JP2016059754A - 方形状布類展開装置 - Google Patents

方形状布類展開装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016059754A
JP2016059754A JP2014192431A JP2014192431A JP2016059754A JP 2016059754 A JP2016059754 A JP 2016059754A JP 2014192431 A JP2014192431 A JP 2014192431A JP 2014192431 A JP2014192431 A JP 2014192431A JP 2016059754 A JP2016059754 A JP 2016059754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
damper
cloth
rectangular cloth
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014192431A
Other languages
English (en)
Inventor
弘幸 出上
Hiroyuki Ideue
弘幸 出上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plex Co Ltd
Original Assignee
Plex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plex Co Ltd filed Critical Plex Co Ltd
Priority to JP2014192431A priority Critical patent/JP2016059754A/ja
Priority to PCT/JP2015/004003 priority patent/WO2016047024A1/ja
Publication of JP2016059754A publication Critical patent/JP2016059754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F67/00Details of ironing machines provided for in groups D06F61/00, D06F63/00, or D06F65/00
    • D06F67/04Arrangements for feeding or spreading the linen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

【課題】吸引機構における開閉動作を早くして、吸引効率を高め、また損耗を生じにくくさせる方形状布類展開装置を提供する。【解決手段】方形状布類Yの上縁を左右に引っ張って伸展する伸展装置と、伸長された方形状布類Yの上縁を前進位置で保持し、後進してバキュームコンベア60に受け渡す受渡装置と、バキュームコンベア60に負圧を発生させる吸引ダクト61と、前進位置で保持された方形状布類Yの下方部分を下方に吸引する整形ダクト65と、吸引ダクト61および整形ダクト65と空気吸引機との間に介装された流路切換室66と、流路切換室66の流路切換えを行うダンパ67とを備えており、ダンパ67の切換え動作をモータで制御する。従来技術に比べ動作時間が短くなり、吸引機構の吸引効率が高くなり、方形状布類Yの皺取り等の整形やバキュームコンベア60での送りが確実に行える。【選択図】図1

Description

本発明は、方形状布類展開装置に関する。さらに詳しくは、洗濯済みのシーツなどの方形状布類を四角形に展開し、プレスや折り畳み機などの次工程装置に供給するための方形状布類展開装置に関する。
ホテルや病院などでは大量にシーツが使用され、その使用済みのシーツはランドリー工場で洗濯、アイロンがけされ、再度ホテルや病院などで使用されることが一般的である。
ランドリー工場においては、シーツなどの四角形で比較的大きな寸法を有する方形状布類を、洗濯したあとプレス機でプレスしたり、折り畳み機で折りたたんだりする作業が行なわれる。それらの処理装置に方形状布類を供給するには、方形状布類を予め四角形に展開させる必要がある。
方形状布類を四角形に展開する作業を作業員が行う場合、作業に多大な時間と労力が必要であるため、近年では、この作業を自動で行う展開装置によって行われている。
特許文献1に記載された従来の展開装置は、概略つぎのように構成されている。
方形状布類の一辺を横行チャックでつかんでベルトコンベア上に引きづり込み、そのベルトコンベアを駆動して方形状布類を装置前面に垂れ下がらせ、別の伸展チャックで方形状布類の幅方向両端をつかんで引っ張って吊下げる。この状態から方形状布類を装置内に引き込みかつ排出していくため、吊下げ状態の方形状布類の上縁をつかませ、かつ下縁を下向きにエアー吸引して垂みや皺のない状態にする。このための吸引機構として、ブロワー162や整形ダクト165を備えている。そして、方形状布類を展開装置内部に向け移動させバキュームコンベアに載せて、排出方向に搬出していく。
