JP5753394B2 - 燃焼器のヘッド端部に高圧空気が供給される燃焼器 - Google Patents

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    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration

Description

本開示は、概して燃焼器のヘッド端部に高圧空気を供給するシステム及び方法に関し、特に燃焼器キャップアセンブリを冷却するシステム及び方法に関する。
ガスタービンは、圧縮機と複数の燃焼器とタービンを有することが多い。大抵の場合、圧縮機とタービンとが共通の軸に沿って並んでおり、燃焼器が圧縮機とタービンとの間で、この共通の軸の周りに円形アレイ状に配置されている。運転時、圧縮機は、燃焼器に供給される圧縮空気を生成する。燃焼器は、この圧縮空気を燃料と一緒に燃焼させて、タービンに供給される高温燃焼生成物を生成する。タービンは、この高温燃焼生成物からエネルギーを取り出して負荷を駆動させる。
効率を高めるにあたり、現代の燃焼器は、燃焼器構造を損傷し窒素酸化物(NOx)等の汚染物質が生じるような高温で動作する。こうしたリスクは、燃焼器の外側全体に圧縮空気を導き、この圧縮空気で燃焼器を冷却した後、空気と燃料を予混合して空気−燃料混合物を形成することで、燃焼時に生成されるNOxのレベルを低減することによって緩和される。
こうした理由から、燃焼器は、大抵、燃焼器の周りに環状通路を画定するフロースリーブを有する。環状通路は、燃焼器に隣接配置されるディフューザを介して圧縮機からの空気を受け取る。この空気は、トランジションダクトと内筒(combustion liner)に突き当たり、冷却を行う。その後、空気は、環状通路を逆方向に移動し、燃料ノズルを収容する燃焼キャップアセンブリの方へと移動する。また、この空気の一部分は、環状通路から分流して、キャップアセンブリを冷却する。
例えば、キャップアセンブリの端面は、燃焼室の高温にさらされる。そのため、この端面を、通常、環状通路から分流してキャップアセンブリ壁部の開口を通る空気を用いて冷却する。分流した空気は、端面に突き当たり、この端面を通って燃焼室に流入する。そのため、分流した空気が燃料と予混合されることがないので、NOx生成が増幅する。
環状通路を通る空気は圧力損失を生じる。こうした圧力損失が原因となり、更に大量の空気がキャップアセンブリの冷却に必要となり、その結果、燃焼器内の予混合空気の割合が低くなる。また、端面を通る空気流の圧力では、火炎の不安定性が原因で、燃焼室内に存在する動圧力波を十分に克服できないことがある。この動圧力波によって端面に圧力がかかり、この圧力によって冷却流が妨害又は阻止され、端面の加熱と潜在的な故障が生じることがある。
米国特許第6923002B2号
より高圧の空気をキャップアセンブリに供給することにより、冷却に必要な空気の量が減少して、比較的高い割合の燃焼空気が燃料と予混合されるようになるので、NOxの生成が減少する。更に、より高圧の空気を供給することにより、ダイナミクス障壁を改善できる。したがって、キャップアセンブリ等の燃焼器のヘッド端部には、より高圧の空気を供給することが必要である。
燃焼器は、第1の流路と第2の流路を有する。第1の流路によって、ディフューザが、中間の下側燃焼器環状通路を経由して燃焼器キャップアセンブリと間接的に流体連通する。第2の流路によって、ディフューザが、燃焼器キャップアセンブリと直接的に流体連通する。
当業者にはその他のシステム、装置、方法、特徴、及び利点が明らかであるか、或いは、以下の図面及び詳細な説明を検討することによって明らかになるであろう。こうした付随的なシステム、装置、方法、特徴、及び利点も、本明細書は包含しており、添付の特許請求の範囲によって保護されるものとする。
添付図面の参照により、本開示の理解が深まるであろう。全図面を通じて、適合する参照符号は対応するパーツを示しており、図中の部品は必ずしも縮尺通りではない。
