JP6506503B2 - 燃焼器に燃料を供給するためのシステム - Google Patents

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    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones

Description

本発明は、全体的に、ガスタービンの燃焼器に関する。より具体的には、本発明は、燃焼器内に定められた二次燃焼ゾーンに燃料を供給するシステムに関する。
発電用に使用される典型的なガスタービンは、前方に軸流圧縮機と、圧縮機から下流側に1つ又はそれ以上の燃焼器と、後方にタービンとを含む。周囲空気を圧縮機に供給することができ、圧縮機内の回転ブレード及び固定ベーンは、作動流体(空気)に運動エネルギーを漸次的に加え、高エネルギー状態の加圧作動流体を生成する。加圧作動流体は、圧縮機から出て、燃焼器のヘッド端部に向かって流れ、ここで端部カバーにて方向を反転し、1つ又はそれ以上のノズルを通って、各燃焼器の燃焼室内に定められる一次燃焼ゾーンに流入する。加圧作動流体は、1つ又はそれ以上の燃料ノズル及び/又は燃焼室内で燃料と混合して点火し、高温高圧の燃焼ガスを発生する。燃焼ガスは、タービンにおいて膨張して仕事を生成する。例えば、燃焼ガスの膨張は、発電機に接続されたシャフトを回転させて、電気を生成する。
典型的な燃焼器は、圧縮機吐出ケーシングに結合された端部カバーと、該圧縮機吐出ケーシング内に半径方向及び軸方向に延びる環状キャップ組立体と、キャップ組立体から下流側に延びる環状燃焼ライナと、燃焼ライナと固定ノズルの第1段との間に延びる環状移行ダクトを有する移行要素と、を含む。固定ノズルは、タービンセクションへの入口にほぼ隣接して位置付けられる。
特定の燃焼器設計において、1つ又はそれ以上のLLI噴射装置は、遅延希薄噴射装置としても知られ、燃料ノズル及び/又は1次燃焼ゾーンから下流側の燃焼ライナの周りに円周方向に配列され、又は燃焼ライナに装着される。種々の流体導管及び流体カップリングが、圧縮機吐出ケーシング内に延びて、燃料を燃料源からLLI噴射装置に送る。圧縮機から流出する加圧作動流体の一部は、
LLI噴射装置を通じて送られ、燃料と混合して希薄燃料空気混合気を生成する。次いで、希薄燃料空気混合気は、2次燃焼ゾーンでの追加燃焼のために燃焼室に噴射され、燃焼器の燃焼ガス温度及び熱力学効率を向上させることができる。遅延希薄噴射装置は、窒素酸化物(NOx)のような望ましくないエミッション生成の対応する増加をもたらすことなく、高い燃焼ガス温度に効果的である。遅延希薄噴射装置は、ガスタービンのベース負荷及び/又はターンダウン作動中のNOx低減に特に有利である。
ガスタービンの圧縮機吐出ケーシングのようなスペースが制限される環境への遅延希薄噴射機械設備を有する燃焼器の設置及び/又はそこからの取り外しは、一つには、現行の多くのガスタービンエンジン設計の占有面積が減少し続けていることに起因して、次第に困難になってきている。例えば、様々な流体カップリング、流体導管及び/又はLLI噴射装置へのアクセスが制限される場合がある。加えて、ガスタービンに装着されている間に燃焼器に対する様々な遅延希薄燃焼構成要素の組立又は分解に要する貴重な工数は、遅延希薄噴射機械設備の適正な設置及び取り外しに関連する問題に起因して、過剰なものとなる可能性がある。従って、燃焼器の組立時間及び複雑さを低減した、燃焼器に燃料を供給するシステムが有用となる。
米国特許第8,171,738号明細書
本発明の態様及び利点は、以下の説明において部分的に記載され、又は、本説明から明らかになることができ、或いは、本発明を実施することによって理解することができる。
本発明の1つの実施形態は、ガスタービンの燃焼器に燃料を提供するシステムである。本システムは、燃料プレナムを少なくとも部分的に定める環状燃料分配マニホルドを含む。燃料分配マニホルドは、後方端部から軸方向に分離された前方端部と、前方端部の周りに半径方向外向き及び円周方向に延びるフランジと、フランジから下流側に延びる環状支持リングと、を含む。LLI噴射組立体は、燃料分配マニホルドから下流側に延びる。LLI噴射組立体は、燃焼器内に一次燃焼ゾーン及び二次燃焼ゾーンを少なくとも部分的に定める単一構造ライナを含む。LLI噴射装置は、単一構造ライナを通って実質的に半径方向に延び、単一構造ライナを通って燃焼器の二次燃焼ゾーンに流体連通を提供する。プレナムと流体連通した流体導管は、LLI噴射装置及び燃料分配マニホルドの間に延びる。
当業者であれば、本明細書を精査するとこのような実施形態の特徴及び態様、並びにその他がより理解されるであろう。
添付図の参照を含む本明細書の残りの部分において、当業者に対してなしたその最良の形態を含む本発明の完全且つ有効な開示をより詳細に説明する。
本発明の範囲内の例示的なガスタービンの機能ブロック図。 本発明の種々の実施形態を含むことができる、例示的な燃焼器を含む例示的なガスタービンの一部の側断面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図2に示すガスタービンの燃焼器に燃料を提供するシステムの斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図3に示すシステムの分解斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図4に示すシステムの下流側断面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、オリフィスインサートのペアを含む、システムの一部の拡大断面図。 図4に示すシステムの単一構造ライナ部の上面図。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、図7に示す単一構造ライナの断面斜視図。 本発明の種々の実施形態による、単一構造ライナの円錐部、LLI噴射部、及び移行部にわたる軸方向流れ長さに対する、図8に示す単一構造ライナの断面流れ面積の正規化グラフ。 本発明の種々の実施形態による、図8に示す断面流れ面積に関連する軸方向流れ長さに対する単一構造ライナを通る流速の正規化グラフ。 本発明の1つの実施形態による、図4に示すシステムの後方フレーム部分の拡大斜視図。 本発明の1つの実施形態による、図11に示す後方フレームの一部の拡大後方図。 本発明の1つの実施形態による、図11に示す後方フレームの側面図。 本発明の1つの実施形態による、図11に示す後方フレームの側面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図11に示す2つの隣接する後方フレームの後方図。 本発明の1つの実施形態による、図3に示すシステムの側断面図。 本発明の1つの実施形態による、図3に示すシステムの一部の拡大断面図。 本発明の1つの実施形態による、図3に示すシステムの斜視図。 本発明の1つの実施形態による、図18に示すシステムの一部の側断面図。 本発明の1つの実施形態による、図18に示す外側空気シールド及び流量調節スリーブの一部の側面図。 本発明の1つの実施形態による、システムの斜視図。 本発明の1つの実施形態による、 本発明の1つの実施形態による、図22に示す側空気シールド及び流量調節スリーブの一部の側面図。