図11に基づき、上記吸引機構の従来例を説明する。P1は方形状布類Y(点線図示)が受渡装置151で保持された初期位置を示している。このときの方形状布類Yは展開装置前面で垂れ下がっている。この状態で整形ダクト165内の空気を吸引すると、方形状布類Yは整形ダクト165の前面板164を乗り越えて整形ダクト165内に垂れ込む。この状態が符号P2で示す状態であり、更にブロワ162で整形ダクト165内の空気を吸引すると、方形状布類Yは縦方向に延び、皺のない状態となる。
この後、受渡装置151を後退させて方形状布類Yをバキュームコンベア160に乗り移らせる。バキュームコンベア160に乗り移った方形状布類Yは、バキュームコンベア160の駆動により排出コンベア170の方向に移送され、排出コンベア170から、方形状布類展開装置Aの後方に設置された次工程の処理装置(図示せず)に供給される。
しかるに上記従来技術の吸引装置では、つぎの問題がある。
整形ダクト165の吸引も吸引ダクト161の吸引も1台のブロワ162で行うが、その切り換えはダンパ167の揺動により流路切換室の開口を開閉することによって行う。
そして、ダンパ167の揺動動作は、エアーシリンダ168によって行う。このエアーシリンダ駆動では、圧力媒体が体積膨張性のある空気を用いることから、開−待機−閉の動作に時間がかかる。
そして、開一待機一閉の繰返しに時間がかかると、吸引効率が低くなる。
また、エアーシリンダの動作特性として、動作中よりも動作終端の方が速度が速い。そうすると、ダンパ167が開口に衝突して大きな騒音を出したり、損耗を早めるといった欠陥もある。
特開2011-30743号公報
本発明は上記事情に鑑み、吸引機構における開閉動作を早くして、吸引効率を高め、また損耗を生じにくくさせる方形状布類展開装置を提供することを目的とする。
第1発明の方形状布類展開装置は、方形状布類を四角形に展開してバキュームコンベアに供給する方形状布類展開装置であって、方形状布類の上縁を左右に引っ張って伸展する伸展機構と、伸長された方形状布類の上縁を前進位置で保持し、後進して前記バキュームコンベアに受け渡す受渡機構と、前記バキュームコンベアに負圧を発生させる吸引ダクトと、前記前進位置で保持された方形状布類の下方部分を下方に吸引する整形ダクトと、前記吸引ダクトおよび前記整形ダクトと空気吸引機との間に介装された流路切換室と、前記流路切換室の流路切換えを行うダンパとを備えており、前記ダンパの切換え動作を電動アクチュエータで制御することを特徴とする。
第2発明の方形状布類展開装置は、第1発明において、前記電動アクチュエータが、モータであり、前記ダンパが回転軸に支持されており、該回転軸に固定されたホイールと、前記モータの出力軸ホイールとの間に索条が巻き掛けられていることを特徴とする。
第3発明の方形状布類展開装置は、第1発明において、前記電動アクチュエータが、モータであり、前記ダンパの回転軸と前記モータの出力軸との間をリンクで連結したことを特徴とする。
第4発明の方形状布類展開装置は、第2または第3発明において、前記モータが、サーボモータであることを特徴とする。
第1発明によれば、流路切換室の流路切換えを行うダンパの動作を電動アクチュエータで制御するため、従来技術に比べ動作時間が短くなる。このため、吸引機構の吸引効率が高くなり、方形状布類の皺取り等の整形やバキュームコンベアでの送りが確実に行える。
第2発明によれば、ダンパとモータの間が索条で連結されているので、モータの設置場所を任意に選択でき、展開装置全体をコンパクトにできる。
第3発明によれば、モータの正逆転をリンクでダンパの開閉動作に変換できる。
第4発明によれば、サーボモータの有する速度制御性によってダンパの開閉動作途中を早くしながら閉止時を遅くできるので、ダンパ衝突による騒音を軽減でき損耗も生じにくくできる。
本発明の一実施形態に係る展開装置の側面図である。 図1の展開装置の平面図である。 図1の展開装置の正面図である。 吸引機構におけるダンパ駆動装置の説明図である。 受渡し工程の説明図である。 エアー吹付け工程の説明図である。 皺取り工程の説明図である。 送り工程の説明図である。 排出工程の説明図である。 方形状布類の説明図である。 従来の展開装置の説明図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明に係る方形状布類展開装置は、洗濯済みのシーツなど四角形で大形の方形状布類を展開し次工程装置に供給するための装置である。
本発明の方形状布類展開装置で処理する方形状布類Yの各部を定義する。図10に示すように、方形状布類Yの一つの角を角部C1、この角部C1に隣接する縁を縁部Yaおよび縁部Yb、縁部Ybの他方の角を角部C2とする。そして縁部Yaに対向する縁を縁部Yc、縁部Ybに対向する縁を縁部Ydとする。なお、図10では、方形状布類Yの長辺を縁部Ybとしているが、縁部Yaを長辺としてもよい。
また、方形状布類展開装置Aの前後・左右・上下方向を図1から図3に示すように定義する。