燃焼器を通る空気流路を示す、先行技術の燃焼器の実施形態の断面図である。 先行技術の燃焼器キャップアセンブリの平面図である。 図2に示す先行技術の燃焼器キャップアセンブリの、線3−3に沿った部分断面図である。 本発明の実施形態に従った内筒キャップアセンブリの実施形態の斜視図である。 図4に示すキャップアセンブリの一部分を別の角度から示す斜視図である。 本発明の実施形態に従った燃焼器の実施形態の断面図である。 図6に示す燃焼器のキャップアセンブリの一部分を示す断面図である。 燃焼器キャップアセンブリを冷却する方法の実施形態を示すブロック図である。
図1は、先行技術の燃焼器100の実施形態の断面図である。燃焼器100は、燃焼室104を画定する内筒102を含む。内筒102は、内筒キャップアセンブリ106とトランジションダクト108との間に延在する。内筒キャップアセンブリ106は、空気と燃料とを予混合し、その結果得られる空気−燃料混合物を燃焼室104内へと導く燃料ノズルを収容する。トランジションダクト108は、燃焼生成物を燃焼室104から隣接するタービン内へと導く。
環状フロースリーブ112が燃焼器100の周りに配置される。環状フロースリーブ112は、空気がトランジションダクト108からキャップアセンブリ106の方へと移動する環状通路110又は流路を画定する。環状通路110は、燃焼器100に隣接して配置されたディフューザを介して圧縮機から空気を受け取る。この空気は、約250〜約300psiaの圧縮機吐出圧力(PCD)等の比較的高い圧力を有する。こうした空気は、一般的に、圧縮機吐出空気又はPCD空気とよばれる。PCD空気は、空気をトランジションダクト108及び内筒102に衝突させるインピンジメントスリーブを介して燃焼器100内に流入する。空気は、その後、燃焼室104の長さに沿って逆方向に移動する。こうして、空気は燃焼器100を冷却した後、キャップアセンブリ106に到達する。この環状通路110を通る流路を図1に矢印で示す。PCD空気は、燃焼器100に沿って移動する際、概して燃焼器圧力降下又は「デルタP」とよばれる圧力降下を生じる。デルタPは、約15psidのように比較的高くなることがある。
キャップアセンブリ106において、空気が燃料と予混合されて空気−燃料混合物が形成される。詳細には、複数の燃料ノズル114が端部カバー116からキャップアセンブリ106内へと延在する。燃料ノズル114は、端部カバー116を介して燃料を受け取り、環状通路110からの空気を受け取る。燃料ノズル114は、空気と燃料を混合して、その結果得られる空気−燃料混合物を、この混合物が燃焼する燃焼室104内に噴射する。
燃焼器100は、更に、前部ケース118、後部ケース120、及び圧縮機吐出ケース122を含む。前部ケース118は、燃焼器100の前端部に配置され、端部カバー116を支持する。後部ケース120は、ディフューザを収容する圧縮機吐出ケース122に取り付けられる。前部及び後部ケース118、120が一緒になって、燃焼器の外側周りに圧力容器が形成され、この圧力容器の内側には、キャップアセンブリ106が配置される。
キャップアセンブリ106の実施形態を図2〜3に示す。キャップアセンブリ106は、外壁124、内壁126、及び端面128、場合によっては前面130を含む。外壁124は、後部ケース120に着座したフランジであって、キャップアセンブリ106を燃焼器100に取り付けるためのフランジを形成する。このように取り付けられた場合、外壁124は、フランジから前部ケース118の方へと前方に向かって延在する。外壁124は、環状通路110の一部分の外側境界面を画定する。
キャップアセンブリ106の内壁126は、外壁124の内方に離間しており、環状通路110を通って延在する複数のブラケット136により、この外壁上に支持されている。内壁126はキャップチャンバ132を画定し、このキャップチャンバを通って燃料ノズル114が延在している。内壁126は、更に、空気を環状通路110からキャップチャンバ132内へと分流させて冷却を行うための複数の開口134を画定する。分流した空気は、端面128の複数の小開口を通過し、燃焼室104の前端部を外囲していることから高温にさらされる端面128を対流冷却する。図1の矢印は、キャップチャンバ132に流入する分流した空気を示す。