ここで、その1つ又はそれ以上の実施例が添付図面に例示されている本発明の実施形態について詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴部を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様の又は類似した要素を示すために、図面及び説明において同様の又は類似した表示を使用している。本明細書で使用される用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために同義的に用いることができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することを意図したものではない。用語「上流側」及び「下流側」は、流体経路における流体流に対する相対的方向を指す。例えば、「上流側」は、流体がそこから流れる方向を指し、「下流側」は、流体がそこへ流れ込む方向を指す。用語「軸方向」とは、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に垂直な相対方向を指し、用語「半径方向」とは、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に平行な相対方向を指す。
各実施例は、本発明の限定ではなく、例証として提供される。実際に、本発明の範囲又は技術的思想から逸脱することなく、種々の修正形態及び変形形態を本発明において実施できることは、当業者であれば理解されるであろう。例えば、1つの実施形態の一部として例示され又は説明される特徴は、別の実施形態と共に使用して更に別の実施形態を得ることができる。従って、本発明は、そのような修正及び変形を特許請求の範囲及びその均等物の技術的範囲内に属するものとして保護することを意図している。本発明の例示的な実施形態を例証の目的でガスタービンに組み込まれた燃焼器の関連において一般的に説明するが、当業者であれば、本発明の実施形態が、特許請求の範囲に特に記載されない限り、あらゆるターボ機械に組み込まれたあらゆる燃焼器に適用することができ、ガスタービン燃焼器に限定されるものではない点は容易に理解されるであろう。
次に、複数の図面を通じて同じ参照符号が同じ要素を示す図面を参照すると、図1は、本発明の種々の実施形態を組み込むことができる、例示的なガスタービン10の機能ブロック図を示す。図示のように、ガスタービン10は、一般に、一連のフィルタ、冷却コイル、湿分分離器、及び/又はガスタービン10に流入する作動流体(例えば、空気)14を精製して他の方法で調整する他の装置を含むことができる入口セクション12を含む。作動流体14は、圧縮機セクションに流れ、ここで圧縮機16が作動流体14に運動エネルギーを漸次的に加え、高エネルギー状態の加圧作動流体を生成する。
加圧作動流体18は、燃料供給部22からの燃料20と混合され、1つ又はそれ以上の燃焼器24内で可燃性混合気を形成する。可燃性混合気が燃焼して、高温高圧の燃焼ガス26を生成する。燃焼ガス26は、タービンセクションのタービン28を通って流れ、仕事を生成する。例えば、タービン28は、シャフト30に接続され、タービン28の回転により圧縮機16を駆動して加圧作動流体18を生成するようにすることができる。代替として、又はこれに加えて、シャフト30は、発電を行うためにタービン28を発電機32に接続することができる。タービン28からの排気ガス34は、タービン28から下流側の排気スタック38に該タービン28を接続する排気セクション36を通って流れる。排気セクション36は、例えば、大気に放出する前に排気ガス34を清浄化して追加の熱を抽出するための熱回収蒸気発生器(図示せず)を含むことができる。
図2は、本開示の種々の実施形態を含むことができる例示的な燃焼器50を備えた例示的なガスタービン10の一部の側断面図を示す。図示のように、燃焼器50は、圧縮機吐出ケーシング及び/又は外側タービンケーシングなどの少なくとも1つの外側ケーシング52によって少なくとも部分的に囲まれる。外側ケーシング52は、圧縮機16と流体連通し、燃焼器50の少なくとも一部を囲む高圧プレナム54を少なくとも部分的に定める。端部カバー56は、燃焼器50の一端部にて外側ケーシング52に結合される。燃焼器50は一般に、端部カバー56から下流側に延びる少なくとも1つの軸方向に延びた燃料ノズル58と、端部カバー56から下流側の外側ケーシング52内で半径方向及び軸方向に延びる環状キャップ組立体60とを含む。
外側ケーシングは一般に、燃焼器50を設置するための少なくとも1つの開口62を含む。1つの実施形態において、アクセス又はアーム経路64が外側ケーシング52を通って延びて、外側ケーシング52の外部から燃焼器50の少なくとも一部へのアクセスを提供する。1つの実施形態において、ガスタービン10は、タービン28への入口68を少なくとも部分的に定める固定タービンノズル66の段を含む。タービン28は、該タービン28内でシャフト30(図1)に結合されるタービンロータブレード72の種々の段を円周方向に囲む内側ケーシング70を含む。特定の実施形態において、固定タービンノズル66は、内側ケーシング70に接続される。別の実施形態において、固定ノズル66はまた、内側支持リング74に結合される。
種々の実施形態において、図2に示すように、燃焼器50は、該燃焼器50内の2次燃焼ゾーンに燃料を供給するシステム(本明細書では「システム100」と呼ばれる)を含む。図3は、特定の実施形態によるシステム100の組み立て図を示し、図4は、図3に示すシステム100の分解図を示す。図3に示すように、システムは一般に、上流側又は前方端部102と、下流側又は後方端部104とを含む。前方端部102は、システム100の軸方向中心線106に対して後方端部104から軸方向に分離される。図3に示すように、システム100は、予組立又は少なくとも部分的に予組立された燃焼モジュール108として提供され、これにより既存の燃焼器構成に優る様々な利点をもたらすことができる。例えば、現場での組立及び分解に関連する工数を大幅に低減することができる。加えて、又は代替として、臨界燃料接続のリークチェックは、システム100の設置前に完了させ、これにより燃焼器50の全体の安全性及び/又は信頼性を改善することができる。
特定の実施形態において、図4に示すように、燃焼モジュール100は、前方端部102から後方端部206に向かって下流側に延びる環状燃料分配マニホルド110と、燃料分配マニホルド110から下流側に延びて後方端部206にて終端するLLI噴射組立体112と、燃料分配マニホルド110をLLI噴射組立体112に流体結合及び/又は接続する少なくとも1つの流体導管114と、を含む。図2に示すように、燃料分配マニホルド110は、燃焼器50に設置されたときにキャップ組立体60の一部を少なくとも部分的に囲むことができる。種々の実施形態において、図3に示すように、流体導管114は、燃料分配マニホルド110と、LLI噴射組立体112の遅延希薄噴射装置のようなLLI噴射装置116との間を流体連通する。1つの実施形態において、流体導管114は一般に蛇行形状である。蛇行形状の流体導管114は、外側ケーシング52及び/又は燃焼器50がガスタービン10の始動、シャットダウン及び/又はターンダウン作動中などの様々な熱的過渡状態を移行しているときに、燃料分配マニホルド110とLLI噴射組立体112との間の相対移動を可能にする。加えて、蛇行形状の流体導管114は、燃料接続ポート118(図3及び4)及び/又はLLI噴射装置116での負荷応力を低減し、これによりシステム100の信頼性及び/又は燃焼器50の全体性能を改善することができる。
特定の実施形態において、図4に示すように、フランジ120は、燃料分配マニホルド110の上流側端部122から半径方向外向きに及びその周りに円周方向に延びる。燃料分配キャップ124は、フランジ120の外側表面126から外向きに延びる。外側表面126は、フランジ120の周りに円周方向に延びる。環状支持スリーブ又はリング128は、フランジ120の上流側端部122から燃料分配マニホルド110の下流側端部130に向けて下流側に延びる。支持リング128は一般に、外側表面134から半径方向に分離された内側表面132を含む。フラシールのような圧縮バネシール136を内側表面132に沿って配置することができる。
特定の実施形態において、図4に示すように、燃料分配キャップ124は、フランジ120の外側表面126にわたって部分的に延びる。例えば、燃料分配キャップ124は一般に、フランジ120の外側表面126の一部にわたって軸方向及び円周方向に、並びにフランジ120の外側表面126から外向きに延びる。燃料分配キャップ124は、溶接、ろう付け、或いは、燃料分配マニホルド110の動作環境に好適な当該技術分野で公知の他の何れかの機械的手段によってフランジ120に接続することができる。
