JP5758612B2 - 溶融ガラスを熱調整するための方法および装置 - Google Patents

溶融ガラスを熱調整するための方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、溶融ガラスを熱調整するための方法および装置に関する。
板ガラス、例えば、LCDディスプレイなどのディスプレイ用の基板として使用するための板ガラスの製造における基本的な工程は、(1)原材料を溶融し、(2)溶融物を清澄(精製)してガス状の内包物を除去し、(3)清澄した溶融ガラスを攪拌して化学的および熱的均質性を達成し、(4)均質化したガラスを熱調整してその温度を低下させ、ひいてはその粘度を増大させ、(5)冷却した溶融ガラスをガラスリボンへと成形し、(6)個々のガラスシートを前記リボンから分離する、各工程を有してなる。ダウンドロー・フュージョン法の場合には、ガラスリボンは「アイソパイプ」として知られる形状構造物を用いて成形され、一方、フロート法では、この目的で溶融スズ浴が用いられる。
溶融ガラスを首尾よく清澄するためには高温が必要とされる。溶融ガラスを通過するガス状の泡の上昇速度はガラスの粘度に反比例する、すなわち、粘度が低くなると上昇速度は速くなり、あるいは、粘度は温度に反比例する、すなわち、温度が高くなると粘度は低くなる。溶融ガラスは限られた時間しか清澄剤中に置かれないことから、溶融物を通過する泡の急速な上昇を達成することは非常に重要である。したがって、清澄剤は通常、可能な限り高温で作用させる。しかしながら、溶融ガラスをリボンに成形するためには、清澄の間に用いられるよりはるかに高い粘度が必要とされる。したがって、清澄と成形の間に、溶融ガラスを熱調整(冷却)する必要がある。
歴史的には、熱調整は、円形の断面を有する導管に溶融ガラスを通過させることによって行われてきた。導管はセラミック材料で取り囲まれ、金属性フレーム内に保持され、冷却過程の結果、実質的な熱および流れの不均等性がガラス内に取り入れられるのを回避するために、溶融ガラスの熱損失の速度は、直接加熱または間接加熱の使用を通じて調整されている。溶融ガラスの高い温度および溶融ガラスの汚染を回避する必要性の理由から、導管の壁は貴金属でできている。
過去に用いられた円形の断面は、本質的に機械的に安定な導管を提供してきた。貴金属は高価であり、ひいては費用削減のために、調整導管の壁は可能な限り薄くする必要があることから、このような安定性は重要である。機械的な安定性には良いが、本開示によれば、熱伝達の観点から、円形の断面は最良ではないことが判明している。特に、さまざまな用途では、熱伝達特性の理由から、円形の断面を有する調整導管は、利用可能空間よりも長くする必要があることが分かった。熱調整に用いる空間を拡大することは可能だが、このような拡大は全体の寸法を増大させ、ひいてはガラス製造施設の費用を増大させてしまう。加えて、円形の調整導管の長さの増大は、導管を構成するのに必要とする貴金属の量を増大させ、よって、これらの導管の薄い壁がもたらす経済的利益を減少させてしまう。
本開示は、円形の調整導管に伴うこの問題に対処し、導管を通過する溶融ガラスの横断熱流均質性(横断する熱均一性)について妥協することなく、高い熱損失率を達成する導管、具体的には楕円形の導管を提供する。加えて、本開示の導管を通過する溶融ガラスの流量グラジエントおよび水頭損失は小さく、これは楕円形の導管の付加利益である。
第1の態様によれば、溶融ガラスを熱調整するための方法が開示され、該方法は、
(A)(i)貴金属でできた壁(23)と、
(ii)流入面(15)および流出面(17)と、
(iii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(9)(前記長軸は実質的に水平であり、前記短軸は垂直方向に関して鋭角をなす)と、
(iv)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
を備えた導管(13)を通じて溶融ガラスを流し、
(B)短軸の長さに沿った前記導管(13)の壁(23)よりも、長軸の長さに沿った前記導管(13)の壁(23)に対して、より熱を印加することによって、前記導管を不均一に加熱する、
各工程を有してなる。
第2の態様によれば、上部表面(25)を有する壁(23)を備えた貴金属のガラス調整導管(13)を動作する方法が開示され、該方法は、
複数の貴金属のタブ(29)を備えた前記上部表面(25)を提供し、
前記導管(13)が高温になり、ガラスで満たされていないときに、前記上部表面(25)のたるみを低減するように、前記貴金属のタブ(29)を耐熱性の支持構造物(27)に接続する、
