JP6345331B1 - ガスタービンの燃焼筒及び燃焼器並びにガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼筒における流れの剥離を抑制可能なガスタービンの燃焼筒及び燃焼器並びにガスタービンを提供する。【解決手段】ガスタービンの燃焼筒は、断面が円環扇形の出口セクションを備えるガスタービンの燃焼筒であって、前記出口セクションは、前記円環扇形の外周側境界を形成する外側壁と、前記円環扇形の内周側境界を形成する内側壁と、前記円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成する一対の側壁と、を含み、前記外側壁は、前記燃焼筒の出口開口に向って前記円環扇形の高さが減少するように、前記内側壁に対して斜めに延在しており、前記一対の側壁のうち第1側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記円環扇形の周長が増加するように、前記一対の側壁のうち第2側壁に対して斜めに延在しており、前記第1側壁の前記第2側壁に対する傾斜角θ1[deg]は、0<θ1≦56を満たす。【選択図】 図3

Description

本開示は、ガスタービンの燃焼筒及び燃焼器並びにガスタービンに関する。
ガスタービンは、通常、周方向に並ぶ複数の燃焼器を有し、各燃焼器は、該燃焼器で生成されてタービンへ向かう高温の燃焼ガスが通る燃焼筒を有する。燃焼筒は、通常、入口部において円形の断面形状を有するとともに、出口部においては円環扇形の断面形状を有し、隣接する燃焼器との隙間が低減された状態で、燃焼筒の出口部とタービンの入口部とが接続されている。
このような燃焼筒として、例えば特許文献1には、燃焼ライナ(燃焼筒)の入口側に位置し、円形断面を有する円錐セクションと、燃焼ライナの出口側に位置し、非円形断面を有する移行セクションを備える燃焼ライナが開示されている。この移行セクションは、円錐セクションと接続される上流側では円形に近い断面形状を有し、燃焼ライナの出口開口側(下流側)では長方形に近い断面形状(すなわち、円環扇形の断面形状)を有し、これらの間においては、徐々に断面形状が変化するようになっている。
特開2014−181906号公報
特許文献1に記載される燃焼ライナ(燃焼筒)のように、燃焼筒の出口部において、断面形状が円形から円環扇形に徐々に変化するような形状を有する場合、燃焼筒の流路断面積が途中で増加する場合がある。この場合、燃焼筒において、流路断面積が増加する場所で流れの剥離が起きやすくなり、このような流れの剥離はガスタービンにおける圧力損失の要因となり得る。したがって、燃焼筒においては、燃焼ガスの通路の途中における流路断面積の拡大が抑制されていることが望ましい。しかしながら、特許文献1には、このような燃焼筒の流路断面積の拡大を抑制するための構成について具体的に開示されていない。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、燃焼筒における流れの剥離を抑制可能なガスタービンの燃焼筒及び燃焼器並びにガスタービンを提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るガスタービンの燃焼筒は、
断面が円環扇形の出口セクションを備えるガスタービンの燃焼筒であって、
前記出口セクションは、
前記円環扇形の外周側境界を形成する外側壁と、
前記円環扇形の内周側境界を形成する内側壁と、
前記円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成する一対の側壁と、
を含み、
前記外側壁は、前記燃焼筒の出口開口に向って前記円環扇形の高さが減少するように、前記内側壁に対して斜めに延在しており、
前記一対の側壁のうち第1側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記円環扇形の周長が増加するように、前記一対の側壁のうち第2側壁に対して斜めに延在しており、
前記第1側壁の前記第2側壁に対する傾斜角θ[deg]は、0<θ≦56を満たす。
上記(1)の構成によれば、上述の傾斜角θをゼロより大きく56度以下に設定することで、燃焼筒の出口セクションを含む出口部における流路断面積の分布の適正化により、燃焼筒における流れの剥離を抑制することができる。よって、ガスタービンにおける圧力損失を低減することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記内側壁に対する前記外側壁の傾斜角θ[deg]は、11≦θ≦25を満たす。
上記(2)の構成によれば、傾斜角θ[deg]を11≦θ≦25の範囲内に設定することで、上記傾斜角θを56度以内に設定することと相まって、燃焼筒における流れの剥離をより一層抑制することができる。これにより、ガスタービンにおける圧力損失を効果的に低減することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、
前記傾斜角θが、12≦θ≦56を満たす。
上記(3)の構成によれば、上述の傾斜角θを12度以上に設定することで、出口セクションの円環扇形の周長を出口開口の周長まで増加するのに必要な燃焼筒の長さを減少させることができ、燃焼筒をコンパクト化することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の構成において、
前記傾斜角θが、0<θ≦40を満たす。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、
