JP5753961B1 - 貯湯タンクユニットおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
断熱材の周囲を外装ケースで覆うものが提案されている(特許文献1参照)。また、貯湯
タンクユニットとして、貯湯タンクの周囲を真空断熱材などの断熱材で覆うものが提案さ
れている(特許文献2参照)。
そこで、特許文献2に記載のように、真空断熱材を併用する技術が開発されている。
図1は、実施形態に係る貯湯タンクユニットを備えた給湯器を示す全体構成図である。なお、図2以降では、貯湯タンクに接続される配管の図示を省略して示している。
実施形態の貯湯タンクユニット1を備えた給湯機Kについて、説明する。
給湯機Kは、低温水を加熱して温水(お湯)を作るヒートポンプユニット10と、該温水を貯留して供給する貯湯タンクユニット1とを備え構成されている。
貯湯タンク2の下部には、低温水(水道水などの水)が導入される給水管11が接続されている。貯湯タンク2内の下部の低温水は、図示しないポンプPによってヒートポンプ往き管12を介してヒートポンプユニット10に導入される。ヒートポンプユニット10で加熱され高温となった温水は、ヒートポンプ戻り管13を通って貯湯タンク2の上部に導入される。
ヒートポンプユニット10は、貯湯タンク2から取り出した水(低温水)を高温の温水に加熱するものであり、例えば、冷媒(例えば、二酸化炭素)を圧縮して高温・高圧にする圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させるとともに貯湯タンク2からの水と熱交換することによって水を凝縮熱で加熱する凝縮器と、凝縮器からの冷媒を減圧する減圧弁と、大気中の熱を吸熱して減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備えて構成されている。
外箱3は、内部に貯湯タンク2を収容し、貯湯タンク2の保護、断熱などを目的に供されるものであり、防錆処理がされたかまたは防錆性を持つ薄い鋼板で構成されている。
外箱3は、貯湯タンク2の前方に位置する前板3a(図1参照)、側方に位置する側板3b,3b、後方に位置する後板3c、上方に位置する上板3dおよび下方に位置する底板3eによって縦長の箱状に構成されている。前板3a、側板3b,3b、後板3c、上板3d、底板3eは、必要箇所が嵌合、ボルト締めなどで接合され、外箱3が形成されている。
図2は、貯湯タンクユニット1を下方から見た斜視図である。
貯湯タンクユニット1の外箱3の下面を成す底板3eには、複数の外脚7が外箱3内の貯湯タンク2を支持する内脚2dにボルトb1などにより固定されている。
そのため、外脚7における外箱3の底板3eに当接する上板7aには、ボルトb1が挿通する取り付け穴7a1が設けられている。
図3は、貯湯タンクユニットを略水平面で切断した横断面図である。
図3においてドット表示で示すように、貯湯タンク2と外箱3との間の隙間のスペースs1には発泡性の断熱材である発泡断熱材6が充填されている。
図4(a)は、貯湯タンク2と外箱3との間に発泡断熱材6を充填する状態を示す貯湯タンクユニットの側方からの透視図であり、図4(b)は、左側面の側方からの透視図である。
貯湯タンク2と外箱3との間の空間に発泡断熱材6を充填する場合、配管カバー3s(図1参照)を取り付ける前の状態において、図4(a)に示すように、貯湯タンク2を収容した外箱3Aを水平方向に寝かせ(倒し)、配管カバー3s(図3参照)が取り付けられる前板3aの側を上向きに、外箱Aの設置時の上下方向が水平方向になる状態にする。
そして、発泡管理治具30(以下、やとい30と称す)の外側から、ノズル(図示せず)を充填口3a1、3a2に挿入し、充填口3a1、3a2から液状の発泡断熱材6を注入する。
そして、発泡断熱材6の注入が完了すると、図5(b)に示すように、発泡断熱材6が発泡して上昇して外箱3と貯湯タンク2との間の隙間のスペースs1が満たされる。
図6は、比較例の発泡断熱材が発泡時の外箱に取り付けられた外脚の周りを示す概念図である。
そのため、やとい130bでは、外脚107近傍の底板103eを抑えることができない。
また、外箱103の底板103eに外脚107を取り付けた状態で発泡断熱材106hの充填作業を行う場合、やとい130a、130bの構成が複雑になるという問題がある。
図7に示すように、実施形態の貯湯タンクユニット1では、発泡断熱材6を外箱3と貯湯タンク1との間の隙間のスペースs1に充填する際、外脚7を外箱3の底板3eに取り付けない状態で、充填作業を行っている。
また、外箱3の底板3eにおける外脚7の取り付け箇所付近が単純な形状になるので、やとい30cの形状が単純で済み、コスト削減を図ることができる。