各工程を有してなる。
第3の態様によれば、
(A)耐熱性の支持構造物(27)と、
(B)(i)上部表面(25)を有する、貴金属からなる壁(23)と、
(ii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(9)(前記長軸は実質的に水平であり、前記短軸は垂直方向に関して鋭角をなす)と、
(iii)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
を有するガラス調整導管(13)と、
(C)前記壁(23)の上部表面(25)を耐熱性の支持構造物(27)に接続する複数の貴金属のタブ(29)と、
を備えた装置が開示される。
本開示のさまざまな態様についての上記概要に用いられる参照番号は、単に読み手の便宜のためであって、本発明の範囲を制限することは意図されておらず、制限すると見なされるべきではない。さらに一般には、前述の概要および以下の詳細な説明は単に本発明の典型例であって、本発明の本質および特徴を理解するための外観または枠組みを提供することが意図されていることが理解されるべきである。
本発明のさらなる特性および利点は、以下の詳細な説明に記載され、一部には、その説明から当業者には容易に明らかとなり、または、本明細書に記載される本発明を実施することによって認識されるであろう。添付の図面は、本発明のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に取り込まれ、本明細書の一部を構成する。本明細書および図面に開示される本発明のさまざまな特徴は、任意の組合せおよびすべての組合せに用いることができることが理解されるべきである。
楕円形の導管の斜視図。 楕円形の導管および関連する耐熱性の支持構造物を示す断面図。 図2の左側の貴金属のタブをさらに詳しく示す、拡大スケールにおける断面図。 貴金属のタブおよびタブを受け入れる耐熱性の支持構造物におけるチャネルを示す斜視図。 楕円形の導管のセグメントの斜視図。 楕円形の導管の流出面の計算した温度分布。 耐熱性の支持構造物の一部を形成する積層板の第1の層に圧縮力を印加することを目的としたベルヴィルワッシャーの使用を例証する概略図。 長期間、1400℃に保持された、0.040インチ(〜1.0ミリメートル)の壁厚を有する空の楕円形の導管の計算した構造。 0.060インチ(〜1.5ミリメートル)の壁厚を有する図8の導管の計算した構造。
図1は、楕円形の断面、特にこの事例ではレーストラックの形状を有する、調整導管13の実施の形態の透視図である。使用の際、ガラスは、導管の流入面15を通じて導管に入り、その流出面17を通じて導管を出る。
例えば、図2〜4に示すように、取り付けられる際、導管は、例えばセラミックの絶縁など、絶縁51のさまざまな層で取り囲まれ、その一部に電気的加熱要素を受け入れるための溝が設けられうる(例えば、後述する図4の溝39を参照)。図2に示すように、組立体は、上面加熱要素47、底面加熱要素48、および2つのエッジ加熱要素49を含みうる。絶縁および電気的加熱は、溶融ガラスが導管を通過する際に、溶融ガラスの冷却速度を調整できるようにする。さらには、表1に関連して以下に詳細に述べるように、楕円形の導管の壁をその長軸および短軸に沿って差動加熱することによって、導管の流出面における溶融ガラスのさまざまな部分の温度差を低減することができる。
実際には、導管は、さまざまな寸法を有しうる。例えば、その長さは約12フィート(〜3.7メートル)であって差し支えなく、30インチ(〜76センチメートル)の楕円形の長軸に沿った幅W、および9インチ(〜23センチメートル)の楕円形の短軸に沿った高さHを有しうる。構築を容易にするため、導管は、例えば、各々が1フィート(〜0.3メートル)の長さを有するセグメントなど、複数の楕円形のセグメントから構築されうる。このようなセグメントの例を図5に示す。
低い温度および流量グラジエントでガラスを形状構造物へと供給しつつ、溶融ガラスの高い冷却率を達成するために、楕円形の導管の高さ幅比(W/H比)は、2〜6の範囲で設定される。この範囲は、ガラスが導管を通過する際に、ガラスの低い水頭損失も生じる。重要なことには、同等の熱伝達率および同等の温度および流量グラジエントでは、円形の断面を有する導管は、3.3のW/H比を有する楕円形の導管の2.5倍の長さを必要とするであろう。加えて、このような円形の導管は、楕円形の導管より16倍大きい水頭損失を有するであろう。当業者には周知のように、長さは、貴金属のシステムの熱膨張の管理および建物の床面積の最小化にとって重要である。また、水頭損失は、実質的にすべての成形方法にとって重要であり、特にダウンドロー・フュージョン形成法にとって重要な均一なガラス流動の維持における重要な変数である。