前記傾斜角θが、0<θ≦30を満たす。
上記(4)又は(5)の構成によれば、傾斜角θの上限値を40度又は30度以下に設定することで、上記傾斜角θを56度以内に設定することと相まって、燃焼筒における流れの剥離をより一層抑制することができる。
(6)本発明の少なくとも一実施形態に係るガスタービンの燃焼筒は、
断面が円環扇形の出口セクションを備えるガスタービンの燃焼筒であって、
前記出口セクションは、
前記円環扇形の外周側境界を形成する外側壁と、
前記円環扇形の内周側境界を形成する内側壁と、
前記円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成する一対の側壁と、
を含み、
前記外側壁は、前記燃焼筒の出口開口に向って前記円環扇形の高さが減少するように、前記内側壁に対して斜めに延在しており、
前記一対の側壁のうち第1側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記円環扇形の周長が増加するように、前記一対の側壁のうち第2側壁に対して斜めに延在しており、
前記第1側壁の前記第2側壁に対する傾斜角をθ[deg]とし、前記内側壁に対する前記外側壁の傾斜角をθ[deg]とし、前記出口セクションの下流端における前記円環扇形の高さをHとし、前記外側壁および前記内側壁の平均周長をAmとしたとき、
|θ|<|θ|×(Am/H
を満たす。
本発明者らの知見によれば、出口セクションの流路断面積が下流側へ向かうにつれて徐々に減少するためには、上述の傾斜角θ及びθ、出口セクションの下流端における円環扇形の高さH、及び、円環扇形の外側壁および内側壁の平均周長Amは、|θ|<|θ|×(Am/H)を満たす必要がある。
この点、上記(6)の構成によれば、上述のθ、θ、H及びAmは、|θ|<|θ|×(Am/H)を満たすので、燃焼筒の出口セクションを含む出口部における流路断面積は、下流側へ向かうにつれて減少する。よって、上記(6)の構成によれば、燃焼筒における流れの剥離を抑制して、ガスタービンにおける圧力損失を効果的に低減することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の何れかの構成において、
前記燃焼筒は、
円形断面を有し、前記燃焼筒の入口開口を形成する入口セクションと、
前記入口セクションと前記出口セクションとの間に位置し、前記燃焼筒の長手方向に沿って、前記入口セクションの前記円形断面から前記出口セクションの前記円環扇形の前記断面へと断面形状が変化する中間セクションと、
を備える。
上記(7)の構成によれば、入口セクションと、出口セクションと、該入口セクション及び出口セクションとの間に位置する中間セクションと、を備える燃焼筒において、流れの剥離を抑制して、ガスタービンにおける圧力損失を低減することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(7)の構成において、
前記出口セクションの前記外側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記入口セクションの中心線から離れるように、前記中心線に対して斜めに延在している。
上記(8)の構成によれば、燃焼筒の入口セクションの中心線のガスタービンの軸方向に対する傾斜角を大きく設定して燃焼筒を軸方向においてコンパクト化しながら、燃焼筒の出口セクションの外側壁と1段静翼の外側シュラウドとを滑らかに繋いで、圧力損失を抑制することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(7)又は(8)の構成において、
前記中間セクションは、
前記出口セクションの前記外側壁に繋がる第1壁部分と、
前記出口セクションの前記内側壁に繋がる第2壁部分と、
を含み、
前記中間セクションの前記第1壁部分は、前記燃焼筒の長手方向に沿った断面において、
前記燃焼筒の内部空間側に曲率中心を有する、曲率半径がRout1の第1湾曲凸部と、
前記第1湾曲凸部の下流側に位置し、前記第1壁部分を挟んで前記燃焼筒の内部空間とは反対側に曲率中心を有する、曲率半径がRin1の湾曲凹部と、
を含み、
前記中間セクションの前記第2壁部分は、前記燃焼筒の長手方向に沿った断面において、前記燃焼筒の内部空間側に曲率中心を有する、曲率半径がRout2の第2湾曲凸部を含み、
out1<Rin1<Rout2
を満たす。
上記(9)の構成によれば、上述の曲率半径Rout1、Rin1及びRout2のうちRout1を最小とすることで、入口セクションの円筒形状から出口セクションの環状扇形に向けて、燃焼筒の断面形状を急激に変化させ、中間セクションの長さを短縮することができる。また、Rout1<Rin1に設定することで、中間セクションの第1壁部分の湾曲凹部の曲率が比較的小さくなり、出口セクションの外側壁の傾斜角θを増加させることができ、出口セクションにおける流れの剥離を抑制できる。さらに、上述の3種の曲率半径のうちRout2を最大に設定することで、中間セクションの第2壁部分の形状変化を緩やかとし、圧力損失を抑制できる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(9)の構成において、
前記出口セクションは、前記中間セクションに溶接で接合されている。
上記(10)の構成によれば、出口セクションと中間セクションとは溶接で接合されるので、出口セクションと中間セクションとを別々の部品として作製可能である。よって、出口セクション及び中間セクションの形状や作製方法を柔軟に選択することができる。