以下、具体的に、実施形態の貯湯タンクユニット1の発泡断熱材6の充填作業を、以下説明する。
外箱3と貯湯タンク1との間の隙間のスペースs1に発泡断熱材6を充填する際の外箱3の外脚7の取り付け箇所付近での作業工程は次のように遂行される。 上述した如く、貯湯タンクユニット1での外箱3と貯湯タンク2との間への発泡断熱材6の充填は、外箱3に外脚7を取り付けない状態で行われるという特徴がある。
図8(a)〜(e)は、第1の方法の発泡断熱材の充填時の外箱の外脚の取り付け箇所付近での作業工程を示す図である。
第1の方法では、まず、図8(a)に示すように、外箱3の内部で貯湯タンク2を支持する内脚2dの支持部材2eを外脚7の底板3eの外脚7の取り付け箇所に位置決めする。
なお、支持部材2eの所定箇所には、ボルトb2が螺着されるための雌ネジ部2e1が予め螺刻されているか、ナットn0(図8(a)中、2点鎖線で示す)が溶接などで支持部材2eに固定または形成されている。
続いて、図8(e)に示すように、外脚7の取り付け穴7a1を底板3eの貫通孔3e1に合わせ、外脚7を底板3eの取り付け箇所に当接させ、ボルトb2を、外脚7の取り付け穴7a1、底板3eの貫通孔3e1に貫通させ、内脚2dの支持部材2eの雌ネジ部2e1に螺着し、外脚7を外箱の底板3eに固定する。
その他の外脚7の外箱の底板3eへの固定も同様な方法で遂行される。
図9(a)〜(e)は、第2の方法の発泡断熱材6の充填時の外箱3の外脚7の取り付け箇所付近での作業工程を示す図である。
第2の方法では、まず、図9(a)に示すように、外箱3の内部で貯湯タンク2を支持する内脚2dの支持部材2eを外脚7の底板3eの外脚7の取り付け箇所に位置決めする。
続いて、図9(c)に示すように、ボルトb3の雄ねじ部b3aナットn2の逃げ30f1が形成されたやとい30fで底板3eを外側から抑え、外箱3と貯湯タンク1との間の隙間のスペースs1に発泡断熱材6が充填される。
続いて、図9(d)に示すように、やとい30fとナットn2が取り外される。
その他の外脚7の外箱の底板3eへの固定も同様な方法で遂行される。
第3の方法は、図10に示す上板7aの中央部に切り欠き部7a2を形成した外脚7Aを用いるものである。なお、図10は、上板の中央部に切り欠き部を形成した外脚を下方から見た斜視図である。
外脚7Aの上板7aの切り欠き部7a2の外側の箇所には、貫通孔である取り付け穴7a3が形成されている。
第3の方法では、まず、図11(a)に示すように、外箱3の内部で貯湯タンク2を支持する内脚2dの支持部材2eを、外脚7の底板3eの外脚7の取り付け箇所に位置決めする。なお、支持部材2eの中央箇所には第1雌ネジ部2e1が形成され、支持部材2eの雌ネジ部2e1の外側には第2雌ネジ部2e2が形成されている。または、第1雌ネジ部2e1をもつナット、第2雌ネジ部2e2をもつナットn0(図11(a)中、2点鎖線で示す)が溶接などで支持部材2eに固定または形成されている。
続いて、図11(b)に示すように、ボルトb4を底板3eの第1貫通孔3e1に挿通させて、内脚2dの支持部材2eの第1雌ネジ部2e1に螺着する。
全ての外脚7の外箱の底板3eへの固定は同様な方法で遂行される。
以上、説明した第3の方法は、言わば、第3の方法を、第1の方法に適用したものである。
第3の方法の他例の第4の方法として、上述の第3の方法を第2の方法に適用することができる。
第4の方法は、上述の第3の方法と同様にして遂行される。
第4の方法では、外箱の底板3eに固定した外脚7A(図10参照)の上板7aの中央部の切り欠き部7a2に配置されるボルトb6とナットn3により、内脚2dの支持部材2eと外箱の底板3eとが固定される。こうして、ボルトb6により、内脚2dの支持部材2eと外脚7Aとが固定されることになる。
また、発泡断熱材6の充填中、外脚7Aをやといで確実に抑えられるので、発泡断熱材6の外箱3からの漏れが抑制される。
図13は、第5の方法の外箱の底板に抑え板治具を取り付けて発泡断熱材を充填している状態を示す貯湯タンクユニットを斜め下方から見た斜視図である。なお、図13では、発泡断熱材6を充填中、外箱3全体を抑えるやとい30は、省略して示している。
図14は、第5の方法の発泡断熱材6の充填時の外箱3の外脚7の取り付け箇所付近での作業工程を示す概念図である。
この場合、外脚7は、図1に示すように、貯湯タンクユニット1の設置箇所Gに対する支持部材であるので、貯湯タンクユニット1の取り付けが不安定になる。
第5の方法は、上記第1〜第4の方法に適用した場合を例に説明する。
