JP5755400B2 - 負極合材、負極合材混合液、負極、全固体リチウム電池および装置 - Google Patents
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Description
非特許文献1には、銅板上にスズをメッキした負極を備えた液系リチウム電池が開示されている。
非特許文献2にはLiと合金化する金属について開示されている。
また、非特許文献1に開示されている負極と、硫化リチウム−五硫化二リンからなる固体電解質を用いた電池では、放電容量が低く、電池として作動しない場合があった。
非特許文献2では、Liと合金化するSnやSiでは、Liとの合金化に際して体積の膨張・収縮が生じ、これにより集電体から負極活物質が脱落し、電池特性を低下させることが開示されている。Liと合金化する金属を負極活物質として用いた場合、サイクル特性が低下するケースがある。つまり、充放電を繰り返すことにより、金属負極活物質と集電体界面にクラック等が発生し集電性が維持できなくなり、サイクル評価時の容量低下を生じる。例えば、SnはLiをドープ、脱ドープする金属として知られており、理論容量も790mAh/gと高い値を示す。しかし、シート状のSnにLiをドープした場合、大きな体積膨張を伴うことからサイクル特性が悪い電池となる場合がある。
第13族、第14族の金属元素を含む負極活物質としては、金属酸化物、金属窒化物などでもよく、リチウムを含有する合金であってもよい。
これらの金属粒子は、リチウムと合金化する際に膨張・収縮するが、合材を形成する前述の固体電解質や粒子間の空隙に緩和され、負極合材の損傷や集電体との間のクラックを抑制する。
前述の溶媒の比重に対して、固体電解質の比重は高く、沈降する傾向がある。そのため、撹拌により、常に均一分散状態を維持する必要がある。
ここで用いる溶媒は、特に制限を受けるものではないが、負極合材との反応性が低いものが好ましい。
また、混合液に溶解性のバインダー樹脂を添加して用いても良く、用いる溶媒は脱水処理してあるものが好ましい。
また、本発明のリチウム電池は前述の負極と、リチウム、リン及び硫黄を含有する固体電解質と正極からなる。
このリチウム電池は、優れた充放電容量、サイクル特性などの電池性能を示す。
ここで充放電容量とは、所定電流密度の充放電を所定回数実施した後の充電容量と放電容量を指し、正極あるいは負極の活物質質量当たりの電流量で示される。
更に、本発明のリチウム電池は一次電池でも、二次電池でも良い。本発明のリチウム電池を直列、並列に接続した電池モジュールとすれば、大電流や大電圧を得ることができる。
更に、電気自動車,ハイブリッド自動車,自動販売機,電動カート,ロードレベリング用蓄電システム,家庭用蓄電器,分散型電力貯蔵機システム(据置型電化製品に内蔵),非常時電力供給システム等の電池として用いることができる。
図1に示すように、リチウム二次電池である電池セル201は、正極集電シート240と、正極シート205と、電解質シート220と、負極シート206と、負極集電シート250と、を備える。
(電池セルを備える装置)
前述したノート型パソコンなど、電池セル201を搭載しているものであればよい。
電池セル201は、正極集電シート240と、正極シート205と、電解質シート220と、負極シート206と、負極集電シート250を順に貼り合わせて、プレスし、一体化したものである。この一体化したものには、電池セル201の外装としてのアルミフィルムなどがラミネートされている。
なお、電解質シート220を製造し、電解質シート220上に負極合材を積層して負極層を形成し、電解質シート220の負極合材が積層された面とは逆の面に正極合材を積層して正極層を形成し、その上で、加圧して電池セル201を製造してもよい。
また、負極集電シート250上に負極合材を積層して負極層を形成し、負極層上に前述の硫化物系固体電解質(以下、「固体電解質」と略記する)を積層して電解質層を形成し、さらに電解質層上に正極合材を積層して正極層を形成し、この正極層上に正極集電シート240を張り合わせ、全体を加圧して電池セル201を製造してもよい。またその逆であってもよく、負極層、電解質層及び正極層の順に積層された電池セル201を製造できるのであれば、製造方法は問わない。
電解質シート220は、リチウム、リンおよび硫黄からなる固体電解質をシート状にしたものである。電解質シート220は、負極シート206に固体電解質を積層して形成した電解質層も含まれる。この固体電解質は、硫化リチウム(以下、「Li2S」と略記する)と五硫化二燐(以下、「P2S5」と略記する)をモル比65:35〜75:25の混合原料から製造された硫化物系ガラスであることが好ましい。Li2SとP2S5との混合モル比は、特定の範囲であるので、リチウムイオン伝導度を高い状態で維持することができる。リチウムイオン伝導度として、具体的には、イオン伝導度は1×10−4S/cm以上であることが好ましく、1×10−3S/cm以上であることがさらに好ましい。一方、Li2SとP2S5とを混合する際のモル比は、上述の範囲外である場合、イオン伝導度が低下する場合がある。
