JP5758462B2 - ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計 - Google Patents

ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計 Download PDF

Info

Publication number
JP5758462B2
JP5758462B2 JP2013199437A JP2013199437A JP5758462B2 JP 5758462 B2 JP5758462 B2 JP 5758462B2 JP 2013199437 A JP2013199437 A JP 2013199437A JP 2013199437 A JP2013199437 A JP 2013199437A JP 5758462 B2 JP5758462 B2 JP 5758462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
event
sensor
notification
day
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013199437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015064317A (ja
Inventor
勇次 角川
勇次 角川
Original Assignee
勇次 角川
勇次 角川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勇次 角川, 勇次 角川 filed Critical 勇次 角川
Priority to JP2013199437A priority Critical patent/JP5758462B2/ja
Publication of JP2015064317A publication Critical patent/JP2015064317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5758462B2 publication Critical patent/JP5758462B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

本発明は,ゴミ収集日などのイベントを知らせてくれるアラーム付きの電子時計に関する。具体的に説明すると,本発明の電子時計は,ゴミ収集日などのイベントの当日に,電子時計の前を通過したユーザに対して,イベントの存在を報知する機能を備えている。
近年,家庭用のゴミを集積場所に出す際には,その分別方法やゴミのまとめ方が細かく分類されていたり,指定日の指定時間帯に出す必要があるなど,環境への配慮を目的としたルールが厳しくなってきている。特に,ゴミ出しの時間帯については,鳥獣によって荒らされる被害を防止するために,集積時間の直前に出すように推奨している自治体も多い。例えば,ゴミ収集日の前日の夜にゴミ出しすることを禁止している地域もある。そうすると,収集日の朝早くにゴミを集積場所に出す必要があるが,朝は比較的忙しい時間帯であることから,まとめたゴミを集積場所に出し忘れるという事態もしばしば発生する。このため,各家庭では,収集日の前日の夜にまとめたゴミを玄関に置いておくなど,ゴミを出し忘れない様にするための工夫をそれぞれ行っている。
また,ゴミの出し忘れを防止するための装置としては,例えば特許文献1〜3に開示されているように,スケジュール管理機能付きの電子時計が従来から知られている。従来の電子時計では,メモリ(記憶部)にユーザのイベントの日時を登録できるようになっており,そのイベントの日時になるとアラーム音が鳴って,ユーザに対してイベントの存在を知らせることができるように設計されている。
特開平10−241694号公報 特開平11−231071号公報 特開2009−276220号公報
上述のように,従来の電子時計は,ユーザによって設定された特定の日時にアラームを鳴らすことは可能である。しかし,従来の電子時計では,例えばゴミ収集日であることを知らせるアラームを特定の時刻に鳴らしたとしても,そのアラームが適切なタイミングで鳴らなければ,ユーザがゴミを出し忘れるという事態を確実に防止するができないという問題があった。例えば,ゴミ収集日当日の朝6時にアラームが鳴ったとしても,そのアラームが鳴った時刻がユーザにとってゴミ出しに適したタイミングでない場合,ユーザはゴミ出しを行わずに,アラームを停止させてしまうことがある。また,出勤前の朝の時間帯は非常に忙しい時間帯であるため,ユーザにとってゴミ出しに適した時刻がいつであるかを予め特定しておくことも難しい。このため,結局,ゴミ収集日当日の特定時刻にアラームを鳴らしたとしても,ユーザがゴミを出し忘れるという事態を確実に防止するができないという問題があった。
