JP5479770B2 - 農業経営支援プログラムおよび農業経営支援システム - Google Patents
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Description
しかし、このように複数の品種・作型の作物を組み合わせ、経営年度により適宜作付する品種や作型を変えながら農業経営する場合、発生する労力、経費、売上等の内容や時期が複雑になってしまい、各農家の経験や農業知識のみでは正確に農業経営を把握することは難しい。この事情は、新規就農者でもベテラン農家でも同じであり、どのような品種のどのような作型をどの程度の作付面積で作付すればどのような農業経営となるかを事前に把握するのは難しい。
前記農家自身が前記農地において日々投入した作業内容・作業量・作業発生日時を含む農作業日誌データを入力する農作業日誌データ入力ステップと、
前記農作業日誌データと、前記農家が実際に運用する前記農地に対して投入した経費・経費発生日時を含む農業経費データと、前記農家が実際に運用する前記農地から回収した売上・売上発生日時を含む農業売上データを含む農業経営データの入力を受け付ける農業経営データ入力処理ステップと、
入力された前記農業経営データをデータベース化して農業経営データベースを構築する農業経営データベース構築処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に発生した作業労力を作業発生日時とともに算出する労力算出処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に発生した経費を経費発生日時とともに算出する経費算出処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に回収した売上を売上発生日時とともに算出する売上算出処理ステップとを備えた農業経営支援プログラムである。
上記構成により、農家自身が実際に運用する農地における過去の実際の農作業日誌データ、農業経費データと農業売上データの農業経営データを基に、農作物別に作業労力、作業発生日時、経費、経費発生日時、売上、売上発生日時を管理し、農家が実際に運用する農地における作付作物の品種や作型の選択、作付面積の増減などをシミュレーションして農家の農業経営を支援することができる。
上記構成により、農家個人の農業経営の結果としての農業経営データの蓄積が十分でない場合や、参考にしたい他の農業経営モデルデータがあれば、該当する農業経営モデルを取得することができ、精度良い農業経営の支援を行うことができる。
上記構成により、様々な角度から農業経営をシミュレーションすることができ、作付作物の品種・作型の選定、作付面積の増減など、多面的な農業経営を可視化して検討することができる。
上記構成により、農業経営における作業労力の繁閑を可視化することができる。例えば、月別や週別や3日単位など指定した期間ごとに作業労力計画を可視化することができる。
上記構成により、農業経営における資金繰りの緩急を可視化することができる。例えば、月別や週別や3日単位など指定した期間ごとに資金繰り計画を可視化することができる。つまり、マクロな農業経営の収益のみならず、月々などの細かい単位で農業経営の経営を分析することができる。
上記構成により、補助金を加味した農業シミュレーションも可能である。農業には多様な目的で行政上の補助が施行されており、農作業に対する補助金や、農作物の作付に関する補助金などがあり、農業シミュレーションを行う上で補助金を加味することは農業経営の実態を考える上で重要である。
上記構成により、収穫高の高い新品種や、作物価値が高い新品種、病気等に強い新品種など年々開発される新しい新品種を適宜取り入れた農業計画を立てることができ、農業シミュレーションを行う上で新品種の投入を加味することは農業経営の実態を考える上で重要である。
そこで、上記農業経営支援プログラムにおいて、果樹作物に関し、農業経営データ入力処理ステップにおいて、前記農業経営データを年次ごとに前記農業経営データベースに記憶させ、前記農業経営シミュレーションにおいて、前記見込み作業労力算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる作業労力を作業発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記見込み経費算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる経費を経費発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記見込み売上算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる売上を売上発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記農業経営シミュレーションにおいて、年次により労力、経費、収入が変動する前記果樹作物の作付を加味することが好ましい。