図1において、矢印の長さは、環状通路110とキャップアセンブリ106とを通って移動する空気の圧力を図解的に示す。図示のように、空気が環状通路110とキャップアセンブリ106とを通って移動する際、圧力損失を生じる。例えば、一実施形態では、環状通路110に流入する空気がインピンジメントスリーブを通過する際に約5psiの損失が生じ、その結果、環状通路110内の圧力は約245psiaとなる。空気が環状通路110に沿って移動してキャップアセンブリ106に流入して端部カバー116付近で方向転換すると、更に約2〜3psiの損失が生じる。このため、空気がキャップチャンバ132に到達する時に冷却用に残っているのは、約3〜6psiの圧力降下しかないこともある。システムの圧力損失が原因となり、キャップアセンブリ106の冷却には、比較的大量の低圧空気が必要である。
以下に、燃焼器のヘッド端部に高圧空気を供給するシステム及び方法の実施形態を説明する。実施形態において、高圧空気は、ディフューザからのPCD空気である。また、実施形態においては、高圧空気が内筒キャップアセンブリに供給される。キャップアセンブリを冷却するため又はダイナミクス障壁を改善するために、高圧空気がキャップアセンブリに供給される。高圧空気は、その他の目的にも利用可能である。
実施形態において、これらのシステム及び方法では、PCD空気源と燃焼器のヘッド端部との間に直接的な流路を設ける。例えば、これらのシステム及び方法では、ディフューザをキャップアセンブリに直接接続する。一部の実施形態において、この直接接続は、ディフューザからキャップアセンブリ又はヘッド端部のその他の部分にPCD空気を導く単純な管である。その他の実施形態において、この直接接続は、キャップアセンブリ内の追加の外側環状通路を経由して行われる。この外側環状通路は、キャップアセンブリ内の内側環状通路から少なくとも部分的に遮断されていてもよい。内側環状通路は従来の環状通路と同様に燃焼器の長さ沿いから空気を受け、外側環状通路は高圧空気をキャップアセンブリへと導く。例えば、外側環状通路が高圧空気を直接ディフューザから受け取り、より高圧の空気を直接キャップアセンブリに導く。これにより、より高圧の空気がトランジションダクト及び内筒に衝突して燃焼室の長さに沿ってキャップアセンブリへと向かって移動することに伴う圧力損失が生じなくなる。
実施形態において、外側環状通路は燃焼器の周りの圧力容器の一部分とキャップアセンブリの一部分との間に形成される。詳細には、外側環状通路は、端部カバー付近において前部ケースからディフューザに隣接する圧縮機吐出ケースまで延在する前部ケース壁部と、前部ケースから燃焼器フロースリーブまで延在するキャップアセンブリの外側キャップフロースリーブとの間に形成される。外側環状通路は、直接ディフューザからキャップチャンバへと空気を送り、冷却を行う。そのため、空気の圧力損失は、空気が燃焼器に沿って内側環状通路を通って移動する場合よりも小さくなる。
図4は、内筒キャップアセンブリ400の実施形態の斜視図であり、図5は、図4に示すキャップアセンブリ400の一部分を別の角度から示す斜視図である。内筒キャップアセンブリ400は、外側壁部又は外側フロースリーブ440、内側壁部又は内側フロースリーブ442、端面444、及び前面446を含む。
外側及び内側壁部440、442は、内側壁部442が外側壁部440の内方に離間した状態で互いに同心的に配置される。外側及び内側壁部440、442間の空間は、環状間隙を画定し、内側壁部442の内部の空間は、燃焼器キャップチャンバの環状境界面を画定する。端面及び前面444、446は実質的に平面状であるが、端面を、以下に説明する端面アセンブリに置き換えてもよい。前面446は、図示の便宜上、図5には示されていないことに注意されたい。
内側壁部442は、燃焼キャップチャンバを前側及び後側において外囲する端面及び前面444、446を支持する。外側壁部440は、例えば環状間隙に取り付けられた複数の交差管450を介して内側壁部442を支持する。交差管450は、外側壁部440の外側をキャップチャンバと連通させる。しかし、その他の実施形態において、交差管450をブラケット又はその他の取り付け構造と置き換えてもよい。