また,従来の電子時計は,アラームを所定時間毎(例えば5分毎)に複数回鳴らす,いわゆるスヌーズ機能を備えるものも存在する。このスヌーズ機能を利用すれば,ユーザが実際にゴミ出しを完了するまで,何度もアラームを鳴らすことができる。しかし,スヌーズ機能では,所定時間毎に鳴るアラームをユーザが逐一停止させる作業を行う必要があり,ユーザがゴミ出しを完了するまで,何度も繰り返し電子時計のアラームを停止させなければならない。このため,スヌーズ機能を利用してゴミ収集日であることを知らせるようにすることは,ユーザにとって却って煩わしさを感じさせる恐れがあるという不具合があった。
このため,現在では,ユーザが特定の収集日にゴミを出し忘れることを防止するために,ユーザに対してゴミ収集日であることを効果的に報知することのできる電子時計が求められている。
そこで,本発明の発明者は,上記の従来発明の問題点を解決する手段について鋭意検討した結果,電子時計に人感センサを備え付けて,ゴミ収集日などのイベント当日であって,ユーザが電子時計の前を通過したときに,ユーザに対してアラームを報知するようにすることで,ユーザがゴミを集積場所に出し忘れることを効果的に防止できるという知見を得た。すなわち,本発明のセンサ付き電子時計を,例えば玄関先や台所などに設置しておくことで,ユーザにとってゴミ出しに適したタイミングで,アラームを適切に鳴らすことができる。このように,従来の電子時計のように特定の時刻にアラームを鳴らすのではなく,ユーザが玄関先や台所などに存在するという,ユーザがゴミ出しを行いやすいタイミングでアラームを鳴らすようにすることで,ゴミの出し忘れを防止するという目的を効果的に達成することができる。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。
具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明は,ゴミ収集日などを報知する機能を備える電子時計に関する。
本発明の電子時計は,時計部10と,カレンダ部20と,記憶部30と,センサ40と,報知部50と,を備える。
時計部10は,時刻を計測する。
カレンダ部20は,時計部10が計測する時刻と連動して日付又は曜日を含むカレンダ情報を生成する。
記憶部30は,カレンダ情報に関連付けてイベントの日付又は曜日を含むイベント情報を記憶する。
センサ40は,人間を含む物体の存在を検知する。
報知部50は,記憶部30に記憶されているイベントの当日又は所定時間前に,センサ40が物体の存在を検知したときに,イベントがある旨を知らせる報知機能を有する。
上記構成のように,例えば壁掛け型又は卓上設置型の電子時計に,人感センサ40を設けて,ゴミ収集日であって,且つ,ユーザが電子時計の前を通過したときに,ユーザに対してアラームを報知するようにすることで,ゴミ収集日の報知に特に適した電子時計を提供することができる。
本発明の電子時計において,報知部50は,記憶部30に記憶されているイベントの所定時間前に,センサ40による検知の有無に関わらず,イベントがある旨を予告する予告機能を,さらに有することが好ましい。
上記構成のように,ゴミ収集日などのイベントが開始する所定時間前に,その旨を予告するようにすることで,例えば,ゴミ収集日前日の夜に,家庭ゴミをまとめる作業を行うように促すことが可能となる。
本発明の電子時計において,報知部50は,少なくとも音出力部51及び発光部52を有することが好ましい。ここで,報知部50の報知機能(例:ゴミ収集日をお知らせする機能)は,音出力部51から音を出力することで,イベントがある旨を知らせるものであることが好ましい。他方,報知部50の予告機能(例:ゴミ収集日前日に予告を行う機能)は,発光部52を発光させることで,イベントがある旨を予告するものであることが好ましい。
上記構成のように,報知機能による報知の方法と,予告機能による報知の方法を,それぞれ異ならせることで,ユーザに対して適切に情報を伝えることができる。また,予告機能についてまで,報知機能と同様にアラーム音の出力を行うと,ユーザが煩わしさを感じさせる恐れがある。そこで,本発明の好ましい形態では,ゴミ収集日の前日などに予告を行う予告機能については,発光体(LEDなど)を発光させるだけにして,ユーザに対して簡易的な報知を提供するようにすることで,電子時計の使い勝手をより向上させることができる。
本発明の電子時計において,センサ40は,物体の移動方向を検出する機能を有することとしてもよい。例えば,電子時計に複数のセンサ40を備え付けることで,各センサ40によって検知された情報に基づいて,物体の移動方向を把握することができる。
ここで,報知部50の報知機能は,記憶部30に記憶されているイベントの当日又は所定時間前に,センサ40が物体の一定方向への移動を検知したときに,イベントがある旨を知らせるようにしてもよい。
上記構成のように,物体が一定方向へ移動したときにだけイベントの報知を行うようにすることで,ユーザに対して不必要なアラームを報知するという事態を回避できる。例えば,本発明の電子時計を玄関先に設置しているユーザが,自宅から外出するときにだけ,アラームの報知が行われることを希望しているとする。この場合に,上記構成によれば,ユーザが外出する方向に移動する時にだけ,アラームの報知が行われるように設定することができる。他方,ユーザが帰宅したとき(室内に入る方向に移動したとき)には,アラームの報知が行われない。このように,ユーザの希望に応じて,アラームを報知する条件を設定できるため,ユーザに対して不必要なアラームを報知するという事態を回避できる。