硫化物系ガラスは、150〜360℃で焼成処理することにより、イオン伝導度が向上
した硫化物系ガラスセラミックスとすることもでき、この硫化物系ガラスセラミックスを固体電解質の合材として利用しても良い。
負極シート206は、負極合材を用いてシート状に形成したものである。ここで、負極シート206には、例えば負極集電体に負極合材を積層して形成した負極層も含まれる。この負極合材は、負極活物質230と固体電解質とを含有する。負極活物質230と固体電解質とは、質量比で、30:70〜90:10の割合で混合されている。負極活物質230と固体電解質とは、質量比で、50:50〜80:20の割合で混合されていることがさらに好ましい。負極活物質230と固体電解質とをこれらの質量比で混合することにより、負極合材は、優れた放電容量を有し、内部抵抗を低下させることができる。
負極活物質230を構成する金属粉末の粒径は、200μm以下が好ましく、100μm以下がさらに好ましい。負極活物質230が特定の粒径であることにより、負極活物質230の均一化が容易になり、均一に負極活物質230が分散された負極合材を得ることができる。
また、これらの溶媒は、脱水処理されていることが好ましく、水分含有量が低いことが好ましい。水分含有量は、30ppm以下、好ましくは10ppm以下、さらに好ましくは1.0ppm以下である。
なお、負極合材の混合液(スラリー)は、固体電解質の粒子の混合液(スラリー)に所定量の電極活物質の粒子を加える方法や、電極活物質の粒子の混合液(スラリー)と固体電解質の粒子の混合液(スラリー)を混合する方法などで製造できる。また、このとき必要に応じてバインダー樹脂(結着材)や導電性を有する物質を混合することもできる。
なお、バインダー樹脂は、シート化の容易性、界面抵抗の増加を防ぎ充放電容量の低下を防ぐ観点からSBR,ポリアルキレングリコールが好ましい。
導電性を有する物質は、特に限定しないが、アセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンナノチューブのような導電性物質又はポリアニリン、ポリアセチレン、ポリピロ
ールのような導電性高分子を単独又は混合して用いることができる。
混合方法としては、ボールミルを用いて、負極活物質230と固体電解質とを混合粉砕し、粒径が均一な負極合材を製造することができる。
このときに、固体電解質はボールミルのポットの内壁等に付着するので、負極合材の製造が完了した後に上記溶媒を加え、スラリー状に負極合材を取り出すことができる。
このほかに、負極シート206を形成する方法としては、(1)必要な面積に均一に広げてプレスする方法、(2)有機溶媒などでスラリー化し、均一に塗布・乾燥する湿式塗布法、(3)溶剤を使わず電荷を付与した後、電場により均一塗布する乾式塗布法(4)窒素などの気流に乗せて粉体を搬送し、衝突により堆積させる方法などが挙げられる。
なお、金属箔を集電シートの上に貼り付けてそのまま負極として用いることも可能である。また、負極シート206は、負極集電シート250の一平面において、少なくとも一部に積層される構成でも良い。
正極シート205は、負極シート206と同様にして、正極合材を用いてシート状に形成される。正極シート205には、正極集電体に正極合材を積層して形成した正極層も含まれる。例えば、固体電解質と正極活物質210を混合粉砕し、更に、バインダー、リチウム含有塩および溶媒を混合して混合液(スラリー)とし、このスラリーを均一に正極集電シートに塗布する。その後、乾燥、プレスすることにより、所定形状の正極シート205を製造することができる。
正極シート205は、金属箔(例えば、リチウム箔)であってもよい。
正極活物質210は、リチウムイオンの挿入脱離が可能な物質であれば良く、金属酸化物等、電池分野において正極活物質として公知のものが使用できる。例えば、硫化物系では、硫化チタン(TiS2)、硫化モリブデン(MoS2)、硫化鉄(FeS、FeS2)、硫化
銅(CuS)及び硫化ニッケル(Ni3S2)等が使用でき、特にTiS2が好適である。
これらの物質は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
また、酸化物系では、酸化ビスマス(Bi2O3)、鉛酸ビスマス(Bi2Pb2O5)、
酸化銅(CuO)、酸化バナジウム(V6O13)、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、マンガン酸リチウム(LiMnO2)等が使用でき、特にコバルト酸リチウムが好適である。これらの物質は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。また、LiNi0.8Co0.15Al0.05O2が好ましい。
なお、上記、硫化物系と酸化物系を混合して用いることも可能である。
また、上記の他に、セレン化ニオブ(NbSe3)も使用することができる。