なお、他の実施形態では、出口セクションと中間セクションとは、一体的に形成されていてもよい。
(11)幾つかの実施形態では、上記(10)の構成において、
前記出口セクションは鋳造部品である。
燃焼器の出口部を構成する出口セクションは、例えばタービン入口部との接続のために、複雑な構造とすることが要求される場合がある。この点、上記(11)の構成によれば、出口セクションは鋳造により形成されるので、比較的複雑な構造を有する場合であっても製造しやすい。
(12)本発明の少なくとも一実施形態に係るガスタービンの燃焼器は、
燃料を燃焼させるためのバーナと、
前記バーナでの燃料の燃焼により生じる燃焼ガスの通路を形成する請求項1乃至11の何れか一項に記載の燃焼筒と、
を備える。
上記(12)の構成によれば、上述の傾斜角θを56度以下に設定することで、燃焼筒の出口セクションを含む出口部における流路断面積の分布の適正化により、燃焼筒における流れの剥離を抑制することができる。よって、ガスタービンにおける圧力損失を低減することができる。
(13)本発明の少なくとも一実施形態に係るガスタービンは、
上記(12)に記載の燃焼器と、
前記燃焼器の前記燃焼筒の下流側に設けられる1段静翼と、を備え、
前記ガスタービンの軸方向断面において、前記燃焼筒の前記出口セクションの前記外側壁と、前記1段静翼の外側シュラウドとがなす角度は7度以下である。
上記(13)の構成によれば、上述の傾斜角θを56度以下に設定することで、燃焼筒の出口セクションを含む出口部における流路断面積の分布の適正化により、燃焼筒における流れの剥離を抑制することができる。よって、ガスタービンにおける圧力損失を低減することができる。
また、上記(13)の構成によれば、ガスタービンの軸方向断面において、燃焼筒の出口セクションの外側壁と、1段静翼の外側シュラウドとがなす角度は7度以下であるので、タービン入口部における燃焼ガス通路を形成する1段静翼の外側シュラウドと、該外側壁とが滑らかに接続されやすい。よって、燃焼筒とタービンとの接続部における流れの剥離を抑制して、ガスタービンにおける圧力損失をより効果的に低減することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、燃焼筒における流れの剥離を抑制可能なガスタービンの燃焼筒及び燃焼器並びにガスタービンが提供される。
一実施形態に係るガスタービンの概略構成図である。 一実施形態に係るガスタービンの燃焼器及びタービンの入口部分を示す概略図である。 一実施形態に係る燃焼筒の概略的な平面図である。 図3に示す燃焼筒の軸方向に沿った概略的な断面図である。 図4のA−A線に沿った断面図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 一実施形態に係る尾筒(燃焼筒)の出口セクションの断面形状を示す図である。 一実施形態に係る尾筒(燃焼筒)の出口セクションの断面形状を示す図である。 出口セクションの円環扇形の断面の模式図である。 図7に示す形状を有する出口セクションの流路断面積の微小変化を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、一実施形態に係るガスタービンの概略構成図である。
図1に示すように、ガスタービン1は、圧縮空気を生成するための圧縮機2と、圧縮空気及び燃料を用いて燃焼ガスを発生させるための燃焼器4と、燃焼ガスによって回転駆動されるように構成されたタービン6と、を備える。発電用のガスタービン1の場合、タービン6には不図示の発電機が連結される。
圧縮機2は、圧縮機車室10側に固定された複数の静翼16と、静翼16に対して交互に配列されるようにロータ8に植設された複数の動翼18と、を含む。
圧縮機2には、空気取入口12から取り込まれた空気が送られるようになっており、この空気は、複数の静翼16及び複数の動翼18を通過して圧縮されることで高温高圧の圧縮空気となる。
燃焼器4には、燃料と、圧縮機2で生成された圧縮空気とが供給されるようになっており、該燃焼器4において燃料が燃焼され、タービン6の作動流体である燃焼ガスが生成される。図1に示すように、ガスタービン1は、ケーシング20内にロータ8を中心として周方向に沿って複数配置された燃焼器4を有する。
タービン6は、タービン車室22によって形成される燃焼ガス通路28を有し、該燃焼ガス通路28に設けられる複数の静翼24及び動翼26を含む。
静翼24はタービン車室22側に固定されており、ロータ8の周方向に沿って配列される複数の静翼24が静翼列を構成している。また、動翼26はロータ8に植設されており、ロータ8の周方向に沿って配列される複数の動翼26が動翼列を構成している。静翼列と動翼列とは、ロータ8の軸方向において交互に配列されている。なお、複数の静翼24のうち、最も上流側に設けられる静翼24(すなわち燃焼器4に近い位置に設けられる静翼24)が1段静翼23である。
タービン6では、燃焼ガス通路28に流れ込んだ燃焼器4からの燃焼ガスが複数の静翼24及び複数の動翼26を通過することでロータ8が回転駆動され、これにより、ロータ8に連結された発電機が駆動されて電力が生成されるようになっている。タービン6を駆動した後の燃焼ガスは、排気室30を介して外部へ排出される。
図2は、一実施形態に係るガスタービン1の燃焼器4及びタービン6の入口部分を示す概略図である。