上記構成により、農業経営シミュレーションにおいて年次により労力、経費、収入が変動する果樹作物の取り扱いが可能となり、農業経営のより多面的な支援を行うことができる。
上記構成により、資金繰りの厳しい期間を事前に発見でき、当該期間において融資設定処理、融資に対する元本と利子の返済のシミュレーションを連動させることができ、金融も加味した農業シミュレーションを行うことができる。
上記構成により、繁忙期で労力の確保が厳しい期間を事前に発見でき、当該期間において短期雇用の必要性、短期雇用に対する賃金支払による経費増大を加味した農業シミュレーションを行うことができる。この雇用調整は地域の行政システムと連動することも可能となれば、農家側の確実な雇用の確保と、行政側の雇用促進策が適切にマッチングされる。
また、本発明の農業経営支援システムは、上記の農業経営支援プログラムの処理手順を記憶装置に組み込んだシステムである。例えば、上記の農業経営支援プログラムをメモリなどの記憶装置にインストールしたパーソナルコンピュータをベースとした装置として構成する。
本発明の農業経営支援プログラムおよび農業経営支援システムによれば、様々な角度から農業経営をシミュレーションすることができ、作付作物の品種・作型の選定、作付面積の増減など、多面的な農業経営を可視化して検討することができる。
まず、新規就農者に対する効果として、資金繰り表を活用し新規参入に対するリスクを回避できる。また、自家労力を中心とする者にとって、作物の組み合わせを試行することにより無理のない労力計画が可能となる。
実施例1の農業経営支援プログラムの例は、基本的な農業経営データ入力ツール、農業経営データベース、農業経営シミュレーションツールの構成を備えたものとなっている。シミュレーション例も基本的な作業労力シミュレーション、資金繰りシミュレーションを示す。なお、この例では、月次別など期間単位を指定することが可能なものとし、シミュレーションにおいて月次別などの指定期間で集計した結果を可視化して表示できる例とする。
図2は、本発明の農業経営支援プログラムにおける農業経営データ入力から農業経営データベース20の構築までの処理手順を示すフローチャートである。
図3は、本発明の農業経営支援プログラムにおける農作業労力シミュレーションおよび資金繰りシミュレーションに関する処理手順を示すフローチャートである。
図4に示す入力ユーザーインターフェイス11は左から年月日を入力するカラム群、次に農作業・技術内容を入力するカラム群があり、農作業日誌と同様の並びとなっている。この例では表計算ソフトのローとカラムの升目で見やすく整理されたものとなっている。紙ベースで記録している農作業日誌とほぼ似通った表現となっている。
上記のように、利用者は、農業経営データ入力ツール10により提供される作物単品ごとの入力ユーザーインターフェイス11を介して各種の農業経営データを入力してゆくことができる。
ここで、農作業や農業技術などは農家により異なるので、作付作物の品種・作型ごとの利用者自身の農業経営データを入力してゆくこととなるが、新しく作付しようとする品種・作型や、過去に作付したがその細かいデータが残っていない品種・作型に関しては、利用者がすべての農業経営データについて入力することが難しいため、あらかじめ標準的な農業経営データを農業経営データベースに保持しておき、それら作物に関して農業経営データベース内の農業モデルデータを利用する構成も可能である。農業経営モデルデータは必須の構成ではなく、図1の構成例では図示を省略している。農業経営モデルデータとは、農作物の品種・作型ごとに所定面積に対して、投入が見込まれる作業内容・作業量・作業発生予定日時を含む農作業をモデル化した農作業モデルと、投入が見込まれる経費・経費発生予定日時を含む農業経費をモデル化した農業経費モデルと、回収が見込まれる農作物売上・売上発生予定日時を含む農業売上をモデル化した農業売上モデルとを含むものである。
農業経営シミュレーションツール30は、後述する各種の農業経営のシミュレーションを計算し、利用者に提示するツールである。農業経営シミュレーションツール30は様々なシミュレーションが可能であるが、ここでは2つのシミュレーション例を挙げる。第1は農作業労力シミュレーションである。第2は資金繰りシミュレーションである。また、農業経営シミュレーションツール30は複数の作付作物の品種・作型と作付面積を指定することで組み合わせた農業経営シミュレーションを実行する能力を備えている。
図6は、月次別に集計した労力計画表をより分かりやすいようにグラフにより可視化したシミュレーション例を示す図である。この例では投入すべき労力が5月に多いことが一目で把握することができる。つまり、利用者は5月に労力を確保するために必要な人員を調達しなければならないことが把握できる。