図5は、本発明の1つの実施形態による、燃料分配キャップ124を含む燃料分配マニホルド110の下流側断面図を示し、図6は、本発明の1つの実施形態による、図5に示した燃料分配キャップ124の一部を含む燃料分配マニホルド110の一部の拡大図を示す。図5に示すように、一次燃料プレナム138は、フランジ120内で円周方向に延びる。一次燃料プレナム138は、フランジ120内に鋳造することができ、及び/又はフランジ120内に機械加工することができる。複数のボルト孔140が、フランジ120を通って軸方向に延びる。ボルト孔140は、一般に、フランジ120の周りに円周方向に均等に間隔を置いて配置され、図2に示すように燃焼器50内に設置されたときにフランジ120の周囲の周りに均等な予荷重を与える。
図5及び6に示すように、少なくとも2つのオリフィス142がフランジ120の外側表面126を貫通して延び、一次燃料プレナム138内への流体連通をもたらす。図5に示すように、各オリフィス142は、フランジ120の外側表面126にほぼ隣接する入口144と、一次燃料プレナム138にほぼ隣接し且つ流体連通した出口146とを含む。各オリフィス142は、入口132と出口134との間に延びる内側表面148を含む。オリフィス142を少なくとも2つ有することにより、ボルト孔140間の円周方向スペースをオフセットさせることなく、単一のオリフィスと比べて追加の燃料入口領域を設けることができる。燃料が一次燃料プレナム138に流入するときに生じる燃料速度を低下させることができ、これにより一次燃料プレナム138内で燃料分布がより均一になる。加えて、1つの大きなオリフィスではなく、少なくとも2つのオリフィス142を有することにより、各オリフィス142間の壁厚及び対応するボルト孔140が最適化され、これによりフランジ120の耐久性が強化され、より薄いフランジ120が可能となり、重量及びコストが低減される。加えて、少なくとも2つのオリフィス142を有することにより、各ボルト孔140での均等な予荷重がフランジ120の周りに配置され、これにより外側ケーシング52(図2)とフランジ120との間に均一/堅牢なシールを提供しながら、一次燃料プレナム138内への燃料20の十分な質量流量が維持される。
1つの実施形態において、図6に示すように、少なくとも2つのオリフィス142は、フランジ120の外側表面126を通って半径方向に延びて、一次燃料プレナム138に流体連通を提供する第1のオリフィス152及び第2のオリフィス154を含む。第1のオリフィス152及び第2のオリフィス154の両方は、複数のボルト孔140の各々の間の共通の円周方向スペースを遮ることなく、2つの隣接するボルト孔140の間に延びる。1つの実施形態において、第1及び第2のオリフィス152、154の各々は、オリフィスインサート156を含む。各オリフィスインサート156は、各対応するオリフィス152、154内に同軸又は同心状に整列される。オリフィスインサート156は、一次燃料プレナム138内に流れる燃料の所望の流量を達成するように、同じ又は異なるサイズ及び/又は形状にすることができる。
1つの実施形態において、図6に示すように、各オリフィスインサート156は、リブ156又は他の分離特徴要素を含む。リブ158は一般に、オリフィスインサート156を対応するオリフィス152、154内に同心及び/又は同軸状に位置付ける。リブ158はまた、オリフィスインサート156と対応するオリフィス152、154との間に断熱ギャップ160を提供し、これにより対応するオリフィスインサート152、154を通って一次燃料プレナム138に流れる燃料によって引き起こされるフランジ120の伝導冷却を軽減する。結果として、燃料とフランジ120との間の熱勾配に関連する熱応力を低下させることができ、燃料分配マニホルド110の全体の耐久性が向上する。
特定の実施形態において、図5及び6に示すように、燃料分配キャップ124は、フランジ120の外側表面126の一部にわたって延び又は広がり、燃料分配プレナム162を形成する。燃料分配キャップ124は一般に、オリフィス142の各々の入口144にわたって延び、燃料分配プレナム162とオリフィス142の各々の入口144との間に流体連通を提供する。燃料分配キャップ124を広げることにより、各オリフィス142に送給される前に、燃料20の圧力水頭が少なくとも部分的に安定化される。結果として、燃料20の流速は、燃料が一次燃料プレナム138内に流れるときに各オリフィス142間に燃料20を均一に分配するように調節され、これにより燃料分配マニホルド110の全体性能を向上させることができる。特定の実施形態において、燃料分配キャップ124は、燃料源(図2)と燃料分配プレナム162(図5及び6)との間の流体連通を提供する入口ポート164を含む。
1つの実施形態において、図6に示すように、燃料分配キャップ124は、燃料分配プレナム162を部分的に定めるフロア部分166を備える。フロア部分は、対応するオリフィス142及び/又はオリフィスインサート156と同軸状に整列された少なくとも1つの出口167を定める。燃料分配キャップ124のフロア部分166とフランジの外側表面126との間に断熱ギャップ168が定められる。作動時には、フランジ120は、一般に、燃料分配キャップ124内及びオリフィス142内に流れる燃料20よりも遙かに高温である。断熱ギャップ168は、燃料20とフランジ120の外側表面126との間の断熱境界を提供し、これにより、燃料分配キャップ124の周り及びフランジ120の外側表面126に沿った熱応力を低減する。結果として、燃料分配マニホルド110の全体の耐久性を向上させることができる。
再度、図4を参照すると、LLI噴射組立体112は一般に、燃料分配マニホルド110とシステム100の後方端部206との間に延びる単一構造ライナ200を含む。図7は、種々の実施形態による、図4に示す単一構造ライナの上面図を示す。図8は、図7に示す単一構造ライナの側断面図を示す。図7及び8に示すように、単一構造ライナ200は一般に、ほぼ環状形状を有する本体202を含む。
図7及び8に示すように、本体202は、単一構造ライナ200の軸方向中心線208に対して後方端部206から軸方向に分離された前方端部204を有する。本体202は、前方端部204から後方端部206に連続して延び、これによりこれまで従来の燃焼設計において必要とされた別個の燃焼ライナ及び移行ダクトの必要性が排除される。特定の実施形態において、本体202は、円錐部210、該円錐部210から下流側に延びるLLI噴射部212、及びLLI噴射部212から下流側に延びる移行部214を含む。特定の実施形態において、単一構造ライナ200は更に、前方端部204から上流側に延びる支持部分216を含む。単一構造ライナ200は、単一構成要素として鋳造することができ、又は、燃焼器を通る連続した高温ガス経路を形成するように接続される個別の構成要素から形成することができる。
図2及び図8に示すように、単一構造ライナ200は一般に、前方端部204から下流側にあり且つ円錐部210内に全体的に定められる一次燃焼ゾーン218と、該一次燃焼ゾーン218から下流側で且つ後方端部206から上流側に配置される二次燃焼ゾーン220とを定める。二次燃焼ゾーン220は、LLI噴射部212内に少なくとも部分的に定められる。
円錐部210は、前方端部204とLLI噴射部212との間に延び、移行部214は、LLI噴射部212から下流側に延びて、後方端部206にほぼ隣接して終端する。LLI噴射部212は、概して、二次燃焼ゾーン220の少なくとも一部にわたって延びる。円錐部210は、概して、軸方向中心線208に垂直な平面に対して実質的に円形の断面を有する。LLI噴射部212は、軸方向中心線208に垂直な平面に対して実質的に円形の断面及び/又は実質的に非円形の断面を有することができる。図7に示すように、移行部214は、軸方向中心線208に垂直な平面に対して実質的に非円形の断面を有する。