図2に示すように、ロータ8を中心として環状に複数配置される燃焼器4(図1参照)の各々は、ケーシング20により画定される燃焼器車室32に設けられた燃焼筒(燃焼器ライナ)36と、燃焼筒36内にそれぞれ配置された第1燃焼バーナ38及び第1燃焼バーナ38を囲うように配置された複数の第2燃焼バーナ40と、を含む。すなわち、ガスタービン1において、燃焼器4の燃焼筒36は、周方向に複数配置されている。
なお、燃焼器4は、燃焼ガスをバイパスさせるためのバイパス管(不図示)等の他の構成要素を備えていてもよい。
燃焼筒(燃焼器ライナ)36は、第1燃焼バーナ38及び複数の第2燃焼バーナ40の周囲に配置される内筒48と、内筒48の先端部に連結された尾筒50と、を有している。なお、内筒48と尾筒50とが一体的な燃焼筒を構成していてもよい。
第1燃焼バーナ38及び第2燃焼バーナ40は、それぞれ、燃料を噴射するための燃料ノズル(不図示)と、該燃料ノズルを囲むように配置されたバーナ筒(不図示)と、を含む。各々の燃料ノズルには、燃料ポート42,44をそれぞれ介して燃料が供給されるようになっている。また、圧縮機2(図1参照)で生成された圧縮空気が、車室入口41を介して燃焼器車室32内に供給され、該圧縮空気が燃焼器車室32から各々のバーナ筒に流入するようになっている。そして、各バーナ筒では、燃料ノズルから噴射される燃料と圧縮空気とが混合され、この混合気が燃焼筒36に流れ込み、着火されて燃焼することにより、燃焼ガスが発生するようになっている。
なお、第1燃焼バーナ38は拡散燃焼火炎を発生させるためのバーナであってもよく、第2燃焼バーナ40は予混合気を燃焼させ予混合燃焼火炎を発生させるためのバーナであってもよい。
すなわち、第2燃焼バーナ40において、燃料ポート44からの燃料と圧縮空気とが予混合されて、該予混合気がスワラ(不図示)によって主として旋回流を形成し、燃焼筒36に流れ込む。また、圧縮空気と、燃料ポート42を介して第1燃焼バーナ38から噴射された燃料とが燃焼筒36内で混合され、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスが発生する。このとき、燃焼ガスの一部が火炎を伴って周囲に拡散することで、各第2燃焼バーナ40から燃焼筒36内に流れ込んだ予混合気に着火されて燃焼する。すなわち、第1燃焼バーナ38から噴射された拡散燃焼用燃料による拡散燃焼火炎によって、第2燃焼バーナ40からの予混合気(予混合燃料)の安定燃焼を行うための保炎を行うことができる。その際、燃焼領域は例えば内筒48に形成され、尾筒50には形成されなくてもよい。
上述のようにして燃焼器4において燃料の燃焼により発生した燃焼ガスは、尾筒50の下流端部に位置する燃焼器4の出口部52を介して、タービン6の1段静翼23に流入する。
図3は、一実施形態に係る尾筒50(燃焼筒36)の概略的な平面図(ガスタービン1において径方向内側に向かって視た図)であり、図4は、図3に示す尾筒50(燃焼筒36)の軸方向に沿った概略的な断面図である。また図5は、図4のA−A線に沿った断面図であり、図6は、図4のB−B線に沿った断面図である。
なお、図4のA−A線は、入口セクション58の中心線Oに直交する線であり、図4のB−B線は、ガスタービン1の軸方向に直交する線である。
図3及び図4に示すように、一実施形態に係る尾筒50(燃焼筒36)は、尾筒50(燃焼筒36)の入口開口54を形成する入口セクション58と、燃焼器4の出口部52において尾筒50(燃焼筒36)の出口開口56を形成する出口セクション62と、入口セクション58と出口セクション62との間に位置する中間セクション60と、を含む。
燃焼器4において、燃料の燃焼により生成した高温の燃焼ガスは、入口開口54を介して尾筒50(燃焼筒36)に流入し、入口セクション58、中間セクション60、及び、出口セクション62をこの順に通過して、出口開口56を介して燃焼器4から1段静翼23(タービン6;図1及び図2参照)へと流入する。
図5に示すように、入口セクション58は、尾筒50(燃焼筒36)の円筒部を構成し、円形断面を有する。なお、入口セクション58の形状は、円筒型であってもよく、あるいは、円錐台形状であってもよい。
入口セクション58の円形断面の直径D1は、入口セクション58の中心線Oの方向における入口セクション58の延在範囲の全域にわたって実質的に同一であってもよく、あるいは、入口開口54から下流側に向かうにつれて徐々に減少するようになっていてもよい。
図3及び図4に示すように、出口セクション62は、軸方向における最上流側に位置し、中間セクション60と接続される上流端62aと、出口開口56が形成される下流端62bと、を含む。
また、図6に示すように、出口セクション62は、図6に示す断面において、周方向に延在する外側壁64及び内側壁66と、該外側壁64及び内側壁66の両側部において径方向に延在する一対の側壁である第1側壁68A及び第2側壁68Bと、を含む。内側壁66は、外側壁64よりも径方向内側に位置している。
なお、幾つかの実施形態では、外側壁64及び内側壁66と、第1側壁68A及び第2側壁68Bとは、湾曲する角部70を介して滑らかに接続されていてもよい。
図6に示すように、出口セクション62の断面は、外側壁64、内側壁66、及び、第1側壁68A及び第2側壁68Bにより形成される円環扇形(annular sector)の形状を有している。
外側壁64及び内側壁66は、円環扇形の外周側境界及び内周側境界をそれぞれ形成し、第1側壁68A及び第2側壁68Bは、円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成している。