図7は、損益計算書の例を示す図である。資金繰り表を作成するための基礎的な数字を集計したものとなる。月次別に必要となる経費と回収が見込める売上が表示されており、資金繰りの緩急が分かりやすいように表現されている。
図8は、月次別に集計した資金繰り表のシミュレーション例を示す図である。月次別にその月に必要となる資金繰りを示している。この例では12月と5月に資金繰りがタイトになるためにあらかじめ手元に資金を確保しておく必要があることが把握できる。
以上が単品の作物に関する基本的な農業経営データの入力手順と各種分析結果のシミュレーション手順である。
図9の入力インターフェイス12は、図2に示した単品の品種・作型の作物の農業経営データを入力する入力ユーザーインターフェイス11とは異なる入力ユーザーインターフェイスとなっている。次年度に予定する複数の品種・作型の作物と予定の作付面積とを指定入力できるものとなっている。この例では、次年度の作付作物として、「たまねぎ(短期貯蔵)」、「ホウレンソウ(10月播種)」、「ホウレンソウ(5月播種)」、「太ネギ」の4つの作物を選定し、それぞれの作付面積を順に20アール、30アール、15アール、3アールとして入力した。
図12は、図9に示した品種・作型の作付作物と作付面積とした場合の資金繰りシミュレーションとして作成された損益計算書の例を示す図である。つまり、「たまねぎ(短期貯蔵)」、「ホウレンソウ(10月播種)」、「ホウレンソウ(5月播種)」、「太ネギ」の4つの作物をそれぞれ20アール、30アール、15アール、3アールの作付面積で作付した場合に想定される損益計算書である。
果樹作物は、単年で収穫できる単年性作物とは異なり、初年次からの育成期間には植栽などの労力や経費が集中し、その後、収穫量が増えて収入が経費を上回って成園期間となる。つまり果樹作物では年次により労力、経費、収入が変動するという特徴がある。そのため、農業経営シミュレーションはシミュレーションを行う年次において、その果樹作物にとって育成期間にあたるか、成園期間にあたるかによって異なるため、果樹作物の状態を織り込んだ農業経営シミュレーションとする必要がある。
そこで、果樹作物を加味した農業経営シミュレーションを行うために各処理ステップにおいて以下の処理を行う。
農業経営シミュレーションツール30は、見込み作業労力算出処理ステップにおいて、単年性作物に関しては上記のとおり見込まれる作業労力を作業発生予定日時とともに反映する一方、果樹作物に関しては、育成期間と成園期間の年次ごとに、見込まれる作業労力を作業発生予定日時とともに反映する。果樹作物は、育成期間には育成に必要となる労力が発生し、成園期間となり収穫できるようになってからも果樹を維持するために労力が必要となる。
農業経営シミュレーションツール30は、見込み経費算出処理ステップにおいて、単年性作物に関しては上記のとおり見込まれる経費を経費発生予定日時とともに反映する一方、果樹作物に関しては育成期間と成園期間ごとに年次ごとに見込まれる経費を経費発生予定日時とともに反映する。つまり、育成期間は育成に必要となる経費が発生し、成園期間となり収穫できるようになってからも果樹を維持するために経費が必要となる。
また、農業経営シミュレーションツール30は、見込み売上算出処理ステップにおいて単年性作物に関しては上記のとおり見込まれる売上を売上発生予定日時とともに反映する一方、果樹作物に関しては育成期間に相当する年度であれば見込まれる売上が少なく、成園期間に相当する年度であれば見込まれる売上が増加し、年次ごとの売り上げを売上発生予定日時とともに反映する。
以上が、利用者が実際に作付作物とその作付面積を指定した場合に行われる農作業労力計画シミュレーションと資金繰りシミュレーションの例である。
上記の作付予定の品種・作型の作物と作付予定面積では、農業経営シミュレーションの結果、農業経営データベース20を参照して図21に示されるような損益計算書が作成されたものとする。この図21に示した例では最下欄にあるように、農業経営シミュレーションの結果、農業経営の利益額は2,893,799円が予想されることが分かる。
いま、図22および図23を見ると、6月にAA作物の負荷が大きいことが分かる。そこで、図24に示すように、AA作物の作付面積を3アールに減らし、CC作物の作付面積も8アールに減らして再度農業経営シミュレーションを試行してみた。上記のようにAA作物の作付面積を3アール、CC作物の作付面積を8アールに変更した場合、農作業労力シミュレーションの結果、農作業の労力計画表は図25および図26に示すようになった。図25および図26を見れば分かるように、作付面積の変更前では6月に集中していた労力負荷が作付面積の変更後には緩和され、特別に労力負荷が集中している月はなくなることが分かる。つまり、作付面積の変更前は図22および図23に示すように6月の労力負荷が700時間を超えていたが、作付面積の変更後は図25および図26に示すように6月の労力負荷は160時間超程度に抑えられている。