特定の実施形態において、図7及び8に示すように、1つ又はそれ以上のLLI噴射部の開口222は、前方端部204から下流側且つ後方端部206から上流側で本体202を貫通して延びる。LLI噴射部の開口222は、本体202のLLI噴射部212内に配置される。LLI噴射部の開口222は、本体202を通って、該本体202内に少なくとも部分的に定められる高温ガス経路内への流体連通を提供する。特定の実施形態において、図2に示すように、LLI噴射装置116の各々は、対応する1つのLLI噴射部開口222を通って少なくとも部分的に延びる。
少なくとも1つの実施形態において、図8に示すように、軸方向流れ長さ226は、軸方向中心線208に沿って定められる。軸方向流れ長さ226は、前方端部204と後方端部206との間で本体202を通って延びる。特定の実施形態において、LLI噴射部開口222は、概して、軸方向流れ長さ226に沿った交点228を定め、ここで円錐部210とLLI噴射部212が交差する。交点228は、LLI噴射部開口222に隣接して又は上流側に定めることができる。一般に、別の交点230が軸方向流れ長さ226に沿って定められ、ここでLLI噴射部212と移行部214が交差する。この交点230は、一般に、軸方向流れ長さ226に沿った位置に定められ、ここで本体202は、LLI噴射部開口222から下流側で実質的に円形断面から実質的に非円形断面に移行する。
交点228及び230は、一般に、軸方向中心線208に実質的に垂直な平面内に定められる。交点228及び230は、単一構造ライナ200の直径、単一構造ライナ200を通る望ましい又は所要の質量流量、単一構造ライナ200内の作動温度、単一構造ライナ200の温度プロファイル、及び/又はLLI噴射部開口222の位置決めなどの要因に応じて、図8に示す図示の位置から上流側又は下流側にシフトすることができる。
図8に示すように、本体202は断面流れ面積232を定める。断面流れ面積232は、一般に、軸方向中心線208に垂直に延びる平面に対して定められる。断面流れ面積232は、軸方向流れ長さ226の何れかの部分に沿って増大、減少、又は一定に維持することができる。本体202の断面流れ面積232のサイズは一般に、該本体202を通って流れる燃焼ガス26(図2)の流速に影響を及ぼす。
図9は、単一構造ライナ200の本体202の円錐部210、LLI噴射部212、及び移行部214にわたる軸方向流れ長さ226に対する断面流れ面積232の正規化グラフ300を示す。線304で示されるように、断面流れ面積232は一般に、前方端部204での最大断面流れ面積232から、本体202の円錐部210とLLI噴射部212との間に定められる交点228でのより小さい断面流れ面積232まで軸方向流れ長さ226に沿って減少する。線304はまた、典型的な従来のライナ(図示せず)の断面積を示している点は理解されたい。
特定の実施形態において、線306で示すように、断面流れ面積232は、LLI噴射部212にわたって軸方向流れ長さ226に沿って増大、一定に維持、及び/又は減少することができる。特定の実施形態において、線308、310、及び312で示すように、断面流れ面積232は、交点230から下流側に定められる軸方向流れ長さ226の少なくとも一部に沿って増大する。対照的に、線314で示されるように、従来のライナの断面流れ面積232は、LLI噴射部212及び移行部214を通って減少し続ける。
1つの実施形態において、線308で示すように、断面流れ面積232は、LLI噴射部212と後方端部206との間の交点230から下流側で実質的に連続的な割合で増大し続ける。別の実施形態において、断面流れ面積232は、交点230から下流側に定められる軸方向流れ長さ226の第1の部分316に沿って第1の増加の割合で連続的に増大し、次いで、第1の部分316から下流側に定められる軸方向流れ長さ226の第2の部分318に沿って第2の増加の割合で増大する。別の実施形態において、断面流れ面積232は、交点230から下流側に定められる軸方向流れ長さ226の第1の部分316に沿って増大し続け、次いで、第1の部分316から下流側に定められる軸方向流れ長さ226の第2の部分318に沿って減少する。
図10は、本体202の円錐部210、LLI噴射部212、及び移行部214並びに従来のライナ又はダクトを通る軸方向流れ長さ226に対する、従来のライナ又はダクトを含む単一構造ライナ200の本体202を通る燃焼ガス26(図2)の流速402の正規化グラフ400を示す。図9と図10との間で示されるように、線404は線304と関連し、線406は線306と関連し、線408は線308と関連し、線410は線310と関連し、線412は線312と関連し、線414は線314と関連し、線416は線316と関連し、線418は線318と関連している。
図9及び10、及び線304及び404に示すように、燃焼ガス26(図2)の流速は、円錐部210を通り軸方向流れ長さ226に沿って断面流れ面積232が減少するときに増大する。線306、314、及び406及び414で示されるように、本体202(図8)を通って高温ガス経路224(図8)に入る第2の可燃性混合気及び/又は加圧空気の追加の質量流量に起因して、流速は、LLI噴射部212内の軸方向流れ長さ226に沿って極めて高い割合で増大することになる。
流速の増大は一般に、移行部214において熱伝達係数の増大をもたらし、単一構造ライナ200の本体202及び/又は従来のライナ又はダクトの内部表面(図示せず)に対する高い熱応力のホットスポット又は領域を生じる結果となる。本発明の種々の実施形態において、図9において線308、310、312で示すように、LLI噴射部212にて又はその下流側での断面流れ面積232の増大は、図10において線410、412及び414で示すように、燃焼ガス26(図2)の流速402を減少させることになる。LLI噴射部212にて又はその下流側での単一構造ライナ200の本体202を通る流速402を維持又は低減することによって、本体202の熱伝達係数が大幅に低下し、これにより燃焼器の耐久性及び全体性能が改善される。
再度図4を参照すると、特定の実施形態において、後方フレーム250は、単一構造ライナ200の後方端部206を円周方向に囲む。図2に示すように、後方フレーム250は、外側ケーシング52に結合され、システム100の後方端部104に対する支持を提供する。取付ブラケット251は、後方フレーム250に結合することができる。取付ブラケット251は、システム100の軸方向中心線106(図3)に対して前方向及び/又は後方向に枢動することができる。このようにして、取付ブラケット251の位置又は向きは、公差累積問題に対処するため、及び/又は燃焼器50への設置の際にシステム100及び/又はLLI噴射組立体112を所定位置に案内するために、システム100の設置前及び/又は設置中に操作することができる。
図2に示すように、後方フレーム250は、外側ケーシング52に結合され、フランジ120は、外側ケーシング52の別の部分に結合される。この取付方式により、燃焼器50及び/又はガスタービン10が、始動、シャットダウン及び/又はターンダウン作動中などの様々な熱的過渡状態の間を移行しているときの燃料分配マニホルド110とLLI噴射組立体112との間の相対移動が生じる。結果として、取付ブラケット251は、燃料分配マニホルド110とLLI噴射組立体112との間の相対移動に対応するよう枢動できるようにすることができる。
特定の実施形態において、後方フレーム250は、外側部分254から半径方向に分離された内側部分252と、内側部分252と外側部分254との間に延びる対向する側部256のペアとを含む。図11は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、図4に示す後方フレーム250の対向する側部256のうちの1つの例示的な側部258の拡大斜視図を示す。図12は、図11に示す側部258の拡大後方図を示す。