なお、図6に示すように、外側壁64及び内側壁66と、第1側壁68A及び第2側壁68Bとが、湾曲する角部70を介して滑らかに接続されている場合であっても、出口セクション62の断面形状は全体として円環扇形の形状を有しているとみなすことができる。
出口セクション62のより具体的な特徴については後述する。
図4に示すように、中間セクション60は、出口セクション62の外側壁64に繋がる第1壁部分72と、出口セクション62の内側壁66に繋がる第2壁部分74と、を有する。また、中間セクション60は、尾筒50(燃焼筒36)の長手方向に沿って、入口セクション58の円形断面から出口セクション62の円環扇形の断面へと形状が変化する断面を有する。
入口セクション58と中間セクション60、又は、中間セクション60と出口セクション62は、一体的に形成されていてもよく、あるいは、中間セクション60と出口セクション62の各々が別々の部品として形成された後に接続されてもよい。
出口セクション62と中間セクション60とが別々の部品として作製される場合、出口セクション62及び中間セクション60の形状や作製方法をより柔軟に選択することができる。
一実施形態では、入口セクション58又は中間セクション60の少なくとも一方は、板金加工により成形された部品である。
また、一実施形態では、出口セクション62は、鋳造(例えば精密鋳造)により成形された鋳造部品である。
燃焼器4の出口部52を構成する尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62は、例えばタービン6の入口部との接続のために、複雑な構造とすることが要求される場合がある。この点、出口セクション62を鋳造により形成することにより、該出口セクション62が比較的複雑な構造を有する場合であっても製造しやすい。
中間セクション60と出口セクション62が別々の部品として作製される場合、出口セクション62と中間セクション60とは、溶接により接合されていてもよい。
燃焼器4の尾筒50(燃焼筒36)の下流側に設けられる1段静翼23は、図4に示すように、内側シュラウド90と、内側シュラウド90よりも径方向外側に設けられる外側シュラウド92と、内側シュラウド90と外側シュラウド92との間において径方向に延びる翼型部94と、を含む。
特に図示しないが、外側シュラウド92はタービン車室22(図1参照)に支持され、1段静翼23は外側シュラウド92を介してタービン車室22に支持される。
以下、出口セクション62を含む尾筒50(燃焼筒36)の特徴についてより具体的に説明する。
図7及び図8は、それぞれ、一実施形態に係る尾筒50の出口セクション62の断面形状を示す図である。図7(a)及び図8(a)は、それぞれ、ガスタービン1の周方向及び軸方向を含む平面における断面図であり、図7(b)及び図8(b)は、それぞれ、ガスタービン1の径方向及び軸方向を含む平面における断面図である。なお、図7及び図8において、ガスタービン1の軸方向をx軸としている。
また、図9は、出口セクション62の円環扇形の断面の模式図である。図9に示すように、円環扇形の内径をRi、外径をRo、中心角をθとしたとき、該円環扇形の高さHは(Ro−Ri)であり、平均径Rmは(Ro+Ri)/2であり、平均径での周長である平均周長AmはRm×θである。また、このとき円環扇形の面積Sは、π(Ro−Ri)×θ/2π=Am×H(即ち、円環扇形の平均s周長Am×高さH)である。
そして、図7及び図8において、H及びHは、それぞれ、出口セクション62の下流端62b及び上流端62aにおける円環扇形の高さであり、Am及びAmは、それぞれ、出口セクション62の下流端62b及び上流端62aにおける円環扇形の平均周長である。
幾つかの実施形態では、出口セクション62は、以下(i)〜(iii)の特徴を有する。
(i)まず、出口セクション62において、外側壁64は、尾筒50(燃焼筒36)の出口開口56に向って円環扇形の高さHが減少するように、内側壁66に対して斜めに延在している。
即ち、出口セクション62の下流端62bおよび上流端62aでの円環扇形の高さH及びHは、H<Hを満たし、内側壁66に対する外側壁64の傾斜角をθ[deg]としたとき(ただし、θは、周方向及び軸方向を含む断面における断面積を減少させる側を正にとる。)、θ>0である。
なお、図7(b)においては、内側壁66は、ガスタービン1の軸方向に延在しているので、内側壁66に対する外側壁64の傾斜角θは、図示する通りの角度である。
一方、図8(b)においては、内側壁66は、軸方向に対してθ2bだけ傾斜しており、かつ、外側壁64は、軸方向に対してθ2aだけ傾斜しており、内側壁66に対する外側壁64の傾斜角θは、θ=θ2a+θ2bである。
(ii)また、出口セクション62において、一対の側壁である第1側壁68A及び第2側壁68Bのうち第1側壁68Aは、尾筒50(燃焼筒36)の出口開口56に向って円環扇形の周長が増加するように、第2側壁68Bに対して斜めに延在している。ここで、「円環扇形の周長が増加する」とは、「円環扇形の平均周長Amが増加する」ことに相当すると考えることができる。
すなわち、出口セクション62の下流端62bおよび上流端62aでの円環扇形の平均周長Am及びAmは、Am>Amを満たし、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角をθ[deg]としたとき(ただし、θは、径方向及び軸方向を含む断面における断面積を増加させる側を正にとる。)、θ1>0である。
なお、図7(a)においては、第1側壁68A及び第2側壁68Bは、軸方向(x軸の方向)に対して同じ大きさθ/2だけ傾斜しており、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角θは2×θ/2=θである。