上述したとおり,本発明によれば,ユーザが特定の収集日にゴミを出し忘れることを防止するために,ユーザに対してゴミ収集日であることを効果的に報知することのできる電子時計を提供することができる。
図1は,本発明に係る電子時計の一例を示す外観正面図である。 図2は,本発明に係る電子時計の一例を示す機能ブロック図である。 図3は,本発明の電子時計における情報処理の流れを示したフロー図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
図1は,本発明の一実施形態に係る電子時計100の外観を示している。また,図2は,電子時計100の内部機構を概念的に示した機能ブロック図である。
図2のブロック図に示されるように,本発明の電子時計100は,基本的に,時計部10と,カレンダ部20と,記憶部30と,センサ40と,報知部50と,操作部60と,制御部70と,を備えている。また,図1の外観図や図2のブロック図に示されるように,報知部50は,音出力部51と,発光部52と,表示部53と,を有する。また,図1及び図2に示されるように,操作部60は,終了ボタン61と,設定ボタン62と,を有している。以下では,本発明の電子時計100を構成する各要素10〜70について,詳しく説明する。
時計部10は,時刻を計測する。時計部10としては,公知のデジタル時計に用いられる時計回路を利用すればよい。すなわち,時計回路は,一般的に,電源(図示省略)からの電力の供給を受けて一定周期の発振信号を生成する発振器と,この発振記により生成された発振信号に基づいて時刻を生成する時刻生成器を有する。その他,時計部10は,標準時刻電波を受信してその時刻を修正する,いわゆる電波時計回路であってもよい。時計部10により生成された時刻は,カレンダ部20及び制御部70に伝達される。
カレンダ部20は,時計部10が計測する時刻と連動してカレンダ情報を生成する。カレンダ情報には,例えば,月,週,日などの日付や,曜日が含まれる。また,カレンダ情報には,祝祭日や,六曜,二十四節気などの暦情報が含まれていてもよい。カレンダ部20は,時計部10によって生成された時刻の情報に基づいて,日付や曜日などを進行させて,現在のカレンダ情報を生成する。例えば,カレンダ部20は,時刻が23時59分から00時00分に変わったとき,日付や曜日を,次の日付や曜日に変更する。これにより,カレンダ部20によって現在のカレンダ情報(日付,曜日)が得られる。なお,カレンダ部20による処理は,上述した公知の時計回路や電波時計回路によって実行されるものであってもよい。カレンダ部20によって生成されたカレンダ情報は,記憶部30及び制御部70に伝達される。
記憶部30は,カレンダ部20が生成したカレンダ情報に関連付けて任意のイベントに関する情報(イベント情報)を記憶する。イベント情報には,イベントが開始する時刻や,日付,曜日などが含まれる。記憶部30に記憶するイベント情報は,ユーザが任意に設定することができる。例えば,ユーザは,操作部60の設定ボタン62を介してイベントの時刻,日付,及び曜日などを入力する。設定ボタン62から入力された情報は,制御部70によって制御信号に変換されて,記憶部30に書き込まれる。また,記憶部30に記憶されているイベント情報は,制御部70によって適宜読み出されて参照される。記憶部30は,公知のEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような記憶回路によって構成すればよい。
また,記憶部30は,一又は複数のイベント情報を記憶することができる。イベント情報の例は,ゴミ収集日の日付や曜日に関する情報である。また,一般的に,ゴミ収集日には幾つかの種類がある。例えば,ゴミ収集日は,燃やせるゴミの日や,燃やせないゴミの日,資源ゴミの日などのように,ゴミの分別方法や収集方法に応じて分類されている。記憶部30には,これらのゴミ収集日の分類ごとに,日付や曜日を記憶しておくことが好ましい。例えば,記憶部30には,毎週月曜日が燃やせるゴミの日であり,毎週火曜日が燃やせないゴミの日であり,第2・第4水曜日が資源ゴミの日であるなど,複数のイベント情報が記憶される。
センサ40は,人間を含む物体の存在を検知する。すなわち,センサ40は,人間を含む物体が,センサ40の前に存在するか否かを検知する。このため,センサ40は,電子時計100の前をユーザ(人間)が通過したことを検知することができる。センサ40の例は,人感センサである。センサ40としては,赤外線センサ,超音波センサ,可視光センサなど公知のセンサを利用することができる。センサ40によって検知された情報は,制御部70へと伝達される。また,センサ40は,ON/OFF(起動/停止)の制御が可能であることが好ましい。センサ40のON/OFFは,制御部70によってコントロールされる。