外側及び内側壁部440、442は、交差管450に位置合わせされた開口452を有する。実施形態において、外側及び内側壁部440、442は、開口452以外の全ての点で実質的に連続状又は無穴である。壁部440、442のこの連続性により、環状間隙は、環状チャンバ及び外側壁部440の外側から分離又は隔離される。外側壁部440は、また、例えば端部カバー付近での前部ケースへの取り付けに適した前部フランジ454を有してよい。端面及び前面444、446は、燃料ノズルアセンブリを受け入れる開口を有する。
図6は、燃焼器600に取り付けられた内筒キャップアセンブリ650の実施形態を示す、燃焼器600の断面図であり、図7は、キャップアセンブリ650の一部分を更に詳細に示す、燃焼器600の部分断面図である。キャップアセンブリ650は、図4及び5を参照して図示及び上述した実施形態のキャップアセンブリであってよいが、その他の構成も可能である。
燃焼器600には、後部ケースがない。その代わりに、前部ケース652が圧縮機吐出ケース654まで延在しており、キャップアセンブリ650が前部ケース652に取り付けられている。キャップアセンブリ650は、このように取り付けられると、前部ケース652内に完全に封入される。しかし、その他の構成も可能である。
図6に示すように、前部ケース652は、前部ケース652から圧縮機吐出ケース654の方へと延在する環状壁部656を画定する。環状壁部656は、前部ケース652と圧縮機吐出ケース654の間の距離に亘る長さを有する。圧縮機吐出ケース654付近で、環状壁部656は後部フランジ658を形成し、後部フランジ/CDC界面653で圧縮機吐出ケース654に接続される。
この場合もキャップアセンブリ650は、外側壁部662、内側壁部664、端面666、及び前面668を含む。キャップアセンブリ650は、端部カバー670付近で外側壁部662上のフランジ660を対応する溝内に配置すること等により、前部ケース652に取り付けられる。このように取り付けると、端面666が内筒672の周方向縁部に位置合わせされて燃焼室674を外囲し、前面668が端面666と端部カバー670の間に配置される。キャップアセンブリ650の内側壁部664は、内筒672の長手縁部に位置合わせされ、前部ケース652の方へと延在して端部カバー670の手前で終端する。外側壁部662は、キャップアセンブリ650の内側壁部664と前部ケース652の環状壁部656との間に配置される。外側壁部662は、内側壁部664の直径を上回るが環状壁部656の直径を下回る直径を有しており、これによって、内側環状間隙が内側及び外側壁部662、664間に画定され、外側環状間隙が外側及び環状壁部662、656間に画定されるようになっている。外側壁部662は、前部ケース652から内筒672の周りのフロースリーブ686まで延在する長さを有する。接続点678において、外側壁部662とフロースリーブ686とは互いに重なり合い、密封される。
このように、キャップアセンブリ650を燃焼器660に取り付けると、キャップアセンブリ650は、前部ケース652内に完全に封入される。キャップチャンバ680は、内側壁部664により横方向に外囲され、端面及び前面666、668により軸方向に外囲される。内側キャップ環状通路684がキャップアセンブリ650の内側壁部664と外側壁部662との間に形成され、外側キャップ環状通路682がキャップアセンブリ650の外側壁部662と前部ケース652の環状壁部656との間に形成される。
燃焼器600は、また、内筒672の周りに環状に配置された燃焼器フロースリーブ686を含む。この燃焼器フロースリーブ686と内筒672が燃焼室674の周りに下側燃焼器環状通路688を画定する。下側燃焼器環状通路688は、一方の端部において、内側キャップ環状通路684に位置合わせされる。下側燃焼器環状通路688は、他方の端部において、ディフューザ690と連通している。詳細には、燃焼器フロースリーブ686は、フロースリーブ穴687を含むインピンジメント部692を含む。ディフューザ690は、圧縮機吐出ケース654内でインピンジメント部692に隣接配置される。ディフューザ690は、PCD空気を圧縮機から受け取り、この空気を、インピンジメント部692内のフロースリーブ穴687を介して下側燃焼器環状通路688内へと送る。