一方、図8(a)においては、第1側壁68Aは、軸方向に対してθ1aだけ傾斜しており、かつ、第2側壁68Bは、軸方向に対してθ1bだけ傾斜しており、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角θはθ=θ1a+θ1bである。
(iii)そして、上述の傾斜角θ[deg]は、0<θ≦56を満たす。
本発明者らの鋭意検討の結果、このように、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角θをゼロより大きく56度以下に設定することで、尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62を含む出口部52における流路断面積の分布の適正化により、燃焼筒における流れの剥離を抑制することができることがわかった。したがって、上記傾斜角θを56度以下とすることにより、ガスタービン1における圧力損失を低減することができる。
幾つかの実施形態では、上述の(i)〜(iii)の特徴に加え、出口セクション62において、内側壁66に対する外側壁64の傾斜角θ[deg]は、11≦θ≦25を満たす。
この場合、上述の傾斜角θ[deg]を11≦θ≦25の範囲内に設定することで、上述の傾斜角θをゼロより大きく56度以内に設定することと相まって、燃焼筒36における流れの剥離をより一層抑制することができる。これにより、ガスタービン1における圧力損失を効果的に低減することができる。
また、幾つかの実施形態では、上述の(i)〜(iii)の特徴に加え、出口セクション62において、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角θが、12≦θ≦56を満たす。
この場合、上述の傾斜角θを12度以上に設定することで、出口セクション62の円環扇形の周長(又は平均周長Am)を出口開口56の周長(又は平均周長Am)まで増加するのに必要な燃焼筒36の長さを減少させることができ、燃焼筒36をコンパクト化することができる。
幾つかの実施形態では、第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角θは、0<θ≦40を満たしていてもよい。
また、幾つかの実施形態では、上述の傾斜角θは、0<θ≦30を満たしていてもよい。
このように、上述の傾斜角θの上限値を40度又は30度以下に設定することで、上記傾斜角θを56度以内に設定することと相まって、燃焼筒における流れの剥離をより一層抑制することができる。
幾つかの実施形態では、出口セクション62は、上記(i)及び(ii)に加えて、以下に述べる(iv)の特徴を有する。
(iv)出口セクション62の第1側壁68Aの第2側壁68Bに対する傾斜角をθ[deg]とし、内側壁66に対する外側壁64の傾斜角をθ[deg]とし、出口セクション62の下流端62bにおける円環扇形の高さをHとし、外側壁64および内側壁66の平均周長をAmとしたとき(図7及び図8参照)、
|θ|<|θ|×(Am/H
を満たす。
本発明者らの知見によれば、出口セクション62の流路断面積が下流側へ向かうにつれて徐々に減少するためには、上述の傾斜角θ及びθ、出口セクション62の下流端62bにおける円環扇形の高さH、及び、円環扇形の外側壁64および内側壁66の平均周長Amは、|θ|<|θ|×(Am/H)を満たす必要がある。
この点、上述の実施形態では、上述のθ、θ、H及びAmは、|θ|<|θ|×(Am/H)を満たすので、尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62を含む出口部における流路断面積は、下流側へ向かうにつれて減少する。よって、燃焼筒36における流れの剥離を抑制して、ガスタービン1における圧力損失を効果的に低減することができる。
ここで、上述の関係式|θ|<|θ|×(Am/H)の導出について説明する。
図10は、図7に示す形状を有する出口セクション62の下流端62bにおける流路断面積の軸方向(x軸方向)における微小変化を説明するための図である。
図10(a)は、図7(a)に示す断面における出口セクション62の形状の微小変化を示し、図10(b)は、図7(b)に示す断面における出口セクション62の形状の微小変化を示す。
下流端62bの軸方向位置をxとし、この位置から軸方向にdxだけ変化した軸方向位置を(x+dx)とする。このとき、下流端62bにおける出口セクション62の流路断面積Sは、
=Am×H …(A)
で表せる。また、軸方向位置(x+dx)における平均周長をAmαとし、高さをHαとすれば、図10(a)及び図10(b)を参照して、Amα=Am+dx・2tan(θ/2)であり、Hα=H−dx・tanθであるから、この軸方向位置(x+dx)における流路断面積Sαは、
α=Amα×Hα
={Am+dx・2tan(θ/2)}×{H−dx・tanθ} …(B)
で表せる。
ここで、流路断面積S1が、軸方向下流側に向かうにつれて減少するためには、
(dS/dx)<0 …(C)
が必要となる。dS=Sα−Sであるから、式(A)(B)を用いて式(C)を変形すると、
(dS/dx)=lim(x→0){(Sα−S)/dx}
=−Am・tanθ+H・2tan(θ/2)<0 …(D)
となる。式(D)をさらに整理して
2・tan(θ/2)<(Am/H)・tanθ …(E)
ここで、θ及びθは十分小さくtan(θ/2)≒(θ/2)、tanθ≒θと近似できるとみて、式(E)より、