本発明の一実施形態に係る方形状布類展開装置Aでは、方形状布類Yの縁部Ybを直線状に伸ばす縁出工程と、方形状布類Yの全体を方形状に展開する展開工程と、展開された方形状布類Yの皺取り工程と、皺取り後の方形状布類Yを次工程装置に受渡すための受渡し工程と、その後の排出工程が行われる。
つぎに、方形状布類展開装置Aの基本構成を動作と共に説明する。
図2および図3において、積載台10は、方形状布類Yの縁出しを行い、縁出し後の方形状布類Yを前方に移送するための台であり、積載コンベア11で構成されている。積載コンベア11は、複数本のベルト11A〜11Gからなり、これらのベルトで方形状布類Yを前送りすることができる。この積載台10は、処理する方形状布類Yの長辺よりも長尺となっている。
本実施形態の展開装置Aでは、図2および図3に示す側方から布類が供給される。布類の供給は左右両側方からでもよく、左右どちらか一方でもよい。また、供給方法は機械直近場所から人手によって行ってもよく、遠隔場所からの搬送手段を介しての供給であってもよい。
縁出工程を行うために、積載台10の上方に左右方向に移動自在な第1横行チャック20Rおよび第2横行チャック20Lが設けられている。この縁出工程を行うには、装置右側から布類を供給する場合、方形状布類Yが第1横行チャック20Rに受け渡され、第1横行チャック20Rが方形状布類Yの角部C1と縁部Yaを保持しつつ、積載台10の上方を左右方向に移動することにより行われる。装置左側から布類を供給する場合、第2横行チャック20Lを用いて、同様の引き込み動作を行う。縁出工程終了後は、方形状布類Yの縁部Ybが直線状に伸ばされ、その縁部Ybが後方を向いて積載台10に載せられた状態となる。なお、本発明には横行チャックを1台のみ用い、積載台10の左右いずれか一方から布類を引き込むものも含まれる。
展開工程を行うために、積載台10の前方端部において、左右方向に移動自在な一対の伸展チャック40R,40Lが設けられている。この展開工程を行うには、縁出し後の方形状布類Yを、積載台10上で前方に移送し方形状布類Yを吊下げた状態とする。ついで、方形状布類Yの角部C1,C2を伸展チャック40R,40Lで挾持し、左右方向に伸展させ全体を方形状に展開する。このようにして、方形状布類Yは四角形に展開される。この伸展チャック40R,40Lで伸展機構が構成されている。
皺取り工程を行うため整形ダクト65と吸引機構が設けられている。皺取り工程を行うには、方形状布類Yの上縁Ybを後述する受渡機構50で挾持し、併せて両端角部C1,C2を前記伸展チャック40R,40Lでつかんだ状態で、方形状布類Yの下方部分に下向きに吸引して行う。詳細は後述する。
受渡し工程を行うために、受渡機構50およびバキュームコンベア60が設けられ、排出工程を行うために排出コンベア70が設けられている。
前記受渡し工程を行うには、方形状布類Yの上縁部Ybを受渡機構50につかませて、この受渡機構50の移動により方形状布類Yをバキュームコンベア60に乗り移らせる。排出工程は、バキュームコンベア60と排出コンベア70が駆動する事により行われ、方形状に展開された方形状布類Yを後方に設置された次工程装置に排出していく。
つぎに、受渡し工程を実行する各装置を詳細に説明する。
前記受渡機構50は、方形状布類Yの上縁部Ybを伸展チャック40R,40Lから受け取って、バキュームコンベア60に受け渡すものである。
図1に示すように、受渡機構50は、積載コンベア11の下方に設けられており、吸着ボックス51と、吸着ボックス51を前後方向に移動させる駆動装置52から構成されている。吸着ボックス51は、左右方向には積載コンベア11と同程度の長さを有している。また、その上面には吸引用小孔が形成されており、適宜の吸引機で吸着ボックス51内の空気を吸引することで、方形状布類Yの上縁部Ybを吸着することができるようになっている。
バキュームコンベア60は、受渡機構50から方形状布部Yの縁部Ybを受け取り、方形状布部Yを排出コンベア70へ移送するものである。
図1に示すように、バキュームコンベア60は、受渡機構50の下方に設けられている。バキュームコンベア60の表面には多数の小孔が設けられており、その小孔に負圧を作用させるための吸引ダクト61が接続されている。
さらに、皺取り工程を実行する装置を詳述する。
前記吸引ダクト61の前方には、受渡し工程で使用する整形ダクト65が設けられている。この整形ダクト65は吸引ダクト61の壁面とその前方に立設された前面壁64とで構成されている。
吸引ダクト61と整形ダクト65には共通の空気吸引機構が接続されている。
図1および図4に示すように、この空気吸引機構は、ブロワー62と流路切換室66とからなる。流路切換室66には開口66aと開口66bが形成され、その間をダンパ67が揺動して開口66a,66bを開閉するようになっている。
ダンパ67が開口66bを閉じると開口66aが開いて吸引ダクト61に連通して空気を吸引する。この場合、バキュームコンベア60上の布類がコンベア上に吸引された状態でコンベア搬送される。
ダンパ67が開口66aを閉じると開口66bが開いて整形ダクト65に連通して空気を吸引する。この場合、伸展チャック40R,40Lと受渡機構50で保持されて垂れ下がった布Yを下方に引っ張り、たくれた状態を矯正しかつ皺も取るようになっている。