また,センサ40は,物体の移動方向を検出できるものを利用することとしてもよい。例えば,センサ40は,電子時計100の複数箇所に存在していてもよい。例えば,電子時計100の左右両側の2箇所にセンサ40を配置する。これにより,物体が電子時計100の前を通って左から右へ移動したときには,まず左側のセンサが物体の存在を検出し,その後右側のセンサが物体の存在を検出する。従って,複数のセンサ40によって,物体が左から右への一定方向に移動したことを検出することができる。このように,本発明の電子時計100では,複数のセンサ40によって,物体の移動方向を検出することとしてもよい。なお,ここにいう「一定方向」とは,例えば,右から左への方向,又は左から右への方向のいずれか一方の方向を意味している。
報知部50は,制御部70から受信した制御信号に基づき,ユーザに対してイベントの存在を報知する。例えば,報知部50は,図1及び図2に示されるように,音出力部51と,発光部52と,表示部53と,を有することが好ましい。音出力部51は,アラーム音や音声などを出力するスピーカなどによって構成される。また,発光部52は,LED(Light Emitting Diode)や電球などの発光素子によって構成される。また,表示部53は,所定の画像を表示可能なLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイによって構成される。例えば,表示部53には,現在の時刻や,現在のカレンダ情報(日付,曜日等)の他に,ゴミ収集日であることを示す画像や,ゴミ収集分類の種類の案内などが表示される。
報知部50を構成する音出力部51,発光部52,及び表示部53は,それぞれ制御部70に接続されている。制御部70は,時計部10や,カレンダ部20,記憶部30,及びセンサ40から受信した情報に基づいて,これらの音出力部51,発光部52,及び表示部53を制御する。
報知部50は,基本的に,報知機能と予告機能を有する。
報知機能は,記憶部30に記憶されているイベントの当日又は所定時間前に,センサ40が物体の存在を検知したときに,イベントがある旨を知らせる機能である。例えば,報知機能は,イベントの当日となった時から開始することとしてもよいし,イベント当日の所定時間前から開始することとしてもよい。「所定時間前」とは,例えば,6時間前,4時間前,又は2時間前などである。
また,予告機能は,記憶部30に記憶されているイベントの所定時間前に,センサ40による検知の有無に関わらず,イベントがある旨を予告する機能である。予告機能が報知機能と異なる点は,予告機能では,センサ40によって物体の存在が検出されていない場合であっても,イベントの存在を予告する点にある。予告機能では,例えば,イベント開始時間の6時間前,4時間前,又は2時間前から予告報知を行い始めればよい。
これらの報知部50による報知機能及び予告機能は,制御部70によって制御されている。
操作部60は,ユーザが電子時計100に対して所定の情報を入力するためのインターフェイスである。操作部60は,例えば,終了ボタン61と設定ボタン62を有する。終了ボタン61は,報知部50による報知機能(例:アラーム音の出力)を停止させるための情報を,制御部70に入力するためのボタンである。例えば,終了ボタン61は,ユーザがゴミ出しを終えた後に押下される。また,設定ボタン62は,イベントの日付や曜日を設定するための情報を,制御部70に入力するためのボタンである。例えば,設定ボタン62は,ユーザが任意のゴミ収集日を設定する際に押下される。
制御部70は,図2に示されるように,電子時計100を構成する各要素10〜60とそれぞれ接続されている。制御部70は,各要素10〜60からの情報を受信し,各要素10〜60に対する制御信号を生成することで,これらを総合的に制御するCPUである。制御部70は,各機能を実行するためのプログラムを有し,このプログラムに従って各要素10〜60の制御を行う。
以下では,図3のフローチャートを参照して,制御部70による情報処理の流れについて説明する
図3に示されるように,制御部70は,基本的に,記憶部30に記憶されているイベント情報の確認を行っている(ステップS1)。すなわち,記憶部30には,ユーザが任意に登録した一又は複数のイベントについて,その日付や曜日が記憶されている。このため,制御部70は,記憶部30に記憶されている各イベントについて,その日付や曜日を確認している。
制御部70は,記憶部30に記憶されているイベント情報,時計部10によって計測されている時刻,及びカレンダ部20によって生成されたカレンダ情報に基づいて,あるイベントの開始時間の所定時間前であるかどうかを判断する(ステップS2)。例えば,制御部70は,イベント(ゴミ収集日)の6時間前であるかどうかの判断を行う。制御部70は,イベント開始時間の所定時間前になったと判断したときに,ステップS3へと進む。他方,制御部70は,イベント開始時間の所定時間前ではないと判断したときには,ステップS1へと戻る。