図11に示すように、後方フレーム250は、側部258に沿って延びるサイドシールスロット260を含む。サイドシールスロット260は、後方フレーム250の内側部分252と外側部分254との間を少なくとも部分的に延びる。サイドシールスロット260は、概して、明確にするために1つの側部256に関して説明するが、後方フレーム250の対向する側部256の何れか又は両方が本明細書で記載されるサイドシールスロット260を含むことができる点は当業者であれば理解すべきである。
図11に示すように、サイドシールスロット260は、後方フレーム250の下流側壁部又は後方壁部262と上流側壁部又は前方壁部264との間で少なくとも部分的に定められる。上流側壁部264及び下流側壁部262は、側部258の内側表面266から外向き且つ実質的に垂直に延びる。上流側壁部264及び下流側壁部262は、後方フレーム250の内側部分252と外側部分254との間を少なくとも部分的に延びる。特定の実施形態において、下流側壁部262は、内側部分252から外側部分254に延びる。
1つの実施形態において、図11に示すように、上流側壁部264は、第1のセグメント268及び第2のセグメント270を含む。第1のセグメント268は、第1の側部258に沿って後方フレーム250の内側部分252から外側部分254に延びる。第2のセグメント270は、第1のセグメント268との交点272から後方フレーム250の外側部分254に向かって延びる。第1のセグメント268は、第1の外側表面274を定め、第2のセグメント270は、第2の外側表面276を定め、下流側壁部262は、第3の外側表面278を定める。
特定の実施形態において、図12に示すように、上流側壁部264の第1のセグメント268は、後方フレーム250の第1の側部106の内側表面266から外向きに第1の外向きの距離280を延びる。第1の外向きの距離は、内側表面266と第1のセグメント268の第1の外側表面274との間に定められる。第2のセグメント270は、内側表面266から外向きに第2の外向きの距離282を延びる。第2の外向きの距離282は、内側表面266と第2のセグメント270の第2の外側表面276との間に定められる。下流側壁部262は、後方フレーム250の内側表面266から外向きに第3の外向きの距離284を延びる。第3の外向きの距離284は、内側表面266と下流側壁部262の第3の外側表面278との間に定められる。第1の外向きの距離280、第2の外向きの距離282、及び第3の外向きの距離284の各々は、内側表面266に実質的に垂直な線に対して測定される。1つの実施形態において、第3の外向きの距離284は、上流側壁部264の第2のセグメント270の第2の外向きの距離282よりも大きい。
特定の実施形態において、図12に示すように、第1のセグメント268の第1の外向きの距離280は、第2のセグメント270の第2の外向きの距離282よりも大きく、これにより第1の外側表面274と第2の外側表面276との間で上流側壁部264の第1のセグメント268と第2のセグメント270の交点272にてステップ部286が定められる。結果として、第2のセグメント270は、後方フレーム250の側部258において、図11及び12に示すようにキー溝又はサイドシール案内特徴要素288を少なくとも部分的に定める。
図13、14、及び15は、図11及び12に示し且つ本明細書で記載されるサイドシール案内特徴要素288を利用して、サイドシール290をサイドシールスロット260に設置する1つの方法を示している。特定の実施形態において、図11及び12に示すように、ステップ部286は、サイドシール290の底部292(図13)を単一構造ライナ200の軸方向中心線208に対して実質的に軸方向及び/又は半径方向でサイドシールスロット260内に案内するよう構成することができる。例えば、図12に示すように、ステップ部286は面取りすることができる。これに加えて、又は代替として、ステップ部286は、燃焼器50内へのシステム100の設置中にサイドシール290の底部292をサイドシールスロット260内に案内するよう湾曲又は丸みを付けることができる。
図13に示すように、サイドシール290は、アーム経路64を通じてほぼ半径方向に挿入することができる。図14に示すように、サイドシール290は、該サイドシール290の上部294が外側ケーシング52からほぼ離れるように下げることができる。サイドシール290の底部292は、サイドシール案内特徴要素288とほぼ整列される。次いで、サイドシール290は、軸方向中心線208に対して軸方向でサイドシール案内特徴要素288内にサイドシールスロット260への下流側壁部262に向けて操作される。図15は、本明細書で記載される2つの隣接したサイドシールスロット260間に配置されるサイドシール290を備えた2つの隣接する後方フレーム250の後方図を示す。図15に示すように、サイドシール290は、サイドシールスロット260内に半径方向に挿入される。サイドシール案内特徴要素は、サイドシール290を曲げ及び/又は捩ることなく設置するために外側ケーシング52との間に必要な半径方向クリアランス296を低減する。結果として、設置中にサイドシール290に損傷を与える可能性が大幅に低減され、これによりサイドシール290の機械的寿命を延ばし、及び/又は高圧プレナム54と高温ガス経路224との間の加圧作動流体の漏洩を低減することができる。
再度図4を参照すると、特定の実施形態において、LLI組立体は更に、単一構造ライナ200を円周方向に囲む流れスリーブ500を含む。図16は、図2、3、及び4に示されるシステム100の側断面図を示す。図4及び16に示すように、流れスリーブ500は、前方端部502と、該前方端部502に近接して配置された外側前方部分504と、前方端部502から軸方向に分離された後方端部506とを含む。流れスリーブ500は、燃料分配マニホルド110と、単一構造ライナ200の本体202の後方フレーム250及び/又は後方端部206との間に連続的に延び、これにより追加のインピンジメントスリーブの必要性が排除される。流れスリーブ500の前方部分504は、外側係合面508を少なくとも部分的に定めることができる。特定の実施形態において、図4及び16に示すように、流れスリーブ500は、燃料分配マニホルド110と後方フレーム250との間に連続的に延びる。特定の実施形態において、図5に示すように、流れスリーブ500の前方部分504は、燃料分配マニホルド110の支持リング128内にほぼ同心状に位置付けられる。
図17は、図2に示すキャップ組立体60の一部及びシステム100の一部を含む、燃焼器50の一部の拡大図を示す。特定の実施形態において、図17に示すように、流れスリーブ500の前方部分504の外側係合面508は、支持リング128の内側表面132と滑動可能に係合される。このようにして、流れスリーブ500は、燃焼器24の作動中に燃料分配マニホルド110の支持リング128の内側側部132に沿って滑動又は並進することが可能になる。図17に更に示されるように、単一構造ライナ200の本体202の支持部分216は、キャップ組立体60の一部を少なくとも部分的に囲む。
特定の実施形態において、図17に示すように、圧縮又はバネシール136は、流れスリーブ500の前方部分504の外側係合面508と支持リング128の内側側部132との間で半径方向に延びる。特定の実施形態において、バネシール136は、支持リング128に接続することができる。代替形態において、バネシール136は、流れスリーブ500に接続することができる。バネシール136は、ガスタービン10の設置及び/又は作動中の流れスリーブ500に対する構造的支持を少なくとも部分的に提供すると同時に、始動、シャットダウン、及び/又はターンダウン作動中のようなガスタービン10の種々の作動モードの間の燃料分配マニホルド110とLLI噴射組立体112との間の軸方向移動を可能にする。