図1〜図3に示すように、図示の展開装置にはエアー吹付け装置90が設けられている。このエアー吹付け装置90は圧縮エアーを噴射するパイプ91で構成されている。パイプ91にはコンプレッサ等の空圧源が接続されており、パイプ91と空圧源との間にはバルブ(図示省略)が介装され、必要なタイミングでエアー噴射できるようになっている。
図1に示すように、前記パイプ91には噴射孔92が適数個形成している。この噴射孔92からエアー噴射する領域は、受渡機構50から吊下げられている方形状布類Yにおける整形ダクト65の直近上方である。このように、整形ダクトの直近上方を狙ってエアーを吹き付けるので方形状布類Yが整形ダクト65内に押し込みやすくなる。
また図2および図3に示すように、エアー噴射する領域は方形状布類Yにおいて幅方向に離れた2ヵ所である。このように方形状布類Yの幅方向に離れた2ヵ所にエアーを吹き付けるので、方形状布類Yの寸法が大きくても整形ダクト65内に押し込みやすくなる。
つぎに、吸引装置における本発明の特徴部分を説明する。
図4において、吸引ダクト61、整形ダクト65、流路切換室66、ダンパ67、開口66a、66bは図1で説明したものと実質同一であるので、同一符号を付し説明は省略する。なお、69aは開口66aまわりに取付けた緩衝材、69bは開口66bまわりに取付けた緩衝材である。
上記ダンパ67を作動させるアクチュエータとしては、速度と位置制御が可能な電動アクチュエータが用いられる。
速度と位置制御が可能な電動アクチュエータとしては、モータや電動シリンダ、リニアモータなどがある。
また、モータとしては、サーボモータやステッピングモータなどを利用できる。
サーボモータを用いれば、吸引の強弱をダンパ67の開き角度を変えて制御したり、最初は吸引を強くし最後は吸引を弱くするような可変制御も容易に行うことができる。
電動アクチュエータにモータを用いる場合、動力伝達機構は、たとえば次のように構成される。
ダンパ67の基部は回転軸87に取付けられ、その回転軸87にはホイール88が固定されている。
一方、モータ80の出力軸にはホイール81が固定されている。ホイール81と前記ホイール88との間にはチェーンやタイミングベルト等の索条が巻き掛けられている。
このため、モータ80の正転逆転と停止を制御すると、ダンパ67の開−待機−閉なる切換え動作を行わせることができる。
モータ80を用いると、ダンパ67の開閉動作が早くなる。
この場合、開状態あるいは閉状態が維持される時間が従来技術より長くなるので吸引効率が高くなる。
また、モータ80で、回転速度を制御すると、動作途中を早くしても終端速度を遅くすることが可能なので、ダンパ67の開口66a、66bへの衝突速度は小さく、騒音が低減し、損耗も少なくなる。
さらに、本実施形態においては、ダンパとモータの間が索条で連結されているので、モータの設置場所を任意に選択でき、展開装置全体をコンパクトにできる。なお、図4ではモータ80は流路切換室66の下方に図示しているが、実際には展開装置の内部の任意の場所に設置される。
次に、皺取り工程および受渡し工程の詳細を図5〜図9に基づき説明する。
(1)図5は伸展チャック40R,40Lで方形状布類Yの両端部を保持し、かつ上縁部Ybを吸着ボックス51と固定部材である押付けバー53との間で挾持している。このとき方形状布類Yは整形ダクト65の前面壁64より前方で吊下げられている。
(2)前記(1)の状態で、ダンパ67は開口66aを閉じ開口66bを開いているので、ブロワー62は整形ダクト65内のエアーを吸引している。これに加え図6に示すように、エアー吹付け装置90から方形状布類Yにエアーを噴射させて、方形状布類Yを整形ダクト65内に押し込む。方形状布類の下方部分は整形ダクト65内に吸引されて該ダクト内に入っていこうとするが、さらにエアー吹付け装置90からのエアー噴射による風圧が加わって方形状布類Yの下方部分が整形ダクト65上方に押し込まれる。
(3)図7に示すように、方形状布類Yの下方部分は整形ダクト65内に入り込んでいるので、そのままブロワー62でエアー吸引すると、方形状布類Yが下方に引っ張られて、弛みや皺がとれる。これが、皺取り工程である。
(4)ついで、伸展チャック40R,40Lを解放し、図8に示すように方形状布類Yの上縁部Ybを吸着した吸引ボックス51が後方に移動すると、その方形状布類Yはバキュームコンベア60に接触する。この状態に合わせダンパ67が開口66bを閉じ開口66aを開くと、吸引ダクト61内の空気がブロワ62で吸引され、バキュームコンベア60には負圧が作用する。そうすると、方形状布類Yはバキュームコンベア60の吸引により保持されて、受渡機構50からバキュームコンベア60に乗り移る。
さらに、図9に示すようにバキュームコンベア60が後方に駆動して、乗り移った方形状布類Yを排出コンベア70に移送する。排出コンベア70は、方形状に展開された方形状布類Yを後方に設置される次工程の処理装置に供給する。
上記(1)〜(3)と(4)との間では、ダンパ67が切換えられるが、その切換え動作はモータ80で行われる。そうすると既述のごとくダンパ67の切換え動作時間が短くなるので、ダクト61,65の吸引効率が高くなる。