典型的な実施の形態によれば、楕円形の導管は、少なくとも3メートルの長さであり、熱調整を行う場合には溶融ガラスで満たされ、前記溶融ガラスは、(1)少なくとも800キログラム/時間(〜1800lbs/時間)の速度で流れ、(2)導管の入口から流出面に至るまでの間に少なくとも30℃/メートルの平均速度で冷却される。導管の短軸の長さに沿った導管の壁よりも、長軸の長さに沿った導管の壁に対して、より熱を印加することにより、(a)前記導管の中心と(b)導管の短軸と導管の壁との交点(図2の点53を参照)との流出面における溶融ガラスの温度差の計算値は、仮に流入面において温度分布が均一であると仮定すれば、15℃以下になりうる。
流出面において実質的に均一な温度分布を生じるこの能力は、表1および図6に例証されている。特に、表1の最初の6列は、上述の寸法を有する楕円形の導管のコンピューターモデルに提供される入力データを示し、次の4列は、モデルを使用して得られた導管の流出面における温度の計算値を表している。導管の壁と接触する絶縁(表1の第5列を参照)は、ZEDCOR98アルミナの特性を有すると推定された。図6は、このデータを使用して得られる、導管の流出面における温度特性を示している。図6および表1の最後の2つの列に示すように、差動加熱を有する楕円形の導管は、さまざまな典型的なガラス流動、電源入力、および断熱材の厚さについて、導管の流出面に、15℃未満の熱勾配の計算値を与えた。
表1および図6に記載される計算は、市販のFLUENT銘柄のCFDモデリング・ソフトウェア(ANSYS,inc.(米国ペンシルバニア州カノンズバーグ所在))を使用して行った。他の市販のプログラムおよびカスタム・ソフトウェア・パッケージも、FLUENTプログラムの代わりに、またはFLUENTプログラムと組み合わせて、これらの計算を行うために使用することができる。
以上のことを考慮すると、熱調整の所望のレベルを達成するための設計工程は、次の5段階を含みうる:
第1に、所望のガラス流速、導管の長さに沿った温度降下、および制御電力の入力レベルに基づいて、導管の熱伝達負荷(BTU/時間)を計算する。最初の試みでは、ガラス熱伝達量の10%の制御電力で首尾よく機能することが分かった。
第2に、貴金属の表面積は、導管の壁の材料の適切な熱伝達率、例えば、80−20白金ロジウム合金では3,000〜5,000BTU/S.F./時間(14648〜24413kcal/m2/時間)の熱伝達率を使用して計算される。
第3に、楕円形の導管の断面および管の長さは、楕円形の断面のW/H比が2〜6の範囲にある、計算した表面積をもたらすように選択される。
第4に、CFDソフトウェアを使用して、導管の流出面における熱的特性、流動特性、および温度勾配を計算する。
第5に、必要に応じて、断面の形状および/または前記導管の長さは、所望の温度降下および熱および流れの均質性のレベルを達成するように修正される。
使用時およびその熱調整機能を発揮させる際には、導管13は、溶融ガラスで完全に満たされる。これらの条件下では、ガラスは、ガラスを適当な位置に保つ導管の壁に対し静水圧を働かせる。しかしながら、時々、例えばスタートアップ中、またはシステムの修理のためガラスを抜く必要がある場合に、導管13は高温になり、かつ、長期間、例えば約14日間、ガラスで満たされない場合がある。これらの条件下では、壁23の上部表面25がたるんでしまう場合があり、特に溶融ガラスが再びシステム内に導入される際に、導管の完全性が危うくなりうる。
このたるみの問題は、溶融ガラスが存在しない場合でも上部表面25がその構造を支持するように、壁の厚みを増大させることによって対処できる。しかしながら、貴金属の費用の理由から、壁厚の増大は、たるみの問題に対する費用のかかる解決手段である。
図1〜5に示すように、1つの実施の形態によれば、たるみの問題は、導管の長さに沿って1列または複数列に配置された複数の貴金属のタブ29を備えた、導管の壁の上部表面25を提供することによって対処することができる。図4に示すように、タブは、シャフト43およびヘッド45で構成されうる。図4に示した構成に加えて、必要に応じて他の構成も使用することができる。タブは、例えば溶接などによって、導管の上部表面に取り付けることができる。セグメントからなる導管では、図1に示すように、1つのタブまたは1セットの横並びするタブを各セグメントに取り付けることができ、あるいは図5に示すように、複数のタブまたは複数セットの横並びするタブを各セグメントに使用することができる。