また、正極を構成する正極材料中には、導電助剤として、電子が正極活物質内で円滑に移動するように電気的に導電性を有する物質を適宜添加してもよい。電気的に導電性を有する物質としては特に限定はされないが、アセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンナノチューブのような導電性炭素材料又はポリアニリン、ポリアセチレン、ポリピロールのような導電性高分子を1種単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。
正極用のスラリーに用いられるバインダー、溶媒は、負極(混合液)と同様である。
なお、負極シート206および正極シート205を乾燥・プレスする際には、適宜加熱してもよい。
正極集電シート240および負極集電シート250の材質としては、ステンレス鋼、金、白金、亜鉛、ニッケル、スズ、アルミニウム、モリブデン、ニオブ、タンタル、タングステン、チタンなどの金属、及びこれらの合金が挙げられる。これらをシート、箔、網状、パンチングメタル状、エキスパンドメタル状などに形成されたものが集電体として用いられる。特に、正極集電シートではチタン箔、負極集電シートではチタン箔やスズ箔が、集電性、加工性、コストの点で好ましい。
固体電解質は以下の方法で得た。高純度Li2Sを0.6508g(0.01417mol)とP2S5を1.3492g(0.00607mol)をよく混合し、これらの粉末をアルミナ製ポットに投入し完全密閉した。このポットを遊星型ボールミル機に取り付け、初期は出発原料を十分に混合する目的で数分間低速回転(85rpm)でミリングを行った。その後徐々に回転数を上げ370rpmで20時間メカニカルミリングを行った。得られた粉末をX線測定によりガラス化を確認し、その後300℃で2時間、熱処理し固体電解質を得た。イオン伝導度を交流インピーダンス法(測定周波数100Hz〜15MHz)により測定したところ、室温で1.0×10−3S/cmを示した。
正極活物質としてLiNi0.8Co0.15Al0.05O2を用いた。この正極活物質と上記固体電解質を質量比で70%:30%の比で混合しこれを正極合材とした。負極活物質としてレアメタリック社製スズ粉末(325mesh品:平均粒径25μm)を用いた。この負極活物質と上記固体電解質を質量比で70%:30%の比で混合しこれを負極合材とした。
ここで、固体電解質の粒径は、数十μmであった。
固体電解質50mgを直径10mmのプラスティック製の円筒に投入し、加圧成型して電解質層(電解質シート)とし、さらに上記で調整した正極合材を30mg投入し再び加圧成型した。正極合材とは反対側から上記負極合材を6.54mgを投入し三層構造とし加圧成型しリチウム電池とした。
負極活物質としてレアメタリック社製Al(アルミニウム)粉末(150mesh品:平均粒径75μm)を用い、Al粉末と上記固体電解質とを質量比で70%:30%の比で混合しこれを負極合材とし、この負極合材6.8mgを用いてリチウム電池を製造した以外は実施例1と同様に行った。
負極活物質としてレアメタリック社製In(インジウム)粉末(325mesh品:平均粒径25μm)を用い、In粉末と上記固体電解質とを質量比で70%:30%の比で混合しこれを負極合材とし、この負極合材27.4mgを用いてリチウム電池を製造した以外は実施例1と同様に行った。
負極活物質としてレアメタリック社製スズ粉末(325mesh品:平均粒径25μm)を用い、この負極活物質と上記固体電解質を質量比で50%:50%の比で混合した以外は実施例1と同様に行った。
負極活物質としてレアメタリック社製スズ粉末(150mesh品:平均粒径73μm)を用い、この負極活物質と上記固体電解質を質量比で50%:50%の比で混合しこれを負極合材とした以外は実施例1と同様に行った。
実施例1において、負極合材に、固体電解質を含まないSnシート(0.1mm−tin)を用いた以外は実施例1と同様にしてリチウム電池を製造した。具体的には、レアメタリック社製スズ箔(厚み0.1mm)を15mmφにポンチで打ち抜き、そのまま負極として充放電測定用のセル(宝泉社製HSセル、20kgバネ使用)に実施例1と同じ正極、実
施例1と同じ固体電解質とともに仕込み、充放電測定に用いた。
負極活物質としてC(カーボン)粉末(体積平均粒径75μm:TIMCAL社製SFGグレード)を用い、C粉末と上記固体電解質を実施例1の質量比(C粉末:固体電荷質=70%:30%)で混合して負極合材とし、この負極合材22mgを用いてリチウム電池を製造した以外は実施例1と同様に行った。
実施例1〜4及び比較例1,2で得られたリチウム電池を1cm2あたり500μAで、Snは4.0Vまで、Inは3.6Vまで、Al、Si,及びCは4.2Vまで充電し、その後500μAの放電電流密度にて1.5Vまで放電し、初期放電容量を正極規定にて測定した。また500μA/cm2の充放電密度で10回連続充放電を行った後、同様に容量を測定した。
なお、上記比較例2のカーボン負極に関しては、充電時に電圧が安定しない現象が発生した。充電時に電圧が上下し、上限電圧(4.2V)に達しないため、時間制限(200時間)にて放充電サイクルを実施した。その結果を表1に示す。
また、実施例1〜5の結果と、比較例2の結果を比較すると、初期放電容量は同程度であるものの、実施例1〜5のリチウム電池では、放電容量維持率が優れていることわかった。つまり、比較例2のように、負極活物質にC粉末が含まれると、放電容量維持率が低くなることがわかった。