第5の方法を、第1の方法に適用した場合、図8(b)、(c)の工程において、ボルトb2が、抑え板治具Ojの貫通孔Oj1を挿通して、抑え板治具Ojが底板3eに固定されることになる(図14参照)。この場合、やとい30eには、ボルトb2のボルト頭b2aと抑え板治具Ojを逃げる凹状の逃げ30e1が形成される。そして、発泡断熱材6の充填中、やとい30eは逃げ30e1以外の箇所で外箱3を抑えることになる。
そして、発泡断熱材6の充填終了後、図8(d)に示すように、ボルトb2が取り外される際に抑え板治具Ojが除去されることになる。
第5の方法を第2の方法に適用した場合、図9(b)、(c)において、外箱3の内側からボルトb3の雄ねじ部b3aが底板3eを挿通して、抑え板治具Ojが底板3eにナットn2で仮固定されることになる。
第5の方法を第3方法に適用した場合、図11(b)の際に、ボルトb4により抑え板治具Ojが底板3eに仮固定されることになる。
ここで、抑え板治具Ojは、外脚7の上板7aに当接すべく、外脚7の上板7aと同じ大きさまたはほぼ大きさの当接面をもつとよい。
第5の方法を第4方法に適用した場合、図12に示すボルトb6に留められるナットn3が、貫通孔Oj1を挿通して抑え板治具Ojが底板3eに固定されることになる。
ここで、抑え板治具Ojは、外脚7の上板7aに当接すべく、抑え板治具Ojは上板7aと同じ大きさまたはほぼ大きさの当接面をもつとよい。
第6の方法は、抑え板治具Ojを治具としてではなく抑え板Oiとし、抑え板治具Ojと同様に、抑え板Oiで底板3eを抑えて、発泡断熱材6の充填を行い、充填後、抑え板治具Ojと異なり、底板3eと外脚7との間に抑え板Oiを固定する構成としてもよい(図15参照)。
発泡断熱材6の充填時の工程は、抑え板治具Ojと同様に、ボルトb2が、抑え板Oiの貫通孔Oi1を挿通して、貫通孔Oi1が底板3eに固定されることになる(図14参照)。この場合、やといには、ボルトb2のボルト頭b2aと抑え板Oiを逃げる凹状の逃げが形成される。そして、発泡断熱材6の充填中、やといは逃げ以外の箇所で外箱3を抑えることになる
第6の方法は、第1〜第4の方法にも、同様に適用可能である。
なお、説明した抑え板治具Ojと抑え板Oiとは、上述以外の方法で、貯湯タンクユニット1の貯湯タンク2に適用してもよい。
次に、変形例の発泡断熱材6の充填時の外箱3の外脚7の取り付け箇所付近での作業例について説明する。
図16は、変形例の発泡断熱材の充填作業例を示す概要図である。
外箱3Aの内部には、貯湯タンクユニット1Aを設置場所Gに取り付けるための複数の強度部材3Kが底板3e近くの前板3a、側板3b,3b、後板3cなどにボルト締め、溶接などで固定される。
或いは、取り付け部材Tに、例えば、側方視で、予め取り付け部材Tに筋交い部材sを入れたような三角柱の形状に形成し、取り付け部材Tの強度を高めることが望ましい。
変形例では、外箱3Aの外脚が無いため、図7に示すような単純な形状のやとい30cで外箱3Aを抑えて、貯湯タンク2と外箱3Aとの間に発泡断熱材6を充填することができる。
また、外箱3Aの側下部で、取り付け部材Tにより貯湯タンクユニット1Aを固定するので、取り付け部材Tを地震対策の免震部材と兼用することができる。
図17は、貯湯タンクユニットを斜め上方から見た外箱内に収容される貯湯タンクの透視斜視図である
貯湯タンク2と外箱3との間には、貯湯タンク2に対する外箱3の変形を阻止することを目的に、貯湯タンク2に対して外箱3を支持する複数のスペーサspと複数のメンテナンス兼用スペーサsmとが配置されている。スペーサspとメンテナンス兼用スペーサsmとはそれぞれ外箱3の内面に接着材、両面テープなどで固着される。
なお、スペーサspは、貯湯タンク2と外箱3との間の寸法を保持できれば、直方体形状以外の形状を有していてもよい。
メンテナンス兼用スペーサsmは、貯湯タンク2の半径方向に中心軸をもつ円筒形状を有し、発泡スチロール、ウレタンなどの樹脂で形成されている。
メンテナンス兼用スペーサsmは、中心部に温度センサ5を収容する円柱状のスペース(空間)sm1を有し、温度センサ5を内部に収容するという特徴をもつ。
また、メンテナンス兼用スペーサsmは温度センサ5を収容する円柱状のスペース(空間)sm1を有するので、温度センサ5のメンテナンスが行い易い。
また、メンテナンス兼用スペーサsmの外形を円筒状にすると、メンテナンス兼用スペーサsmを設置する際、方向性がないので、取り扱い易い。
以上のことから、高い断熱性能を備えるとともに、低コストの貯湯タンクユニット1およびその製造方法を実現することができる。
2 貯湯タンク
2d 内脚
3、3A 外箱
3e 底板
5 温度センサ
6 発泡断熱材
7 外脚(第1外脚)
7a2 切り欠き部
7A 外脚(第2外脚)
30、30c、30e、30f やとい(第1治具)