調整システムの組立ての際に、貴金属のタブは、支持構造物に形成されたチャネル31を利用して耐熱性の支持構造物27に接続される。チャネルはタブのヘッド部分よりも長く、調整ユニットがその動作温度まで加熱される際に、導管および耐熱性の支持体の異なった膨脹を可能にする。導管がガラスで満たされないときに、導管に支持体を提供することに加えて、支持構造物は、導管が溶融ガラスで満たされるときに、静水圧に起因して、導管の上部表面が外側に突き出るのを抑えることもできる。
さらなる実施の形態によれば、耐熱性の支持構造物27は、異なる耐熱性の材料からなる少なくとも2つの層の積層板でありうる。このような積層板は、特に、20インチ(〜50センチメートル)以上の長さに及ぶ支持構造物にとって特に役立つが、もっと短い長さに使用することもできる。1つの例として、積層板は、より小さい粒状構造を有する第1の層33および、より大きい粒状構造を有する第2の層35で構成されうる。より小さい粒状構造は第1の層を機械加工可能にし、それによって、タブ29用のチャネル31および、加熱要素(図示せず)を受け入れるための溝39を備えることができるようにする。より小さい粒状構造は、機械加工を容易にすると同時に、動作温度まで加熱したときに第1の層が破砕する可能性も増大させる。より大きい粒状構造は、第2の層が加熱される際に破砕しづらくすることから、より大きい粒状構造を有する第2の層を第1の層に積層することは、この問題に対処するものである。加えて、図7に示すように、積層板の第1の層に圧縮力を印加して、その層を圧縮することができる。このような圧縮は、加熱される際および使用の間に、第1の層を破砕しづらくする。また、破砕してしまった場合には、圧縮力により、生じる層の破片は適所に保持される傾向にある。圧縮力を提供するためにはさまざまな機構を使用することができ、便利な方法として、クランプ機構55を通じて機能する、1つ以上のベルヴィルワッシャー41の使用が挙げられる。
積層板の第1および第2の層は、さまざまな耐熱性の材料で構成されうる。例えば、両方の層は、第1の層はZEDCOR、第2の層はAN485など、高アルミナ耐火物でありうる。同様に、さまざまな高温接着剤(セメント)は、積層板の接着剤層37に使用することができる。接着剤は、良好な接着強度、高温強度、高い抵抗力、良好な絶縁耐力、および結合する材料に似た膨張率を有するべきである。一般に、1650℃以上の動作温度を有する接着剤が適しているであろう。例えば、Aremco Products,inc.(米国ニューヨーク州バレー・コテージ所在)製造のCERAMABOND 503は、AN485およびZEDCORスラブには首尾よく機能することが分かった。
タブ29を使用する場合であっても、導管の壁が薄すぎる場合、導管が長期間、溶融ガラスで満たされないときには、壁の上部は高温で変形しうる。このような変形を図8に示す。この図に示す導管の構造は、1400℃の保持温度および上記寸法を有し、80/20白金ロジウム合金からなる導管と仮定して、ANSYS応力解析ソフトウェアを用いて計算した。導管は、その中心線に沿って支持タブを備えていると仮定した(計算の目的のため、支持体は、導管の長さに沿って均一に分散していると仮定した)。計算用の壁厚は0.040インチ(〜1.0ミリメートル)であった。導管の上部表面に示される広範囲に及ぶ変形は、この図において明白である。
図9は、0.060インチ(〜1.5ミリメートル)の壁厚で行った同一の計算を示している。図に示すように、導管の壁はまだたるんでいるが、たるみの量ははるかに小さく、溶融ガラスがシステムに導入される際にも、導管の完全性を危うくしないであろう。一般に、1.2〜1.9ミリメートルの範囲の壁厚は、導管が1400℃で14日間保持された場合に、壁の上部表面の最大たるみを導管の高さの10%未満の許容レベル(<0.1・H)まで低減することが判明した。
本発明の範囲および精神から逸脱しないさまざまな変更は、前述の開示から当業者には明らかであろう。例えば、上記説明は板ガラスの製造に関して述べてきたが、本開示は、光学ガラスの製造に使用するものなど、他のガラス製造方法にも適用することができる。添付の特許請求の範囲は、本明細書に記載の特定の実施の形態、ならびにそれらの実施の形態の変形、バリエーション、および等価物にも及ぶことが意図されている。