特定の実施形態において、図16に示すように、流れスリーブ500は、単一構造ライナ200から半径方向に分離され、これらの間に環状冷却流れ通路510を定めるようにする。冷却流れ通路510は、一般に、単一構造ライナ200の長さに沿って連続的に延びる。例えば、冷却流れ通路510は、後方フレーム250と、流れスリーブ500の前方端部502との間を連続的に延びる。
特定の実施形態において、図4に示すように、流れスリーブ500は、ガスタービン10の作動中に流れスリーブ500を通って冷却流れ通路510(図7)に流体連通を提供する複数の冷却又はインピンジメント孔512を含むことができる。少なくとも1つの実施形態において、図4に示すように、流れスリーブ500は、単一構造ライナ200の周りに少なくとも部分的に周囲に配置される2つの半環状流れスリーブセクション514を含む。図3に示すように、2つの半環状流れスリーブセクション514は、燃焼器50内でシステム100の動作環境に好適なボルト又は他のロック締結具のような複数の締結具516を用いて接合することができる。代替形態において、半環状流れスリーブセクション514は、燃焼器50内でシステム100の動作環境に好適な何らかの機械的手段によって溶接又は接合することができる。
1つの実施形態において、図16に示すように、流れスリーブ500は、後方フレーム250と、単一構造ライナ200の本体202の前方端部204との間でほぼ一定である半径方向距離518において単一構造ライナ200から半径方向に分離される。別の実施形態において、単一構造ライナ200と流れスリーブ500との間の半径方向距離518は、単一構造ライナ200の本体202に沿って/わたって変化する。例えば、半径方向距離518は、単一構造ライナ200の本体202の円錐部210、LLI噴射部212及び/又は移行部214にわたって増大及び/又は減少して、加圧作動流体18(図1)が冷却流れ通路510を流れるときに本体202上の特定の位置での加圧作動流体18の流量及び/又は流速を制御し、これにより冷却流れ通路510の特定の領域にける加圧作動流体18の冷却作用の局所的制御を強化することができる。
特定の実施形態において、流れスリーブ500は、円錐部210に対する第1の半径方向距離520及び移行部214に対する第2の半径方向距離522にて単一構造ライナ200の本体202から分離される。特定の実施形態において、第1の半径方向距離520は、円錐部210の少なくとも一部に沿って第2の半径方向距離522よりも大きく、これにより、単一構造ライナ200の本体202の移行部214での効果的なインピンジメント冷却を提供しながら、加圧作動流体18が高圧プレナム54(図2)から冷却孔512(図4)を通って冷却流れ通路510(図16)に且つ本体202に沿って流れるときに、加圧作動流体18の圧力低下を低減する。代替形態において、第2の半径方向距離522は、円錐部210にわたって冷却流れ通路510を通る加圧作動流体18の流速を制御するために、移行部214の少なくとも一部に沿って第1の半径方向距離520よりも大きくすることができる。
作動時には、上述し種々の図に示すように、圧縮機16からの加圧作動流体18の一部は、複数の冷却孔512を通って冷却流れ通路510に送られる。加圧作動流体18は、本体202の移行部214に集められ、移行部214に対しインピンジメント又はジェット冷却を提供する。流れスリーブ500と円錐部210及び/又は移行部214との間の半径方向距離518は、一定距離及び/又は変化する半径方向距離に設定されて冷却流れ通路510を通る加圧作動流体18の流量及び/又は流速を制御し、これにより単一構造ライナ200の本体202、詳細には遅延希薄噴射により生じる燃焼温度の上昇を引き起こすことにより形成されるホットスポットを効果的に冷却する。連続的に延びる流れスリーブ500は、現行の流れスリーブ組立体の従来の接続継手を排除する。結果として、冷却流れ通路510からの漏洩が低減又は排除され、これにより燃焼器50の全体効率を改善することができる。加えて、既存の流れスリーブ組立体の複数の構成要素を排除することにより、システム100の組立、分解、及び製造に伴う時間及びコストを低減することができる。
図17に更に示すように、単一構造ライナ200の本体202の支持部分216は、キャップ組立体60の一部を少なくとも部分的に囲むことができ、また、圧縮又はバネシール524は、キャップ組立体60と本体202との間に半径方向に延びることができる。これにより、単一構造ライナ200の半径方向支持を可能にしながら、ガスタービン10の作動中のLLI噴射組立体112と燃料分配マニホルド110との間の軸方向移動が可能になる。
再度、図4を参照すると、特定の実施形態において、システム100は、流れスリーブ500の少なくとも一部を少なくとも部分的に円周方向に囲む少なくとも1つの外側空気シールド600を含む。図3に示すように、外側空気シールド600は、LLI噴射装置116を囲み、該LLI噴射装置116の周りに噴射空気プレナム604を形成する。特定の実施形態において、図3及び4に示すように、外側空気シールド600は、複数の外側空気シールド600にセグメント化される。
図18は、本発明の少なくとも1つの代替の実施形態による、システム100の斜視図を示し、図9は、図18に示すシステムの側断面図を示す。図18及び19に示すように、外側空気シールド600は、流れスリーブ500の少なくとも一部の周りを円周方向に延びる2つ又はそれ以上の半環状外側空気シールドセクション602から構成することができる。図19に示すように、外側空気シールド600は、流れスリーブ500から半径方向に分離され、外側空気シールド600と流れスリーブ500との間に噴射空気プレナム604を定める。特定の実施形態において、外側空気シールド600は、各LLI噴射装置116を少なくとも部分的に囲む。LLI噴射装置116は、噴射空気プレナム604と流体連通し、噴射空気プレナム604と高温ガス経路224(図2)との間の流れを可能にする。
特定の実施形態において、図18及び19に示すように、少なくとも1つの入口通路606は、外側空気シールド600を通って延び、噴射空気プレナム604内への流路608を定める。入口通路606は、一般に、高圧プレナム54(図2)と噴射空気プレナム604(図19)との間の流体連通を提供する。このようにして、加圧作動流体18は、高圧プレナム54(図2)から入口通路606を通り、流路608(図19)に沿って空気噴射プレナム604に流入する。次いで、加圧作動流体18は、噴射装置116を通って高温ガス経路224に流入する。図18に示すように、入口通路606は、外側空気シールド600の少なくとも一部の周りに円周方向に延びる1つ又はそれ以上の列610で配列することができる。
種々の実施形態において、図18及び19に示すように、システムは、外側スリーブ又は流量調節スリーブ612を含む。流量調節スリーブ612は、入口通路606にぼほ近接した外側空気シールド600の少なくとも一部の周りに円周方向に延びる。1つの実施形態において、流量調節スリーブ612は、高圧プレナム54(図2)から入口通路606に流れる加圧作動流体18の流れ方向に対して入口通路606から上流側に位置付けられる。換言すると、流量調節スリーブ612は、入口通路606を覆って又は上部に位置付けることができる。特定の実施形態において、流量調節スリーブ612は、外側空気シールド600の外側表面614(図18)と滑動可能に係合され、燃焼器50の作動中に外側空気シールド600と流量調節スリーブ612との間の相対移動を提供する。図18及び19に示すように、流量調節スリーブ612は、リンク機構616に結合することができる。リンク機構616は、線形アクチュエータなどの作動機構(図示せず)に結合され、流量調節スリーブ612が外側空気シールド600にわたって軸方向に及び/又はその周りで円周方向に並進するようにする。