(他の実施形態)
前記実施形態では、モータ80とダンパ67との間を索条で連結したが、これをリンクを用いた構造に変えてもよい。
具体的には、ダンパ67の回転軸87とモータ80の出力軸との間をリンクで連結して、モータ80の正逆転をダンパ67の開閉動に変換することができる。
本発明に係る方形状布類展開装置は、主にランドリー工場において洗濯済みのシーツなどを展開し、回転ロール式布製品プレス機やコンベア式布製品折りたたみ機などの処理装置に供給するために利用される。また、シーツの他にも、包布、敷布、掛け布などの方形状布類を展開するために利用される。
Y 方形状布類
A 方形状布類展開装置
10 積載台
11 積載コンベア
11A〜11G ベルト
20R 第1横行チャック
20L 第2横行チャック
40R,L 伸展チャック
50 受渡機構
51 吸着ボックス
52 駆動装置
60 バキュームコンベア
61 吸引ダクト
62 ブロワー
64 前面壁
65 整形ダクト
66 流路切換室
66a、66b 開口
67 ダンパ
69a、69b 緩衝材
70 排出コンベア
90 エアー吹付け装置
91 パイプ
92 噴射孔

Claims (4)

  1. 方形状布類を四角形に展開してバキュームコンベアに供給する方形状布類展開装置であって、
    方形状布類の上縁を左右に引っ張って伸展する伸展機構と、
    伸長された方形状布類の上縁を前進位置で保持し、後進して前記バキュームコンベアに受け渡す受渡機構と、
    前記バキュームコンベアに負圧を発生させる吸引ダクトと、
    前記前進位置で保持された方形状布類の下方部分を下方に吸引する整形ダクトと、
    前記吸引ダクトおよび前記整形ダクトと空気吸引機との間に介装された流路切換室と、
    前記流路切換室の流路切換えを行うダンパとを備えており、
    前記ダンパの切換え動作を電動アクチュエータで制御する
    ことを特徴とする方形状布類展開装置。
  2. 前記電動アクチュエータが、モータであり、
    前記ダンパが回転軸に支持されており、該回転軸に固定されたホイールと、
    前記モータの出力軸ホイールとの間に索条が巻き掛けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の方形状布類展開装置。
  3. 前記電動アクチュエータが、モータであり、
    前記ダンパの回転軸と前記モータの出力軸との間をリンクで連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の方形状布類展開装置。
  4. 前記モータが、サーボモータである
    ことを特徴とする請求項2または3記載の方形状布類展開装置。
JP2014192431A 2014-09-22 2014-09-22 方形状布類展開装置 Pending JP2016059754A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192431A JP2016059754A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 方形状布類展開装置
PCT/JP2015/004003 WO2016047024A1 (ja) 2014-09-22 2015-08-10 方形状布類展開装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192431A JP2016059754A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 方形状布類展開装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016059754A true JP2016059754A (ja) 2016-04-25

Family

ID=55580579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192431A Pending JP2016059754A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 方形状布類展開装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016059754A (ja)
WO (1) WO2016047024A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083708A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社プレックス 布類展開装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7064841B2 (ja) * 2017-09-27 2022-05-11 株式会社プレックス 布類展開装置
CN110331556B (zh) * 2019-08-13 2024-02-20 珠海格力电器股份有限公司 外筒组件、洗衣机