下側燃焼器環状通路688と内側キャップ環状通路684は一緒になって、ディフューザ690からキャップアセンブリ650へと至る内側流路を画定する。この内側流路は、ディフューザ690からインピンジメント部692を通って燃焼室674の長さに沿ってキャップアセンブリ650内へ、そして燃料ノズルを介して燃焼室674内へと延在する。このように、PCD空気は、ディフューザ690から間接的な経路を辿ってキャップアセンブリ650に到達する。具体的には、PCD空気は、トランジションダクト694又は内筒672に衝突して燃焼室674に沿って移動して冷却を行った後、キャップアセンブリ650に流入し、この空気が燃料ノズル内で混合されて燃焼室674内に噴射され、燃焼が行われる。この間接的な経路により、PCD空気は、キャップアセンブリ650に到達する前に圧力損失を生じる。
外側キャップ環状通路682は、ディフューザ690からキャップアセンブリ650へと至る外側流路を画定する。外側キャップ環状通路682は、圧縮機吐出ケース654の開口を介してディフューザ690と直接的に流体連通している。外側キャップ環状通路682は、交差管696を介してキャップチャンバ680とも直接的に流体連通している。外側流路は、ディフューザからキャップアセンブリ650内へ、そして交差管696を通ってキャップチャンバ680内へと延在する。このように、外側流路に沿って移動するPCD空気は、ディフューザ690から直接的な経路を辿ってキャップアセンブリ650に到達する。この直接的な経路により、キャップアセンブリ650まで外側流路に沿って移動する空気に生じる圧力損失は、内側流路に沿って移動する空気に比べてかなり小さくなる。例えば、ディフューザ690が約250psiaの空気を供給する場合、外側流路に沿って移動する空気は約249psiaでキャップアセンブリ650に到達する一方で、内側流路に沿って移動する空気は約240〜247psiaでキャップアセンブリに到達する。
実施形態において、外側流路に沿って移動する空気は、キャップアセンブリ650の各部を冷却する。例えば、空気は、キャップチャンバ680に流入してキャップチャンバ680の各部を冷却する。一部の実施形態において、この空気は、端面666の冷却に用いられる。端面666が冷却されると、空気は、燃焼室674内へと進んで燃焼プロセスに関与する。端面666の構成は、冷却モードに影響を与える。例えば、端面666は、インピンジメント冷却により冷却されるインピンジメント板である。端面666は、また、噴流冷却により冷却される噴流板であってもよい。端面666は、燃焼室674内で端面666の表面上に空気の膜を形成するフィルム冷却用に構成されてもよい。これらの冷却モードの組み合せも可能である。例えば、端面666には、間隙により分離されるインピンジメント板及び噴流板が含まれる。この噴流板は、燃焼室674に露出しており、燃焼室674内で空気の膜が形成されるように角度付けされた噴流穴を有する。こうした実施形態において、端面666を、インピンジメント冷却、噴流冷却、及びフィルム冷却の組み合わせによって冷却してもよい。キャップアセンブリ650内へと送られる空気で、交差管696、前面668、外側及び内側壁部662、664等の、キャップアセンブリ650のその他の部分も冷却できる。
外側流路は、比較的高圧の空気をキャップアセンブリ650に供給して冷却を行うので、キャップアセンブリ650がより効率的に冷却される。冷却が促進されることにより、キャップアセンブリ650の耐久性が向上して、その運用寿命が長くなる。また、燃焼器600をより高温で運転できる。また、キャップアセンブリ650の冷却に必要な空気の量が減少する。このため、燃料ノズルを介して端面666を通過する空気とは対照的に、燃焼室674内で比較的小さい割合の空気が、端面666を通過して冷却を行う空気になる。よって、燃焼室674内では、比較的大きい割合の空気が燃料と予混合されるので、NOxの生成が減少する。また、端面666を介してより高圧の空気を供給することにより、ダイナミクス障壁を改善できる。具体的には、火炎の不安定性により燃焼室674内で動圧力波が発生した際に、この動圧力波が端面666を介した冷却用空気の通過を妨害又は阻止する可能性が比較的低くなる。冷却用空気の高圧化により、空気が端面666を通り続けるので、熱応力又は熱的破損が防止される。