いま、図27に示すように、AA作物、BB作物、CC作物、DD作物のうち、CC作物の作付けをやめてしまい、代わりに、EE作物を20アール、FF作物を4アール、GG作物を4アール作付けることとしてみた。また、追加の作物として新たにHH作物40アール、JJ作物5アール、KK作物3アールも作付けしてみることとした。
なお、図28および図29のケースにおいて12月は農作業労力が250時間程度あるが、短期雇用の人員は比較的容易に確保することができ、人件費の増加もそれほど大きくないことが予想できる。
実施例2の農業経営支援プログラムの例は、実施例1に示した基本的な構成に加え、この例では農業経営データとして、行政が政策的に農業経営に対して提供する補助金の収入も加味できるような処理が行える構成となっている。
実施例1の例では、農業経営データ入力ツール10を介して農業売上データの入力として補助金収入も入力することができた。しかし、補助金は年次ごとに内容や条件が異なり、特に、新しい品種・作型の作物を検討したり、作付面積の増減を検討したりする場合にはどのような補助金がどのような条件で受けられるかを把握することは容易ではない。
図30は、実施例2の農業経営支援プログラムの構成を模式的に示す図である。図1に示した構成と同様、農業経営データ入力ツール10、農業経営データベース20、農業経営シミュレーションツール30を備え、ネットワーク300を介して外部の行政サーバー200の補助金情報データベース21と連動している。なお、パーソナルコンピュータで稼働するためにアプリケーションプログラムが一般に備える他のプログラムツールや、オペレーティングシステムの図示は省略している。
なお、農業経営データ入力ツール10による補助金データの入力は、利用者自身がマウスやキーボードなどの入力デバイスを用いて操作してネットワークを介して補助金情報データベース21にアクセスして所望のデータを指定して取得するものでも良いし、システム稼働中において農業経営データ入力ツール10がネットワークを介して補助金情報データベース21とやり取りして自動的に補助金データを取得するものでも良い。
実施例3の農業経営支援プログラムの例は、実施例1に示した基本的な構成に加え、この例では農業経営データとして、農業試験場や農業技術センターなどが新品種の作物について提供する新品種農業経営モデルデータを外部から取り込んで、当該新品種の作付を加味した農業経営シミュレーションが行える構成となっている。
なお、農業経営データ入力ツール10を介した新品種農業経営モデルデータの入力は、利用者自身がマウスやキーボードなどの入力デバイスを用いて操作してネットワークを介して新品種農業経営モデルデータベース22にアクセスして所望のデータを指定して取得するものでも良いし、システム稼働中において農業経営データ入力ツール10がネットワークを介して新品種農業経営モデルデータベース22とやり取りして自動的に新品種農業経営モデルデータを取得するものでも良い。
実施例4の農業経営支援プログラムの例は、実施例1に示した基本的な構成に加え、この例ではネットワークを介して行政が運用する雇用システムを連動し、農業経営での繁忙期の人員確保と、行政の短期雇用調整を加味した農業経営シミュレーションが行える構成となっている。
実施例1の例では、農業経営シミュレーション30による農作業労力シミュレーションにおいて繁忙期の分析と不足する労力量がどの程度であるかを把握することはできた。しかし、実際に短期雇用として人員を確保する算段をとる必要がある。一方、行政は雇用調整・雇用促進を業務としており、行政地域内での雇用需要を把握したいというニーズがある。そこで、各農家が利用する農業経営支援プログラムと、行政が運用する雇用調整システムとを連動させれば、両者ともに有益な情報を交換することができる。
なお、雇用調整システム23とやり取りして短期雇用に関するデータを交換する操作は、利用者自身がマウスやキーボードなどの入力デバイスを用いて操作してネットワークを介して雇用調整システム23にアクセスして所望のデータをやり取りするものでも良いし、システム稼働中において農業経営データ入力ツール10がネットワークを介して雇用調整システム23と自動的に短期雇用に関するデータをやり取りするものでも良い。
図33に示す実施例5の農業経営支援プログラムの例は、実施例1に示した基本的な構成を持つ農業経営支援プログラム100同士が、ネットワーク300を介して連携し合う構成例である。この例では一つの農業経営支援プログラム100aがサーバープログラムを兼ねている例である。このように、地域に存在する複数の農家が情報を交換し合うことにより、地域一体となった農業経営シミュレーションが可能となる。
農業経営支援システム101は、農業経営データ入力処理部110と農業経営データベース120と農業経営シミュレーション部130と農業経営データ出力処理部140を備えている。
20 農業経営データベース