限定されない例として、実施の形態のさまざまな特徴は、次の態様に記載されるように組み合わせて差し支えない。
第1の態様によれば、溶融ガラスを熱調整する方法が提供され、該方法は、
(A)(i)貴金属を含む壁と、
(ii)流入面および流出面と、
(iii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(前記長軸は実質的に水平であり、前記短軸は垂直方向に関して鋭角をなす)と、
(iv)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
を有する導管を通じて溶融ガラスを流し、
(B)短軸の長さに沿った導管の壁よりも、長軸の長さに沿った導管の壁に対して、より熱を印加することによって、前記導管を不均一に加熱する、
各工程を有してなる。
第2の態様によれば、第1の態様の方法が提供され、ここで:
(a)前記流れる溶融ガラスが前記導管を完全に満たし;
(b)前記導管を通過する前記溶融ガラスの流速が少なくとも800キログラム/時間であり;
(c)前記導管の長さが少なくとも3メートルであり;
(d)前記溶融ガラスが、前記流入面から前記流出面に至るまでの間に少なくとも30℃/メートルの平均速度で冷却され;
(e)前記流入面における温度分布が均一な場合に、前記導管の中心と、前記壁と前記短軸の交点との、前記流出面における前記溶融ガラスの温度差の計算値が15℃以下である。
第3の態様によれば、上部表面を有する壁を備えた貴金属のガラス調整導管を動作する方法が提供され、該方法は、
前記上部表面に複数の貴金属のタブを提供し、
前記導管が高温になり、ガラスで満たされていない場合に、前記上部表面のたるみを低減するように、前記貴金属のタブを耐熱性の支持構造物に接続する、
各工程を有してなる。
第4の態様によれば、第3の態様の方法が提供され、ここで:
(a)前記導管が、長軸および短軸を有する楕円形の断面(前記長軸は実質的に水平であり、前記短軸は垂直方向に関して鋭角をなす)を有し、
(b)前記導管が、前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)を有し、
(c)前記壁が、ミリメートル単位で次の関係:1.2≦t≦1.9を満たす、厚さtを有し;
(d)1400℃の温度に14日間曝露される際に、前記壁の上部表面の最大たるみが0.1・H未満である。
第5の態様によれば、第3または第4の態様のうちいずれか1つの方法が提供され、ここで、前記貴金属のタブは、前記壁の前記上部表面の中心線に沿って一列に配置される。
第6の態様によれば、第3または第4の態様のうちいずれか1つの方法が提供され、ここで、貴金属のタブは、3列に配置され、1つは前記壁の上部表面の中心線に沿い、残る2つは前記中心線と平行、かつ、前記中心線の反対側にある。
第7の態様によれば、第3〜6の態様うちいずれか1つの方法が提供され、ここで、前記貴金属のタブを耐熱性の支持構造物に接続する工程は、前記支持構造物に形成される1つ以上のチャネルに前記タブを挿入することを含む。
第8の態様によれば、前記導管を通じて流れる溶融ガラスによって前記上部表面に及ぼされる静水圧に起因して、前記上部表面が外側に変形するのを抑えるように、前記耐熱性の支持構造物を使用して前記壁の上部表面に圧力を印加する工程を含む、第3〜6の態様うちいずれか1つの方法が提供される。
第9の態様によれば、
(a)前記耐熱性の支持構造物が、接着剤によって第2の層に取り付けられた第1の層を有する積層板を備え、前記第1および第2の層は異なる耐熱性の材料からなり、前記第1の層が前記第2の層よりも前記導管の近くに位置し、
(b)前記方法が、前記第1の層に圧縮力を印加する工程を含む、
第3〜8の態様うちいずれか1つの方法が提供される。
第10の態様によれば、装置であって、
(a)耐熱性の支持構造物と、
(b)(i)上部表面を有し、かつ貴金属を含む壁と、
(ii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(前記長軸は実質的に水平であり、前記短軸は垂直方向に関して鋭角をなす)と、
(iii)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
を有するガラス調整導管と、
(c)前記壁の上部表面を前記耐熱性の支持構造物に接続する、複数の貴金属のタブと、
を備えた、装置が提供される。
第11の態様によれば、第10の態様の組立体が提供され、ここで、前記貴金属のタブは、前記壁の上部表面の中心線に沿って1列に配置される。