なお、外側流路に沿ってキャップアセンブリ650内へと移動する比較的高圧の空気を、その他の目的にも利用できる。この空気を、冷却又はその他の目的のために、その他の構造へと導くことができる。この空気をキャップチャンバ680内に導かない実施形態では、交差管696を従来のブラケットに置き換えてもよい。しかし、交差管696を含めることにより、ブラケットに付随する製造上及び修理上の問題は軽減される。
実施形態において、高圧空気を用いて燃料ノズル内への空気流の均一性を高めることができる。例えば、前面668は、空気をキャップチャンバ680から燃料ノズルの方へと導く空気分配穴698を有する。空気分配穴698は、供給不足の燃料ノズルに空気が供給されて燃料ノズル内への空気流がより均一になるように、寸法決め及び位置決めされる。図示の便宜上、1つの空気分配穴698のみを示すが、いかなる個数又は配置を用いてもよい。
実施形態において、交差管696は1つ以上の通路穴699を有する。通路穴699は、交差管696の壁部を貫通して形成されている。通路穴699によって、高圧空気が交差管696の内部通路から通路穴699を介して内側キャップ環状通路684内へと漏出する。漏出した空気は、交差管696背後の後流領域を満たすので、圧力損失が小さくなり、流れの均一性が高まる。
実施形態において、PCD空気の圧力を維持するために、外側流路を少なくとも部分的に密封する。例えば、環状壁部及び外側壁部656、662を接続点653、678で密封して、内側環状通路684への接合部での空気損失を制限又は防止する。外側及び内側壁部662、664を交差管696において密封して、壁部の開口を介した漏出を制限又は防止する。外側及び内側壁部662、664を実質的に連続状又は無穴として、外側及び内側環状通路682、684間での漏出を制限又は防止する。キャップチャンバ680も、端面及び前面と内側壁部664との界面又は燃料ノズルを受け入れる開口の周り等において、密封される。これらの密封のいずれの組み合わせを用いても、外側流路内の高圧空気の圧力損失を低減できる。
なお、上述の実施形態は、燃焼器のヘッド端部に高圧空気又はPCD空気を供給するシステムの一例にすぎない。その他の実施形態も本開示の範囲内に含まれるものとする。例えば、このシステムを、図1に示す燃焼器100のような、従来式のキャップアセンブリを有する燃焼器用に設計できる。このような実施形態において、キャップアセンブリは、内側及び外側壁部間にブラケットの代わりに交差管を有してもよい。また、キャップ及びフロースリーブフランジは、交差管をディフューザと直接的に流体連通させる穴を有してもよい。このシステムを、外側壁部を密封すること等により密封してもよい。キャップアセンブリの内側壁部は、環状通路からキャップチャンバ内に空気を分流させる、別法における開口を有さなくてもよい。一部の実施形態では、燃焼器100に、この燃焼器のヘッド端部に高圧空気又はPCD空気を供給するためのシステムを後付けする。
また別の実施形態においては、ディフューザからキャップチャンバまで、管又は導管を延在させる。この管は、PCD空気を直接、ディフューザからキャップチャンバに送給する。こうした実施形態において、キャップアセンブリの内側壁部を、PCD空気が環状通路内へと後方に漏出しないように、実質的に連続状又は無穴としてもよい。
図8は、燃焼器キャップアセンブリを冷却する方法600の実施形態を示すブロック図である。ブロック802において、直接的な流路をPCD空気源と燃焼器キャップアセンブリとの間に画定する。ブロック804において、この直接的な流路を少なくとも部分的に密封する。
