JP5758185B2 - 衣類投入機 - Google Patents
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まず、図4および図5に基づき本実施形態に係る衣類投入機の基本構成を説明する。
衣類投入機Pの下部正面には、整形体10が立設され、衣類投入機Pの上部正面には、下コンベヤ1と上コンベヤ2の対が設けられている。下コンベヤ1と上コンベヤ2の対が、特許請求の範囲にいうコンベヤ機構である。整形体10は洗濯した後に半乾燥した衣類C(代表的には浴衣やガウンであるが、これには限られない)を整姿状態とし、その状態で衣類Cを下コンベヤ1と上コンベヤ2の間に挿入する装置である。
図6および図7に示すように、下コンベヤ1は10本から20本位のベルト1aを並列に掛け並べたもので、その全幅は衣類Cの両軸を広げたときの幅よりも広くなっている。各ベルト1aは数本のガイドロール1bと背面吸引ボックス3の吸引面に掛け回されている。
整形体10は基板11と昇降板12を備えている。基板11はベース部材13にピンで前後傾自在に軸支されており、エアシリンダ14で直立姿勢と少し後方に傾斜した後傾姿勢との間で傾斜動作できるようになっている。
なお、昇降板12には前カバー17が取付けられており、この前カバー17は基板11の前面も覆っている。
図1において、21は左右のアームであり、衣類Cの左右の袖を左右方向に張り出すための部材である。
各アーム21は湾曲しており、上昇動作することによって左右に張り出すようになっている。この動作を可能とするため、その下端部分はエアシリンダ22に連結されており、かつ各アーム21の上端部分は3個のガイドローラ23で挟まれている。
上段のノズル25は斜め上方であって外向きに空気を吹き出すものであり、下段のノズル26は横向きかつ外向きに空気を吹き出すものである。
まず全体の動作手順は、次のとおりである。
(1)投入動作前の整形体10は、図10および図11に実線で示すように、下降位置にあり、直立している。この状態で整形体10に衣類Cを被せる。
(2)整形体10が図10および図11の点線で示すように、コンベヤ1の面に沿う角度に後傾し、昇降体12が上昇する。この状態になった後、衣類Cの袖を左右に広げる展開作業が行われるが、その詳細は後述する。
(3)図4に示すように、袖吸引ボックス4が下コンベヤ1の面に沿った状態で吸引すると、衣類Cの左右の袖は左右に展開される。
(4)袖吸引ボックス4の吸引を停止し、同時に背面吸引ボックス3が吸引を開始すると下コンベヤ1の表面に衣類Cが張り付く。
(5)上コンベヤ2が下降し衣類Cの衿付近をコンベヤ1と挟み込む。同時に袖吸引ボックス4が旋回して上昇する。
(6)整形体10が下降し、同時に下コンベヤ1が起動して衣類Cだけが搬送される。
(7)衣類Cが下コンベヤ1を通過し終えると、背面吸引ボックス3は吸引を止める。
(8)衣類Cはその後、コンベヤC1、C2、C3の順番で搬送され、ロールアイロナーRまで搬送される。
整形体10は、左右一対のアーム21を備えており、各アーム21はエアシリンダ等のアクチュエータ22で、左右に出没できることは、既述のとおりである。
没入状態では各アーム21は整形体10内に収まり(図1参照)、張り出し状態では衣類の袖の中に入り袖を左右に半分位展開することができる(図2参照)。
また、エアブローは、アームアクチュエーターの経年劣化による速度低下やバキューム吸引力低下(ごみつまりなど)の悪影響に依存しないという利点もある。
上記実施形態では、ブローノズルを2個用いたが、上ノズル25と下ノズル26のいずれか一方でもよい。また、2個のノズル25、26に別のノズルを加えて、更にエアーブローカを増大させてもよい。
以下は、先の出願における袖展開機構の記載である。ただし、符号は本項の実施形態に合わせるよう変更している。
整形体10は、左右一対のアーム21を備えており、各アーム21はエアシリンダ等のアクチュエータ22で、左右に出没するようになっている。
没入状態では各アーム21は整形体10内に収まり、張り出し状態では衣類の袖の中に入り袖を左右に半分位展開することができる。
整形体10に着せた衣類等の袖の中に空気を送り込める位置にはブローノズル61が取り付けられている。
このブローノズル25、26は、袖の内部の上面にエアーを吹くものと、袖の開口側にエアーを吹くものの2組からなる。
この2組のブローノズル25、26がエアーを吹きだすと、衣類の両方の袖Csは完全に左右に展開される。
動作手順(3)においてアーム21が左右に飛び出し、袖を5割程展開させるが、そのアーム動作と同時に、人体内部に設置したブローノズル61よりエアブローをアーム軌跡上に吹く。
また、動作(4)において袖をバキューム力にて引っ張り、皺を伸ばし完全に展開させるが、同時に、同ブローノズル25、26よりエアブローを吹く。
アーム21での展開、バキュームでの展開作業がエアブローにて補助でき、高速処理が行える。
また、エアブローということでアームアクチュエーターの経年劣化による速度低下やバキューム吸引力低下(ごみつまりなど)の悪影響に依存しない。
2 上コンベヤ
10 整形体
11 基板
12 昇降板
21 アーム
4 袖吸引ボックス
25、26 ブローノズル
Claims (1)
- 洗濯した後の半乾燥状態の衣類を後工程装置に投入するための投入装置であって、
後工程装置に衣類を預け渡すコンベヤ機構と、
衣類等を被せて整姿状態とし、前記コンベヤ機構に衣類を渡す整形体を備えており、
該整形体は、左右方向に伸縮して、衣類の両袖を左右方向に展開する左右一対のアームと、
該アームで展開された両袖の垂れ下りを抑制するように空気を吹き付ける左右一対のエアブローノズルを備えており、
前記エアブローノズルは、前記アームで展開された両袖の上縁に空気を吹き付ける上ノズルと、両袖の端縁に向けて空気を吹き付ける下ノズルとからなる
ことを特徴とする衣類投入機。
Priority Applications (1)
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JP2011099228A JP5758185B2 (ja) | 2010-11-22 | 2011-04-27 | 衣類投入機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010260373 | 2010-11-22 | ||
JP2010260373 | 2010-11-22 | ||
JP2011099228A JP5758185B2 (ja) | 2010-11-22 | 2011-04-27 | 衣類投入機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012125538A JP2012125538A (ja) | 2012-07-05 |
JP5758185B2 true JP5758185B2 (ja) | 2015-08-05 |
Family
ID=46643277
Family Applications (1)
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JP2011099228A Active JP5758185B2 (ja) | 2010-11-22 | 2011-04-27 | 衣類投入機 |
Country Status (1)
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2011
- 2011-04-27 JP JP2011099228A patent/JP5758185B2/ja active Active
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JP2012125538A (ja) | 2012-07-05 |
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