図20は、本発明の1つの実施形態による、外側空気シールド600及び流量調節スリーブ612の一部の側面図を示す。図示のように、流量調節スリーブ612は、システム100の軸方向中心線106に対して外側空気シールド600にわたって軸方向618に滑動又は並進する。流量調節スリーブ612は、一般に、種々の軸方向位置を通って入口通路606にわたり軸方向に滑動又は並進し、入口通路606を少なくとも部分的に開放又は閉鎖するようにし、これにより入口通路606を通って流路608(図19)に沿って噴射空気プレナム604(図19)に流入する加圧作動流体18の流量を増大又は制限する。結果として、噴射装置116の作動中に噴射空気プレナム604に流入する加圧作動流体18の流れを調整し、これにより遅延希薄噴射中の高温ガス経路224(図2)への質量流量の能動的制御を提供し、従って、燃焼器50の全体性能を改善することができる。
図21は、本開示の代替の実施形態による、流量調節スリーブ612を含むシステム100の斜視図を示し、図22及び23は、本発明の種々の実施形態による、種々の円周方向位置にある流量調節スリーブ612を示す。図示のように、流量調節スリーブ612は、システム100の軸方向中心線106に対して外側空気シールド600の周りに円周方向620に滑動又は並進する。図22及び23に示すように、流量調節スリーブ612は、一般に、種々の位置を通って入口通路606にわたり円周方向に滑動又は並進し、入口通路606を少なくとも部分的に開放又は閉鎖するようにし、これにより入口通路606により定められる流路90に沿って噴射空気プレナム604に流入する加圧作動流体18(図2)の流量を増大又は制限する。
特定の実施形態において、図22及び23に示すように、流量調節スリーブ612は、複数の開口622を含む。開口622は、一般に、流量調節スリーブ612が種々の円周方向位置を通って滑動又は並進するときに、入口通路606と少なくとも部分的に整列するよう配列される。流量調節スリーブ612は、流路608(図19)に沿って入口通路606(図19)を通る加圧作動流体18の流れが完全に制限される第1の位置624(図22)と、流路608(図19)に沿って入口通路606(図19)を通る加圧作動流体18(図2)の流れが流量調節スリーブ612により完全に開放又は無制限にされ、これにより流路608に沿って入口通路606を通り噴射空気プレナム604に流入する流れを増大させる第2の位置626(図23)との間のあらゆるポイントに位置付けることができる。
低温燃料作動、液体燃料作動、及び/又は始動作動中など、ガスタービン10の特定の作動モード中、流量調節スリーブ612は、外側空気シールド600にわたって及び/又はその周りを滑動又は並進し、入口通路606を通る加圧作動流体18の流れを少なくとも部分的に又は完全に制限し、これにより高温ガス経路224を通って流れる燃焼ガス26(図2)への空気希釈を低減又は排除するように作動することができる。
流量調節スリーブ612は、高圧プレナム54(図2)と噴射空気プレナム604(図19)との間に流れ障壁を提供する。結果として、加圧作動流体18のより多くの部分が、冷却流れ通路510を通り、燃料ノズル58(図2)を通って送られ、これにより燃料ノズル58での保炎の可能性を低減することができる。加えて、噴射空気プレナム604への加圧作動流体18の流れの制限を止めることにより、高温ガス経路224を通って流れる燃焼ガス26の希釈が低減又は排除され、これにより燃焼器50のエミッション性能及び/又は機械的性能を向上させることができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービン
12 入口セクション
14 作動流体
16 圧縮機
18 加圧作動流体
20 燃料
22 燃料供給部
24 燃焼器
26 燃焼ガス
28 タービン
30 シャフト
32 発電機/モータ
34 排気ガス
36 排気セクション
38 排気スタック
50 外側ケーシング
52 ケーシング
54 高圧プレナム
56 端部カバー
58 燃料ノズル
60 キャップ組立体
62 開口
64 アーム経路
66 固定タービンノズル
68 入口
70 内側ケーシング
72 タービンロータブレード
74 内側支持リング
100 システム
102 上流側/前方端部
104 下流側/後方端部
106 中心線
108 燃焼モジュール
110 燃料分配マニホルド
112 燃料噴射組立体
114 流体導管
116 燃料噴射装置
118 燃料接続ポート
120 フランジ
122 上流側端部
124 燃料分配キャップ
126 外側表面
128 支持スリーブ/リング
130 下流側端部
132 内側表面
134 外側表面
136 圧縮バネシール
138 主燃料プレナム
140 ボルト孔
142 オリフィス
144 入口
146 出口
148 内側表面
152 第1のオリフィス
154 第2のオリフィス
156 オリフィスインサート
158 リブ
160 断熱ギャップ
162 燃料分配プレナム
164 入口ポート
166 フロア部分
167 出口
168 断熱ギャップ
200 単一構造ライナ
202 本体
204 前方端部
206 後方端部
208 中心線
210 円錐部分
212 遅延希薄噴射部分/LLI噴射部分
214 移行部分
216 支持部分
218 主燃焼ゾーン
220 遅延希薄燃焼ゾーン
222 燃料噴射装置開口
224 高温ガス経路
226 軸方向流れ長さ
228 交点
230 交点
232 断面流れ面積
250 後方フレーム
252 内側部分
254 外側部分
256 対向する側部
258 側部
260 側部シールスロット
262 下流側/後方壁部
264 上流側/前方壁部
266 内側表面
268 第1のセグメント
270 第2のセグメント
272 交点
274 第1の外側表面
276 第2の外側表面
278 第3の外側表面
280 第1の外向きの距離
282 第2の外向きの距離
284 第3の外向きの距離
286 ステップ部
288 キー溝又はサイドシール案内特徴要素
290 サイドシール
292 底部
294 上部
296 半径方向クリアランス
300 グラフ
304 線
306 線
308 線
310 線
312 線
314 線
316 第1の部分
318 第2の部分
400 グラフ
402 流速
404 線
406 線
408 線
410 線
412 線
414 線
416 第1の部分
418 第2の部分
500 流れスリーブ
502 前方端部
504 外側部分
506 後方端部
508 外側係合面
510 冷却流れ通路
512 冷却/インピンジメント孔
514 半環状流れスリー部
516 締結具
518 半径方向距離
520 第1の半径方向距離
522 第2の半径方向距離
524 圧縮/バネシール
600 外側空気シールド
602 半環状外側空気シールドセクション
604 噴射空気プレナム
606 入口通路
608 流路
610 列
612 流量調節スリーブ
614 外側表面
616 リンク機構
618 軸方向
620 円周方向
622 開口
624 第1の位置
626 第2の位置

Claims (20)

  1. ガスタービンの燃焼器に燃料を提供するシステムであって、
    (a)燃料プレナムを少なくとも部分的に定め、後方端部から軸方向に分離された前方端部と、該前方端部の周りに半径方向外向き及び円周方向に延びるフランジと、該フランジから下流側に延びる環状支持リングとを有する環状燃料分配マニホルドと、
    (b)前記燃料分配マニホルドから下流側に延び、一次燃焼ゾーン及び二次燃焼ゾーンを少なくとも部分的に定めた単一構造ライナと、該単一構造ライナを通って実質的に半径方向に延び且つ前記単一構造ライナを通って前記燃焼器の二次燃焼ゾーンに流体連通を提供する遅延希薄(LLI)噴射装置と、を有する遅延希薄(LLI)噴噴射組立体と、
    (c)前記LLI噴射装置と前記燃料分配マニホルドとの間に延び、前記燃料プレナムと流体連通している流体導管と、
    を備え、
    (d)前記LLI噴射組立体は更に、前記単一構造ライナの少なくとも一部を円周方向に囲む流れスリーブを含み、該流れスリーブが、前記単一構造ライナから半径方向に分離されて、これらの間に環状の冷却流れ通路を少なくとも部分的に定め、前記LLI噴射装置が前記流れスリーブを通って延び、