30 農業経営シミュレーションツール
100 農業経営支援プログラム
101 農業経営支援システム
110 農業経営データ入力処理部
111 キーボード
112 マウス
120 農業経営データベース
130 農業経営シミュレーション部
140 農業経営データ出力処理部
141 モニタ
142 プリンタ
200 行政サーバー
210 農業技術センターサーバー
300 ネットワーク
Claims (14)
- 農家が実際に運用する農地における作付作物の品種や作型の選択、作付面積の増減などをシミュレーションして前記農家の農業経営を支援する農業経営支援プログラムであって、
前記農家自身が前記農地において日々投入した作業内容・作業量・作業発生日時を含む農作業日誌データを入力する農作業日誌データ入力ステップと、
前記農作業日誌データと、前記農家が実際に運用する前記農地に対して投入した経費・経費発生日時を含む農業経費データと、前記農家が実際に運用する前記農地から回収した売上・売上発生日時を含む農業売上データを含む農業経営データの入力を受け付ける農業経営データ入力処理ステップと、
入力された前記農業経営データをデータベース化して農業経営データベースを構築する農業経営データベース構築処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に発生した作業労力を作業発生日時とともに算出する労力算出処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に発生した経費を経費発生日時とともに算出する経費算出処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に回収した売上を売上発生日時とともに算出する売上算出処理ステップとを備えた農業経営支援プログラム。 - 農作物別に前記農家が実際に運用する前記農地の所定面積に対して、投入が見込まれる作業内容・作業量・作業発生予定日時を含む農作業をモデル化した農作業モデルと、投入が見込まれる経費・経費発生予定日時を含む農業経費をモデル化した農業経費モデルと、回収が見込まれる農作物売上・売上発生予定日時を含む農業売上をモデル化した農業売上モデルとを含む農業経営モデルをデータベース化した農業経営モデルデータベースを備え、
農業経営データ入力処理ステップを介して、前記農業経営モデルデータベースより、利用したい農業経営モデルデータを取得し、前記農業経営データベースに入力する請求項1に記載の農業経営支援プログラム。 - 前記農家が実際に運用する前記農地について予定する農作物の品種・作型と、前記品種・作型ごとの作付面積との計画データを入力する農作物・作付面積計画データ入力処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物の品種・作型別に前記予定作付面積にて、見込まれる作業労力を作業発生予定日時とともに算出する見込み作業労力算出処理ステップと、見込まれる経費を経費発生予定日時とともに算出する見込み経費算出処理ステップと、見込まれる売上を売上発生予定日時とともに算出する見込み売上算出処理ステップとを備え、農業経営シミュレーションを可能とした請求項1または2に記載の農業経営支援プログラム。 - 集計にかかる期間単位を任意に指定する集計期間単位入力処理ステップを備え、
前記労力算出処理ステップにおいて、前記指定にかかる期間単位にて前記作業労力を集計し、期間単位ごとに必要な作業労力量の小計をまとめた労力計画表を作成できることを特徴とする請求項3に記載の農業経営支援プログラム。 - 集計にかかる期間単位を任意に指定する集計期間単位入力処理ステップを備え、
前記経費算出処理ステップにおいて、前記指定にかかる期間単位にて前記経費を集計し、
前記売上算出処理ステップにおいて、前記指定にかかる期間単位にて前記売上を集計し、
前記期間単位ごとに必要な経費と回収できる売上の小計をまとめた資金繰り表を作成できることを特徴とする請求項3に記載の農業経営支援プログラム。 - 前記農家が実際に運用する前記農地について予定する農作物の品種・作型と、前記品種・作型ごとの予定作付面積の計画データを入力する農作物・作付面積計画データ入力処理ステップと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に前記予定作付面積にて、前記期間単位ごとに見込まれる作業労力を算出する期間単位別見込み作業労力算出処理ステップと、前記期間単位ごとに見込まれる経費を算出する期間単位別見込み経費算出処理ステップと、前記期間単位ごとに見込まれる売上を算出する期間単位別見込み売上算出処理ステップと、
集計にかかる期間単位を任意に指定する集計期間単位入力処理ステップを備え、