ステップS3では,制御部70は,報知部50に対して予告機能を実行させる(ステップS3)。すなわち,本実施形態において,制御部70は,発光部52を発光させることにより,ユーザに対して,イベント開始時間の所定時間前であることを知らせる。制御部70は,発光部52を連続的に発光させることとしてもよいし,点滅させることとしてもよい。これにより,例えば,ユーザは,発光部52が発光しているのを見て,翌日がゴミの収集日であることを確認することができる。従って,ユーザに対して,ゴミ収集日の前日に,家庭内のゴミをまとめることを促すことができる。
その後,制御部70は,ステップS1と同様に,再度イベントの確認処理を行う(ステップS4)。
また,制御部70は,記憶部30に記憶されているイベント情報,時計部10によって計測されている時刻,及びカレンダ部20によって生成されたカレンダ情報に基づいて,イベントの当日(開始時間)になったかどうかを判断する(ステップS5)。制御部70は,イベントの当日(開始時間)になったと判断したときに,ステップS6へと進む。他方,制御部70は,イベントの当日(開始時間)ではないと判断したときには,ステップS4へと戻る。
ステップS6では,制御部70は,ステップS3で開始した発光部52の発光を終了させる(ステップS6)。
続いて,制御部70は,センサ40を起動させる(ステップS7)。これにより,センサ40に電源(図示省略)から電力が供給され,センサ40は,物体の存在を検知することができるようになる。
センサ40が起動すると,制御部70は,センサ40によって物体が検知されたかどうかの判断を行う(ステップS8)。つまり,センサ40は,物体を検知したときに,制御部40に対してその検知信号を伝達する。このため,制御部70は,センサ40から物体の検知信号が伝達されたか否かを判断すればよい。例えば,本発明の電子時計100は,玄関先や台所などに設置される。このため,センサ40は,ユーザが玄関先や台所に存在しているかどうかを検知することができる。制御部70は,センサ40によって物体の検知がなされるまで,この処理(ステップS8)を繰り返し行う。他方,制御部70は,センサ40によって物体の存在が検知されたと判断したときに,ステップS9へと進む。
ステップS9において,制御部70は,報知部50に対して報知機能を実行させる(ステップS9)。すなわち,本実施形態において,制御部70は,音出力部51にアラーム音や音声を出力させるとともに,表示部53にイベント当日である旨の画像を表示させる。例えば,制御部70は,音出力部51から,ゴミ収集日であることを知らせるアラーム音を鳴らす。なお,アラーム音は,一度再生し終えると停止することが好ましい。また,制御部70は,図1に示されるように,表示部53にゴミ収集日であることを知らせる「ゴミマーク」を表示させるとともに,その日に収集されるゴミの種類(例えば,燃やせるゴミの日)であることを知らせる案内画像を表示させる。これにより,ユーザは,アラーム音が鳴ったりゴミマークが表示されていることを確認したときに,今日がゴミの収集日であることを思い出すことができる。
続いて,制御部70は,センサ40が停止したかどうかの判断を行う(ステップS10)。制御部70は,センサ40が停止している場合には,ステップS1の処理に戻る。他方,制御部70は,センサ40が停止していない場合には,ステップS8の処理に戻る。すなわち,制御部70は,センサ40が起動している限りにおいて,そのセンサ40が物体の存在を検知したときには(ステップS8),アラーム音を出力するという処理(ステップS9)を繰り返し行う。このため,センサ40が停止しない限り,ユーザに対して,繰り替し,ゴミ収集日である旨のアラーム音などを報知することができる。
他方,制御部70が,センサ40を停止させるための処理について説明する。
センサ40の起動後(ステップS7),制御部70は,操作部60が備える終了ボタン61が押されたか否かを判断する(ステップS11)。終了ボタン61は,報知部50による報知機能を停止させるための情報を,制御部70に入力するためのボタンである。例えば,終了ボタン61は,ユーザが,ゴミを集積所に出し終えた後に押下される。このため,終了ボタン61が押下された後(ゴミ出し完了後)には,ユーザに対し,ゴミ収集日であることを報知する必要がなくなる。従って,制御部70は,終了ボタン61が押下されたと判断した場合には,ステップS13へと進み,センサ40を停止させて,報知部50による報知機能を終了させる(ステップS13)。他方,制御部70は,終了ボタン61が押下されていないと判断した場合には,ステップS12へと進む。
ステップS12において,制御部70は,記憶部30に記憶されているイベント情報,時計部10によって計測されている時刻,及びカレンダ部20によって生成されたカレンダ情報に基づいて,イベントの当日を経過したかどうかを判断する(ステップS12)。すなわち,制御部70は,未だイベントの当日を経過していないと判断した場合には,ステップS11へと戻る。他方,制御部70は,終了ボタン61が押下される前に,イベントの当日を経過したと判断した場合には,ステップS13へと進み,センサ40を停止させて,報知部50による報知機能を終了させる(ステップS13)。例えば,ユーザが,ゴミ収集日の当日に,ゴミ出しを行ったにも関わらず,終了ボタン61を押さないという事態も考えられる。その場合には,ゴミ集積日の当日を経過した段階で,一旦センサ40を停止させて,報知機能を終了させることが好ましい。