本明細書では、最適な態様を含めた例を用いて本発明を開示しており、これによって、当業者は、あらゆる装置又はシステムの作製及び使用、並びにあらゆる付随の方法の実行も含めて、本発明を実施することができる。本発明の特許請求の範囲は請求項に明示されており、特許請求の範囲には当業者に想到可能なその他の例も含まれる。このようなその他の例は、請求項の文言と相違ない構成要素を含む場合、又は、請求項の文言と実質的に変わらない等価の構成要素を含む場合、特許請求の範囲に含まれるものとする。
100 燃焼器
102 内筒
104 燃焼室
106 内筒キャップアセンブリ
108 トランジションダクト
110 環状通路
112 環状フロースリーブ
114 燃料ノズル
116 端部カバー
118 前部ケース
120 後部ケース
122 圧縮機吐出ケース
124 外側壁部
126 内側壁部
128 端面
132 キャップチャンバ
134 開口
136 ブラケット
400 内筒キャップアセンブリ
440 外側壁部又は外側フロースリーブ
442 内側壁部又は内側フロースリーブ
444 端面
446 前面
450 交差管
452 開口
466 端面
600 燃焼器
650 内筒キャップアセンブリ
652 前部ケース
653 後部フランジ/CDC界面
654 圧縮機吐出ケース
656 環状壁部
660 フランジ
662 外側壁部
664 内側壁部
666 端面
668 前面
670 端部カバー
672 内筒
674 燃焼室
678 接続点
680 キャップチャンバ
682 環状通路
684 内側キャップ環状通路
686 燃焼器フロースリーブ
688 下側燃焼器環状通路
690 ディフューザ
692 インピンジメント部
696 交差管
698 分配穴
699 通路穴

Claims (7)

  1. 中間の下側燃焼器環状通路(688)を経由して燃焼器キャップアセンブリ(650)とディフューザ(690)とが間接的に流体連通している第1の流路と、
    前記燃焼器キャップアセンブリ(650)と前記ディフューザ(690)とが直接流体連通している第2の流路と
    を有する燃焼器(600)であって、前記燃焼器キャップアセンブリ(650)が、外側壁部(662)と、前記外側壁部(662)から内方へ離間して内側キャップ環状通路(684)を画定する内側壁部(664)と、前記外側壁部(662)と前記内側壁部(664)との間に延在して前記内側キャップ環状通路(684)を通る流路を与える複数の交差管(696)と、
    前記内側壁部(664)で囲まれた内部構造体を貫通して形成された複数の燃料ノズル用開口と
    を有している、燃焼器(600)。
  2. 前記第2の流路が、前記第1の流路への漏出を制限するために少なくとも部分的に密封されている、請求項1に記載の燃焼器(600)。
  3. 前記外側壁部(662)及び内側壁部(664)が、前記交差管(696)に位置合わせされた開口を除いて、実質的に連続状且つ無穴である、請求項1又は請求項2に記載の燃焼器(600)。
  4. 前記内側キャップ環状通路(684)が前記下側燃焼器環状通路(688)に接続していて、前記第1の流路の少なくとも一部分を画定する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃焼器(600)。
  5. 圧縮機吐出ケース(654)と、
    環状壁部(656)を含む前部ケース(652)とを更に有する、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃焼器(600)。
  6. 前記燃焼器キャップアセンブリ(650)の前記外側壁部(662)が前記前部ケース(652)の前記環状壁部(656)から内方へ離間して外側キャップ環状通路(682)を画定するように、前記燃焼器キャップアセンブリ(650)が前記燃焼器(600)に取り付けられている、請求項に記載の燃焼器(600)。
  7. 前記内部構造体が端面(666)及び前面(668)を含んでいて、前記端面(666)及び前面(668)が前記内側壁部(664)と共にキャップチャンバ(680)を画定する、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃焼器(600)。
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