    前記フランジが、
    (a)前記フランジ内で円周方向に延びる燃料プレナム及び前記フランジの周りを円周方向に延びる外側表面と、
    (b)前記フランジの外側表面を通って前記燃料プレナムに流体連通を提供する第1のオリフィス及び第2のオリフィスと、
    (c)前記フランジの外側表面にわたって部分的に延び且つ前記第1のオリフィス及び第2のオリフィスを囲む燃料分配キャップと、
    (d)前記燃料分配キャップ内に少なくとも部分的に定められ、前記第1のオリフィス及び第2のオリフィスと流体連通した燃料分配プレナムと、
    を備える、システム。
  2. 前記流体導管が、蛇行形状にされている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記フランジが、該フランジを通って軸方向に延びる複数のボルト孔を含み、前記第1のオリフィスが、前記複数のボルト孔のうちの少なくとも1つにより前記第2のオリフィスから円周方向に分離される、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記燃料分配キャップが、前記燃料分配プレナムを部分的に定めるフロア部分を含み、前記燃料分配キャップが、前記第1のオリフィスと同軸に整列した第1の出口と、前記第2のオリフィスと同軸に整列した第2の出口と、を有する、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記燃料分配キャップのフロア部分と前記フランジの外側表面との間に定められるギャップを更に備える、請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記第1のオリフィス内に配置された第1のオリフィスインサートと、前記第2のオリフィス内に配置された第2のオリフィスインサートと、を更に備え、
    前記第1のオリフィスインサートと前記第1のオリフィスとの間及び前記第2のオリフィスインサートと前記第2のオリフィスとの間に断熱ギャップが定められる、請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記流体導管が、蛇行形状にされており、
    前記単一構造ライナが、円錐部を定める本体と、前記円錐部から下流側に延びるLLI噴射部と、前記LLI噴射部から下流側に延びる移行部と、を含む、請求項1乃至のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記移行部が、ほぼ非円形断面を有し、
    前記単一構造ライナの本体が、単一の構成要素である、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記単一構造ライナが、
    (a)前方端部と後方端部とを有し、断面流れ面積と前記前方端部及び後方端部間に定められる軸方向流れ長さとを定め、前記前方端部から下流側で且つ前記後方端部から上流側に配置されるLLI噴射部を更に定める本体を更に備え、前記LLI噴射装置が前記LLI噴射部にて前記本体を通って延びており、
    (b)前記断面流れ面積が、前記前方端部と前記LLI噴射部との間で前記軸方向流れ長さに沿って減少し、前記LLI噴射部から下流側の前記軸方向流れ長さの少なくとも一部に沿って減少する、請求項1乃至8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記断面流れ面積が、前記LLI噴射部から下流側に定められる前記軸方向流れ長さの第1の部分に沿って増大し、前記第1の部分から下流側に定められる前記軸方向流れ長さの第2の部分に沿って減少する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記断面流れ面積が、前記LLI噴射部にわたり前記軸方向流れ長さに沿って下流側方向で増大または減少する、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記前方端部と前記LLI噴射部との間に延びる円錐部と、前記LLI噴射部から下流側に延びて前記後方端部にて終端する移行部とを更に備える、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記単一構造ライナが、後方フレームによって円周方向に囲まれる下流側端部を含み、前記後方フレームが、
    (a)外側部分から半径方向に分離された内側部分、及び前記内側部分と前記外側部分との間に延びる対向する側部のペアと、
    (b)前記後方フレームの前記内側部分と前記外側部分との間で前記対向する側部の一方の側部に沿って延び、下流側端部と上流側端部との間に少なくとも部分的に定められるサイドシールスロットと、
    を含む、請求項1乃至12のいずれかに記載のシステム。
  14. 前記第1の外向きの距離が、前記第2の外向きの距離よりも大きく、
    前記第1のセグメントの外側表面と前記第2のセグメントの外側表面との間に定められるステップ部を更に備え、
    前記ステップ部が、軸方向及び半径方向で前記サイドシールの底部を前記サイドシールスロットに案内するよう構成される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記ガスタービンが、外側ケーシングと第2の外側ケーシングとを含み、前記フランジが、前記外側ケーシングの一部に接続され、前記後方フレームが、前記外側ケーシングの別の部分に接続される、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記燃料分配マニホルドが更に、前記燃料分配マニホルドの下流側端部を少なくとも部分的に定め、外側側部から半径方向に分離される内側側部を有する環状支持リングを含む、請求項1乃至15のいずれかに記載のシステム。
  17. 前記流れスリーブが、前記冷却流れ通路に流体連通を提供する複数の冷却孔を含み、2つ又はそれ以上の半環状流れスリーブセクションから構成される、請求項1乃至16のいずれかに記載のシステム。
  18. 前記流れスリーブが、前記燃料分配マニホルドの後方端部と、前記LLI噴射組立体の後方端部との間に単一の構成要素をとして連続的に延び、
    前記流れスリーブが、前記単一構造ライナにわたって変化する半径方向距離にて前記単一構造ライナから半径方向に分離される、請求項1乃至16のいずれかに記載のシステム。
  19. 流れスリーブを更に備え、前記支持リングが内側表面を含み、前記流れスリーブの前方部分が、前記支持リング内に同心状に位置付けられ、前記前方部分が、前記支持リングの内側表面と滑動可能に係合され、
    前記支持リングと前記流れスリーブの前方部分との間に半径方向に延びるバネシールを更に備える、請求項15に記載のシステム。
  20. 前記単一構造ライナ及び前記LLI噴射装置の少なくとも一部を円周方向に囲む外側空気シールドを更に備え、前記外側空気シールドが、前記LLI噴射装置と流体連通した噴射空気プレナムと、前記噴射器空気プレナム内に流路を定める入口通路とを少なくとも部分的に定め、
    前記外側空気シールドと滑動可能に係合される流量調節スリーブを更に備え、前記流量調節スリーブが、前記入口通路を通る流れを制限する第1の位置と、前記入口通路を通る流れを増大させる第2の位置とを有し、
    前記流量調節スリーブが、前記燃焼器の軸方向中心線に対して前記外側空気シールドにわたって軸方向に、又は前記外側空気シールドの周りで円周方向に滑動し、
    前記流量調節スリーブの第1の位置が、完全に閉じた入口通路に対応し、前記流量調節スリーブの第2の位置が、完全に開いた入口通路に対応する、請求項1乃至19のいずれかに記載のシステム。
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