30g やとい(第2治具)
b4 ボルト(内脚・底板固定部)
T 取り付け部材(側方外脚)
G 設置箇所(設置場所)
Oj 抑え板治具(平面度保持治具)
sm1 スペース(温度センサを内部に収容する空間)
sm メンテナンス兼用スペーサ(第2スペーサ部材)
sp スペーサ(第1スペーサ部材)
Claims (6)
- 加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成される発泡断熱材とを備え、 前記外箱の底板は、その下面が平面に形成され、かつ、
前記外箱の下部に取り付けられ、前記貯湯タンクユニットを支持する第1外脚を備え、
前記発泡断熱材は、前記第1外脚を前記外箱の下方に取り付けない状態で、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填される
ことを特徴とする貯湯タンクユニット。 - 加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成される発泡断熱材とを備え、 前記外箱の底板は、その下面が平面に形成され、かつ、
前記外箱の下部に取り付けられ、前記貯湯タンクユニットを支持する第1外脚を備え、
前記発泡断熱材は、前記第1外脚を前記外箱の下方に取り付けない状態、かつ、前記外箱の前記第1外脚の取り付け箇所を平面に保つ平面度保持治具を、前記外箱の前記第1外脚の取り付け箇所に取り付けた状態で、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填される
ことを特徴とする貯湯タンクユニット。 - 加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成される発泡断熱材とを備え、 前記外箱の底板は、その下面が平面に形成され、かつ、
前記貯湯タンクを支持する内脚と、
前記内脚と前記外箱の底板とを固定する前記内脚・底板固定部と、
前記外箱の下部に取り付けられるとともに前記貯湯タンクユニットを支持し、前記内脚・底板固定部が収容される切り欠き部を有する第2外脚とを備え、
前記発泡断熱材は、前記内脚・底板固定部により前記内脚と前記外箱の底板とを固定するとともに、前記第2外脚を取り付けない状態で、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填される
ことを特徴とする貯湯タンクユニット。 - 加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成される発泡断熱材と、
前記外箱の下部に取り付けられ、前記貯湯タンクユニットを支持する第1外脚とを備える貯湯タンクユニットの製造方法であって、
前記外箱の底板を含む下部が第1治具により抑えられ、 前記発泡断熱材は、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成され、
前記発泡断熱材の形成後、前記第1治具が除去され、前記第1外脚が前記外箱の下部に取り付けられる
ことを特徴とする貯湯タンクユニットの製造方法。 - 請求項4に記載の貯湯タンクユニットの製造方法において、
前記外箱の底板の前記第1外脚の取り付け箇所近傍が、前記底板が変形しないように平面度保持治具により抑えられ、
前記発泡断熱材は、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成され、
前記発泡断熱材の形成後、前記平面度保持治具が除去され、前記第1外脚が前記外箱の下部に取り付けられる
ことを特徴とする貯湯タンクユニットの製造方法。 - 加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に形成される発泡断熱材と、 前記貯湯タンクを支持する内脚と、
前記内脚と前記外箱の底板とを固定する前記内脚・底板固定部と、
前記外箱の下部に取り付けられるとともに前記貯湯タンクユニットを支持し、切り欠き部を有する第2外脚とを備える貯湯タンクユニットの製造方法であって、
前記内脚・底板固定部により前記内脚と前記外箱の底板とを固定し、
前記内脚・底板固定部による固定箇所近傍を除いて、前記外箱の底板を含む下部が第2治具により抑えられ、 前記発泡断熱材は、前記第2外脚を取り付けない状態で、前記貯湯タンクと前記外箱との間に充填され発泡して形成され、
前記発泡断熱材の形成後、前記第2治具が除去され、前記第2外脚は、前記切り欠き部内に前記内脚・底板固定部を収容し、前記外箱の底板に取り付けられる
ことを特徴とする貯湯タンクユニットの製造方法。
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