このことから、負極合材が、固体電解質と、第13族,第14族の元素を含む金属粉末からなる負極活物質とを含むことにより、放電容量及びサイクル特性が優れたリチウム電池が得られることが分かった。
205……正極シート
206……負極シート
210……正極活物質
220……固体電解質としての電解質シート
230……負極活物質
240……正極集電シート
250……負極集電シート
Claims (22)
- 少なくとも金属酸化物を含有する正極活物質を用いた正極層、及びリチウム、リン及び硫黄からなる硫化物系固体電解質を用いた固体電解質層を備えた全固体リチウム電池に用いられ、
リチウム、リン及び硫黄からなる硫化物系固体電解質と、
スズ、アルミニウム、ケイ素およびインジウムのうちの少なくとも1種の元素からなる金属粉末からなる負極活物質と、
を含む負極合材。 - 前記金属酸化物の金属が、ビスマス、鉛、銅、バナジウム、コバルト、ニッケル、及びマンガンから選ばれる少なくとも1つである、請求項1記載の負極合材。
- 前記金属酸化物の金属が、コバルト及びニッケルから選ばれる少なくとも1つである、請求項1記載の負極合材。
- 前記金属酸化物が、酸化ビスマス(Bi2O3)、鉛酸ビスマス(Bi2Pb2O5)、酸化銅(CuO)、酸化バナジウム(V6O13)、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、マンガン酸リチウム(LiMnO2)、及びLiNi0.8Co0.15Al0.05O2から選ばれる少なくとも1つである、請求項1記載の負極合材。
- 前記負極活物質を構成する金属粉末の体積平均粒径が200μm以下である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の負極合材。
- 前記金属粉末と前記硫化物系固体電解質の質量比が90:10〜30:70である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の負極合材。
- 前記金属粉末と前記硫化物系固体電解質の質量比が80:20〜50:50である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の負極合材。
- 前記硫化物系固体電解質は、硫化リチウムと五硫化二燐とをモル比が65:35〜75:25の割合で混合した混合原料から製造された硫化物系ガラスである請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の負極合材。
- 前記硫化物系固体電解質のイオン伝導度が、1×10−4S/cm以上である請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の負極合材。
- 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の負極合材と溶媒からなる負極合材混合液。
- 前記溶媒が有機溶媒である請求項10に記載の負極合材混合液。
- 前記溶媒が炭化水素系有機溶媒である請求項10または請求項11に記載の負極合材混合液。
- 前記溶媒がヘキサン、ヘプタン、トルエン、キシレン、およびデカリンのいずれかである請求項10〜請求項12のいずれか一項に記載の負極合材混合液。
- 前記溶媒が脱水処理された溶媒である請求項10〜請求項13のいずれか一項に記載の負極合材混合液。
- 前記溶媒の水分含有量が30ppm以下である請求項10〜請求項14のいずれか一項に記載の負極合材混合液。
- さらにバインダー樹脂および導電性を有する物質の少なくともいずれかを混合してなる請求項10〜請求項15のいずれか一項に記載の負極合材混合液。
- 前記バインダー樹脂が熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂のいずれかである請求項16に記載の負極合材混合液。
- 前記バインダー樹脂がポリシロキサン、ポリアルキレングリコール、PTFE、PVDF、SBR、SBR/CMC、PEO、分岐PEO、PPO、PEO−PPO共重合体、分岐PEO−PPO共重合体、およびアルキルボラン含有ポリエーテルのいずれかである請求項16または請求項17に記載の負極合材混合液。
- 前記導電性を有する物質がアセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、ポリアニリン、ポリアセチレン、およびポリピロールのいずれかである請求項16に記載の負極合材混合液。
- 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の負極合材を含む負極。
- 請求項20記載の負極と、リチウム、リン及び硫黄からなる硫化物系固体電解質と、少なくとも金属酸化物を含有する正極活物質を用いた正極からなる全固体リチウム電池。
- 請求項21記載の全固体リチウム電池を備える装置。
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