θ<θ×(Am/H) …(F)
となり、0°<θ1<90°、0°<θ2<90°とすれば、上述の関係式
|θ|<|θ|×(Am/H) …(G)
が導出される。
なお、ここでは、図7に示す形状を有する出口セクション62を前提として上述の関係式(G)を導いたが、図8に示す形状を有する場合であっても、同様に上記関係式(G)を算出することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、出口セクション62の外側壁64は、尾筒50(燃焼筒36)の出口開口56に向って入口セクション58の中心線Oから離れるように、該中心線Oに対して斜めに延在している。
すなわち、図4に示すように、入口セクション58の中心線Oと、出口セクション62の外側壁64とのなす角度φ(ただし、角度φの中心は、出口開口56よりも軸方向において上流側に位置する。)がゼロよりも大きく、90度よりも小さい。
この場合、尾筒50(燃焼筒36)の入口セクション58の中心線Oのガスタービン1の軸方向に対する傾斜角を大きく設定して燃焼筒36を軸方向においてコンパクト化しながら、尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62の外側壁64と1段静翼23の外側シュラウド92とを滑らかに繋いで、圧力損失を抑制することができる。
幾つかの実施形態では、図4に示すように、出口セクション62の外側壁64に繋がる中間セクション60の第1壁部分72は、燃焼筒36の長手方向に沿った断面(即ち、図4に示す断面)において湾曲する第1湾曲凸部76及び湾曲凹部78を含む。また、出口セクション62の内側壁66に繋がる中間セクション60の第2壁部分74は、燃焼筒36の長手方向に沿った断面において湾曲する第2湾曲凸部80を含む。
第1湾曲凸部76は、燃焼筒36の長手方向に沿った断面において、尾筒50(燃焼筒36)の内部空間側に曲率中心を有し、曲率半径はRout1である。
湾曲凹部78は、燃焼筒36の長手方向に沿った断面において、第1湾曲凸部76の下流側に位置する。また、湾曲凹部78は、第1壁部分72を挟んで尾筒50(燃焼筒36)の内部空間とは反対側に曲率中心を有すし、曲率半径はRin1である。
第2湾曲凸部80は、燃焼筒36の長手方向に沿った断面において、尾筒50(燃焼筒36)の内部空間側に曲率中心を有し、曲率半径はRout2である。
そして、第1湾曲凸部76の曲率半径Rout1、湾曲凹部78の曲率半径Rin1、及び第2湾曲凸部80の曲率半径の曲率半径Rout2は、Rout1<Rin1<Rout2を満たす。
上述したように、曲率半径Rout1、Rin1及びRout2のうちRout1を最小とすることで、入口セクション58の円筒形状から出口セクション62の環状扇形に向けて、燃焼筒36の断面形状を急激に変化させ、中間セクション60の長さを短縮することができる。また、上述したように、Rout1<Rin1に設定することで、中間セクション60の第1壁部分72の湾曲凹部78の曲率が比較的小さくなり、出口セクション62の外側壁64の傾斜角θを増加させることができ、出口セクション62における流れの剥離を抑制できる。さらに、上述の3種の曲率半径のうちRout2を最大に設定することで、中間セクション60の第2壁部分74の形状変化を緩やかとし、圧力損失を抑制できる。
幾つかの実施形態では、ガスタービン1の軸方向断面(即ち、図4に示す断面)において、尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62の外側壁64と、1段静翼23の外側シュラウド92とがなす角度は7度以下である。
すなわち、上述の軸方向断面において、軸方向の直線と、1段静翼23の外側シュラウド92とのなす角度をψ[deg]とし、軸方向の直線と、出口セクション62の外側壁64とのなす角度をψ[deg]としたとき(図4参照)、|ψ−ψ|<7である。
上述のように、軸方向断面において、尾筒50(燃焼筒36)の出口セクション62の外側壁64と、1段静翼23の外側シュラウド92とがなす角度を7度以下とすることで、タービン6の入口部における燃焼ガス通路を形成する1段静翼23の外側シュラウド92と、該外側壁64とが滑らかに接続されやすい。よって、燃焼筒36とタービン6との接続部における流れの剥離を抑制して、ガスタービン1における圧力損失をより効果的に低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1 ガスタービン
2 圧縮機
4 燃焼器
6 タービン
8 ロータ
10 圧縮機車室
12 空気取入口
16 静翼
18 動翼
20 ケーシング
22 タービン車室
24 静翼
26 動翼
28 燃焼ガス通路
30 排気室
32 燃焼器車室
36 燃焼筒
38 第1燃焼バーナ
40 第2燃焼バーナ
41 車室入口
42 燃料ポート
44 燃料ポート
48 内筒
50 尾筒
52 出口部
54 入口開口
56 出口開口
58 入口セクション
60 中間セクション
62 出口セクション
62a 上流端
62b 下流端
64 外側壁
66 内側壁
68A 第1側壁
68B 第2側壁
70 角部
72 第1壁部分
74 第2壁部分
76 第1湾曲凸部
78 湾曲凹部
80 第2湾曲凸部
90 内側シュラウド
92 外側シュラウド
94 翼型部
Am 平均周長
H 高さ
O 中心線
Rin1 曲率半径
Rm 平均径
Rout1 曲率半径
Rout2 曲率半径
θ1 傾斜角
θ2 傾斜角
φ 角度

Claims (13)