上記の工程によって,制御部70はセンサ40を停止させる(ステップS13)。センサ40停止後は,再度ステップS1へと戻り,制御部70は,再びイベントの確認を行う(ステップS1)。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
例えば,上述したとおり,本発明の電子時計100が備えるセンサ40は,人間の移動方向を検出する機能を有するものであってもよい。この場合,上述したステップS8において,制御部70は,センサ40によって一定方向(例えば,右から左への方向,又は左から右への方向のいずれか)に向かって移動する人間の存在が検知されたかどうかを判断する。そして,制御部70は,センサ40によって一定方向へ移動する人間の存在が検知されたと判断した場合に,音出力部51からアラーム音を出力したり,表示部53に特定の画像を表示したりして,ユーザに対し,イベント当日である旨を報知するようにすればよい(ステップS9)。
本発明は,ゴミ収集日などのイベントを知らせてくれるアラーム付きの電子時計に関する。従って,本発明は電子時計の製造業などにおいて好適に利用しうる。
10…時計部 20…カレンダ部 30…記憶部
40…センサ 50…報知部 51…音出力部
52…発光部 53…表示部 60…操作部
61…終了ボタン 62…設定ボタン 70…制御部
100…電子時計

Claims (4)

  1. 時刻を計測する時計部(10)と,
    前記時計部(10)が計測する時刻と連動したカレンダ情報を生成するカレンダ部(20)と,
    前記カレンダ情報に関連付けてイベントの時刻,日付,又は曜日を含むイベント情報を記憶する記憶部(30)と,
    人間を含む物体の存在を検知するためのセンサ(40)と,
    前記記憶部(30)に記憶されている前記イベントの当日又は所定時間前に,前記センサ(40)が前記物体の存在を検知したときに,前記イベントがある旨を知らせる報知機能を有する報知部(50)と,を備え,
    前記報知部(50)は,前記記憶部(30)に記憶されている前記イベントの所定時間前に,前記センサ(40)による検知の有無に関わらず,前記イベントがある旨を予告する予告機能をさらに有し,
    前記報知機能による報知の方法と前記予告機能による報知の方法はそれぞれ異なる
    電子時計。
  2. 前記報知部(50)は,少なくとも音出力部(51)及び発光部(52)を有し,
    前記報知機能は,前記音出力部(51)から音を出力することで,前記イベントがある旨を知らせるものであり,
    前記予告機能は,前記発光部(52)を発光させることで,前記イベントがある旨を予告するものである
    請求項1に記載の電子時計。
  3. 時刻を計測する時計部(10)と,
    前記時計部(10)が計測する時刻と連動したカレンダ情報を生成するカレンダ部(20)と,
    前記カレンダ情報に関連付けてイベントの時刻,日付,又は曜日を含むイベント情報を記憶する記憶部(30)と,
    人間を含む物体の存在を検知するためのセンサ(40)と,
    前記記憶部(30)に記憶されている前記イベントの当日又は所定時間前に,前記センサ(40)が前記物体の存在を検知したときに,前記イベントがある旨を知らせる報知機能を有する報知部(50)と,を備え,
    前記センサ(40)は,前記物体の移動方向を検出する機能を有し,
    前記報知部(50)の報知機能は,前記記憶部(30)に記憶されている前記イベントの当日又は所定時間前に,前記センサ(40)が前記物体の一定方向への移動を検知したときに,前記イベントがある旨を知らせる
    電子時計
  4. 前記イベントは,ゴミ収集日である
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子時計。
JP2013199437A 2013-09-26 2013-09-26 ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計 Expired - Fee Related JP5758462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199437A JP5758462B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199437A JP5758462B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015064317A JP2015064317A (ja) 2015-04-09