第12の態様によれば、第10の態様の組立体が提供され、ここで、前記貴金属のタブは3列に配置され、1つは前記壁の上部表面の中心線に沿い、残る2つは前記中心線と平行、かつ、前記中心線の反対側にある。
第13の態様によれば、第10〜12の態様のうちいずれか1つの組立体が提供され、ここで、前記貴金属のタブは前記導管に溶接される。
第14の態様によれば、第10〜13の態様のうちいずれか1つの組立体が提供され、ここで、前記耐熱性の支持構造物は、前記貴金属のタブを受け入れる1つ以上のチャネルを備える。
第15の態様によれば、第10〜14の態様のうちいずれか1つの組立体が提供され、ここで、前記耐熱性の支持構造物は、接着剤によって第2の層に取り付けられた第1の層を有する積層板を備え、前記第1および第2の層は異なる耐熱性の材料からなり、前記第1の層が前記第2の層よりも前記導管の近くに位置する。
第16の態様によれば、第15の態様の組立体が提供され、ここで、前記第1の層の耐熱性の材料が、前記第2の層の耐熱性の材料よりも小さい粒状構造を有する。
第17の態様によれば、第15〜16の態様のうちいずれか1つの組立体が提供され、ここで、前記接着剤は1650℃以上の動作温度を有する。
第18の態様によれば、圧縮力を前記第1の層に印加する、少なくとも1つのスプリングをさらに備えた、第15〜17の態様のうちいずれか1つの組立体が提供される。
第19の態様によれば、第18の態様の組立体が提供され、ここで、前記少なくとも1つのスプリングはベルヴィルワッシャーである。
第20の態様によれば、第15〜18の態様のうちいずれか1つの組立体が提供され、ここで、前記第1の層は、加熱要素を受け入れるための機械加工の溝を備える。
Figure 0005758612

Claims (5)

  1. 溶融ガラスを熱的に調整して冷却する方法であって:
    (A)(i)貴金属を含む壁と、
    (ii)流入面および流出面と、
    (iii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(前記長軸は実質的に水平である)と、
    (iv)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
    を備えた導管を通じて溶融ガラスを流すことにより、前記溶融ガラスの温度を降下させ
    (B)短軸の長さに沿った前記導管の壁よりも、長軸の長さに沿った前記導管の壁に対して、より熱を印加することによって、前記導管を不均一に加熱して、前記導管を通過する前記溶融ガラスの冷却速度を調整する
    ことを特徴とする方法。
  2. (a)前記流れる溶融ガラスが前記導管を完全に満たし;
    (b)前記導管を通過する前記溶融ガラスの流速が少なくとも800キログラム/時間であり;
    (c)前記導管の長さが少なくとも3メートルであり;
    (d)前記溶融ガラスが、前記流入面から前記流出面に至るまでの間に、少なくとも30℃/メートルの平均速度で冷却され;
    (e)前記流入面における温度分布が均一な場合に、前記導管の中心と、前記壁と前記短軸の交点との、前記流出面における前記溶融ガラスの温度差の計算値が15℃以下である、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. (A)耐熱性の支持構造物と、
    (B)(i)上部表面を有し、かつ貴金属を含む壁と、
    (ii)長軸および短軸を有する楕円形の断面(前記長軸は実質的に水平である)と、
    (iii)前記長軸に沿った幅Wおよび前記短軸に沿った高さH(ここで、WおよびHは、次の関係:2≦W/H≦6を満たす)と、
    を有するガラス調整導管と、
    (C)前記ガラス調整導管が高温になりかつガラスで満たされていないときに、前記壁の前記上部表面のたるみを低減するように、前記上部表面を前記耐熱性の支持構造物に接続する、複数の貴金属のタブと、
    を備えた装置。
  4. 前記耐熱性の支持構造物が、接着剤によって第2の層に取り付けられた第1の層を有する積層板を備え、
    前記第1および第2の層が、異なる耐熱性の材料からなり、
    前記第1の層が前記第2の層よりも前記導管の近くに位置することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 圧縮力を前記第1の層に印加する少なくとも1つのスプリングをさらに備えることを特徴とする請求項4記載の装置。
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