圃場の前記予測収量と前記目標収量との差分を表す収量を満たす圃場の組合せを決定することを特徴とする作付支援装置。
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