CN114314155B (zh) * 2022-01-12 2023-05-05 江苏川岛洗涤机械科技有限公司 一种展布机穿梭板的运行控制方法
GB2619538A (en) * 2022-06-09 2023-12-13 Oxwash Ltd Laundry method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558145A (ja) * 1991-09-03 1993-03-09 Nippondenso Co Ltd 空調装置
JPH0660418U (ja) * 1993-01-27 1994-08-23 東芝機器株式会社 空気清浄機付送風機
JP2005178406A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Calsonic Kansei Corp 車両用空調装置の可変インテーク制御装置
JP2008190481A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置
JP2013215361A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Plex International Design Co Ltd 布類展開装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193713A (ja) * 1984-03-16 1985-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ダンパ−駆動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558145A (ja) * 1991-09-03 1993-03-09 Nippondenso Co Ltd 空調装置
JPH0660418U (ja) * 1993-01-27 1994-08-23 東芝機器株式会社 空気清浄機付送風機
JP2005178406A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Calsonic Kansei Corp 車両用空調装置の可変インテーク制御装置
JP2008190481A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置
JP2013215361A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Plex International Design Co Ltd 布類展開装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083708A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社プレックス 布類展開装置
JP7319180B2 (ja) 2019-11-28 2023-08-01 株式会社プレックス 布類展開装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016047024A1 (ja) 2016-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016047024A1 (ja) 方形状布類展開装置
JP6621731B2 (ja) 布類展張装置
JP6940420B2 (ja) 布類展張装置
JP6389686B2 (ja) 布類展開装置
CN108699759B (zh) 用于接收、展开/伸展和平整的设备
JP3781376B1 (ja) 布類展張搬送方法および装置
JP2011036312A (ja) 方形状布類展開装置
JP2007092255A (ja) 布類展張方法および布類展張機
JP2013215361A (ja) 布類展開装置
JP2006233374A (ja) 布類展張搬送機
JP4204154B2 (ja) 布類展張方法及び布類展張機
JP5111224B2 (ja) 布類展張搬送機
JP5248810B2 (ja) 布類供給装置および方法
JP5581019B2 (ja) 方形状布類展開装置
JP2016059733A (ja) 方形状布類展開装置
JP2002326000A (ja) 布類展張搬送機
JP2008121142A (ja) 布類展張搬送機
WO2018143128A1 (ja) 布類展張装置
JP5101914B2 (ja) 布類展張搬送機
JP2016106892A (ja) 方形状布類展開装置
JP2019206777A (ja) 布類展開装置
JP2009279266A (ja) 布類整形投入装置
JP2012125538A (ja) 衣類投入機
JP7018326B2 (ja) 布類展開装置
JP2021083708A (ja) 布類展開装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191126