前記期間単位ごとに必要な作業労力量の小計をまとめて作成した労力計画表、および、前記期間単位ごとに必要な経費と回収できる売上の小計をまとめて作成した資金繰り表を介し、前記期間単位別に農業経営がシミュレーションできるようにした農業経営シミュレーションを可能とした請求項3に記載の農業経営支援プログラム。 - 補助金が提供される農作物の品種・作型、補助金額、補助金受取日時、補助条件に関する補助金データを入力する補助金データ入力処理ステップを備え、
前記売上算出処理ステップにおいて、前記補助金額と前記補助金受取日時を前記売上と前記発生日時に反映し、前記農業経営シミュレーションにおいて、前記補助金を加味した農業シミュレーションを可能とした請求項6に記載の農業経営支援プログラム。 - 外部から新品種・新作型について提供される、投入が見込まれる作業内容・作業量・作業発生日時を含む農作業モデルデータと、投入が見込まれる経費・経費発生日時を含む農業経費モデルデータと、回収が見込まれる売上・売上発生日時を含む農業売上モデルデータを入力する新品種農業経営モデルデータ入力処理ステップを備え、
前記見込み作業労力算出処理ステップにおいて見込まれる作業労力と作業発生予定日時に反映し、前記見込み経費算出処理ステップにおいて見込まれる経費と経費発生予定日時に反映し、前記見込み売上算出処理ステップにおいて見込まれる売上と売上発生予定日時に反映し、前記農業経営シミュレーションにおいて、前記新品種・新作型の作付を加味した農業シミュレーションを可能とした請求項6に記載の農業経営支援プログラム。 - 果樹作物に関し、農業経営データ入力処理ステップにおいて、育成開始年以降の前記農業経営データを年次別に前記農業経営データベースに記憶させ、
前記農業経営シミュレーションにおいて、
前記見込み作業労力算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる作業労力を作業発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記見込み経費算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる経費を経費発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記見込み売上算出処理ステップにおいて前記果樹作物に見込まれる売上を売上発生予定日時とともに年次ごとに反映し、前記農業経営シミュレーションにおいて、年次により労力、経費、収入が変動する前記果樹作物の作付を加味した農業シミュレーションを可能とした請求項6に記載の農業経営支援プログラム。 - 前記期間単位別見込み作業労力算出処理ステップが前記労力計画表の中にあらかじめ定めた労力量を超える過負荷となる期間単位を検出した場合に、当該過負荷が解消できるように短期雇用を加味した農業経営シミュレーションと、前記期間単位別見込み経費算出処理ステップが前記短期雇用の賃金の増加を加味した農業経営シミュレーションを連動させることを可能とした請求項6に記載の農業経営支援プログラム。
- 前記短期雇用が必要となる前記期間単位に関する情報と、前記短期雇用に対して設定される前記賃金に関する情報とを、行政が提供する雇用調整システムと連動させることを特徴とする請求項10に記載の農業経営支援プログラム。
- 地域に存在する複数の農家に関する前記農業経営シミュレーションを集約したことを特徴とする請求項6から11のいずれか1項に記載の農業経営支援プログラム。
- 前記期間単位別見込み作業労力算出処理ステップが前記労力計画で必要となる農作業機器の台数を集約し、前記地域として保有する前記農作業機器の貸借計画を立てる農作業機器貸借計画処理ステップを備えたことを特徴とする請求項12に記載の農業経営支援プログラム。
- 農作業能力や農業技術など個人差がある農家が実際に運用する農地における作付作物の品種や作型の選択、作付面積の増減などをシミュレーションして前記農家の農業経営を支援する農業経営支援システムであって、
前記農家自身が過去に農作物別に日々投入した作業内容・作業量・作業発生日時を含む農作業日誌データを入力する農作業日誌データ入力インターフェイスと、
前記農作業日誌データと、前記農家が実際に運用する前記農地に対して投入した経費・経費発生日時を含む農業経費データと、前記農家が実際に運用する前記農地から回収した売上・売上発生日時を含む農業売上データとを含む農業経営データの入力を受け付ける農業経営データ入力処理部と、
前記農業経営データ入力処理部により入力された前記農業経営データをデータベース化した農業経営データベースと、
前記農業経営データベースを参照し、前記農作物別に発生した作業労力を作業発生日時とともに算出する労力算出処理と、前記農作物別に発生した経費を経費発生日時とともに算出する経費算出処理と、前記農作物別に回収した売上を売上発生日時とともに算出する売上算出処理を行う農業経営シミュレーション部とを備えた農業経営支援システム。
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