  1. 断面が円環扇形の出口セクションを備えるガスタービンの燃焼筒であって、
    前記出口セクションは、前記燃焼筒の下流端部において前記燃焼筒の出口開口が形成された下流端を有し、
    前記出口セクションは、
    前記円環扇形の外周側境界を形成する外側壁と、
    前記円環扇形の内周側境界を形成する内側壁と、
    前記円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成する一対の側壁と、
    を含み、
    前記外側壁は、前記燃焼筒の出口開口に向って前記円環扇形の高さが減少するように、前記内側壁に対して斜めに延在しており、
    前記一対の側壁のうち第1側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記円環扇形の周長が増加するように、前記一対の側壁のうち第2側壁に対して斜めに延在しており、
    前記第1側壁の前記第2側壁に対する傾斜角θ[deg]は、0<θ≦56を満たす
    ガスタービンの燃焼筒。
  2. 前記内側壁に対する前記外側壁の傾斜角θ[deg]は、11≦θ≦25を満たす
    請求項1に記載のガスタービンの燃焼筒。
  3. 前記傾斜角θが、12≦θ≦56を満たす
    請求項1又は2に記載のガスタービンの燃焼筒。
  4. 前記傾斜角θが、0<θ≦40を満たす
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のガスタービンの燃焼筒。
  5. 前記傾斜角θが、0<θ≦30を満たす
    請求項4に記載のガスタービンの燃焼筒。
  6. 断面が円環扇形の出口セクションを備えるガスタービンの燃焼筒であって、
    前記出口セクションは、前記燃焼筒の下流端部において前記燃焼筒の出口開口が形成された下流端を有し、
    前記出口セクションは、
    前記円環扇形の外周側境界を形成する外側壁と、
    前記円環扇形の内周側境界を形成する内側壁と、
    前記円環扇形の周方向における両側の境界をそれぞれ形成する一対の側壁と、
    を含み、
    前記外側壁は、前記燃焼筒の出口開口に向って前記円環扇形の高さが減少するように、前記内側壁に対して斜めに延在しており、
    前記一対の側壁のうち第1側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記円環扇形の周長が増加するように、前記一対の側壁のうち第2側壁に対して斜めに延在しており、
    前記第1側壁の前記第2側壁に対する傾斜角をθ[deg]とし、前記内側壁に対する前記外側壁の傾斜角をθ[deg]とし、前記出口セクションの下流端における前記円環扇形の高さをHとし、前記外側壁および前記内側壁の平均周長をAmとしたとき、
    |θ|<|θ|×(Am/H
    を満たす
    ガスタービンの燃焼筒。
  7. 円形断面を有し、前記燃焼筒の入口開口を形成する入口セクションと、
    前記入口セクションと前記出口セクションとの間に位置し、前記燃焼筒の長手方向に沿って、前記入口セクションの前記円形断面から前記出口セクションの前記円環扇形の前記断面へと断面形状が変化する中間セクションと、
    を備える請求項1乃至6の何れか一項に記載のガスタービンの燃焼筒。
  8. 前記出口セクションの前記外側壁は、前記燃焼筒の前記出口開口に向って前記入口セクションの中心線から離れるように、前記中心線に対して斜めに延在している
    請求項7に記載のガスタービンの燃焼筒。
  9. 前記中間セクションは、
    前記出口セクションの前記外側壁に繋がる第1壁部分と、
    前記出口セクションの前記内側壁に繋がる第2壁部分と、
    を含み、
    前記中間セクションの前記第1壁部分は、前記燃焼筒の長手方向に沿った断面において、
    前記燃焼筒の内部空間側に曲率中心を有する、曲率半径がRout1の第1湾曲凸部と、
    前記第1湾曲凸部の下流側に位置し、前記第1壁部分を挟んで前記燃焼筒の内部空間とは反対側に曲率中心を有する、曲率半径がRin1の湾曲凹部と、
    を含み、
    前記中間セクションの前記第2壁部分は、前記燃焼筒の長手方向に沿った断面において、前記燃焼筒の内部空間側に曲率中心を有する、曲率半径がRout2の第2湾曲凸部を含み、
    out1<Rin1<Rout2
    を満たす
    請求項7又は8に記載のガスタービンの燃焼筒。
  10. 前記出口セクションは、前記中間セクションに溶接で接合された
    ことを特徴とする請求項乃至9の何れか一項に記載のガスタービンの燃焼筒。
  11. 前記出口セクションは鋳造部品である
    請求項10に記載のガスタービンの燃焼筒。
  12. 燃料を燃焼させるためのバーナと、
    前記バーナでの燃料の燃焼により生じる燃焼ガスの通路を形成する請求項1乃至11の何れか一項に記載の燃焼筒と、
    を備えることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  13. 請求項12に記載の燃焼器と、
    前記燃焼器の前記燃焼筒の下流側に設けられる1段静翼と、を備えるガスタービンであって、
    前記ガスタービンの軸方向断面において、前記燃焼筒の前記出口セクションの前記外側壁と、前記1段静翼の外側シュラウドとがなす角度は7度以下である
    ガスタービン。
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