JP5758462B2 true JP5758462B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=52832305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013199437A Expired - Fee Related JP5758462B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5758462B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7099501B2 (ja) * 2020-09-09 2022-07-12 カシオ計算機株式会社 報知制御装置、時計、報知制御方法、およびプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677061B2 (ja) * 1991-10-22 1994-09-28 株式会社精工舎 人体センサ付アラーム時計
JPH1010252A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Casio Comput Co Ltd 時 計
JP2001344388A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Rhythm Watch Co Ltd スケジュール報知システム
US7010710B2 (en) * 2002-03-12 2006-03-07 International Business Machines Corporation Proximity sensor enhanced power management
JP2004013848A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Sega Corp アラーム手段における通知形態の演出変化方法と装置
US7480212B1 (en) * 2007-11-01 2009-01-20 Dubreuil Marc C Motion-activated reminder calendar

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015064317A (ja) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5097429A (en) Programmable event reminder apparatus
US20060282835A1 (en) Systems and methods for managing tasks and reminders
JP2006201866A (ja) 作業指示システム
WO2016086812A1 (zh) 一种消息提醒方法及消息提醒装置
JP5803169B2 (ja) 睡眠評価装置および睡眠評価方法
JP5758462B2 (ja) ゴミ収集日などの報知機能付き電子時計
JP2013102999A (ja) 電子血圧計
US9972192B2 (en) Activity information measuring apparatus, and method and program for assisting prevention of forgotten attachment of the same
KR20190069206A (ko) 일정관리 및 음성녹음이 가능한 전자 알람시계
JP2007061285A (ja) 睡眠管理システム
US20140219065A1 (en) Digital Timer
JP2021185383A (ja) 電子機器、電子機器の報音方法、およびプログラム
CN106131315B (zh) 一种提醒装置和方法
WO2019176214A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびそのプログラム
JP2011051372A (ja) 表示装置
KR20060043464A (ko) 스케줄 관리 장치
JP2016224479A (ja) 睡眠管理装置、睡眠管理方法、及び睡眠管理プログラム
JP6946276B2 (ja) 被監視者監視システムの端末装置、端末装置の制御方法およびプログラムならびに被監視者監視システム
JP2007209678A (ja) 計測装置、計測装置の制御方法および制御プログラム
JP2014228505A (ja) 目覚まし時計
CN216901350U (zh) 警报式时间计测器
JP2006031188A (ja) 開閉時刻記録装置
JP5277134B2 (ja) 電池式のガス警報器
JP2013160694A (ja) アラーム装置、アラーム方法及びプログラム
JP2007041920A (ja) 健康端末装置、健康診断ネットワークシステム、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20141212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5758462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees